JP2006142018A - ディスプレイスタンド - Google Patents

Abstract

【課題】ディスプレイスタンドを提供する。
【解決手段】ディスプレイ要素（１２）に結合可能な取り付け要素（２０）と、第１の支持部材（３２）であって、取り付け要素（２０）に結合されることによって、第１の支持部材（３２）に対するディスプレイ要素（１２）の角移動が可能になる第１の支持部材（３２）と、第２の支持部材（３０）であって、第１の支持部材（３２）に回転可能に結合されることによって、第２の支持部材（３０）に対するディスプレイ要素（１２）の上昇移動が可能になる第２の支持部材（３０）とを備えることを特徴とするディスプレイスタンド（１０）を提供する。
【選択図】図１

Description

本発明は、ディスプレイスタンドに関する。

フラットパネルディスプレイ又はブラウン管（ＣＲＴ）等のコンピュータディスプレイを支持するためのコンピュータディスプレイスタンドは、一般的に、コンピュータディスプレイが設置されるプラットフォームを含む。

しかしながら、現在のコンピュータディスプレイスタンドは、一般的に、特定のユーザ及び／又は特定のワークステーション用途には対応しない。例えば、望まれる人間工学的ワークステーション設定は、通常ユーザによって異なる。

本発明の一実施形態によれば、ディスプレイスタンドは、ディスプレイ要素に結合可能な取り付け要素と、第１の支持部材であって、取り付け要素に結合されることによって第１の支持部材に対するディスプレイ要素の角移動が可能になる第１の支持部材とを備える。このディスプレイスタンドは、第２の支持部材であって、第１の支持部材に回転可能に結合されることによって第２の支持部材に対するディスプレイ要素の上昇移動が可能になる第２の支持部材をも備える。

本発明の別の実施形態によれば、ディスプレイスタンドは、ディスプレイ要素に結合可能な取り付け要素と、取り付け要素を第１の支持部材に回転可能に結合するようになっている第１のヒンジ組立体とを備える。このコンピュータディスプレイスタンドは、第１の支持部材を第２の支持部材に回転可能に結合するようになっている第２のヒンジ組立体をも備える。

本発明のさらに別の実施形態によれば、ディスプレイスタンドは、ディスプレイ要素を枢支するようになっている第１の支持部材と、少なくとも一部が第１の支持部材から離間して配置されて、第１の支持部材との間にポータブルコンピュータの少なくとも一部を受け入れる第２の支持部材とを備える。第１の支持部材は、第２の支持部材に対して移動可能であることにより、第２の支持部材に対するディスプレイ要素の上昇移動が容易になる。

次に、本発明及び本発明の利点をより完全に理解するために、添付図面と共に以下の説明を行う。

本発明の好ましい実施形態及び本発明の利点は、図面の図１〜図３を参照することにより最もよく理解される。それぞれの図面の同じ部分及び対応する部分には、同じ符号が用いられる。

図１は、本発明によるディスプレイスタンド１０の一実施形態を示す図である。図１に示す実施形態では、ディスプレイスタンド１０は、ディスプレイ要素１２に種々の人間工学的位置を与えるように適応されている。図１に示す実施形態では、ディスプレイ要素１２は、フラットパネルディスプレイモニタ又はスクリーン１４（たとえば、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）型装置）から成る。しかしながら、他のタイプの画像表示装置がディスプレイ要素１２として用いられてもよいことが理解されるべきである。図１に示す実施形態では、ディスプレイスタンド１０は、ラップトップコンピュータ又はノートブックコンピュータ等の、これらに限定されないがそのようなポータブルコンピュータ装置１８をドッキングするためのドッキングステーション１６をも備える。しかしながら、ディスプレイスタンド１０は、ドッキングステーション１６を有さない構成であってもよいことが理解されるべきである。

図２は、本発明の一実施形態による、図１に示すディスプレイスタンド１０の側面図である。図２に示す実施形態では、ディスプレイスタンド１０は、ディスプレイ要素１２に結合可能な取り付け要素２０を備える。ディスプレイ要素１２は、種々の異なるタイプの装置、機構、又は方法を用いて、取り付け要素２０に結合される。例えば、本発明のいくつかの実施形態では、ディスプレイ要素１２は、取り付け要素２０に対するディスプレイ要素１２の簡便で解除可能な係合が容易にされるように、取り付け要素２０に結合される。しかしながら、本発明の他の実施形態では、締結具又は他のタイプの装着装置に拠るなどして、より常設的な構成でディスプレイ要素１２が取り付け要素２０に結合される。

図２に示す実施形態では、ディスプレイスタンド１０は、ベース支持部材３０及び高架支持部材３２を備える。取り付け要素２０は、筒型ヒンジ組立体４０を介して高架支持部材３２に枢動可能すなわち回転可能に結合されて、このことによって、概して３６で示す方向で、高架支持部材３２に対するディスプレイ要素１２の枢動すなわち回転移動が可能になり、高架支持部材３２は、筒型ヒンジ組立体４２を介してベース支持部材３０に枢動可能すなわち回転可能に結合されて、このことによって、概して３８で示す方向で、ベース支持部材３０に対する高架支持部材３２の枢動すなわち回転移動が可能になる。しかしながら、他のタイプの装置又は機構を用いて、高架支持部材３２に対する取り付け要素２０の枢動すなわち回転移動と、ベース支持部材３０に対する高架支持部材３２の枢動すなわち回転移動とが提供されてもよい。

図２に示す実施形態では、ベース支持部材３０は、支持面５１（例えば、デスクトップ又はワークステーションの表面）上に配置される水平支持部５０と、水平支持部５０に対して垂直に（垂直又はほぼ垂直に）配置される垂直支持部５２とを有するＬ字形の支持部材３０である。したがって、図２に示す実施形態では、高架支持部材３２は、ヒンジ組立体４２を介してベース支持部材３０の垂直支持部５２に枢動可能すなわち回転可能に結合される。しかしながら、他の幾何学的構成のベース支持部材３０が用られてもよいことが理解されるべきである。図２に示す実施形態のディスプレイスタンド１０では、高架支持部材３２とベース支持部材３０の少なくとも一部（例えば、水平支持部５０）とが互いに離間して配置されている。このため、ポータブルコンピュータ装置１８の少なくとも一部が高架支持部材３２の少なくとも一部とベース支持部材３０の少なくとも一部との間に配置されるように構成されており、このことから、ディスプレイスタンド１０では、ポータブルコンピュータ装置１８をドッキングするのに都合のよい場所が提供される。例えば、図２に示すように、ドッキングステーション１６は、ベース支持部材３０の後部（６０）に沿って配置されて、このことにより、ディスプレイ要素１２の下でのポータブルコンピュータ装置１８のドッキングが容易になる。図２に示す実施形態では、ベース支持部材３０の少なくとも一部（例えば、水平支持部５０）は、ポータブルコンピュータ装置１８がドッキングステーション１６にドッキングされている間は、ポータブルコンピュータ装置１８を支持するように構成される。しかしながら、ポータブルコンピュータ装置１８がベース支持部材３０により支持されないで、ドッキングステーション１６にドッキングされるように、ベース支持部材３０は他の構成にしてもよいことが理解されるべきである。

図３Ａ及び図３Ｂは、本発明の一実施形態によるディスプレイスタンド１０の異なる人間工学的態勢を示した図である。図３Ａ及び図３Ｂに示す実施形態では、ディスプレイ要素１２は、有線通信手段６８を介してドッキングステーション１６に通信可能に結合される。しかしながら、ドッキングステーション１６とディスプレイ要素１２との間の無線通信が可能であるように、ディスプレイスタンド１０が構成され得ることも理解されるべきである。上述のように、取り付け要素２０は、ヒンジ組立体４０を介して高架支持部材３２に枢動可能すなわち回転可能に結合されている。このため、ディスプレイ要素１２は、概して７０で示される方向で軸７２の周りを、高架支持部材３２に対して回転することができる。このことにより、ユーザに対して種々の異なる視角でディスプレイ要素１２を位置決めすることができる。さらに、図３Ｂを参照すると、高架支持部材３２は、ヒンジ組立体４２を介してベース支持部材３０に枢動可能すなわち回転可能に結合されている。このため、高架支持部材３２の、概して８０で示される方向での軸８２の周りのベース支持部材３０に対する回転移動が容易になる。このことにより、ディスプレイスタンド１０のユーザ及び／又はベース支持部材３０に対するディスプレイ要素１２の昇降移動又は位置決めが可能になる。図１〜図３に示す実施形態では、ディスプレイ要素１２の角移動及び昇降移動は、ベース支持部材３０と高架支持部材３２との間の、及び高架支持部材３２と取り付け要素２０との間の回転関係及び／又は回転継手により可能となる。しかしながら、ディスプレイ要素１２の角移動及び／又は昇降移動は、他の手段（例えば、球状ボールジョイント継手、伸縮式要素、及び／又は積層可能若しくは結合可能な要素）によって行われてもよいことが理解されるべきである。例えば、図１〜図３に示す実施形態では、ベース支持部材３０は、高架支持部材３２が回転可能に結合されるＬ字形構成を有して示されている。しかしながら、本発明の他の実施形態では、ベース支持部材３０は、他の構成（例えば、ヒンジ組立体４２を省くように、Ｕ字形の構成且つ／又は高架支持部材３２がその一体部品として形成された構成）を有するように形成されてもよい。本発明のこのような実施形態では、例えば、伸縮式構成を有するように垂直支持部５２を構成すること、垂直支持部５２の或る場所に積層可能又は結合可能な要素があるように垂直支持部５２を構成すること、且つ／又は垂直支持部５２をそれ以外の構成にすることにより、ディスプレイ要素１２を昇降移動させることができる。したがって、ディスプレイ要素１２を昇降移動させるために、種々の異なる構成が設けられることが理解されるべきである。

したがって、本発明の実施形態では、ディスプレイスタンド１０のユーザに対するディスプレイ要素１２の種々の人間工学的位置が可能になり、種々のタイプのワークステーション及び／又はユーザの用途に対応することが可能になる。例えば、本発明の実施形態によって、ユーザに対するディスプレイ要素１２の種々の異なる視角の提供と、ユーザに対するディスプレイ要素１２の昇降調節とが可能になる。さらに、本発明のいくつかの実施形態では、ドッキングステーション１６への簡便なアクセスが可能になる。例えば、本発明のいくつかの実施形態では、ポータブルコンピュータ装置１８をドッキング又はアンドッキングするためのドッキングステーション１６への簡便なアクセスは、ベース支持部材３０及び／又はドッキングステーション１６よりも上方へ離れてディスプレイ要素１２及び／又は高架支持部材３２の昇降調節が可能であることにより行われる。

本発明によるコンピュータディスプレイスタンドの一実施形態を示す図である。 図１に示す実施形態のコンピュータディスプレイスタンドの側面図である。 図１及び図２に示すコンピュータディスプレイスタンドの実施形態の２つの異なる姿勢の一方を示す図である。 図１及び図２に示す実施形態のコンピュータディスプレイスタンドの２つの異なる姿勢の一方を示す図である。

符号の説明

１０ ディスプレイスタンド
１２ ディスプレイ要素
３０ 第１の支持部材
３２ 第２の支持部材

Claims (10)

1. ディスプレイ要素に結合可能な取り付け要素と、
   第１の支持部材であって、前記取り付け要素に結合されることによって、前記第１の支持部材に対する前記ディスプレイ要素の角移動が可能になる第１の支持部材と、
   第２の支持部材であって、前記第１の支持部材に回転可能に結合されることによって、前記第２の支持部材に対する前記ディスプレイ要素の上昇移動が可能になる第２の支持部材とを備えることを特徴とするディスプレイスタンド。
2. 前記取り付け要素は、前記第１の支持部材に回転可能に結合されることを特徴とする請求項１に記載のディスプレイスタンド。
3. 前記第２の支持部材は、Ｌ字形の支持部材であることを特徴とする請求項１に記載のディスプレイスタンド。
4. ドッキングステーションをさらに備えることを特徴とする請求項１に記載のディスプレイスタンド。
5. 前記第２の支持部材は、前記第２の支持部材の少なくとも一部と前記第１の支持部材の少なくとも一部との間に配置されるポータブルコンピュータの少なくとも一部を支持するように構成されていることを特徴とする請求項１に記載のディスプレイスタンド。
6. ディスプレイ要素を枢支するように構成されている第１の支持部材と、
   第２の支持部材であって、前記第１の支持部材と前記第２の支持部材との間にポータブルコンピュータの少なくとも一部を受け入れるために、前記第２の支持部材の少なくとも一部が前記第１の支持部材から離間して配置される第２の支持部材とを備え、
   前記第１の支持部材が前記第２の支持部材に対して移動可能であることにより、前記第２の支持部材に対する前記ディスプレイ要素の上昇移動が容易になることを特徴とするディスプレイスタンド。
7. ドッキングステーションをさらに備えることを特徴とする請求項６に記載のディスプレイスタンド。
8. 前記第１の支持部材は、前記第２の支持部材に回転可能に結合されることを特徴とする請求項６に記載のディスプレイスタンド。
9. 前記第２の支持部材は、Ｌ字形の支持部材であることを特徴とする請求項６に記載のディスプレイスタンド。
10. 前記第１の支持部材及び前記第２の支持部材は、前記ポータブルコンピュータに対する前記ディスプレイ要素の上昇移動を可能にするように構成されていることを特徴とする請求項６に記載のディスプレイスタンド。

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