JP2006243270A - 画像表示装置の取付装置及びこれを備えた床頭台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薄型の画像表示装置を所定の取付対象体に取り付けるに際し、煩わしい操作を必要とすることなく、容易に奥行き位置を調節できるようにする。
【解決手段】 基台部の上面から所定量離間した天井部と、該天井部と基台部の後部どうしを連結する連結部とを備えた床頭台の天井部に薄型テレビDを支持させるテレビ取付装置において、薄型テレビDを表示画面Dfが略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に上方から保持する保持具20と、床頭台の天井部下面に沿って配設され、保持具の天井部下面に沿った移動動作を案内するスライドレール10と、保持具の上端をスライドレールに吊り下げ状態で係合させる係合具30とを備え、スライドレールは、天井部下面の内側部分に設定された所定形状の指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側に配設されていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、例えば液晶タイプのテレビ受像機などの薄型の画像表示装置を例えば床頭台などの取付対象体に取り付けるための取付装置、及びかかる取付装置を備えた床頭台に関する。
周知のように、例えば入院施設を備えた病院等においは、入院患者のベッド近くに配置される床頭台に、患者の退屈を紛らわせる等のためにテレビ受像機(以下、適宜、単に「テレビ」と略称する)が配設される場合が多々ある。
近年では、テレビの薄型化に伴って、床頭台の天井部からテレビを吊り下げ支持するようにした配置構造が幅広く採用されつつある。かかる配置構造によれば、床頭台の基台部の上側に小物を飾ったり、或いは荷物等を保管するなど、基台部上方空間の有効利用を図ることが可能になる。
例えば特許文献1には、床頭台の天井部から吊り下げ支持した薄型テレビを奥行き位置調節可能にすべく、天井部にスライド機構を設けてテレビを前後方向および左右方向にスライド可能に支持するようにした構成が開示されている。
特許第2914568号公報
ところが、単にスライド機構を設けて薄型テレビを前後方向および左右方向へスライド可能としたのでは、基台部上に載置されテレビの移動軌跡の内側にある荷物等との干渉が生じる。例えば、左右方向における略中央位置にある薄型テレビをそのまま後方へスライドさせると、基台部上の荷物等とぶつかることになる。
このように移動軌跡の内側にある物体との干渉を回避しつつ、薄型テレビの奥行き位置を調節するためには、或いは基台部上の荷物を取る出す際には、まず、薄型テレビを左右方向における端部に移動させ、表示画面が左右方向を向くように回動させた上で後方へ移動させる必要がある。
つまり、従来では、このような煩わしい操作が必要であり、特に、テレビ付き床頭台を利用する患者にとってはかなりの負担になるといった問題があった。
尚、近年では、例えばパーソナルコンピュータのブロードバンド受信機能などを利用して、インターネットで配信される画像をディスプレイ画面で鑑賞することも幅広く普及して来ており、テレビ受像機のみに限定することなく、かかるインターネット配信の画像などを視認可能な薄型の画像表示装置が床頭台に取り付けられる場合もあり得る。
この発明は、前記技術的課題に鑑みてなされたもので、薄型の画像表示装置を所定の取付対象体に取り付けるに際し、煩わしい操作を特に必要とすることなく、移動軌跡の内側にある物体との干渉を確実に回避しつつ移動させることができる画像表示装置の取付装置、及びかかる取付装置を備えた床頭台を提供することを、基本的な目的とする。
このため、本願発明に係る画像表示装置の取付装置は、所定の取付対象体に薄型の画像表示装置を取り付けるための取付装置であって、画像表示装置を表示画面が略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に保持する保持具と、取付対象物の取付面に沿って配設され、前記保持具の前記取付面に沿った移動動作を案内するレール部材と、前記保持具の上下方向の一端を前記レール部材に係合させる係合手段と、を備え、前記レール部材は、前記取付面の内側部分に設定された所定形状の指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側に配設されている、ことを特徴としたものである。
この構成では、画像表示装置は、保持具がレール部材で案内されながら移動することによって、略鉛直姿勢に保持された状態で、前記指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側を移動する。
この場合において、前記保持具は画像表示装置を上方から保持するものとし、前記係合手段は保持具の上端をレール部材に吊り下げ状態で係合させるように構成することができる。
この構成では、画像表示装置は、取付対象物の取付面に沿って吊り下げ状態でレール部材により案内されながら移動する。
或いは、前記保持具は画像表示装置を下方から保持するものとし、前記係合手段は保持具の下端をレール部材に立ち上げ状態で係合させるように構成することもできる。
この構成では、画像表示装置は、取付対象物の取付面に沿って立ち上げ状態でレール部材により案内されながら移動する。
また、前記指定領域の外縁は、平面視で、それぞれ一部が開口した略矩形状、略円形状および略長円状の何れかに形状設定されていることが好ましい。
この構成では、画像表示装置は、保持具がレール部材で案内されながら移動することによって、略鉛直姿勢に保持された状態で、それぞれ一部が開口した略矩形状、略円形状および略長円状の何れかの平面形状を有する指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側を移動する。
以上の場合において、前記レール部材を前記取付面と平行な面内で回動させる第1回動機構が設けられていることが好ましい。
この構成により、レール部材を介して画像表示装置を水平面内で回動させることができ、表示画面の左右方向の角度調節が可能になり、画像表示装置を使用する際の利便性が向上する。
また、以上の場合において、画像表示装置を前記保持具の上下方向の中心線回りに回動させる第2回動機構が設けられていることがより好ましい。
この構成により、画像表示装置を保持具の上下方向の中心線回りに回動させて、表示画面の左右方向の角度調節を行うことができ、画像表示装置を使用する際の利便性がより向上する。
また更に、以上の場合において、画像表示装置は、表示画面を起伏方向に角度調節するチルト機構を介して、前記保持具に保持させることが更に好ましい。
この構成により、容易かつ正確に表示画面を起伏方向に角度調節することができるようになり、画像表示装置を使用する際の利便性が更に向上する。
また、本願発明に係る床頭台は、基台部と、該基台部の上面から所定量離間した天井部と、該天井部と基台部の後部どうしを連結する連結部とを備え、前記天井部に薄型の画像表示装置を支持させるようにした床頭台であって、画像表示装置を表示画面が略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に上方から保持する保持具と、天井部の下面に沿って配設され、前記保持具の前記天井部下面に沿った移動動作を案内するレール部材と、前記保持具の上端をレール部材に吊り下げ状態で係合させる係合手段とを備え、前記レール部材は、前記取付面の内側部分に設定された所定形状の指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側に配設されている、取付装置を前記天井部の下面側に備えたことを特徴としたものである。
この構成では、画像表示装置は、保持具がレール部材で案内されながら移動することによって、略鉛直姿勢に保持された状態で、前記指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側を移動し、特に、前記天井部の下面に沿って吊り下げ状態で移動する。
更に、本願発明に係る他の床頭台は、基台部の上側に薄型の画像表示装置を支持させるようにした床頭台であって、画像表示装置を表示画面が略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に下方から保持する保持具と、基台部の上面に沿って配設され、前記保持具の前記基台部上面に沿った移動動作を案内するレール部材と、前記保持具の下端をレール部材に立ち上げ状態で係合させる係合手段とを備え、前記レール部材は、前記基台部上面の内側部分に設定された所定形状の指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側に配設されている、取付装置を前記基台部の上面側に備えたことを特徴としたものである。
この構成では、画像表示装置は、保持具がレール部材で案内されながら移動することによって、略鉛直姿勢に保持された状態で、前記指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側を移動し、特に、前記基台部の上面に沿って立ち上げ状態で移動する。
本願発明に係る画像表示装置の取付装置によれば、画像表示装置は保持具によって表示画面が略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に保持され、係合手段を介して保持具の移動動作を案内するレール部材は、前記取付面の内側部分に設定された所定形状の指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側に配設されている。
従って、前記係合手段および保持具を介し、画像表示装置を前記レール部材で案内させながら移動させるだけで、従来のような煩わしい操作を要することなく、指定領域内にはみ出すことなく移動させることができる。この結果、画像表示装置を前記レール部材で案内させながら移動させるだけの簡単な操作で、指定領域内に物体があっても、これとの干渉を招くことなく画像表示装置を移動させることができる。
また、本願発明に係る床頭台によれば、画像表示装置は保持具によって表示画面が略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に吊り下げ状態で上方から支持され、係合手段を介して保持具の移動動作を案内するレール部材は、天井部下面の内側部分に設定された所定形状の指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側に配設されている。
従って、前記係合手段および保持具を介し、画像表示装置を前記レール部材で案内させながら移動させるだけで、従来のような煩わしい操作を要することなく、指定領域内にはみ出すことなく移動させることができる。この結果、画像表示装置を前記レール部材で案内させながら移動させるだけの簡単な操作で、指定領域内に物体があっても、これとの干渉を招くことなく画像表示装置を移動させることができる。すなわち、前記指定領域に対応する基台部上面に荷物等が載置されていても、これとの干渉を招くことなく、簡単な操作で、テレビの奥行き位置を調節でき、また、指定領域に対応する基台部上面の荷物等を取り出すことができる。
また、本願発明に係る他の床頭台によれば、画像表示装置は保持具によって表示画面が略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に立ち上げ状態で下方から支持され、係合手段を介して保持具の移動動作を案内するレール部材は、基台部上面の内側部分に設定された所定形状の指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側に配設されている。
従って、前記係合手段および保持具を介し、画像表示装置を前記レール部材で案内させながら移動させるだけで、従来のような煩わしい操作を要することなく、指定領域内にはみ出すことなく移動させることができる。この結果、画像表示装置を前記レール部材で案内させながら移動させるだけの簡単な操作で、指定領域内に物体があっても、これとの干渉を招くことなく画像表示装置を移動させることができる。すなわち、前記基台部上面の指定領域内に荷物等が載置されていても、これとの干渉を招くことなく、簡単な操作で、テレビの奥行き位置を調節でき、また、基台部上面の指定領域内の荷物等を取り出すことができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る床頭台の概略構成を示す全体斜視図である。この図に示されるように、前記床頭台1は、開き戸3及び引き出し4を備えた基台部2と、該基台部2の上面2fから所定量だけ離間した高さ位置に設定された天井部6と、該天井部6と基台部2の後端部どうしを連結する後端壁部8とを備えており、該後端壁部8の前方で基台部2の上面2fと天井部6との間に、左右および前方に開口した空間部9が形成されている。そして、前記天井部6に、以下に詳しく述べる取付装置を介して、例えば液晶タイプの薄型の画像表示装置D(本実施形態ではテレビ受像機:以下、薄型テレビと略称する)が取り付けられる。
取付対象体としての前記床頭台1の天井部6に薄型テレビDを取り付ける前記テレビ取付装置は、後述するように薄型テレビDを保持する保持具20と、該保持具20の移動動作を案内する(具体的には、摺動可能に案内する)レール部材としてのスライドレール10と、後述するように保持具20の上端をスライドレール10に係合させる係合具30とを主要部として構成されている。
まず、前記テレビ取付装置のスライドレール10について説明する。
図2は前記スライドレール10の斜視図、また、図3はスライドレール10を天井部6の下面側に取り付ける取付構造を示す部分断面説明図である。
図2に示すように、前記スライドレール10は、例えば円形断面を有する所定直径の鋼棒等の金属製棒材を折曲成形して得られたもので、左右一対の平行な第1レール部11と、これら第1レール部11の前端どうしを繋ぐように延びた第2レール部12とで、平面視で一側が開口した略矩形状(つまり略U字状)に形成されている。第1レール11と第2レール部12との間の折り曲げられた角部は、滑らかに方向が変わるように、十分に大きい曲率半径を有している。尚、スライドレール10の各第1レール部11の端末側には、後述する係合具30の抜け止め用に円板状のストッパディスク13がそれぞれ固定されている。
前記スライドレール10は、懸下ブラケット15を介して床頭台2の天井部6に吊り下げ支持される。
この懸下ブラケット15は、例えば鋼板等の十分な強度および剛性を有する金属製の板材で形成され、平面視における略中央部に矩形平板状のセンタ部16を有し、左右両端部には前後一対の脚部17が延設されている。これら脚部17は、スライドレール10の第1レール部11よりも外方位置まで張り出した上で下方に伸長し、スライドレール10の外側部に対応する位置で内側に折り返すように形成されている。そして、この折り返し部17bをスライドレール10の第1レール部11の外側面に、例えば溶接等の公知の方法で接合することにより、懸下ブラケット15の下方に略U字状のスライドレール10が一体的に固定されている。
懸下ブラケット15のセンタ部16には、円柱状の支柱18が立設されており、図3に示すように、該支柱18の外径は、床頭台1の天井部6に形成された貫通穴6hに挿通できるように設定されている。
前記支柱18の上端部には雄ネジ部18mが螺設されており、支柱18を天井部6の下方から貫通穴6hに挿通させ、前記雄ネジ部18mと螺合するナット部材19を締結することにより、懸下ブラケット15が天井部6に支持される。つまり、スライドレール10が、懸下ブラケット15を介して、天井部6に沿って該天井部6に吊り下げ支持される。
尚、このように、支柱18の上端部には雄ネジ部18mを設けてナット部材19を締め付ける代わりに、懸下ブラケット15のセンタ部16に雌ネジ部を設ける一方、ボルト状部材の軸部を支柱してその下端側に雄ネジ部を設け、この雄ネジ部を前記雌ネジ部に締め込むように構成することもできる。何れの場合にも、ネジ締結部には、公知の適当な緩み止め手段を適用することが好ましい。
このように、懸下ブラケット15の支柱18を天井部6の貫通穴6hに挿通させてナット部材19を支柱18の上端部分に螺合させることで、懸下ブラケットを介して左右のスライドレール10が天井部6の下方に吊り下げ支持されているので、天井部6の上面側からナット部材19を回動操作して支柱18を回動せしめることにより、支柱18の長手軸を中心として懸下ブラケット15及びスライドレール10を水平面内で回動させ、テレビDの左右方向における向きを変えることができる。
すなわち、このような回動機構を介して、スライドレール10を床頭台1の天井部6に取り付けたことにより、テレビDの左右方向における向きを比較的簡単に変えることができ、テレビ取り扱い時の利便性を高めることができる。
尚、より好ましくは、前記支柱18と貫通穴6hの間に、例えばゴム等の弾性に富む材料で形成された円筒状の弾性ブッシュ7が介装されている。これにより、支柱18が(従って、懸下ブラケット15及びスライドレール10が)貫通穴6hの内部で不用意に回動することが防止される。また、支柱18を回動操作してテレビDの左右方向の向きを変える際に、前記弾性ブッシュ7の弾性力により適度な操作感が得られるようにすることができる。
次に、テレビ取付装置の保持具20及び係合具30の構成について説明する。
図4はスライドレール10による薄型テレビDの吊り下げ支持状態を示す説明図、図5は前記保持具の要部を示す斜視図、また、図6は図4のY6−Y6矢印方向からの矢視図である。
図4から良く分かるように、前記テレビ取付装置は、薄型テレビDを表示画面Dfが略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に保持するために、鉛直方向に延びる保持ロッド21を有する保持具20を備えている。
この保持具20は、図5にも詳しく示すように、保持ロッド21の下端側を支持する例えば略直方体状の本体ブロック22と、薄型テレビDの背面を固定支持する板状の取付金具24(VESA規格に準拠した所謂VESA金具)とを更に備えている。尚、この取付金具24は、薄型テレビDの背面側を固定するために、複数(本実施形態では例えば4つ)のボルト挿通穴24hを備えている。
前記本体ブロック22の外方向きの側面には、表面から突出した軸支突状部23が一体的に設けられており、この軸支突状部23に前記板状の取付金具24が取り付けられている。該取付金具24は一対の脚部25を備える一方、本体ブロック22の軸支突状部23には、保持ロッド21と直交する方向の貫通孔23hが形成されており、この貫通孔23hに嵌合された枢支軸26を介して、取付金具24が回動可能に本体ブロック22に取り付けられている。
前記枢支軸26は、適度な締め代をもって締まり嵌めで前記貫通孔23hに嵌合されており、取付金具24に薄型テレビDが固定支持されている状態で、該薄型テレビDの重量に基づくモーメント荷重が取付金具24に作用しても、不用意に薄型テレビDが起伏方向に回動することはなく、使用者が薄型テレビDをもって傾け操作することにより、その操作力に応じて起伏方向(図4における矢印a1,a2方向)に回動できるようになっている。
つまり、本体ブロック22の軸支突状部23,取付金具24及びその脚部25、並びに枢支軸26で、薄型テレビDを起伏方向に角度調節するチルト機構が構成されている。かかるチルト機構を介して薄型テレビDを保持具20に保持したことにより、テレビDの起伏方向における向きを比較的簡単に変えることができ、テレビ取り扱い時の利便性を高めることができる。
この場合、薄型テレビDは、前記チルト機構,本体ブロック22及び一対のテレビ支持棒21を介して、背面側の略中央部分を起伏方向へ回動可能に保持される。従って、該薄型テレビDを起伏方向へ回動させてチルト方向の角度調節を行う際の回動半径は、当該薄型テレビDの上下方向寸法の略半分で済み、従来、薄型テレビの一端側の取付部を支点にして前後方向へ回動動作させていた場合に比して、回動軌跡が下方へ張り出すことを大幅に抑制できる。
前記本体ブロック22には、保持ロッド21を回動可能に挿通させる上下方向の貫通孔22h(図4参照)が設けられている。一方、保持ロッド21の下端部には、貫通孔22hよりも大径のストッパ部21sが一体形成されている。
そして、このストッパ部21sが本体ブロック22の下端面に当て止められるまで、保持ロッド21を下方から貫通孔22hに挿通させることにより、保持ロッド21の下端側が本体ブロック22に回動可能に組み付けられる。
前記保持ロッド21は、適度な締め代をもって締まり嵌めで本体ブロック22の貫通孔22hに嵌合されており、取付金具24に薄型テレビDが固定支持されている状態で、該薄型テレビDに水平面内の軽微なモーメント荷重が作用しても、不用意に薄型テレビDが回動することはなく、使用者が薄型テレビDをもって回動操作することにより、その操作力に応じて保持ロッド21の軸線回りに、つまり、保持具20の上下方向の中心線回りに(図6における矢印b1,b2方向)に回動できるようになっている。
これにより、薄型テレビDを保持具20の上下方向の中心線回りに回動させて、表示画面Dfの左右方向の角度調節を行うことができ、薄型テレビDを使用する際の利便性がより高いものとなっている。
尚、より好ましくは、保持ロッド21と貫通孔22hの間には、例えばゴム等の弾性に富む材料で形成された円筒状の弾性ブッシュ27が介装されている。これにより、本体ブロック22が(従って、薄型テレビDが)保持ロッド21の軸線回りに不用意に回動することが防止される。また、薄型テレビDを回動操作してテレビDの左右方向の向きを変える際に、前記弾性ブッシュ27の弾性力により適度な操作感が得られるようにすることができる。
前記保持具20の保持ロッド21の上端側は、図4に示されるように、係合具30のブロック体32(本体ブロック)に固定されている。この本体ブロック32は、例えば略直方体状に形成され、前記保持ロッド21の上端側を挿通させる上下方向の貫通孔32hを有している。保持ロッド21の上端側は、この貫通孔32hに挿通させた上で、上下の固定ナット38,39を用いて係合具30の本体ブロック32に締結固定されている。
この本体ブロック32の外方向きの側面には、表面から突出した上下一対の枢支軸33a,33cが一体的に設けられている。これら枢支軸33a,33cは何れも水平方向に伸長しており、係合具30をスライドレール10に取り付けた状態では、上側枢支軸33aはスライドレール10の上方に、下側枢支軸33cはスライドレール10の下方に、それぞれ位置している。また、これら上下の枢支軸33a,33cの途中部には、両者33a,33cを掛け渡すようにして、鉛直方向に伸長する枢支軸33b(鉛直枢支軸)が連結されている。
前記上下の枢支軸33a,33cの先端には、例えばスライドレール10の断面における上下の周縁形状に略沿った転動面を有する回転ローラ34A,34Cが、対応する枢支軸33a,33cの軸線回りにそれぞれ回転自在に取り付けられている。また、鉛直枢支軸33bの略中央には、例えば円柱状の回転ローラ34Bが鉛直枢支軸33bの軸線回りに回転自在に取り付けられている。これら各回転ローラ34A,34B,34Cは、スライドレール10の上端,側部,下端にそれぞれ転動可能に当接している。
そして、これら回転ローラ34A,34B,34Cがスライドレール10に沿って転動することにより、係合具30がスライドレール10に沿って、非常に低摩擦で支障なく移動するようになっている。
このように、薄型テレビDを表示画面Dfが略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に吊り下げ状態で下方から保持する保持具20は、その上端(つまり保持ロッド21の上端)が係合具30を介してスライドレール10に係合させられ、該スライドレール10に案内されることで、床頭台1の天井部6の下面に沿って吊り下げ状態でスムースに移動動作を行う。
すなわち、薄型テレビDは、保持具20によって(つまり、保持ロッド21の下端に配設された保持具本体ブロック22によって)背面側を支持された状態で、保持ロッド21の上端に取り付けられた係合具30の本体ブロック32が回転ローラ34A,34B,34Cを介してスライドレール10に沿って低摩擦で移動することにより、該スライドレール10に沿ってスムースに移動することができる。特に、回転ローラ34A,34Cは、前記スライドレール10を挟んで上下一対に設けられており、スライドレール10の上下を挟んで安定した転動を行い、係合具30の本体ブロック32を安定かつ確実にスライドレール10に沿って移動させることができる。
尚、前記保持具20の保持ロッド21及び本体ブロック22並びに係合具30の本体ブロック32等の主要部品は、十分な強度および剛性を有する例えば金属等の材料を用いて製作されている。
本実施形態では、スライドレール10は、前記天井部6の下面の内側部分に設定された所定形状の指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側に配設されている。
図7は床頭台1の側面説明図である。また、図8はこの床頭台1の天井部6の下面を示す底面図で、図7のY8−Y8矢印方向からの矢視図である。更に、図9は、床頭台1の基台部2の上面2fを示す平面図で、図7のY9−Y9矢印方向からの矢視図である。
これらの図に示すように、スライドレール10を取り付ける天井部6の下面の内側部分には、平面視および底面視で、一部が開口した略矩形状の、つまり、後端壁部8に面した後側が開口した略U字形状の外縁形状を有する指定領域Sc(図8参照)が設定されている。この指定領域Scは、基台部2の上面2fに設定された荷物載置許容領域Sb(つまり、荷物等を載置することが予定されている領域:図9参照)に対応したものである。
そして、スライドレール10は、前記指定領域Scの外縁に沿って、該指定領域Scよりも外側に配設されている。従って、薄型テレビDを移動させる場合、当該テレビDは、保持具20がスライドレール10で案内されながら移動することによって、略鉛直姿勢に保持された状態で、前記指定領域Scの外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域Scよりも外側を移動することになる。尚、指定領域Scの外縁形状によっては、スライドレール10を指定領域Scの外縁の一部のみに沿うように配設しても良い。
前記スライドレール10は、薄型テレビDがチルト方向(図4:a1,a2矢印方向)の傾斜角および保持ロッド21の軸線を中心とする左右方向(図6:b1,b2矢印方向)の振れ角を0(ゼロ)に戻した基本鉛直姿勢において、薄型テレビDの裏面側が天井部6の下面の内方へ張り出す張出量よりも大きい寸法だけ、指定領域Scよりも外側に配設されている。
従って、薄型テレビDを前記基本鉛直姿勢に戻した状態でスライドレール10に沿って移動させても、基台部2の上面2fの荷物載置許容領域Sb内に載置された荷物等と干渉することはない。すなわち、係合具30及び保持具20がスライドレール10の第1レール部11上にある前側位置から第2レール部12の端末側にある奥側位置まで、前記荷物載置許容領域Sb内の荷物等と干渉を招くことなく、簡単な操作で、薄型テレビDの奥行き位置を調節できる。
また、逆に、荷物載置許容領域Sb内に載置された荷物等を取り出す場合にも、薄型テレビDとの干渉を回避しつつ容易に取り出すことができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、薄型テレビDは保持具20によって表示画面Dfが略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に吊り下げ状態で下方から支持され、係合具30を介して保持具20の移動動作を案内するスライドレール10は、天井部6の下面の内側部分に設定された所定形状の指定領域Scの外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域Scよりも外側に配設されている。
従って、前記係合具30および保持具20を介し、薄型テレビDをスライドレール10で案内させながら移動させるだけで、従来のような煩わしい操作を要することなく、指定領域Sc内にはみ出すことなく移動させることができる。
この結果、薄型テレビDをスライドレール10で案内させながら移動させるだけの簡単な操作で、指定領域Scに対応する荷物載置許容領域Sb内に荷物等があっても、これとの干渉を招くことなく薄型テレビDを移動させることができるのである。すなわち、前記指定領域Scに対応する基台部上面2fの荷物載置許容領域Sb内に荷物等が載置されていても、これとの干渉を招くことなく、簡単な操作で、薄型テレビDの奥行き位置を調節でき、また、指定領域Scに対応する基台部上面2fの荷物載置許容領域Sb内の荷物等を取り出すことができる。これにより、床頭台1の基台部2と天井部6との間の空間部9をより有効に利用することができる
図10は、前記テレビ取付装置の係合具の変形例の一つを示している。
この変形例の係合具40では、本体ブロック32の外方向きの側面に、略立方体状の係合ブロック43が一体的に設けられている。この係合ブロック43の内部には、スライドレール10を挿通した状態で摺動自在に案内されるガイド孔44が形成され、このガイド孔44の外方向きの側面には、懸下ブラケット15の脚部17の折り返し部17bを挿通させる開口部45が形成されている。
前記ガイド孔44の内周面には、例えば4フッ化エチレン系樹脂などの低摩擦材料でなる摺動ガイド層46が一体的に形成されており、ガイド孔44の内周面とスライドレール10の外周面との間の摩擦低減が図られている。そして、前記係合ブロック43がスライドレール10に沿って摺動することにより、係合具40がスライドレール10に沿って、非常に低摩擦で支障なく移動するようになっている。
このように、前記テレビ取付装置の係合具30,40の(更には、保持具20についても)具体的な構成としては、当業者にとって周知の種々の構造が適用可能である。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
この第2実施形態は、基本的には、係合具のスライドレールとの係合構造が、前述の第1実施形態と異なるものである。尚、以下の説明において、前述の第1実施形態における場合と実質的に同様の構成を備え同様の作用をなすものについては、同一の符号を付し、それ以上の説明は省略する。
図11は、第2実施形態に係るテレビ取付装置の懸下ブラケット及びスライドレールの斜視図であり、また、図12は、第2実施形態に係る係合具のスライドレールとの係合構造を示す説明図である。
これらの図に示されるように、この実施形態では、スライドレール50は断面が長円の棒状に形成されており、懸下ブラケット55の脚部57は、スライドレール50よりも内方位置まで張り出した上で下方に伸長し、スライドレール50の内側部に対応する位置で外側に折れ曲がるように形成されている。そして、この折り曲げ部57bがスライドレール50の内側面に、例えば溶接等の公知の方法により接合されている。尚、スライドレール50の断面形状は、長円状の代わりに、第1実施形態における場合と同様に、円形であっても良い。
前記スライドレール50は、例えば鋼棒等の金属製棒材を折曲成形して得られたもので、左右一対の平行な第1レール部51と、これら第1レール部51の前端どうしを繋ぐように延びた第2レール部52とで、第1実施形態における場合と同様に、平面視で一側が開口した略矩形状(つまり略U字状)に形成されており、懸下ブラケット55の脚部57の折り曲げ部57bは、前記第1レール部51の内側面に接合されている。第1レール51と第2レール部52との間の折り曲げられた角部は、滑らかに方向が変わるように、十分に大きい曲率半径を有している。尚、スライドレール50の各第1レール部51の端末側には、係合具60の抜け止め用に円板状のストッパディスク53がそれぞれ固定されている。
一方、上下の固定ナット38,39を用いて保持ロッド21の上端側が締結固定された係合具60の本体ブロック62の内方向きの側面には、表面から突出した上下一対の枢支軸63a,63bが一体的に設けられている。これら枢支軸63a,63bは何れも水平方向に伸長しており、係合具60をスライドレール50に取り付けた状態では、上側枢支軸63aはスライドレール50の上方に、下側枢支軸63bはスライドレール50の下方に、それぞれ位置している。これら枢支軸63a,63bに上下一対の回転ローラ64A,64Bが回転自在に支持されている。これら回転ローラ64A,64Bは、スライドレール50の断面における上下の周縁形状に略沿った転動面を備えている。
そして、これら回転ローラ64A,64Bがスライドレール50に沿って転動することにより、係合具60がスライドレール50に沿って、非常に低摩擦で支障なく移動するようになっている。
この第2実施形態においても、第1実施形態における場合と同様に、薄型テレビDは、保持具20によって(つまり、保持ロッド21の下端に配設された保持具本体ブロック22によって)背面側を支持された状態で、保持ロッド21の上端に取り付けられた係合具60の本体ブロック62が回転ローラ64A,64Bを介してスライドレール50に沿って低摩擦で移動することにより、該スライドレール50に沿ってスムースに移動することができる。特に、回転ローラ64A,64Bは、前記スライドレール50を挟んで上下一対に設けられており、スライドレール50の上下を挟んで安定した転動を行い、係合具60の本体ブロック62を安定かつ確実にスライドレール50に沿って移動させることができる。
以上の実施形態では、前記保持具20は薄型テレビDを上方から保持し、係合具30,60は保持具20の上端をスライドレール10,50に吊り下げ状態で係合させるように構成されていたが、この代わりに、保持具は薄型テレビを下方から保持するものとし、係合具は保持具の下端をスライドレールに立ち上げ状態で係合させるように構成することもできる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図13は第3実施形態に係る床頭台71の側面説明図である。また、図14はこの床頭台71の基台部72の上面72fを示す平面図で、図13のY13−Y13矢印方向からの矢視図である。
これらの図に示すように、本実施形態では、スライドレール80は、床頭台71の天井部76ではなく、基台部72の上面72fに取り付けられており、この基台部上面72f内側部分には、平面視で、一部が開口した略矩形状の、つまり、床頭台71の後端壁部78に面した後側が開口した略U字形状の外縁形状を有する指定領域Sd(図14参照)が設定されている。この指定領域Sdは、基台部72の上面72fに設定された荷物載置許容領域(つまり、荷物等を載置することが予定されている領域)と一致したものである。
そして、スライドレール80は、前記指定領域Sdの外縁に沿って、該指定領域Sdよりも外側に配設されている。従って、本実施形態においても、薄型テレビDを移動させる場合、当該テレビDは、保持具20がスライドレール80で案内されながら移動することによって、略鉛直姿勢に保持された状態で、前記指定領域Sdの外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域Sdよりも外側を移動することになる。尚、指定領域Sdの外縁形状によっては、スライドレール80を指定領域Sdの外縁の一部のみに沿うように配設しても良い。
前記スライドレール80は、薄型テレビDがチルト方向(図4:a1,a2矢印方向)の傾斜角および保持ロッド21の軸線を中心とする左右方向(図6:b1,b2矢印方向)の振れ角を0(ゼロ)に戻した基本鉛直姿勢において、薄型テレビDの裏面側が基台部72の上面72fの内方へ張り出す張出量よりも大きい寸法だけ、指定領域Sdよりも外側に配設される。
従って、薄型テレビDを前記基本鉛直姿勢に戻した状態でスライドレール80に沿って移動させるに際して、前述の実施形態と同様の作用効果が得られる。
この場合、保持具および係合具を、第1若しくは第2実施形態における場合と上下逆に配設することにより、保持具が薄型テレビDを下方から保持し、係合具は保持具の下端をスライドレール80に立ち上げ状態で係合させるように構成することができる。
尚、前記指定領域Sc,Sdの外縁形状としては、前述のように、平面視で後側が開口した略矩形状(略U字形状)のみならず、天井部6の下面形状や基台部2の上面2fの形状などに応じて、例えば、後側が開口した略円形状や略長円状など、他の種々の形状を採用することができる。
また、以上の実施形態は、何れも薄型テレビDの床頭台1の天井部6への取付装置についてのものであったが、本発明は、かかる場合に限定されるものではなく、例えばパーソナルコンピュータの薄型のディスプレイ装置など、他の種類の薄型の画像表示装置の取付装置にも適用できるものである。
このように、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の他の用途にも適用でき、また、様々の改良や変更を行うことができるものである。
本発明は、画像表示装置の取付装置及びこれを備えた床頭台に関するもので、薄型の画像表示装置を所定の取付対象体に取り付けるに際し、煩わしい操作を必要とすることなく、容易に奥行き位置を調節できるようにすることができ、例えば病院等の床頭台に薄型テレビを取り付ける取付装置として、有効に利用することができる。
本発明の第1実施形態に係る床頭台の概略構成を示す全体斜視図である。 前記床頭台の天井部に薄型テレビを取り付けるテレビ取付装置のスライドレールを示す斜視図である。 前記スライドレールを床頭台の天井部下面側に取り付ける取付構造を示す部分断面説明図である。 前記スライドレールによる薄型テレビの吊り下げ支持状態を示す部分断面説明図である。 前記テレビ取付装置の保持具の要部を示す斜視図である。 図4のY6−Y6矢印方向からの矢視図である。 前記床頭台の側面説明図である。 図7のY8−Y8矢印方向からの矢視図である。 図7のY9−Y9矢印方向からの矢視図である。 前記テレビ取付装置の係合具の一変形例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るテレビ取付装置の懸下ブラケット及びスライドレールを示す斜視図である。 第2実施形態に係る係合具のスライドレールとの係合構造を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る床頭台の側面説明図である。 図13のY14−Y14矢印方向からの矢視図である。
符号の説明
1,71 床頭台
2,72 基台部
2f,72f 基台部の上面
6,76 天井部
10,50,80 スライドレール
15,55 懸下ブラケット
17,57 (懸下ブラケットの)脚部
18 支柱
19 ナット部材
20 保持具
21 保持ロッド
22 本体ブロック
23 軸支突状部
24 取付金具
25 (取付金具の)脚部
26 枢支軸
30,40,60 係合具
32,62 本体ブロック
33a〜33c,63a,63b 枢支軸
34A〜34C,64A,64B 回転ローラ
43 係合ブロック
44 ガイド孔
D 薄型テレビ
Df 表示画面
Sc,Sd 指定領域

Claims (9)

  1. 所定の取付対象体に薄型の画像表示装置を取り付けるための取付装置であって、
    前記画像表示装置を表示画面が略鉛直方向に沿った略鉛直姿勢に保持する保持具と、
    前記取付対象物の取付面に沿って配設され、前記保持具の前記取付面に沿った移動動作を案内するレール部材と、
    前記保持具の上下方向の一端を前記レール部材に係合させる係合手段と、を備え、
    前記レール部材は、前記取付面の内側部分に設定された所定形状の指定領域の外縁の少なくとも一部に沿って、該指定領域よりも外側に配設されている、
    ことを特徴とする画像表示装置の取付装置。
  2. 前記保持具は前記画像表示装置を上方から保持するものであり、前記係合手段は前記保持具の上端を前記レール部材に吊り下げ状態で係合させることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置の取付装置。
  3. 前記保持具は前記画像表示装置を下方から保持するものであり、前記係合手段は前記保持具の下端を前記レール部材に立ち上げ状態で係合させることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置の取付装置。
  4. 前記指定領域の外縁は、平面視で、それぞれ一部が開口した略矩形状、略円形状および略長円状の何れかに形状設定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一に記載の画像表示装置の取付装置。
  5. 前記レール部材を前記取付面と平行な面内で回動させる第1回動機構を備えていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一に記載の画像表示装置の取付装置。
  6. 前記画像表示装置を前記保持具の上下方向の中心線回りに回動させる第2回動機構を備えていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一に記載の画像表示装置の取付装置。
  7. 前記画像表示装置は、表示画面を起伏方向に角度調節するチルト機構を介して、前記保持具に保持されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一に記載の画像表示装置の取付装置。
  8. 基台部と、該基台部の上面から所定量離間した天井部と、該天井部と基台部の後部どうしを連結する連結部とを備え、前記天井部に薄型の画像表示装置を支持させるようにした床頭台であって、
    前記天井部の下面側に請求項2,4〜7の何れか一に記載の画像表示装置の取付装置を備えたことを特徴とする床頭台。
  9. 基台部の上側に薄型の画像表示装置を支持させるようにした床頭台であって、
    前記基台部の上面側に請求項3〜7の何れか一に記載の画像表示装置の取付装置を備えたことを特徴とする床頭台。
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