JP2914568B1 - テレビ取付け装置及びテレビ付き床頭台 - Google Patents

テレビ取付け装置及びテレビ付き床頭台

Info

Publication number
JP2914568B1
JP2914568B1 JP10098553A JP9855398A JP2914568B1 JP 2914568 B1 JP2914568 B1 JP 2914568B1 JP 10098553 A JP10098553 A JP 10098553A JP 9855398 A JP9855398 A JP 9855398A JP 2914568 B1 JP2914568 B1 JP 2914568B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
television
mounting device
ceiling
base
thin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10098553A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11276530A (ja
Inventor
一道 石橋
茂 深沢
友幸 小川
Original Assignee
三洋リース株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三洋リース株式会社 filed Critical 三洋リース株式会社
Priority to JP10098553A priority Critical patent/JP2914568B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2914568B1 publication Critical patent/JP2914568B1/ja
Publication of JPH11276530A publication Critical patent/JPH11276530A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 液晶テレビ等の薄型テレビの利点を効果的に
発揮させることができるテレビ取付け装置を提供する。 【解決手段】 テレビ50は、吊り下げ機構(摺動部材
56、ステー58、プレート60、ブラケット62、保
持部材72等)によって、取付け対象物に、吊り下げら
れ、チルト機構(ブラケット62、回転板76、保持部
材72等)によって、その画面が下面側でほぼ水平とな
る第1位置と鉛直となる第2位置とを含む複数位置で起
伏方向(矢印E、E’方向)の回動角度が調整可能であ
る。このため、テレビを見る者は、寝たまま、あるいは
座った状態等自由な姿勢でテレビ映像を楽しむことがで
きる。また、テレビを見ないときには、第1位置に起伏
方向の回動角度を調整して仕舞い込めば良い。このよう
な利用の仕方により、小型・軽量であるという薄型テレ
ビの利点を効果的に発揮させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ取付け装置
及びテレビ付き床頭台に係り、更に詳しくは、液晶テレ
ビ等の薄型テレビを取付け対象物に取付けるためのテレ
ビ取付け装置及び該テレビ取付け装置を備えたテレビ付
き床頭台に関する。
【0002】
【従来の技術】病院の入院患者等にとっての主たる娯楽
ないしは情報収集源としてテレビジョン(以下、単に、
「テレビ」という)があり、このテレビを病室に設置す
る場合、患者の枕元の床頭台の土台部の上に載置するこ
とが一般的に行なわれている。この床頭台上にテレビを
載置する場合、現状では、いわゆるブラウン管テレビが
主として用いられている。
【0003】また、最近では、ベッドのヘッドボードの
裏側から、患者の頭越しに折り曲げ自由なアームを伸ば
し、このアームの先端に液晶テレビを固定するタイプの
病院映像情報システムも実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、床頭台
は、元来、医師や看護婦などが、体温計、血圧計その他
の医療用機器を置いたり、患者の持ち物を置いたりする
目的の物であるから、ブラウン管テレビを床頭台上に載
置すると、看護婦等の介助行為の邪魔になるという不都
合があった。
【0005】また、ブラウン管テレビを床頭台上に載置
した場合、患者は自分の見易い角度にテレビの向きを調
整する必要もあるが、ブラウン管テレビは、重いため特
に子どもや女性の患者にとっては、困難を伴う場合があ
る。また、ブラウン管テレビを、単に床頭台の上に置い
たのでは、画面の角度(視野角度)を調整することはで
きない。
【0006】一方、上述した病院映像システムでは、床
頭台とテレビとが分離されているため、床頭台を本来の
目的に100%使用できるが、アームが取付けられたフ
レームをベッドの裏側に設置しなければならないため、
スペースに余裕がない場合は、これを設置することが困
難となる。また、この場合、アームがベッドのヘッドボ
ードの裏側から、患者の頭越しに伸びているため、患者
が頭をぶつけたり、医師等の回診時などには、診察の邪
魔にならないようにアームを折り畳む等の作業が必要と
なり、不便である。
【0007】ところで、ブラウン管テレビに比べると液
晶テレビ等は小型軽量であるため、病院以外のスぺース
的に余裕のない場所、例えばカプセルホテルなどにも設
置すれば便利と考えられる。しかしながら、かかる場所
においても液晶テレビを通常と同様に、利用者の足元に
単に設置したのでは、液晶テレビの利点である小型軽量
性を十分に生かすことはできない。例えば、カプセルホ
テルなどにおいて、利用者が寝た状態で手の届く場所に
液晶テレビを設置し、その画面の向き、視野角度の調整
等ができれば、液晶テレビの特長を十分に発揮できるも
のと思われる。
【0008】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、その第1の目的は、液晶テレビ等の薄型テレビの利
点を効果的に発揮させることができるテレビ取付け装置
を提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、液晶テレビ
等の利点を十分に利用して、看護婦等の介助行為の邪魔
にならず、しかも患者にとって見易い姿勢でテレビ映像
を楽しむことを可能にしたテレビ付き床頭台を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、取付け対象物に薄型テレビを取付けるためのテレビ
取付け装置であって、前記取付け対象物に、前記薄型テ
レビを吊り下げ状態で取付ける吊り下げ機構と;前記薄
型テレビの起伏方向の回動角度を、その画面が下面側で
ほぼ水平となる第1位置と鉛直となる第2位置とを含む
複数位置で調整可能なチルト機構と;前記第1位置まで
前記薄型テレビが回動されたとき、その電源をオフし、
前記第1位置から前記第2位置側に所定量回動されたと
き前記電源をオンにする電源オン・オフ機構とを備え
る。
【0011】ここで、薄型テレビとしては、液晶テレビ
が代表的に挙げられるが、これに限らず厚さの薄いテレ
ビであれば、最近実用化されたプラズマディスプレイテ
レビ等であっても良い。本明細書において、「薄型テレ
ビ」とは、このような意味で用いるものとする。
【0012】本請求項1に記載の発明によれば、薄型テ
レビは、吊り下げ機構によって、取付け対象物に、吊り
下げ状態で取付けられ、チルト機構によって、その画面
が下面側でほぼ水平となる第1位置と鉛直となる第2位
置とを含む複数位置で起伏方向の回動角度が調整可能と
なっている。このため、テレビを見る者(以下、「利用
者」という)は、寝たまま、あるいは座った状態等自由
な姿勢でテレビ映像を楽しむことが可能になる。また、
テレビを見ないときには、例えば第1位置に起伏方向の
回動角度を調整して仕舞い込めば良い。このような利用
の仕方により、小型・軽量で小さな力で位置・姿勢を変
えることができるという薄型テレビの利点を効果的に発
揮させることができる。
【0013】また、本請求項1に記載の発明は、前記第
1位置まで前記薄型テレビが回動されたとき、その電源
をオフし、前記第1位置から前記第2位置側に所定量回
動されたとき前記電源をオンにする電源オン・オフ機構
を更に備えているため、テレビを見終わったときに、第
1位置に起伏方向の回動角度を調整して仕舞い込むだけ
で、電源オン・オフ機構が作動してテレビの電源がオフ
されるとともに、テレビを見る際には、テレビを第1位
置から第2位置側に所定量回動した時点で電源オン・オ
フ機構が作動してテレビ電源がオンとなる。従って、テ
レビ電源の切り忘れを防止することができるという利点
もある。
【0014】請求項2に記載の発明に係るテレビ付き床
頭台は、上面が水平面とされた土台部と;前記土台部の
上方で支持部材を介して前記土台部の上面にほぼ平行に
支持された天井部と;前記天井部の下方に設けられたテ
レビ取付け装置と;前記テレビ取付け装置を介して前記
天井部の下方に取付けられた薄型テレビとを備え、前記
テレビ取付け装置が、前記天井部の下方に取付け対象物
を介して前記薄型テレビを吊り下げ状態で取付ける吊り
下げ機構と、前記薄型テレビの起伏方向の回動角度を、
その画面が下面側でほぼ水平となる第1位置と鉛直とな
る第2位置とを含む複数位置で調整可能なチルト機構と
を備えることを特徴とする。これによれば、天井部の下
方に薄型テレビがテレビ取付け装置を介して取付けられ
ているので、土台部の上面は床頭台本来の目的に使用す
ることができ、これにより、看護婦等の介助行為が妨げ
られることがない。また、利用者(患者)は、寝たま
ま、あるいは座った状態等自由な姿勢でテレビ映像を楽
しむことが可能になる。また、テレビを見ないときに
は、例えば第1位置に起伏方向の回動角度を調整して仕
舞い込めば良い。このような利用の仕方により、小型・
軽量で小さな力で位置・姿勢を変えることができるとい
う薄型テレビの利点を効果的に発揮させることができ
る。この場合において、請求項3に記載の発明の如く、
前記第1位置まで前記薄型テレビが回動されたとき、そ
の電源をオフし、前記第1位置から前記第2位置側に所
定量回動されたとき前記電源をオンにする電源オン・オ
フ機構を更に備えていることが望ましい。かかる場合に
は、上記請求項1に記載の発明と同様に、テレビを見終
わったときに、第1位置に起伏方向の回動角度を調整し
て仕舞い込むだけで、電源オン・オフ機構が作動してテ
レビの電源がオフされるとともに、テレビを見る際に
は、テレビを第1位置から第2位置側に所定量回動した
時点で電源オン・オフ機構が作動してテレビ電源がオン
となり、これにより、テレビ電源の切り忘れを防止する
ことができるとともに、使い勝手が一層向上する。
【0015】請求項4に記載の発明に係るテレビ付き床
頭台は、上面が水平面とされた土台部と;前記土台部の
上方で支持部材を介して前記土台部の上面にほぼ平行に
支持された天井部と;前記天井部の下方に設けられたテ
レビ取付け装置と;前記テレビ取付け装置を介して前記
天井部の下方に取付けられた薄型テレビとを備え、前記
テレビ取付け装置が、前記天井部の下方に取付け対象物
を介して前記薄型テレビを吊り下げ状態で取付ける吊り
下げ機構と、前記薄型テレビの起伏方向に直交する方向
の回動角度を、所定角度範囲内で所定角度間隔または連
続的に調整可能な角度調整機構とを備えることを特徴と
する。これによれば、天井部の下方に薄型テレビがテレ
ビ取付け装置を介して取付けられているので、土台部の
上面は床頭台本来の目的に使用することができ、これに
より、看護婦等の介助行為が妨げられることがない。ま
た、薄型テレビは、角度調整機構によって、起伏方向に
直交する方向の回動角度が、所定角度範囲内で所定角度
間隔又は連続的に調整可能となっていることから、利用
者は、画面の向きを調整することにより、自分にとって
見易い姿勢でテレビ映像を楽しむことが可能になる。こ
のような利用の仕方により、小型・軽量で小さな力で位
置・姿勢を変えることができるという薄型テレビの利点
を効果的に発揮させることができる。この場合、モータ
等を角度調整機構に設け、遠隔操作により回動角度を調
整するようにすることも可能であるが、機構の複雑化、
コストアップを避ける観点から、マニュアル操作によ
り、例えば15度間隔等で角度調整ができるようにして
も良い。
【0016】この場合において、請求項5に記載の発明
の如く、前記角度調整機構により調整される任意の角度
位置で前記薄型テレビの起伏方向の回動角度を、所定角
度範囲内で所定角度間隔で調整可能なチルト機構を更に
備えていても良い。かかる場合には、利用者は、画面の
向きの調整の他、視野角度の調整をすることにより、寝
たまま、あるいは座った状態等自由な姿勢でテレビ映像
を楽しむことができ、一層見易い姿勢でテレビ映像を楽
しむことが可能になる。
【0017】上記請求項2〜5に記載の各発明に係るテ
レビ付き床頭台において、請求項6に記載の発明の如
く、前記テレビ取付け装置が、前記薄型テレビを所定方
向に往復移動させるスライド機構を更に備えていても良
い。かかる場合には、テレビの画面の向き、視野角度に
加え、テレビの位置をも調整できるので、利用者はより
一層見やすい姿勢でテレビ映像を楽しむことができる。
【0018】請求項7に記載の発明に係るテレビ付き床
頭台は、上面が水平面とされた土台部と;前記土台部の
上方で支持部材を介して前記土台部の上面にほぼ平行に
支持された天井部と;前記天井部の下方に設けられたテ
レビ取付け装置と;前記テレビ取付け装置を介して前記
天井部の下方に取付けられた薄型テレビとを備え、前記
テレビ取付け装置が、前記天井部の下方に取付け対象物
を介して前記薄型テレビを吊り下げ状態で取付ける吊り
下げ機構と、前記薄型テレビを所定方向に往復移動させ
るスライド機構とを備えることを特徴とする。
【0019】これによれば、天井部の下方に薄型テレビ
がテレビ取付け装置を介して取付けられているので、土
台部の上面は床頭台本来の目的に使用することができ、
これにより、看護婦等の介助行為が妨げられることがな
い。また、薄型テレビは、スライド機構によって、所定
方向に往復移動可能となっている。このため、利用者
は、薄型テレビをスライドさせて、その位置を見易い位
置に調整して楽な姿勢でテレビ映像を楽しむことができ
る。このような利用の仕方により、小型・軽量で小さな
力で位置・姿勢を変化させることができるという薄型テ
レビの利点を効果的に発揮させることができる。
【0020】上記請求項6又は7に記載のテレビ付き床
頭台において、請求項8に記載の発明の如く、前記スラ
イド機構は、前記薄型テレビを少なくとも2次元方向に
移動させるようにしても良い。かかる場合には、例えば
薄型テレビを、左右方向及び奥行き方向にもスライドさ
せることができるので、利用者はテレビの位置を一層見
易い位置に調整して一層楽な姿勢でテレビ映像を楽しむ
ことができる。
【0021】
【0022】
【0023】上記請求項2〜8に記載のテレビ付き床頭
台において、請求項9に記載の発明の如く、前記土台部
が、キャビネットの上部に一体的に固定されていても良
い。通常床頭台は、何らかの台の上に設置して使用され
るが、本発明によれば、そのような台が不要である。こ
の場合、キャビネットは、キャスタによって移動可能に
なっていることが望ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図8に基づいて説明する。
【0025】図1には、一実施形態に係るテレビ取付け
装置を含んで構成されたテレビ付き床頭台100がベッ
ド10とともに示されている。
【0026】この図1において、ベッド10は、図示し
ない床板(この床板上にマット12が置かれている)を
床面に略平行に設置するための本体フレーム14を備え
ている。この本体フレーム14の長手方向一端部(図1
における右下側端部)には、床面に直交してフットボー
ド16が設けられ、本体フレーム14の長手方向他端部
(図1における左上側端部)には、床面に直交してヘッ
ドボード18が設けられている。
【0027】テレビ付き床頭台100は、ベッド10の
右脇のヘッドボード18近傍の位置に設置されたキャビ
ネット20の上に設置されている。テレビ付き床頭台1
00は、その上面がほぼ水平面とされた中空箱型の土台
部30と、この土台部30の両側壁を構成するととも
に、土台部30の上方に延設された側面視で略コの字状
の板材から成る一対の支持部材32A、32Bと、これ
らの支持部材32A、32Bによってほぼ水平に支持さ
れた板部材から成る天井部34と、前記支持部材32
A、32Bに、本発明に係るテレビ取付け装置40を介
して吊り下げ状態で取付けられた薄型テレビ50とを備
えている。本実施形態では、薄型テレビ50として6イ
ンチの液晶テレビ(以下、適宜「テレビ50」と略述す
る)が用いられている。
【0028】ここで、テレビ付き床頭台100の構成等
について詳述する。図2(A)にはこのテレビ付き床頭
台100の正面図が概略的に示され、また、図2(B)
には図2(A)のBーB線断面図が示されている。ま
た、図3にはテレビ付き床頭台100の右側面図が示さ
れている。なお、図2(A)の断面位置を明確にするた
め、この図3においてもB−B線で断面位置を示してい
る。
【0029】テレビ付き床頭台100の土台部30の底
面は、図2(A)及び図3に示されるように、矩形の底
板36から構成され、この底板36の上面の左右方向
(X方向)の両端に、前記一対の支持部材32A、32
Bが植設されている。
【0030】一方の支持部材32Aは、図3に示される
ように、全体的には略コの字状の形状を有し、そのコの
字の下端片部の上面は、底板36に平行とされ、その後
端部(+Y方向端部)に、後述する蓋板38が嵌合する
段部42が形成されている。他方の支持部材32Bは、
支持部材32Aと対称の形状を有している。
【0031】前記蓋板38は、図2(B)に示されるよ
うに、矩形の板部材の左右(X方向)両端部を後端(+
Y方向端)から所定幅で所定長さだけ切除した形状を有
しており、この切除部の前端(−Y方向端)に段部38
a,38bがそれぞれ形成されている。そして、これら
の段部38a,38bが前記段部42に嵌合した状態
で、蓋部材38が上方から一対の支持部材32A、32
Bの下端片部の上面に取付けられている。この取付け状
態では、蓋部材38は、図2(A)に示されるように、
土台部30の上面を構成している。
【0032】また、図2(A)、(B)から明らかなよ
うに、土台部30の背面は、底板36の上面に鉛直方向
に沿って配置された背板44によって構成されている。
この背板44の下端は底板36に接し、その上端は、支
持部材32A、32Bの高さ方向の中央より僅かに低い
位置にある。すなわち、背板44は、土台部30の背板
の役目と一対の支持部材32A,32B相互の連結部材
且つ補強板の役目とを有している。また、この背板44
の上方には、所定間隔を隔てて、補強板46が、支持部
材32A,32B相互間に架設されている。
【0033】天井部34は、ここでは、支持部材32
A,32B相互間に配置され、これらの支持部材32
A,32Bによって蓋部材38に対向して支持された板
状部材によって構成されている。
【0034】次に、テレビ50を取付け対象物としての
支持部材32A、32B相互間に、吊り下げ状態で取付
けるテレビ取付け装置40の構成等について、図2、図
3、図4の取付け装置40の正面図、及び図5の分解斜
視図に基づいて説明する。
【0035】天井部34の前端部(−Y方向端部)に
は、左右方向に延びるXガイド48が設けられており、
このXガイド48は、支持部材32A、32Bのそれぞ
れの内面に固定された前後方向(Y方向)に延びる一対
のガイドレール52によって前後方向に往復移動可能に
支持されている(図3中の矢印C、C’参照)。すなわ
ち、図5の分解斜視図に示されるように、Xガイド48
の両端には、スライダ54が設けられており(但し、図
5では一方のスライダのみ図示)、このスライダ54が
ガイドレール52に沿ってスライドできるように構成さ
れている。
【0036】Xガイド48には、図4及び図5に示され
るように、その外周に所定長さの断面矩形枠状の部材か
ら成る摺動片56が装着されている。この摺動片56
は、Xガイド48に沿ってスライド可能となっている
(図4矢印A、A’参照)。摺動片56の下端には、断
面U字状部材から成る取付けステー58が一体的に固定
されている。この取付けステー58の下面側には、所定
厚さのプレート60及び断面逆U字状部材から成るブラ
ケット62が、六角穴付きのボルト64及び該ボルト6
4の先端部のねじ部に螺合するナット66によって、取
付けられている。ここで、少なくともプレート60のボ
ルト穴60aの内面には、雌ねじが形成され、この雌ね
じがボルト64の雄ねじと螺合してプレート60が回転
しないようになっている(図5参照)。
【0037】図4の取付け状態で、ブラケット62は、
正面を基準としてボルト64の軸を中心として時計回り
及び反時計回り方向(図4の矢印D、D’参照)にそれ
ぞれ最大135度の範囲内で15度間隔でプレート60
に対する回動角度の調整が可能になっている。
【0038】これを更に詳述すると、図5の分解斜視図
に示されるように、プレート60の下面(ブラケット対
向面)には、内周面に雌ねじが形成されたボルト穴60
aの周囲に所定角度間隔で複数の半球状の凹部60bが
形成され、これに対応してブラケット62の上面(プレ
ート対向面)には、ボルト穴62aの両脇にばね受けを
兼ねる丸穴状の凹部62bが形成されている。そして、
前述した図4の取付け状態では、ブラケット62上面の
一対の凹部62bと各凹部62bにそれぞれ対向するプ
レート60下面の凹部60bとによって、ボール70及
びこれをプレート60側に付勢するスプリング68がそ
れぞれ挟持されており、これによってブラケット62の
プレート60及びステー58に対する回動角度を前述の
如く15度間隔で調整するための一種のクリック機構が
構成されている。本明細書において、クリック機構と
は、所定角度回転させる度にカチッカチッと音がし、そ
れらの各位置で回転を阻止する機能を有する機構を意味
する。このクリック機構の各停止位置は、前述したプレ
ート60下面に形成された複数の凹部60bの配置によ
って定まる。
【0039】図4に戻り、ブラケット62には、左右に
下方延設部62C、62Dが設けられており、これらの
下方延設部62C、62Dには、テレビ50を保持する
テレビ保持部材72が回転板76と一体で起伏方向(Y
Z面内方向)に回動可能に支持されている(矢印E、
E’参照)。
【0040】これを更に詳述すると、ブラケット62の
左右の下方延設部62C、62Dは、図5に示されるよ
うに、舌片状に形成されており、これらの下方延設部6
2C、62Dには、ボルト穴62eと、該ボルト穴62
eの上下の位置に配置された一対のねじ穴62fとが、
それぞれ形成されている。各ねじ穴62fには、外周部
に雄ねじが形成されたばね受け部材74がそれぞれ内側
から螺合されるようになっている。回転板76のブラケ
ット62対向面には、半球状の凹部76bがボルト穴7
6aの周囲に所定角度間隔で形成されている。また、こ
の回転板76のブラケット62対向面と反対側の面に
は、テレビ保持部材72の上端に係合する所定深さで且
つ回転板76外周の下端側からボルト穴76aに連通す
る切り欠き76cが形成されている。
【0041】そして、例えば、ブラケット62の一方の
下方延設部62Cに対する回転板76の取付けは次のよ
うにして行う。すなわち、予め前記各ねじ穴62fにば
ね受け部材74に螺合して取付けるとともに、テレビ取
付け部材72の一方の上端部の角穴に取付けボルト82
を圧入して固定する。この状態で、前記各ねじ穴62f
にスプリング78、及びボール80を各1つ挿入し、こ
れらを押さえ付けるような状態で回転板76をブラケッ
ト62の下方延設部62Cに当接させて、テレビ保持部
材72の上端に固定された取付けボルト82を切り欠き
76c側から挿入し、ボルト82先端のねじ部にダブル
ナット84(図4参照)を螺合させて軽く締め付ける。
【0042】この一方、ブラケット62の他方の下方延
設部62Dに回転板76を取付ける際には、取付けボル
ト82をテレビ保持部材72の上端に先に固定すると、
取付けが不可能になるので、上記と同様に、前記各ねじ
穴62fにスプリング78、及びボール80を各1つ挿
入し、これらを押さえ付けるような状態で回転板76を
下方延設部62Dに当接させるが、このときには、回転
板76の前記切り欠き76c内にテレビ保持部材72の
上端が挿入された状態にしておく。そして、ブラケット
62のボルト穴62e内に内側から取付けボルト82を
差し込み、該ボルト82の一端をテレビ保持部材72の
上端の角穴に圧入した後、ボルト82の他端側のねじ部
にダブルナット84を螺合させ、その後、両方のダブル
ナット84を締め付ける。
【0043】このようにして、一対の回転板76及びテ
レビ保持部材72を、ブラケット62に取付けた図4の
取付け状態では、ブラケット62に螺合された各ばね受
け部材74とこれに対向する回転板76の凹部76bと
によってスプリング78により回転板76側に付勢され
たボール80が挟持されており、これによって回転板7
6及びテレビ保持部材72のブラケット62に対する起
伏方向の回動角度を調整するためのチルト機構として一
種のクリック機構が構成されている。このチルト機構の
機能については後述する。
【0044】本実施形態では、以上のようにしてテレビ
取付け装置40が構成され、このテレビ取付け装置40
を構成するテレビ保持部材72に不図示のボルト等によ
ってテレビ50が取付けられている。
【0045】図2に戻り、土台部30の内部には、プリ
ペイドカード方式のレンタルテレビ用タイマー(以下、
「タイマー」という)90が収納されている。
【0046】更に、図示は省略したが、テレビ50の背
面には、前述した第1位置、すなわち画面がほぼ水平と
なる位置まで第2位置側から第1側にテレビ保持部材7
2と一体的にテレビ50が回動されたときに、その電源
をオフし、前記第1位置から前記第2位置側に僅かに回
動されたとき電源をオンにする電源オン・オフ機構、例
えばノーマリ・クローズ・タイプのマイクロスイッチ
(図示省略)が設けられている。ここでは、このマイク
ロスイッチは、テレビ50の裏面側の下端部に設けられ
ている。
【0047】次に、上述のようにして構成されたテレビ
付き床頭台100の機能及びその使用方法等について説
明する。
【0048】このテレビ付き床頭台100では、テレビ
50を、Xガイド48に沿って、図6(A)に示される
右端位置から図6(B)に示される左端位置まで連続的
に移動(スライド)させることができるので、この右
端、左端の位置を含み、この間の任意の位置にテレビ5
0の左右方向の位置調整が可能となっている。ここで、
図6(A)の右端位置、図6(B)の左端位置では、テ
レビ50の一部は、支持部材32A又は32Bより外側
にはみ出すようになっており、このために、支持部材3
2A、32Bの形状をコの字状に形成したものである。
すなわち、支持部材32A、32Bの形状をコの字状に
することによって、テレビ50の左右方向の移動ストロ
ークを極力大きく設定しているのである。
【0049】また、このテレビ付き床頭台100では、
テレビ50がXガイド48に吊り下げられており(従っ
て、厳密に言えばXガイドが取付け対象物であるとも言
える)、このXガイド48と一体的にテレビ50を、ガ
イドレール52に沿って図7に実線で示される最前端位
置から点線で示される最後端位置まで連続的に移動(ス
ライド)させることができるので、この最前端、最後端
の位置を含み、この間の任意の位置にテレビ50の奥行
き方向の位置調整が可能となっている。
【0050】また、このテレビ付き床頭台100では、
前述した角度調整機構によりテレビ50の画面の向きを
正面を基準として左右に135度(合計270度)の範
囲で15度間隔で調整することができる(図8(A)参
照)。なお、図8(A)では、正面(0度)〜左60度
までの画面の向きの調整の様子が代表的に示されてい
る。
【0051】さらに、このテレビ付き床頭台100で
は、図8(B)に示されるように、テレビ50は、前述
したチルト機構によって、そのテレビ画面がほぼ水平と
なる第1位置(符号の位置)と、テレビ画面が鉛直と
なる第2位置(符号の位置)に関して第1位置と反対
側に20度傾いた位置である第3位置(符号の位置)
との間の複数点で起伏方向の回動角度が調整可能になっ
ているより具体的には、第2位置、第3位置、及び第2
位置に対し第1位置方向に10度、20度、30度それ
ぞれ回転した第4位置(符号の位置)、第5位置(符
号の位置)、第6位置(符号の位置)、第2位置か
ら第3位置方向に10度回転した第7位置(符号の位
置)の6点で起伏方向の角度調整が10度間隔で可能に
なっている。なお、第1位置は、収納位置である。
【0052】次に、本実施形態のテレビ付き床頭台10
0の使用方法を簡単に説明する。前提として、テレビ5
0は、非使用時に図8(B)に符号で示される第1位
置まで回動され天井部34の下面側の位置に収納されて
いるものとする。この収納状態では、不図示のマイクロ
スイッチの作用により、テレビ50の電源はオフされて
いる。
【0053】そこで、テレビ50を見るためには、利用
者(患者)は、まず、タイマー90のカード挿入口から
プリペイドカードを挿入し、テレビ50を下方に向けて
起伏方向に回動させ、例えば第2位置(符号)まで降
ろす。この際、マイクロスイッチが働いて電源が自動的
にオンとなり、テレビ映像が開始される。次に、患者は
テレビ50の前後左右方向の位置及び向きを調整し、寝
た状態でテレビを見るのであれば、図8(B)に符号
、、、で示される第2位置、第4位置、第5位
置、第6位置のいずれかの位置に対応する角度のうち最
も見易い角度に視野角度を調整してテレビ50を観賞す
れば良い。また、ベッド10上に座り込んでテレビを見
る場合には、図8(B)に符号、、で示される第
2位置、第3位置、第7位置のうち最も見易い角度に視
野角度を調整してテレビ50を観賞すれば良い。
【0054】一方、テレビを見終わった場合には、テレ
ビ50を第1位置まで起伏回動させて天井部34の下面
側に仕舞い込む。これにより、マイクロスイッチが働い
て電源が自動的にオフとなる。そして、プリペイドカー
ドをタイマー82から抜き取れば良い。
【0055】これまでの説明から明らかなように、本実
施形態では、摺動部材56、取付けステー58、プレー
ト60、ブラケット62、テレビ保持部材72、ボルト
64、ナット66、取付けボルト82、及びダブルナッ
ト84よって、テレビ50を、ガイドレール52、Xガ
イド48、スライダ54を介して取付け対象物としての
支持部材32A、32Bに吊り下げ状態で取付ける吊り
下げ機構が構成されている。また、プレート60、ブラ
ケット62、スプリング68、及びボール70によっ
て、テレビ50の起伏方向に直交する方向の回動角度
(Z軸回りの回動角度)を、所定角度範囲内で所定角度
間隔で調整可能な角度調整機構が構成されている。ま
た、ブラケット62、回転板76、テレビ保持部材7
2、ボルト82、スプリング78、ボール80、ダブル
ナット84によって、テレビ50を、その画面と反対側
の面が天井34に最も近接し画面がほぼ水平となる第1
位置と画面が鉛直となる第2位置とを含む複数位置で起
伏方向の回動角度を調整可能なチルト機構が構成されて
いる。さらに、Xガイド48、摺動部材56、スライダ
54、及びガイドレール52によって、吊り下げ機構と
一体でテレビ50を天井部34に沿って移動させるスラ
イド機構が構成されている。
【0056】以上詳細に説明したように、本実施形態に
係るテレビ付き床頭台100によれば、天井部34の下
方にテレビ50がテレビ取付け装置40を介して取付け
られているので、土台部30の上面は床頭台本来の目的
に使用することができることから、看護婦等の介助行為
が妨げられることがない。
【0057】また、テレビ取付け装置40の機能によ
り、また、通常状態から時計回り、反時計回りに15度
間隔で画面の向きが調整可能なので、床頭台100をベ
ッド10の左右何れの側に置いた場合であっても、患者
は見やすい姿勢でテレビ映像を楽しむことが可能にな
る。これは、患者が怪我等によって左右いずれか一方の
方向しか向けないときに便利である。
【0058】また、テレビ取付け装置40の機能によ
り、視野角度が6段階で調整可能であるから、患者はベ
ッドに寝たまま、あるいはベッドに座った状態等自由な
姿勢でテレビ映像を楽しむことができる。また、テレビ
を見ないときには、第1位置に起伏方向の回動角度を調
整して仕舞い込むことにより、通常の床頭台と全く同様
の使い勝手の良さを確保することができる。
【0059】また、テレビを見終わったときに、第1位
置に起伏方向の回動角度を調整して仕舞い込むだけで、
マイクロスイッチが作動してテレビ50の電源がオフさ
れるとともに、テレビを見る際には、テレビ50を第1
位置から第2位置側に僅かに回動した時点でマイクロス
イッチが作動してテレビ電源がオンとなり、使い勝手が
非常に良いものとなっている。
【0060】さらに、本実施形態では、テレビ50は、
左右及び前後方向にスライド可能とされ、その位置調整
も可能なので、テレビの画面の向き、視野角度に加え、
テレビの位置をも調整でき、より一層見やすい姿勢でテ
レビ映像を楽しむことができる。
【0061】なお、上記実施形態では、テレビ取付け装
置40によって、テレビ50が、左右、前後、Z軸回り
の回転方向(θ方向)及び起伏回動方向の4自由度方向
に移動可能に、支持部材相互間に取付けられた場合につ
いて説明したが、本発明がこれに限定されるものではな
い。すなわち、テレビ50が、左右方向、前後方向、θ
方向、及び起伏回動方向のいずれか1つ、いずれか2
つ、又はいずれか3つの方向にのみ移動可能であっても
良い。かかる場合であっても、テレビが固定の場合と異
なり、テレビの向き、視野角度、又は位置の少なくとも
1つが調整可能なので、見やすい姿勢でテレビ映像を楽
しむことができる。あるいは、テレビを上記4つの方向
に加えて高さ方向に移動可能に構成しても良い。
【0062】また、上記実施形態では、天井部34が板
状部材によって構成された場合について説明したが、こ
れに限らず、天井部を格子状に構成したり、あるいは省
略しても良い。また、上記実施形態と同様に天井部34
を板状部材によって構成する場合に、該天井部に任意経
路のガイドレールを固定し、このガイドレールに沿って
テレビ50を移動可能に構成しても良い。この場合に
は、天井部によって取付け対象物が構成される。
【0063】なお、上記実施形態では、角度調整機構、
チルト機構を一種のクリック機構で構成したが、本発明
がこれに限定されるものではなく、例えば、これらの機
構の少なくともいずれか一方を、いわゆるラチェット機
構を用いて構成しても良い。この場合には、相互に逆向
きの回転を許容する一対のつめ車(ラチェット)と、こ
れらに対応するつめとを用いて、回転軸の位置によりい
ずれか一方のつめのみが、対応するラチェットに噛合う
ような構造にすれば良い。
【0064】また、上記実施形態では、キャビネット2
0の上にテレビ付き床頭台100を載置する場合につい
て説明したが、例えば、図9に示されるように、土台部
30とキャビネット20’とが一体のキャビネット一体
型のテレビ付き床頭台200を構成することも可能であ
る。かかる場合には、キャビネットをわざわざ別に購入
しあるいは用意する必要がないので、便利である。ま
た、購入者にとっては、キャビネットとテレビ付き床頭
台を別々に購入する場合に比べて、コスト的に有利とな
る。この場合、テレビ付き床頭台200は、底部にキャ
スタが設けられ、移動可能になっていることが望まし
い。これに加えて、高さ調整が可能な構造にしても良
い。
【0065】なお、上記実施形態では、本発明に係るテ
レビ取付け装置が、床頭台に取付けられた場合について
説明したが、取付け対象物は、テレビを吊り下げられる
ものであれば何でも良く、例えば、カプセルホテル、寝
台車の寝台等の天井等を取付け対象物としても良い。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、小型・軽量で小さな力で位置・姿勢を変
化させることができるという液晶テレビ等の薄型テレビ
の利点を効果的に発揮させることができ、しかも電源の
切り忘れを防止することができるという従来にない優れ
たテレビ取付け装置を提供するができる。
【0067】また、請求項2〜9に記載の各発明によれ
ば、液晶テレビ等の薄型テレビの利点を十分に利用し
て、看護婦等の介助行為の邪魔にならず、しかも患者に
とって見易い姿勢でテレビ映像を楽しむことを可能にし
たテレビ付き床頭台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るテレビ取付け装置を含んで構
成されたテレビ付き床頭台をベッドとともに示す斜視図
である。
【図2】(A)はテレビ付き床頭台の概略正面図、
(B)は(A)のBーB線断面図である。
【図3】テレビ付き床頭台の右側面図である。
【図4】テレビ取付け装置を示す図である。
【図5】図4のテレビ取付け装置の分解斜視図である。
【図6】テレビ付き床頭台の機能を説明するための図で
あって、テレビの左右スライド機能を説明するための図
である((A)、(B))。
【図7】テレビ付き床頭台のテレビの前後スライド機能
を説明するための図である。
【図8】テレビ付き床頭台の機能を説明するための図で
あって、(A)はテレビの角度調整機能を、(B)はテ
レビのチルト機能を、それぞれ説明するための図であ
る。
【図9】変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
32A、32B 支持部材(取付け対象物) 50 テレビ(薄型テレビ) 40 テレビ取付け装置 48 Xガイド(スライド機構の一部) 52 ガイドレール(スライド機構の一部) 54 スライダ(スライド機構の一部) 56 摺動部材(吊り下げ機構の一部、スライド機構の
一部) 58 取付けステー(吊り下げ機構の一部) 60 プレート(吊り下げ機構の一部、角度調整機構の
一部) 62 ブラケット(吊り下げ機構の一部、角度調整機構
の一部、チルト機構の一部) 64 ボルト(吊り下げ機構の一部) 66 ナット(吊り下げ機構の一部) 68 スプリング(角度調整機構の一部) 70 ボール(角度調整機構の一部) 72 テレビ保持部材(吊り下げ機構の一部、チルト機
構の一部) 76 回転板(チルト機構の一部) 78 スプリング(チルト機構の一部) 80 ボール(チルト機構の一部) 82 取付けボルト(吊り下げ機構の一部、チルト機構
の一部) 84 ダブルナット84(吊り下げ機構の一部、チルト
機構の一部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61G 7/05

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け対象物に薄型テレビを取付けるた
    めのテレビ取付け装置であって、 前記取付け対象物に、前記薄型テレビを吊り下げ状態で
    取付ける吊り下げ機構と; 前記薄型テレビの起伏方向の回動角度を、その画面が下
    面側でほぼ水平となる第1位置と鉛直となる第2位置と
    を含む複数位置で調整可能なチルト機構と; 前記第1位置まで前記薄型テレビが回動されたとき、そ
    の電源をオフし、前記第1位置から前記第2位置側に所
    定量回動されたとき前記電源をオンにする電源オン・オ
    フ機構とを備えるテレビ取付け装置。
  2. 【請求項2】 上面が水平面とされた土台部と; 前記土台部の上方で支持部材を介して前記土台部の上面
    にほぼ平行に支持された天井部と; 前記天井部の下方に設けられたテレビ取付け装置と; 前記テレビ取付け装置を介して前記天井部の下方に取付
    けられた薄型テレビとを備え、 前記テレビ取付け装置が、前記天井部の下方に取付け対
    象物を介して前記薄型テレビを吊り下げ状態で取付ける
    吊り下げ機構と、前記薄型テレビの起伏方向の回動角度
    を、その画面が下面側でほぼ水平となる第1位置と鉛直
    となる第2位置とを含む複数位置で調整可能なチルト機
    構とを備えることを特徴とするテレビ付き床頭台。
  3. 【請求項3】 前記第1位置まで前記薄型テレビが回動
    されたとき、その電源をオフし、前記第1位置から前記
    第2位置側に所定量回動されたとき前記電源をオンにす
    る電源オン・オフ機構を更に備えることを特徴とする請
    求項2に記載のテレビ付き床頭台。
  4. 【請求項4】 上面が水平面とされた土台部と; 前記土台部の上方で支持部材を介して前記土台部の上面
    にほぼ平行に支持された天井部と; 前記天井部の下方に設けられたテレビ取付け装置と; 前記テレビ取付け装置を介して前記天井部の下方に取付
    けられた薄型テレビとを備え、 前記テレビ取付け装置が、前記天井部の下方に取付け対
    象物を介して前記薄型テレビを吊り下げ状態で取付ける
    吊り下げ機構と、前記薄型テレビの起伏方向に直交する
    方向の回動角度を、所定角度範囲内で所定角度間隔また
    は連続的に調整可能な角度調整機構とを備えることを特
    徴とするテレビ付き床頭台。
  5. 【請求項5】 前記テレビ取付け装置が、前記角度調整
    機構により調整される任意の角度位置で前記薄型テレビ
    の起伏方向の回動角度を、所定角度範囲内で所定角度間
    隔で調整可能なチルト機構を更に備えることを特徴とす
    る請求項4に記載のテレビ付き床頭台。
  6. 【請求項6】 前記テレビ取付け装置が、前記薄型テレ
    ビを所定方向に往復移動させるスライド機構を更に備え
    る請求項2〜5のいずれか一項に記載のテレビ付き床頭
    台。
  7. 【請求項7】 上面が水平面とされた土台部と; 前記土台部の上方で支持部材を介して前記土台部の上面
    にほぼ平行に支持された天井部と; 前記天井部の下方に設けられたテレビ取付け装置と; 前記テレビ取付け装置を介して前記天井部の下方に取付
    けられた薄型テレビとを備え、 前記テレビ取付け装置が、前記天井部の下方に取付け対
    象物を介して前記薄型テレビを吊り下げ状態で取付ける
    吊り下げ機構と、前記薄型テレビを所定方向に往復移動
    させるスライド機構とを備えることを特徴とするテレビ
    付き床頭台。
  8. 【請求項8】 前記スライド機構は、前記薄型テレビを
    少なくとも2次元方向に移動させることを特徴とする請
    求項6又は7に記載のテレビ付き床頭台。
  9. 【請求項9】 前記土台部が、キャビネットの上部に一
    体的に固定されていることを特徴とする請求項2〜8の
    いずれか一項に記載のテレビ付き床頭台。
JP10098553A 1998-03-26 1998-03-26 テレビ取付け装置及びテレビ付き床頭台 Expired - Lifetime JP2914568B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10098553A JP2914568B1 (ja) 1998-03-26 1998-03-26 テレビ取付け装置及びテレビ付き床頭台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10098553A JP2914568B1 (ja) 1998-03-26 1998-03-26 テレビ取付け装置及びテレビ付き床頭台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2914568B1 true JP2914568B1 (ja) 1999-07-05
JPH11276530A JPH11276530A (ja) 1999-10-12

Family

ID=14222888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10098553A Expired - Lifetime JP2914568B1 (ja) 1998-03-26 1998-03-26 テレビ取付け装置及びテレビ付き床頭台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2914568B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006227510A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示装置の取付装置及びこれを備えた床頭台
JP2006243270A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示装置の取付装置及びこれを備えた床頭台

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005352074A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Pioneer Electronic Corp 表示装置の架台
WO2006043659A1 (ja) * 2004-10-21 2006-04-27 Pioneer Corporation 情報表示装置
JP4878749B2 (ja) * 2004-11-15 2012-02-15 若間金物株式会社 薄型ディスプレイの吊下げ装置及び薄型ディスプレイの吊下げ装置付家具
JP4202358B2 (ja) * 2005-11-11 2008-12-24 三菱電機株式会社 映像音響再生システム
JP5093878B2 (ja) * 2006-10-25 2012-12-12 トーヨーベンディング株式会社 床頭台用リモコン付テレビ
JP4549374B2 (ja) * 2007-08-31 2010-09-22 トーヨーベンディング株式会社 テレビ付き床頭台
JP6208553B2 (ja) * 2013-11-18 2017-10-04 日本電信電話株式会社 映像表示システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56160062U (ja) * 1980-04-28 1981-11-28

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006227510A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示装置の取付装置及びこれを備えた床頭台
JP2006243270A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像表示装置の取付装置及びこれを備えた床頭台

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11276530A (ja) 1999-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4633261B2 (ja) ディジタル式x線カセットを備えた患者支持体
JP2914568B1 (ja) テレビ取付け装置及びテレビ付き床頭台
US20060032417A1 (en) Modular tube and table retrofitable to a wheelchair
US11421814B2 (en) Portable stand for portable electronic devices
JP4522545B2 (ja) ベッドのフットパネルに収納可能な薄型ディスプレイ装置
CN1507329A (zh) 具有数据存储器的椅或床构件
US5459893A (en) TV canopy for bed
US20130018417A1 (en) Spinal alignment device and method
JP2000004951A (ja) 情報端末を備えたテーブル装置およびそれを用いた情報システム
JP3085720U (ja) ディスプレイスタンド
WO2013154441A1 (en) A modular floor stand assembly and kit therefor
JP4878749B2 (ja) 薄型ディスプレイの吊下げ装置及び薄型ディスプレイの吊下げ装置付家具
JP2603199B2 (ja) ベッド用補助テーブル
JP2007199099A (ja) 横臥して表示体を見る装置
JP3088042U (ja) ディスプレイ用スタンド
KR101964687B1 (ko) 병실용 tv 스탠드
CN213553072U (zh) 一种新型icu医疗床
JP7283799B2 (ja) 可動ディスプレイスタンド
JPH11332922A (ja) ベッド用補助テーブル
WO2024027209A1 (zh) 一种电动调节催眠床
JPH11169237A (ja) 床頭台
JP2006352346A (ja) 取付け装置およびこれを備えた床頭台
JP4321845B2 (ja) 画像表示機器の置き台を兼ねたキャビネット
JP2598238B2 (ja) 支持位置調節自在な備品支持手段
JPH0626265Y2 (ja) ベッドサイドキャビネット

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20180416

Year of fee payment: 19

EXPY Cancellation because of completion of term