JP2598238B2 - 支持位置調節自在な備品支持手段 - Google Patents

支持位置調節自在な備品支持手段

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JP2598238B2 JP27266794A JP27266794A JP2598238B2 JP 2598238 B2 JP2598238 B2 JP 2598238B2 JP 27266794 A JP27266794 A JP 27266794A JP 27266794 A JP27266794 A JP 27266794A JP 2598238 B2 JP2598238 B2 JP 2598238B2
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばベッドの傍らに
おいて、テレビ等の備品類を置くようにしたテーブルを
使いやすい位置に持っていくことができるとともに、不
使用時には、じゃまにならない位置に戻すことができる
ようにした、支持位置調節自在な備品支持手段に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】病院や家庭内において、寝たり起きたり
のベッド生活を送るには、ベッドは勿論、種々の生活必
需品を収容するような棚、ベッドサイドキャビネット類
は不可欠のものである。かかる病室内において、テレビ
ジョン(以下、テレビという)は、最近では、ベッド毎
に設けられていることが多くなってきており、入院者が
個々に、番組を楽しむことができるようになっている。
その場合、テレビをベッドサイドキャビネット上に置く
ことは、多く見受けられることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ベッド
サイドキャビネット上のテレビを見る際、ベッド生活者
は、上半身および顔を向けるというような、不自然な体
勢を取らざるを得ず、そのままでは、テレビが非常に見
づらいことが多い。従って、ベッドサイドキャビネット
を動かしてテレビを見やすい位置に持ってきたり、ベッ
ド上で身体を動かして、見やすい位置に身体を移動した
りして見なければならない。本発明はこのような背景か
らなされたもので、ベッドの傍らにおいて、テレビ等の
備品類を置くようにしたテーブルを使いやすい位置に持
っていくことができるとともに、不使用時には、じゃま
にならない位置に戻すことができるようにした、支持位
置調節自在な備品支持手段を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、支持位置調節自在な備品支持手段で
あって、支柱に沿って案内溝を設けて、この案内溝に沿
って昇降自在に昇降部材を装着すると共に、この昇降部
材に一対の支持腕を回動可能に取り付けると共に、これ
ら一対の支持腕先端にテーブルを装着し、前記案内溝中
間部と前記一対の支持腕のうちの一方の支持腕とを所定
の長さの規制腕によって連結して、この規制腕の拘束作
用下に一対の支持腕を変位させて前記昇降部材を案内溝
に沿って昇降させ、テーブルを異なった位置にもたらす
構成としたことを特徴とする。前述の構成において、前
記テーブルを、一対の支持腕先端に旋回自在に装着した
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】当初、テーブル上の備品を必要としないとき
は、支柱側にテーブルを引き寄せておく。この時昇降部
材が、支柱における案内溝の下端部側にあってテーブル
を支持する一対の支持腕は、支柱に沿うような形とな
り、従って備品を載置したテーブルは、ベッド傍らの支
柱に近接しているので、じゃまになるようなことはな
い。そして、前記テーブル上の備品を手に取ったり、必
要とするときは、テーブルを支柱から引き離すように操
作する。すると、テーブルを支える一対の支持腕が手前
側に傾こうとする。この際、一対の支持腕のうちの一方
の支持腕は、一端部を支柱に固定した規制腕と連結して
いるので、前記一対の支持腕が拘束運動を開始する。ま
た、前記一対の支持腕は、昇降部材に取り付けられてい
るので、同時に変位していき、支柱における案内溝の下
端部側にある昇降部材が、案内溝に沿って上昇する一
方、支持腕先端のテーブルが、略水平方向に移動するよ
うに支柱から離れていく。これによって、テーブルがベ
ッド生活者の手の届く範囲に持ち来される。また、前記
テーブルを、一対の支持腕先端に旋回自在に装着する
と、ベッド生活者側に、備品を向けることができ、一層
使いやすいものとなる。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかる支持位置調節自在な備
品支持手段について、一実施例を挙げ、添付の図面を参
照しながら以下説明する。図1に支持位置調節自在な備
品支持手段1を示す。この備品支持手段1は、病室2に
おけるベッド3傍らの壁面に設けられた、備品収容のた
めの備品収容システム4の支柱5の長手方向中心軸に沿
って案内溝6を設け、この案内溝6に昇降部材7を昇降
自在に装着すると共に、この昇降部材7に一対の支持腕
8を回動可能に取り付けて、これら一対の支持腕8先端
にテーブル9を装着し、前記案内溝6中間部と前記一対
の支持腕8のうちの一方の支持腕8との間に所定の長さ
の規制腕10を設けて、この規制腕10の拘束作用下に
前記一対の支持腕8を変位させて、前記昇降部材7を案
内溝6に沿って昇降させて、テーブル9を異なった位置
にもたらす構成としている。
【0007】前記備品収容システム4は、コ型形状の基
枠11に、天井に向かって立設した一対の支柱5間にお
いて、床面に設置した収容庫12と、支柱5の上部側の
位置に固定支持した上部収容庫13とを備えたものであ
る。また、前記支柱5は、天井に固定カバー14を介し
て固定されている。
【0008】前記昇降部材7は、図2に示すように、両
端側を断面コ型状に屈曲形成したものであり、支柱5に
おける案内溝6に屈曲した一端側を臨入させると共に屈
曲した他端側を前記支柱5の外側に露出させ、支柱5を
またぐように装着している。すなわち、前記昇降部材7
の中央部裏側において、屈曲形成した両端側に近接し
て、案内溝6と同方向に指向してローラ部材15を配設
している。かかるローラ部材15のうち、案内溝6に臨
入させた昇降部材7の屈曲した一端側に近接するローラ
部材15を、案内溝6に内側から転動自在に当接させる
一方、支柱5の外側に露出させた他端側に近接したロー
ラ部材15を支柱5に外側から当接させるようにして、
昇降部材7を支柱5の案内溝6に沿って昇降自在に構成
している。
【0009】そして、かかる昇降部材7の中央部外側に
は、一対の支持腕8がねじ部材16によって、水平方向
に指向するように軸止めされている。また、前記一対の
支持腕8は、全長が等しいものであり、一方の支持腕8
中間部に、規制腕10の先端部をねじ部材17によって
回動自在に連結している。この規制腕10の他端部は、
支柱5の略中間部において、案内溝6を介して挿通させ
たねじ部材18により、回動可能に、且つ上下に動かな
いように装着されている。
【0010】前記一対の支持腕8先端に取り付けたテー
ブル9は、方形状の下板19と上板20とを有し、下板
19と上板20との間に回転板21を介在して、上板2
0を下板19に対して旋回自在に構成している。前記下
板19は、下板19の下面に、中心線を通るように取り
付けた断面コ型受け枠22に、一対の支持腕8先端に支
持腕8に対して直角状に且つ一体的に設けた軸受パイプ
23を下方から嵌入し、螺刻されたボルト24を受け枠
22を介して前記軸受パイプ23に挿通して、ナット2
5により、螺子止めしている。また、前記回転板21
は、円形状のもので、下板19に対して上板20を旋回
可能に支持するものであり、例えば、中心軸を中心に互
いに回転自在な2枚の円盤によって構成することができ
る。すなわち、下側の円盤は、下板19に固定する一
方、上側の円盤を上板20に固定し、これら上板20、
回転板21、下板19を、それぞれ中心を通るようにし
て挿通した回動ねじ部材26によって固定している。
【0011】本発明にかかるベッドサイドにおける備品
支持手段1は以上のように構成されるものであり、次に
その作用を説明する。図3に示すように、当初、テーブ
ル9、すなわち上板20に載置した備品(テレビ)を必
要としないときは、支柱5側にテーブル9を引き寄せて
おく。この時昇降部材7は、支柱5における案内溝6の
下端部側にあり、テーブル9を支持する一対の支持腕8
は、支柱5に沿うような形となり、従って備品を載置し
たテーブル9は、ベッド傍らの支柱5に近接しているの
で、じゃまになるようなことはない。
【0012】そして、前記テーブル9上のテレビTvを
見ようとするときは、テーブル9を支柱5から引き離す
ように操作する。すると、テーブル9を支える一対の支
持腕8が手前側に傾こうとする。この際、一対の支持腕
8のうちの一方の支持腕8は、一端部を支柱5に固定し
た規制腕10と連結しているので、前記一対の支持腕8
が拘束運動を開始する。また、前記一対の支持腕8は、
昇降部材7に取り付けられているので、同時に変位して
いき、支柱5における案内溝6の下端部側にある昇降部
材7が、案内溝6に沿って上昇する一方、支持腕8先端
のテーブル9が、略水平方向に移動するように支柱5か
ら離れていく。これによって、テーブル9がベッド生活
者の手の届く範囲に持ち来される。
【0013】前記テーブル9において、テレビを載置し
た上板20は、下板19に対して回動軸部材26を中心
に回転板21により旋回自在に構成されているので、上
板20を旋回してテレビを最もベッド生活者が見やすい
位置に向けることができ、今までのように、ベッド生活
者が、身体をテレビの見やすい位置に移動したり、無理
な体勢をとる必要がなく、長時間観賞しても、疲れを少
なくすることができるという効果を奏する。
【0014】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ベッドの
傍らにおいて、テレビ等の備品類を置くようにしたテー
ブルを使いやすい位置に持っていくことができるので、
ベッド生活者は、不自然な体勢を取ることもなく、ま
た、ベッドサイドキャビネットを動かしてテレビを見や
すい位置に持ってきたり、ベッド上で身体を動かして、
見やすい位置に身体を移動したりする必要がない。しか
も、必要がないときは、前記テーブルを、ベッド傍らの
備品収容システム等の支柱側に、後退させておくことが
でき、ベッド生活をする上での至便な器具であるといえ
る。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる支持位置調節自在な備品支持手
段の外観斜視図である。
【図2】図1に示す備品支持手段の構成を示す分解斜視
説明図である。
【図3】本発明にかかる支持位置調節自在な備品支持手
段の作用説明図である。
【符号の説明】
1 備品支持手段 2 病室 3 ベッド 4 備品収容システム 5 支柱 6 案内溝 7 昇降部材 8 支持腕 9 テーブル 10 規制腕 11 基枠 12 収容庫 13 上部収容庫 14 固定カバー 15 ローラ部材 16、17、18 ねじ部材 19 下板 20 上板 21 回転板 22 受け枠 23 軸受パイプ 24 ボルト 25 ナット 26 回動ねじ部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持位置調節自在な備品支持手段であ
    って、支柱に沿って案内溝を設けて、この案内溝に沿っ
    て昇降自在に昇降部材を装着すると共に、この昇降部材
    に一対の支持腕を回動可能に取り付けると共に、これら
    一対の支持腕先端にテーブルを装着し、前記案内溝中間
    部と前記一対の支持腕のうちの一方の支持腕とを所定の
    長さの規制腕によって連結して、この規制腕の拘束作用
    下に一対の支持腕を変位させて前記昇降部材を案内溝に
    沿って昇降させ、テーブルを異なった位置にもたらす構
    成としたことを特徴とする支持位置調節自在な備品支持
    手段。
  2. 【請求項2】 前記テーブルを、一対の支持腕先端に
    旋回自在に装着したことを特徴とする請求項1記載の支
    持位置調節自在な備品支持手段。
JP27266794A 1994-11-07 1994-11-07 支持位置調節自在な備品支持手段 Expired - Fee Related JP2598238B2 (ja)

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