JP5093878B2 - 床頭台用リモコン付テレビ - Google Patents
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Description
これらのテレビは、回動する回転台に載置され、テレビ画面の左右の向きは人の手によって変えられる。
また、リモコンによりテレビの画面の向きを変えるテレビ装置も開発されている(例えば、特許文献3)。
また、近時薄型テレビも大型化し、例えば、画面が17インチ以上の大型テレビとなると薄型であっても重量もあり、特許文献3のような、17インチ以下の小型のテレビの回動は通常の容量の小さなDCモータでの可能であったが、重量のある大型テレビの画面調整の駆動には無理であり、大型テレビの画面向き調整の回動駆動にはAC同期モータ等を使用しなければ余裕のある駆動が出来ない。
ところで、このような大型テレビの向き調整用に大型モータを使用するとなると、テレビ自体が大きく駆動力も大きいことから、体力が弱い患者の身体が何かの物に手首や指が挟まれたりするという不測の事故が生じかねない。更に、重量のある大型テレビを駆動となると、静止状態にした場合に、左右(水平)方向の回動では問題がないが、上下方向の回動では、モータの停止時にはテレビの自重により自重の加わる方向に自然に回動してしまうという問題があり、このような問題点や経費が嵩むことから、従来、床頭台の大型テレビの載置において、リモコンによるテレビ画面の向きの調整は行っていなかった。しかも、病院の床頭台に設置されるテレビも、高齢者が画面の字を読む場合等の不便さから、大型テレビの設置が要望されるようになってきた。
また、近年、ベッド自体電動で上下動し、それに伴って患者のテレビを見る角度も頻繁にかわり、その都度、手でテレビの画面の向きを調整する必要があり、特に、液晶画面は見る角度によって明るさが変わるので、向きの調整は頻繁に行わなければならいという問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、病院の床頭台に設置する大型テレビにおいて、ベッド自体が上下して患者のテレビを見る角度が変わっても、テレビ画面の向きを寝たままで患者自身が調整することができ、且つ、簡単に調整操作することができ、更には、病院に設置することから、患者の手や指が挟まれることがないように、安全性が十分に確保された床頭台用リモコン付テレビを提供するものである。
該テレビ支持装置によってテレビの前記リモコン受信部からの操作信号により、テレビ画面の向きを上下方向及び左右方向へ、これらの駆動が容易な2台のAC同期モータにより回動させ、
該テレビ支持装置に設けられる前記上下方向に駆動する一方のAC同期モータだけは、大型テレビの自重によって自然に回転するのを阻止するために、前記大型テレビへはウォーム歯車装置を介して伝動され、
該AC同期モータは前記テレビ画面を上下方向に回動作動中、及び左右方向に回動作動中に前記テレビ画面及び枠体に手や指が挟まれた場合に、AC同期モータのAC電源の供給回路に閾値を低くして少しの過電流でも反応するようにした過電流検出回路を設けて、該過電流検出回路によってAC電源を遮断するようにして前記AC同期モータの回動作動を停止すようにした安全装置を設けたことを特徴とする床頭台用リモコン付テレビである。
請求項2の発明は、前記テレビの前面の操作スイッチとして、施設案内ボタンを設けたことを特徴とする請求項1に記載の床頭台用リモコン付テレビである。
請求項3の発明は、前記テレビの枠体の角部は、全て大きな曲率半径の曲面であることを特徴とする請求項1に記載の床頭台用リモコン付テレビである。
請求項4の発明は、前記テレビ支持装置は、前記固定ポール部に接続する台板部によって上方の床頭台天板に取り付けられるものであって、天板は上下の2枚から構成され、下部天板の所定位置に前記固定ポール部が貫通するポール孔を設け、該ポール孔に上方から前記固定ポール部を挿入して前記台板部が下部天板の上面に係止され、該台板部を覆うように上部天板を重ね合わせたことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の床頭台用リモコン付テレビである。
また、ベッド自体が電動で上下動して患者のテレビを見る角度が頻繁に変わっても、患者が寝たままで簡単にテレビの画面の向きを調整することができ、液晶画面が患者の見る角度によって明るさが変わることにも即座に対応することができる。
図1、図2に示すように、病院等のベッドの近傍に配置する床頭台1の天板11に床頭台に載置としては17インチ以上の比較的大型の薄型テレビ2をテレビ回動支持部3を介して載置した状態を示すもので、この薄型テレビ2の外枠は、病院内で使用することから、外枠21の角部は全て大きな曲率半径Rの曲面として、身体が当たっても思わぬ怪我をしないような形状をしており、大型薄型テレビ2の前面もディスプレイ部22の下の操作部の単純化しており、下部の細長い部分は中央にイヤホーンジャック23とON/OFFランプ24と左側近傍に病院案内の押しボタンスイッチ25と右側近傍にリモコン受信部26と左右にスピーカー27が配置されているだけである。
ディスプレイ部22の背面部28には、ワイヤレスリモコンにより左右・上下方向にテレビ2の本体が回動する比較的大型の薄型テレビの向きを調整するテレビ回動支持装置3が取り付けられている。
テレビ回動支持装置3は、図3にも示すように、天板取付部31とテレビ取付部32とからなり、天板取付部31の矩形の台板部311の4辺隅部にはそれぞれ取付孔312が4個設けられ、ボルト313で天板11に固定し、テレビ取付部32をディスプレイ部22の背面部28にボルト321で固定する。
天板取付部31とテレビ取付部32との間には、大型テレビ2を回動するための回動駆動部33が介在しており、天板取付部31は台板311に直角に固定ポール部314が設けられ、固定ポール部314には回動駆動部33の枠体333内にはモータが収納され、それによって回転する支持軸331を介して左右方向に回動可能に接続され、回動駆動部33の両側部から突出した上下方向に回動可能な駆動軸332にはテレビ取付部32が取付されている。なお、符合334は電源やテレビ2からのリモコン信号と接続する接続コードである。
この駆動軸332の両端には一対の取付金具321が固着され、この取付金具321の拡大端部には一対の取付孔322が設けられ、大型テレビ2の背面部28に設けられた国際規格の雌ネジ孔281が4箇所に設けれ、ボルト323を前記取付孔322に挿入して前記雌ネジ孔281に縲合して固定する。
したがって、図示するように、背面部28のほぼ中央にテレビ取付部32が位置するので、左右方向は勿論こと、上下方向のAC同期モータの駆動に過度の負荷が加わらず、また、テレビ取付部32が国際規格の雌ネジ孔281が4箇所に対応しているので、テレビ取付部32は大型テレビ2の異なる別の大きさのテレビにも対応でき汎用性が増すことは勿論のこと、テレビが故障しても国際規格の雌ネジ孔281が設けられていれば、大型テレビ2の交換等の保守も容易である。
左右方向に回動するモータM1(34)は、後述するリモート受信信号によって駆動されるが、歯車列341によって最終歯車3411が減速回転されて固定された支持軸331に接続し、支持軸331が固定ナット315で天板取付部31に固定される。
したがって、固定ナット315で固定ポール部314及び台板部311で天板取付部31に固定されているので、相対的に回転駆動部33が左右に回動する。回動範囲は最終歯車3411に設けられたストッパー突起343が設けられ、左右の回動範囲の端にはリミットスイッチSW1(3431)、SW2(3432)を設けてストッパー突起343を作動させモータM1の電源を切断し、M1の回転を止める。
上下方向に回動するモータM2(35)は、後述するリモート受信信号によってモータ制御回路4(図5)を介して駆動され、モータ軸351の回転をウォーム歯車装置352によってテレビ画面の上下方向の駆動に変換して駆動軸332を上下方向に回動させている。また、平歯車3522にはストッパー突起354が設けられ、上下の回動範囲の端にはリミットスイッチSW3(3541)、SW4(3542)を設けてストッパー突起354を作動させモータM2(35)の電源を切断し、モータM2(35)の回転を止める。
ここで、ウォーム歯車3521に対応する平歯車3522と組み合わせたウォーム歯車装置352を用いるのは、ウォーム歯車装置352が二軸が互いに直角をなす歯車で、モータM2(35)の軸にはネジ状の歯車(ウォーム)3521が、テレビ回動の駆動軸332の歯車(ウォームホイール)3522に噛み合い、モータ軸351の回転数に比べて駆動軸332の回転数は極端に少なく、逆転不能であるからであり、モータM2の回転が停止した後に、薄型テレビ2の自重によって自然に回転するのを阻止するためである。
本実施例は、薄型ではあるが画面対角線の長さが21、或いは、23インチで重量が5Kg程度もある大型テレビを使用するもので、この大型テレビ2を支持して回動するテレビ回動支持装置に用いるモータはスペースも制限があるとなると、通常の容量の小さなDCモータでの駆動は困難で、本実施例では大容量コンデンサーで位相を反転することができるAC同期モータを用いており、このモータM1(34)、モータM2(35)の駆動を制御するモータ制御回路が必要となり、このモータ制御回路はリモコン信号発信器からの操作信号を、大型テレビ2の前面に設けたリモコン受信部26で受信して、この信号に基づいて、モータM1(34)、モータM2(35)の駆動を制御する。また、このように、テレビ自体が大きく回動する駆動力も大きいことから、体力が弱い患者の身体(手、指)がテレビ2枠体等と何かの物に挟まれ怪我をするという不測の事故が生じかねないので、それを感知して直ちにモータ駆動を停止する安全装置が必要になる。
図5を用いて、前記モータ制御回路4、安全装置の回路5を説明するが、 図5は本実施例のモータ制御回路4と安全装置5の構成を簡略化して作動の概略を表した回路である。
電源はAC100Vの商用電源で、トランスTによって一端はアースされ、他端はモータ駆動の24Vと回路用電源の8Vに減圧され、8V端はダイオードD1によってDCとなり、一部は可変抵抗VR1〜4に供給され、一部は定電圧素子U2によってDC5Vに整流されてモータ制御回路が組み込まれた集積回路(IC)素子U1に供給される。
一方、モータ駆動の24V端は、左右方向回転駆動用のモータM1(34)と、上下方向回転駆動用のモータM2(35)に接続される。
左右方向駆動モータM1(34)について説明すると、モータM1(34)の右回転端子(右)と左回転用端子(左)にトライアックQ1、Q2とリミットスイッチSW1(3431)、SW2(3432)を介して接続されており、トライアックQ1、Q2の制御端であるゲートはそれぞれ集積回路素子U1の端子3、4に接続されている。
また、上下方向駆動モータM2(35)について説明すると、モータM2(35)の右回転端子(右)と左回転用端子(左)にトライアックQ3、Q4とリミットスイッチSW3(3541)、SW4(3542)を介して接続されており、トライアックQ3、Q4の制御端であるゲートはそれぞれ集積回路素子U1の端子5、6に接続されている。
今、図6に示すリモコン6の操作ボタンのテレビ向きの(右)ボタン61を押すと、リモコンからの操作送信信号がリモコン受信部26で受信され、その信号がモータ制御回路4の端子S1、Eに入力され、増幅器AP1で操作信号が増幅されて集積回路素子U1の端子1,2に入力される。この信号に基づいて集積回路素子U1ではモータ駆動信号(閉信号)を端子3からトライアックQ1のゲートに出力し、トライアックQ1は通電状態となってモータM1を右回転駆動可能状態となり、テレビ2が右方向に振り切っていなければリミットスイッチSW1(3431)は閉状態の通電状態であるから、モータM1(34)にはAC24Vが供給され右回転を開始する。また、(右)ボタン61を離せば、リモコン6からの操作信号が途絶えるから、モータ制御回路4の端子S1、Eにも信号が途絶え、集積回路素子U1の端子3からトライアックQ1のゲートに開信号を出力し、トライアックQ1は開放状態となり、モータM1(34)は右回転を停止する。こうして、テレビ画面の前面に対する右向きの角度が調整できる。
逆に、リモコン6の操作ボタンのテレビ向きの(左)ボタン62を押すと、同様に集積回路素子U1では端子4からリモコン6の操作信号によるモータ駆動信号(閉信号)をトライアックQ2のゲートに出力し、トライアックQ2は通電状態となってモータM1を左回転駆動が可能状態となり、テレビ2が左方向に振り切っていなければリミットスイッチSW2(3432)は閉状態の通電状態であるから、モータM1(34)は左回転を開始し、リモコン6の(左)ボタンを離せば左回転を停止する。こうして、テレビ画面の前面に対する左向きの角度が調整できる。
次に、テレビ画面の上下方向制御について説明するが、大型テレビ2は重量があることから、上下方向回転駆動用のモータM2(35)は左右方向回転駆動用のモータM1(34)に比べて馬力があり大型である。
操作方法は、左右方向の制御と同様で、図6に示すリモコン6の操作ボタンのテレビ向きの(上)ボタン63を押すと、リモコンからの操作信号がリモコン受信部26で受信され、その信号がモータ制御回路4の端子S1、Eに入力され、増幅器AP1で操作信号が増幅されて集積回路素子U1の端子1,2に入力される。この信号に基づいて集積回路素子U1ではモータ駆動信号(閉信号)を端子5からトライアックQ3のゲートに出力し、トライアックQ3は通電状態となりモータM2が駆動可能状態となり、テレビ2が上方向に振り切っていなければリミットスイッチSW3(3541)は閉状態の通電状態であるから、モータM2(35)にはAC24Vが供給され右(上)回転を開始する。また、(上)ボタン63を離せば、モータ制御回路4の端子S1、Eにも信号が途絶え、集積回路素子U1の端子5からトライアックQ3のゲートに開信号を出力し、トライアックQ3は開放状態となり、モータM2(35)は右(上)回転を停止する。こうして、テレビ画面の前面に対する上向きの角度が調整できる。
逆に、リモコン6の操作ボタンのテレビ向きの(下)ボタン64を押すと、同様に集積回路素子U1ではリモコン6の操作信号から、トライアックQ4のゲートに閉信号を出力し、トライアックQ4は通電状態となり、テレビ2が下方向に振り切っていなければリミットスイッチSW4(3542)は閉状態の通電状態であるから、モータM2(35)は左(下)回転を開始し、リモコン6の(下)ボタンを離せば左(下)回転を停止する。こうして、テレビ画面の前面に対する下向きの角度が調整できる。
前述したように、本実施例のテレビ自体が17インチ以上の比較的大型の薄型テレビ21で、また、回動する駆動力も大きいことから、体力が弱い患者の身体(手、指)がテレビ2枠体等と何かの物に挟まれ怪我をするという不測の事故が生じかねないので、それを感知して直ちにモータ駆動を停止する安全装置が必要である。詳しくは、例えば、上下方向に画面を回動する時に、床頭台の上下に位置する天板、或いは中天板と、テレビの下端縁或いは上端縁との間に手や指が挟まれる危険性があり、更には、床頭台のテレビ下の中天板上に書籍や硬い物品を置いていた場合には、隙間がより狭くなり手や指を挟む危険性が増すので、これを防ぐための安全装置が必要である。
本実施例では左右方向回転駆動用のモータM1,上下方向回転駆動用のM2のAC電源の供給回路に過電流検出回路を設け、少しでも通常よりも大きな電流が流れた場合には、患者の手や指に当たったものとして、直ちにモータM1,M2の電源を遮断するように構成している。この過電流検出回路は、通常の電源回路のようにモータや電子部品を保護するものではなく、患者の安全を確保するものであるから、閾値(シュレショルド値)は低くして少しの過電流でも反応するように、感度を高くする点で、通常の保護回路での過電流検出回路とは目的・作用・効果が異なるものである。
この検出電圧値V1の変化に基づいて、過電流であることを感知すると、モータM1(34)とモータM2(35)の電源を遮断するが、そのために、検出電圧値V1はモータ制御回路が組み込まれた集積回路(IC)素子U1の端子12に入力され、集積回路(IC)素子U1では過電流と認識する基準値は使用するモータM1(34)とモータM2(35)とは定格がそれぞれ異なることから可変抵抗VR1〜4でそれぞれの基準値を設定し、所定の基準値を超えた検出電圧値V1を検出した場合は、端子3〜6のトライアックQ1〜Q4に対応するのゲートに開信号を出力し、トライアックQ1〜Q4は開放状態となり、モータM1(34)、M2(35)の回転は停止し、それ以上に患者の手や指を挟まないように安全を確保するものである。
すなわち、左右方向回転駆動用のモータM1(34)又は上下方向回転駆動用のモータM2(35)の回転が停止し、これに連動した大型テレビのテレビ画面を上下方向に回動する作動や左右方向に回動する作動も停止し、患者の手や指を挟まないようテレビ画面の回動が停止して安全が確保できる。
なお、本実施例では安全装置は、モータ過電流検出を検知してモータを停止させているが、タッチセンサーで手・指がテレビ2に触れたのを検知しモータを停止させるようにしてもよい。
図6に本実施例のワイヤレスリモコン送信器6を示すが、病院の床頭台での高齢者や体力の弱った患者が使用することから、細かな操作ボタンは排除し可能な限り単純化し、チャンネル操作等のテレビ操作ボタンとテレビ画面調整ボタンとを一体化して単純化したものである。
このリモコン送信機は、通常より大きな面積の電源ボタン65、上下のチャンネル操作ボタン66、+−のオンリョウ(音量)操作ボタン67が配置され、映像されている画面が何であるかを表示する表示ボタン68と、所定時間経過後にテレビの電源を遮断するおやすみタイマーボタン69が配置され、通常のリモコンとは異なるのは、テレビの向きを操作するボタンが配置されていることであり、前述のテレビの向きを右向きに操作する(右)ボタン61、左向きに操作する(左)ボタン62、上向きに操作する(上)ボタン63、下向きに操作する(下)ボタン64を配置している。
テレビ2の本体の操作ボタンもリモコン操作と重複しないように、病院の施設や種々の案内を表示する、病院案内ボタン25が配置されているだけである。
基本的には、図1、図2で説明した設置方法と同じであるが、床頭台1の棚の上を煩雑にしないように構成したもので、ポール部314に接続する台板部311を係止具として利用するもので、床頭台1の天板11を上下の2枚に構成し、天板11の下に位置する下部天板111の所定位置にポール部314が貫通し、台板部311よりは十分小さなポール用孔13を設け、予めテレビ回動支持装置3を天板取付部31と回動駆動部33とを分解しておき、天板取付部31のポール部314を前記ポール用孔13に上方から挿入する。この際、ポール用孔13の直径は矩形の台板部311よりも十分小さいので、この矩形の台板部311が確実に下部天板111の上面に係止されることになり、さらには、四隅の取付孔312に木ねじ316を挿入して下部天板111に固着する。その後、台板部311を覆うように上部天板112を重ね合わせて、天板上部に更なる物品を載置できるようにする。また、デザイン的にもスッキリし綺麗な床頭台となる。
なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、上記の実施例に限定されるものでないことは勿論である。
12…背板、13…ポール用孔
2…薄型テレビ、21…外枠、22…ディスプレイ部、
23…イヤホーンジャック、24…ON/OFFランプ、
25…病院案内の押しボタンスイッチ、26…ワイヤレスリモコン受信部、
27…スピーカー、28…背面、281…取付孔
3…テレビ回動支持装置、
31…天板取付部、311…矩形の台板部、312…取付孔、
313…ボルト、314…ポール部、315…固定ナット、316…木ネジ、
32…テレビ取付部、321…取付金具、322…取付孔、323…ボルト、
33…回動駆動部、331…支持軸、332…駆動軸、333…枠体、334…接続コード
34…モータM1、341…歯車列、3411…最終歯車、
342…出力軸、343…ストッパー突起、3431…リミットスイッチSW1、
3432…リミットスイッチSW2、
35…モータM2、351…モータ軸、352…ウォーム歯車装置、
3521…ウォーム歯車、3522…平歯車、
354…ストッパー突起、3541…リミットスイッチSW3、
3542…リミットスイッチSW4、
4…モータ制御回路、5…過負荷検出回路(安全装置)、
6…ワイヤレスリモコン送信器、61〜64…テレビ向き操作ボタン、
65…電源ボタン、66…チャンネル操作ボタン、67…音量操作ボタン、
68…画面表示ボタン、69…タイマーボタン、
Claims (4)
- 大型テレビの前面にリモコン受信部を配置した床頭台用リモコン付テレビおいて、該大型テレビの背面部に設けられた国際規格の取り付けネジ孔にテレビ支持装置を固定し、該テレビ支持装置は床頭台に設けられた固定ポール部に設けられるものであって、
該テレビ支持装置によってテレビの前記リモコン受信部からの操作信号により、テレビ画面の向きを上下方向及び左右方向へ、これらの駆動が容易な2台のAC同期モータにより回動させ、
該テレビ支持装置に設けられる前記上下方向に駆動する一方のAC同期モータだけには、大型テレビの自重によって自然に回転するのを阻止するために、前記大型テレビへはウォーム歯車装置を介して伝動され、
該AC同期モータは前記テレビ画面を上下方向に回動作動中、及び左右方向に回動作動中に前記テレビ画面及び枠体に手や指が挟まれた場合に、AC同期モータのAC電源の供給回路に閾値を低くして少しの過電流でも反応するようにした過電流検出回路を設けて、該過電流検出回路によってAC電源を遮断するようにして前記AC同期モータの回動作動を停止すようにした安全装置を設けたことを特徴とする床頭台用リモコン付テレビ。 - 前記テレビの前面の操作スイッチとして、施設案内ボタンを設けたことを特徴とする請求項1に記載の床頭台用リモコン付テレビ。
- 前記テレビの枠体の角部は、全て大きな曲率半径の曲面であることを特徴とする請求項1に記載の床頭台用リモコン付テレビ。
- 前記テレビ支持装置は、前記固定ポール部に接続する台板部によって上方の床頭台天板に取り付けられるものであって、天板は上下の2枚から構成され、下部天板の所定位置に前記固定ポール部が貫通するポール孔を設け、該ポール孔に上方から前記固定ポール部を挿入して前記台板部が下部天板の上面に係止され、該台板部を覆うように上部天板を重ね合わせたことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の床頭台用リモコン付テレビ。
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