JP2007108528A - 電気機器取付具 - Google Patents
電気機器取付具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007108528A JP2007108528A JP2005300707A JP2005300707A JP2007108528A JP 2007108528 A JP2007108528 A JP 2007108528A JP 2005300707 A JP2005300707 A JP 2005300707A JP 2005300707 A JP2005300707 A JP 2005300707A JP 2007108528 A JP2007108528 A JP 2007108528A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- mounting member
- long hole
- electrical equipment
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】平面部又はコーナー部の壁に対する電気機器の傾斜角度及び位置関係の調整の自由度を向上させることができる電気機器取付具を提供する。
【解決手段】壁の平面部又はコーナー部に壁取付部材2,2を、表示装置Tに機器取付部材3,3を、夫々左右に並置して取り付け、壁取付部材2,2及び機器取付部材3,3夫々に、連結箇所11,11,…及び連結箇所13,13,…において回動可能に取り付けられたリンク部材4,4が壁取付部材2,2に対して水平方向に回動し、また、リンク部材4,4に対して機器取付部材3,3が水平及び鉛直方向に回動して表示装置Tの傾斜角度及び壁に対する前後左右の位置を調節する。
【選択図】図1
【解決手段】壁の平面部又はコーナー部に壁取付部材2,2を、表示装置Tに機器取付部材3,3を、夫々左右に並置して取り付け、壁取付部材2,2及び機器取付部材3,3夫々に、連結箇所11,11,…及び連結箇所13,13,…において回動可能に取り付けられたリンク部材4,4が壁取付部材2,2に対して水平方向に回動し、また、リンク部材4,4に対して機器取付部材3,3が水平及び鉛直方向に回動して表示装置Tの傾斜角度及び壁に対する前後左右の位置を調節する。
【選択図】図1
Description
本発明は、薄型テレビ、プロジェクタ等の電気機器を壁の平面部又はコーナー部に取り付ける電気機器取付具に関する。
従来の電気機器取付具は、薄型テレビ、プロジェクタ等の電気機器を壁の平面部又はコーナー部に取り付け、また、電気機器の壁面に対する傾斜角度等を手動で調節可能にしてある(特許文献1〜6参照)。
特許文献1〜4においては、複数のアーム又は支柱を用いて壁の平面部に電気機器を取り付け、支点を中心に各アーム又は支柱を夫々回転、移動等させて、各アーム又は支柱に支持された電気機器の平面部に対する鉛直方向の傾斜角度を調節する。
特許文献5においては、壁の平面部に電気機器を、電気機器の上部に設けた鎖を用いて取り付け、鎖の長さを変更することによって、電気機器の下部に設けた軸支部を中心に平面部に対する電気機器の鉛直方向の傾斜角度を調節する。
特許文献6においては、機器取付部材を電気機器に取り付け、2個の壁取付部材を壁のコーナー部の一平面部及び他平面部に夫々取り付け、傾斜角度調節部で、水平方向に関して、各壁取付部材及び機器取付部材の間の傾斜角度を調節することによってコーナー部の傾斜角度によらず電気機器を壁のコーナー部に取り付け可能に構成してある。
特開平5−6140号公報
実用新案登録第3066600号公報
特開2002−341782号公報
特開2003−263116号公報
特開平10−174021号公報
特開2000−312318号公報
特許文献1〜4においては、複数のアーム又は支柱を用いて壁の平面部に電気機器を取り付け、支点を中心に各アーム又は支柱を夫々回転、移動等させて、各アーム又は支柱に支持された電気機器の平面部に対する鉛直方向の傾斜角度を調節する。
特許文献5においては、壁の平面部に電気機器を、電気機器の上部に設けた鎖を用いて取り付け、鎖の長さを変更することによって、電気機器の下部に設けた軸支部を中心に平面部に対する電気機器の鉛直方向の傾斜角度を調節する。
特許文献6においては、機器取付部材を電気機器に取り付け、2個の壁取付部材を壁のコーナー部の一平面部及び他平面部に夫々取り付け、傾斜角度調節部で、水平方向に関して、各壁取付部材及び機器取付部材の間の傾斜角度を調節することによってコーナー部の傾斜角度によらず電気機器を壁のコーナー部に取り付け可能に構成してある。
しかしながら、特許文献1〜5に開示されている電気機器取付具においては、平面部に対する電気機器の鉛直方向の傾斜角度を調節するようにしてあり、このため、ユーザは電気機器を鉛直方向にしか首振りさせることができない。また、特許文献6に開示されている電気機器取付具においては、電気機器の水平方向の傾斜角度を調節するようにしてあり、このため、ユーザは電気機器を水平方向にしか首振りさせることができない。
以上のことから、壁の平面部であるかコーナー部であるかにかかわらず電気機器を壁に取り付けることができ、しかも、電気機器の傾斜角度及び位置をユーザの任意に変更することができる電気機器取付具が望まれている。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、リンク部材が壁取付部材及び機器取付部材夫々に回動可能に連結されており、少なくとも1つの連結箇所を、長孔と長孔を貫通して連結箇所を連結するための軸部材とで連結してあることにより、簡易な構成で、壁の形状に依らず電気機器を取り付けることができ、壁に対する電気機器の傾斜角度及び位置関係の調整の自由度を向上させることができる電気機器取付具を提供することにある。
本発明の他の目的は、リンク部材と、壁取付部材及び/又は機器取付部材とが2箇所で連結してあり、各連結箇所の夫々に長孔が形成してあることにより、壁及び/又は電気機器に対し、安定して取り付けることができ、壁に対する電気機器の傾斜角度及び位置関係の調整の自由度を更に向上させることができる電気機器取付具を提供することにある。
本発明の他の目的は、離隔配置された2箇所の連結箇所夫々に形成された長孔に貫通している軸部材を長孔の長手方向の互いに異なる位置に配置可能にしてあることにより、壁に対する電気機器の傾斜角度及び位置関係の調整の自由度を更に向上させることができる電気機器取付具を提供することにある。
本発明の他の目的は、リンク部材と壁取付部材及び/又は機器取付部材との連結箇所を、弧状の長孔と、長孔を貫通して連結箇所を連結するための軸部材とで連結してあることにより、壁に対する電気機器の傾斜角度及び位置関係の調整の自由度を向上させることができる電気機器取付具を提供することにある。
本発明の他の目的は、軸部材の一端に設けられた球面部が、長孔の凹部に係合する構成とすることにより、容易に位置決めすることができる電気機器取付具を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、コ字状をなす板部材を用いてなる壁取付部材、機器取付部材、及びリンク部材を各2個、適宜連結してあることにより、簡易な形状及び構成で、安定して取り付けることができる電気機器取付具を提供することにある。
本発明に係る電気機器取付具は、壁に取り付けられる壁取付部材と、電気機器に取り付けられる機器取付部材と、前記壁取付部材及び前記機器取付部材の間に介在して各部材に回動可能に連結されているリンク部材とを備える電気機器取付具であって、少なくとも1つの連結箇所では、連結される一方の部材に長孔が形成してあり、該長孔を貫通して、該長孔が形成された連結箇所を連結するための軸部材を備えることを特徴とする。
本発明に係る電気機器取付具は、前記リンク部材と前記壁取付部材とは2箇所で連結してあり、2箇所の連結箇所の夫々に長孔が形成してあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器取付具は、前記リンク部材と前記機器取付部材とは2箇所で連結してあり、2箇所の連結箇所の夫々に長孔が形成してあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器取付具は、離隔配置された前記連結箇所に形成された長孔夫々に貫通している軸部材を前記長孔の長手方向の互いに異なる位置に配置可能にしてあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器取付具は、前記連結箇所に形成された長孔は弧状であることを特徴とする。
本発明に係る電気機器取付具は、前記連結箇所に形成された長孔は幅方向の孔縁に凹部を有し、前記軸部材の一端には、前記凹部に係合する球面部が設けてあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器取付具は、前記壁取付部材、前記機器取付部材、及び前記リンク部材夫々を各2個備え、各部材はコ字状をなす板部材であり、前記連結箇所に形成された長孔は前記板部材の先端部に形成してあり、前記壁取付部材及び前記機器取付部材夫々は前記板部材の基端部を壁及び電気機器夫々に取り付けるようにしてあり、各1個の前記壁取付部材の先端部及び前記リンク部材の基端近傍と前記機器取付部材の先端部及び前記リンク部材の先端部とを夫々連結してなることを特徴とする。
本発明に係る電気機器取付具は、前記壁取付部材、前記機器取付部材、及び前記リンク部材夫々を各2個備え、各部材はコ字状をなす板部材であり、前記連結箇所に形成された長孔は前記板部材の先端部に形成してあり、前記壁取付部材及び前記機器取付部材夫々は前記板部材の基端部を壁及び電気機器夫々に取り付けるようにしてあり、各1個の前記壁取付部材の先端部及び前記リンク部材の基端近傍を連結してあり、一方のリンク部材の先端部及び他方のリンク部材の先端部を繋ぐように1個の機器取付部材の両方の先端部が連結してあることを特徴とする。
本発明の電気機器取付具による場合、壁取付部材を壁に取り付け、機器取付部材を電気機器に取り付け、壁取付部材と機器取付部材との間にリンク部材を介在させて、壁取付部材又は機器取付部材とリンク部材とを連結箇所にて回動させる簡易な構成によって、壁取付部材(延いては壁)と機器取付部材(延いては電気機器)との間の傾斜角度及び位置関係を調節することができる。
また、少なくとも1つの連結箇所は、長孔及び軸部材を用いて連結し、しかも回動可能にしてある。この軸部材の長孔内の位置を変更することによって、壁取付部材と機器取付部材との間の傾斜角度及び位置関係の調節の自由度を更に向上させることができる。
更に、壁取付部材の形状に応じて、壁の平面部、コーナー部、又はコーナー部の一方の平面部に壁取付部材を取り付けることができる。
また、少なくとも1つの連結箇所は、長孔及び軸部材を用いて連結し、しかも回動可能にしてある。この軸部材の長孔内の位置を変更することによって、壁取付部材と機器取付部材との間の傾斜角度及び位置関係の調節の自由度を更に向上させることができる。
更に、壁取付部材の形状に応じて、壁の平面部、コーナー部、又はコーナー部の一方の平面部に壁取付部材を取り付けることができる。
本発明の電気機器取付具による場合、リンク部材と壁取付部材及び/又は機器取付部材とが2箇所で連結してあるため、壁取付部材及び/又は機器取付部材と壁及び/又は電気機器とを2箇所で取り付けることができる。このため、電気機器取付具を壁及び/又は電気機器に対して安定して取り付けることができる。
しかも、各連結箇所の夫々に長孔が形成してあるため、各連結箇所の軸部材の長孔内の位置を変更させることによって、壁取付部材と機器取付部材との間の傾斜角度及び位置関係の調節の自由度を更に向上させることができる。
しかも、各連結箇所の夫々に長孔が形成してあるため、各連結箇所の軸部材の長孔内の位置を変更させることによって、壁取付部材と機器取付部材との間の傾斜角度及び位置関係の調節の自由度を更に向上させることができる。
本発明の電気機器取付具による場合、リンク部材と壁取付部材及び/又は機器取付部材とが、間隔を隔てた2箇所で連結してあり、各連結箇所の夫々に形成してある長孔に貫通している軸部材を長孔の長手方向の互いに異なる位置に配置可能にしてあるため、連結箇所毎に軸部材の長孔内の位置を変更させることによって、壁に対する電気機器の傾斜角度及び位置関係の調整の自由度を更に向上させることができる。
本発明の電気機器取付具による場合、リンク部材と壁取付部材及び機器取付部材夫々とが回動可能に連結されており、リンク部材と壁取付部材及び/又は機器取付部材との連結箇所を、弧状の長孔と、長孔を貫通して連結箇所を連結するための軸部材とで連結してあるため、連結箇所の軸部材の長孔内の位置を曲線的に変更させることによって、壁取付部材と機器取付部材との間の傾斜角度及び位置関係の調節の自由度を向上させることができる。
本発明の電気機器取付具による場合、軸部材の一端に設けられた球面部が、長孔の孔縁に形成された凹部に係合するため、軸部材の長孔内の位置が、凹部の形成位置で位置決めされる。このため、壁取付部材及び/又は機器取付部材とリンク部材との位置決めを容易に行なうことができる。更に、軸部材の球面部が長孔の孔縁に接触することによって、球面部の外面に沿って軸部材が滑らかに、また確実に回動、傾斜等することができる。以上の結果、壁に対する電気機器の傾斜角度及び位置関係の調整を滑らかに、しかも確実に行なうことができる。
本発明の電気機器取付具による場合、コ字状をなす板部材を用いてなる壁取付部材、機器取付部材、及びリンク部材を各2個用いて適宜連結してあるため、形状及び構成が簡易である。
また、2個の壁取付部材を壁の平面部の2箇所又はコーナー部の一対の平面部に対して安定して取り付けることができ、更に、2個の機器取付部材を電気機器に対して安定して取り付けることができる。
また、2個の壁取付部材を壁の平面部の2箇所又はコーナー部の一対の平面部に対して安定して取り付けることができ、更に、2個の機器取付部材を電気機器に対して安定して取り付けることができる。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態 1.
以下では、電気機器として薄型の液晶テレビである表示装置Tを例示する。
図2の側面図及び図3の平面図に示すように、表示装置Tは、本発明の実施の形態1に係る電気機器取付具80を用いて、壁Wの平面部に取り付けられる。この場合、電気機器取付具80が備える各部材を夫々連結してなる2個の連結体81,81のうち、一(他)の連結体81が表示装置Tの左部(右部)と壁Wの平面部の左部(右部)とに夫々取り付けられる。
また、表示装置Tは、図4の平面図に示すように、一(他)の連結体81を表示装置Tの左部(右部)と壁Wのコーナー部の左側平面部(右側平面部)とに夫々取り付けることによって、壁Wのコーナー部に取り付けられる。
以下では、電気機器として薄型の液晶テレビである表示装置Tを例示する。
図2の側面図及び図3の平面図に示すように、表示装置Tは、本発明の実施の形態1に係る電気機器取付具80を用いて、壁Wの平面部に取り付けられる。この場合、電気機器取付具80が備える各部材を夫々連結してなる2個の連結体81,81のうち、一(他)の連結体81が表示装置Tの左部(右部)と壁Wの平面部の左部(右部)とに夫々取り付けられる。
また、表示装置Tは、図4の平面図に示すように、一(他)の連結体81を表示装置Tの左部(右部)と壁Wのコーナー部の左側平面部(右側平面部)とに夫々取り付けることによって、壁Wのコーナー部に取り付けられる。
各連結体81は、図1の分解斜視図及び図2〜図4に示すように、夫々略同程度の厚みを有する細長い金属板部材を側面視コ字状に屈曲してなる壁取付部材2、機器取付部材3及びリンク部材4を1個ずつ備え、異なる2方向に関して壁取付部材2と機器取付部材3との間の傾斜角度を調節すべく、壁取付部材2及び機器取付部材3に介在して各部材に回動可能にリンク部材4を連結してある。
壁取付部材2は、コ字状の板部材の基端部23に複数のネジ孔が形成してあり、このネジ孔を用いて壁Wにネジ留め固定される。また、壁取付部材2は、コ字状の板部材の腕部21,21先端部とリンク部材4とが連結されて連結箇所11,11が設けられる。腕部21,21の内面の離隔距離は、リンク部材4の腕部41,41の外面の離隔距離に略等しい。
機器取付部材3は、基端部33にネジ孔が形成してあり、このネジ孔を用いて表示装置Tにネジ留め固定される。また、機器取付部材3は、腕部31,31先端部とリンク部材4とが連結されて連結箇所13,13が設けられる。腕部31,31の外面の離隔距離H13は、表示装置Tの高さH0 より短い。なお、機器取付部材3及び表示装置Tのネジ留めのために、後述する取手付特殊ネジ6を用いてもよい。
リンク部材4の腕部41,41基端近傍と壁取付部材2とが連結されて連結箇所11,11が、腕部41,41先端部と機器取付部材3とが連結されて連結箇所13,13が、夫々設けられる。腕部41,41の内面の離隔距離H14は、表示装置Tの高さH0 より長い。
機器取付部材3は、基端部33にネジ孔が形成してあり、このネジ孔を用いて表示装置Tにネジ留め固定される。また、機器取付部材3は、腕部31,31先端部とリンク部材4とが連結されて連結箇所13,13が設けられる。腕部31,31の外面の離隔距離H13は、表示装置Tの高さH0 より短い。なお、機器取付部材3及び表示装置Tのネジ留めのために、後述する取手付特殊ネジ6を用いてもよい。
リンク部材4の腕部41,41基端近傍と壁取付部材2とが連結されて連結箇所11,11が、腕部41,41先端部と機器取付部材3とが連結されて連結箇所13,13が、夫々設けられる。腕部41,41の内面の離隔距離H14は、表示装置Tの高さH0 より長い。
上(下)側の連結箇所11に関し、壁取付部材2をリンク部材4の外側に配し、リンク部材4の上(下)側の腕部41の基端近傍と、壁取付部材2の上(下)側の腕部21の先端部とが重ね合わされ、枢軸71aによって回動可能に貫通されて、枢軸71aの両端に係止部71b,71bを有してなる軸部材71によって連結されている。上下の枢軸71a,71aは鉛直方向の同一仮想回転軸上に配されている。各軸部材71の係止部71b,71bは腕部21,41夫々に接触して枢軸71aを腕部21,41に係止する。
リンク部材4は、ユーザが手を触れることによって、軸部材71,71,…を中心に水平方向に回動するが、腕部21,41に対する各枢軸71a及び各係止部71bの摩擦係合によって、ユーザが手を触れていない場合に不要に回動することが防止されている。
リンク部材4は、ユーザが手を触れることによって、軸部材71,71,…を中心に水平方向に回動するが、腕部21,41に対する各枢軸71a及び各係止部71bの摩擦係合によって、ユーザが手を触れていない場合に不要に回動することが防止されている。
腕部41,41夫々の先端部には、互いに対応する位置に、各腕部41の長手方向に長い長孔51,51が形成してある。各長孔51は幅方向の両孔縁(両端面)が波状に形成されて、幅方向に対称に凹部51a,51a,…が設けられている。つまり、リンク部材4に係る連結箇所13,13では、連結される一方の部材である腕部41,41に長孔51,51が形成してあり、長孔51,51を貫通して、連結箇所13,13を連結するための軸部材として、取手付特殊ネジ6,6を備える。また、リンク部材4は、機器取付部材3に対して間隔を隔てた2箇所で連結してあり、2箇所の連結箇所の夫々に長孔51,51が形成してある。
図5に示すように、取手付特殊ネジ6は、ネジ部である軸部60と、ユーザが摘持して取手付特殊ネジ6を回し易いように軸部60の一旦側に設けられた円柱状の取手部62と、軸部60及び取手部62間に設けられた半球状の球面部61とを備える。球面部61及び取手部62夫々の外径は略等しく、また、長孔51の対向する凹部51a,51a間の幅よりも長い。
球面部61は、半球の底部が取手部62に連設され、頂部に軸部60が連設されており、図5(a)に示すように、対向する凹部51a,51aに係合可能である。軸部60は、長孔51の幅方向に対向する凸部51b,51b間の幅よりも短い外径を有する。このため、長孔51に挿通された軸部60は長孔51内で回動可能であり、また、長孔51の長手方向に傾斜可能であり、更に、長孔51に沿って移動可能である。
球面部61は、半球の底部が取手部62に連設され、頂部に軸部60が連設されており、図5(a)に示すように、対向する凹部51a,51aに係合可能である。軸部60は、長孔51の幅方向に対向する凸部51b,51b間の幅よりも短い外径を有する。このため、長孔51に挿通された軸部60は長孔51内で回動可能であり、また、長孔51の長手方向に傾斜可能であり、更に、長孔51に沿って移動可能である。
ただし、図5(a)に示すように、取手付特殊ネジ6を締めて球面部61が凹部51a,51aを係合させた場合、軸部60は長孔51内で回動及び傾斜可能であるが、長手方向への移動は不可能である。即ち取手付特殊ネジ6は凹部51a,51aによって位置決めされる。図5(b)に示すように、取手付特殊ネジ6を緩めて球面部61を長孔51の孔縁から離隔させた場合、軸部60は長手方向へ移動可能である。
左右に離隔配置された連結体81,81の上側及び下側の腕部41,41夫々に形成された4個の長孔51,51,…に関し、4本の取手付特殊ネジ6の移動、傾斜、回動は互いに関連付けられていない。つまり、離隔配置された連結箇所13,13,…に形成された長孔夫々に貫通している各取手付特殊ネジ6を各長孔51の長手方向の互いに異なる位置に配置可能にしてある。
左右に離隔配置された連結体81,81の上側及び下側の腕部41,41夫々に形成された4個の長孔51,51,…に関し、4本の取手付特殊ネジ6の移動、傾斜、回動は互いに関連付けられていない。つまり、離隔配置された連結箇所13,13,…に形成された長孔夫々に貫通している各取手付特殊ネジ6を各長孔51の長手方向の互いに異なる位置に配置可能にしてある。
リンク部材4は機器取付部材3の外側に配されている。機器取付部材3の腕部31,31の先端部夫々の対応する位置には、軸部60が螺嵌すべき孔が形成してある。軸部60,60は、互いに同一仮想回転軸上に配されて、腕部41の長孔51と腕部31の前記孔とを外側から内側へ貫通してから、ナット63によって腕部31に締結固定される。
以上のような構成によって、各連結体81は、連結箇所11,11において、壁取付部材2,2に対しリンク部材4,4が水平方向に回動可能となり、連結箇所13,13において、リンク部材4,4に対し機器取付部材3,3が鉛直方向及び水平方向夫々に回動可能となる。
図6及び図7に示すように、表示装置Tを鉛直方向に傾斜させる場合、ユーザは各取手付特殊ネジ6の取手部62を摘持し、球面部61が凹部51a,51aから離隔するまで取手付特殊ネジ6を緩め(図5(b))、上(下)側の取手付特殊ネジ6,6を長孔51に沿って腕部41の基端側へ、下(上)側の取手付特殊ネジ6,6を先端側へ移動させ、適宜位置の凹部51a,51aに球面部61が係合するまで各取手付特殊ネジ6を締める(図5(a))。このとき、リンク部材4,4に対して機器取付部材3,3が上側又は下側に傾斜して保持され、このため表示装置Tが上側(図7)又は下側(図6)に傾斜した姿勢で保持される。また、このとき各取手付特殊ネジ6も腕部41に対して傾斜するが、取手付特殊ネジ6と長孔51の孔縁との接触部は球面部61であり、前記孔縁と安定して接触するため、取手付特殊ネジ6の姿勢も安定する。
図8及び図10に示すように、表示装置Tを水平方向に傾斜させる場合、ユーザは各取手付特殊ネジ6の取手部62を摘持し、左(右)側の取手付特殊ネジ6,6を長孔51に沿って腕部41の基端側へ、右(左)側の取手付特殊ネジ6,6を先端側へ移動させる。このとき、適宜位置の凹部51a,51aに球面部61を係合させることによって、リンク部材4,4に対して機器取付部材3,3が左側又は右側に傾斜して保持され、このため表示装置Tが左側(図8)又は右側(図10)に傾斜した姿勢で保持される。
図9に示すように、表示装置Tを前後左右に移動させて表示装置Tの位置を調整する場合、ユーザは、例えば表示装置Tを左奥へ押し込むことによって、軸部材71,71,…を中心に、壁取付部材2,2に対してリンク部材4,4を回動させ、また、取手付特殊ネジ6,6,…を中心に、リンク部材4,4に対して機器取付部材3,3を、夫々水平方向に回動させる。
図11に示すように、表示装置Tの傾斜角度及び位置を調整する場合、ユーザは各取手付特殊ネジ6の移動と、リンク部材4,4及び機器取付部材3,3の回動とを行なう。
なお、各連結体81は、リンク部材4の基端部43にネジ孔を設けて、壁取付部材2を用いずにリンク部材4を直接的に壁Wに取り付け可能にしてある。
図11に示すように、表示装置Tの傾斜角度及び位置を調整する場合、ユーザは各取手付特殊ネジ6の移動と、リンク部材4,4及び機器取付部材3,3の回動とを行なう。
なお、各連結体81は、リンク部材4の基端部43にネジ孔を設けて、壁取付部材2を用いずにリンク部材4を直接的に壁Wに取り付け可能にしてある。
以上のような電気機器取付具80は、壁Wの平面部、及び、どのような傾斜角度のコーナー部にも表示装置Tを取り付けることができ、しかも、表示装置Tを鉛直及び水平方向夫々に首振りさせること、及び壁に対して前後左右方向に移動させることができる。この結果、ユーザは、自身の目線の方向、表示装置Tに対する位置等に応じて表示装置Tの姿勢を変更させることができ、表示装置Tを視認するユーザの利便性が向上される。
なお、表示装置Tのサイズに応じて、例えば小型(10インチ以下)の表示装置Tに対しては1個の連結体81からなる電気器具取付装置を用い、大型(65インチ以上)の表示装置Tに対しては3個以上の連結体81,81,…からなる電気器具取付装置を用いてもよい。また、係止部71b,71bと腕部21,41との間に、更に摩擦力が高いワッシャを介在させて摩擦係合をより確実にしてもよい。
実施の形態 2.
本発明の実施の形態2に係る電気機器取付具82は、図12の分解斜視図、図13の側面図並びに図14及び図15の平面図に示すように上下左右対称の構造を有する。
電気機器取付具82は、夫々略同程度の厚みを有する細長い金属板部材をコ字状に屈曲してなる壁取付部材20、機器取付部材30及びリンク部材40を各2個ずつ備え、異なる2方向に関して壁取付部材20,20と機器取付部材30,30との間の傾斜角度を調節すべく、壁取付部材20,20及び機器取付部材30,30に介在して各部材に回動可能にリンク部材40,40を連結してある。
本発明の実施の形態2に係る電気機器取付具82は、図12の分解斜視図、図13の側面図並びに図14及び図15の平面図に示すように上下左右対称の構造を有する。
電気機器取付具82は、夫々略同程度の厚みを有する細長い金属板部材をコ字状に屈曲してなる壁取付部材20、機器取付部材30及びリンク部材40を各2個ずつ備え、異なる2方向に関して壁取付部材20,20と機器取付部材30,30との間の傾斜角度を調節すべく、壁取付部材20,20及び機器取付部材30,30に介在して各部材に回動可能にリンク部材40,40を連結してある。
表示装置Tは、電気機器取付具82を用いて壁Wの平面部又はコーナー部に取り付けられる。この場合、一(他)の壁取付部材20が壁Wの平面部の左部(右部)又は壁Wのコーナー部の左側平面部(右側平面部)に取り付けられ、一(他)の機器取付部材30が表示装置Tの上部(下部)に取り付けられる。
壁取付部材20は実施の形態1の壁取付部材2と略同様に側面視コ字状であるため、対応する部分に同一の符号を付してある。各壁取付部材20の腕部21,21夫々の先端部とリンク部材40とが軸部材72,72を用いて連結されて連結箇所12,12が設けられる。腕部21,21の内面の離隔距離は、リンク部材40の腕部45,45の外面の離隔距離に略等しい。
一方、機器取付部材30は実施の形態1の機器取付部材3とは異なり平面視コ字状であるが、対応する部分に同一の符号を付してある。各機器取付部材30の腕部31,31夫々の先端部とリンク部材40,40とが軸部材72,72を用いて連結されて連結箇所14,14が設けられる。腕部31,31の外面の離隔距離は、表示装置Tの左右の長さより短い。
各軸部材72は、枢軸72aの両端に係止部72b,72bを有してなる。
一方、機器取付部材30は実施の形態1の機器取付部材3とは異なり平面視コ字状であるが、対応する部分に同一の符号を付してある。各機器取付部材30の腕部31,31夫々の先端部とリンク部材40,40とが軸部材72,72を用いて連結されて連結箇所14,14が設けられる。腕部31,31の外面の離隔距離は、表示装置Tの左右の長さより短い。
各軸部材72は、枢軸72aの両端に係止部72b,72bを有してなる。
各リンク部材40は側面視コ字状であり、基端部44及び腕部45,45を有する。突出板45a,45aは、基端部44及び腕部45,45夫々に略鉛直な矩形板状であり、金属板の折り曲げによって腕部45,45夫々の先端部に一体に形成してある。各リンク部材40の突出板45a,45aと機器取付部材30,30とが連結されて連結箇所14,14が夫々設けられる。
壁取付部材20,20に連結されたリンク部材40,40は左右方向に離隔配置してあり、離隔されたリンク部材40,40の左右方向に対向する突出板45a,45aの外面の離隔距離は、機器取付部材30の腕部31,31外面の離隔距離と等しい。腕部45,45の外面の離隔距離H24は、表示装置Tの高さH0 より長い。
壁取付部材20,20に連結されたリンク部材40,40は左右方向に離隔配置してあり、離隔されたリンク部材40,40の左右方向に対向する突出板45a,45aの外面の離隔距離は、機器取付部材30の腕部31,31外面の離隔距離と等しい。腕部45,45の外面の離隔距離H24は、表示装置Tの高さH0 より長い。
4枚の突出板45a,45a,…には、上下左右対称に、各腕部45の長手方向に長く、外側へ膨らむような円弧状の長孔52が形成してある。長孔52の幅は、軸部材72の枢軸72aの外径より僅かに大きい。また、各機器取付部材30の腕部31,31の先端部夫々の対応する位置には、枢軸72aが回動可能に嵌合する孔が形成してある。
リンク部材40,40を機器取付部材30,30の外側に配し、右(左)側のリンク部材40の上(下)側の突出板45aの長孔52と、上(下)側の機器取付部材30の右(左)側の腕部31の孔とは、枢軸72aに貫通され、この枢軸72aが、突出板45a及び腕部31に対する適宜の摩擦係数を有するワッシャ72c,72c,…を介して両端に係止部72b,72bを取り付けられて係止されることによって、軸部材72がリンク部材40,40と機器取付部材30,30とを連結している。以上の場合、左右に対向する枢軸72a,72aは水平方向の同一仮想回転軸上に配されている。
リンク部材40,40を機器取付部材30,30の外側に配し、右(左)側のリンク部材40の上(下)側の突出板45aの長孔52と、上(下)側の機器取付部材30の右(左)側の腕部31の孔とは、枢軸72aに貫通され、この枢軸72aが、突出板45a及び腕部31に対する適宜の摩擦係数を有するワッシャ72c,72c,…を介して両端に係止部72b,72bを取り付けられて係止されることによって、軸部材72がリンク部材40,40と機器取付部材30,30とを連結している。以上の場合、左右に対向する枢軸72a,72aは水平方向の同一仮想回転軸上に配されている。
機器取付部材30,30は、ユーザが手を触れることによって、4個の軸部材72,72,…を中心に鉛直方向に回動し、また、軸部材72,72,…が長孔52,52,…に沿って移動することにより機器取付部材30,30も一方向(例えば前後方向)に移動する。ただし、ワッシャ72c,72c,…の摩擦によって、ユーザが手を触れていない場合に不要に回動及び移動することが防止されている。
4本の腕部45,45,…の基端近傍には、上下左右対称に、各腕部45の長手方向に長く、外側へ膨らむような円弧状の長孔53,53,…が形成してある。各長孔53の幅は軸部材72の枢軸72aの外径より僅かに大きい。また、各壁取付部材20の腕部21,21の先端部夫々の対応する位置には、枢軸72a,72aが回動可能に嵌合する孔が形成してある。
壁取付部材20,20をリンク部材40,40の外側に配し、右(左)側のリンク部材40の上(下)側の腕部45の長孔53と、右(左)側の壁取付部材20の上(下)側の腕部21の孔とは、枢軸72aに貫通され、この枢軸72aは、腕部45及び腕部21に対する適宜の摩擦係数を有するワッシャ72c,72c,…を介して両端に係止部72b,72bを取り付けられて係止されることによって、軸部材72がリンク部材40,40と壁取付部材20,20とを連結している。以上の場合、上下に対向する枢軸72a,72aは鉛直方向の同一仮想回転軸上に配されている。
壁取付部材20,20をリンク部材40,40の外側に配し、右(左)側のリンク部材40の上(下)側の腕部45の長孔53と、右(左)側の壁取付部材20の上(下)側の腕部21の孔とは、枢軸72aに貫通され、この枢軸72aは、腕部45及び腕部21に対する適宜の摩擦係数を有するワッシャ72c,72c,…を介して両端に係止部72b,72bを取り付けられて係止されることによって、軸部材72がリンク部材40,40と壁取付部材20,20とを連結している。以上の場合、上下に対向する枢軸72a,72aは鉛直方向の同一仮想回転軸上に配されている。
リンク部材40,40は、ユーザが手を触れることによって、軸部材72,72,…を中心に水平方向に回動し、また、軸部材72,72,…が長孔53,53,…に沿って移動することによりリンク部材40,40も一の方向(例えば前後方向)に移動する。ただし、ワッシャ72c,72c,…の摩擦によって、ユーザが手を触れていない場合に不要に回動及び移動することが防止されている。
以上のような構成によって、電気機器取付具82は、連結箇所12,12において、壁取付部材20,20に対しリンク部材40,40が水平方向に回動及び移動可能となり、連結箇所14,14において、リンク部材40,40に対し機器取付部材30,30が鉛直方向に回動及び水平方向に移動可能となる。
図16に示すように、表示装置Tを下(上)方向に傾斜させる場合、ユーザは上側の軸部材72,72を各長孔52に沿って各腕部45の先端(基端)側へ、下側の軸部材72,72を基端(先端)側へ移動させる。このとき、円弧状の長孔52,52,…の端部に当接して軸部材72,72,…が位置決めされるため、リンク部材40,40に対して機器取付部材30,30が下(上)側に傾斜して保持され、このため表示装置Tが下(上)側に傾斜した姿勢で保持される。
図17及び図18に示すように、表示装置Tを右(左)方向に傾斜させる場合、ユーザは右側の軸部材72,72を各長孔53に沿って各腕部45の先端(基端)側へ、左側の軸部材72,72を基端(先端)側へ移動させる。このとき、円弧状の長孔53,53,…の端部に当接して軸部材72,72,…が位置決めされるため、壁取付部材20,20に対してリンク部材40,40が右(左)側に傾斜して保持され、このため表示装置Tが右(左)側に傾斜した姿勢で保持される。
その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
以上のような電気機器取付具82は、電気機器取付具80同様、壁Wの平面部、及び、どのような傾斜角度のコーナー部にも表示装置Tを取り付けることができ、しかも、表示装置Tを鉛直及び水平方向夫々に首振りさせることができる。この結果、ユーザは、自身の目線の方向、表示装置Tに対する位置等に応じて表示装置Tの姿勢を変更させることができ、表示装置Tを視認するユーザの利便性が向上される。
11,12,13,14 連結箇所
2,20 壁取付部材
3,30 機器取付部材
4,40 リンク部材
51,52,53 長孔
51a 凹部
6 取手付特殊ネジ(軸部材)
61 球面部
80,82 電気機器取付具
T 表示装置(電気機器)
W 壁
2,20 壁取付部材
3,30 機器取付部材
4,40 リンク部材
51,52,53 長孔
51a 凹部
6 取手付特殊ネジ(軸部材)
61 球面部
80,82 電気機器取付具
T 表示装置(電気機器)
W 壁
Claims (8)
- 壁に取り付けられる壁取付部材と、
電気機器に取り付けられる機器取付部材と、
前記壁取付部材及び前記機器取付部材の間に介在して各部材に回動可能に連結されているリンク部材と
を備える電気機器取付具であって、
少なくとも1つの連結箇所では、連結される一方の部材に長孔が形成してあり、
該長孔を貫通して、該長孔が形成された連結箇所を連結するための軸部材を備えることを特徴とする電気機器取付具。 - 前記リンク部材と前記壁取付部材とは2箇所で連結してあり、
2箇所の連結箇所の夫々に長孔が形成してあることを特徴とする請求項1に記載の電気機器取付具。 - 前記リンク部材と前記機器取付部材とは2箇所で連結してあり、
2箇所の連結箇所の夫々に長孔が形成してあることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気機器取付具。 - 離隔配置された前記連結箇所に形成された長孔夫々に貫通している軸部材を前記長孔の長手方向の互いに異なる位置に配置可能にしてあることを特徴とする請求項2又は3に記載の電気機器取付具。
- 前記連結箇所に形成された長孔は弧状であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかひとつに記載の電気機器取付具。
- 前記連結箇所に形成された長孔は幅方向の孔縁に凹部を有し、
前記軸部材の一端には、前記凹部に係合する球面部が設けてあることを特徴とする請求項1乃至5の何れかひとつに記載の電気機器取付具。 - 前記壁取付部材、前記機器取付部材、及び前記リンク部材夫々を各2個備え、
各部材はコ字状をなす板部材であり、
前記連結箇所に形成された長孔は前記板部材の先端部に形成してあり、
前記壁取付部材及び前記機器取付部材夫々は前記板部材の基端部を壁及び電気機器夫々に取り付けるようにしてあり、
各1個の前記壁取付部材の先端部及び前記リンク部材の基端近傍と前記機器取付部材の先端部及び前記リンク部材の先端部とを夫々連結してなることを特徴とする請求項3乃至6の何れかひとつに記載の電気機器取付具。 - 前記壁取付部材、前記機器取付部材、及び前記リンク部材夫々を各2個備え、
各部材はコ字状をなす板部材であり、
前記連結箇所に形成された長孔は前記板部材の先端部に形成してあり、
前記壁取付部材及び前記機器取付部材夫々は前記板部材の基端部を壁及び電気機器夫々に取り付けるようにしてあり、
各1個の前記壁取付部材の先端部及び前記リンク部材の基端近傍を連結してあり、
一方のリンク部材の先端部及び他方のリンク部材の先端部を繋ぐように1個の機器取付部材の両方の先端部が連結してあることを特徴とする請求項3乃至6の何れかひとつに記載の電気機器取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005300707A JP2007108528A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 電気機器取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005300707A JP2007108528A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 電気機器取付具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007108528A true JP2007108528A (ja) | 2007-04-26 |
Family
ID=38034420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005300707A Pending JP2007108528A (ja) | 2005-10-14 | 2005-10-14 | 電気機器取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007108528A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010087619A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Daiken Corp | 映像機器の取付装置及び映像機器取付家具 |
JP2010166179A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 表示パネル支持装置 |
JP2010166178A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 表示パネル支持装置 |
US8276862B2 (en) | 2007-05-30 | 2012-10-02 | Sony Corporation | Stand for image display device |
US8403273B2 (en) | 2007-08-28 | 2013-03-26 | Sony Corporation | L-character stand |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177985U (ja) * | 1983-05-16 | 1984-11-28 | アルパイン株式会社 | 車載用機器の固定具 |
JPS59192876U (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-21 | パイオニア株式会社 | 可動機構 |
JPH0336285U (ja) * | 1989-08-16 | 1991-04-09 | ||
JPH0557712U (ja) * | 1992-01-13 | 1993-07-30 | 松下電工株式会社 | 照明器具 |
JP2001147647A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Fujitsu General Ltd | 表示装置の据付装置 |
JP2001153165A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-06-08 | Sony Corp | モーメント発生手段及びモーメント発生手段を使用した表示装置 |
JP2004294754A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Digital Electronics Corp | 表示装置 |
JP2006337431A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Orion Denki Kk | 映像表示装置 |
JP2006337755A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Fujitsu Ten Ltd | パネル傾動装置 |
-
2005
- 2005-10-14 JP JP2005300707A patent/JP2007108528A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177985U (ja) * | 1983-05-16 | 1984-11-28 | アルパイン株式会社 | 車載用機器の固定具 |
JPS59192876U (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-21 | パイオニア株式会社 | 可動機構 |
JPH0336285U (ja) * | 1989-08-16 | 1991-04-09 | ||
JPH0557712U (ja) * | 1992-01-13 | 1993-07-30 | 松下電工株式会社 | 照明器具 |
JP2001147647A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Fujitsu General Ltd | 表示装置の据付装置 |
JP2001153165A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-06-08 | Sony Corp | モーメント発生手段及びモーメント発生手段を使用した表示装置 |
JP2004294754A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Digital Electronics Corp | 表示装置 |
JP2006337431A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Orion Denki Kk | 映像表示装置 |
JP2006337755A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Fujitsu Ten Ltd | パネル傾動装置 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8276862B2 (en) | 2007-05-30 | 2012-10-02 | Sony Corporation | Stand for image display device |
US8403273B2 (en) | 2007-08-28 | 2013-03-26 | Sony Corporation | L-character stand |
JP2010087619A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Daiken Corp | 映像機器の取付装置及び映像機器取付家具 |
JP2010166179A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 表示パネル支持装置 |
JP2010166178A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 表示パネル支持装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100586983B1 (ko) | 모니터장치 | |
EP1713396B1 (en) | Diagnostic ultrasound system with articulating flat panel display | |
US8087629B2 (en) | Stand apparatus | |
JP2007108528A (ja) | 電気機器取付具 | |
JP5409758B2 (ja) | 把持角度を調整可能な入力装置及び角度調整装置 | |
JP3208709B2 (ja) | 端末装置のチルト機構 | |
AU2008215080A1 (en) | Stand apparatus | |
JP2002244570A (ja) | ディスプレイユニット及びディスプレイの設置装置 | |
KR100289438B1 (ko) | 평판표시기기의 경사 및 회전과 높낮이 조절장치 | |
JP4780978B2 (ja) | 床頭台 | |
JP5519134B2 (ja) | ディスプレイ支持装置 | |
JP6931920B2 (ja) | ジンバル装置 | |
JPH11338576A (ja) | 液晶ディスプレイ支持装置 | |
JP2006209043A (ja) | 薄型テレビ装置 | |
KR200364211Y1 (ko) | 강의용 디스플레이장치의 힌지기구 | |
JP4552149B2 (ja) | 簡易固定用支持装置 | |
JP2008009144A (ja) | ディスプレイ支持機構 | |
JP4610914B2 (ja) | 平行リンク式機器支持装置 | |
JP4371419B2 (ja) | 壁掛け取り付け台 | |
KR100577234B1 (ko) | 디스플레이장치용 스탠드 | |
JP2011048115A (ja) | 表示パネル支持装置 | |
KR20140131064A (ko) | 디스플레이 장치 | |
JPH09311736A (ja) | 携帯用パーソナルコンピュータの拡張機器 | |
JP2010283534A (ja) | 薄型ディスプレイ吊り下げ装置及び床頭台 | |
JP3077169U (ja) | モニターの角度調整装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110726 |