JP2010166178A - 表示パネル支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連結部材が枢支部分で容易に動いて、表示パネルの傾きが意に反して変わったり、表示パネルが勢いよく動いて壁面や家具や人に衝突したりする惧れのない表示パネル支持装置を提供する。
【解決手段】壁面Wに固定される壁固定部材1と、表示パネルPが固定されるパネル固定部2と、壁固定部材1とパネル固定部2とを連結する連結部材3と、で主体が構成される。連結部材3の両方の側端部に被枢支部4が設けられる。壁固定部材1とパネル固定部2とにそれぞれ連結部材3に設けられた被枢支部4を枢支する枢支部5が設けられる。連結部材3の両枢支部5がそれぞれ壁固定部材1の枢支部5とパネル固定部2の枢支部5とに枢支される表示パネル支持装置である。パネル固定部2と連結部材3とに、互いに離接自在に噛み合って連結部材3のパネル固定部2に対する回動をロックするロック手段7が設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶テレビやプラズマテレビ等の平面状の表示パネルを支持する装置に関するものである。
近年、液晶テレビやプラズマテレビ等の平面状の表示パネルが普及してきている。このような表示パネルは、専用の支柱や支持脚を付設し、床上に直接又はテレビ台等のラック上に載せて設置したり、壁に金具で掛け止めしたりして、壁面に沿わせて設置するなどして使用されている。壁面に沿わせての設置形態として、利用者が使う時等に、壁面から前方へ突出させて使用するといった使用形態が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1には、壁面に固定される壁固定部材(特許文献1中のベース部4)と、表示パネル(テレビ本体1)が固定されるパネル固定部(ブラケット2)と、壁固定部材とパネル固定部とを丁番を介して連結する連結部材(アーム部3)と、からなる表示パネル支持装置が開示されている。
連結部材は、その両端部それぞれ壁固定部材とパネル固定部とに枢支され、表示パネルを壁面に沿わせたり、連結部材を壁固定部材に対して回動させて表示パネルを壁面から任意に突出させたりすることができる。
特開2007−13241号公報
しかしながら、連結部材の枢支により表示パネルを回動させるものであるため、例えば表示パネル支持装置が固定される壁面の不陸に起因する自重や、風や地震や、使用者や何らかの物により加えられる力により、表示パネルの傾きが意に反して変わったり、あるいは表示パネルが勢いよく動いて壁面や家具や人に衝突したりする惧れがあった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、連結部材が枢支部分で容易に動いて、表示パネルの傾きが意に反して変わったり、表示パネルが勢いよく動いて壁面や家具や人に衝突したりする惧れのない表示パネル支持装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
請求項1に係る表示パネル支持装置にあっては、壁面Wに固定される壁固定部材1と、表示パネルPが固定されるパネル固定部2と、壁固定部材1とパネル固定部2とを連結する連結部材3と、で主体が構成される。連結部材3の両方の側端部に被枢支部4が設けられる。壁固定部材1とパネル固定部2とにそれぞれ連結部材3に設けられた被枢支部4を枢支する枢支部5が設けられる。パネル固定部2と連結部材3とに、互いに離接自在に噛み合って連結部材3のパネル固定部2に対する回動をロックするロック手段7が設けられることに特徴を有する。
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、パネル固定部2に設けられた枢支部5と、連結部材3に設けられた被枢支部4とに、互いに当接して摩擦力を発生させる摩擦部材7が設けられることに特徴を有する。
また請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、前記連結部材3は第1の連結部材と第2の連結部材の二つの部材からなり、第1の連結部材及び第2の連結部材の両方の側端部に被枢支部4がそれぞれ設けられ、壁固定部材1に第1の連結部材及び第2の連結部材の一方の側端部に設けた被枢支部4を枢支する枢支部5がそれぞれ設けられ、パネル固定部2に第1の連結部材及び第2の連結部材の他方の側端部に設けた被枢支部4を枢支する枢支部5がそれぞれ設けられ、前記壁固定部材1とパネル固定部2とに設けた第2の連結部材の被枢支部4を枢支する枢支部5のうち、一方の枢支部5を該枢支部5が設けられた壁固定部材1又はパネル固定部2に沿って横方向にスライド可能であるものにおいて、パネル固定部2と第1の連結部材及び第2の連結部材とに、互いに離接自在に噛み合って第1の連結部材及び第2の連結部材のパネル固定部2に対する回動をロックするロック手段7が設けられることに特徴を有する。
また請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、第1の連結部材及び第2の連結部材にアーム側噛み合い部材71が固定され、パネル固定部2にパネル側噛み合い部材72が設けられ、前記両アーム側噛み合い部材71は保持部材73に保持されると共に、保持部材73は噛み合い部材移動機構により噛み合いの際の離接方向に移動自在となることに特徴を有する。
また請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に係る発明において、ロック手段7の操作部として、把持部を上昇させてロックすると共に把持部を下降させてロック解除を行うレバーLが設けられることに特徴を有する。
また請求項6に係る発明は、請求項5に係る発明において、ロック解除の状態でレバーLの把持部を離すと自動でロックするセルフロック手段を備えることに特徴を有する。
また請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明において、セルフロック手段として、レバーLの把持部に自重でロックさせるための錘が設けられることに特徴を有する。
また請求項8に係る発明は、請求項6に係る発明において、セルフロック手段として、レバーLの把持部が下降するようにレバーを付勢する付勢手段が設けられることに特徴を有する。
また請求項9に係る発明は、請求項1乃至8のいずれか一項に係る発明において、ロック手段7として、連結部材3にアーム側噛み合い部材71が固定されると共に、パネル固定部2にパネル側噛み合い部材72が設けられ、アーム側噛み合い部材71及びパネル側噛み合い部材72は、互いに噛み合う面に放射状に伸びる複数の断面山状をした噛み合い部70が形成してあることに特徴を有する。
また請求項10に係る発明は、請求項5乃至9のいずれか一項に係る発明において、レバーLは、第2のリンク部材75に連結される基部側部材78aと、把持部を有する先端側部材78bと、基部側部材78aと先端側部材78bとを連結する中間部材78cとからなり、中間部材78cの先端側部材78bに対する固定位置を変更可能として、レバーLの長さが任意に調節可能であることに特徴を有する。
請求項1に係る発明にあっては、ロック手段の噛み合いにより、第1の連結部材と第2の連結部材のパネル固定部すなわち表示パネルに対する回動が規制されてロックされ、表示パネルが意に反して動いたり、表示パネルが勢いよく動いて壁面や家具や人に衝突したりするのを阻止することが可能となる。
請求項2に係る発明にあっては、ロック手段を解除している時でも摩擦部材の摩擦力により回動を規制することができ、この場合、両摩擦部材間の静止摩擦力を超える力がかかっても摩擦接触面がブレて力が逃げて、衝撃力による部材の破損が防止される。
請求項3に係る発明にあっては、連結部材が第1の連結部材と第2の連結部材の二つの部材からなるものにおいて、いずれの連結部材もパネル固定部に対する回動をロックすることができる。
請求項4に係る発明にあっては、噛み合い部材移動機構による保持部材の移動という一動作で第1の連結部材及び第2の連結部材の両方のアーム側噛み合い部材のパネル側噛み合い部材に対する離接が可能となり、操作が容易となる。
請求項5に係る発明にあっては、レバーを操作することでロック手段のロック及び解除が可能となる。
請求項6に係る発明にあっては、セルフロック手段により不用意にロックが解除されるのが防止される。
請求項7に係る発明にあっては、錘を設けるだけでセルフロック手段を構成することができる。
請求項8に係る発明にあっては、付勢手段を設けるだけでセルフロック手段を構成することができる。
請求項9に係る発明にあっては、アーム側噛み合い部材及びパネル側噛み合い部材の噛み合いにより、確実にロックすることができる。
請求項10に係る発明にあっては、レバーの長さが任意に調節可能となる。
本発明の一実施形態の要部を示し、軸受ブラケット及びブラケットを外して後斜め上方より見た斜視図である。 同上の要部を示し、(a)は軸受ブラケット及びブラケットを固定して後斜め下方より見た斜視図であり、(b)は軸受ブラケット及びブラケットを透視した正面図である。 (a)はアーム側噛み合い部材を斜め上方より見た斜視図であり、(b)はパネル側噛み合い部材を斜め下方より見た斜視図である。 操作部(レバー)を示し、(a)は分解斜視図であり、(b)は斜視図である。 ロック解除の状態を示す要部断面図である。 ロックした状態を示す要部断面図である。 同上の表示パネル支持装置において表示パネルを壁面に対して傾けた状態を前斜め上方より見た斜視図である。 同上の後斜め上方より見た斜視図である。 同上の前斜め上方より見た分解斜視図である。 同上の後斜め上方より見た分解斜視図である。 表示パネルを壁面に沿わせた状態を示し、(a)は前斜め上方より見た斜視図であり、(b)は平面図である。 (a)は表示パネルを壁面と平行に壁面より突出させた状態の平面図であり、(b)は表示パネルを壁面に対して傾けた状態の平面図である。 表示パネルを壁面に対して図12の場合と逆に傾けた状態を示し、(a)は前斜め上方より見た斜視図であり、(b)は平面図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面に基づいて説明する。
表示パネル支持装置は、図7乃至図10に示すように、壁固定部材1と、パネル固定部2と、壁固定部材1とパネル固定部2とを連結する連結部材3と、で主体が構成される。
壁固定部材1は、部屋の壁面Wに固定されると共に、連結部材3の横方向の一方の側端部が枢支されるもので、本実施形態では、部屋の壁面Wに固定されるベースプレート11と、ベースプレート11に固定されるメインプレート12及びサブプレート13で構成される。
ベースプレート11は、正面視略矩形状をしたSUS等の金属からなる板で、一方の面が部屋の壁面Wに沿うように該壁面Wに固定される。ここでベースプレート11は、部屋の壁面Wの方を向く前記一方の面を背面とすると共に、部屋内を向く他方の面を前面とし、メインプレート12及びサブプレート13についても同様とする。また図7に示すように、部屋内の方(矢印F)を前方とすると共に壁面Wの方(矢印B)を後方とし、後方を向いた時に壁面Wに沿う横方向を左右方向(矢印Lが左、矢印Rが右)とする。
ベースプレート11の壁面Wへの固定は、ベースプレート11に穿設された固着具挿通孔11aを介してビス等の固着具(図示せず)を壁面Wに螺着させることで行う。固着具挿通孔11aは、本実施形態では図9、図10に示すように、左右方向に長い多数の長孔として形成され、これにより、壁面Wの所望の位置に固定する際に固定し易くなる。ベースプレート11には、メインプレート12及びサブプレート13が固定される。
メインプレート12及びサブプレート13は、正面視略矩形状をしたSUS等の金属からなる板で、その背面がベースプレート11の前面に沿うように該ベースプレート11に固定される。メインプレート12及びサブプレート13には、ベースプレート11への固定部として、上部と下部にそれぞれ上固定部15と下固定部16とが設けてある。
上固定部15は、図10に示すように、メインプレート12及びサブプレート13の上端縁から後方に向けて設けられる、横片15a及び該横片15aの後端より下方に連設される縦片15bからなる略逆L字状をしたもので、縦片15bとメインプレート12又はサブプレート13の背面との間に、下方及び側方に開口する係止溝15cが形成される。
下固定部16は、メインプレート12及びサブプレート13の背面の下端部近傍に設けられるもので、固定孔が穿設された下固定片16aと、下固定片16aと背面とを連結する連結片16bとで構成される。連結片16bは、背面に固定される中央片とその左右両端から後方に連設される連設片とからなる略コ字状をしており、連設片の先端から左右両側に下固定片16aが連設され、連結片16b及び下固定片16aでハット型となっている。
メインプレート12及びサブプレート13は、上固定部15の係止溝15cにベースプレート11の上端縁を挿入させて係止させる。ベースプレート11には、図10に示すように、メインプレート12及びサブプレート13の下固定部16の固定孔に対応する位置に固着具挿通孔11bが穿設してあり、上記のように係止溝15cにベースプレート11の上端縁が係止した状態で、ビス等の固着具(図示せず)を固着具挿通孔11bを介して下固定部16の固定孔に螺着することでメインプレート12及びサブプレート13が固定される。
メインプレート12とサブプレート13とは、ベースプレート11に横方向に間隔をあけて又は隙間なく並べて固定されるが、その固定位置は任意に設定可能であり、またいずれを左又は右に位置させるかも任意に設定可能である。本実施形態では、図7に示すように、メインプレート12が左側、サブプレート13が右側に位置するように固定される。
メインプレート12及びサブプレート13の前面には、連結部材3の一方の側端部が枢支される枢支部5(51、52)が設けられる。連結部材3は、第1の連結部材と第2の連結部材の二つの部材からなるもので、以下、第1の連結部材をメインアーム31、第2の連結部材をサブアーム32として説明する。
メインアーム31及びサブアーム32は、横方向に所定の長さを有するもので、本実施形態では四辺が上下左右を向く略矩形枠状に形成してある。本実施形態では第1の連結部材及び第2の連結部材をメインアーム31及びサブアーム32としているが、連結部材3は板状や棒状等、形状は特に限定されないものであり、また第1の連結部材と第2の連結部材とで前記所定の長さや形状が異なっていてもよい。メインアーム31及びサブアーム32の左右両方の側端部には、上下方向を中心軸としてメインアーム31及びサブアーム32を回動させる被枢支部4が設けられるもので、本実施形態では被枢支部4として、メインアーム31及びサブアーム32の両方の側端部の上下端部に枢支軸41がそれぞれ上下に向けて突設してある。
メインアーム31及びサブアーム32の一方の側端部の枢支軸41aは、それぞれ上記メインプレート12及びサブプレート13の枢支部5(51、52)に枢支されるもので、本実施形態では枢支部5側が軸受となっているが、枢支部5側が枢支軸であり且つ被枢支部4側が軸受であってもよい。
メインプレート12の枢支部51は、軸受ブラケット51aの内部に形成される軸受であり、メインアーム31の上下長さと略同じかそれより若干長い間隔をあけて、上下に二つの軸受ブラケット51aがメインプレート12の前面に固定される。上側の軸受ブラケット51aの軸受にメインアーム31の一方の側端部の上側の枢支軸41aが下方より挿入され、下側の軸受ブラケット51aの軸受にメインアーム31の一方の側端部の下側の枢支軸41aが上方より挿入され、前記枢支軸41aを中心としてメインアーム31が回動自在に枢支される。
サブプレート13の枢支部52は、ローラ61の内部に形成される軸受であり、ローラ61はガイドレール62内を移動自在となっている。ガイドレール62は、上方又は下方に開口するガイド溝63を有する断面略コ字状をしたもので、ローラ61はその円周側面が側方を向くようにガイド溝63に収容される。ガイド溝63の長手方向すなわちローラ61の移動方向となる左右方向の両端部には、ローラ61の移動を規制するストッパー(図示せず)が設けてある。サブプレート13の前面に、二つのガイドレール62がその開口が互いに対向するように、サブアーム32の上下長さと略同じかそれより若干長い間隔をあけて固定される。そして、上側のガイドレール62内に、サブアーム32の一方の側端部の上側の枢支軸41aが挿入されたローラ61が移動自在に挿入され、下側のガイドレール62内に、サブアーム32の一方の側端部の下側の枢支軸41aが挿入されたローラ61が移動自在に挿入され、前記枢支軸41aを中心としてサブアーム32が回動自在に枢支されると共に、枢支軸41aとともにローラ61がガイドレール62に沿って移動する。すなわち、ローラ61とガイドレール62とで、壁固定部材1に沿って枢支部5を横方向に移動させる枢支部移動手段6が構成される。
メインアーム31及びサブアーム32の他方の側端部の枢支軸41bは、パネル固定部2側の枢支部53に枢支される。この枢支部53は、軸受ブラケット54の内部に形成される軸受からなり、軸受ブラケット54は上下に二つ設けられるのであるが、各軸受ブラケット54はそれぞれ軸受を二つ有していて、一方がメインアーム31の他方の側端部の上下の枢支軸41bが挿入される軸受となり、他方がサブアーム32の他方の側端部の上下の枢支軸41bが挿入される軸受となる。
上下の各軸受ブラケット54は、図1、図2に示すように、上下が逆になるが基本的に同じで、上側の軸受ブラケット54には更に後述するロック手段7用のブラケットBが固定される。以下、上側の軸受ブラケット54について説明する。
軸受ブラケット54は、上方に開口する断面略コ字状をしたもので、一方の側片がパネル固定部材2aの背面に固定される。軸受ブラケット54の側片に穿設された固着具挿通孔(図示せず)を介して固着具(図示せず)がパネル固定部材2aの背面に螺着され、軸受ブラケット54がパネル固定部材2aに固定される。
軸受ブラケット54の下片54aに、メインアーム31及びサブアーム32の他方の側端部の枢支軸41bが挿入される孔が穿設され、この孔の内周に軸受Jが形成される。
そして、パネル固定部材2aに設けられた枢支部53と、メインアーム31及びサブアーム32の他方の側端部に設けられた被枢支部4とに、互いに当接して摩擦力を発生させる摩擦部材9が設けられる。
摩擦部材9は、メインアーム31及びサブアーム32の被枢支部4に設けられるアーム側摩擦部材91と、パネル固定部材2aの枢支部53に設けられるパネル側摩擦部材92とからなる。
アーム側摩擦部材91は、メインアーム31及びサブアーム32の枢支軸41bの上記下片54aの軸受Jから上方に突出する部分に固定されて、メインアーム31又はサブアーム32と供廻りするもので、本実施形態では枢支軸41bよりも大径で上下に所定幅を有する円柱状をしている。メインアーム31とサブアーム32とに設けたアーム側摩擦部材91の上面は略面一となっている。
パネル側摩擦部材92は、メインアーム31とサブアーム32とに設けたアーム側摩擦部材91の上面に上方より当接する部材で、本実施形態では、両方の側端部に切欠からなる軸挿通部93が形成された板状をしている。このパネル側摩擦部材92は、前記軸挿通部93内にメインアーム31とサブアーム32の枢支軸41bがそれぞれ挿通され、中央に形成された連結用孔に挿通される連結具94により軸受ブラケット54の下片54aに、相対的に移動可能に連結される。なお軸挿通部93は切欠でなく孔であってもよい。
連結具94は、本実施形態ではボルト94a及びナット94bからなり、下片54aの対応する位置に形成された連結具挿通孔とパネル側摩擦部材92の連結用孔とにボルト94aを挿通させ、ナット94bをボルト94aに螺合させてボルト94aの抜け止めがなされる。
また連結具94の、下片54aよりも下方の膨大部(すなわちボルト94aの頭部かナット94bのいずれかで本実施形態ではナット94b)と、下片54aとの間には、アーム側摩擦部材91とパネル側摩擦部材92との圧接力を一定に維持するための付勢手段90として、圧縮したコイルばねが介装してある。
パネル固定部2は、液晶テレビやプラズマテレビ等の平面状の表示パネルPに固定されるもので、表示パネルPとは別体の部材か、あるいは表示パネルPと一体に形成されるものであり、本実施形態では、図8乃至図10に示すように表示パネルPとは別体のパネル固定部材2aとなっている。なお表示パネルPとしては、前述した液晶テレビ、プラズマテレビや、コンピュータの出力画面等のディスプレイであって、いわゆる薄型のものが好適に挙げられるが、これらに限定されず、絵画や発光しないパネル等、様々なものが挙げられる。
パネル固定部材2aは、前面が表示パネルPの背面に固定されると共に、背面に上記枢支部53が固定される部材で、本実施形態では、断面略ロ字状の角材からなる上枠21及び下枠22と、断面略コ字状にして強度を増した左枠23及び右枠24を略矩形状に枠組みしたものである。
パネル固定部材2aの前面には、表示パネルPを支持固定するための支持固定部が設けられると共に、表示パネルPの背面には、前記支持固定部に支持固定される被支持固定部が設けられる。本実施形態では支持固定部として、図10に示すように、パネル固定部材2aの左枠23及び右枠24の上下2箇所ずつ計4箇所に、大径の上穴と小径の下穴とが連通してなる所謂だるま穴25が形成してあり、被支持固定部として、表示パネルPの前記だるま穴25に対応する4箇所に、突出基部の径が前記下穴より小さく、突出先端部の径が上穴より小さく下穴より大きい突出部26が形成してある。表示パネルPをパネル固定部材2aに支持固定させるには、表示パネルPの突出部26の突出先端部をそれぞれ前方よりパネル固定部材2aのだるま穴25の上穴に挿通させ、上穴を挿通している突出基部を下穴に移動させることで、突出基部が下穴の下端縁上に載置されて支持されると共に、下穴の径よりも大きい突出先端部により抜け止めがなされて固定される。
なお、図中の符号KPは化粧パネルであり、符号Rはラックである。
そして本発明では、メインアーム31及びサブアーム32のパネル固定部2に対する回動をロックするロック手段7が設けられるものである。
ロック手段7は、パネル固定部2と第1の連結部材及び第2の連結部材とに、互いに離接自在に噛み合って第1の連結部材及び第2の連結部材のパネル固定部2に対する回動をロックするもので、本実施形態では、図1、図3に示すように、メインアーム31及びサブアーム32に設けられるアーム側噛み合い部材71と、パネル固定部材2aに設けられるパネル側噛み合い部材72とで主体が構成される。
アーム側噛み合い部材71は、メインアーム31及びサブアーム32の枢支軸41bの上記アーム側摩擦部材91の上側の部分に固定されて、メインアーム31又はサブアーム32と供廻りするもので、本実施形態では図3(a)に示すように、枢支軸41bよりも大径で上下に所定幅を有する円柱状をしている。アーム側噛み合い部材71の上面には、中心より放射状に伸びる複数の断面山状をした噛み合い部70が形成してある。メインアーム31とサブアーム32とに設けたアーム側摩擦部材91の上面は略面一となっている。
パネル側噛み合い部材72は、メインアーム31とサブアーム32とに設けたアーム側摩擦部材91の上面に上方より離接自在に噛み合う部材である。本実施形態では図3(b)に示すように、円柱状をした部材であり、下面には、中心より放射状に伸びる複数の断面山状をした噛み合い部70が形成してある。アーム側噛み合い部材71の噛み合い部70の山部とパネル側噛み合い部材72の噛み合い部70の谷部とが勘合し、噛み合った状態では互いの回動が規制され、ロックされることになる。
パネル側噛み合い部材72は、保持部材73に固定されて保持される。保持部材73は特に形状等は限定されないが、本実施形態では上方に開口する断面略コ字状をしたもので、この下片にメインアーム31用のアーム側噛み合い部材71とサブアーム32用のアーム側噛み合い部材71とが並設してある。保持部材73はブラケットBと軸受ブラケット54内に収容され、第1のリンク部材74、第2のリンク部材75、支持部材76、レバーLで主体が構成される後述する噛み合い部材移動機構により、噛み合いの際の離接方向すなわち上下方向に移動自在となっている。
ブラケットBは、下方に開口する断面略コ字状をしたもので、ブラケットBの側片の下部が軸受ブラケット54の側片の上部に固定され、ブラケットBと軸受ブラケット54とで一対の対向面が開口する箱状となっている。
図1、図5等に示すように、保持部材73の両側片間にピン74aが架設してあり、このピン74aに第1のリンク部材74の一端が枢支される。また、第1のリンク部材74の他端には別のピン74bが設けてあり、このピン74bに第2のリンク部材75が枢支されて第1のリンク部材74と第2のリンク部材75とが連結されている。第2のリンク部材75は、中間部に屈曲部を有する略V字又は略L字状をしたもので、中間部の屈曲部が前記ピン74bに枢支され、一方の端部が別のピン75aに枢支され、他方の端部が更に別のピン75bに枢支され、前記一方の端部のピン75aはブラケットBに固定される。他方の端部のピン75bには、ロック手段の操作部としてのレバーLの一方の端部が枢支される。
レバーLは、図5等に示すように、本実施形態では中間部に屈曲部を有する略ヘ字状をしたもので、一方の端部が前記ピン75bに枢支され、他方の端部が把持部となっている。更に本実施形態では、図4に示すように、レバーLは基部側部材78aと、先端側部材78bと、基部側部材78aと先端側部材78bとを連結する中間部材78cとからなる。先端側部材78bは筒状をしており、内部に中間部材78cの一端が嵌入され、中間部材78cの他端には、長尺の平板が長手方向の中間部で屈曲して略ヘ字状をした基部側部材78aの一端が固定され、全体で略ヘ字状となっている。中間部材78cの表面には化粧ねじ78dのねじ部が挿入される溝が長手方向に沿って形成してあり、先端側部材78bの中間部材と連結される側の端部付近に化粧ねじ78dのねじ部が挿通する挿通孔が穿設してあり、先端側部材78b内に嵌入された中間部材78cの溝の任意の位置に、挿通孔を介して化粧ねじ78dを挿入して固定することで、中間部材78cから基部側部材78aの先端の把持部までの長さを変更することができる。このように、中間部材78cの先端側部材78bに対する固定位置を任意に変更可能として、表示パネルPの大きさに合わせてレバーLの長さを任意に調節することができる。
レバーLは、中間部の屈曲部がパネル固定部材2aの背面に固定された支持部材76により枢支され、パネル固定部材2aの背面に固定されたガイド77により、レバーLの上下の移動が規制されてストロークが定まると共に、後方への移動が規制されて支持部材76に大きなモーメントがかかって破損するのが防止される。
上記第1のリンク部材74、第2のリンク部材75、支持部材76、レバーLにより、いわゆるトグル機構からなる噛み合い部材移動機構が構成される。
上述した表示パネル支持装置の動作について説明する。
図11に示すように、表示パネルPを壁面Wに沿わせた収納状態とするには、表示パネルPの左右の両側端ともに壁面Wに近接させていくことで、メインアーム31が壁面Wに対して寝かされていくと共に(すなわち壁面Wとメインアーム31の横方向とのなす角が小さくなり)、表示パネルPも壁面Wと平行になっていき、この時メインアーム31の一方の側端部の被枢支部4はメインプレート12の枢支部51を中心に、他方の側端部の被枢支部4はパネル固定部材2aの枢支部53を中心に回動する。そしてサブアーム32も壁面Wに対して寝かされていき、この時サブアーム32は他方の側端部の被枢支部4がパネル固定部材2aの枢支部53を中心に回動し、一方の側端部の被枢支部4は、ローラ61の枢支部52を中心に回動すると共にローラ61と一緒にガイドレール62を移動していく。最終的にはメインアーム31及びサブアーム32が壁面Wと平行になると共に表示パネルPも壁面Wと平行になり、表示パネルPがメインアーム31及びサブアーム32を介して壁面Wに沿う収納状態となる。なお、収納状態でも表示パネルPを使用してもよい(例えば表示パネルPがテレビである場合にテレビを見る)のは勿論である。
次に、図12(a)に示すように、表示パネルPを壁面Wと平行に該壁面Wより突出させた状態とするには、表示パネルPの左右の両側端を壁面Wから等距離となるように位置させればよい。この時の表示パネルPの左右方向の位置は、メインアーム31により決まる。これは、メインアーム31の両方の側端部の被枢支部4は、壁面W側に固定された枢支部51と表示パネルP側に固定された枢支部53とにそれぞれ枢支されており、表示パネルP(ここでは枢支部53)の壁面Wからの距離に応じて、メインアーム31が壁面W側の枢支部51に枢支された被枢支部4を中心に回動して壁面Wとなす角が決まり、表示パネルP側の枢支部53を中心に表示パネルPが回動して壁面Wと平行になるように位置が決まるものである。またこの時サブアーム32も、表示パネルPの壁面Wに対する位置が決まると、表示パネルP側の枢支部53に枢支された被枢支部4の位置が決まり、これに伴って、壁面W側の枢支部52がローラ61とともにガイドレール62内を移動して位置が決まる。このためサブアーム32の壁面W側の被枢支部4を枢支する枢支部52の位置は、表示パネルPの壁面Wからの距離に応じて左右方向に異なる。図12(a)では、表示パネルPが壁面Wから離れる程、ローラ61が左側に位置すると共に表示パネルPが左側に位置する。ガイドレール62内のストロークの左側の側端部にローラ61が位置している状態が、表示パネルPが壁面Wから最も離れた状態となる。
次に、表示パネルPを壁面Wに対して傾けるには、例えば図12(b)に示すように、表示パネルPの右側の側端部を左側の側端部よりも前方に位置させて、表示パネルPが壁面Wに対して30°をなすように傾けたり、図13に示すように、表示パネルPの左側の側端部を右側の側端部よりも前方に位置させて、表示パネルPが壁面Wに対して30°をなすように傾けたりすることができる。いずれの場合も、表示パネルP側の枢支部53は収納状態よりも前方に位置している。またこの状態から、枢支部53の壁面Wからの距離を変えずに表示パネルPの傾きを変えたり、表示パネルPを傾けたまま枢支部53の壁面Wからの距離を変えることができ、表示パネルPの壁面Wからの距離と壁面Wに対する傾きとを独立して設定することができる。この場合も図12(a)の説明で述べたように、枢支部53の壁面Wからの距離が長くなる程、表示パネルPが左側に位置することとなる。
このように表示パネル支持装置では、表示パネルPの壁面Wからの距離に応じて、表示パネルPの左右方向の位置が変わる左右の非対称性が生じているが、メインプレート12及びサブプレート13のベースプレート11への固定は横方向に任意となっているため、メインプレート12及びメインアーム31、サブプレート13及びサブアーム32の左右の位置を逆にすることで、表示パネルPの壁面Wからの距離に応じた表示パネルPの左右方向の位置の変化が左右逆となり、使い勝手のよい方を選択することができる。
上記本実施形態の表示パネル支持装置にあっては、連結部材3がメインアーム31(第1の連結部材)とサブアーム32(第2の連結部材)の二つの部材からなるため、連結部材3が一つの部材からなる従来例のように、表示パネルPの回動動作が不安定にならないものである。また、連結部材3が二つの部材からなるため、一つの部材にかかる負荷が従来例と比べて半減するため破損する惧れが極めて低い。また、万一いずれか一方の連結部材3が破損しても、他方の連結部材3で表示パネルPを支持することができて、表示パネルPが落下する危険性がなく、見た目の安心感も向上する。
また、部屋のコーナー部の一壁面Wに、収納状態で表示パネルPが隣の壁面Wにほぼ接するように設置すると、収納状態のままで表示パネルPを見ようとしても隣の壁面Wが近くにあって見難いが、一壁面Wから表示パネルPを突出させた時に前記隣の壁面Wから遠ざかる方向に表示パネルPが移動するようにすれば、隣の壁面Wからの距離が長くなって表示パネルPが見易くなる。
ロック手段7の動作について説明する。メインアーム31及びサブアーム32の表示パネルPに対する回動をロックしない場合には、図5に示すように、レバーLの先端を上昇させると、レバーLが図において左回りに回動する。第2のリンク部材75の他端が下降して第2のリンク部材75が右回りに回動し、屈曲部が左斜め上方に上昇する。第1のリンク部材74の他端が左斜め上方に上昇すると、保持部材73はブラケットB内を上下に移動するように拘束されているため、該保持部材73にピン74aにより連結されている第1のリンク部材74の一端が上昇し、保持部材73及びパネル側噛み合い部材72が上昇する。こよにより、アーム側噛み合い部材71とパネル側噛み合い部材72との噛み合いが解除され、メインアーム31及びサブアーム32の表示パネルPに対する回動が可能となる。
メインアーム31及びサブアーム32の表示パネルPに対する回動をロックする場合には、図6に示すように、レバーLの先端を下降させると、レバーLが図において右回りに回動する。第2のリンク部材75の他端が上昇して第2のリンク部材75が左回りに回動し、屈曲部が右斜め下方に下降する。第1のリンク部材74の他端が右斜め下方に下降すると、該保持部材73にピン74aにより連結されている第1のリンク部材74の一端が下降し、保持部材73及びパネル側噛み合い部材72が下降する。こよにより、アーム側噛み合い部材71とパネル側噛み合い部材72との噛み合いがなされ、メインアーム31及びサブアーム32の表示パネルPに対する回動がロックされる。
このように本発明においては、ロック手段7によりメインアーム31及びサブアーム32の表示パネルPに対する回動がロックされ、表示パネルが意に反して動いたり、表示パネルが勢いよく動いて壁面や家具や人に衝突したりするのが阻止される。
また、レバーLが意に反して動いてロックが解除されるのを防止するため、自動でロックするセルフロック手段を設けてもよい。本実施形態の場合、図5、図6に示すようにレバーLの支持部材76に枢支される部分よりも把持部側が下側に付勢されるように、コイルばねからなる付勢手段8をパネル固定部材2aの背面に設けたり、あるいは図示しないがレバーLの支持部材76に枢支される部分よりも把持部側に錘となる重量物を設けてもよい。これにより、不用意にロックが解除されるのが防止される。
また本実施形態では、上記のようなアーム側摩擦部材91とパネル側摩擦部材92とからなる摩擦部材9を設けたことで、被枢支部4の枢支部53に対する回動、すなわちメインアーム31及びサブアーム32の表示パネルPに対する回動が摩擦力により規制され、この枢支部分で容易に動かなくすることができる。
これにより、例えば壁面の不陸に起因してメインアーム31及びサブアーム32にかかる表示パネルPの自重や、風や地震によるかかる力や、使用者や何らかの物により加えられる力により、意に反して動いたり、表示パネルが勢いよく動いて壁面や家具や人に衝突したりするのを阻止することが可能となる。
また、アーム側摩擦部材91とパネル側摩擦部材92との間の静止摩擦力を超える力がかかって動き出しても、動摩擦による制動力が作用して移動を小さく食い止めることができる。また、静止摩擦力を超えると動き出すため、人が衝突して怪我をしたりするのが防止される。
また本実施形態では、アーム側摩擦部材91とパネル側摩擦部材92との間に、圧接力を一定に維持するための付勢手段90が設けてあるため、経年劣化によりアーム側摩擦部材91とパネル側摩擦部材92とが摩耗しても、一定の圧接力を維持することができる。
また、一つのパネル側摩擦部材92で、メインアーム31及びサブアーム32の両方のアーム側摩擦部材91に圧接させることができて、パネル側に二つの摩擦部材9を取付ける必要がなく取付け作業が容易となる。
また、アーム側摩擦部材91とパネル側摩擦部材92との圧接力を、ボルト94aに螺合するナット94bの位置を変えることで調節することができる。
1 壁固定部材
11 ベースプレート
12 メインプレート
13 サブプレート
2 パネル固定部
3 連結部材
31 メインアーム(第1の連結部材)
32 サブアーム(第2の連結部材)
4 被枢支部
5 枢支部
54 軸受ブラケット
6 枢支部移動手段
61 ローラ
62 ガイドレール
7 ロック手段
71 アーム側噛み合い部材
72 パネル側噛み合い部材
P 表示パネル
W 壁面
KP 化粧パネル
R ラック
L レバー

Claims (10)

  1. 壁面に固定される壁固定部材と、表示パネルが固定されるパネル固定部と、壁固定部材とパネル固定部とを連結する連結部材と、で主体が構成され、連結部材の両方の側端部に被枢支部が設けられ、壁固定部材とパネル固定部とにそれぞれ連結部材に設けられた被枢支部を枢支する枢支部が設けられ、パネル固定部と連結部材とに、互いに離接自在に噛み合って連結部材のパネル固定部に対する回動をロックするロック手段が設けられることを特徴とする表示パネル支持装置。
  2. パネル固定部に設けられた枢支部と、連結部材に設けられた被枢支部とに、互いに当接して摩擦力を発生させる摩擦部材が設けられることを特徴とする請求項1記載の表示パネル支持装置。
  3. 前記連結部材は第1の連結部材と第2の連結部材の二つの部材からなり、第1の連結部材及び第2の連結部材の両方の側端部に被枢支部がそれぞれ設けられ、壁固定部材に第1の連結部材及び第2の連結部材の一方の側端部に設けた被枢支部を枢支する枢支部がそれぞれ設けられ、パネル固定部に第1の連結部材及び第2の連結部材の他方の側端部に設けた被枢支部を枢支する枢支部がそれぞれ設けられ、前記壁固定部材とパネル固定部とに設けた第2の連結部材の被枢支部を枢支する枢支部のうち、一方の枢支部を該枢支部が設けられた壁固定部材又はパネル固定部に沿って横方向にスライド可能であるものにおいて、パネル固定部と第1の連結部材及び第2の連結部材とに、互いに離接自在に噛み合って第1の連結部材及び第2の連結部材のパネル固定部に対する回動をロックするロック手段が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の表示パネル支持装置。
  4. 第1の連結部材及び第2の連結部材にアーム側噛み合い部材が固定され、パネル固定部にパネル側噛み合い部材が設けられ、前記両アーム側噛み合い部材は保持部材に保持されると共に、保持部材は噛み合い部材移動機構により噛み合いの際の離接方向に移動自在となることを特徴とする請求項3記載の表示パネル支持装置。
  5. ロック手段の操作部として、把持部を上昇させてロックすると共に把持部を下降させてロック解除を行うレバーが設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の表示パネル支持装置。
  6. ロック解除の状態でレバーの把持部を離すと自動でロックするセルフロック手段を備えること特徴とする請求項5記載の表示パネル支持装置。
  7. セルフロック手段として、レバーの把持部に自重でロックさせるための錘が設けられること特徴とする請求項6記載の表示パネル支持装置。
  8. セルフロック手段として、レバーの把持部が下降するようにレバーを付勢する付勢手段が設けられること特徴とする請求項6記載の表示パネル支持装置。
  9. ロック手段として、連結部材にアーム側噛み合い部材が固定されると共に、パネル固定部にパネル側噛み合い部材が設けられ、アーム側噛み合い部材及びパネル側噛み合い部材は、互いに噛み合う面に放射状に伸びる複数の断面山状をした噛み合い部が形成してあることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の表示パネル支持装置。
  10. レバーは、第2のリンク部材に連結される基部側部材と、把持部を有する先端側部材と、基部側部材と先端側部材とを連結する中間部材とからなり、中間部材の先端側部材に対する固定位置を変更可能として、レバーの長さが任意に調節可能であることを特徴とする請求項5乃至9のいずれか一項に記載の表示パネル支持装置。
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