JP4610914B2 - 平行リンク式機器支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一端が固定側支持体に、他端が機器側支持体に、それぞれ枢着されている2つのリンクが平行リンクとして構成され、機器の上下移動の少なくとも一部をこの平行リンクの回動により行う平行リンク式機器支持装置に関する。
近年、主にパソコンやテレビ等のディスプレイとして、薄型の液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等が普及しつつある。このような液晶ディスプレイはこれまでの主流だったCRT等に比べて薄型であるため、例えばオフィスや家庭における机上で使用しようとする場合においても広いスペースを占有することなく、便利である。
このような液晶ディスプレイを有効に使用するために、照明器具等に使用されるような多関節のアーム装置により、ディスプレイを任意の高さ位置まで安定的に移動させるようにしているものがある。この種の機器支持装置として、角度を変えずに移動できる平行リンク機構を利用したアーム装置が開発されており、本出願人も円滑な操作性を得ることのできる平行リンク式機器支持装置を開発し、既に特許出願している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−113916号公報(第2頁、第2図)
しかしながら、この種のアーム装置を用いた機器支持装置にあっては、先端に機器が取り付けられたアームを垂直状態から傾けるときに、机等に固定されている側のアームの枢着部に加わるモーメントは、アームが垂直状態から水平状態に近づくに従って大きくなる。そのため、使用者がアームの先端に取り付けられた機器を下げる途中で、枢着部に加わるモーメントの増大によりアームが急に傾いてしまう場合がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、アームの先端に取り付けた機器を下げる途中で、アームが急に傾くことを防ぐことができる機器支持装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の平行リンク式機器支持装置は、一端が固定側支持体に、他端が機器側支持体に、各々枢着されている2つのリンクが平行リンクとして構成され、機器の上下移動の少なくとも一部を該平行リンクの回動により行う平行リンク式機器支持装置であって、前記平行リンクの一方のリンクが枢着される固定側支持体側の回動軸周りの円周上に、円周方向において限定した範囲を移動する第1移動軸を設けるとともに、該第1移動軸を弾性付勢する第1付勢手段を設け、前記一方のリンクがやや前方に傾斜した位置から前方の傾斜限界位置までの間、前記一方のリンクが前記第1移動軸に当接することで、前記一方のリンクの前方への回動が抑制され、更に前記回動軸周りの円周上に、円周方向において限定した範囲を移動する第2移動軸を設けるとともに、該第2移動軸を弾性付勢する第2付勢手段を設け、前記一方のリンクが略垂直位置から後方の傾斜限界位置までの間、前記一方のリンクが前記第2移動軸に当接することで、前記一方のリンクの後方への回動が抑制され、前記第1付勢手段と前記第2付勢手段が、側面視略く字形の1枚の板ばねで構成されており、該板ばねの各端をそれぞれ前記第1移動軸と前記第2移動軸の側とし、該板ばねが、前記第1移動軸と前記第2移動軸を互いに円周方向に離間させるように弾性付勢することを特徴としている。
この特徴によれば、機器側支持体側に取り付けられる機器を下方に移動させる際に、平行リンクの一方のリンクが前方の傾斜限界位置に近づいて行くにつれて、この一方のリンクの固定側支持体側の回動軸に加わるモーメントは増大するようになるが、弾性付勢される第1移動軸が傾斜される一方のリンクに当接され、一方のリンクの前方への回動が付勢されるので、回動軸に加わるモーメントの増大に対抗できるようになり、そのため機器を下げる途中で平行リンクが急に傾斜し、機器が急降下するようなことがなくなるとともに、機器を持ち上げる際には、機器の自重が加わることにより持ち上げ難くなるが、第1付勢手段が第1移動軸を介して一方のリンクを後方へ回動させるように抑制するので、機器を持ち上げ易くなる。また機器側支持体に取り付けられる機器を後方に移動させる際に、平行リンクの一方のリンクは、固定側支持体側の回動軸を中心に後方に回動され、このとき回動軸に加わるモーメントは、一方のリンクが略垂直位置から傾斜限界位置に行くに従って増大するようになる。そのため機器を後方へ移動させる途中で、平行リンクが急に後方へ傾く場合があるが、弾性付勢される第2移動軸が傾斜される一方のリンクに当接され、一方のリンクの後方への回動が付勢されるので、回動軸に加わるモーメントの増大に対抗できるようになり、平行リンクが後方へ急に傾くことを防ぐことができる。そして1枚の板ばねによって第1付勢手段と第2付勢手段の両方の機能を与えることができるので、簡単な構造で付勢手段を構成することができる。
本発明の請求項に記載の平行リンク式機器支持装置は、請求項に記載の平行リンク式機器支持装置であって、前記第1移動軸と前記第2移動軸は、それぞれ独立した円弧溝内を移動することを特徴としている。
この特徴によれば、各々の円弧溝の両端部間の長さを変えることで、リンクの傾斜限界位置を容易に設定できる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の実施例における平行リンク式機器支持装置の全体像を示す斜視図である。図1の符号1は、本発明の適用された平行リンク式機器支持装置であり、この平行リンク式機器支持装置1は、机2の端部を挟持できるホルダ3を介して机2に固定されており、先端に本実施例における機器としての液晶ディスプレイ4が取り付けられている。
図1に示すように、この平行リンク式機器支持装置1は、ホルダ3上に立設された本実施例における固定側支持体としてのベース体11が、関節部7によって下部アーム6と連結されるとともに、上部アーム5と下部アーム6が、関節部8によって連結されており、上部アーム5の先端には、本実施例における機器側支持体としての取付アーム12が関節部9によって連結されていて、この取付アーム12の先端には、関節部10に設けられたブラケット13を介して液晶ディスプレイ4が取り付けられる。
アーム5、6、12が連結される各々の関節部7、8、9、10は、紙面に垂直な軸まわりに所定角度回動できるようになっており、使用者が液晶ディスプレイ4を上下に移動または前後に移動させる際には、これらの複数の関節部7、8、9、10が回動されるとともに、下部アーム6のベース体11が、ホルダ3の垂直軸14に対して水平方向に回動自在に軸支されており、液晶ディスプレイ4を机2上の任意の位置に移動させて支持できるようになっている。
また、取付アーム12に連結された関節部10も、水平方向に回動できるようになっており、液晶ディスプレイ4の向きを水平方向に変えることができる。この関節部10の回動は、ほぼ1回転(約400°)の範囲内で回動できるようになっていて、液晶ディスプレイ4の画面を使用者が見やすい向きに変えて使用することができる。
更に、図1に示す上部アーム5と下部アーム6の外側は、カバー体15、16で構成されており、このカバー体15、16の一部のカバー15a、16aは、カバー体15、16に着脱自在に取り付けられており、このカバー15a、16aを外すことで、液晶ディスプレイ4に接続される電気ケーブル17をカバー体15、16の内部に配設できるようになっている。
また、取付アーム12に連結された関節部10の水平方向の回動は、ほぼ1回転(約400°)の範囲内で回動が規制されており、上部アーム5の先端から液晶ディスプレイ4に延びる電気ケーブル17が、取付アーム12に絡まないようになっている。
図2は、平行リンク式機器支持装置1の内部構造を示す側面図であり、以下、図2の右側を前方として説明する。垂直方向に延びる下部アーム6の上端には、略水平をなす上部アーム5が関節部8を介して連結されており、それぞれのアーム5、6の外側はカバー体15、16で覆われている。
垂直に立設されている下部アーム6のカバー体16の内部には、上下方向に延びる2つの棒状のリンク19、20が平行に配置されており、関節部8内部には、ジョイントプレート18が配置されている。下部アーム6のリンク19、20の上端は、ジョイントプレート18に設けられた回動軸25、26に各々枢着されているとともに、リンク19、20の下端は、ベース体11に設けられた回動軸27、28に各々枢着されている。
図2に示す下部アーム6の2つのリンク19、20の間には、コイルばね等で構成された引張りばね21が配置され、この引張りばね21の上下端が、前方に配置されているリンク19の上部と、後方に配置されているリンク20の下部に掛止されている。2つのリンク19、20間に、引張りばね21が配置されていることによって、下部アーム6が前方へ傾かないように付勢されるようになっている。
また、水平をなす上部アーム5のカバー体15の内部にも、前述した下部アーム6と同様に、前後方向に延びる2つの棒状のリンク22、23が平行に配置されており、これらのリンク22、23の間には、引張りばね24が配置され、この引張りばね24の前後端が、下方に配置されているリンク23の前部と、上方に配置されているリンク22の後部に掛止されている。2つのリンク22、23間に、引張りばね24が配置されていることによって、上部アーム5が下方へ傾かないように付勢されるようになっている。
更に図2を用いて平行リンク機構について下部アーム6を例に詳述すると、下部アーム6内部に配置されている前方のリンク19と後方のリンク20が、各々枢着されるベース体11の回動軸27、28と、ジョイントプレート18の回動軸25、26とを結ぶ線間は等距離に構成されており、回動軸27、28及び回動軸25、26間で連結される2つのリンク19、20によって平行四辺形が形成されるようになっている。
引張りばね21の上端が前方のリンク19の上部に固着され、引張りばね21の下端が後方のリンク20の下部に固着されており、この引張りばね21の付勢力によってジョイントプレート18の回動軸25と、ベース体11の回動軸28とが互いに引き合うように付勢されている。
下部アーム6が前方へ傾斜されると、ジョイントプレート18における2つの回動軸25、26の相対的な上下及び前後位置、及びベース体11における2つの回動軸27、28の相対的な上下及び前後位置は、それぞれ変わらずに前方のリンク19と後方のリンク20が傾斜されるため、引張りばね21の付勢力によって下部アーム6は前方に傾き難くなっている。
そのため、下部アーム6の上端に連結されている上部アーム5や液晶ディスプレイ4の荷重に対抗することができ、下部アーム6が前方に倒れ込まないとともに、液晶ディスプレイ4を前方へ移動させる際には、ジョイントプレート18における回動軸25、26の相対的な上下及び前後位置が変化されないので、上部アーム5が下方へ傾斜されずに略水平を保ったまま前方へ移動することができる。
ベース体11について図3及び図4を用いて詳述すると、図3は、下部アーム6が垂直状態のときのベース体11を示す側面図であり、図4は、図3におけるベース体11のA−A断面図であり、以下、図3の右側を前方として説明する。図3に示すように、関節部7内部に設けられているベース体11の上部は略円形状をなし、この円形の中心部に本実施例における一方のリンクとしての前方のリンク19の下部が枢着される回動軸27が配置されており、ベース体11の後部には、後方のリンク20の下端が枢着される回動軸28が設けられている。
そして図3に示すように、ベース体11における前方のリンク19が枢着される回動軸27の前方の上下には、本実施例における円弧溝としての2つの案内孔29、30が形成されており、上下の案内孔29、30にガイドされる2つの移動軸31、32が、ベース体11に挿設されている。案内孔29、30はベース体11の中央に配置されている回動軸27を中心とした略円弧状をしており、上方の案内孔29は前方のリンク19が枢着される回動軸27より上方に配置されるとともに、下方の案内孔30は前方のリンク19が枢着される回動軸27より下方に配置されている。これらの案内孔29、30は、それぞれに挿設されている移動軸31、32を、回動軸27を中心として円周方向に摺動案内することができるようになっている。
図4に示すように、前方のリンク19は2本で1組として構成されており、これら前方のリンク19はベース体11の外側の左右に配置されており、ベース体11の上下に離間されて配置された2本の移動軸31、32は、ベース体11の左右に突出されており、前方のリンク19が前後に回動されると移動軸31、32に当接されるようになっている。
更に図4に示すベース体11の内部には、本実施例における第1付勢手段及び第2付勢手段としての1枚の板ばね33が配置されており、図3に示すように、この板ばね33は側面視で略く字形をなし、中央の屈曲部が回動軸27の外周に沿うように配置されていて、板ばね33の上端はベース体11の上方に配置されている本実施例における第1移動軸としての移動軸31の下部に接合されているとともに、板ばね33の下端は、ベース体11の下方に配置されている本実施例における第2移動軸としての移動軸32の上部に接合されている。この板ばね33は上方の移動軸31と下方の移動軸32を互いに上下方向に離間させる方向に付勢することができるとともに、簡易な構造で第1付勢手段と第2付勢手段を構成することができ、付勢手段に用いる部品点数を減らせるようになっている。
次に下部アーム6が回動されるときの前方のリンク19と板ばね33について、図3及び図5から図7を用いて詳述すると、図5は、下部アーム6がやや前方に傾斜されたときのベース体11を示す側面図であり、図6は、下部アーム6が前方の限界位置まで傾斜されたときのベース体11を示す側面図であり、図7は、下部アーム6が後方の限界位置まで傾斜されたときのベース体11を示す側面図であり、以下、図5から図7の右側を前方として説明する。
図3に示すように、下部アーム6が垂直状態のときには、回動軸27の下方に延びる前方のリンク19の下端が、下方の移動軸32に当接されており、上方の移動軸31は案内孔29の上端に当接されていて、このとき略く字形状の板ばね33は平衡を保っている。
下部アーム6がやや前方に傾斜されると、図5に示すように、前方のリンク19の回動軸27よりも上方の部位が、ベース体11の上方に配置されている移動軸31に当接される。このとき下方の移動軸32は下方の案内孔30の途中にあるが、前方のリンク19が回動されると、移動軸32は下方の案内孔30の下端に当接し、板ばね33が上方から押圧されて屈曲されるようになり、この板ばね33が有している弾性によって上方の移動軸31が、前方のリンク19の回動軸27よりも上方の部位を上方に向って付勢するので、前方のリンク19の前方への回動が抑制されるようになる。
更に前方のリンク19が前方へ回動されると、図6に示すように、上方の移動軸31は案内孔29の円弧に沿って下方に移動されるとともに、板ばね33は更に屈曲されて付勢力が増大して行く。下部アーム6が前方の傾斜限界位置まで傾斜されると、前方のリンク19が当接される移動軸31が上方の案内孔29の下端に当接されるので、下部アーム6の前方への回動が停止される。
下部アーム6が前方に傾斜されるに従って下部アーム6のリンク19、20が枢着される回動軸27、28に加わるモーメントは増大するようになる。しかしながら、板ばね33の付勢力は、板ばね33が屈曲されて変形されるほど強く働くようになるので、下部アーム6が垂直状態から前方の傾斜限界位置に近づくにしたがって、板ばね33の付勢力がモーメントの増大に対抗できるようになっており、液晶ディスプレイ4を下げる途中で下部アーム6が急に傾斜し、液晶ディスプレイ4が急降下するようなことがなくなる。
また、液晶ディスプレイ4を持ち上げる際には、液晶ディスプレイ4の荷重が加わることにより持ち上げ難くなるが、板ばね33が上方の移動軸31を介して前方のリンク19を後方へ回動させるように付勢するので、下部アーム6が後方へ回動し易くなり、液晶ディスプレイ4が持ち上げ易くなっている。
図3に示す垂直状態の下部アーム6が後方へ傾斜されるときには、前方のリンク19における回動軸27より下方の部位が当接されている下方の移動軸32が、前方のリンク19の回動とともに、下方の案内孔30に沿って上方へ移動される。下方の移動軸32の移動に伴い板ばね33が回動しようとするが、上方の移動軸31は案内孔29の上方端に当接しているので板ばね33の回動が規制される。
従って、図7に示すように、前方のリンク19が後方へ回動されると、下方の移動軸32の移動に伴なって板ばね33が下方から押圧されて屈曲されるようになり、この板ばね33が有している弾性によって、当接される下方の移動軸32が、前方のリンク19の回動軸27より下方の部位を、押し戻す方向に付勢するで、前方のリンク19の後方への回動が抑制されるようになる。下部アーム6が後方の傾斜限界位置まで傾斜されると、前方のリンク19が当接されている移動軸32が下方の案内孔30の上端に当接されるので、下部アーム6の後方への回動が停止される。
図7に示す下部アーム6は、内部に配置されている2つのリンク19、20の間に張設されている引張りばね21の弾性によって、液晶ディスプレイ4などの荷重によって、下部アーム6が不用意に前方へ傾かないようになっている。下部アーム6が後方へ傾けられると引張りばね21の付勢力によって、下部アーム6が傾斜の途中において急に後方へ傾く場合がある。
しかしながら、ベース体11の内部に配置されている板ばね33の弾性によって、下方の移動軸32が、前方のリンク19の回動軸27より下方の部位を押し戻す方向に押圧するので、前方のリンク19の後方への回動が抑制されるようになっている。また、下部アーム6が傾斜されるに連れて前方のリンク19のベース体11に枢着されている回動軸27、28に加わるモーメントは増大するが、前方のリンク19が傾斜されるに連れて板ばね33の付勢力も増大されるので、回動軸27、28に加わるモーメントの増大に対抗できるようになる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、1枚の板ばねが第1付勢手段及び第2付勢手段を構成していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、コイルばね等の付勢手段を用いて2つの付勢手段を上下各々の移動軸に対応させて設けることで、上下の移動軸を互いに離間される方向に弾性付勢させてもよい。
また、上記実施例では、下部アーム内部の前方のリンクが当接される移動軸が、前方のリンクが枢着されるベース体における回動軸の前方側に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ベース体における回動軸の後方側に設けてもよい。
更に、上記実施例では、下部アーム内部の前方のリンクが移動軸に当接されて回動が抑制されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、下部アーム内部の後方のリンクが移動軸に当接されて回動が付勢されるようにしてもよい。
更に、上記実施例では、上部アームと下部アームが関節部を介して2組の平行リンクで構成された平行リンク式機器支持装置で説明したが、下部アームだけで構成された平行リンク式機器支持装置にも適用できることは言うまでもない。
本発明の実施例における平行リンク式機器支持装置の全体像を示す斜視図である。 平行リンク式機器支持装置の内部構造を示す側面図である。 下部アームが垂直状態のときのベース体を示す側面図である。 図3におけるベース体のA−A断面図である。 下部アームがやや前方に傾斜されたときのベース体を示す側面図である。 下部アームが前方の限界位置まで傾斜されたときのベース体を示す側面図である。 下部アームが後方の限界位置まで傾斜されたときのベース体を示す側面図である。
符号の説明
1 平行リンク式機器支持装置
2 机
3 ホルダ
4 液晶ディスプレイ
5 上部アーム
6 下部アーム
7、8、9、10 関節部
11 ベース体
12 取付アーム
13 ブラケット
14 垂直軸
15、16 カバー体
15a、16a カバー
17 電気ケーブル
18 ジョイントプレート
19、20 リンク
21 引張りばね
22、23 リンク
24 引張りばね
25、26 回動軸
27、28 回動軸
29、30 案内孔
31、32 移動軸
33 板ばね

Claims (2)

  1. 一端が固定側支持体に、他端が機器側支持体に、各々枢着されている2つのリンクが平行リンクとして構成され、機器の上下移動の少なくとも一部を該平行リンクの回動により行う平行リンク式機器支持装置であって、前記平行リンクの一方のリンクが枢着される固定側支持体側の回動軸周りの円周上に、円周方向において限定した範囲を移動する第1移動軸を設けるとともに、該第1移動軸を弾性付勢する第1付勢手段を設け、前記一方のリンクがやや前方に傾斜した位置から前方の傾斜限界位置までの間、前記一方のリンクが前記第1移動軸に当接することで、前記一方のリンクの前方への回動が抑制され、更に前記回動軸周りの円周上に、円周方向において限定した範囲を移動する第2移動軸を設けるとともに、該第2移動軸を弾性付勢する第2付勢手段を設け、前記一方のリンクが略垂直位置から後方の傾斜限界位置までの間、前記一方のリンクが前記第2移動軸に当接することで、前記一方のリンクの後方への回動が抑制され、前記第1付勢手段と前記第2付勢手段が、側面視略く字形の1枚の板ばねで構成されており、該板ばねの各端をそれぞれ前記第1移動軸と前記第2移動軸の側とし、該板ばねが、前記第1移動軸と前記第2移動軸を互いに円周方向に離間させるように弾性付勢することを特徴とする平行リンク式機器支持装置。
  2. 前記第1移動軸と前記第2移動軸は、それぞれ独立した円弧溝内を移動する請求項に記載の平行リンク式機器支持装置。
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