JP5112276B2 - 平行リンク式機器支持装置 - Google Patents
平行リンク式機器支持装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5112276B2 JP5112276B2 JP2008320055A JP2008320055A JP5112276B2 JP 5112276 B2 JP5112276 B2 JP 5112276B2 JP 2008320055 A JP2008320055 A JP 2008320055A JP 2008320055 A JP2008320055 A JP 2008320055A JP 5112276 B2 JP5112276 B2 JP 5112276B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- guide groove
- pivot
- groove
- sliding body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
(1) 一端部が固定側支持体に、かつ他端部が機器側支持体に、互いに平行な枢軸をもってそれぞれ枢着され、起立位置から倒伏位置に起倒可能とした互いに平行な2個のリンクからなる平行リンク機構により、機器を平行移動可能として支持するようにした平行リンク式機器支持装置において、前記固定側支持体に、一方のリンクの固定側の枢軸を中心とする円弧状をなす円弧溝、およびその一端より連続し、かつ前記円弧溝より前記枢軸寄りに湾曲する湾曲溝からなる第1のガイド溝と、この第1のガイド溝から前記枢軸の円周方向に離間し、かつ前記枢軸を中心とする円弧状をなす第2のガイド溝とを設け、第1のガイド溝に第1の摺動体を、また第2のガイド溝に第2の摺動体を、それぞれ各ガイド溝の長手方向に摺動可能として嵌合し、前記第1および第2の摺動体を、付勢手段により、互いに円周方向に拡開するように付勢することにより、第1の摺動体を、前記一方のリンクにおける枢軸より上方の前縁に、また第2の摺動体を、前記一方のリンクにおける枢軸より下方の延長部の前縁にそれぞれ圧接させ、前記一方のリンクが起立位置から中間位置までの範囲内に位置しているときは、第1の摺動体が第1のガイド溝の湾曲溝内を、また第2の摺動体が第2のガイド溝内をそれぞれ遊動し、前記一方のリンクが中間位置から倒伏位置までの範囲内に位置しているときは、第1の摺動体が第1のガイド溝の円弧溝内を遊動し、かつ第2の摺動体が第2のガイド溝における第1のガイド溝から遠い方の端部に当接して、前記一方のリンクの延長部から離間するようにする。
リンクを起立位置から倒伏させる際は、その初期に、第1の摺動体が枢軸から離れる方向に移動するので、このときの湾曲溝の外側の縁に対する第1の摺動体の摺動抵抗は、逆方向の移動時のものより小さく、軽力でリンクを前方に倒し始めることができ、その後は、適度の抵抗力に抗しつつ、リンクを中間位置まで、回動させることができる。中間位置からは、付勢手段の付勢力が、リンクに直接作用し、その付勢力が、機器等の重量によりリンクを倒伏させようとするモーメントと逆方向に作用して、機器等の重量とバランスする。
このように、リンクが中間位置から倒伏位置の間に位置しているときだけでなく、リンクが起立位置から中間位置の間に位置しているときにおいても、付勢手段の付勢力を有効に活用することができるとともに、リンクを円滑に起倒させることができる。
また、リンクが中間位置から倒伏位置の間に位置しているときだけでなく、リンクが起立位置から中間位置の間に位置しているときにおいても、付勢手段の付勢力を有効に活用することができるとともに、リンクを円滑に起倒させることができる。
図1〜図6は、本発明の第1の実施形態を示し、図1および図2は、本発明の平行リンク式機器支持装置1の基端部を、机の天板2の端部に、万力型のホルダ3をもって取り付け、かつ先端部に、機器としての液晶ディスプレイ4を取り付けた状態を示す。
前方のリンク19、19の下端部は、ベース6の円形部分の中心部の両側面に、左右方向の枢軸21をもって枢着されており、同じく上端部は、ジョイントプレート18の中心部の両側面に、左右方向の枢軸22をもって枢着されている。
後方のリンク20、20の下端部は、ベース6における枢軸21より後上方の部分の両側面に、左右方向の枢軸23をもって枢着されており、同じく上端部は、ジョイントプレート18における枢軸22より後上方の部分の両側面に、左右方向の枢軸24をもって枢着されている。
ベース5を貫通した第2の摺動体33の両端部には、ゴムまたは合成樹脂等の緩衝材料からなる左右1対のローラ34、34が枢嵌(または固嵌)されている。
中間位置からは、板ばね35の付勢力が、リンク19に直接作用し、その付勢力が、液晶ディスプレイ4等の重量によりリンク19を倒伏させようとするモーメントと逆方向に作用して、液晶ディスプレイ4等の重量とバランスする。
このように、リンク19が中間位置から倒伏位置の間に位置しているときだけでなく、リンク19が起立位置から中間位置の間に位置しているときにおいても、板ばね35の付勢力を有効に活用することができるとともに、リンク19を円滑に起倒させることができる。
この実施形態においては、第1のガイド溝30における湾曲溝30bを、円弧溝30aの上端より連続し、かつ円弧溝30aより枢軸21から離れる方向に円弧状をなして膨出するように湾曲する形状としてある。
その他の構成は、第1の実施形態と同一である。
この実施形態においては、第1のガイド溝30における湾曲溝30bの外側の縁を、枢軸21から離れる方向に山形に突出する形状とすることにより、湾曲溝30bを、円弧溝30aの上端より連続し、かつ円弧溝30aより枢軸21から離れる方向に円弧状をなして膨出するようにしてある。
また、付勢手段として、図7に示すものと同様のねじりコイルばね36を採用している。
1 平行リンク式機器支持装置
2 天板
3 ホルダ
4 液晶ディスプレイ(機器)
5 垂直軸
6 ベース(固定側支持体)
7 関節部
8 下部アーム
9 関節部
10 上部アーム
11 関節部
12 ブラケット
13 関節部
14 取付アーム
15、16 カバー
15a、16a 開閉部
17 電気ケーブル
18 ジョイントプレート
19、20 リンク
19a延長部
21〜24 枢軸
25 ジョイントプレート
26、27 リンク
28、29 引張りコイルばね
30 第1のガイド溝
30a円弧溝
30b湾曲溝
31 第2のガイド溝
32 第1の摺動体
33 第2の摺動体
34 ローラ
35 板ばね(付勢手段)
36 ねじりコイルばね(付勢手段)
36a巻回部
36b、36c 延出端部
Claims (5)
- 一端部が固定側支持体に、かつ他端部が機器側支持体に、互いに平行な枢軸をもってそれぞれ枢着され、起立位置から倒伏位置に起倒可能とした互いに平行な2個のリンクからなる平行リンク機構により、機器を平行移動可能として支持するようにした平行リンク式機器支持装置において、
前記固定側支持体に、一方のリンクの固定側の枢軸を中心とする円弧状をなす円弧溝、およびその一端より連続し、かつ前記円弧溝より前記枢軸寄りに湾曲する湾曲溝からなる第1のガイド溝と、この第1のガイド溝から前記枢軸の円周方向に離間し、かつ前記枢軸を中心とする円弧状をなす第2のガイド溝とを設け、第1のガイド溝に第1の摺動体を、また第2のガイド溝に第2の摺動体を、それぞれ各ガイド溝の長手方向に摺動可能として嵌合し、前記第1および第2の摺動体を、付勢手段により、互いに円周方向に拡開するように付勢することにより、第1の摺動体を、前記一方のリンクにおける枢軸より上方の前縁に、また第2の摺動体を、前記一方のリンクにおける枢軸より下方の延長部の前縁にそれぞれ圧接させ、前記一方のリンクが起立位置から中間位置までの範囲内に位置しているときは、第1の摺動体が第1のガイド溝の湾曲溝内を、また第2の摺動体が第2のガイド溝内をそれぞれ遊動し、前記一方のリンクが中間位置から倒伏位置までの範囲内に位置しているときは、第1の摺動体が第1のガイド溝の円弧溝内を遊動し、かつ第2の摺動体が第2のガイド溝における第1のガイド溝から遠い方の端部に当接して、前記一方のリンクの延長部から離間するようにしたことを特徴とする平行リンク式機器支持装置。 - 一端部が固定側支持体に、かつ他端部が機器側支持体に、互いに平行な枢軸をもってそれぞれ枢着され、起立位置から倒伏位置に起倒可能とした互いに平行な2個のリンクからなる平行リンク機構により、機器を平行移動可能として支持するようにした平行リンク式機器支持装置において、
前記固定側支持体に、一方のリンクの固定側の枢軸を中心とする円弧状をなす円弧溝、およびその一端より連続し、かつ前記円弧溝より前記枢軸から離れる方向に膨出するように湾曲する湾曲溝からなる第1のガイド溝と、この第1のガイド溝から前記枢軸の円周方向に離間し、かつ前記枢軸を中心とする円弧状をなす第2のガイド溝とを設け、第1のガイド溝に第1の摺動体を、また第2のガイド溝に第2の摺動体を、それぞれ各ガイド溝の長手方向に摺動可能として嵌合し、前記第1および第2の摺動体を、付勢手段により、互いに円周方向に拡開するように付勢することにより、第1の摺動体を、前記一方のリンクにおける枢軸より上方の前縁に、また第2の摺動体を、前記一方のリンクにおける枢軸より下方の延長部の前縁にそれぞれ圧接させ、前記一方のリンクが起立位置から中間位置までの範囲内に位置しているときは、第1の摺動体が第1のガイド溝の湾曲溝内を、また第2の摺動体が第2のガイド溝内をそれぞれ遊動し、前記一方のリンクが中間位置から倒伏位置までの範囲内に位置しているときは、第1の摺動体が第1のガイド溝の円弧溝内を遊動し、かつ第2の摺動体が第2のガイド溝における第1のガイド溝から遠い方の端部に当接して、前記一方のリンクの延長部から離間するようにしたことを特徴とする平行リンク式機器支持装置。 - 第1のガイド溝における湾曲溝の外側の縁を、一方のリンクの固定側の枢軸から離れる方向に山形に突出する形状とした請求項2記載の平行リンク式機器支持装置。
- 付勢手段を、中間部の前面が一方のリンクの固定側の枢軸に後方より圧接され、かつ上下の端部が第1および第2の摺動体の内側に圧接され、両摺動体を互いに拡開する方向に付勢する板ばねとした請求項1〜3のいずれかに記載の平行リンク式機器支持装置。
- 付勢手段を、線材を巻回した巻回部が一方のリンクの固定側の枢軸に遊嵌され、かつ巻回部の両端より巻回部から離れる方向に延出する線材の1対の延出端部が第1および第2の摺動体の内側に圧接され、両摺動体を互いに拡開する方向に付勢するねじりコイルばねとした請求項1〜3のいずれかに記載の平行リンク式機器支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008320055A JP5112276B2 (ja) | 2008-12-16 | 2008-12-16 | 平行リンク式機器支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008320055A JP5112276B2 (ja) | 2008-12-16 | 2008-12-16 | 平行リンク式機器支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010144761A JP2010144761A (ja) | 2010-07-01 |
JP5112276B2 true JP5112276B2 (ja) | 2013-01-09 |
Family
ID=42565403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008320055A Expired - Fee Related JP5112276B2 (ja) | 2008-12-16 | 2008-12-16 | 平行リンク式機器支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5112276B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110025346A (zh) * | 2016-09-30 | 2019-07-19 | 江苏风和医疗器材股份有限公司 | 一种运动构件 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020106135A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | Sppテクノロジーズ株式会社 | 処理装置、着脱機構およびリンク機構 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4573546B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2010-11-04 | 株式会社岡村製作所 | 平行リンク式機器支持装置 |
JP4610914B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2011-01-12 | 株式会社岡村製作所 | 平行リンク式機器支持装置 |
-
2008
- 2008-12-16 JP JP2008320055A patent/JP5112276B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110025346A (zh) * | 2016-09-30 | 2019-07-19 | 江苏风和医疗器材股份有限公司 | 一种运动构件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010144761A (ja) | 2010-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101239009B1 (ko) | 디스플레이 기기의 스탠드 | |
KR101164820B1 (ko) | 디스플레이장치 | |
CN100418392C (zh) | 显示设备 | |
KR102353426B1 (ko) | 디스플레이 장치 | |
EP2159470B1 (en) | Holder | |
CN102639031A (zh) | 桌面/监视器组合 | |
US20140145050A1 (en) | Holding Device | |
JP4458165B2 (ja) | コンベヤ | |
KR20070033210A (ko) | 디스플레이장치 | |
KR20070033211A (ko) | 디스플레이장치 | |
JP5112276B2 (ja) | 平行リンク式機器支持装置 | |
KR20060016664A (ko) | 모니터장치 | |
JP2008076457A (ja) | 表示パネル支持装置 | |
JP4704512B2 (ja) | 表示装置 | |
JP4424681B2 (ja) | 机装置 | |
JP4610914B2 (ja) | 平行リンク式機器支持装置 | |
JP5232598B2 (ja) | テーブル | |
JP2009025475A5 (ja) | ||
JP5232597B2 (ja) | テーブル | |
JP2008023969A (ja) | 頁捲り機 | |
JP4573546B2 (ja) | 平行リンク式機器支持装置 | |
KR100787158B1 (ko) | 상다리 절첩장치 | |
KR200400121Y1 (ko) | 책상 상판의 틸팅 장치 | |
JP5191120B2 (ja) | 溶接ガン | |
JP4991188B2 (ja) | 平面ディスプレイのヒンジ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120911 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121010 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5112276 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |