JP3136366U - テレビ取付装置およびこれを備えた収納棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納棚の収納スペースを広く確保するとともに、利用者がテレビを見やすいようにしたテレビ取付装置、および、これを備えた収納棚の提供。
【解決手段】回動アーム支持機構a上に、左右両縁にレールb’,b’を形成した長尺な回動ア−ムbを、その基端を支点に左右回動自在にして取り付け、上記回動アームbの上記レールb’,b’に係合する係合突縁を左右両縁に形成した長尺なスライダ12を上記回動アームbに対して摺動自在にして係合させるとともに、左右回転および起伏傾動自在な薄型テレビ固定用ブラケット15をそのスライダ12に対して取り付けてなるテレビ取付装置。また、上記テレビ取付装置を、上記回動アーム支持機構aをテレビ支持板の上面に乗載固定して取り付けた収納棚。
【選択図】図1

Description

本考案は、液晶テレビ,プラズマテレビ等の薄型テレビ(コンピュ−タ用薄型ディスプレイを含む)を床頭台その他の収納棚に取り付けるためのテレビ取付装置およびこれを備えた収納棚に関する。
従来、床頭台等の収納棚に薄型テレビを取り付けるテレビ取付装置として、図17,18に示したようなものが知られている(特許文献1)。
このテレビ取付装置100は、概括的には、ガイドレ−ル101,101(一方のみ図示した)と、このガイドレ−ル101,101に沿って前後方向に摺動するXガイド102と、このXガイド102に沿って左右方向に摺動する摺動部材103と、この摺動部材103の下端に取り付けられたプレ−ト104と、該プレ−ト104の下面に回転自在にして取り付けられたブラケット105と、このブラケット105の下方沿設部106,106に回転自在にして取り付けた回転板107,107(一方のみ図示した)と、これら回転板107,107に対して取り付けたテレビ保持部材108からなる。
そして、上記プレ−ト104のブラケット105に対向する面に所定角度間隔で複数の凹部104’・・・を形成し、また、上記回転板107,107の上記下方沿設部106,106に対向する面にも所定角度間隔で複数の凹部107’・・・を形成し、それらの凹部104’・・・,107’・・・の位置にボ−ル109・・・およびスプリング110・・・を組み込んでおり、これらによって、上記ブラケット105および回転板107,107(テレビ保持部材108)の回転を所定の角度間隔ごとに阻止するクリック機構を構成している。
上記テレビ取付装置100は、土台部111と1対の支持部材112,112と天井部113とからなりキャビネット114の上に設置された中空箱形の床頭台115に取り付けられて、上記テレビ保持部材108に固定した薄型テレを116を前後左右に移動自在にするとともに、起伏回動および左右回転を自在にしたものである。
しかし、このテレビ取付装置100は上記のボ−ル109・・・やスプリング110・・・等の微細な部品の組込みに手間がかかるもので、また、床頭台115への取付作業は、該床頭台115の上記支持部材112,112の対向位置にガイドレ−ル101,101を固定した上で、予め摺動部材103を挿通しておいたXガイド102の両端を上記ガイドレ−ル101,101に支持させるというように、組み立てながら行わざるを得ず煩雑なものである。
また、床頭台等の収納棚に薄型テレビを取り付けるその他のテレビ取付装置として、図19,20に示したものが知られている(特許文献2)。
しかし、このテレビ取付装置117は、図19に示したように、床頭台118に、テレビ119を取り付けるためだけにテレビ取付空間120を確保することが必要である。この空間120は床頭台118全体に対して、かなりの部分を占めているにもかかわらず、収納として利用できないデッドスペースとなってしまう。
また、このテレビ取付装置は、図20に示したように、回動ア−ム121の左右回動および薄型テレビ支持機構122の左右回転によりテレビ119を見やすくしているが、通常、床頭台118はベッドの枕元近傍の位置に配置されているので、テレビ119を利用者の方に向けると、その距離が近すぎるために首を傾けて不自然な姿勢で見る必要がある。 この、利用者がテレビを見づらいという問題は、特許文献1の床頭台についても同様に生ずるものである。
特開平11−276530号公報 特許第3780378号公報
そこで本考案は、収納棚の収納スペースを広く確保するとともに、利用者がテレビを見やすいようにしたテレビ取付装置、および、これを備えた収納棚を提供することを課題とする。
請求項1記載の本考案は、回動アーム支持機構(a)上に、左右両縁にレール(b’,b’)を形成した長尺な回動ア−ム(b)を、その基端を支点に左右回動自在にして取り付け、上記回動アーム(b)の上記レール(b’,b’)に係合する係合突縁を左右両縁に形成した長尺なスライダ(12)を上記回動アーム(b)に対して摺動自在にして係合させるとともに、左右回転および起伏傾動自在な薄型テレビ固定用ブラケット(15)をそのスライダ(12)に対して取り付けてなるテレビ取付装置である。
請求項2記載の本考案は、上記薄型テレビ固定用ブラケット(15)が、上記スライダ(12)の前端に取り付けられ、このスライダ(12)の摺動長さの範囲内において、回動アーム(b)の前端から前方に移動可能である請求項1記載のテレビ取付装置である。
請求項3記載の本考案は、請求項1または2記載のテレビ取付装置を、上記回動アーム支持機構(a)をテレビ支持板(35)の上面に乗載固定して取り付けた収納棚である。
請求項4記載の本考案は、上記テレビ取付装置(A)が、テレビ支持板(35)の所要位置に開設した通孔に上記回動アーム支持機構(a)のインサートナット(6・・・)を嵌合させてネジにより固定されている請求項3記載の収納棚である。
請求項5記載の本考案は、下側収納部(29)の上方に、該下側収納部(29)の上面の左縁の支持板部(30)、後縁の支持板部(31)、右縁の支持板部(32)に囲繞形成された上側収納部(33)を備え、その上側収納部(33)が、前面を開放可能な開閉扉(33’)を備えている請求項3または4記載の収納棚である。
請求項1記載の本考案テレビ取付装置は、回動アーム支持機構上に、スライダを係合させた回動アームを取り付けてなるので、収納棚のテレビ支持板上に上記回動アーム支持機構を乗載することによって該テレビ支持板の上側に固定でき、そのように固定すれば、収納棚のテレビ支持板の下側の収納スペースを広く確保することができる。
また、回動アームを回動させ、スライダを摺動させ、また薄型テレビ固定用ブラケットを適当な角度とすることで、利用者は、薄型テレビ固定用ブラケットに固定した薄型テレビを、首を傾けることなく目線の範囲で楽に視聴できる。
請求項2記載の本考案は、薄型テレビ固定用ブラケットがスライダの前端に取り付けられているので、薄型テレビを、そのスライダの摺動長さの範囲内で、十分に前方まで移動させることができる。
請求項3記載の本考案収納棚は、回動アーム支持機構をテレビ支持板の上面に乗載固定することによって、上記テレビ取付け装置を取り付けているので、テレビ支持板下の収納スペースを広く確保できる。
また、回動アームを回動させ、スライダを摺動させ、また薄型テレビ固定用ブラケットを適当な角度とすることで、利用者は、薄型テレビ固定用ブラケットに固定した薄型テレビを、首を傾けることなく目線の範囲で楽に視聴できる。
請求項4記載の本考案収納棚は、テレビ取付装置が、テレビ支持板の所要位置に開設した通孔に上記回動アーム支持機構のインサートナットを嵌合させてネジにより固定されるので、容易にその取付けができる。
請求項5記載の本考案収納棚は、下側収納部29の上方に、該下側収納部29の上面の左縁の支持板部30、後縁の支持板部31、右縁の支持板部32に囲繞形成された上側収納部33を備えているので、収納に便利で、また、その上側収納部33が、前面を開放可能な開閉扉33’を備えているので、美観に優れている。
回動アーム支持機構(a)上に、左右両縁にレール(b’,b’)を形成した長尺な回動ア−ム(b)を、その基端を支点に左右回動自在にして取り付け、上記回動アーム(b)の上記レール(b’,b’)に係合する係合突縁を左右両縁に形成した長尺なスライダ(12)を上記回動アーム(b)に対して摺動自在にして係合させるとともに、左右回転および起伏傾動自在な薄型テレビ固定用ブラケット(15)をそのスライダ(12)に対して取り付けてなることを特徴とするテレビ取付装置。
上記テレビ取付装置を、テレビ支持板(35)の上面に上記回動アーム支持機構(a)を乗載固定することによって取り付けたことを特徴とする収納棚。
以下、本考案の実施例について図1〜16により詳しく説明する。
Aは、回動ア−ム支持機構aに左右回動自在にして回動ア−ムbを取り付けるとともに、この回動ア−ムbに、その長さ方向(前後方向)に摺動自在にして薄型テレビ支持機構cを取り付けてなるテレビ取付装置である。
上記回動ア−ム支持機構aは、該テレビ取付装置Aを床頭台に取り付けるためのもので、それは、平面ほぼ円形の軸受部1とその前側の幅細部2と該幅細部2の前端に連設され左右後方ヘ湾曲しながら延びる円弧部3とを有する平面錨形の取付板4の上記円弧部3の前縁上面に、平面円弧状の係合レール5を添設し、また、所要箇所にインサートナット(商品名;エビナット)6を下面側に突出させた状態にして固定しているもので、後記の床頭台Bのテレビ取付装置受入空間34内において、このインサートナット6にネジを螺合緊締することにより、上板(テレビ支持板)35の上面に乗載固定されるものである。
なお、その上板35の厚さは、このインサートナット6の高さと同じか、それより厚いものとし、インサートナット6が挿入される孔が開設されている。
7,7は、上記取付板4の円弧部3の左右両端を上方に立上げ形成してなるストッパである。
また、8は、上記軸受部1の上面に設けた回動ア−ム用軸である。
上記回動ア−ムbは、上記回動ア−ム支持機構aの幅細部2より長尺なもので、その下面は平坦になっており、左右両縁の上面には断面鉤形をなすレ−ルb’,b’が形成されている。
この回動ア−ムbは、後部に開設した挿通孔を、上記回動ア−ム支持機構aの回動ア−ム用軸8に上側から嵌合させ、回動ア−ムbの上面側に皿バネ9’を介挿してナット9を緊締することにより、上記回動ア−ム支持機構aの上側に取り付けられており、該回動ア−ム支持機構aに対して、左右の上記ストッパ7,7に当接する角度までの範囲内において、上記回動ア−ム用軸8を支点に左右回動自在になっている。
また、上記の通り皿バネ9’を介挿してナット9を緊締しているので、その皿バネ9’の摩擦力により、該回動ア−ムbは任意の位置に静止させることができるようになっている。
10は、上記回動ア−ム用軸8の位置において上記回動ア−ムbの下面側に、すわなち該回動アームbと上記回動ア−ム用軸8のボス部との間に介挿された樹脂製の緩衝材で、これによって、回動ア−ムbの回動時の摩擦音を低減するとともに両者の摩耗を防ぐようになっている。
11は、上記回動ア−ムbの下面に取り付けられた、係合片である。これは、その先端部を、上記回動ア−ム支持機構aの円弧部3の外縁すなわち係合レール5の外縁に係合させている。
上記係合片11は高強度樹脂製のもので、上記緩衝材10と同様に回動ア−ムbの回動時の摩擦音の低減を図り、回動ア−ムbの摩耗を防ぐもので、しかも、緩衝作用をも奏する。
上記薄型テレビ支持機構cは、概括的には、上記回動ア−ムbの長さ方向に摺動自在に嵌合しているスライダ12の下面に垂下させた吊下げ軸13に対して、回転部材14を左右回転自在にして取り付け、さらに、この回転部材14に対して起伏傾動自在にして薄型テレビ固定用ブラケット15を取り付けてなるものである。
上記スライダ12は、中央を肉厚にし下部左右両縁に肉薄な係合突縁を形成した断面凸状の長尺板状をなすもので、その係合突縁を上記回動ア−ムbの鉤型レ−ルb’,b’に係合させることにより、回動アームBの上面側に、その長さ方向(前後)に摺動自在に嵌合しているものである。このスライダ12の摺動によって、その前端に取り付けられた上記薄型テレビ固定用ブラケット15は、スライダ12の摺動長さの範囲内において、上記回動アームbの前端から前方に移動させることが可能になっている。
なお、スライダ12が回動ア−ムbに当接する部分、すなわち、該スライダ12の係合突縁には、該スライダ12の滑りを良くし、また摩擦音の発生を防止する樹脂製の緩衝材を取り付けておくものである。
12’は、スライダ12の上面に取り付けられたケーブル案内金具で、後記の薄型テレビCのケーブルを案内し、また、スライダ12自体の強度を高めている。このケーブル案内金具12’には、カバー12”(図16)を取り付けることができるようになっている。
16は、スライダ12の抜け落ちを防止するために回動ア−ムbに止められストッパとして働くネジである。このネジ16は上記緩衝材の位置決めにもなっている。
上記回転部材14は、軸方向に垂直に貫通した中心孔14’を有する筒体の対向側面を切り欠いて平坦面17,17を形成し、その平坦面17,17の、上記中心孔14’からみて前側にずらした位置に水平に貫通したボルト孔14”を有しているもので、上記中心孔14’を上記吊下げ軸13に嵌合させ、該吊下げ軸13の下端にナット13’を緊締することにより、左右回転を自在にして該吊下げ軸13に取り付けられている。
18は、上記吊下げ軸13のボス部と上記回転部材14との間に介挿された皿バネで、この摩擦力によって、回転部材14は任意の位置に静止させることができるようになっている。
上記薄型テレビ固定用ブラケット15は、薄型テレビを取り付けるための複数のネジ孔19・・・を所要の配置にして開設した縦長のテレビ取付片20の一側縁部の後面側に回転部材取付片21を連設した、断面L形の左右対称形状の一対のブラケット片22,23からなる。
両ブラケット片22,23は、その一方のブラケット片23の回転部材取付片21に連設されている連結固定部材23’と他方のブラケット片22の回転部材取付片21とにおいてネジ止めされ、一体に固定されている。
この薄型テレビ固定用ブラケット15は、上記回転部材取付片21,21において、上記ボルト孔14”に側方から螺合したボルト24によって、無段階に起伏傾動できるようにして、すなわち、テレビ取付片20,20を垂直にした吊下起立状態からそのテレビ取付片20,20を後方に、垂直より30゜程度傾斜にした状態まで無段階に傾動できるようにして上記回転部材14に取り付けられている。(図12,14)
また、この薄型テレビ固定用ブラケット15は、ストッパ26に当接するところまで、テレビ取付片20,20を垂直より若干前傾にすることもできる。
25,25は、上記回転部材取付片21,21と回転部材14の平坦面17,17との間に介挿された皿バネで、この摩擦力によって、薄型テレビ固定用ブラケット15は任意の位置に静止させることができるようになっている。
27は、上記回動ア−ムbの上面の、左右両縁の鉤型レ−ルb’,b’間の、上記回動ア−ム用軸8の位置に取り付けた磁石ブラケットである。
28は、上記磁石ブラケット27の前面側(薄型テレビ固定用ブラケット15側)に配設された磁石で、スライダ12を回動ア−ム用軸8側に最後まで摺動させた状態にしたときに、該スライダ12の後部に配設された磁石吸着部材28’が当接し、これを磁力によって吸着固定するようになっている。
これは、床頭台を運搬移動等させる時に、テレビを取り付けた薄型テレビ支持機構c(スライダ12)が回動ア−ムbの長さ方向(前方向)に、勝手に摺動しないようにするためである。
Bは、内部に複数の引出しあるいは棚等を備えた箱状の下側収納部29の上方に、該下側収納部29の上面の左縁の支持板部30、後縁の支持板部31、右縁の支持板部32に囲繞形成された上側収納部33を備えている床頭台である。
その上側収納部33は、前面および左右側面の前半部を開放可能な開閉扉33’を備えている。
34は、上記上側収納部33の上板(テレビ支持板)35とその上側に支持側板36により支持された天板37との間に形成され、前面と左右側面の前半部とを開放し、上記テレビ取付装置Aを受入するテレビ取付装置受入空間である。
また、38・・・は、上記下側収納部29の下面に取り付けられ該床頭台Bを移動自在に支持するキャスタ−である。
上記テレビ取付装置Aは、テレビ取付装置受入空間34の下側の上記上板35の所要位置に開設した通孔(図示していない)に上記回動ア−ム支持機構aのインサートナット6・・・を嵌合させるとともに、該上板35の上に上記回動ア−ム支持機構aの取付板4を位置させてネジにより固定することにより、この床頭台Bに取り付けられている。
したがって、テレビ取付装置Aは、回動ア−ム支持機構aの全てを予め一体に組み立てておき、床頭台Bへの取付けに際しては、その一体に組み立てたものを、上記上板35に対してネジ止めするだけでよいから、従来のテレビ取付装置100が、床頭台115の上記支持部材112,112の対向位置にガイドレ−ル101,101を固定させた上で、予め摺動部材103を挿通しておいたXガイド102の両端を上記ガイドレ−ル101,101に支持させるというように組み立てながらの取付け作業を行わざるを得なかったのに比べ、格段に容易に取付けが行えるものである。
薄型テレビCは、上記テレビ取付装置Aの薄型テレビ固定用ブラケット15に対してネジ止めされており、上記薄型テレビ支持機構c(スライダ12)を回動ア−ムbに対してその長さ方向(前後方向)に摺動させることにより前後に移動させて位置の調整ができる(図11,12)。
上記回動ア−ムbを回動ア−ム支持機構aに対して左右に回動させれば、薄型テレビCを左右に円弧状に移動させ、その位置を変更することができる(図13)。
この左右への移動は、図13に示すように、上記床頭台Bの左右外方の位置まで行えるようになっており、従来のテレビ取付装置100が、上記支持部材112,112の間の狭い範囲において薄型テレビCを左右移動できるようにしているだけであったのに比べ、移動範囲が大きくなっている。
したがって、上側収納部33の開閉扉33’の開閉時には、その妨げとならない位置まで薄型テレビCを移動させることができる。
なお、回動ア−ムbは、上記のとおり係合片11を有しており、これを回動ア−ム支持機構aの係合レール5に係合させているから、重量のある薄型テレビCを吊り下げて回動ア−ムbを回動ア−ム支持機構aに対して左右に回動させてもスム−ズに回動できる。 また、薄型テレビCの位置調整を行う時、上方向に力がかかっても上記回動ア−ム用軸8に過度の負荷がかかることがないようになっている。
上記回転部材14をスライダ12の吊下げ軸13に対して回転させれば、薄型テレビCの向きを左右方向に調整することができる。
また、薄型テレビ固定用ブラケット15を回転部材14に対して起伏傾動させることにより、その画面の起伏方向の向きを調整することができる。
このように上記薄型テレビCは、床頭台Bのテレビ取付装置受入空間34にテレビ取付装置Aにより取り付けられ、上側収納部33の前部・左右側部の外方の広い範囲で、前後移動、円弧状の左右移動、左右回転、および起伏傾動を自由にして吊り下げられた状態になっており、その画面が見易い位置および向きになるよう広い範囲で自在に調整できるので、利用者が首を傾けることなく目線の範囲でテレビを楽に視聴できる。
上記床頭台Bには、従来のテレビ取付装置で床頭台のかなりの部分を占めデッドスペースとなっていたテレビ取付空間が必要なくなり、テレビ取付装置Aを受け入れるだけの狭いテレビ取付装置受入空間を確保するだけでよい。
このため、床頭台の上側収納部の収納スペ−スを広く確保することができ、また、例えば、高さが制限される場所に設置する床頭台への取り付けにも好ましい。
さらには、天板37の上にも物を載置することができるので、便利である。
図19,20に示す従来のテレビ取付装置は、その取付けのために上側収納棚の底板(テレビ支持板)の上面にテレビ取付装置の上板を設置する必要があったため、上側収納棚内で、底板の上面に物を載置する場合に、その上板が邪魔になることがあり、使用しづらかった。
これに対し、このテレビ取付装置Cは、上側収納棚33の上板35の上面側に設置され、その上板35の下面にはネジの頭部のみが露出するだけなので、上側収納棚に物品を収納する際にこれが邪魔になるなどの問題がない。
上記薄型テレビ固定用ブラケット15は、スライダ12に対してボ−ルジョイント等により左右回転や起伏傾動等を自在にして取り付けるようにしてもよい。このようにすれば、より簡単な構造となるので、製作コストをより低減できる。
また、床頭台としては、上記と同様のものに限られず、下側収納部の上面に、たとえばその上面の左右縁および後縁に立設された3枚の支持板に上板のみを支持させ、その上面にテレビ取付装置を設置したものであってもよい。
また、テレビ取付装置Aは、床頭台に限らず、食器棚や本棚など他の各種収納棚に対しても、それらに設けられたテレビ支持板に乗載固定して使用することができる。
本考案の実施例に係るテレビ取付装置(A)を示した斜視図である。 その底面図である。 その要部側面図である。 薄型テレビ支持機構(c)の一部切欠正面図である。 その一部切欠側面図である。 回動ア−ム支持機構(a)の一部切欠側面図である。 スライダ(12)と回動ア−ム(b)との係合関係を示す横断面図である。 回動ア−ム(b)の一部省略平面図である。 その縦断側面図である。 上記テレビ取付装置(A)を取り付けた床頭台(B)の正面図で、薄型テレビ(C)を正面に向けた状態を示す。 その側面図で、薄型テレビ(C)を床頭台の奥へ押し込んだ状態を示す。 その側面図で、薄型テレビ(C)を床頭台の前方へ引き出した状態を示す。 その平面図である。 その側面図で、薄型テレビ(C)を床頭台の前方へ引き出し、かつ傾斜させた状態を示す。 その薄型テレビ(C)を側方に向けた状態を示した側面図である 上記テレビ取付装置(A)を取り付けた床頭台(B)の斜視図である。 従来のテレビ取付装置を示した分解斜視図である。 上記従来のテレビ取付装置を取り付けた床頭台の斜視図である。 従来の、他のテレビ取付装置を取り付けた床頭台の側面図である。 その平面図である。
符号の説明
A テレビ取付装置
B 床頭台(収納棚)
C 薄型テレビ
a 回動ア−ム支持機構
b 回動ア−ム
c 薄型テレビ支持機構
1 軸受部
2 幅細部
3 円弧部
4 取付板
5 係合レール
6 インサートナット
7 ストッパ
8 回動ア−ム用軸
11 係合片
12 スライダ
14 回転部材
15 薄型テレビ固定用ブラケット
29 下側収納部
30〜32 支持板部
33 上側収納部
34 テレビ取付装置受入空間
35 上板(テレビ支持板)

Claims (5)

  1. 回動アーム支持機構(a)上に、左右両縁にレール(b’,b’)を形成した長尺な回動ア−ム(b)を、その基端を支点に左右回動自在にして取り付け、上記回動アーム(b)の上記レール(b’,b’)に係合する係合突縁を左右両縁に形成した長尺なスライダ(12)を上記回動アーム(b)に対して摺動自在にして係合させるとともに、左右回転および起伏傾動自在な薄型テレビ固定用ブラケット(15)をそのスライダ(12)に対して取り付けてなることを特徴とするテレビ取付装置。
  2. 上記薄型テレビ固定用ブラケット(15)が、上記スライダ(12)の前端に取り付けられ、このスライダ(12)の摺動長さの範囲内において、回動アーム(b)の前端から前方に移動可能であることを特徴とする請求項1記載のテレビ取付装置。
  3. 請求項1または2記載のテレビ取付装置を、テレビ支持板(35)の上面に上記回動アーム支持機構(a)を乗載固定することによって取り付けたことを特徴とする収納棚。
  4. 上記テレビ取付装置(A)が、テレビ支持板(35)の所要位置に開設した通孔に上記回動アーム支持機構(a)のインサートナット(6・・・)を嵌合させてネジにより固定されていることを特徴とする請求項3記載の収納棚。
  5. 下側収納部(29)の上方に、該下側収納部(29)の上面の左縁の支持板部(30)、後縁の支持板部(31)、右縁の支持板部(32)に囲繞形成された上側収納部(33)を備え、その上側収納部(33)が、前面を開放可能な開閉扉(33’)を備えていることを特徴とする3または4記載の収納棚。
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