JP2000242363A - コンピュータ装置及び表示装置 - Google Patents

コンピュータ装置及び表示装置

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JP2000242363A
JP2000242363A JP11039167A JP3916799A JP2000242363A JP 2000242363 A JP2000242363 A JP 2000242363A JP 11039167 A JP11039167 A JP 11039167A JP 3916799 A JP3916799 A JP 3916799A JP 2000242363 A JP2000242363 A JP 2000242363A
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JP
Japan
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arm
panel
display panel
stand
respect
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JP11039167A
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Haruo Oba
晴夫 大場
Koji Yoshino
広司 吉野
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使い勝手を向上し得るようにする。 【解決手段】本発明は、所定の情報を表示する表示パネ
ルと、当該表示パネルを支持するアームと、一面にアー
ムを支持するスタンドと、当該スタンドの一面のほぼ中
央所定位置に保持されると共に、アームの一端を所定の
第1の支軸を中心にしてスタンドに対して回動自在に保
持する第1の保持手段と、アームの他端に保持されると
共に、表示パネルを第1の支軸とほぼ平行な第2の支軸
を中心にしてアームに対して回動自在に保持する第2の
保持手段とを設けるようにしたことにより、表示パネル
の可動範囲を格段的に広げ、当該表示パネルをその視認
性を高め、かつ眼や首が疲れにくいような所望の傾斜角
度及び高さに調節することができ、かくして使い勝手を
向上し得るコンピュータ装置及び表示装置を実現するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ装置及
び表示装置に関し、例えばディスクトップ型のパーソナ
ルコンピュータ及びこれに用いられる液晶ディスプレイ
に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパーソナルコンピュータ
として、各種信号処理を実行する本体部に所定の第1の
信号ケーブルを介して液晶ディスプレイが接続されると
共に、所定の第2の信号ケーブルを介してキーボードが
接続されて構成されたものがある。
【0003】そしてこのようなパーソナルコンピュータ
に用いられる液晶ディスプレイとしては、図18に示す
ように構成されたものがある。
【0004】かかる構成の液晶ディスプレイ1において
は、スタンド2の上部の所定位置にアーム3の一端が支
持されると共に、当該アーム3の他端には支軸(図示せ
ず)が設けられ、液晶パネルの設けられたパネル部4が
この支軸を中心にしてアーム3に対して矢印aに示す一
方向(以下、これを時計回り方向と呼ぶ)及びこれとは
逆の他方向(以下、これを反時計回り方向と呼ぶ)に回
動自在に枢支されている。
【0005】これによりこの液晶ディスプレイ1におい
ては、パネル部4を所望の傾斜角度に調節し、この状態
において液晶パネルに表示される表示内容を見ることが
できるようになされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
液晶ディスプレイ1においては、パネル部4の高さを調
節することができないため、例えばユーザが目線よりも
高い位置で液晶パネルを見ることにより首がこるなどの
症状が現れる問題があった。
【0007】かかる問題を解決するため、図19(A)
及び(B)に示すように構成されたラップトップ型のパ
ーソナルコンピュータ5がある。
【0008】かかる構成のパーソナルコンピュータ5に
おいては、各種処理を実行する本体部6の上面6Aの矢
印bに示す前方向の端部に複数の操作キー7が配設され
ると共に、当該上面6Aの後方向の端部に第1及び第2
の突起部6B及び6Cが矢印cに示す右方向に沿って対
向するように設けられている。
【0009】そしてこの第1及び第2の突起部6B及び
6Cの対向面には、それぞれ第1の支軸(図示せず)が
その長手方向を右方向とほぼ平行にして設けられてお
り、アーム8が一端をこの第1の支軸を中心にして本体
部6に対して矢印dに示す時計回り方向及びこれとは逆
の反時計回り方向に回動自在に枢支されている。
【0010】またこのアーム8の他端の内部には、第2
の支軸(図示せず)がその長手方向を右方向とほぼ平行
にして設けられ、液晶パネル9Aが設けられたパネル部
9がこの第2の支軸を中心にしてアーム8に対して時計
回り方向及び反時計回り方向に回動自在に枢支されてい
る。
【0011】これによりこのパーソナルコンピュータ5
においては、パネル部9をアーム8に対して時計回り方
向又は反時計回り方向に回動させると共に、この際アー
ム8を本体部6に対して時計回り方向又は反時計回り方
向に回動させることによりこのパネル部9の傾斜角度及
び高さを調節することができるようになされている。
【0012】ところがかかる構成のパーソナルコンピュ
ータ5においては、アーム8を本端部6の上面6Aの後
側端部において枢支しているため、パネル部9を下げる
にはアーム8を本体部6に対して反時計回り方向に回動
させる必要があり、この結果パネル部9が操作キー7に
近接して当該操作キー7の操作を妨げる問題があった。
【0013】またこのパーソナルコンピュータ5におい
ては、本体部6が背面部6Dを壁等に近接させて配置さ
れると、この壁等が障壁となりパネル部9のアーム8に
対する時計回り方向への回動範囲が規制され、パネル部
9の傾斜角度を調節し難くなる問題もあり、この結果使
い勝手がわるい問題があった。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、使い勝手を向上し得るコンピュータ装置及び表示装
置を提案しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、各種信号処理を実行する本体部に
各種命令を与えるためのキーボードと、本体部から与え
られる信号処理内容を表示する表示手段とを有するコン
ピュータ装置において、表示手段に、本体部から与えら
れる信号処理内容をキーボード側から見えるように表示
する表示パネルと、当該表示パネルを支持するアーム
と、一面にアームを支持するスタンドと、当該スタンド
の一面のほぼ中央所定位置に保持されると共に、アーム
の一端を所定の第1の支軸を中心にしてスタンドに対し
て表示パネルがキーボードに近づく方向及び当該キーボ
ードから離れる方向に回動自在に保持する第1の保持手
段と、アームの他端に保持されると共に、表示パネルを
第1の支軸とほぼ平行な第2の支軸を中心にしてアーム
に対して回動自在に保持する第2の保持手段とを設ける
ようにした。
【0016】この結果、表示パネルの可動範囲を格段的
に広げ、当該表示パネルをその視認性を高め、かつ眼や
首が疲れにくいような所望の傾斜角度及び高さに調節す
ることができる。
【0017】また本発明においては、表示装置におい
て、所定の情報を表示する表示パネルと、当該表示パネ
ルを支持するアームと、一面にアームを支持するスタン
ドと、当該スタンドの一面のほぼ中央所定位置に保持さ
れると共に、アームの一端を所定の第1の支軸を中心に
してスタンドに対して回動自在に保持する第1の保持手
段と、アームの他端に保持されると共に、表示パネルを
第1の支軸とほぼ平行な第2の支軸を中心にしてアーム
に対して回動自在に保持する第2の保持手段とを設ける
ようにした。
【0018】この結果、表示パネルの可動範囲を格段的
に広げ、当該表示パネルをその視認性を高め、かつ眼や
首が疲れにくいような所望の傾斜角度及び高さに調節す
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0020】図1において、10は全体として本発明を
適用したパーソナルコンピュータを示し、各種信号処理
を実行する本体部11にディスプレイケーブル12を介
して液晶ディスプレイ13が接続されると共に、キーボ
ードケーブル14を介してキーボード15が接続され、
また当該キーボード15にマウスケーブル16を介して
マウス17が接続されて構成されている。
【0021】ここで液晶ディスプレイ13においては、
図2(A)及び(B)に示すように、キーボード15と
は別体でなり、楔形状のスタンド20の一面20Aのほ
ぼ中央所定位置にアーム21の一端21Aを支持し、当
該アーム21の他端21Bにパネル部22が支持されて
いる。
【0022】このパネル部22の前面22Aの中央に
は、液晶パネル23が配設されると共に、当該前面22
Aの矢印eに示す右方向及びこれとは逆の左方向の端部
には、それぞれスピーカ24及び25が配設されてい
る。
【0023】そしてこの液晶ディスプレイ13において
は、本体部11(図1)からディスプレイケーブル12
(図1)を介して画像信号及び音声信号が与えられる
と、当該画像信号に基づく画像を液晶パネル23に表示
させると共に、この音声信号に基づく音声をスピーカ2
4及び25を介して放音させるようになされている。
【0024】実際上この液晶ディスプレイ13において
は、図3に示すように、アーム21の一端21Aの内部
に第1の支軸26がその長手方向を左右方向とほぼ平行
にして設けられ、当該アーム21がこの第1の支軸26
を中心にしてスタンド20に対して矢印fに示す時計回
り方向及びこれとは逆の反時計回り方向に回動自在に枢
支されている。
【0025】またアーム21の他端の内部には、第2の
支軸27がその長手方向を左右方向とほぼ平行にして設
けられ、パネル部22がこの第2の支軸27を中心にし
てアーム21に対して時計回り方向及び反時計回り方向
に回動自在に枢支されている。
【0026】これによりアーム21は、図4(A)〜
(E)に示すように、その長手方向が例えば矢印gに示
す上方向とほぼ平行となる所定位置(以下、これを第1
の基準位置と呼ぶ)から(図4(A))矢印hに示す前
方向に所定角度で傾いく所定位置(以下、これを第1の
回動終端位置と呼ぶ)まで(図4(E))の所定の可動
範囲内において、第1の支軸26を中心にしてスタンド
20に対して時計回り方向及び反時計回り方向に回動し
得るようになされている。
【0027】またパネル部22は、図5(A)及び
(B)に示すように、前面22Aが例えばアーム21の
長手方向とほぼ平行となる所定位置(以下、これを第2
の基準位置と呼ぶ)から当該長手方向に対してほぼ直交
する所定位置(以下、これを第2の回動終端位置と呼
ぶ)までの所定の可動範囲内において、第2の支軸27
を中心にしてこのアーム21に対して反時計回り方向及
び時計回り方向に回動し得るようになされている。
【0028】このようにしてこの液晶ディスプレイ13
においては、アーム21及びパネル部22を時計回り方
向及び反時計回り方向に回動することにより、当該パネ
ル部22を液晶パネル23の視認性を高め、かつ眼や首
等が疲れにくいような所望の傾斜角度及び高さに調節し
得るようになされている。
【0029】また液晶ディスプレイ13においては、こ
の際キーボード15とは別体に形成されることにより当
該キーボード15の操作性を気にせずにパネル部22を
高さを低くするように調節することができると共に、ア
ーム21の一端21Aがスタンド20の上面20Aのほ
ぼ中央所定位置に設けられていることにより壁等に対す
るスタンド20の配置位置等を気にせずにこのパネル部
22をその前面22Aが上方向を向くように調節し得る
ようになされている。
【0030】因みにスタンド20の内部には、アーム2
1の一端21Aを取り付けるための図示しない筐体(以
下、これをスタンド筐体と呼ぶ)が設けられている。こ
のスタンド筐体は、所定の重さを有するようにその厚み
が選定されると共に、スタンド20を安定して設置し得
るようにその形状が選定されている。
【0031】またアーム21の一端21Aは、当該アー
ム21の自重及びパネル部22の重量並びにスタンド2
0の重心を考慮して当該スタンド20の一面に対する取
り付け位置が選定されている。
【0032】これによりこの液晶ディスプレイ13にお
いては、パネル部22を時計回り方向及び反時計回り方
向に過度に回動させて傾けた場合でも、全体の重量のバ
ランスがくずれることを防止することができ、かくして
パネル部22の回動方向に転倒することを防止し得るよ
うになされている。
【0033】ここでキーボード15においては、図6に
示すように、その一面15Aに各種操作キーが配設され
ると共に、他面15Bにスタンド20の前側端部の幅に
応じた溝部(図示せず)が設けられている。
【0034】そしてこのパーソナルコンピュータ10に
おいては、液晶ディスプレイ13と、キーボード15と
は別体でなるため、当該キーボード15をこの液晶ディ
スプレイ13から離して配置することができる。
【0035】またこのパーソナルコンピュータ10にお
いては、スタンド20の前側端部をキーボード15の溝
部に挿入することにより、当該キーボード15をこの液
晶ディスプレイ13に近接させて配置することもでき
る。
【0036】そして液晶ディスプレイ13においては、
このようにキーボード15が所望の位置に配置された
際、パネル部22及びアーム21を当該パネル部22が
キーボード15に近づくように回動させてこのパネル部
22の下側端部をこのキーボード15の上面後側端部に
当接させることにより当該キーボード15と一体化して
用いることができる。
【0037】これによりこのパーソナルコンピュータ1
0においては、キーボード15の操作時にユーザの目線
の移動範囲を格段的に小さくして眼の疲れや、首のこり
等を大幅に低減させることができるようになされてい
る。
【0038】ここで実際上この液晶ディスプレイ13に
おいては、図7に示すように、アーム21の内部にパネ
ル回動機構30及びアーム回動機構31からなる回動機
構部32が設けられている。
【0039】この場合パネル回動機構30においては、
コ字状のステンレス鋼でなるアームプレート33を有
し、当該アームプレート33の第1及び第2の側壁部3
3A及び33Bの一端に穿設された穴部にそれぞれ第2
の支軸27A又は27Bの一端が勘合されている。
【0040】この第2の支軸27A及び27Bの他端側
の所定位置には、図8に示すように、フランジ27Cが
設けられ、当該フランジ27Cと、アームプレート33
の対応する第1又は第2の側壁部33A及び33Bとの
間には、図9(A)及び(B)に示すような一端34A
及び35Aと、他端34B及び35Bとが巻き軸とほぼ
平行に折り曲げられたパネル用ねじりコイルばね34及
び35が挿通されている。
【0041】因みに一方の第2の支軸27Aには、左回
りに巻かれたパネル用ねじりコイルばね34(図9
(A))が挿通され、他方の第2の支軸27Bには、右
回りに巻かれたパネル用ねじりコイルばね35(図9
(B))が挿通されている。
【0042】また第2の支軸27A及び27Bのフラン
ジ27Cよりも他端側には(図7及び図8)、第1のフ
リクションワッシャ36又は37が挿通されると共に、
L字状でなる第1又は第2のパネル保持部材38又は3
9が一方の板部38A又は39Aを介してこの第2の支
軸27A又は27Bを中心にして時計回り方向及び反時
計回り方向に回動自在に枢支されている。
【0043】そしてこの第2の支軸27A及び27Bに
おいて、第1又は第2のパネル保持部材38又は39の
一方の板部38A又は39Aよりも他端側には、第2の
フリクションワッシャ40又は41が挿通されると共
に、波形のスプリングワッシャ42又は43と、固定用
ワッシャ44又は45とが順次勘合されている。
【0044】この際第1のフリクションワッシャ36及
び37は、対応するフランジ27Cに固着され、第2の
フリクションワッシャ40及び41は、対応する第1又
は第2のパネル保持部材38又は39の一方の板部38
A又は39Aに固着されている。
【0045】また固定用ワッシャ44及び45は、対応
するスプリングワッシャ42又は43をその厚み方向に
所定量潰して第2のフリクションワッシャ40又は41
に所定圧力で押し付けるように、第2の支軸27A及び
27Bの一端側に加える圧力が選定されている。
【0046】そして第1及び第2のパネル保持部材38
又は39の他方の板部38B及び39Bには、パネル部
22の内部に設けられた筐体(以下、これをパネル筐体
と呼ぶ)46が取り付けられている。
【0047】これによりこのパネル回動機構30におい
ては、第2の支軸27A及び27Bを中心にして第1及
び第2のパネル保持部材38及び39を時計回り方向及
び反時計回り方向に回動させることによりパネル部22
を回動させ得ると共に、この際第1及び第2のパネル保
持部材38及び39の一方の板部38A及び39Aと、
対向する第1のフリクションワッシャ36又は37及び
スプリングワッシャ42又は43との間に所定の摩擦力
(以下、これを第1及び第2のパネル保持部材38及び
39に対する摩擦力と呼ぶ)を生じさせるようになされ
ている。
【0048】これに加えパネル用ねじりコイルばね34
及び35の一端34A及び35Aは、アームプレート3
3の対応する第1又は第2の側壁部33A又は33Bの
一端部に形成されたU字状の切欠き部33C及び33D
に引っかけられ、当該パネル用ねじりコイルばね34及
び35の他端34B及び35Bは、対応する第1又は第
2のパネル保持部材38又は39の一方の板部38A又
は39Aに穿設された穴部38C又は39Cに挿通され
ている。
【0049】因みにパネル用ねじりコイルばね34及び
35は、パネル部22が第2の基準位置に位置するとき
に、ばねの巻かれた方向(以下、これを巻き方向と呼
ぶ)になにも力を加えない状態(以下、これを定常状態
と呼ぶ)又はこの巻き方向にわずかかに回動してねじら
れた状態となるように一端34A、35A及び他端34
B、35Bが固定されている。
【0050】またパネル用ねじりコイルばね34及び3
5は、図10に示すように、定常状態から一端34A及
び35Aを固定して他端34B及び35Bをこの巻き方
向に所定の第1の角度まで回動させる際、このねじりに
必要となる荷重が所定の第1の荷重となるように、その
材質(例えばスチールワイヤピアノ−A(SWP−
A))、線径、巻数及びばね定数等が選定されている。
【0051】従ってこのパネル回動機構30において
は、図11に示すように、パネル部22がアーム21に
対して時計回り方向(すなわち液晶パネル23を上方向
に向けるような第2の基準位置から第2の回動終端位置
の方向)に回動する際、この回動に伴ってパネル用ねじ
りコイルばね34及び35をその一端34A、35A及
び他端34B、35Bを固定した状態で巻き方向に回動
させてねじり、かくしてこのパネル用ねじりコイルばね
34及び35に巻き方向とは逆の開放方向に回動して元
の定常状態に戻るようなトルク(以下、これを戻りトル
クと呼ぶ)を生じさせる。
【0052】これによりパネル回動機構30において
は、パネル部22がアーム21に対して所望の傾斜角度
まで回動した場合、当該パネル部22にその自重により
時計回り方向に回動するような所定のトルクが生じるも
のの、第1及び第2のパネル保持部材38及び39に対
する摩擦力と、パネル用ねじりコイルばね34及び35
に生じる戻りトルクとによりこのパネル部22に時計回
り方向へのトルクとほぼ同等な反時計回り方向へのトル
クを生じさせて釣り合わせることができ、かくしてパネ
ル部22を所望の傾斜角度に保持し得るようになされて
いる。
【0053】因みにこのパネル回動機構30において
は、パネル部22をアーム21に対して時計回り方向に
回動させる場合には、第1又は第2のパネル保持部材3
8又は39に対して摩擦力が生じると共に、パネル用ね
じりコイルばね34及び35を巻き方向に回動させてね
じることにより、外部から例えば94〔kgmm〕程度以下の
トルクを加えて回動させる必要がある。
【0054】これに対してパネル部22をアーム21に
対して反時計回り方向に回動させる場合には、パネル用
ねじりコイルばね34及び35に生じている戻りトルク
により、外部から例えば15〔kgmm〕程度以下のトルクを
加えれば回動させることができるようになされている。
【0055】一方アーム回動機構31においては(図
7)、アームプレート33の第1及び第2の側壁部33
A及び33Bの他端側にそれぞれ一端側が取り付けられ
た板状のステンレス鋼でなる第1又は第2の支軸保持部
材47又は48を有し、当該第1及び第2の支軸保持部
材47及び48の他端側に穿設された穴部に第1の支軸
26A又は26Bの一端が勘合されている。
【0056】この第1の支軸26A及び26Bの他端側
の所定位置には、図12に示すように、フランジ26C
が設けられ、当該フランジ26Cと、対応する第1又は
第2の支軸保持部材47又は48との間には、図13
(A)及び(B)に示すような、一端49A及び50A
が巻き軸とほぼ直交するように折り曲げられ、かつ他端
49B及び50Bがこの巻き軸とほぼ平行に折り曲げら
れたアーム用ねじりコイルばね49及び50が挿通され
ている。
【0057】因みに一方の第1の支軸26Aには、右回
りに巻かれたアーム用ねじりコイルばね49(図13
(A))が挿通され、他方の第1の支軸26Bには、左
回りに巻かれたアーム用ねじりコイルばね50(図13
(B))が挿通されている。
【0058】また第1の支軸26A及び26Bのフラン
ジ26Cよりも他端側には(図7及び図12)、第3の
フリクションワッシャ51が挿通されると共に、L字状
でなる第1又は第2のスタンド保持部材52又は53が
一方の板部52A又は53Aを介してこの第1の支軸2
6A又は26Bを中心にして時計回り方向及び反時計回
り方向に回動自在に枢支されている。
【0059】そしてこの第1の支軸26A及び26Bに
おいて、第1又は第2のスタンド保持部材52又は53
の一方の板部52A又は53Aよりも他端側には、第4
のフリクションワッシャ54が挿通されると共に、波形
のスプリングワッシャ55と、固定用ワッシャ56とが
順次勘合されている。
【0060】この際第3のフリクションワッシャ51
は、対応するフランジ26Cに固着され、第4のフリク
ションワッシャ54は、対応する第1又は第2のスタン
ド保持部材52又は53の一方の板部52A又は53A
に固着されている。
【0061】また固定用ワッシャ56は、対応するスプ
リングワッシャ55をその厚み方向に所定量潰して第4
のフリクションワッシャ54に所定圧力で押し付けるよ
うに、第1の支軸26A及び26Bの一端側に加える圧
力が選定されている。
【0062】そして第1及び第2のスタンド保持部材5
2又は53の他方の板部52B及び53Bには、スタン
ド20内部のスタンド筐体58が取り付けられている。
【0063】これによりこのアーム回動機構31におい
ては、第1の支軸26A及び26Bを中心にして第1及
び第2のスタンド保持部材52又は53を時計回り方向
及び反時計回り方向に回動させることによりアーム部2
1をスタンド20に対して回動させ得ると共に、この際
第1及び第2のスタンド保持部材52及び53の一方の
板部52A及び53Aと、対向する第3のフリクション
ワッシャ51及びスプリングワッシャ55との間に所定
の摩擦力(以下、これを第1及び第2のスタンド保持部
材52及び53に対する摩擦力と呼ぶ)を生じさせるよ
うになされている。
【0064】これに加えアーム用ねじりコイルばね49
及び50の一端49A及び50Aは、対応する第1又は
第2の支軸保持部材47又は48の他端に設けられたL
字状の爪部47A又は48Aに当接されると共に、当該
アーム用ねじりコイルばね49及び50の他端49B及
び50Bは、対応する第1又は第2のスタンド保持部材
52又は53の一方の板部52A又は53Aに穿設され
た穴部52C及び53Cに挿通されている。
【0065】因みにアーム用ねじりコイルばね49及び
50は、この際アーム21が第1の基準位置に位置する
ときに、定常状態又はこの巻き方向にわずかかに回動し
てねじられた状態となるように一端49A、50A及び
他端49B、50Bが固定されている。
【0066】またアーム用ねじりコイルばね49及び5
0は、図14に示すように、定常状態から一端49A、
50Aを固定して他端49B、50Bをこの巻き方向に
所定の第2の角度まで回動させる際、このねじりに必要
となる荷重が所定の第2の荷重となるように、その材質
(例えばスチールワイヤピアノ−A(SWP−A))、
線径、巻数及びばね定数等が選定されている。
【0067】従ってこのアーム回動機構31において
は、図15に示すように、アーム21がスタンド20に
対して反時計回り方向(すなわちアーム21を前方向に
傾けるような第1の基準位置から第1の回動終端位置の
方向)に回動する際、この回動に伴ってアーム用ねじり
コイルばね49及び50をその一端49A、50A及び
他端49B、50Bを固定した状態で巻き方向に回動さ
せてねじり、かくしてこのアーム用ねじりコイルばね4
9及び50に開放方向への戻りトルクを生じさせる。
【0068】これによりアーム回動機構31において
は、アーム21がスタンド20に対して所望の傾斜角度
まで回動した場合、当該アーム21にその自重及びパネ
ル部22の重量により反時計回り方向に回動するような
所定のトルクが生じるものの、第1又は第2のスタンド
保持部材52又は53に対する摩擦力と、アーム用ねじ
りコイルばね49及び50に生じる戻りトルクとにより
このアーム21にこの反時計回り方向のトルクとほぼ同
等な時計回り方向へのトルクを生じさせて釣り合わせる
ことができ、かくしてアーム21を所望の傾斜角度に保
持し得るようになされている。
【0069】因みにこのアーム回動機構31において
は、アーム21をスタンド20に対して反時計回り方向
に回動させる場合には、第1又は第2のスタンド保持部
材52又は53に対して摩擦力が生じると共に、アーム
用ねじりコイルばね49及び50を巻き方向に回動させ
てねじることにより、外部から例えば 101〔kgmm〕程度
のトルクを加えて回動させる必要がある。
【0070】これに対してこのようにアーム21をスタ
ンド20に対して時計回り方向に回動させる場合には、
アーム用ねじりコイルばね49及び50に生じている戻
りトルクにより、外部から例えば5〔kgmm〕程度のトル
クを加えれば回動させることができるようになされてい
る。
【0071】かくしてこの液晶ディスプレイ13におい
ては、ユーザが両手でパネル部22の左右を握持するよ
うにしてこのパネル部22を下方向に下げれば、当該パ
ネル部22の高さ位置を低くすることができると共に、
このようにパネル部22の高さを比較的低くした状態で
は、ユーザが両手でパネル部22の左右を握持し、又は
片手てこのパネル部22の上側を握持するようにして上
方向に持ち上げれば、このパネル部22をその高さ位置
を下げるときよりも大幅に少ない力で当該高さ位置を容
易に高くすることができるようになされている。
【0072】またこの液晶ディスプレイ13において
は、ユーザが両手でパネル部22の左右を握持するよう
にしてこのパネル部22後方向に倒せば、当該パネル部
22の液晶パネル23を上方向に向けることができると
共に、このように液晶パネル23を上方向に向けた状態
では、ユーザが両手でパネル部22の左右を握持し、又
は片手てこのパネル部22の上側を握持するようにして
前方向に引っ張れば、当該パネル部22の液晶パネル2
3を上方向に向けるときよりも大幅に少ない力で前方向
に容易に向けることができるようになされている。
【0073】以上の構成において、このパーソナルコン
ピュータ10では、キーボード15と別体でなる液晶デ
ィスプレイ13において、アーム21内に回動機構部3
2を設け、スタンド20の一面20Aのほぼ中央所定位
置において、このアーム21をこのスタンド20に対し
て第1の支軸26を中心にして回動自在に枢支すると共
に、パネル部22を当該アーム21に対して第2の支軸
27を中心にして回動自在に枢支するようにした。
【0074】従ってこのパーソナルコンピュータ10で
は、液晶ディスプレイ13において、パネル部22をそ
の可動範囲を大幅に広げて液晶パネル23の視認性を高
め、かつ眼や首等が疲れにくい所望の傾斜角度及び高さ
に調節することができる。
【0075】そしてこの際液晶ディスプレイ13をキー
ボード15と別体とし、またアーム21をスタンド20
の一面20Aのほぼ中央所定位置に設けるため、キーボ
ード15の操作性を気にせずにパネル部22の高さを調
節することができると共に、壁等に対するスタンド20
の配置位置等を気にせずにこのパネル部22の傾斜角度
を調節することができる。
【0076】そしてこのパーソナルコンピュータ10で
は、このようにパネル部22の傾斜角度及び高さを調節
するようにして当該パネル部22の下側端部を所望の位
置に配置したキーボード15の一面の後側端部に当接さ
せ、液晶ディスプレイ13と、キーボード15とを一体
化して用いることができ、かくしてキーボード15の操
作時にユーザの目線の移動範囲を格段的に小さくして眼
の疲れや、首のこり等を大幅に低減させることができ
る。
【0077】因みにこの液晶ディスプレイ13では、こ
の際第1又は第2のスタンド保持部材52又は53に対
する摩擦力と、アーム用ねじりコイルばね49及び50
に戻りトルクとを生じさせると共に、第1及び第2のパ
ネル保持部材38及び39に対する摩擦力と、パネル用
ねじりコイルばね34及び35に戻りトルクとを生じさ
せるため、特別な保持機構を用いることなく、このパネ
ル部22及びアーム21を所望の傾斜角度及び高さに容
易に保持することができる。
【0078】ところでユーザが液晶パネル23を見る場
合には、図16(A)及び(B)に示すように、この液
晶パネル23の高さ位置がユーザの目線と同程度又はそ
れ以上であれば、ユーザが瞼を比較的大きく開いてこの
液晶パネル23を見ることになり、この結果瞳が乾いた
り(すなわちドライアイ)、首がこる等の疲労の症状が
現れやすくなる(図16(A))。
【0079】これに対して液晶パネル23の高さ位置が
ユーザの目線よりも低ければ、ユーザは目線を下げてこ
の液晶パネル23を見ることによりその分瞳の開きを小
さくして瞳の渇きを防ぐ(すなわちウェットアイ)こと
ができると共に、首がこる等の疲労の症状を抑えること
もできる(図16(B))。
【0080】そしてこの液晶ディスプレイ13では、パ
ネル部22の可動範囲を従来の液晶ディスプレイ1(図
18)のパネル部4(図18)や、パーソナルコンピュ
ータ5(図19)のパネル部9(図19)よりも格段的
に広げることができるため、ユーザの瞳の渇きを防止し
得るようにこのパネル部22の傾斜角度及び高さを容易
に調節して保持することができる。
【0081】また人間工学的には、図17に示すよう
に、ディスプレイ60をそのパネル面60Aがユーザの
瞳から27度程度下側に位置し、かつ当該パネル面60A
が上下方向に対して27度程度の傾斜角度となるように設
置すれば理想的であるとされている。そして本発明の液
晶ディスプレイ13によれば、液晶パネル23をこの理
想的とされる傾斜角度及び高さに容易に調節することが
できる。
【0082】以上の構成によれば、液晶ディスプレイ1
3において、スタンド20の一面20Aのほぼ中央所定
位置において、アーム21をこのスタンド20に対して
第1の支軸26を中心にして回動自在に枢支すると共
に、パネル部22を当該アーム21に対して第2の支軸
を中心にして回動自在に枢支するようにしたことによ
り、パネル部22を可動範囲を格段的に広げて液晶パネ
ル23の視認性を高め、かつ眼や首等が疲れにくい所望
の傾斜角度及び高さに調節することができ、かくして使
い勝手を向上し得るパーソナルコンピュータを実現する
ことができる。
【0083】なお上述の実施の形態においては、アーム
21の内部に回動機構部32を設けるようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、回動機構部3
2をスタンド20に対してアーム21を回動させる回動
機構と、アーム21に対してパネル部22を回動させる
回動機構とに分離し、当該スタンド20に対してアーム
21を回動させる回動機構をこのスタンド20の内部又
はスタンド20と、アーム21との間に設けると共に、
アーム21に対してパネル部22を回動させる回動機構
を当該パネル部22の内部又はアーム21と、パネル部
22との間に設けるようにしても良い。
【0084】また上述の実施の形態においては、本発明
をディスクトップ型のパーソナルコンピュータ10及び
これに用いられる液晶ディスプレイ13に適用するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
陰極線間が用いられたパーソナルコンピュータや当該陰
極線間等のように、この他種々のコンピュータ装置及び
表示装置に適用することができる。
【0085】さらに上述の実施の形態においては、スタ
ンドの一面のほぼ中央所定位置に保持されると共に、ア
ームの一端を所定の第1の支軸を中心にしてスタンドに
対して表示パネルがキーボードに近づく方向及び当該キ
ーボードから離れる方向に回動自在に保持する第1の保
持手段として、アーム回動機構31を適用するようにし
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、スタ
ンドの一面のほぼ中央所定位置に保持されると共に、ア
ームの一端を所定の第1の支軸を中心にしてスタンドに
対して表示パネルがキーボードに近づく方向及び当該キ
ーボードから離れる方向に回動自在に保持することがで
きれば、この他種々の第1の保持手段を適用することが
できる。
【0086】さらに上述の実施の形態においては、アー
ムの他端に保持されると共に、表示パネルを第1の支軸
とほぼ平行な第2の支軸を中心にしてアームに対して回
動自在に保持する第2の保持手段として、パネル回動機
構30を適用するようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、アームの他端に保持されると共
に、表示パネルを第1の支軸とほぼ平行な第2の支軸を
中心にしてアームに対して回動自在に保持することがで
きれば、この他種々の第2の保持手段を適用することが
できる。
【0087】さらに上述の実施の形態においては、アー
ムがスタンドに対して回動するときに当該回動方向とは
逆の回動方向に所定の第1の戻りトルクを発生する第1
のトルク発生手段として、アーム用ねじりコイルばね4
9及び50を適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、アームがスタンドに対して
回動するときに当該回動方向とは逆の回動方向に所定の
第1の戻りトルクを発生することができれば、この他種
々の第1のトルク発生手段を適用することができる。
【0088】さらに上述の実施の形態においては、アー
ムがスタンドに対して回動するときに当該回動を妨げる
ような所定の第1の摩擦力を発生する第1の摩擦力発生
手段として、スプリングワッシャ42及び43を適用す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、アームがスタンドに対して回動するときに当該回
動を妨げるような所定の第1の摩擦力を発生することが
できれば、この他種々の第1の摩擦力発生手段を適用す
ることができる。
【0089】さらに上述の実施の形態においては、表示
パネルがアームに対して回動するときに当該回動方向と
は逆の回動方向に所定の第2の戻りトルクを発生する第
2のトルク発生手段として、パネル用ねじりコイルばね
34及び35を適用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、表示パネルがアームに対し
て回動するときに当該回動方向とは逆の回動方向に所定
の第2の戻りトルクを発生することができれば、この他
種々の第2のトルク発生手段を適用することができる。
【0090】さらに上述の実施の形態においては、表示
パネルがアームに対して回動するときに当該回動を妨げ
るような所定の第2の摩擦力を発生する第2の摩擦力発
生手段として、スプリングワッシャ55を適用するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
表示パネルがアームに対して回動するときに当該回動を
妨げるような所定の第2の摩擦力を発生することができ
れば、この他種々の第2の摩擦力発生手段を適用するこ
とができる。
【0091】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、コンピュ
ータ装置において、表示手段に、本体部から与えられる
信号処理内容をキーボード側から見えるように表示する
表示パネルと、当該表示パネルを支持するアームと、一
面にアームを支持するスタンドと、当該スタンドの一面
のほぼ中央所定位置に保持されると共に、アームの一端
を所定の第1の支軸を中心にしてスタンドに対して表示
パネルがキーボードに近づく方向及び当該キーボードか
ら離れる方向に回動自在に保持する第1の保持手段と、
アームの他端に保持されると共に、表示パネルを第1の
支軸とほぼ平行な第2の支軸を中心にしてアームに対し
て回動自在に保持する第2の保持手段とを設けるように
したことにより、表示パネルの可動範囲を格段的に広
げ、当該表示パネルをその視認性を高め、かつ眼や首が
疲れにくいような所望の傾斜角度及び高さに調節するこ
とができ、かくして使い勝手を向上し得るコンピュータ
装置を実現することができる。
【0092】また表示装置において、所定の情報を表示
する表示パネルと、当該表示パネルを支持するアーム
と、一面にアームを支持するスタンドと、当該スタンド
の一面のほぼ中央所定位置に保持されると共に、アーム
の一端を所定の第1の支軸を中心にしてスタンドに対し
て回動自在に保持する第1の保持手段と、アームの他端
に保持されると共に、表示パネルを第1の支軸とほぼ平
行な第2の支軸を中心にしてアームに対して回動自在に
保持する第2の保持手段とを設けるようにしたことによ
り、表示パネルの可動範囲を格段的に広げ、当該表示パ
ネルをその視認性を高め、かつ眼や首が疲れにくいよう
な所望の傾斜角度及び高さに調節することができ、かく
して使い勝手を向上し得る表示装置を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパーソナルコンピュータの全体構
成の一実施の形態を示す外観図である。
【図2】液晶ディスプレイの構成を示す外観図及び側面
図である。
【図3】液晶ディスプレイのパネル部の調節の説明に供
する背面斜視図である。
【図4】アームの回動の説明に供する側面図である。
【図5】パネル部の回動の説明に供する側面図である。
【図6】液晶ディスプレイと、キーボードとの一体化の
説明に供する略線図である。
【図7】回動機構部の構成を示す斜視図である。
【図8】パネル回動機構の詳細構成を示す上面図であ
る。
【図9】パネル用ねじりコイルばねの構成を示す側面図
である。
【図10】パネル用ねじりコイルばねのねじりの説明に
供する正面図である。
【図11】パネル回動機構の回動の説明に供する側面図
である。
【図12】アーム回動機構の詳細構成を示す上面図であ
る。
【図13】アーム用ねじりコイルばねの構成を示す側面
図及び正面図である。
【図14】アーム用ねじりコイルばねのねじりの説明に
供する正面図である。
【図15】アーム回動機構の回動の説明に供する側面図
である。
【図16】パネル部の高さ位置によるユーザの視線の説
明に供する略線図である。
【図17】ディスプレイの理想的な傾斜角度の説明に供
する略線図である。
【図18】従来の液晶ディスプレイの構成を示す側面図
である。
【図19】従来のラップトップ型のパーソナルコンピュ
ータの構成を示す正面側斜視図及び後面側斜視図であ
る。
【符号の説明】
10……パーソナルコンピュータ、13……液晶ディス
プレイ、20……スタンド、21……アーム、22……
パネル部、23……液晶パネル、26……第1の支軸、
27……第2の支軸、30……パネル回動機構、31…
…アーム回動機構、32……回動機構部、34、35…
…パネル用ねじりコイルばね、38……第1のパネル保
持部材、39……第2のパネル保持部材、42、43、
55……スプリングワッシャ、49、50……アーム用
ねじりコイルばね、52……第1のスタンド保持部材、
53……第2のスタンド保持部材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種信号処理を実行する本体部に各種命令
    を与えるためのキーボードと、上記本体部から与えられ
    る上記信号処理内容を表示する表示手段とを有するコン
    ピュータ装置において、 上記表示手段は、 上記本体部から与えられる上記信号処理内容を上記キー
    ボード側から見えるように表示する表示パネルと、 上記表示パネルを支持するアームと、 一面に上記アームを支持するスタンドと、 上記スタンドの上記一面のほぼ中央所定位置に保持され
    ると共に、上記アームの一端を所定の第1の支軸を中心
    にして上記スタンドに対して上記表示パネルが上記キー
    ボードに近づく方向及び当該キーボードから離れる方向
    に回動自在に保持する第1の保持手段と、 上記アームの他端に保持されると共に、上記表示パネル
    を上記第1の支軸とほぼ平行な第2の支軸を中心にして
    上記アームに対して回動自在に保持する第2の保持手段
    とを具えることを特徴とするコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】上記表示手段は、 上記アーム及び又は上記表示パネルを回動させて上記表
    示パネルの上記キーボード側の端部を、上記キーボード
    の上記表示パネル側の端部に当接させるようにすること
    を特徴とする請求項1に記載のコンピュータ装置。
  3. 【請求項3】上記第1の保持手段は、 上記アームが上記スタンドに対して回動するときに当該
    回動方向とは逆の回動方向に所定の第1の戻りトルクを
    発生する第1のトルク発生手段と、 上記アームが上記スタンドに対して回動するときに当該
    回動を妨げるような所定の第1の摩擦力を発生する第1
    の摩擦力発生手段とを具え、 上記第2の保持手段は、 上記表示パネルが上記アームに対して回動するときに当
    該回動方向とは逆の回動方向に所定の第2の戻りトルク
    を発生する第2のトルク発生手段と、 上記表示パネルが上記アームに対して回動するときに当
    該回動を妨げるような所定の第2の摩擦力を発生する第
    2の摩擦力発生手段とを具えることを特徴とする請求項
    1に記載のコンピュータ装置。
  4. 【請求項4】所定の情報を表示する表示パネルと、 上記表示パネルを支持するアームと、 一面に上記アームを支持するスタンドと、 上記スタンドの上記一面のほぼ中央所定位置に保持され
    ると共に、上記アームの一端を所定の第1の支軸を中心
    にして上記スタンドに対して回動自在に保持する第1の
    保持手段と、 上記アームの他端に保持されると共に、上記表示パネル
    を上記第1の支軸とほぼ平行な第2の支軸を中心にして
    上記アームに対して回動自在に保持する第2の保持手段
    とを具えることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】上記第1の保持手段は、 上記アームが上記スタンドに対して回動するときに当該
    回動方向とは逆の回動方向に所定の第1の戻りトルクを
    発生する第1のトルク発生手段と、 上記アームが上記スタンドに対して回動するときに当該
    回動を妨げるような所定の第1の摩擦力を発生する第1
    の摩擦力発生手段とを具え、 上記第2の保持手段は、 上記表示パネルが上記アームに対して回動するときに当
    該回動方向とは逆の回動方向に所定の第2の戻りトルク
    を発生する第2のトルク発生手段と、 上記表示パネルが上記アームに対して回動するときに当
    該回動を妨げるような所定の第2の摩擦力を発生する第
    2の摩擦力発生手段とを具えることを特徴とする請求項
    4に記載の表示装置。
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