JP3110043U - コンピュータラック - Google Patents

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胡明智
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Abstract

【課題】目を全開にせずとも画面全体を目視でき、かつ手元と画面までの視線の移動量が小さく目が疲れにくい、コンパクトなコンピュータラックを提供する。
【解決手段】コンピュータのキーボードを載置する水平の高載置面11と、ディスプレイを載置する水平かつ固定式の低載置面12と、高載置面および低載置面を保持するフレーム14構造とを備えるコンピュータラックであって、低載置面は、高載置面よりも低くかつ使用者から見て奥側に固設される。
【選択図】図1

Description

本考案はコンピュータラックに関し、特にフレーム構造と段差のある二枚の載置面を形成し、それぞれキーボードとディスプレイを載置するコンピュータラックに関する。
現在、コンピュータは日常に欠かすことのできない必需品であり、会社でも、コンピュータに向かって作業することが多い。また、家庭でもインターネットを利用する機会は多く、一日中、多くの時間をコンピュータの前で過ごす。しかし、これは、目にとっては大きな負担である。
従来のコンピュータラックは、図8で示されるように、複数の支柱により本体を構成し、天板にはプリンタを載置する。中間には、コンピュータと、引き出し式ボードの上のキーボードとを載置する。この種のコンピュータラックにおけるディスプレイの設置高度は視線とほぼ水平であるため、キーボードとディスプレイ位置の高低落差が大きい。一方、キーボードのブラインドタッチに熟達していない一般の使用者はキーボードを見ながらキー入力の操作を行う習慣があり、かかるキー入力後にディスプレイ画面を見て、入力が正確であったかを確認する。この動作を繰り返すので、キーボードとディスプレイの距離が遠いと、視線の移動距離も長くなり、打つ速度も遅くなる。
更に、長時間にわたってディスプレイ画面を凝視するので、ドライアイの原因にもなる。特に、目線よりも上方にあるディスプレイ画面を、目を全開して直視し、その後に視線を下に向けたとき、涙の蒸発量が4倍以上であることが研究によって知られている。
そこでかかる問題点を解決するため、図9で示すようにディスプレイを傾斜させて載置する方式のコンピュータラックが開発され、提供されている。しかしかかる方式では、たとえ薄型の液晶ディスプレイを用いる場合であっても、ディスプレイを斜めに保持する必要があることから空間の占有領域が大きくなり、コンピュータラックの大型化を伴うという問題点がある。特に、旧式のCRTディスプレイは厚く、限られた空間にてかかるコンピュータラックを用いるのは困難である。
上述の欠点に鑑み本考案では、ディスプレイ画面とキーボードとの距離を短縮し、かつ目を全開にせずとも画面を見ることができるよう画面を水平視線よりも低い位置に設置し、さらに使用者の視線の移動量を少なくするとともに、薄型の液晶ディスプレイの省スペース性を効果的に享受すべくコンパクトなコンピュータラックを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく本考案者は鋭意検討の末、ディスプレイの載置面をキーボードなどの載置面よりも低い位置に設け、かつディスプレイ画面とキーボードのそれぞれ中心に向けた視線のなすピッチ角を小さくすることで、コンピュータの使用者が視線を落として画面を目視でき、かつ視線の移動を小さくすることができるとの知見に基づき、本考案の完成に到った。
すなわち本考案によれば、上記の課題を解決する以下の発明が提供される。
(1)コンピュータのキーボードを載置する水平の高載置面と、前記コンピュータのディスプレイを載置する水平かつ固定式の低載置面と、前記高載置面および低載置面を保持するフレーム構造とを備えるコンピュータラックであって、
前記低載置面は、前記高載置面よりも低くかつ使用者から見て奥側に固設され、前記コンピュータの操作時には、前記低載置面に載置したディスプレイの画面上端が前記使用者の目よりも低い位置にあり、
さらに前記高載置面に載置したキーボードの中心に向けた前記使用者の視線と、前記低載置面に載置したディスプレイの画面中心に向けた前記使用者の視線との為す角が、所定のピッチ角以下であることを特徴とするコンピュータラック。
また本考案は、更に具体的な実施の形態として、以下の各関連考案も含むものとする。
(2)前記所定のピッチ角が15度である(1)記載のコンピュータラック。
(3)前記高載置面の一側には延伸した側辺領域を有し、前記コンピュータの本体を前記高載置面に載置することが可能である(1)または(2)に記載のコンピュータラック。
(4)前記フレーム構造には、前記コンピュータのケーブルを巻きつけて保持する保持部および電源供給用のコンセントを備える補強背板を固設してなることを特徴とする(1)から(3)のいずれか1項記載のコンピュータラック。
本考案によれば、目を全開にせずともディスプレイ画面の全体を目視できるためドライアイの発生を効果的に防止することが出来、かつ手元と画面までの視線の移動量が小さいため目が疲れにくく、さらにディスプレイを斜めに載置する必要がないため全体にコンパクトなコンピュータラックを得ることができる。
以下、本考案の実施の形態につき、図面を用いて具体的に説明する。ただし本考案は、特に載置されるコンピュータの構成品や、フレーム構造の形態などにつき、以下の実施の形態または図面のみに限定されるものではない。
図1と図2は本考案のコンピュータラック示す斜視図および側面図であり、図3はコンピュータを載置した状態を示す使用状態図である。コンピュータラック1はフレーム構造を為し、中段に高低のある二つの水平な載置面、高載置面11と低載置面12を備える。高載置面11はキーボード2を、低載置面12はディスプレイ3をそれぞれ載置する。
ただし本考案において、低載置面12の水平とは特別な保持ブラケットなどを使わずにディスプレイ3を載置できることを意味し、鉛直方向に対する厳密な水平を意味するものではない。また高載置面11の水平も同様にキーボード2を載置できる水平度であれば略水平の状態を含む。
高載置面11および低載置面12の材質は特に限定されず、強度および耐久性の観点から金属製または木製が一般的である。高載置面11の一側は、幅が広い側辺領域110を延伸し、コンピュータ本体4等を載置可能としてもよい。またコンピュータラック1は、上向けに、天板13を有するフレームを延伸し、プリンタ5等を載置することも好適である。
図4に後方分解図を、図5に後方斜視図を示すように、コンピュータラック1の後フレーム14間に補強背板15を固設し、コンセント6やケーブル7を保持することが強度、操作性およびケーブル整理の観点から好適である。補強背板15の形状や後フレーム14との接合方法は特に限定されないが、両側にJ字状側片150を有し、これに穿設した穿孔1501を用いてネジによりで後フレーム14上に固設することが加工性や補強背板15自身の曲げ強度などの観点から好適である。
補強背板15底端の両側片150間には、底接辺1510を有する後承座151を形成してコンセント6を設置し、また頂端はフック部152を有し、適当なフレーム上に掛設することも好適である。補強背板15には適当な箇所に、保持部153を設け、その周りにケーブル7の余剰長さ分を巻きつけ、これを保持することも好適である。
図6は、本考案のディスプレイ3とキーボード2間の相対位置と、一般のコンピュータ用ディスプレイ3とキーボード2間の相対位置の比較を示した図である。図から分かるように、本考案のディスプレイ3とキーボード2間の距離が短縮され、使用者の視線Aの移動距離Hも公知のものH1より短くなっている。
これはディスプレイ3の載置面を下げ、キーボード2の載置面を相対的に高くしたことによる。ただしキーボード2を載置する高載置面11を標準的なコンピュータラックのキーボード載置面よりも高くすることは使用者のキー操作性を損なうものであるため避ける必要がある。よってディスプレイ3の設置面を下げ、さらにディスプレイの画面を上向きとすることで使用者の視線が画面の法線と一致し画面の視認性を維持している。
以上により、コンピュータの操作時にキーボード2を確認しながらキー操作をする場合、高載置面11に載置したキーボード2の代表点である中心に向けた使用者の視線と、低載置面12に載置したディスプレイ3の代表点である画面中心に向けた使用者の視線との為すピッチ角が、所定の値以下とすることにより使用者の視線移動が小さくなり、前記両代表点を視界に捉えたまま操作を行うことが可能となる。
かかるピッチ角が15度である場合、使用者がディスプレイ3の画面を注視しつつもキーボード2を視野に収めることができるため、好適といえる。
図7は、本考案と公知のコンピュータラックの目とディスプレイ3の相対関係を示す図である。ディスプレイ3の下降により、使用者の目は自然に、視線Aを低くして、半開状態を呈するので、使用者の目は疲れにくく、ドライアイを防止することが出来る。
また本考案にかかるコンピュータラックは、使用者が目を全開せずにディスプレイ画面を目視でき、かつ画面とキーボードとの間の視線移動の量を少なくすることが可能であるほか、低載置面12を水平とすることにより薄型の液晶ディスプレイを低載置面12に載置する場合、斜めに載置する従来技術に比べ載置空間を小さくすることができる。また低載置面12を固定式としてフレーム構造に固設する本考案の方式は、部品点数の削減と組立性の向上を図ることもできる。
本考案にかかるコンピュータラックは、高載置面11の一部または全部をフレームに対して摺動自在としキーボード2の収納性を向上させること、または天板13を昇降自在とし、液晶ディスプレイ3の高さに応じてプリンタ5の設置高さを調整可能とすることなど、従来のコンピュータラックに用いられる技術を組み合わせて、本考案の機能性を更に高めることも可能である。
また本考案は、載置するコンピュータとしてパーソナルコンピュータを例示しているがこれに限らず、種々の測定装置や実験装置のモニタ画面を本考案の低載置面12にて載置することも好適といえる。
本考案の前方斜視図である。 本考案の側面図である。 本考案の使用状態を示す前方斜視図である。 本考案の補強背板の分解図である。 補強背板を組み合わせた後方斜視図である。 本考案による視線移動量の説明図である。 本考案と従来のコンピュータラックにおける使用者の視線の説明図である。 従来のコンピュータラックの外観図である。 従来の他のコンピュータラックの外観図である。
符号の説明
1 コンピュータラック
11、12 載置面
110 側辺領域
13 天板
14 後フレーム
15 補強背板
150 側片
1501 穿孔
1510 底接辺
151 後承座
152 フック部
153 保持部
2 キーボード
3 ディスプレイ
4 本体
5 プリンタ
6 コンセント
7 ケーブル
A 視線
H、H1 距離

Claims (4)

  1. コンピュータのキーボードを載置する水平の高載置面と、前記コンピュータのディスプレイを載置する水平かつ固定式の低載置面と、前記高載置面および低載置面を保持するフレーム構造とを備えるコンピュータラックであって、
    前記低載置面は、前記高載置面よりも低くかつ使用者から見て奥側に固設され、前記コンピュータの操作時には、前記低載置面に載置したディスプレイの画面上端が前記使用者の目よりも低い位置にあり、
    さらに前記高載置面に載置したキーボードの中心に向けた前記使用者の視線と、前記低載置面に載置したディスプレイの画面中心に向けた前記使用者の視線との為す角が、所定のピッチ角以下であることを特徴とするコンピュータラック。
  2. 前記所定のピッチ角が15度である請求項1記載のコンピュータラック。
  3. 前記高載置面の一側には延伸した側辺領域を有し、前記コンピュータの本体を前記高載置面に載置することが可能である請求項1または2に記載のコンピュータラック。
  4. 前記フレーム構造には、前記コンピュータのケーブルを巻きつけて保持する保持部および電源供給用のコンセントを備える補強背板を固設してなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のコンピュータラック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015104562A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 パナソニック株式会社 厨房装置

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