JP2011070488A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示部の開閉時に発生する捩り剛性を確保することを提供する。
【解決手段】表示部の周縁および背面を覆って当該表示部を格納した平面視での基本形状が略長方形状の第1筐体11と、前記表示部に入力される表示信号を生成し得る操作制御部を格納した平面視での基本形状が略長方形状の第2筐体31と、該第2筐体31の一辺31r側と前記第1筐体の一辺11r側とを結合し両筐体を相対的に開閉可能に支持するヒンジ機構とを備えた情報処理装置であって、前記第1筐体には、前記一辺側と対向する他辺11f側の縁部に、前記第2筐体と閉じ合わせた状態で該第2筐体側に突出する凸部が前記他辺に沿って設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えばノート型パーソナルコンピュータ(以下、適宜、「ノートパソコン」と略称する)などの開閉折り畳み式の情報処理装置に関し、特に、かかる情報処理装置における筐体の構造に関する。
周知のように、例えばノートパソコン等の開閉折り畳み式の情報処理装置の筐体は、例えば液晶式などの表示画面を有する表示部を格納した表示部側の筐体(以下、適宜、「第1筐体」という)と、前記表示部に入力される表示信号を生成し得る操作制御部を格納した操作制御部側の筐体(以下、適宜、「第2筐体」という)とで構成され、両筐体は、ヒンジ機構により開閉可能に結合されている。より詳しく説明すれば、通常、第1筐体および第2筐体は共に平面視での基本形状が略長方形状に形成されており、その一辺側どうしをヒンジ機構を介して結合することにより、ヒンジ軸を中心にして両筐体が相対的に開閉動作を行うことができる。尚、前記操作制御部とは、キーボード等の入力装置、該入力装置による入力操作等に基づいて前記表示部へ出力する表示信号を生成する信号処理回路や中央演算処理装置(所謂CPU)、更にはそれらの周辺部品などを含むものである。
また、近年では、外部との無線通信機能を有する情報処理装置が広範に普及しており、かかる情報処理装置に装備される無線通信用のアンテナとしては、基板(アンテナ基板)上にアンテナパターンを構成した非常に薄型でコンパクトなものが、幅広く採用されている。かかる無線通信用アンテナを情報処理装置の筐体に取り付ける場合、より良好なアンテナ特性を確保するためには、一般に、使用時にユーザの手指が触れ易い操作制御部側の筐体(第2筐体)よりも表示部側の筐体(第1筐体)に取り付ける方が好ましい、とされている。
例えば特許文献1には、前述のように構成された第1及び第2の筐体のうち、表示部側の第1筐体にアンテナ基板を取り付けるに際して、第1筐体の外縁と表示画面のガラス板との間に位置する縁取り部分で一種の化粧板の役割を果たす所謂エスカッション部分に、表示画面と平行にアンテナ基板を配置するようにした構成が開示されている。
特開2008−28907号公報
ところで、特に近年、ノートパソコン等の情報処理装置のより一層の薄型化の要請の高まりに応じて、表示部側の第1筐体についても、ますます薄型化することが求められており、この薄型化の進展に伴って、第1筐体の剛性は不可避的に低下する傾向にある。しかしながら、第1筐体の場合、情報処理装置を開状態と閉状態とで切り換える際には、ユーザが第1筐体の周縁部等を把持して当該第1筐体を開閉させる関係上、この開閉時に発生し得る捩りに耐える捩り剛性を確保する必要がある。
また、第1筐体と第2筐体とを閉じ合わせた状態で、情報処理装置のヒンジ結合された前記一辺側と対向する他辺側(つまり、ユーザが情報処理装置を操作する状態におけるユーザから見て手前側)から、例えば前側面からの落下などによって衝撃荷重が加わった場合、第1筐体に入力された衝撃荷重はそのままヒンジ機構に伝わることになる。特に、衝撃が前上方から加わった場合には、衝撃荷重の大部分が第1筐体を介してヒンジ機構にそのまま伝わることになる。従って、ヒンジ機構は、かかる衝撃荷重に十分に耐え得る強度を備えた堅固なものとする必要があり、情報処理装置のより一層の軽量化および薄型化を図る上で、一つのネックになる。
尚、表示部側の第1筐体にアンテナ基板を取り付ける場合、アンテナ基板の表示画面からの距離(つまり、表示画面の駆動回路からの距離)を大きく保つほど、より良好なアンテナ特性が得られることが知られているが、前記従来(特許文献1参照)のように、アンテナ基板を表示画面と平行に配置したのでは、アンテナ基板の表示画面からの距離をより大きく確保するためには、第1筐体の縁取り部分(つまり、エスカッション部分)の幅を大きくする必要が生じる。しかしながら、このエスカッション部分の幅を大きくすれば、それだけ表示画面のサイズが制限されることになる。
本発明は、以上のような技術課題に鑑みてなされたもので、比較的簡単な構成で表示部側の第1筐体の捩り剛性を高めることができ、また、閉じ合わされた情報処理装置に前側面または前上方から衝撃が加わった際のヒンジ機構へ伝わる衝撃荷重を軽減することができるようにすることを、基本的な目的としてなされたものである。
このため、本発明に係る情報処理装置は、表示部の周縁および背面を覆って当該表示部を格納した平面視での基本形状が略長方形状の第1筐体と、前記表示部に入力される表示信号を生成する操作制御部を格納した平面視での基本形状が略長方形状の第2筐体と、該第2筐体の一辺側と前記第1筐体の一辺側とを結合し両筐体を相対的に開閉可能に支持するヒンジ機構とを備えた情報処理装置であって、前記第1筐体には、前記一辺側と対向する他辺側の縁部に、前記第2筐体と閉じ合わせた状態で該第2筐体側に突出する凸部が前記他辺に沿って設けられている、ことを特徴としたものである。
本発明によれば、第1筐体には、前記一辺側(ヒンジ側)と対向する他辺側の縁部に、第2筐体と閉じ合わせた状態で該第2筐体側に突出する凸部が前記他辺に沿って設けられており、他辺に沿って延びる凸部により第1筐体の剛性が高められている。すなわち、このような「他辺に沿って延びる凸部」を設けるだけの比較的簡単な構成で、第1筐体の剛性を高めることができ、情報処理装置を開状態と閉状態とで切り換える際に、ユーザが第1筐体の周縁部等を把持して当該第1筐体を開閉させるときに発生し得る捩りに耐える捩り剛性を、比較的容易に確保することが可能になる。また、ユーザが第1筐体の前記他辺の縁部を把持して当該第1筐体を開閉させる場合には、その把持性を向上させることもできる。
実施形態に係るノートパソコンの使用可能状態を示す全体斜視図 前記ノートパソコンの不使用状態を示す全体斜視図 前記ノートパソコンの不使用状態における平面図 前記ノートパソコンの不使用状態における側面図 前記ノートパソコンの第1筐体の構成を概略的に示す分解斜視図 前記ノートパソコンの不使用状態における正面図 図6のY7−Y7線に沿った縦断面図 図7の要部(Y8部分)を拡大して示す拡大断面図
本発明の情報処理装置は、上述の構成を基本として、以下のような態様をとることができる。すなわち、前記構成の情報処理装置において、前記第2筐体には、前記一辺側と対向する他辺側の縁部に、前記第1筐体と閉じ合わせた状態で第1筐体の前記凸部を受け合う段部が前記他辺に沿って設けられていてもよい。
この場合には、第2筐体には、第1筐体と閉じ合わせた状態で第1筐体の凸部を受け合う段部が設けられているので、両筐体を閉じ合わせた状態では、第1筐体の凸部は第2筐体の段部に受け合われて収容される。従って、第1筐体の他辺側の縁部に、第2筐体と閉じ合わせた状態で該第2筐体側に突出する凸部を設けても、第1筐体の全体の厚さを厚くする必要はない。しかも、第2筐体に、第1筐体と閉じ合わせた状態で第1筐体の凸部を受け合う段部を設けたことにより、閉じ合わされた情報処理装置に前側面または前上方から衝撃が加わった際には、衝撃荷重の少なくとも一部は第2筐体の段部で受け止められるので、ヒンジ機構へ伝わる衝撃荷重を軽減することができる。
また、本発明の情報処理装置は、以上の構成を基本として、以下のような態様をとることができる。すなわち、以上の構成の情報処理装置において、前記第1筐体の前記凸部を含む縁部内に空間部が形成され、該空間部内に、無線通信用のアンテナが、アンテナ基板が前記表示部の表示画面と略直交するように配置されていてもよい。
この場合には、アンテナ基板は、第1筐体の前記凸部を含む縁部内の空間部内にて、表示部の表示画面と略直交するように配置されているので、第1筐体のエスカッション部分の幅を大きくすることなく、アンテナ基板の表示画面からの距離をより大きく確保して良好なアンテナ特性を得ることができる。しかも、前述のように、第2筐体には、第1筐体と閉じ合わせた状態で第1筐体の凸部を受け合う段部が設けられ、両筐体を閉じ合わせた状態では、第1筐体の凸部は第2筐体の段部に受け合われて収容されるので、情報処理装置の全体の厚さが、前記凸部の突出量に(つまり、凸部内に配置されるアンテナ基板の幅寸法に)影響されることはなく、当該情報処理装置の一層の薄型化を図る上で、阻害要因となることはない。
(実施の形態)
以下、本発明の実施形態について、所謂ノートパソコンを例にとって、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚、以下の説明では、特定の方向を意味する用語(例えば、「上」、「下」、「左」、「右」、およびそれらを含む他の用語、「時計回り方向」、「反時計回り方向」)を使用する場合があるが、それらの使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明は限定的に解釈されるべきものではない。
図1及び図2は、本実施形態に係るノートパソコンの使用可能状態(開状態)および不使用状態(閉状態)をそれぞれ示す斜視図である。また、図3及び図4は、前記ノートパソコンの不使用状態における平面図および側面図である。
これらの図に示すように、本実施形態に係る情報処理装置としてのノートパソコンWは、例えば液晶式とされた表示画面12を有する表示部10と、該表示部10に入力される表示信号を生成し得る操作制御部30とを備えている。該操作制御部30は、キーボード等の入力装置32、該入力装置32による入力操作等に基づいて表示部へ出力する表示信号を生成する信号処理回路や中央演算処理装置(所謂CPU)、更にはそれらの周辺部品(何れも不図示)などを含むものである。また、ユーザ(使用者)がノートパソコンWを操作する操作状態において当該ユーザから見てキーボード32の手前側には、タッチパッド33が設けられており、ユーザはこのタッチパッド33を上下左右になぞるだけで、カーソルの移動や表示画面12のスクロール等を行うことができる。
前記表示部10は、表示部側の筐体11(第1筐体)に格納されてその周縁および背面が覆われており、一方、制御操作部30は操作制御部側の筐体31(第2筐体)に格納され、両筐体10,30は、ヒンジ機構20により開閉可能に結合されている。
より詳しく説明すれば、第1筐体11および第2筐体31は共に、平面視における全体としての基本形状が略長方形状に形成されており、その一辺11r,31r側(つまり、閉じ合わされたノートパソコンWのユーザから見た後側)どうしをヒンジ機構20を介して結合することにより、ヒンジ軸21(図4参照)を中心にして両筐体が相対的に開閉動作を行えるようになっている。尚、本明細書において、前記「長方形」とは、その一形態として「正方形」である場合を含むものである。
図5は、第1筐体11の構成を概略的に示す分解斜視図であるが、この図に示すように、第1筐体11は、正面視で四辺形の枠状をなすベースフレーム14と、該ベースフレーム14と対向配置される背面パネル15と、該背面パネル15の上部に接合される上部カバー16とで構成されている。表面がガラス板で覆われた液晶パネル18は、ベースフレーム14と背面パネル15及び上部カバー16との間に保持される。この背面パネル15と上部カバー16とを一体的に接合することで、第1筐体11の外板17(アウタパネル)が構成されている。
前記背面パネル15は、好ましくは機械的剛性等の点で、例えばマグネシウム(Mg)等の金属製であり、また、ベースフレーム14及び上部カバー16は共に、好ましくは、例えばプラスチック製である。尚、第2筐体31の主要部分も、好ましくは機械的剛性等の点で、例えばマグネシウム(Mg)等の金属製である。
前記ベースフレーム14の基端側(図5における下側)の左右両端部には、ヒンジ機構20のカバー体25(ヒンジカバー)が一体に形成されている。尚、かかるヒンジカバー25をベースフレーム14とは別体に設けても良い。このベースフレーム14の枠体の前面部分は、表示部10の組立状態で、第1筐体11の外縁と表示画面12のガラス板との間に位置する縁取り部分となる所謂エスカッション部分14aであり、液晶パネル18の有効表示画面を規定すると共に、一種の化粧板の役割を果たしている。
本実施形態では、後で詳しく説明するように、前記第1筐体11側に無線通信用アンテナが取り付けられる。表示部側の第1筐体11にアンテナを取り付ける場合、アンテナ基板Anの表示画面12からの距離(つまり、表示画面12の駆動回路からの距離)を大きく保つほど、より良好なアンテナ特性が得られることが知られているが、前記従来(特許文献1参照)のように、アンテナ基板Anを表示画面12と平行に配置したのでは、アンテナ基板Anの表示画面12からの距離をより大きく確保するためには、第1筐体11のエスカッション部分14aの幅を大きくする必要が生じる。しかしながら、このエスカッション部分14aの幅を大きくすれば、それだけ表示画面12のサイズが制限されることになる。
このため、第1筐体11の前記一辺11r側(ヒンジ側)と対向する他辺側(つまり、ユーザがノートパソコンWを操作する状態におけるユーザから見て手前側)の端部に、端面と平行に延びるように、つまり表示画面12と直交するように、アンテナ基板Anを配置することが考えられる。かかる構成によれば、第1筐体11のエスカッション部分14aの幅を大きくすることなく、アンテナ基板Anの表示画面12からの距離をより大きく確保することが可能になる。
しかしながら、このようにアンテナ基板Anが表示画面12と直交するように配置する配置構造では、第1筐体11の前記一辺11r側(ヒンジ側)と対向する他辺側の端面の幅寸法は、当然にアンテナ基板Anの幅寸法よりも大きくなければならない。従って、第1筐体11全体の厚さがアンテナ基板Anの幅寸法に依存することになり、当該第1筐体11の一層の薄型化、ひいてはノートパソコンW全体の一層の薄型化を図る上で不利になるという難点がある。
そこで、本実施形態では、以下に説明するように、アンテナ基板Anを第1筐体11に取り付けるに際して、アンテナ基板Anの表示画面12からの距離(つまり、液晶パネル18からの距離)をより大きく確保してより良好なアンテナ特性を得ることができるようにするために、アンテナ基板Anが表示画面12と直交する(つまり、液晶パネル18と直交する)ように配置しても、ノートパソコンW全体の厚さに影響を及ぼすことがないように構成されている。
図6は前記ノートパソコンの不使用状態における前方側正面図、図7は図6のY7−Y7線に沿った縦断面図、また、図8は図7の要部(図7におけるY8部分)を拡大して示す拡大断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態では、ユーザが第1筐体11の周縁部等を把持して当該第1筐体11を開閉操作する際に生じ得る捩りに耐え得る捩り剛性を付与するために、第1筐体11の前記他辺11f側の縁部に、第2筐体31と閉じ合わせた状態で該第2筐体31側に突出する凸部19が前記他辺11fに沿って設けられている。この凸部19は、前記他辺11fを中空の柱状に湾曲させた構成を有し、より好ましくは、前記他辺11fの略全長にわたって設けられている。
本実施形態によれば、このような「他辺11fに沿って延びる凸部19」を設けるだけの比較的簡単な構成で、第1筐体11の剛性を高めることができ、ノートパソコンWを開状態と閉状態とで切り換える際に、ユーザが第1筐体11の周縁部等を把持して当該第1筐体11を開閉させるときに発生し得る捩りに耐える捩り剛性の向上、及び/または周縁部等をユーザが把持する把持力による液晶パネル18の表示特性の変化の抑制等を、比較的容易に確保することができる。また、ユーザが第1筐体11の前記他辺11f側を把持して当該第1筐体11を開閉させる場合には、その把持性を向上させることもできるのである。
一方、第2筐体31の他辺31f側の縁部には、第1筐体11と閉じ合わせた状態で該第1筐体11の前記凸部19を受け合う段部39が他辺31fに沿って設けられている。これにより、両筐体11,31を閉じ合わせた状態では、第1筐体11の凸部19は第2筐体31の段部39に受け合われて収容される。
従って、第1筐体11の他辺11f側の縁部に、第2筐体31と閉じ合わせた状態で該第2筐体31側に突出する凸部19を設けても、ノートパソコンW全体の厚さを厚くする必要はない。しかも、第2筐体31に、第1筐体11と閉じ合わせた状態で第1筐体11の凸部11fを受け合う段部39を設けたことにより、閉じ合わされたノートパソコンWに前側面または前上方から衝撃が加わった際には、衝撃荷重の少なくとも一部は第2筐体31の段部39で受け止められるので、ヒンジ機構20へ伝わる衝撃荷重を軽減することができる。従って、ヒンジ機構20を過度に堅牢なものとする必要がなく、ノートパソコンWのより一層の軽量化および薄型化に資することができる。また、段部39を設けたことにより、前側面と第1筐体31の主面とが成す角部に屈曲を増加させることとなり、第1筐体の前側面自体及び前上方自体が受ける衝撃に対する堅牢性も向上する。
更に、本実施形態では、第1筐体11の前記凸部19を含む縁部内に空間部Snが形成され、該空間部Sn内に、無線通信用のアンテナが、アンテナ基板Anが表示画面12と直交する(つまり、液晶パネル18と直交する)ように配置されている。すなわち、第1筐体11の前記一辺11r側(ヒンジ側)と対向する他辺11f側(使用状態における上側)の端部に、端面11mと平行に延びるようにアンテナ基板Anを配置している。
本実施形態では、好ましくは、略長方形状に形成された複数(例えば4枚:図5参照)のアンテナ基板Anが用意され、各アンテナ基板Anは、長手方向が前記他辺11fに沿って端面11mと平行に延びるように配置されている。尚、具体的には図示しなかったが、各アンテナ基板Anには、当該アンテナ基板An上のアンテナ素子に接続される接続金具および接続ケーブルが付設されている。
そして、各アンテナ基板Anは、図8に詳しく示されるように、第1筐体11の前記凸部19を含む縁部内にて、プラスチック製のベースフレーム14の縁部とやはりプラスチック製の上部カバー16の縁部とで挟持された状態で、空間部Sn内に固定・保持されている。このように構成したことにより、アンテナ基板Anの表示画面12からの距離(つまり、液晶パネル18からの距離)を約8〜10mm程度以上確保でき、液晶パネル18を駆動する駆動回路等とアンテナ基板Anとの電気的干渉等による送受信特性の劣化を抑制することができ、良好なアンテナ特性を得ることができた。
このように、アンテナ基板Anは、第1筐体11の前記凸部19を含む縁部内の空間部Sn内にて、表示部10の表示画面12と略直交するように配置されているので、第1筐体11のエスカッション部分14aの幅を大きくすることなく、アンテナ基板Anの表示画面12からの距離をより大きく確保して良好なアンテナ特性を得ることができる。しかも、前述のように、第2筐体31には、第1筐体11と閉じ合わせた状態で第1筐体11の凸部19を受け合う段部39が設けられ、両筐体11,31を閉じ合わせた状態では、第1筐体11の凸部19は第2筐体31の段部39に受け合われて収容されるので、第1筐体11の全体の厚さが、前記凸部19の突出量に(つまり、凸部19内に配置されるアンテナ基板Anの幅寸法に)影響されることはなく、第1筐体11の一層の薄型化を図る上で、阻害要因となることはない。
尚、以上の説明では、第1筐体11の前記凸部19及び第2筐体31の段部39は、第1筐体11の前記他辺11fの略全長および第2筐体31の前記他辺31fの略全長にわたって設けられていたが、第1筐体11の所要の捩り剛性さえ確保できれば、あるいはヒンジ機構20へ伝わる衝撃荷重の所要の軽減効果さえ確保できれば、必要に応じて部分的に途切れる箇所があってもよい。例えば、所定長さを有する複数の(例えば4枚の)アンテナ基板Anの設置箇所に対応する各部分についてのみ、前記凸部および段部を設けるようにしても、一定の効果が得られる。
また、以上の説明は、ノートパソコンを例にとったものであったが、本発明はかかる場合に限定されるものではなく、表示部を格納した第1筐体と操作制御部を格納した第2筐体とを備えた、他の種々の情報処理装置、とりわけ第1筐体側に無線通信用アンテナを配置する他の種々の情報処理装置においても、有効に適用することができる。
このように、本発明は、上述の実施形態や変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更や設計上の改良等を行い得るものであることは、言うまでもない。
本発明は、例えばノートパソコンなどの情報処理装置における筺体の構造として、有効に利用することができる。
10 表示部
11 第1筐体
11f 第1筐体の他辺
11r 第1筐体の一辺
12 表示画面
18 液晶パネル
19 凸部
20 ヒンジ機構
21 ヒンジ軸
30 操作制御部
31 第2筐体
31f 第2筐体の他辺
31r 第2筐体の一辺
39 段部
An アンテナ基板
Sn 空間部
W ノートパソコン

Claims (3)

  1. 表示部の周縁および背面を覆って当該表示部を格納した平面視での基本形状が略長方形状の第1筐体と、前記表示部に入力される表示信号を生成し得る操作制御部を格納した平面視での基本形状が略長方形状の第2筐体と、該第2筐体の一辺側と前記第1筐体の一辺側とを結合し両筐体を相対的に開閉可能に支持するヒンジ機構とを備えた情報処理装置であって、
    前記第1筐体には、前記一辺側と対向する他辺側の縁部に、前記第2筐体と閉じ合わせた状態で該第2筐体側に突出する凸部が前記他辺に沿って設けられている、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第2筐体には、前記一辺側と対向する他辺側の縁部に、前記第1筐体と閉じ合わせた状態で第1筐体の前記凸部を受け合う段部が前記他辺に沿って設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1筐体の前記凸部を含む縁部内に空間部が形成され、該空間部内に、無線通信用のアンテナが、アンテナ基板が前記表示部の表示画面と略直交するように配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
JP2009222214A 2009-09-28 2009-09-28 情報処理装置 Pending JP2011070488A (ja)

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