JP2010224985A - 電子機器 - Google Patents

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浩史 森田
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Abstract

【課題】堅牢性を向上させた電子機器を提供する。
【解決手段】可撓性を有した表示装置12と、前記表示装置12を収容するとともに、前記表示装置の表示画面12aに対向した第1開口部12dと、前記表示装置12の外縁部12bに沿って対向した第2開口部22dとが形成された筐体11と、前記表示装置12の外縁部12bと前記筐体12との間に設けられ、前記第2開口部22dから露出させたアンテナ25と、絶縁性を有するとともに、前記第2開口部22dを覆う第1面23aと、この第1面23aとは交差する方向から前記第2開口部22dを覆う第2面23bとを有したアンテナカバー23とを具備する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電子機器に関する。
電波遮蔽性のある筐体を採用するのと同時に、安定した無線通信を可能とした携帯情報端末が開示されている。この携帯情報端末は、本体と、本体にヒンジ等により開閉自在に取り付けられたリアカバーと、リアカバーの内側に取り付けられる液晶ディスプレイと、を備えている。リアカバーは、導電性のある炭素繊維強化樹脂で形成されている。リアカバーは、その外側に長方形の凹所を有している。この凹所の内側に板状のアンテナが装着される。
この携帯情報端末では、板状のアンテナが導電性の筐体の外側に設けられているため、筐体によって電波が遮蔽されることがなく、無線通信が安定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−13797号公報
しかしながら、従来の技術では、可撓性を有した薄型の表示装置を収容した筐体にアンテナカバーを設けることについて考慮されていない。例えば、特許文献1に示すような装置では、アンテナカバーは表示装置を収容した筐体の一面に、別体として構成されるため、表示装置に追従して撓むことで、筐体との接合部が破壊されてしまう可能性がある。
本発明の目的は、堅牢性を向上させることができる電子機器を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、可撓性を有した表示装置と、前記表示装置を収容するとともに、前記表示装置の表示画面に対向した第1開口部と、前記表示装置の外縁部に沿って対向した第2開口部とが形成された筐体と、前記表示装置の外縁部と前記筐体との間に設けられ、前記第2開口部から露出させたアンテナと、絶縁性を有するとともに、前記第2開口部を覆う第1面と、この第1面とは交差する方向から前記第2開口部を覆う第2面とを有したアンテナカバーと、を具備する。
上記の構成によれば、堅牢性を向上させることができる電子機器を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 本発明の第1の実施形態に係る表示ユニットの断面図。 本発明の第1の実施形態に係る表示ユニットのカバーの斜視図。 図4中に示された表示ユニットの一点鎖線F4で囲まれた領域を拡大して示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 本発明の第2の実施形態に係る表示ユニットの断面図。 本発明の第3の実施形態に係る表示ユニットの断面図。 本発明の第4の実施形態に係る表示ユニットの断面図。 本発明の第5の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 本発明の第6の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。
以下に、本発明の実施の形態をポータブルコンピュータに適用した図面を参照しながら説明する。図1ないし図6は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。図1は、ポータブルコンピュータ1の全体を示す。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と、表示ユニット3とを備えている。尚本明細書において、手前側(即ちユーザ側)を前方向F、ユーザから見て奥側を後方向R、ユーザから見て左側を左方向、ユーザから見て右側を右方向、ユーザから見て上方を上方向、ユーザから見て下方を下方向と定義する。
本体2は、箱状に形成された本体筐体5を備える。本体筐体5は、上壁5a、周壁5b1,5b2,5b3,5b4、および下壁5cを有する。上壁5aは、キーボード6を支持している。本体筐体5は、周壁5b1〜5b4の一部と上壁5aとを含む筐体カバー7と、周壁5b1〜5b4の一部と下壁5cとを含む筐体ベース8とを有する。筐体カバー7は、筐体ベース8に対して組み合わされ、筐体ベース8との間に例えばメインボード(図示しない)を収容する収容空間を形成している。
図1及び図2に示すように、表示ユニット3は、可撓性を有するとともに、箱状に形成された表示部筐体11と、可撓性を有するとともに、表示部筐体11に収容された表示装置12とを備える。ここで、可撓性とは、図2に示すように、表示ユニットの前後方向に撓む性質を示す。
表示部筐体11は、本発明でいう筐体の一例であり、以下では単に筐体11と略称する。表示装置12の一例は液晶表示モジュールであるが、本発明でいう表示装置はこれに限らず、例えばプラズマディスプレイや有機エレクトリックルミネッセンスディスプレイなど種々の表示装置であってもよい。表示装置12は、表示画面12aと、当該表示画面12aの周囲に位置する外縁部12bを有するとともに、表示画面12aが設けられた表面120aと、表面120aとは反対側に位置する背面120cと、表面120aと背面120cとに亘って設けられた側面表面120b1,120b2,120b3,120b4とを有する。
表示ユニット3は、本体筐体5の後端部に一対の本体ヒンジ部13a,13bを介して支持されている。そのため、表示ユニット3は、上壁5aを露出させるように起立する開き位置(図1参照)P1と、本体筐体5の上壁5aを上方から覆うように倒される閉じ位置(図3参照)P2との間で回動可能である。尚、筐体11は表示装置12と同様、可撓性を有する。即ち、筐体11は表示装置12に追従して撓む性質を有する。
図4は、表示ユニット3の断面図を示す。図1ないし図4に示すように、表示ユニット3の筐体11は、表示装置12の前側(すなわちユーザー側)に位置する前壁11aと、表示装置12の背後側に位置する背壁11cと、前壁11aの周縁部と背壁11cの周縁部との間を繋ぐ周壁11b1,11b2,11b3,11b4とを有する。前壁11aには、表示画面12aを筐体11の外部に露出させる開口部11dが形成されている。
この筐体11は、周壁11b1〜11b4の一部と前壁11aとを含むマスク部15と、周壁11b1〜11b4の一部と背壁11cとを含むとともに表示装置12に対してマスク部15とは反対側に位置するカバー部16とを有する。筐体11は、このマスク部15とカバー部16とが互いに組み合わされて形成されている。
本実施形態では、筐体11は、周壁11b1〜11b4の一部と前壁11aとを含むLCDマスク21と、周壁11b1〜11b4の一部と背壁11cの一部とを含むLCDカバー22と、表示装置12の外縁部12bに沿ってLCDカバー22に形成されるとともに、アンテナ25の少なくとも一部を露出させた開口部22dと、周壁11b1〜11b4の一部と背壁11cの一部を含むアンテナカバー23とを備える。すなわち本実施形態では、LCDマスク21が上記マスク部15の一例を形成している。さらに、LCDカバー22とアンテナカバー23とが互いに協働して上記カバー部16の一例を形成している。つまりアンテナカバー23は、カバー部16の一部である。
図4に示すように、筐体11は、アンテナ25を収容している。本発明に係るアンテナ25の種類は特に限定されるものではなく、例えばBluetooth(登録商標)や無線LAN、無線WAN、WiMAX、UWB、GPS、または携帯電話方式に対応した種々のものが具体例として挙げられる。
アンテナカバー23は、アンテナ25が実装される領域に設けられ、アンテナ25に対向している。図3および図4に示すように、アンテナカバー23は、筐体11において本体ヒンジ13a,13bに臨む端部とは反対側の端部、すなわち表示ユニット3を開き位置にしたときに上端部となる領域に設けられている。アンテナカバー23は、筐体11の端部において、筐体11の周囲稜の一つに沿って筐体11の幅方向に延びている。
アンテナカバー23は、LCDカバー22とは別体に成形されている。LCDカバー22の一例は、金属製であり、例えばマグネシウム合金のような金属で造られている。アンテナカバー23は、非金属製であり、例えばプラスチックで造られている。このようなアンテナカバー23を備えると、例えばLCDカバー22が金属製である場合であっても、アンテナ25による送受信を良好に行うことができる。
なお、LCDカバー22は、金属製に限られるものではなく、例えばプラスチック製であってもよい。また、LCDマスク21の一例は、プラスチック製である。
図4に示すように、アンテナカバー23には、LCDカバー22に溶着される溶着部26が設けられている。アンテナカバー23は、上記溶着部26をLCDカバー22に溶着することでLCDカバー22に固定されている。
図5及び図6に示すように、アンテナカバー23は、LCDマスク21と一体に成形されている。本実施例のアンテナカバー23は、表示装置12の側面120b1と対向した第1面部23aと、LCDカバー22に沿う方向に設けられた第2面部23bとを有する。第1面部23aと第2面部23bとは角度θを形成するように接合される。ここでは角度θが、略直交に設けられた例を示すが、鋭角又は鈍角であっても良い。このような構成にすることで、表示装置12に追従する撓みを抑制することができる。
第1面部23aと第2面部23bとの肉厚は、例えばLCDカバー22の基本肉厚よりも厚い。なお「基本肉厚」とは、その部材のなかで最も広く採用されている肉厚を指す。LCDカバー22の基本肉厚は、例えば1.0mm未満であり、一例としては0.5mm〜0.8mmである。一方、第1面部23aと第2面部23bとの肉厚は、例えば1.0mmである。なお、第1面部23aと第2面部23bと接合形状は、L字型に限定されるものではなく、平状に比べて断面係数が大きくなる形状であればよく、例えばH型やアーチ型、T型でなどの種々の形状を適宜採用することができる。
また、図5に示すように、LCDマスク21の内壁面21bには、第1の嵌合部としての嵌合爪41が設けられている。アンテナカバー23の内壁面23bには、第2の嵌合部としての受けリブ42が設けられている。受けリブ42には、嵌合爪41が係合可能な穴42aが設けられている。図5に示すように、筐体が組み立てられたとき、嵌合爪41は受けリブ42の穴42aに嵌合し、これによりLCDマスク21とアンテナカバー23との間の固定が強固になる。
このような嵌合爪41および受けリブ42は、例えばそれぞれ複数箇所に設けられている。なお上記に代えて、LCDマスク21に受けリブ42を設けるとともに、アンテナカバー23に嵌合爪41を設けてよいのは勿論である。
図1に示すように、筐体11の幅方向の両端部には、LCDマスク21をLCDカバー22に固定するねじ45と、このねじ45を筐体11の外部から隠す化粧部材46が設けられている。一方、アンテナカバー23をLCDカバー22またはLCDマスク21に固定するねじなどは設けられていない。
例えばアンテナ25およびアンテナカバー23を備える場合、アンテナ25から一定範囲内には、例えば表示装置のような金属を含む部品を配置することができない。このため筐体11内においてアンテナカバー23の周辺にはデッドスペースが生じやすい。本実施形態の第1面部23aは、このデッドスペースを有効利用して設けられたものである。すなわちこのような第1面部23aを設けることによっても、筐体11の大型化を避けて、小型のポータブルコンピュータ1を提供することができる。さらに、このアンテナカバー23が表示装置12の外縁部12bの延伸方向に沿って延びていると、筐体11の幅方向に一本の梁が通ることになり、筐体11の剛性が高くなる。
上述したように、筐体11内においてアンテナカバー23の周辺にはデッドスペースが生じやすい。第1面部23aと第2面部23bとの肉厚をカバー部16の基本肉厚よりも厚くしても、筐体11の大型化を避けつつ、筐体11の剛性をより高めることができる。
アンテナカバー23が設けられる筐体11の上端部は、表示ユニット3を本体2に対して開閉する際にユーザがよく手にする部分であり、十分な剛性を有することが好ましい。しかしながら、LCDマスク21やLCDカバー22とは別体にアンテナカバー23を設けると、どうしても筐体11の上端部の剛性が小さくなってしまう。
一方、本実施形態によれば、アンテナカバー23をLCDマスク21と一体に成形するとともに、アンテナカバー23とLCDマスク21との間の境界部分に沿って一本の第1面部23aと第2面部23bとが内角θを形成して通っている。これにより、アンテナカバー23を設けた筐体11の上端部に十分な剛性を確保することができる。
LCDカバー22が金属製であると、非金属製のアンテナカバー23は必然的にLCDカバー22とは別体に形成されることになる。しかしながら本実施形態によれば、このようなポータブルコンピュータ1においても、筐体11の剛性・堅牢性の向上を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図7及び図8を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータと同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。この第2の実施形態は、上記第1の実施形態に対してアンテナカバー23及び本体2の本体筐体5の形状が異なる。第2の実施形態のポータブルコンピュータ1は、図1に示すものとほぼ同様の外観を有している。表示ユニット3は、図1に示す第1の位置P1と、図3に示すような第2の位置P2との間で回転することができる。
ポータブルコンピュータ1は、本体2と、表示ユニット3とを備えている。表示ユニット3は、筐体11と、この筐体11に収容された表示装置12とを備える。筐体11は、マスク部15と、カバー部16とを有する。
図7及び図8に示すように、第2の実施形態のポータブルコンピュータ1におけるアンテナカバー23は、第1面部23aから延出して形成されるとともに、本体筐体5の周壁5b1に向かって突出した突出部23cを有している。また、第2の実施形態の本体筐体5は、第2の位置P2で突出部23cを収容する収容開口部5dを有する。突出部23cは、第2の位置P2で収容開口部5dの底壁5d1と当接する。
このような構成によれば、表示ユニット3を第1の位置P1から第2の位置P2に回動する際に表示ユニット3に生じる衝撃を突出部23cによって受けることができる。このとき、収容開口部5dの底壁5d1に衝突して突出部23cにおいて生じた応力は、筐体11と別体に形成されたLCDカバー22で分散される。これによって、筐体11に収容された表示装置8にかかるストレスを抑制することができる。尚、ここでは第2の位置P2で突出部23cが収容開口部5dに収容される例を示したが、第2の位置P2で突出部23cが本体筐体5の上壁5aに当接する形態でも良い。この場合でも同様の効果を得られる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図9を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータと同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。この第3の実施形態は、上記第1の実施形態に対してアンテナカバー23の形状が異なる。第3の実施形態のポータブルコンピュータ1は、図1に示すものとほぼ同様の外観を有している。表示ユニット3は、図1に示す第1の位置P1と、図3に示すような第2の位置P2との間で回転することができる。
ポータブルコンピュータ1は、本体2と、表示ユニット3とを備えている。表示ユニット3は、筐体11と、この筐体11に収容された表示装置12とを備える。筐体11は、マスク部15と、カバー部16とを有する。
図9に示すように、第3の実施形態のポータブルコンピュータ1におけるアンテナカバー23は、第1面部23aから延出して形成されるとともに、本体筐体5の下壁5cに至るまで突出した突出部23cを有している。突出部23cは、表示ユニット3を第1の位置P1から第2の位置P2に勢いをつけて回動した際に、表示ユニット3の回動方向への撓みにより下壁5cより低い位置に達する。即ち、表示ユニット3を第1の位置P1から第2の位置P2に勢いをつけて回動した場合、例えば机の天板等の外部載置面に突出部23cが衝突する。
このような構成によれば、表示ユニット3を第1の位置P1から第2の位置P2に回動する際に表示ユニット3に生じる衝撃を突出部23cによって受けることができ、第2の実施形態のポータブルコンピュータ1と同様の効果を得られる。また、突出部23cは、本体筐体5の周壁5b1を覆っているため、周壁5b1側からの衝撃から本体筐体5を保護することができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図10を参照して説明する。なお第2の実施形態に係るポータブルコンピュータと同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。この第4の実施形態は、上記第2の実施形態に対してアンテナカバー23の形状が異なる。第4の実施形態のポータブルコンピュータ1は、図1に示すものとほぼ同様の外観を有している。
図10に示すように、第4の実施形態のポータブルコンピュータ1におけるLCDカバー22は、第1面部23aから延出して形成されるとともに、本体筐体5の周壁5b1に向かって突出した突出部23cと、本体筐体5とは反対側に突出した突出部23dとを有している。また、第2の実施形態と同様、本体筐体5は、第2の位置P2で突出部23cを収容する収容開口部5dを有する。突出部23cは、第2の位置P2で収容開口部5dの底壁5d1と当接する。
このような構成によれば、表示ユニット3を第1の位置P1から第2の位置P2に回動する際に表示ユニット3に生じる衝撃を突出部23cによって受けることができる。また、突出部23dは、本体筐体5の周壁5b1より外側に位置するため、例えば周壁5b1側からポータブルコンピュータ1を落とした際、本体筐体5を保護することができる。即ち、第2の実施形態と第3の実施形態とを合わせた効果を得ることができる。
次に、本発明の第5の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図11を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータと同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。この第5の実施形態は、上記第1の実施形態に対してアンテナカバー23の形状が異なる。第5の実施形態のポータブルコンピュータ1は、図1に示すものとほぼ同様の外観を有している。
図11に示すように、第5の実施形態のポータブルコンピュータ1におけるアンテナカバー23は、第1面部23aと第2面部23bとが筐体11の周壁11b2から周壁11b4に亘って設けられている。このような構成により、第5の実施形態のポータブルコンピュータ1では、アンテナカバー23及びLCDカバー22における剛性が第1の実施形態以上に向上する。
次に、本発明の第6の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1について、図12を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータと同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。この第6の実施形態は、上記第1の実施形態に対してアンテナカバー23の形状が異なる。第6の実施形態のポータブルコンピュータ1は、図1に示すものとほぼ同様の外観を有している。
図12に示すように、第6の実施形態のポータブルコンピュータ1におけるLCDカバー22は、第1面部23aと第2面部23bとが筐体11の周壁11b2から周壁11b4に亘って設けられているとともに、周壁11b2と周壁11b4との一部として構成される。このような構成により、第6の実施形態のポータブルコンピュータ1では、アンテナカバー23及びLCDカバー22における剛性が第1の実施形態以上に向上する。また、周壁11b2側及び周壁11b4側からの外部応力に対する耐久性が向上する。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、電子機器は、上記実施形態に示したポータブルコンピュータ1用に限らず、例えば携帯電話機のようなその他の電子機器に対しても実施可能である。
1…ポータブルコンピュータ
5a…上壁
5b1,5b2,5b3,5b4…周壁
5c…下壁
11…表示部筐体
11a…前壁
11b1,11b2,11b3,11b4…周壁
11c…背壁
11d…開口部
12…表示装置
12a…表示画面
12b…外縁部
15…マスク部
16…カバー部
21…LCDマスク
22…LCDカバー
22d…開口部
23…アンテナカバー
23a…第1面
23b…第2面
25…アンテナ
120a…表面
120c…背面
120b1,120b2,120b3,120b4…側面
P1…開き位置
P2…閉じ位置

Claims (10)

  1. 可撓性を有した表示装置と、
    前記表示装置を収容するとともに、前記表示装置の表示画面に対向した第1開口部と、前記表示装置の外縁部に沿って対向した第2開口部とが形成された筐体と、
    前記表示装置の外縁部と前記筐体との間に設けられ、前記第2開口部から露出させたアンテナと、
    絶縁性を有するとともに、前記第2開口部を覆う第1面と、この第1面とは交差する方向から前記第2開口部を覆う第2面とを有したアンテナカバーと、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記筐体は、可撓性を有するとともに、前記表示画面が設けられた前記表示装置の表面に対向したマスク部と、前記表面とは反対側に位置する前記表示装置の背面に対向したカバー部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記表示画面が露出する位置と、前記表示画面が覆われる位置との間で回動可能に設けられ、前記筐体を支持した支持部を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記筐体の第2開口部は、前記支持部と接続した接続部から、前記表示画面を隔てた位置に形成されたことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記アンテナカバーの第1面は、前記表示装置の表面と背面とに亘って設けられた側面に対向し、前記アンテナカバーの第2面は、前記カバー部に沿う方向で設けられたことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記アンテナカバーの第1面は、前記マスク部側に突出した突出部を有したことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記支持部は、前記表示画面が覆われる位置で前記表示画面と対向する面とは反対側に位置する載置面を有し、
    前記突出部は、前記載置面に至る位置まで突出して形成されたことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記支持部は、前記表示画面が覆われる位置で前記突出部を収容する収容開口部を有したことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  9. 前記アンテナカバーの第1面は、両端を曲げて形成された屈折部を有し、前記表示装置の側面を3方向から覆ったことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  10. 表示画面を有した表示装置と、
    前記表示装置を収容するとともに、前記表示画面に対向した第1開口部と、前記表示装置の外縁部に沿って対向した第2開口部とが形成された筐体と、
    前記表示画面が露出する位置と、前記表示画面が覆われる位置との間で回動可能に設けられ、前記筐体を支持した支持部と、
    前記第2開口部を覆う第1面と、この第1面とは交差する方向から前記第2開口部を覆う第2面とを有したカバーと、
    前記第1面から突出して形成され、前記表示画面が覆われる位置にある支持部の一部を覆う突出と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
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