JP5158988B2 - 電子機器 - Google Patents
電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5158988B2 JP5158988B2 JP2010130151A JP2010130151A JP5158988B2 JP 5158988 B2 JP5158988 B2 JP 5158988B2 JP 2010130151 A JP2010130151 A JP 2010130151A JP 2010130151 A JP2010130151 A JP 2010130151A JP 5158988 B2 JP5158988 B2 JP 5158988B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper housing
- housing
- grommet
- electronic device
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
例えば、従来の電子機器には、タッチパネルおよびその制御を行う基板を取り囲むように防水用のパッキンやクッションを設けたものがある(例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
図1および図2に示すように、本発明に係る実施形態の電子機器としての携帯端末10は、一方の面に表示部21を有する上筐体(筐体)20と、一方の面に多数のキー42から構成される操作部41を有する下筐体40と、上筐体20および下筐体40を開閉可能に連結するヒンジ部50を有する。
なお、以下の説明において、上筐体20と下筐体40とを閉じたときに重なる面すなわち表示部21および操作部41をともに内面(内面側)といい、外側になる面を外面(外面側)ということとする。
従って、第1回動軸51回り(図1および図2において矢印A方向)に上筐体20と下筐体40を相対的に回動させることにより、図1に示すように、開閉できる。また、第2回動軸52回り(図1および図2において矢印B方向)に上筐体20を回動させることにより、図2に示すように、上筐体20をねじることができる。
従って、上筐体20における底部23と表示部21との間には、内部空間24が形成される。表示部21は、内部空間24に収容される液晶表示板25を有し、液晶表示板25の内面側に感圧式のタッチパネル26が取り付けられる。
なお、上筐体20の凹部226およびヒンジ部50の凸部53の形状は、図3(A)および図3(B)に示すような円弧状に限らず、図3(C)に示すように、矩形状の凹部227および凸部54でもよい。
従って、上筐体20は、底部23、側部22、両面テープ27およびタッチパネル26、後述するグロメット33、および、ヒンジ部に設けられたOリング(図示せず)によって、内部空間24の防水性を保持している。
FPC32のタッチパネル26側は、ガラス基板261の端部(端面261A)に接続されており、上筐体20の大型化を回避するために、接続部321は上筐体20の側部22のヒンジ部50側の下辺側部222から外側へ突出している。この部分は、ヒンジ部50との境界部分であり、FPC32のためにスペースを設けることなくスペースが確保できる。このため、FPC32は、防水領域である内部空間24から、一旦非防水領域であるヒンジ部50の空間に配策(折り返し部322)された後、再度上筐体20の内部空間24に引き込まれる。
なお、本実施の形態では、FPC32は防水加工されたものを用いる。これによって、非防水領域に配策したFPC32の配線自体が故障してしまうことを防止している。
グロメット33は、樹脂やゴム等の弾性部材で形成されており、矩形の挿通孔223の高さおよび幅よりも大きな厚さおよび幅を有し、挿通孔223に圧入されて止水する矩形断面の止水部331と、止水部331から外側に鍔状に突出して、グロメット33の位置決めをする鍔部332と、鍔部332からヒンジ部50側に突出するガイド部333を有する。グロメット33の中心には、FPC32を挿通させるために扁平矩形状でFPC32の断面より小さな断面の貫通穴334が、止水部331,鍔部332,およびガイド部333を貫通して形成されており、FPC32を一体成形や圧入して貫通させる。
緩衝部61にはヒンジ部50側に突出する突起611が設けられている。従って、緩衝部材60がヒンジ部50に当接する際には、緩衝部61の突起611が最初に当接し、ヒンジ部50および上筐体20の傷つきを防止する。
なお、上筐体20に対する緩衝部材60の取付方向に沿って凹部630,リブ631,爪632,633および爪嵌合部634が設けられているので、凹部630,リブ631,爪632,633および爪嵌合部634は上筐体20に対する緩衝部材60の取り付け時の位置決めにも用いることができる。
なお、天板621とリブ623との間の隙間625は、リブ351よりも広めに空けられている。これは、隙間625を狭くすると、隙間625もリブ351と嵌合してしまい、緩衝部材60を押し込む際に大きな力が必要になるためである。
これにより、折り返し部322は、上筐体20の幅方向に沿った線を折り返し軸線641,642(図9参照)として折り返されて、一部直線状になる。なお、緩衝部材60の縦壁622は、必ずしも常時FPC32の折り返し部322を押圧するものでなくてもよい。
また、包囲部63には、グロメット33を貫通して取り付けられている支持板323も収容されており、支持板323の先端は緩衝部材60の縦壁622の内面近傍まで伸びている。これにより、グロメット33が挿通孔223から脱落する際には、支持板323の先端が緩衝部材60に当接するので、支持板323を介して間接的にグロメット33の脱落を防止する。
また、緩衝部材60には、グロメット33へ向かって突出するリブ635が設けられている。これにより、天板621に加えて、グロメット33の脱落をより確実に防止することができる。
一端がタッチパネル26のガラス基板261に接続されているFPC32を、他端を先頭にしてグロメット33の貫通穴334に挿入する。このとき、グロメット33のガイド部333側から挿入し、支持板323も一緒に挿入する。次いで、FPC32の他端側から支持板323とともに、上筐体20の側部22の挿通孔223に挿入し(図4中矢印D照)、グロメット33の止水部331を挿通孔223に圧入する。その後、FPC32の湾曲している折り返し部322を押しながら、ヒンジ部50側から緩衝部材60を上筐体20の取付け凹部35に押し込んで取り付ける。
この際、上筐体20に対する緩衝部材60の取付方向に沿って凹部630,リブ631,爪632,633および爪嵌合部634が設けられているので、凹部630,リブ631,爪632,633および爪嵌合部634は上筐体20に対して緩衝部材60が位置決めされる。
そして、上筐体20におけるヒンジ部50側の角部には緩衝部材60が設けられており、緩衝部材60はFPC32の折り返し部322の少なくとも一部に接触可能となっているので、FPC32が伸びようとする変形を制限して所定位置に配策することができる。
従って、第2回動軸52を中心として上筐体20を下筐体40に対して回動させる際に、同じ緩衝部材60により、上筐体20の角部が下筐体40を傷つけるのを防止するとともに、FPC32の変形を規制するので、部品点数を減少させることができる。
例えば、前述した実施形態において、電子機器である携帯端末10として、上筐体20と下筐体40とを開閉する第1回動軸51および回動させる第2回動軸52を有するヒンジ部50を備えたものを例示したが、上筐体と下筐体とを一方向へ開閉するヒンジ部を備えた携帯端末にも適用可能である。
20 上筐体(筐体)
22 側部
223 挿通孔
23 底部
261 ガラス基板(透明回路基板)
261A 端面
31 回路基板
32 FPC(接続線)
33 グロメット
341 レシーバカバー
40 下筐体(他の筐体)
50 ヒンジ部
Claims (4)
- 枠状の側部を有する第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動可能に接続するヒンジ部と、を備え、
前記第1筐体は、
前記第1筐体に収容される回路基板と、
板状に形成された透明回路基板と、
前記透明回路基板の端面から引き出され、防水加工された接続線と、
前記側部に前記第1筐体の内外を連通させる挿通孔と、を備え、
前記接続線は、防水領域である前記第1筐体の内部空間から、非防水領域である前記第1筐体の前記ヒンジ部側へ配置されるとともに折り返されて、さらに、当該接続線に設けられたグロメットが前記挿通孔に嵌合することで止水し、防水領域において前記回路基板に接続される電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器であって、
前記グロメットが、弾性部材で構成されており、
前記挿通孔に嵌合されていない状態において、前記グロメットの幅及び高さが前記挿通孔の幅及び高さよりも大きい電子機器。 - 請求項2に記載の電子機器であって、
前記接続線が、前記グロメットの貫通穴において、剛性部材で構成された支持板によって支持されている電子機器。 - 請求項1または請求項2に記載の電子機器であって、
前記透明回路基板における前記接続線が引き出された側とは反対側に前記側部の他端側を覆うレシーバカバーが設けられている電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010130151A JP5158988B2 (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010130151A JP5158988B2 (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011259082A JP2011259082A (ja) | 2011-12-22 |
JP5158988B2 true JP5158988B2 (ja) | 2013-03-06 |
Family
ID=45474806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010130151A Expired - Fee Related JP5158988B2 (ja) | 2010-06-07 | 2010-06-07 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5158988B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4747086B2 (ja) * | 2006-12-26 | 2011-08-10 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | 携帯端末機 |
JP5198963B2 (ja) * | 2008-07-18 | 2013-05-15 | 京セラ株式会社 | 携帯型電子機器 |
JP5099642B2 (ja) * | 2008-11-04 | 2012-12-19 | Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 | 防水構造、及び端末装置 |
-
2010
- 2010-06-07 JP JP2010130151A patent/JP5158988B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011259082A (ja) | 2011-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4585397B2 (ja) | 電子機器 | |
US8482697B2 (en) | Protecting module and portable electronic device using the same | |
KR20200100490A (ko) | 배선 부재 고정 구조를 포함하는 전자 장치 | |
JP5500638B2 (ja) | 防水型筐体及びこれを備えた電子機器 | |
JP4916388B2 (ja) | 携帯用電子機器 | |
CN111916483B (zh) | 一种显示屏体组件 | |
WO2012049930A1 (ja) | 電子機器用筺体 | |
JP5506467B2 (ja) | 電子機器 | |
JP5810807B2 (ja) | 電子機器 | |
JP5158988B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2001245032A (ja) | フレキケーブル取り付け構造 | |
JP5201751B2 (ja) | 電子機器 | |
JP5025032B2 (ja) | 電子機器 | |
JP5482443B2 (ja) | 携帯電子機器の筐体構造 | |
JP2011259080A (ja) | 電子機器 | |
JP2007208314A (ja) | 携帯電子機器 | |
JP2004354731A (ja) | 電子機器 | |
JP2011250076A (ja) | 携帯電子機器 | |
JP2009043819A (ja) | 電子機器 | |
JP5606035B2 (ja) | ノイズ低減装置 | |
JP4994114B2 (ja) | 携帯端末装置 | |
JP4680135B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
JP4642005B2 (ja) | 携帯端末装置 | |
JP2009065504A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP4563961B2 (ja) | 電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120522 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120710 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121210 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |