JP4642005B2 - 携帯端末装置 - Google Patents
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Description
図10は、従来の携帯端末装置のキー側筐体の一例を示す斜視図である。図10に示すように、携帯端末装置のキー側筐体1には、筐体の一方の側面1aに、外部メモリ2が挿入される外部コネクタ3の挿入口3aと、その側方に離間してサイドキー4が配置されている。
従来の携帯端末装置である、例えば、「撮像装置」(特許文献1参照)には、筐体側面に、サイドキーとイヤホンコネクタを筐体長手方向に並べて配置した構成が開示されている。
本発明の目的は、セットサイズの小型化を図ると共に、サイドキーの操作性を向上させたサイド部レイアウトを実現することができる携帯端末装置を提供することである。
また、本発明は、前記外部コネクタが、前記回路基板に対向して配置されることが好ましい。
また、本発明は、前記回路基板が、前記外部コネクタが対向する部位に電子部品が実装されて構成されていることが好ましい。
また、本発明は、前記外部コネクタが、前記回路基板とは異なる第2の回路基板上に実装され、前記第2の回路基板が、前記キー支持部と前記厚さ方向で重ねて配置されることが好ましい。
また、本発明は、前記第2の回路基板は、フレキシブルプリント配線板にて構成されるとともに、前記回路基板に電気的に接続されていることが好ましい。
また、本発明は、前記外部コネクタが、前記開口部に対向する接続口の基板側端部が前記キー支持部の上端部と厚さ方向で一致するように前記筐体内に配置されていることが好ましい。
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯端末装置の一例としての携帯電話機におけるキー側筐体の斜視図である。図2は、図1の部分拡大図である。図1及び図2に示すように、携帯電話機のキー側筐体(筐体)10には、筐体の一方の側面10aに形成されて外部コネクタ11の接続口に連通する開口部を開可能に塞ぐ蓋体(カバー部)12と、サイド操作キー13が配置されている。外部コネクタ11は、外部接続を行うコネクタであり、例えば、外部メモリカードが装着されるメモリカードコネクタ、イヤホンケーブルの接続端子が接続されるイヤホンケーブルコネクタ、或いは充電ケーブルの接続端子が接続される充電ケーブルコネクタ等として機能するものであり、本実施形態では、メモリカードコネクタが設けられている。
蓋体12とサイド操作キー13は、重ね合わせたキーフロントケース15とキーリアケース16の両側面からなる、キー側筐体10の一方の側面(側部)10aの、筐体厚さ方向に並べて、即ち、キー側筐体10の長手方向(筐体長手方向)の同一位置に、配置されている。
サイド操作キー13は、筐体長手方向に延びる横長板体状に形成されており、蓋体12の筐体厚さ方向下側、即ち、一方の側面10aの筐体長手方向略中央であり、外部コネクタ11の筐体長手方向の配置位置と略同じ位置で、操作キー配置面側に、位置している。
図3に示すように、キー側筐体10の内部、即ち、キー側筐体10を構成するキーフロントケース15の内面側には、キーフロントケース15に重ね合わされるキーリアケース16側に向かって、即ち、図中、下側から順番に、操作キー(図示しない)、キー検出装置(図示しない)とフレキシブルプリント配線板(Flexible Printed Circuit:FPC)とを有して構成されるフレキシブル基板(第2の回路基板)17、シールドケース18、及びメイン基板(回路基板)19が層状に積み重ねられている。
また、メイン基板19には、図5に示されるように、キーフロントケース15側の実装面を被覆するシールドケース18が結合されている。このシールドケース18は、メイン基板19のキーフロントケース15側の実装面に実装されている電子部品に対して外部からの電磁波が影響するのを抑制したり、当該電子部品からの電磁波の外部への輻射を抑制するものであり、板金部材などにより形成されている。
板体部18aには、サイド操作キー13の配置位置に対向した側面側の位置に板体部18aに対して略垂直方向(キー側筐体10の筐体厚さ方向)に延びるように形成された縦壁状のサイドキー用リブ(キー支持部)23が一体構成によって設けられている。このサイドキー用リブ23は、サイド操作キー13よりも若干大きく構成されている。
図3及び図4に示すように、2個のサイドキースイッチ20a,20bが、キーフロントケース15の長手方向に並んで配置されている。これら両サイドキースイッチ20a,20bを覆うように、サイド操作キー13がキー側筐体10の一方の側面10aに配設されており(図1,2参照)、サイド操作キー13の両端をそれぞれ押圧することにより、各サイドキースイッチ20a,20bを介してスイッチ操作することができる。外部コネクタ11のメモリカード挿入口11aから外部コネクタ11の内部に外部メモリカード21が挿入可能とされている。
そして、キースイッチ基板部17bを縦置き状態に支持するサイドキー用リブ23は、キースイッチ基板部17bと略同一の形状を有し、フレキシブル基板17の基板部17aとコネクタ装着基板部17cとは、図8に示されるように、筐体厚さ方向でサイドキー用リブ23と重なるように配設されている。
また、外部コネクタ11は、筐体の開口部に対向するメモリカード挿入口11aの基板側端部(図8の下端部)がサイドキー用リブ23の上端部と厚さ方向で一致するように筐体内に配置されており、一層の薄型化が図られる構成となっている。
これにより、フレキシブル基板17に、外部コネクタ11と両サイドキースイッチ20a,20bを搭載し、外部コネクタ11とサイドキー用リブ23とを筐体厚さ方向に重ね合せることにより、サイド操作キー13と外部コネクタ11を、キー側筐体10の同一面(一方の側面)に近接配置することができるので、携帯端末装置のセットサイズの小型化を実現することができる。また、上記構成を有することにより、サイドキースイッチのレイアウト上の制限が緩和されるので、操作性の良い位置にサイド操作キー13を配置することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態により説明したが、この実施の形態に限定されるものではない。従って、本発明の趣旨を逸脱することなく変更態様として実施するものも含むものである。例えば、携帯電話機以外の携帯端末装置にも適用することができる。
10a 一方の側面
10b 外表面
10c 外表面稜線部
11 外部コネクタ
11a メモリ挿入口
12 蓋体
13 サイド操作キー
14 ヒンジ部
15 キーフロントケース
16 キーリアケース
17 フレキシブル基板
17a 基板部
17b キースイッチ基板部
17c コネクタ装着基板部
18 シールドケース
18a 板体部
18b 枠体部
19 メイン基板
20a,20b サイドキースイッチ
21 外部メモリ
22 メイン基板接続用コネクタ
23 サイドキー用リブ
24 固定台
Claims (7)
- 筐体と、
前記筐体の内部に収納される回路基板と、
前記筐体の側部に配置されるサイド操作キーと、
前記筐体の側部に沿って配置され、前記サイド操作キーを前記筐体内部で支持するキー支持部と、
前記筐体に形成された開口部に対向して前記筐体内部に収納されて、外部端子と接続可能な外部コネクタとを有し、
前記外部コネクタは、前記回路基板の厚さ方向で前記キー支持部と重ねて配置されることを特徴とする携帯端末装置。 - 前記外部コネクタは、前記回路基板に対向して配置されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
- 前記回路基板は、前記外部コネクタが対向する部位に電子部品が実装されて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
- 前記外部コネクタは、前記回路基板との間に配置されるコネクタ支持部品を有し、当該コネクタ支持部品を介して前記回路基板上に支持され、
前記コネクタ支持部品が、前記キー支持部と前記厚さ方向で重ねて配置されることを特徴とする請求項2または3に記載の携帯端末装置。 - 前記外部コネクタは、前記回路基板とは異なる第2の回路基板上に実装され、
前記第2の回路基板が、前記キー支持部と前記厚さ方向で重ねて配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯端末装置。 - 前記第2の回路基板は、フレキシブルプリント配線板にて構成されるとともに、前記回路基板に電気的に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の携帯端末装置。
- 前記外部コネクタは、前記開口部に対向する接続口の基板側端部が前記キー支持部の上端部と厚さ方向で一致するように前記筐体内に配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
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