JP4818954B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ等の携帯電子機器に関する。
筐体と筐体片とを折り畳み可能に連結した携帯電子機器が知られている。特許文献1では、いわゆるフリップを筐体に連結した携帯電話機が開示されている。フリップは、筐体の端部に設けられている。フリップの開閉は、筐体内部に設けられたスイッチにより検出される。
なお、特許文献1では、アンテナは、フリップが設けられる端部とは反対側の端部、及び、フリップに設けられている。
特開2000−341017号公報
特許文献1のように、端部にフリップが設けられている携帯電話機において、そのフリップが設けられている端部にアンテナを配置すると、アンテナと、フリップの開閉を検知するスイッチとが隣接することになる。一方、携帯電子機器では、筐体の小型化が要求されている。しかし、筐体を小型化すれば、アンテナと、フリップの開閉を検知するためのスイッチやスイッチを設けるための回路基板といった電気信号の流れる電子部品とが重なり、導体としての電子部品や、電気信号の導通に伴うノイズにより当該スイッチがアンテナ特性に悪影響を及ぼすおそれがある。
本発明の目的は、アンテナ特性の向上及び筐体の小型化を図ることができる携帯電子機器を提供することにある。
本発明の携帯電子機器は、筐体と、前記筐体の一端の内部に設けられたアンテナと、前記筐体内において、前記アンテナよりも前記筐体の他端側に設けられたスイッチと、前記筐体の前記一端に対して移動可能に連結された筐体片と、を有し、前記筐体片には、突部が形成され、前記筐体の前記一端には、前記筐体片の移動に伴って前記突部が入出する開口部が形成され、前記筐体内には、前記開口部に前記突部が挿入されたときに前記突部により押圧されて摺動し、前記スイッチを押圧する摺動部材が設けられている。
好適には、前記筐体は、前記アンテナが内部に配されるケース部材と、前記筐体片が連結されており、前記ケース部材とで前記アンテナを挟持するように前記ケース部材に固定されているカバー部材とを有する。
好適には、前記スイッチからの検出信号が入力され、前記検出信号に基づいて前記筐体片の閉状態及び開状態の少なくとも一方を判断し、判断に応じた処理を行う制御部を有する。
好適には、前記筐体片は、電気部品が設けられないフリップである。
好適には、前記筐体の前記一端から他端の方向に平行な第1面から露出するキートップと、前記キートップの筐体内部側に配置されたキートップ用スイッチと、前記キートップ用スイッチが配置された回路基板とを有し、前記筐体片は、前記一端から前記他端の方向へ直交し、前記第1面に平行な回転軸回りに、前記第1面に重なる閉位置と、前記第1面から離間した開位置との間で回転可能に前記筐体に連結され、前記突部は、前記筐体片の、前記閉位置において前記第1面に対向する面のうち、前記回転軸側の端部において突出し、前記開口部は、前記第1面の前記回転軸側の端部に形成され、前記突部は、前記筐体片の開状態から閉状態への移動に伴って前記第1面側から筐体内部側へ挿入され、前記スイッチは、前記回路基板よりも前記第1面とは反対側に配置され、前記摺動部材は、前記回路基板を跨いで摺動し、前記スイッチを押圧する。
本発明によれば、アンテナ特性の向上及び筐体の小型化を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話機1(携帯電子機器)の外観を示す斜視図である。
携帯電話機1は、いわゆるフリップ式の携帯電話機により構成されている。すなわち、携帯電話機1は、本体部3と、本体部3に対して折り畳み可能に連結されたフリップ5とを有している。
フリップ5は、本体部3に対して、回転軸R1回りに回転可能である。フリップ5は、本体部3に重なる閉位置と、本体部3から離間した開位置(図1に示す位置)との間で移動可能である。なお、図1に示す携帯電話機1の状態を開状態、フリップ5が本体部3に重なる携帯電話機1の状態を閉状態ということがある。
本体部3は、主ケース7と、主ケース7に保持された表示部9及び操作部11とを有している。表示部9及び操作部11は、本体部3の正面3aを構成している。表示部9は本体部3の第1端部3c側に、操作部11は本体部3の第2端部3d側に配置されている。本体部3の正面3aには、通話用のスピーカ13(図7参照)の放音口15と、通話用のマイクロフォン17(図7参照)の収音口19とが開口している。放音口15は、表示部9よりも第1端部3c側に、収音口19は、操作部11よりも第2端部3d側に配置されている。本体部3の側面3eには、不図示の記憶媒体の挿入口20やコネクタの挿入口(不図示)が設けられている。
図2は、携帯電話機1の分解斜視図である。
携帯電話機1の本体部3は、本体部3の背面3b側(図2の紙面下方側)から、主ケース7と、種々の電気回路等を有する内部アセンブリ21と、パッキン23と、所定の部材を固定するための枠部材25と、両面テープ27と、本体部3の正面3aを構成する正面部材グループ29とが積層されて構成されている。
なお、主ケース7、及び、正面部材グループ29の一部により、本体部3の筐体4全体が構成されている。
主ケース7は、リアケース31と、リアケース31の背面側に被せられる蓋体33とを有している。リアケース31及び蓋体33は、例えば樹脂により形成されている。リアケース31は、基部31aと、基部31aの周縁から正面3a側に突出する周壁部31bとを有している。周壁部31bは、例えば、第2端部3d側を除き、基部31aの周縁に沿って延びている。リアケース31において、基部31aに対向する面は開放されており、開放部31cが形成されている。すなわち、リアケース31は、開放部31cを形成する周壁部31bを有している。
リアケース31の基部31aには、バッテリ87(図5参照)を挿入するための開口31dが形成されている。蓋体33は、開口31dを塞ぐようにリアケース31の背面に被せられ、爪部等によりリアケース31に対して固定される。なお、リアケース31の基部31a及び蓋体33により本体部3の背面3bが構成されている。
なお、主ケース7の平面形状(正面3a又は背面3bから見た形状)は適宜であるが、例えば長方形である。リアケース31の第1端部3c側(図2の紙面右側)には、報知用のスピーカ35が放音面を基部31a側にして取り付けられている。リアケース31の基部31aには、スピーカ35の不図示の放音口が開口している。リアケース31の第2端部3d側(図2の紙面左側)には、電波を利用した無線通信用の内部アンテナ89(図7参照)等が取り付けられる凹部31eが形成されている。
内部アセンブリ21は、例えば、主ケース7に嵌合する大きさを有するフレーム44に、適宜に回路基板や電子部品が固定されることにより構成されている。
例えば、内部アセンブリ21は、フレーム44の第1端部3c側(図2の紙面右側)の正面3a側(図2の紙面上方側)に配置される表示器53と、フレーム44の第1端部3c側(図2の紙面右側)の背面3b側(図2の紙面下方側)に配置される回路基板41と、フレーム44の第2端部3d(図2の紙面左側)に配置されるFPC(フレキシブルプリント配線板)43とを有している。なお、FPC43は、フレーム44に巻かれるように配置されており、フレーム44の正面3a側(図2の紙面上方)に配置される第1実装部43aと、フレーム44の背面3b側(図2の紙面下方側)に配置される第2実装部43b(図2においては不図示。図5参照)とを有している。
回路基板41は、例えば、硬質の樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成されている。回路基板41には、例えば、表示器53を制御するためのICや無線通信を行うための高周波回路等が設けられている。FPC43の第1実装部43aには、複数のスイッチ55や複数のLED61が設けられている。FPC43の第2実装部43bには、例えば、FPC43と回路基板41とを接続する不図示のコネクタやマイクロフォン17(図7参照)が設けられている。表示器53は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイにより構成されている。
フレーム44は、表面又は全体に導電性を有している。例えば、フレーム44は、全体が金属により構成されている。又は、フレーム44は、樹脂材料に導電材料が塗布されて構成されている。フレーム44は、回路基板41やFPC43のグランドラインに接続されており、回路基板41やFPC43をシールドするシールドケースとしても機能している。
枠部材25は、例えば、板金により構成されている。枠部材25が表示器53及びフレーム44に被せられ、枠部材25の第1固定部25b及び第3固定部25cがフレーム44のネジボス44t及び係合部44uに係合することにより、表示器53のフレーム44からの脱落が防止される。
パッキン23は、例えば、スポンジやゴム等の弾性部材により構成されている。パッキン23は、枠部材25と、表示器53及び/又はフレーム44との間に挟まれ、これらの部材に当接する。
正面部材グループ29は、表示器53を保護するための透光板65と、所定の隙間や部材を隠す被覆部材67と、ユーザの操作を受け付けるための操作部材69と、カバー部材77とを有している。なお、これらの部材により本体部3の正面3aが構成されることを分かり易く説明するために、これらの部材を正面部材グループ29として概念化したが、これらの部材は、直接的に互いに固定されているわけではない。
透光板65は、リアケース31の開放部31cのうち第1端部3c側に嵌合する大きさ及び形状に形成されている。透光板65は、両面テープ27によって枠部材25に対して固定される。なお、透光板65は、両面テープに代えて、接着剤等の他の接着部材により枠部材25に固定されてもよい。
被覆部材67は、例えば、樹脂により形成されている。被覆部材67は、透光板65と、操作部材69の後述するキートップ71との間に配置されている。被覆部材67は、例えば、後述する骨部材73に両面テープや接着剤により固定されている。
操作部材69は、例えば、図2の紙面下方側から、複数のスイッチ55に被せられるキーシート75と、キーシート75をフレーム44側に押さえつけて固定する骨部材73と、骨部材73上に配置され、骨部材73に形成された孔部73h(図5参照)を介してキーシート75に接着されたキートップ71とを有している。骨部材73は、キーシート上に配置される部分の縁部からフレーム44側に突出する第2固定部(カバー部材77に隠れて不図示)と、第4固定部73cとを有している。第2固定部及び第4固定部73cは、枠部材25の第1固定部25b及び第3固定部25cと同様に、フレーム44のネジボス44t及び係合部44uに係合する。
上述のように、内部アセンブリ21に枠部材25及び操作部材69が取り付けられ、これらはリアケース31内に挿入される。そして、ネジ79が、リアケース31の周壁部31bに挿通されるとともに、枠部材25の第1固定部25b及び骨部材73の第2固定部に挿通され、フレーム44のネジボス44tに螺合されることにより、携帯電話機1は、カバー部材77及びフリップ5以外の部分が組み立てられる。
図3は、カバー部材77及びフリップ5を取り外して示す分解斜視図である。
フリップ5は、例えば、樹脂により構成されている。フリップ5は、板状部5aと、板状部5aの端部に設けられたヒンジ部5bとを有している。板状部5aは、例えば、矩形に形成されており、操作部11を覆うことができる広さを有している。ヒンジ部5bは、例えば円筒状に形成されている。ヒンジ部5bの両端には、内部にヒンジパーツ76(図4も参照)がそれぞれ設けられている。
ヒンジパーツ76は、例えば、特に図示しないが、ヒンジ部5bに対して固定される部材と、カバー部材77に固定される部材とを有しており、これらの部材は回転軸R1回りに相対回転可能に構成されている。なお、ヒンジ部5bの両端に設けられる2つのヒンジパーツ76のうち、一方には、閉位置や開位置にフリップ5を係止するとともに、閉位置又は開位置からフリップ5を移動させたときにクリック感を生じさせるクリック機構が設けられている。
カバー部材77は、例えば、樹脂により構成されている。図2及び図3に示すように、カバー部材77は、例えば、携帯電話機1の本体部3の正面3aの第2端部3d側の部分を構成する正面部77aと、正面部77aに連続し、本体部3の第2端部3d側の端面のうち、図2の上方側(正面3a側)の部分を構成する端面部77b(図2)と、本体部3の左右方向(第1端部3cから第2端部3dへの方向に直交する方向、図2及び図3の左上から右下への方向)において端面部77bを挟んで対向する2つのヒンジ取付部77c(図2)とを有している。なお、カバー部材77は、本体部3の筐体4の一部を構成している。
正面部77aは、例えば、本体部3の左右方向(図2及び図3の左上から右下への方向)を長手方向とする長尺状に形成されている。正面部77aの正面3a側の面は、例えば、平面に形成されている。端面部77bは、例えば、正面部77aと同等の長さを有する長尺状に形成されている。端面部77bは、例えば、正面3a側から背面3b側へ筐体外部側を凹とするスロープを形成するように曲面状に形成されている。ヒンジ取付部77cは、例えば、端面部77bの曲面により形成された凹部の側方を塞ぐ大きさ及び形状に形成されている。
カバー部材77は、リアケース31側に突出するネジボス77dを有している。ネジボス77dは、例えば、図2に示すように、ヒンジ取付部77cの外側に一つ、図3に示すように、端面部77bの内側に一つ、合計2つ設けられている。カバー部材77は、リアケース31内に挿入され、リアケース31に挿通された不図示のネジがネジボス77dに螺合されることにより、リアケース31に固定される。なお、正面部77aは、リアケース31の周壁部31bの頂部と面一になる。端面部77b及びヒンジ取付部77cは、リアケース31の周壁部31bのうち第2端部3d側の部分に形成された切り欠き部31fに嵌合し、周壁部31bの第2端部3d側の部分に連続する。
フリップ5と、カバー部材77とは、カバー部材77がリアケース31に固定される前又は後において、フリップ5に挿入されたヒンジパーツ76がカバー部材77のヒンジ取付部77cの互いに対向する面に固定されることにより、回転軸R1回りに相対回転可能に連結される。ヒンジパーツ76とヒンジ取付部77cとは、例えば、ヒンジパーツ76がヒンジ取付部77cに形成された孔部77e(図4参照)に挿入されることにより固定される。なお、フリップ5及びヒンジパーツ76のカバー部材77への取付と、カバー部材77のリアケース31への取付とは、いずれが先に行われてもよいが、フリップ5及びヒンジパーツ76のカバー部材77への取付を先に行ったほうが、当該取付が容易であり、ひいては、全体として取付が容易になる。
リアケース31と、カバー部材77との間には、摺動部材81と、バネ83とが設けられている。
図4は、摺動部材81及びバネ83の周辺を拡大して示す分解斜視図である。
本体部3の内部には、第2端部3d側に、フリップ5の開閉を検知するための開閉検出スイッチ85が設けられている。摺動部材81は、開閉検出スイッチ85を操作するための部材であり、バネ83は、摺動部材81を所定位置へ付勢するためのものである。
開閉検出スイッチ85は、例えば、いわゆるレバースイッチにより構成されている。すなわち、本体部85aと、本体部85aから突出するレバー85bとを有している。そして、本体部85aに対するレバー85bの揺動により、スイッチがオン・オフされる。本体部85aは、例えば、外部へ突出する第1端子85c及び第2端子85dを有している。本体部85aの内部には、特に図示しないが、第1端子85c及び第2端子85dの一方に接続された固定接点と、他方に接続されるとともにレバー85bに連結された可動接点とが設けられている。そして、レバー85bの揺動により、固定接点と可動接点とが当接又は離間する。
開閉検出スイッチ85は、例えば、携帯電話機1の本体部3に対して、第1端部3c側(図4の左下側)に本体部85aが、第2端部3d側(図4の右上側)にレバー85bが位置するように、本体部3に設けられている。レバー85bは、本体部3の第1端部3c側から第2端部3dへの方向及び回転軸R1(図1)に直交する方向(図4の上下方向)が操作方向になっている。すなわち、レバー85bは、回転軸R1と平行な軸回りに揺動する。なお、レバー85bが正面3a側(図4の上方側)に移動した位置を非押圧位置、レバー85bが背面3b側(図4の下方側)に移動した位置を押圧位置ということがある。非押圧位置及び押圧位置のいずれが開閉検出スイッチ85のオンに対応していてもよい。レバー85bは、例えば、開閉検出スイッチ85の本体部85aの内部に設けられた不図示のバネ等の付勢手段(接点を兼ねていてもよい)により、押圧位置から非押圧位置へ復帰可能に構成されている。第1端子85c及び第2端子85dは、背面3b側から正面3a側へ(図4の紙面上方へ)突出している。
摺動部材81は、例えば、樹脂により形成されている。摺動部材81は、例えば、全体形状が概ね板状に形成されている。摺動部材81は、例えば、基部81aと、基部81aから正面3a側(図4の上方側)に突出する第1突出部81bと、基部81aから背面3b側(図4の下方側)に突出する第2突出部81cとを有している。
基部81aは、例えば、概ね矩形の平板状に形成されている。基部81aは、例えば、第1端部3c側から第2端部3d側への方向(図4の左下から右上への方向)に直交するように配置されている。基部81aは、カバー部材77がリアケース31に固定されると、カバー部材77に設けられたガイド部77fに嵌合する。ガイド部77fは、例えば、カバー部材77の正面部77aの内側面から筐体内部方向(図4の紙面下方)に突出するとともに、正面部77aに沿って摺動部材81を囲むように延びるリブにより構成されており、基部81aを収容可能な凹部を有している。基部81aは、ガイド部77fの凹部に嵌合することにより、携帯電話機1の本体部3内に保持される。また、基部81aは、側面等がガイド部77fに摺動することにより、図4の紙面上下方向に移動可能にガイド部77fに案内される。なお、基部81aは、図4の紙面奥手側の面に、第1突出部81bの延長線上が肉厚(第1突出部81bと同一の厚さ)に形成されるように不図示の突条部が形成されており、当該突条部もガイド部77fの一部に案内される。
第1突出部81bは、例えば、矩形の平板状に形成されている。カバー部材77のうち第1突出部81bに対向する位置には、第1突出部81bが入出可能な開口部77gが形成されている。開口部77gは、正面部77a及び端面部77bの角部に、正面部77a及び端面部77bに亘って形成されている。なお、正面部77aは、本体部3の筐体4のフリップ5と重なる面を構成しているから、開口部77gは、筐体4の回転軸R1側の端部に形成されていることになる。
フリップ5のヒンジ部5bの外周面には、開口部77gに対して回転軸R1の軸方向において同位置となる位置に、回転軸R1の径方向に突出する突部5cが形成されている。なお、突部5cは、フリップ5の、閉位置において筐体4の正面に対向する面のうち、回転軸R1側の端部に設けられていると捉えることもできる。突部5cは、フリップ5が開位置から閉位置へ移動すると、開口部77gに入り込み、摺動部材81の第1突出部81bに当接して摺動部材81を筐体内部側へ押し込み、フリップ5が閉位置から開位置へ移動すると、第1突出部81b及び開口部77gから離間する。
第2突出部81cは、摺動部材81とバネ83とを連結するための部位である。
バネ83は、例えば、いわゆる捩りバネにより構成されている。すなわち、金属等の適宜な材料により形成された線材を巻き回して構成されており、コイル部83aと、第1端部83bと、第2端部83cとを有している。バネ83は、コイル部83aにおける巻き締め力又は巻き戻し力により、第1端部83b及び第2端部83cを周方向に付勢する力を発揮する。図4では、巻き戻し力により、第1端部83b及び第2端部83cを周方向に近接させる付勢力が発揮される捩りバネによりバネ83を構成した場合を例示している。
コイル部83aは、例えば、カバー部材77の内側面に設けられ、第2端部3dから第1端部3cへの方向へ(図4の右上から左下へ)突出する軸部77hが挿入されて、巻き戻し力を発揮可能にカバー部材77に対して固定される。なお、軸部77hは、例えば、ヒンジ取付部77cよりも筐体内部側(図4の左上側)に配置されている。
第1端部83bは、例えば、コイル部83aから正面3a側へ(図4の上方側へ)延び、軸部77hと、ヒンジ取付部77cのうち軸部77hに対向する面との間に配置される。従って、第1端部83bは、ヒンジ取付部77cのうち軸部77hに対向する面に係合し、第2端部83c側への移動が規制される。
第2端部83cは、例えば、コイル部83aから回転軸R1方向の筐体中央側(図4の右下側)へ延び、第2突出部81cに連結される。第2突出部81cには、回転軸R1方向(図4の右下から左上への方向)に貫通する挿通孔81d(図5参照)が形成されている。第2端部83cは、挿通孔81dに挿通される。従って、第2端部83cは、挿通孔81dに係合し、コイル部83aによって生じた付勢力により、摺動部材81を正面3a側(図4の上方側)に付勢する。
図5は、図1のV−V線における断面図である。ただし、フリップ5は閉位置に配置されている。
上述のように、主ケース7は、リアケース31と蓋体33とを有している。主ケース7内部では、蓋体33側から、バッテリ87、内部アセンブリ21、操作部材69、フリップ5の板状部5aが積層されている。上述のように、内部アセンブリ21は、フレーム44と、フレーム44の正面3a側(図5の上方側)に設けられた第1実装部43aと、フレーム44の背面3b側(図5の下方側)に設けられた第2実装部43bとを有している。、第1実装部43aには、複数のスイッチ55が設けられている。複数のスイッチ55に被せられる操作部材69は、キートップ71、骨部材73、キーシート75を有している。
開閉検出スイッチ85は、例えば、第2実装部43bに実装されている。すなわち、第1端子85c及び第2端子85dは、第2実装部43bに接続されている。第1端子85c及び第2端子85dの第2実装部43bへの実装は適宜になされてよい。例えば、第1端子85c及び第2端子85dは、半田により第2実装部43bに固定及び電気的に接続されている。なお、第2実装部43bは、フレーム44に対して両面テープや接着材等の適宜な固定部材により固定されている。また、開閉検出スイッチ85は、リアケース31の内側面(例えば、バッテリ87を収納する収納部を形成する部分)と、フレーム44とに挟持されていてもよい。
開閉検出スイッチ85の本体部85aは、図5の上下方向に見て(携帯電話機1の正面3a側から背面3b側に見て)、操作部材69(キートップ71、骨部材73、キーシート75)と重なる位置に配置されている。また、スイッチ55と重なる位置に配置されている。レバー85bは、操作部材69に重なる位置から、第2端部3d側(図5の右側)へ、操作部材69と重ならない位置まで延びている。
摺動部材81は、図5の上下方向に見て、操作部材69と重ならず、レバー85bと重なる位置に配置されている。カバー部材77は、正面部77aや端面部77bが2層構造になっている。カバー部材77の開口部77gは、図5の上下方向に見て、摺動部材81と重なる位置に形成されている。
フリップ5が開位置にある場合、図5において、2点差線で示すように、開閉検出スイッチ85のレバー85bは、本体部85a内部の不図示の付勢手段により非押圧位置に位置している。また、摺動部材81は、バネ83の付勢力により、図5で示す位置よりも正面3a側(図5の上方側)に位置している。なお、このとき、摺動部材81の突出部81bは、例えば、カバー部材77の正面3a側の面と面一になっており、開口部77gは目立たなくなっている。
フリップ5が閉位置へ移動すると、図5に示すように、突部5cが開口部77gに入り込み、突出部81bに当接する。摺動部材81は、バネ83の付勢力に抗して筐体内部側へ押し込まれ、基部81aの下部がレバー85bに当接して、レバー85bを押圧位置へ移動させる。そして、開閉検出スイッチ85は、オン(又はオフ)される。これにより、フリップ5が開位置から閉位置へ移動したことが検出される。フリップ5が開位置へ移動したときは、フリップ5の突部5cは開口部77gから退避し、摺動部材81はバネ83の付勢力により図5の上方へ復帰し、レバー85bは本体部85aの不図示の付勢手段により非押圧位置へ復帰し、開閉検出スイッチ85は、オフ(又はオン)される。これにより、フリップ5が閉位置から開位置へ移動したことが検出される。
図6は、携帯電話機1のアンテナ89の概略構成を説明する図である。図6(a)は、携帯電話機1の第2端部3d側且つ正面3a側から見た斜視図である。図6(b)は、携帯電話機1の正面3a側から見た平面図である。
図6(a)に示すように、アンテナ89は、樹脂などの絶縁性材料により形成された基部89aと、基部89aに導電層が形成されることにより構成されたアンテナ素子89bと、基部89aに導電層が形成されることにより構成され、アンテナ素子89bと連続する端子部89cとを有している。
基部89aは、例えば、携帯電話機1の第2端部3dに沿って配置される長尺状に形成されている。また、基部89aは、回転軸R1に直交する断面が、概ねL字に形成されており、第2端部3d側に面する第1構成部89dと、背面3b側に面する第2構成部89eとを有している。アンテナ素子89bは、第1構成部89dの第2端部3d側の面に配置されている。端子部89cは、第2構成部89eの正面3a側の面に配置されている。
アンテナ89は、リアケース31の凹部31e(図2)に配置される。そして、リアケース31内に形成された支柱Wが、アンテナ89の開口89fに嵌入する等してカバー部材77がリアケース31に固定されることにより、リアケース31とカバー部材77とに挟持され、携帯電話機1の筐体4に固定される。なお、リアケース31とアンテナ89とは適宜な位置で当接してよく、また、アンテナ89とカバー部材77とは適宜な位置で当接してよい。例えば、図5においては、アンテナ89の第2構成部89eの背面3b側の面がリアケース31の内面に当接し、アンテナ89の第1構成部89dの正面3a側の面(端部)Yがカバー部材77の端面部77bの内側面Xに当接する。図示省略するが、ヒンジ取付部77cの背面3b側の面にて当接してもよい。なお、アンテナ89の基部89aやカバー部材77等に適宜な位置にリブ等が設けられて接触面積を大きくしたり、互いに嵌合するようにされてもよい。
アンテナ素子89bは、第2端部3dに沿って配置されている。端子部89cは、アンテナ素子89bよりも若干筐体中央側に位置している。開閉検知スイッチ85は、アンテナ89よりも第1端部3c側(図6(b)の上方側)に配置されている。正面3aから背面3bの方向(図6(a)における上下方向)に見て、開閉検出スイッチ85の本体部85aは、アンテナ素子89bとも、端子部89cとも重なっていない。換言すれば、第1端部3cから第2端部3dの方向(図6(b)の上下方向)において、開閉検出スイッチ85の本体部85aは、アンテナ素子89b及び端子部89cから離間している。また、正面3aから背面3bの方向(図6(a)における上下方向)に見て、開閉検出スイッチ85のレバー85bは、アンテナ素子89bと重なっていない。
図7は、携帯電話機1の信号処理系の構成を示すブロック図である。
携帯電話機1は、CPU101、メモリ103、通信処理部105、音響処理部107及び画像処理部109等を備えている。これら各部は例えば回路基板41に設けられたICにより構成されている。
CPU101及びメモリ103は、操作部11(69)等の各種手段からの信号に基づいて所定の演算を行い、画像処理部109等の各種手段の制御を実行する制御部として機能する。
通信処理部105は、高周波回路を含んで構成されている。通信処理部105は、電波を利用した遠距離無線通信を行うために、CPU101で処理された音響データ、画像データ等の各種データを変調して、アンテナ89を介して送信する。また、通信処理部105は、アンテナ89を介して受信した信号を復調してCPU101に出力する。
音響処理部107は、CPU101からの音響データを電気信号に変換して通話用のスピーカ13、着信等を報知するためのスピーカ35に出力する。スピーカ13及びスピーカ35は、音響処理部107からの電気信号を音響に変換して出力する。一方、マイクロフォン17は、入力された音響を電気信号に変換して音響処理部107に出力する。音響処理部107は、マイクロフォン17からの電気信号を音響データに変換してCPU101に出力する。
画像処理部109は、CPU101からの画像データを画像信号に変換して表示部9へ出力する。また、所定のカメラモジュール111から出力される撮像信号(画像データ)を所定のフォーマットの画像データに変換してCPU101へ出力する。
開閉検出スイッチ85は、上述のように、フリップ5の開閉に伴ってレバー85bが駆動され、オン・オフされる。換言すれば、フリップ5の開閉に伴って、開閉検出スイッチ85において、検出信号が生成、出力される。CPU101は、開閉検出スイッチ85からの検出信号に基づいて、携帯電話機1の開状態及び閉状態の少なくとも一方を検出する。ただし、開閉検出スイッチ85がオン・オフされるのは、フリップ5が閉位置付近にあるときであるから、正確に検出できるのは閉状態や閉状態の解除である。すなわち、開閉検出スイッチ85に基づいて検出される開状態には、開状態と閉状態との間の移行状態も含まれてしまう。
CPU101は、フリップ5の開閉の検出に基づいて所定の処理を実行する。例えば、CPU101は、閉状態を検出したときは、表示部9の輝度を下げ、開状態を検出したときは、表示部9の輝度を上げる。また、例えば、CPU101は、着信中に閉状態から開状態への移行を検出した場合には、送信元との回線を接続し、通話用のスピーカ13及びマイクロフォン17による通話を可能とする処理を実行し、通話中に閉状態から開状態への移行を検出した場合には、回線を切断して、通話用のスピーカ13及びマイクロフォン17による通話を終了する処理を実行する。
以上の実施形態によれば、筐体4と、筐体4の一端(第2端部3d)の内部に設けられたアンテナ89と、筐体4内の、アンテナ89よりも筐体4の他端側(第1端部3c側)に設けられた開閉検出スイッチ85と、筐体4の一端に対して移動可能に連結されたフリップ5とを有し、フリップ5には、突部5cが形成され、筐体4の一端(第2端部3d)には、フリップ5の移動に伴って突部5cが入出方向に移動する開口部77gが形成され、筐体4内には、開口部77gに突部5cが挿入されたときに突部5cにより押圧されて摺動し、開閉検出スイッチ85を押圧する摺動部材81が設けられているから、フリップ5の運動が、突部5c及び摺動部材81により開閉検出スイッチ85まで伝達されることになり、開閉検出スイッチ85をより筐体内部側に設けてフリップ5から離間させることができ、ひいては、開閉検出スイッチ85を、フリップ5と隣接して設けられたアンテナ89から離間させることができる。従って、フリップ5とアンテナ89とを隣接させて筐体の小型化を図っても、アンテナ上の重なる位置に、スイッチや、それを設けるための基板のような電気部品を配さないよう構成できるので、アンテナ特性上影響なく、アンテナ特性の低下が抑制される。さらに、フリップ5により開閉検出スイッチ85を押圧する押し子を、筐体4外部の突部5cと、筐体4内部の摺動部材81とに分割したことになるから、従来に比較して、開口部77gや突部5cを大きく形成する必要がなく、開口部77gからの水分や埃の侵入が防止されるとともに、意匠性も向上する。フリップ5から開閉検知スイッチ85へ運動を伝達する部材を、摺動する部材としたことから、歯車や梃子により運動を伝達するような場合に比較して構成が簡素であり、フリップ5から開閉検知スイッチ85までの距離が比較的小さく、部材が非常に小さくなる場合であっても成形が容易である。
筐体4は、主ケース7(リアケース31)と、フリップ5が連結され、主ケース7とでアンテナ89を挟持するように主ケース7に固定されるカバー部材77とを有することから、カバー部材77は、フリップ5の取付部材と、アンテナ89の取付部材とを兼ねることになり、筐体4の小型化が図られるとともに、フリップ5の固定とアンテナ89の固定とを同時に行うことができ、組み立てが容易になる。
携帯電話機1は、開閉検出スイッチ85からの検出信号が入力され、検出信号に基づいてフリップ5の閉状態及び開状態の少なくとも一方を検知するCPU101を有することから、フリップ5の開状態又は閉状態に応じた適宜な動作を行うことができる。
フリップ5は、突部5cを設けさえすればよいため、電気部品を設ける必要がなくなる。また、フリップ5は、電気部品が設けられない筐体片であることから、フリップ5の開閉によってアンテナ89の特性に影響が生じることもない。従って、フリップ5が閉じられることによる操作部11の誤入力の防止が、アンテナ特性に影響を及ぼすことなく行われる。
携帯電話機1は、筐体4の一端(第2端部3d)から他端(第1端部3c)の方向に平行な正面3aから露出するキートップ71と、キートップ71の筐体内部側に配置されたキートップ用のスイッチ55と、スイッチ55が配置された第1実装部43aとを有し、フリップ5は、第2端部3dから第1端部3cの方向へ直交し、正面3aに平行な回転軸R1回りに、正面3aに重なる閉位置と、正面3aから離間した開位置との間で回転可能に筐体4に連結され、突部5cは、フリップ5の板状部5aの回転軸R1側の端部において突出し、開口部77gは、正面3aの回転軸R1側の端部に形成され、突部5cは、フリップ5の開位置から閉位置への移動に伴って正面3a側から筐体内部側へ挿入され、開閉検出スイッチ85は、第1実装部43aよりも正面3aとは反対側に配置され、摺動部材81は、第1実装部43aを跨いで摺動し、開閉検出スイッチ85を押圧することから、開閉検出スイッチ85は、開口部77gから、より筐体内部側に移動した位置に配置可能になり、設計の自由度が向上する。
なお、以上の実施形態において、携帯電話機1は、本発明の携帯電子機器の一例であり、フリップ5は、本発明の筐体片の一例であり、主ケース7又はリアケース31は本発明のケース部材の一例であり、CPU101は、本発明の制御部の一例であり、スイッチ55は、本発明のキートップ用スイッチの一例であり、第1実装部43aは、本発明の回路基板の一例である。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
携帯電子機器は、携帯電話機に限定されない。例えば、電子機器は、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ゲーム機であってもよい。
筐体片は、フリップに限定されない。一の筐体に対して移動可能に取り付けられるものであればよい。従って、例えば、折り畳み可能に連結された2つの筐体の一方であってもよいし、互いにスライド可能に連結された2つの筐体の一方であってもよい。なお、この場合も、アンテナが配置される筐体においては、他の筐体が連結される部分によってアンテナが挟持される構成とされてよい。
筐体は、ケース部材(実施形態では、主ケース7又はリアケース31)と、カバー部材(77)とにより構成されるものに限定されない。例えば、互いに概ね同等の大きさを有するフロントケースとリアケースとにより構成されるものであってもよい。
スイッチ(開閉検出スイッチ)は、レバースイッチに限定されない。押圧力を利用してオン及び/又はオフを行うことができるものであればよい。例えば、ドームスイッチ等の押圧スイッチであってもよいし、ディップスイッチであってもよい。アンテナは、基部(基板)に導電層が配置されたものに限定されない。例えば、チップアンテナやポールアンテナであってもよい。摺動部材は、筐体片に形成された突部の運動を伝達可能に移動可能であれば、どのような形状に形成されていてもよい。
本発明の実施形態の携帯電話機の外観を示す斜視図。 図1の携帯電話機の分解斜視図。 図1の携帯電話機のフリップ周辺の分解斜視図。 図3の拡大図。 図1のV−V線における断面図。 図1の携帯電話機のアンテナの構成の概略を説明する図。 図1の携帯電話機の信号処理系の構成を示すブロック図。
符号の説明
1…携帯電話機(携帯電子機器)、4…筐体、5…フリップ(筐体片)、5c…突部、77g…開口部、81…摺動部材、85…開閉検出スイッチ(スイッチ)、89…アンテナ。

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体の一端の内部に設けられたアンテナと、
    前記筐体の前記一端の内部における前記アンテナよりも前記筐体の他端側に設けられたスイッチと、
    ヒンジ部を備え、前記筐体の前記一端に対して移動可能に連結された筐体片と、
    を有し、
    前記筐体片には、突部が形成され、
    前記筐体の前記一端には、前記筐体片の移動に伴って前記突部が入出する開口部が形成され、
    前記筐体内には、前記開口部に前記突部が挿入されたときに前記突部により押圧されて摺動し、前記スイッチを押圧する摺動部材が設けられ
    前記アンテナの端子部は、前記ヒンジ部の回転軸に沿った方向における前記筐体の一方端側に配置され、
    前記スイッチは、前記ヒンジ部の回転軸に沿った方向における前記筐体の他方端側に配置されている
    携帯電子機器。
  2. 前記筐体は、
    前記アンテナが内部に配されるケース部材と、
    前記筐体片が連結されており、前記ケース部材とで前記アンテナを挟持するように前記ケース部材に固定されているカバー部材と
    を有する
    請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記スイッチからの検出信号が入力され、前記検出信号に基づいて前記筐体片の閉状態及び開状態の少なくとも一方を判断し、判断に応じた処理を行う制御部を有する
    請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記筐体片は、電気部品が設けられないフリップである
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  5. 前記筐体の前記一端から前記他端の方向に平行な第1面から露出するキートップと、
    前記キートップの筐体内部側に配置されたキートップ用スイッチと、
    前記キートップ用スイッチが配置された回路基板と
    を有し、
    前記筐体片は、前記一端から前記他端の方向へ直交し、前記第1面に平行な回転軸回りに、前記第1面に重なる閉位置と、前記第1面から離間した開位置との間で回転可能に前記筐体に連結され、
    前記突部は、前記筐体片の、前記閉位置において前記第1面に対向する面のうち、前記回転軸側の端部において突出し、
    前記開口部は、前記第1面の前記回転軸側の端部に形成され、
    前記突部は、前記筐体片の開状態から閉状態への移動に伴って前記第1面側から筐体内部側へ挿入され、
    前記スイッチは、前記回路基板よりも前記第1面とは反対側に配置され、
    前記摺動部材は、前記回路基板を跨いで摺動し、前記スイッチを押圧する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
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