JP5085223B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機、デジタルカメラ、PDA、パソコン、ゲーム機等の電子機器に関する。
携帯電話機等の電子機器は、高機能化のために電子部品の搭載数を増加させることが要求されている。一方で、電子機器は、携帯性の向上等のために小型化が要求されている。このような、電子部品の搭載数の増加及び電子機器の小型化という相反する要求を満たすために、種々の電子部品の位置決め方法が提案されている。例えば、特許文献1では、フレキシブルプリント配線板(FPC)により互いに接続された回路基板と液晶パネルとが積層的に配置されている。
特開2003−143030号公報
回路基板等の電子部品は、ネジによりシールドケースや筐体等に固定(位置決め)されることが多い。このため、種々の弊害が生じる。例えば、回路基板をネジによりシールドケース等に固定すると、ネジが必要な分だけ部品点数が増加する。また、回路基板にネジが挿通される孔部を形成する領域が必要なため、回路基板の実装面積が縮小され、回路基板の小型化が困難になる。その結果、電子機器全体の小型化も困難になる。
本発明の目的は、電子部品の位置決めのための部品点数を削減可能な電子機器を提供することにある。
本願発明の第1の観点の電子機器は、リジッド基板と、前記リジッド基板に接続されたフレキシブル基板と、前記リジッド基板を位置決めする位置決め部材と、を有し、前記位置決め部材は、前記リジッド基板の実装面に沿う所定方向において前記リジッド基板の縁部に当接して前記リジッド基板を位置決め可能な当接部と、前記所定方向において前記リジッド基板を挟んで前記当接部と対向する支持部と、を有し、前記フレキシブル基板は、前記支持部に固定された固定部と、前記リジッド基板との接続部と前記固定部との間に設けられた、前記支持部から前記当接部への方向の復元力を生じる曲げ部とを有している。
好適には、前記支持部は、前記当接部に対向する壁面を有する壁部であり、前記フレキシブル基板は、前記壁部の前記リジッド基板とは反対側から前記壁部の頂部を回り込んで前記壁部の前記リジッド基板側に延びて前記リジッド基板に接続されており、前記固定部は、前記壁部の前記リジッド基板とは反対側の壁面に対して固定される部分であり、前記曲げ部として、前記フレキシブル基板が前記壁部の頂部から前記リジッド基板に向かって延びてから前記壁部とは反対側へ曲がるように、前記壁部の前記リジッド基板側に形成された曲げ部が設けられている。
好適には、前記フレキシブル基板の、前記壁部の頂部を回り込む部分が前記曲げ部として更に機能する。
好適には、前記位置決め部材は、導電性を有する導電部を有し、前記リジッド基板の基準電位部は、前記導電部に電気的に接続されている。
好適には、前記リジッド基板は、実装面に複数の電子部品が設けられ、前記位置決め部材は、前記実装面に対向配置されるシールドケースである。
好適には、前記リジッド基板に対して積層的に配置されるように前記位置決め部材に固定され、前記フレキシブル基板を介して前記リジッド基板と電気的に接続された回路基板を有する。
本発明の第2の観点の電子機器は、第1の電子部品と、第2の電子部品と、前記第1の電子部品と前記第2の電子部品とを電気的に接続するフレキシブル基板と、を有し、前記第2の電子部品、又は、前記第2の電子部品と固定された位置決め部材は、所定方向において前記第1の電子部品に当接して前記第1の電子部品を位置決め可能な当接部と、前記所定方向において前記第1の電子部品を挟んで前記当接部と対向する支持部と、を有し、前記フレキシブル基板は、前記第1の電子部品との接続部と前記支持部との間に、前記支持部から前記当接部への方向の復元力を生じ、前記支持部から反作用の力である反力を受ける曲げ部を有している。
本発明によれば、電子部品の位置決めのための部品点数を削減できる。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器としての携帯電話機1の外観を示す斜視図である。
携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、開閉可能に連結された第1筐体3及び第2筐体5を備えている。第1筐体3及び第2筐体5は、連結部7により連結されている。第1筐体3及び第2筐体5は、回転軸RA回りに回転可能である。なお、図1は、開状態を示している。
第1筐体3及び第2筐体5は、携帯電話機1全体の筐体を構成している。第1筐体3及び第2筐体5は、例えば、それぞれ概ね薄型直方体状に形成されており、閉状態では互いに重ねあわされて互いの輪郭が略一致する。
第1筐体3には、例えば、通話用のスピーカ97(図7参照)の放音口9、図形や文字情報等を含む画像を表示する表示部11が設けられている。表示部11は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイにより構成されている。
第2筐体5には、例えば、通話用のマイクロフォン101(図7参照)の収音口13、ユーザの操作を受け付ける正面側操作部15及び側面側操作部17が設けられている。正面側操作部15は、第2筐体5のうち、閉状態において第1筐体3と対向する対向面部5aから露出するように設けられている。側面側操作部17は、対向面部5aの外周を囲む側面部5bから露出するように設けられている。
正面側操作部15は、例えば、押圧操作される、複数のダイヤルキー19A、カーソルキー19B、決定キー19C及び複数のファンクションキー19D(以下、これらを区別せずに、「正面側キートップ19」ということがある。)を含んで構成されている。側面側操作部17は、例えば、押圧操作される側面側キートップ21を含んで構成されている。
図2は、第2筐体5の分解斜視図である。
第2筐体5においては、図2の紙面上方側から順に、フロントケース25、キーアセンブリ27、キー基板29、両面テープ31、シールドケース33、メイン基板35、リアケース37、バッテリー39、及び、バッテリーリッド41が積層的に(厳密には一部並列に)配置されている。なお、メイン基板35とバッテリー39とは、積層方向において並列に配置されている。また、第2筐体5の連結部7とは反対側(図2の紙面左側)の端部には、アンテナ53が設けられている。
第2筐体5は、フロントケース25、リアケース37及びバッテリーリッド41により構成されている。これらは、例えば、絶縁性の樹脂により構成されている。第2筐体5の対向面部5aは、フロントケース25により構成されている。第2筐体5の側面部5bは、フロントケース25及びリアケース37により構成されている。第2筐体5の対向面部5aとは反対側の背面部は、リアケース37及びバッテリーリッド41により構成されている。
フロントケース25及びリアケース37は、例えば、積層方向に見た外周の輪郭が概ね同等の大きさ及び形状に形成されている。フロントケース25とリアケース37とは、例えば、一方(例えばリアケース37)に挿通された不図示の複数のネジが他方(例えばフロントケース25)に形成された複数のネジボス25aに螺合することにより、互いに固定される。キーアセンブリ27、キー基板29、シールドケース33、及び、メイン基板35は、フロントケース25とリアケース37とが互いに固定されることにより、フロントケース25とリアケース37とにより挟持され、第2筐体5内部に固定される。
リアケース37には、バッテリー39を挿入するための開口37aが形成されている。バッテリー39は、開口37aから第2筐体5内部へ挿入され、バッテリーリッド41が開口37aを塞ぐようにリアケース37に係合されることにより、第2筐体5内に装着される。
メイン基板35は、可撓性を有しない、いわゆるリジッド基板により構成されている。例えば、メイン基板35は、硬質の樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成されている。メイン基板35は、例えば、概ね、第2筐体5の半分程度の広さを有する矩形に形成されている。メイン基板35は、フロントケース25側の第1実装面35aと、リアケース37側の第2実装面35bとを有している。
第1実装面35a及び第2実装面35bには、種々の電子部品が配置されている。例えば、第1実装面35a及び第2実装面35bには、複数のIC43が実装されている。第1実装面35aに実装されたIC43は、例えば、電波を利用した無線通信を可能とするための高周波回路を構成している。また、第1実装面35a及び第2実装面35bには、メイン基板35(電子回路)の基準電位部を構成するグランドパターン層35c(一部のみ示す。)が所定のパターンで配置されている。
シールドケース33は、導電性を有するように構成されている。例えば、シールドケース33は、全体が金属により形成されている。また、例えば、シールドケース33は、樹脂により形成された基体の表面に導電性の塗料が施されて形成されている。
シールドケース33は、概略、メイン基板35を被覆可能な広さを有する板状に形成されている。具体的には、シールドケース33は、メイン基板35に対向する板状部33aと、板状部33aからメイン基板35側へ突出するリブ33b(図3も参照)とを有している。板状部33aは、例えば、第2筐体5に近い広さを有しており、メイン基板35及びバッテリー39に亘る広さを有している。リブ33bは、板状部33aの外周縁部に沿って略垂直に延び、シールドケース33を薄型の箱状に形成するとともに、箱体の内部においても板状部33aに沿って縦横に延びて、箱体の内部を複数の領域に区画している。リブ33bは、第1実装面35a上に設けられたグランドパターン層35cに当接し、メイン基板35を支持するとともに、シールドケース33とグランドパターン層35cとを電気的に接続する。
両面テープ31は、例えば、樹脂やゴム等により構成された可撓性のシートの両面に接着剤が塗布されて構成されている。両面テープ31は、例えば、シールドケース33の板状部33aと同等の広さを有しており、シールドケース33とキー基板29とを接着する。なお、両面テープ31に代えて、接着剤によりキー基板29と板状部33aとが接着されてもよいし、シートの溶着によりキー基板29と板状部33aとを接着してもよい。
キー基板29は、例えば、いわゆるリジッド基板により構成されている。例えば、キー基板29は、硬質の樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成されている。キー基板29は、例えば、メイン基板35よりも薄く形成されている。なお、キー基板29は、可撓性を有する、いわゆるフレキシブル基板により構成されていてもよい。キー基板29は、例えば、シールドケース33と同等の広さを有している。キー基板29は、いわゆる両面実装の回路基板により構成されており、フロントケース25側の第3実装面29aと、リアケース37側の第4実装面29bとを有している。なお、キー基板29は、片面実装の回路基板により構成されていてもよい。
第3実装面29aには、種々の電子部品が実装されている。例えば、正面側操作部15を構成する複数のスイッチ45や正面側キートップ19を照明する複数の発光素子47が実装されている。複数のスイッチ45や複数の発光素子47は、第3実装面29aの概ね全体に亘って配置されている。複数のスイッチ45は、例えば、いわゆるドームスイッチにより構成されており、ドーム状の可動接点が押圧されることにより、可動接点と固定接点とが当接し、オン状態とされる。第4実装面29bには、後述するキー側コネクタ63(図6(a))のみが設けられている。第4実装面29bの大部分には、両面テープ31が接着される。
キーアセンブリ27は、キーシート49と、キーシート49に接着剤等により固着された正面側キートップ19及び側面側キートップ21とを有している。
キーシート49は、例えば、透光性を有するシリコンゴムにより形成されている。キーシート49は、キー基板29と概ね同等の広さに形成されており、複数のスイッチ45や複数の発光素子47を被覆可能である。キーシート49は、特に図示しないが、複数のスイッチ45間においてキー基板29側に突出して当接するリブ、複数のスイッチ45を押下可能にキー基板29側に突出する押子等を有している。正面側キートップ19は、複数のスイッチ45に対応する位置に設けられている。
キーシート49は、キー基板29に被せられる本体部分の縁部から延出する延出部49bを有している。延出部49bは、本体部分に対してキー基板29側に折れ曲がっている。キーシート49には、側面側キートップ21が固着されている。
バッテリー39は、例えば、概ね、第2筐体5の半分程度の広さを有する薄型直方体状に形成されている。バッテリー39は、例えば、特に図示しないが、樹脂等により形成されたケースと、当該ケース内に設けられ、正極と負極とをセパレータを挟んで積層したバッテリーセルと、バッテリーセルの正極及び負極に接続され、給電端子や保護回路等を備えた回路基板とを有している。バッテリー39の給電端子は、メイン基板35の縁部に設けられた受電端子51に電気的に接続される。
アンテナ53は、例えば、特に図示しないが、樹脂により形成された基体と、当該基体の表面に、所定のパターンで形成された導電層(アンテナ素子)とを有している。アンテナ53の基体は、フロントケース25とリアケース37とに挟持されること等により固定される。アンテナ53の導電層は、キー基板29に設けられたアンテナ用端子54に電気的に接続される。
以上の構成を有する携帯電話機1において、メイン基板35とキー基板29とは、FPC(フレキシブルプリント基板)55により電気的に接続されている。FPC55は、メイン基板35のシールドケース33に対する位置決めに寄与している。また、FPC55には、側面側操作部17を構成するスイッチ57が設けられている。以下、FPC55によるメイン基板35の位置決め等に関して詳述する。
図3は、メイン基板35と、シールドケース33及びキー基板29(以下、互いに固定されたシールドケース33及びキー基板29を「板状部品59」ということがある。)と、FPC55とを分解した状態で示す斜視図である。図4及び図5は、メイン基板35と、板状部品59と、FPC55とを互いに固定した状態で示す斜視図である。図6(a)は、図4のVIa−VIa線矢視方向の断面図である。図6(b)は、図6(a)からFPC55を抜き出して示した断面図である。なお、図3〜図5は、いずれもリアケース37側から見た斜視図であり、図2とは紙面上下方向が逆となっている。
FPC55は、例えば、いわゆる片面実装のFPCにより構成されており、特に図示しないが、絶縁体により構成されたベースフィルムと、当該ベースフィルム上に形成された接着層と、当該接着層上に形成された導電層と、当該導電層上に形成された接着層と、当該接着層上に形成されたカバーフィルムとを有している。なお、FPC55の構造は上記の構造に限らず、適宜な構造とされてよく、また、FPC55は、いわゆる両面実装のFPCにより構成されていてもよい。
FPC55は、例えば、メイン基板35の第2実装面35bに設けられたメイン側コネクタ61によりメイン基板35に電気的に接続され、キー基板29の第4実装面29bに設けられたキー側コネクタ63(図6(a))によりキー基板29に電気的に接続されている。
メイン側コネクタ61及びキー側コネクタ63は、例えば、ロック機構を有するコネクタにより構成されており、FPC55の端部が差し込まれた状態でロック機構がロック状態にされる。従って、メイン側コネクタ61及びキー側コネクタ63は、コネクタの接点をFPC55の端部の接点に押圧してFPC55と回路基板とを電気的に接続するとともに、FPC55の端部を回路基板に対して固定する。メイン側コネクタ61及びキー側コネクタ63は、例えば、シールドケース33の図3〜図6の紙面左側の縁部に沿う方向において概ね同一の位置に配置されるとともに、FPC55の端部が差し込まれる差込口を当該縁部側に向けて配置されている。FPC55は、シールドケース33の支持部33eに巻き回されることにより、シールドケース33の一方の面側に設けられたメイン基板35からシールドケース33の他方の面側に設けられたキー基板29まで延びている。
シールドケース33は、メイン基板35を位置決めするための当接部33dを図3〜図5の紙面右側の端部(FPC55が巻き回される縁部とは反対側の縁部)に有している。当接部33dは、例えば、シールドケース33のリブ33bから突出して形成されており、FPC55側に対向する壁面を有する壁状に形成されている。当接部33dは、壁面をメイン基板35の縁部に当接させることにより、メイン基板35の第1実装面35a等に沿う方向であって、メイン基板35の縁部に直交する方向(所定方向の一例)においてメイン基板35を位置決め可能である。なお、メイン基板35の縁部は、当接部33dが嵌合するように切り欠かれており、当接部33dは、メイン基板35の縁部に沿う方向の位置決めにも寄与している。なお、本実施形態では、当接部33dが2つ(図3及び図4)設けられている場合を例示しているが、当接部33dの数は適宜に設定されてよく、1つでも3つ以上でもよい。
また、シールドケース33は、FPC55を支持するための支持部33eを図3〜図6の紙面左側の端部(FPC55が巻き回される縁部)に有している。支持部33eは、メイン基板35を挟んで当接部33dに対向する壁面を有する壁状に形成されている。支持部33eは、メイン基板35よりもリアケース37側(図3〜図6の紙面上方側)へ突出している。支持部33eの、シールドケース33の側面に沿う長さは、例えば、FPC55の幅(メイン側コネクタ61からキー側コネクタ63に直交する方向の長さ)と同等又はそれ以上に設定されている。また、支持部33eは、シールドケース33の図3〜図6の紙面左側の端部に沿う方向において、メイン側コネクタ61及びキー側コネクタ63と概ね同一の位置に配置されている。
FPC55は、支持部33eのメイン基板35とは反対側から支持部33eの頂部を回り込んで支持部33eのメイン基板35側に延びてメイン基板35に接続されている。なお、支持部33eには、FPC55を幅方向(シールドケース33の縁部に沿う方向)において位置決めするための突部が、支持部33eのメイン基板35とは反対側の外側壁面33f(符号は図3及び図6参照)や、支持部33eのメイン基板35側の内側壁面33g(符号は図3及び図6参照)に設けられている。
図5及び図6に示すように、FPC55の、支持部33eのメイン基板35とは反対側の外側壁面33fに対向する部分(固定部55a)は、外側壁面33fに対して固定されている。当該固定は、例えば、両面テープや接着剤等の適宜な接着部材により行われる。
FPC55は、外側壁面33f側から支持部33eの頂部を回り込んだ後、頂部からメイン基板35に向かって、概ね支持部33eの壁面に沿うように延び、その後、支持部33eとは反対側へ曲がり、概ねメイン基板35の第2実装面35bに沿うように延びている。このようなFPC55の配置(形状)を実現する、支持部33eの頂部における頂部側曲げ部55b及び支持部33eのメイン基板35側における基板側曲げ部55cは、他の部分よりも曲げ剛性が低くなるように構成されている。例えば、FPC55は、頂部側曲げ部55b及び基板側曲げ部55cにおいて、カバーフィルム及び/又はベースフィルムが薄く形成されている。
FPC55の固定部55aには、スイッチ57が実装されている。スイッチ57は、例えば、スイッチ45と同様にドームスイッチにより構成されており、キーシート49の延出部49b(図2)を介して側面側キートップ21(図1及び図2)により押圧操作可能である。支持部33eは、スイッチ57の押圧操作時にスイッチ57を支持する。なお、スイッチ57は、メイン基板35に信号を出力するものであってもよいし、キー基板29に信号を出力するものであってもよい。
以上の構成を有する、メイン基板35、板状部品59及びFPC55の組立方法を説明する。
メイン基板35、板状部品59及びFPC55を互いに固定して組み立てる前のFPC55の頂部側曲げ部55b及び基板側曲げ部55cは、組立容易性を向上させるためにある程度は曲げた状態にくせ(永久変形)が付けられているものの、組み立てられた後に比較すると、曲げられていない。
そして、FPC55の一端をメイン側コネクタ61を介してメイン基板35に接続し、FPC55の他端をキー側コネクタ63を介してキー基板29に接続し、FPC55の固定部55aをシールドケース33の支持部33eに固定し、メイン基板35をシールドケース33の支持部33eと当接部33dとの間に配置する。この際、FPC55の頂部側曲げ部55b及び基板側曲げ部55cは、固定部55aが支持部33eに固定され、且つ、FPC55の端部がメイン側コネクタ61に固定されていることから、支持部33e及びメイン基板35から圧縮荷重を受け、弾性変形又は弾塑性変形を伴って、図4〜図6に示す状態まで曲がる。
その結果、図6(b)に示すように、基板側曲げ部55cにおいては、曲げを小さくしようとする方向の復元力F1が生じる。復元力F1は、FPC55のうちメイン基板35に沿う分力F2と、FPC55のうち支持部33eに沿う分力F3とに分けられる。分力F2は、メイン基板35を、シールドケース33に対して、支持部33eから当接部33dの方向へ付勢する。これにより、メイン基板35は、当接部33dに所定の圧力で当接し、シールドケース33に対して実装面に沿う方向において位置決めされる。さらに、メイン基板35と当接部33dとの間の圧力により生じた摩擦力は、メイン基板35がシールドケース33から積層方向において離間することを抑制する。分力F3は、メイン基板35を、シールドケース33に対して、積層方向において近接する方向へ付勢する。
同様に、頂部側曲げ部55bにおいては、曲げを小さくしようとする方向の復元力F5が生じる。復元力F5は、復元力F1の分力F2と同様に、メイン基板35を、シールドケース33に対して、支持部33eから当接部33dの方向へ付勢する。
このようにして、メイン基板35と板状部品59とは固定されるとともに接続される。なお、FPC55とメイン側コネクタ61とを接続する工程、FPC55とキー側コネクタ63とを接続する工程、FPC55の固定部55aとシールドケース33の支持部33eとを固定する工程、メイン基板35をシールドケース33の支持部33eと当接部33dとの間に配置する工程等は、適宜な順番で行われてよい。
なお、FPC55の基板側曲げ部55cとメイン側コネクタ61との間の部分がメイン基板35に平行なほど、分力F2はメイン基板35に平行な成分が大きくなり好ましい。同様に、FPC55の基板側曲げ部55cと頂部側曲げ部55bとの間の部分がメイン基板35に直交するほど、分力F3はメイン基板35に直交な成分が大きくなり好ましい。すなわち、基板側曲げ部55cは、直角に近いことが好ましい。
FPC55により互いに固定されたメイン基板35及び板状部品59は、上述のように、フロントケース25とリアケース37とが互いに固定されることにより、これらによって挟持され、第2筐体5内に固定される。この際、メイン基板35とシールドケース33とは、積層方向に所定の圧力で当接することにより、及び/又は、それぞれが第2筐体5内部の位置決め部により積層方向に直交する方向において位置決めされることにより、積層方向に直交する方向において互いに固定可能である。
従って、メイン基板35は、フロントケース25とリアケース37とが固定された後は、FPC55の復元力によって付勢されていなくてもよいし、付勢されていてもよい。換言すれば、FPC55の復元力によるメイン基板35とシールドケース33との固定は、フロントケース25とリアケース37とを固定するまでの仮固定であってもよいし、フロントケース25とリアケース37とを固定した後まで継続される最終的な固定であってもよい。
なお、FPC55の復元力によるメイン基板35とシールドケース33との固定が仮固定である場合には、例えば、図6に示すように、リアケース37の内面から突出する突部37bがFPC55の基板側曲げ部55cとメイン側コネクタ61との間の部分をメイン基板35に押し付け、基板側曲げ部55c等が生じる、支持部33eから当接部33dへの方向の復元力がメイン基板35に作用しないようにしてもよい。
図7は、携帯電話機1の信号処理系の構成を示すブロック図である。
携帯電話機1は、CPU85、メモリ86、通信処理部87、音響処理部91及び画像処理部93を備えている。これら各部は例えばメイン基板35に設けられたIC43により構成されている。
CPU85及びメモリ86は、正面側操作部15や側面側操作部17等の各種手段からの信号に基づいて所定の演算を行い、画像処理部93等の各種手段の制御を実行する制御部として機能する。
通信処理部87は、高周波回路を含んで構成されている。通信処理部87は、電波を利用した遠距離無線通信を行うために、CPU85で処理された音響データ、画像データ等の各種データを変調して、アンテナ53を介して送信する。また、通信処理部87は、アンテナ53を介して受信した信号を復調してCPU85に出力する。
音響処理部91は、CPU85からの音響データを電気信号に変換して通話用スピーカ97、着信等を報知するための報知スピーカ99に出力する。通話用スピーカ97及び報知スピーカ99は、音響処理部91からの電気信号を音響に変換して出力する。一方、マイクロフォン101は、入力された音響を電気信号に変換して音響処理部91に出力する。音響処理部91は、マイクロフォン101からの電気信号を音響データに変換してCPU85に出力する。
画像処理部93は、CPU85からの画像データを画像信号に変換して表示部11へ出力する。また、所定のカメラモジュール95(図4及び図5も参照)から出力される撮像信号(画像データ)を所定のフォーマットの画像データに変換してCPU85へ出力する。
以上の実施形態によれば、携帯電話機1は、メイン基板35と、メイン基板35に接続されたFPC55と、メイン基板35を位置決めするシールドケース33とを有し、シールドケース33は、メイン基板35の実装面に沿う方向においてメイン基板35を挟んで支持部33e及び当接部33dを有し、FPC55は、支持部33eに固定された固定部55aを有し、メイン基板35との接続部(メイン側コネクタ61に挿入される部分)と固定部55aとの間に、支持部33eから当接部33dへの方向の復元力を生じる曲げ部(頂部側曲げ部55bや基板側曲げ部55c)を有していることから、仮固定において、又は、仮固定及び最終的な固定において、FPC55の復元力によりメイン基板35をシールドケース33の当接部33dに押し付けてメイン基板35のシールドケース33に対する位置決めや固定を行うことができ、従来のネジによりメイン基板35とシールドケース33とを固定する場合に比較して、部品点数を削減することができる。
なお、シールドケースに、リジッド基板を挟んで互いに対向する複数の位置決め部を設け、その複数の位置決め部間にリジッド基板を圧入することにより、部品点数を削減しつつリジッド基板をシールドケースに固定する方法が考えられる。しかし、この場合、公差により圧入が適切にできないおそれがある。また、圧入が適切になされるようにするためには、シールドケースの出来上がり寸法を確認した上で、その寸法に合わせてリジッド基板の外形を調整し、リジッド基板の寸法を決定しなければならない。さらには、そのような調整は、一の基板から多面取りされる複数のリジッド基板と、一の金型から多数個取りされる複数のシールドケースとの全ての組み合わせを考慮してなされなければならない。従って、生産開始までの調整時間が長くなるとともに、調整のための労力及びコストが大きくなる。また、圧入するための圧力も管理しなければならず、管理しても積層される部品の公差により圧入位置のばらつきが生じるおそれがある。本実施形態では、そのような不都合を解消又は抑制可能である。
支持部33eは、当接部33dに対向する壁面を有する壁部であり、FPC55は、支持部33eのメイン基板35とは反対側から支持部33eの頂部を回り込んで支持部33eのメイン基板35側に延びてメイン基板35に接続されており、固定部55aは、支持部33eのメイン基板35とは反対側の外側壁面33fに対して固定される部分であり、FPC55には、FPC55が支持部33eの頂部からメイン基板35に向かって延びてから支持部33eとは反対側へ曲がるように、支持部33eのメイン基板35側に形成された基板側曲げ部55cが設けられていることから、図6(b)において示したように、FPC55は、基板側曲げ部55cの復元力F1により、メイン基板35を実装面に沿う方向に付勢して位置決め可能であるとともに、メイン基板35をシールドケース33に積層する方向へ付勢して積層方向においても位置決め可能である。
FPC55の、支持部33eの頂部を回り込む部分(頂部側曲げ部55b)がメイン基板を付勢する曲げ部として更に機能することから、一層確実にメイン基板35を位置決めすることができる。
メイン基板35を位置決めする位置決め部材(シールドケース33)は、導電性を有する導電部(シールドケース33が金属により形成されている場合はシールドケース33の全体、シールドケース33が絶縁体の表面に導電層が形成されたものである場合には表面)を有し、メイン基板35のグランドパターン層35cは、シールドケース33の導電部に電気的に接続されていることから、メイン基板35を位置決めする部材は、単なる位置決め部材ではなく、グランドとして利用され、メイン基板35の電気的動作を安定させることに寄与する。
特に、本実施形態のように、位置決め部材がメイン基板35の第1実装面35aに対向配置されるシールドケースである場合には、シールドケースがメイン基板35の位置決めに有効利用されることになり、部品点数の削減が好適になされる。
携帯電話機1は、メイン基板35に対して積層的に配置されるようにシールドケース33に固定され、FPC55を介してメイン基板35と電気的に接続されたキー基板29を有することから、FPC55により接続される電子部品同士が、FPC55の復元力により互いに位置決めされることになる。従って、簡素且つ部品点数の少ない薄型構造が実現される。なお、支持部33e、頂部側曲げ部55b、基板側曲げ部55c等が設けられていない場合、シールドケース33の縁部に巻き回されたFPC55の復元力は、メイン基板35とキー基板29とを積層方向において離間させるように作用する。
なお、本実施形態において、携帯電話機1は本発明の電子機器の一例であり、メイン基板35は本発明のリジッド基板の一例であり、FPC55は本発明のフレキシブル基板の一例であり、シールドケース33又は板状部品59は本発明の位置決め部材の一例であり、グランドパターン層35cは本発明の基準電位部の一例であり、メイン基板35は本発明の第1の電子部品の一例であり、キー基板29は本発明の第2の電子部品の一例である。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
電子機器は、携帯電話機に限定されない。例えば、PDA、ノートパソコン、デジタルカメラ、ゲーム機であってもよい。携帯端末に限定されず、プリンタ等の備え付けの電子機器であってもよい。
第1の電子部品及び第2の電子部品は回路基板に限定されない。例えば、カメラモジュールや表示装置であってもよい。位置決め部材に固定される回路基板(実施形態のキー基板29)は、リジッド基板に限定されず、フレキシブル基板であってもよい。
位置決め部材は、シールドケースに限定されず、例えば、電子部品(例えば表示装置)の筐体等の電子部品の一部を構成する部材であってもよいし、電子機器の筐体であってもよい。また、位置決め部材は、全体が一体形成されたものに限定されず、2以上の部材が互いに固定されたものであってもよい。導電性を有していてもよいし、有していなくてもよい。
位置決め部材に設けられる支持部及び当接部は、壁状のものに限定されない。支持部は復元力により復元しようとするフレキシブル基板に対して反力を付与可能な形状であればよいし、同様に、当接部は、フレキシブル基板により付勢されたリジッド基板に反力を付与可能であればよい。従って、例えば、支持部及び当接部は柱状であってもよい。
フレキシブル基板の曲げ部は、少なくとも一つ設けられていればよく、2つに限定されない。一つでもよいし、3つ以上設けられていてもよい。また、その位置や曲げ方向も適宜に設定されてよい。例えば、実施形態において、FPC55の、基板側曲げ部55cとメイン側コネクタ61との間の部分がギザギザになるように交互に複数回折り曲げられて複数の曲げ部が形成されていてもよいし、基板側曲げ部55cに代えて、基板側曲げ部55cとは凸方向が逆の曲げ部が設けられていてもよい。また、例えば、実施形態において、頂部側曲げ部55bは、組み立て前に、組み立て後の形状にくせが付けられることにより、復元力を生じる曲げ部として機能しないようにしてもよい。
フレキシブル基板と支持部とは、実施形態のように固定されていてもよいし、固定されていなくてもよい。例えば、支持部の当接部に対向する対向面にフレキシブル基板が当接する構成であれば、その対向面とフレキシブル基板とを接着しなくても、フレキシブル基板は対向面から反力を受けて、リジッド基板を当接部に向けて付勢することができる。
フレキシブル基板と支持部との固定方法は、接着に限定されない。例えば、ネジや係合部により固定してもよい。ただし、実施形態のように、フレキシブル基板に、支持部に支持される押圧スイッチ等のスイッチが設けられる場合には、フレキシブル基板と外側壁面33fとが接着されたほうが、スイッチの操作フィーリングを好適に保つことが容易である。
位置決め部材(実施形態ではシールドケース33)と第2の電子部品(実施形態ではキー基板29)との固定は、接着に限らず、ネジや係合部によって行われてもよい。ただし、第2の電子部品が実施形態のように回路基板である場合、とりわけ、スイッチ等のユーザーインターフェースが設けられる回路基板である場合には、接着により固定すると、広い接着面積により強固に固定できるとともに、広い実装面積を確保することができるという効果がある。
なお、基準電位部と導電部が電気的に接続される際、当該接続は、フレキシブル基板を介して行われても良いし、又は、フレキシブル基板によって付勢されて接触する当接部とリジッド基板の縁部の間で行われてもよい。または、フレキシブル基板を介しつつ、当接部とリジッド基板の縁部の接触によって上記電気的接続が行われてもよい。この場合、リジッド基板のグランドが2つのルートを介してシールドケースと接続することが可能となるために、当該電子機器は、より安定したグランドを得ることができる。
本発明の実施形態の携帯電話機の外観を示す斜視図。 図1の携帯電話機の第2筐体の分解斜視図。 図2の第2筐体の内部の一部を示す分解斜視図。 図2の第2筐体の内部の一部を示す斜視図。 図4とは異なる視点の斜視図。 図4のIVa−IVa線の断面図及びその一部を抽出して示す断面図。 図1の携帯電話機の信号処理系の構成を示すブロック図。
符号の説明
1…携帯電話機(電子機器)、35…メイン基板(リジッド基板)、55…FPC(フレキシブル基板)、33…シールドケース(位置決め部材)、33e…支持部、33d…当接部、55a…固定部、55b…頂部側曲げ部(曲げ部)、55c…基板側曲げ部(曲げ部)。

Claims (9)

  1. リジッド基板と、
    前記リジッド基板に接続されたフレキシブル基板と、
    前記リジッド基板を位置決めする位置決め部材と、
    を有し、
    前記位置決め部材は、
    前記リジッド基板の実装面に沿う所定方向において前記リジッド基板の縁部に当接して前記リジッド基板を位置決め可能な当接部と、
    前記所定方向において前記リジッド基板を挟んで前記当接部と対向する支持部と、
    を有し、
    前記フレキシブル基板は、
    前記支持部に固定された固定部と、
    前記リジッド基板との接続部と前記固定部との間に設けられた、前記支持部から前記当接部への方向の復元力を生じる曲げ部と、
    を有し、
    前記支持部は、前記当接部に対向する壁面を有する壁部であり、
    前記フレキシブル基板は、前記壁部の前記リジッド基板とは反対側から前記壁部の頂部を回り込んで前記壁部の前記リジッド基板側に延び、
    前記曲げ部として、前記フレキシブル基板が前記壁部の頂部から前記リジッド基板に向かって延びてから前記壁部とは反対側へ曲がるように、前記壁部の前記リジッド基板側に形成された曲げ部が設けられている
    電子機器。
  2. 記固定部は、前記壁部の前記リジッド基板とは反対側の壁面に対して固定される部分であ
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記フレキシブル基板の、前記壁部の頂部を回り込む部分が前記曲げ部として更に機能する
    請求項2に記載の電子機器。
  4. リジッド基板と、
    前記リジッド基板に接続されたフレキシブル基板と、
    前記リジッド基板を位置決めする位置決め部材と、
    を有し、
    前記位置決め部材は、
    前記リジッド基板の実装面に沿う所定方向において前記リジッド基板の縁部に当接して前記リジッド基板を位置決め可能な当接部と、
    前記所定方向において前記リジッド基板を挟んで前記当接部と対向する支持部と、
    を有し、
    前記フレキシブル基板は、
    前記支持部に固定された固定部と、
    前記リジッド基板との接続部と前記固定部との間に設けられた、前記支持部から前記当接部への方向の復元力を生じる曲げ部と、
    を有し、
    前記位置決め部材は、導電性を有する導電部を有し、
    前記リジッド基板の基準電位部は、前記導電部に電気的に接続されている
    子機器。
  5. 前記リジッド基板は、実装面に複数の電子部品が設けられ、
    前記位置決め部材は、前記実装面に対向配置されるシールドケースである
    請求項4に記載の電子機器。
  6. リジッド基板と、
    前記リジッド基板に接続されたフレキシブル基板と、
    前記リジッド基板を位置決めする位置決め部材と、
    回路基板と、
    を有し、
    前記位置決め部材は、
    前記リジッド基板の実装面に沿う所定方向において前記リジッド基板の縁部に当接して前記リジッド基板を位置決め可能な当接部と、
    前記所定方向において前記リジッド基板を挟んで前記当接部と対向する支持部と、
    を有し、
    前記フレキシブル基板は、
    前記支持部に固定された固定部と、
    前記リジッド基板との接続部と前記固定部との間に設けられた、前記支持部から前記当接部への方向の復元力を生じる曲げ部と、
    を有し、
    前記回路基板は、前記リジッド基板に対して積層的に配置されるように前記位置決め部材に固定され、前記フレキシブル基板を介して前記リジッド基板と電気的に接続されている
    子機器。
  7. 第1の電子部品と、
    第2の電子部品と、
    前記第1の電子部品と前記第2の電子部品とを電気的に接続するフレキシブル基板と、
    を有し、
    前記第2の電子部品、又は、前記第2の電子部品と固定された位置決め部材は、
    所定方向において前記第1の電子部品に当接して前記第1の電子部品を位置決め可能な当接部と、
    前記所定方向において前記第1の電子部品を挟んで前記当接部と対向する支持部と、
    を有し、
    前記フレキシブル基板は、前記第1の電子部品との接続部と前記支持部との間に、前記支持部から前記当接部への方向の復元力を生じ、前記支持部から反作用の力である反力を受ける曲げ部を有し、
    前記支持部は、前記当接部に対向する壁面を有する壁部であり、
    前記フレキシブル基板は、前記壁部の前記当接部とは反対側から前記壁部の頂部を回り込んで前記壁部の前記当接部側に延び、
    前記曲げ部として、前記フレキシブル基板が前記壁部の頂部から前記当接部に向かって延びてから前記壁部とは反対側へ曲がるように、前記壁部の前記当接部側に形成された曲げ部が設けられている
    電子機器。
  8. 第1の電子部品と、
    第2の電子部品と、
    前記第1の電子部品と前記第2の電子部品とを電気的に接続するフレキシブル基板と、
    を有し、
    前記第2の電子部品、又は、前記第2の電子部品と固定された位置決め部材は、
    所定方向において前記第1の電子部品に当接して前記第1の電子部品を位置決め可能な当接部と、
    前記所定方向において前記第1の電子部品を挟んで前記当接部と対向する支持部と、
    を有し、
    前記フレキシブル基板は、前記第1の電子部品との接続部と前記支持部との間に、前記支持部から前記当接部への方向の復元力を生じ、前記支持部から反作用の力である反力を受ける曲げ部を有し、
    前記位置決め部材は、導電性を有する導電部を有し、
    前記第1の電子部品の基準電位部は、前記導電部に電気的に接続されている
    電子機器。
  9. 第1の電子部品と、
    第2の電子部品と、
    前記第1の電子部品と前記第2の電子部品とを電気的に接続するフレキシブル基板と、
    回路基板と、
    を有し、
    前記第2の電子部品、又は、前記第2の電子部品と固定された位置決め部材は、
    所定方向において前記第1の電子部品に当接して前記第1の電子部品を位置決め可能な当接部と、
    前記所定方向において前記第1の電子部品を挟んで前記当接部と対向する支持部と、
    を有し、
    前記フレキシブル基板は、前記第1の電子部品との接続部と前記支持部との間に、前記支持部から前記当接部への方向の復元力を生じ、前記支持部から反作用の力である反力を受ける曲げ部を有し、
    前記回路基板は、前記第1の電子部品に対して積層的に配置されるように前記位置決め部材に固定され、前記フレキシブル基板を介して前記第1の電子部品と電気的に接続されている
    電子機器。
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