JP2009260461A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、表示部を覆うように配置される光透過性のカバー部における破損の可能性が低減された電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】携帯電話機1は、操作キー群11が配置される操作面2Aを有する操作部側筐体2と、表示部21が配置される表示面3Aを有する表示部側筐体3と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開閉可能に連結する連結部4と、表示部21とは異なる部分である保持部205に保持される被保持部を有する光透過性のフロントパネル3aと、操作面2Aにおける操作キー群11とは異なる部分に形成され、平坦状である当接部120a、120bと、傾斜部130a、130bと、を有する突起部110a、110bと、を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、携帯電話機等の電子機器に関する。詳細には、開閉可能に連結される2つの筐体を有する電子機器に関する。
従来、表示部を有する第1筐体と操作部を有する第2筐体とが連結部により開閉可能に連結された電子機器としての携帯電話機において、表示部のパネルと操作部におけるキーの天面とが当接することでパネルに傷がつく場合があった。
これに対し、操作部の周囲に突起を形成することで、閉状態において、表示部のパネルと操作部におけるキーの天面とが当接することを抑制する携帯電話機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−264617号公報
しかし、近年、表示部に多くの画像や文字を表示させるため、表示部が大きくなってきている。このため、操作部の周囲に形成された突起は、表示部におけるパネルに当接される場合がある。これにより、例えば、携帯電話機が落下した場合、突起部の先端がパネルに強くぶつかることでパネルに割れが生じる場合があった。
本発明は、表示部を覆うように配置される光透過性のカバー部における破損が抑制された電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、操作部が配置される操作面を有する操作部側筐体と、表示部が配置される表示面を有する表示部側筐体と、前記操作部側筐体と前記表示部側筐体とを前記操作面と前記表示面が互いに向かい合うようして近接配置される閉状態と前記操作面と前記表示面とが互いに離間して配置される開状態とに変形可能に連結する連結部と、前記表示部を覆うように配置され、前記表示部とは異なる部分である保持部に保持される被保持部を有する光透過性のカバー部と、前記操作面における前記操作部とは異なる部分に形成される突起部であって、前記閉状態において前記被保持部に対向する対向部と、前記被保持部とは異なる部分から離間して配置される離間部と、を有する突起部と、を備える電子機器に関する。
また、前記離間部は、所定方向に向かうにしたがって前記操作部側筐体の厚さ方向における突出長さが短くなるよう傾斜することが好ましい。
また、前記操作部は、前記操作面における中央部に配置され、前記突起部は、前記操作面における前記中央部の周囲に形成される外縁部に形成され、前記離間部は、前記対向部から前記操作部に向かうにしたがって前記突出長さが短くなるように傾斜することが好ましい。
また、前記操作部は、複数の操作キーを有して構成され、前記突起部は、前記複数の操作キーのうち所定の操作キーに近接して配置されることが好ましい。
また、前記所定の操作キーは、所定の機能を動作させる役割又は停止させる役割が割り当てられたキーであることが好ましい。
また、前記突起部は、前記所定の操作キーに対する指標として機能することが好ましい。
また、前記対向部は、前記閉状態において前記被保持部に当接され頂部が平坦状であることが好ましい。
本発明によれば、表示部を覆うように配置される光透過性のカバー部における破損が抑制された電子機器を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1及び図2により、電子機器としての携帯電話機1における基本構造を説明する。図1は、携帯電話機1における開状態の外観斜視図である。図2は、携帯電話機1における閉状態の外観斜視図である。
図1及び図2に示すように、携帯電話機1は、操作部としての操作キー群11が配置される操作面2Aを有する操作部側筐体2と、表示部21が配置される表示面3Aを有する表示部側筐体3と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを操作面2Aと表示面3Aが互いに向かい合うようして近接配置される閉状態(図1参照)と操作面2Aと表示面3Aとが互いに離間して配置される開状態(図2参照)とに変形可能に連結するヒンジ機構を有する連結部4と、を備える。つまり、操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して開閉可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。
操作部側筐体2は、外面がフロントケース2aとリアケース2bとにより構成される。操作部側筐体2は、操作面2A側に配置される操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイクとしての音声入力部12とを有する。また、操作部側筐体2は、操作面2A側における操作キー群11を構成する複数の入力操作キー14が配置された領域における幅方向X外側(X1、X2)に形成される突起部110a、110bを有する。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15とにより構成される。操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、あるいは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、音声入力部12は、携帯電話機1が開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筐体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が配置される。操作部側筐体2の他方側の側面には、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。インターフェースは、キャップにより覆われている。各インターフェースは、不使用時にはキャップにより覆われる。
表示部側筐体3は、外面がカバー部としてのフロントパネル3aと、フロントケース3bと、リアケース3cと、リアパネル3dとにより構成される。表示部側筐体3におけるフロントケース3bには、各種情報を表示するための表示部21と、通話の相手側の音声を出力するレシーバとしての音声出力部22と、が露出するように配置される。ここで、表示部21は、液晶パネルと、この液晶パネルを駆動する駆動回路と、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とから構成される。
次いで、図3及び図4により、操作部側筐体2及び表示部側筐体3の内部構造について説明する。図3は、操作部側筐体2に内蔵される部材の分解斜視図である。図4は、表示部側筐体3に内蔵される部材の分解斜視図である。
図2に示すように、操作部側筐体2は、フロントケース2aと、キー構造部40と、キー基板50と、ケース体60と、基準電位パターン層75及び携帯電話機用のRF(Radio Frequency)モジュール等の各種電子部品を備える回路基板70と、バッテリリッド2cを備えたリアケース2bと、バッテリ80と、メインアンテナ部90とを備える。ここで、フロントケース2aにおける操作面2Aには、後述のキー孔14aの外周部100に突起部110a、110bが形成される。この突起部110a、110bについては後に詳述する。
フロントケース2aとリアケース2bとは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。また、フロントケース2aとリアケース2bとの間には、キー構造部40と、キー基板50と、ケース体60と、回路基板70とが挟まれるようにして内蔵される。
フロントケース2aには、携帯電話機1を折り畳んだ状態(閉状態)で表示部側筐体3の表示部21と対向する操作面2Aに、キー孔13a、14a、15aが形成される。キー孔13a、14a、15aそれぞれからは、機能設定操作キー13を構成する機能設定操作キー部材13bの押圧面、入力操作キー14を構成する入力操作キー部材14bの押圧面、及び決定操作キー15を構成する決定操作キー部材15bの押圧面が露出される。この露出した機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14b及び決定操作キー部材15bの押圧面を押し下げるように押圧することで、対応するキースイッチ51、52、53それぞれに設けられる後述のメタルドーム(椀状形状)の頂点が押圧され、スイッチ端子に接触して電気的に導通する。
キー構造部40は、操作部材40Aと、補強部材としてのキーフレーム40Bと、シート部材としてのキーシート40Cと、により構成される。
操作部材40Aは、複数のキー操作部材により構成される。具体的には、機能設定操作キー部材13bと、入力操作キー部材14bと、決定操作キー部材15bとにより構成される。操作部材40Aを構成する各操作キー部材それぞれは、後述するキーフレーム40Bを挟んでキーシート40Cに接着される。キーシート40Cに接着された各操作キー部材それぞれにおける押圧面は、上述の通り、キー孔13a、14a、15aそれぞれから外部に露出して配置される。
キーフレーム40Bは、孔部14cが複数形成された金属性の板状部材である。キーフレーム40Bは、入力操作キー部材14bの押圧による回路基板70等への悪影響を防ぐための補強部材である。また、キーフレーム40Bは導電性の部材であり、入力操作キー部材14bにおける静電気を逃がすための部材としても機能する。キーフレーム40Bに形成される複数の孔部14cには、後述するキーシート40Cに形成される凸部14dが嵌合するように配置される。そして、この凸部14dに入力操作キー部材14bが接着される。
キーシート40Cは、可撓性を有するシリコンゴム製のシート状部材である。キーシート40Cには、上述の通り、複数の凸部14dが形成される。複数の凸部14dは、キーシート40Cにおけるキーフレーム40Bが配置される側の面に形成される。この複数の凸部14dそれぞれは、後述するキースイッチ52に対応する位置に形成される。
キー基板50は、キーシート40C側に配置される複数のキースイッチ51、52、53を有する。複数のキースイッチ51、52、53、それぞれは、各操作部材40Aに対応する位置に配置される。キー基板50に配置されるキースイッチ51、52、53は、椀状に湾曲して立体的に形成された金属板のメタルドームを有する構造になっている。メタルドームは、その椀状形状の頂点が押圧されると、キー基板50の表面に印刷された電気回路(図示せず)に形成されるスイッチ端子に接触して電気的に導通するように構成される。なお、キー基板50は、複数の絶縁層(絶縁フィルム)の間に配線を挟み込んだものである。
キー基板50がケース体60における平板部61に載置されるので、操作部材40Aそれぞれが押圧されることによる圧力や撓みは、ケース体60の下方に配置される回路基板70に伝達されにくい。
ケース体60は、薄型の直方体における一の広い面が開口した形状を有する導電性の部材である。ケース体60は、平板部61における開口側の面に略垂直に形成されるリブ62を有する。リブ62は、回路基板70に実装される各種電子部品のうち最も高さのある電子部品の高さと同等又はそれよりも十分に高くなるよう形成される。リブ62は、平板部61の周縁及び内側に基準電位部を構成する基準電位パターン層75に対応するように形成される。具体的には、ケース体60が回路基板70に載置された状態で、基準電位パターン層75上に配置されるようにリブ62が形成される。なお、ケース体60は、金属により形成するほか、骨格を樹脂により形成し、その表面に導体膜を形成したものでもよい。
ケース体60は、リブの底面が基準電位パターン層75に当接されることで、該基準電位パターン層75と電気的に接続される。ケース体60は、基準電位パターン層75と電気的に導通して該基準電位パターン層75と同じ大きさの電位を有するようになる。つまり、ケース体60は、シールドケースとして機能する。ケース体60は、シールドケースとして外部からの高周波等のノイズが回路基板70に配置される各種電子部品に作用するのを抑制すると共に、RF(Radio Frequency)回路、CPU回路、電源回路等から放出されるノイズを遮蔽して、他の電子部品やアンテナに接続される受信回路等に作用することを抑制する。具体的には、ケース体60におけるリブ62の底面が基準電位パターン層75上に配置されることで、後述する各回路はリブ62により囲われると共に平板部61の一部により覆われる。リブ62は、各回路における隔壁として機能し、平板部61の一部と共に各回路をシールドする。
回路基板70には、後述するメインアンテナ部90や不図示のサブアンテナ部が送受信する信号を処理する信号処理部を含む不図示の各種電子部品や回路が配置される。各種電子部品は、所定の組み合わせにより複数の回路ブロックを形成する。例えば、RF(Radio Frequency)回路、電源回路等を含む各種回路ブロックが形成される。
回路基板70におけるケース体60側の第1面70aには、上述の各種電子部品のほか、基準電位部を構成する基準電位パターン層75が形成される。基準電位パターン層75は、上述の各回路ブロックを区画するように形成される。基準電位パターン層75は、回路基板70の第1面70aの表面に導電性の部材を所定パターンで印刷することで形成される。
メインアンテナ部90は、基台上に所定形状のアンテナエレメントが配置されることにより構成される。メインアンテナ部90は、携帯電話機1における連結部4側と反対の端部側に配置される。このメインアンテナ部90のアンテナエレメントは、帯状の板金により形成される。また、メインアンテナ部90は、不図示の給電端子を介して回路基板70から給電される。これにより、アンテナエレメントは、給電端子を介して回路基板70から給電されると共に、回路基板70のRFモジュール等と接続される。
リアケース2bの一端側(図3において)には、取り外し可能なバッテリリッド2cが設けられており、バッテリ80をリアケース2bの外側から収納した後、リアケース2bに装着される。また、リアケース2bにおける一端側には、ユーザの音声を入力する不図示の音声入力部12が収容される。
図4に示すように、表示部側筐体3は、光透過性(透明)のフロントパネル3aと、音声出力部22と、フロントケース3bと、表示部21と、表示部21が接続されたプリント基板85と、リアケース3cと、リアパネル3dと、を備える。
表示部側筐体3は、フロントパネル3aと、フロントケース3bと、表示部21と、プリント基板85と、リアケース3cと、リアパネル3dとがそれぞれが積層的に配置される。具体的には、フロントケース3bとリアケース3cとは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。
そして、フロントケース3bとリアケース3cとの間には、表示部21が接続されたプリント基板85が挟まれるようにして内蔵される。プリント基板85には、不図示のアンプと接続されるスピーカが接続される。
フロントケース3bには、表示部21における表示画面21Aを露出させる開口部200と、開口部200の外周に形成される保持部205とが形成される。開口部200は、フロントパネル3aの外周よりも一回り小さく形成される。
フロントパネル3aは、該フロントパネル3aの外周部分であるパネル外周部250が保持部205に載置された状態で固定される。フロントパネル3aは、パネル外周部250と保持部205との間に配置された接着部材としての粘着テープ210によりフロントケース3bに固定される。
フロントパネル3aにおけるパネル中央部251は、開口部200に対応して配置される。つまり、フロントパネル3aにおけるパネル中央部251は、開口部200から露出される表示面3Aに対向して近接配置される。
ここで、閉状態においてフロントパネル3aに対向して配置される操作キー群11を構成する機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14bや決定操作キー部材15bが当接すること傷等が生じることを抑制するため、上述の突起部110a、110bが形成される。
続けて、図5から図7により、突起部110a、110bについて説明する。
図5は、突起部110aを説明するための部分拡大図である。図6は、突起部110bを説明するための部分拡大図である。図7は、図2におけるX―X断面図である。
図5に示すように、突起部110aは、操作部側筐体2における外周部100に形成される。突起部110aは、操作キー群11を構成する所定の操作キーとしての操作キー400に隣接して形成される。ここで、操作キー400は、携帯電話機1における主電源をオン/オフ(長押しで動作する)させる役割や通話機能による通話状態を停止させる役割等が割り当てられている。携帯電話機1が開状態において、突起部110aは、操作キー400を探す指標として機能する。例えば、盲目のユーザによる使用や暗闇での使用において、突起部110aは、主電源をオン/オフさせる操作キー400を探す指標として機能する。
図5に示すように、突起部110aは、幅方向Xにおける外側(X1側)に形成される当接部120aと、幅方向Xにおける内側(X2側)に形成される離間部としての傾斜部130aと、を有する。
図7に示すように、当接部120aは、傾斜部130aよりも厚さ方向ZにおけるZ1側(図7においてはフロントパネル3a側)に突出する部分である。当接部120aの頂部は、平坦状に形成される。
当接部120aは、該携帯電話機1が閉状態において、フロントパネル3aにおけるパネル外周部250に当接する。言い換えると、当接部120aは、フロントパネル3aにおける保持部205により保持された部分(被保持部)に当接する。更には、当接部120aは、パネル外周部250を厚さ方向ZにおけるZ1側に押圧するように当接する。また、当接部120aは、パネル外周部250を保持部205と共に挟持するように配置される。
図7に示すように、傾斜部130aは、当接部120aよりも厚さ方向ZにおけるZ1側に突出していない部分である。傾斜部130aは、当接部120aよりも厚さ方向Zにおいて長さが短い(高さが低い)部分である。
傾斜部130aは、所定の勾配で幅方向Xにおける内側(X2側)に向かうにしたがって突出長さ(厚さ方向Zへの長さ)が短くなるように形成される。傾斜部130aは、該携帯電話機1が閉状態において、フロントパネル3aにおけるパネル中央部251と対向して配置される。傾斜部130aは、該携帯電話機1が閉状態において、パネル中央部251から離間して配置される。
突起部110aは、該携帯電話機1が閉状態において、フロントパネル3aに対向して配置される操作キー群11を構成する機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14bや決定操作キー部材15bが当接することで生じるフロントパネル3aの破損等を抑制する機能を有する。更には、突起部110aは、該突起部110aがパネル中央部251に当接することで生じるフロントパネル3aの割れを抑制するように構成される。
また、図6に示すように、突起部110bは、操作部側筐体2における外周部100に形成される。突起部110bは、操作キー群11を構成する所定の操作キーとしての操作キー410に隣接して形成される。ここで、操作キー410は、通話機能における電話番号を発呼させる役割等が割り当てられている。携帯電話機1が開状態において、突起部110bは、操作キー410を探す指標として機能する。例えば、盲目のユーザによる使用や暗闇での使用において、突起部110bは、電話番号を発呼させる操作キー410を探す指標として機能する。
図6に示すように、突起部110aは、突起部110aと同様に、幅方向Xにおける外側(X2側)に形成される当接部120bと、幅方向Xにおける内側(X1側)に形成される離間部としての傾斜部130bと、を有する。ここで、当接部120bと傾斜部130bとは、上述の当接部120aと傾斜部130bと同様の構成であるため説明を省略する。
突起部110a、110bは、表示部側筐体3における開閉動作により撓みやすい位置に対応して形成される。
続けて、携帯電話機1における作用について説明する。
まず、携帯電話機1が開状態において、突起部110a、110bは、所定の操作キーについての指標として機能する。
具体的には、ユーザは、主電源のオン/オフをする場合、突起部110aを指標として操作キー400を探す。詳細には、ユーザは、外周部100に指をスライドさせることで突起部110aを探すと共に、探しだされた突起部110aに隣接する操作キー400を押下する。
次いで、携帯電話機1が閉状態において、突起部110a、110bは、フロントパネル3aに対向して配置される操作キー群11を構成する機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14bや決定操作キー部材15bが当接することで生じるフロントパネル3aの破損等を抑制する機能を有する。更には、突起部110aは、突起部110aがパネル中央部151に当接することで生じるフロントパネル3aの割れを抑制する。
具体的には、携帯電話機1が開状態から閉状態に変形された場合、突起部110a、110bにおける当接部120a、120bは、フロントパネル3aにおけるパネル外周部250に衝突するように当接される。ここで、傾斜部130a、130bは、該携帯電話機1を開状態から閉状態に変形した場合でも、フロントパネル3aに当接されない。
突起部110a、110bにおいて、当接部120a、120bだけがフロントパネル3aに衝突(当接)される。そして、当接部120a、120bは、フロントパネル3aにおける保持部205により保持されたパネル外周部250に衝突する。これにより、突起部110a、110bが保持部205により保持されないパネル中央部251も含む所定部分に衝突した場合に比べてフロントパネル3aに生じる破損は抑制される。
本実施形態によれば、突起部110a、110bには、閉状態においてパネル中央部251から離間する傾斜部130a、130bを形成している。これにより、フロントパネル3aに対する操作キー群11を構成する機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14bや決定操作キー部材15bが当接することで生じるフロントパネル3aの破損等を抑制すると共に、突起部110a、110bの一部が当接することで生じる破損等を抑制できる。
また、本実施形態によれば、突起部110a、110bに傾斜部130a、130bを形成するだけで、簡易に上述の効果を得ることができる。
また、本実施形態によれば、従来の突起部と大きな概観上の変化がなく上述の効果を得ることができるので、携帯電話機1全体のデザインに与える影響が少ない態様で上述の効果を得ることができる。
また、本実施形態によれば、突起部110a、110bを所定の操作キーに近接して形成したので、突起部110a、110bを所定の操作キーのける指標して利用することができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、電子機器として携帯電話機1について説明しているが、これに限定されず、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であってもよい。
携帯電話機1における開状態の外観斜視図である。 携帯電話機1における閉状態の外観斜視図である。 操作部側筐体2に内蔵される部材の分解斜視図である。 表示部側筐体3に内蔵される部材の分解斜視図である。 突起部110aを説明するための部分拡大図である。 突起部110bを説明するための部分拡大図である。 図2におけるX―X断面図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
2A 操作面
3 表示部側筐体
3A 表示面
3a フロントパネル
3b フロントケース
3c リアケース
3d リアパネル
4 連結部
11 操作キー群
21 表示部
110a、110b 突起部
120a、120b 当接部(対向部)
130a、130b 傾斜部
205 保持部
X 幅方向
Z 厚さ方向

Claims (7)

  1. 操作部が配置される操作面を有する操作部側筐体と、
    表示部が配置される表示面を有する表示部側筐体と、
    前記操作部側筐体と前記表示部側筐体とを前記操作面と前記表示面が互いに向かい合うようして近接配置される閉状態と前記操作面と前記表示面とが互いに離間して配置される開状態とに変形可能に連結する連結部と、
    前記表示部を覆うように配置され、前記表示部とは異なる部分である保持部に保持される被保持部を有する光透過性のカバー部と、
    前記操作面における前記操作部とは異なる部分に形成される突起部であって、前記閉状態において前記被保持部に対向する対向部と、前記被保持部とは異なる部分から離間して配置される離間部と、を有する突起部と、を備える
    電子機器。
  2. 前記離間部は、所定方向に向かうにしたがって前記操作部側筐体の厚さ方向における突出長さが短くなるよう傾斜する
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記操作部は、前記操作面における中央部に配置され、
    前記突起部は、前記操作面における前記中央部の周囲に形成される外縁部に形成され、
    前記離間部は、前記対向部から前記操作部に向かうにしたがって前記突出長さが短くなるように傾斜する
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記操作部は、複数の操作キーを有して構成され、
    前記突起部は、前記複数の操作キーのうち所定の操作キーに近接して配置される
    請求項1から3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記所定の操作キーは、所定の機能を動作させる役割又は停止させる役割が割り当てられたキーである
    請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記突起部は、前記所定の操作キーに対する指標として機能する
    請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記対向部は、前記閉状態において前記被保持部に当接され頂部が平坦状である
    請求項1から6のいずれかに記載の電子機器。
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