JP2007324209A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉可能な2以上の筐体を有する電子機器において、各筐体の回路基板同士を接続するケーブルを簡素な構成でより確実にシールドできる電子機器を提供する。
【解決手段】携帯電話機1において、送話筐体2のメイン基板29と受話筐体3の表示用基板37とを接続する第1ケーブル46は、複数の細線同軸ケーブル48に導電性テープ55が巻かれて構成され、コネクタ50Aのケーブル側部51が基板側部52に嵌合されることによりメイン基板29に接続されている。送話筐体2を構成するリアケース22の内面には、コネクタ50Aを覆い、ケーブル側部51を基板側部52に嵌合させる方向に導電性テープ55及びシールドケース28を押さえ付ける板金部材71が設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、開閉可能に連結された2以上の筐体を有する携帯電話機等の電子機器に関する。
このような電子機器では、各筐体に収容された回路基板同士がケーブルにより電気的に接続されている。ケーブルは、筐体を連結する連結部の隙間などから侵入した静電気の影響などによりノイズが混入しやすい。そこで、ケーブルをシールドする技術が種々提案されている(例えば特許文献1〜3)。
特開2004−7218号公報 特開2004−120149号公報 特開2004−214443号公報
ケーブルをシールドする方法として、導電性テープをケーブルに巻きつける等、導電性及び可撓性を有する被覆部材によりケーブルを覆うことが考えられる。この方法では、被覆部材を回路基板の基準電位部に確実に接続する必要がある。しかし、被覆部材を基準電位部に接続するための専用の部材を設けるとすれば部品点数及び作業工程の増加を招く。また、ケーブルを被覆部材で覆ったとしても、コネクタ近傍では、ケーブルとコネクタとを接続するためにケーブルを被覆部材から露出させなくてはならず、コネクタ近傍においてノイズが侵入又は放射されるおそれがある。
本発明の目的は、開閉可能な2以上の筐体を有する電子機器において、各筐体の回路基板同士を接続するケーブルを簡素な構成でより確実にシールドできる電子機器を提供することにある。
本発明の電子機器は、開閉可能に連結された第1筐体及び第2筐体と、前記第1筐体に内包された第1回路基板と、前記第2筐体に内包された第2回路基板と、前記第1回路基板と前記第2回路基板とを接続する第1ケーブルと、を備え、前記第1筐体は、前記第1回路基板の実装面に被せられる第1カバー部材と、前記第1カバー部材とで前記第1回路基板を収容するように前記第1カバー部材と固定される第2カバー部材と、を備え、前記第1筐体内には、前記第1回路基板の基準電位部に接続され、前記第1回路基板の前記実装面とは反対側に配置された第1シールド部材が設けられ、前記第1ケーブルは、電気信号を伝達する導線と、前記導線を被覆し、導電性及び可撓性を有する被覆部材と、を備え、前記導線は、前記実装面に設けられた第1基板側コネクタと、前記第1ケーブルに設けられた第1ケーブル側コネクタとが、前記実装面に直交する方向に嵌合することにより、前記第1回路基板と電気的に接続され、前記第1カバー部材の内面には、前記第1ケーブル側コネクタ及び前記第1基板側コネクタに被せられ、前記第1ケーブル側コネクタを前記第1基板側コネクタに嵌合させる方向に前記被覆部材及び前記第1シールド部材を押さえ付ける第1板金部材が設けられている。
好適には、前記第2筐体は、前記第2回路基板の実装面に被せられる第3カバー部材と、前記第3カバー部材とで前記第2回路基板を収容するように前記第3カバー部材と固定される第4カバー部材と、を備え、前記第2筐体内には、前記第2回路基板の基準電位部に接続され、前記第2回路基板の前記実装面とは反対側に配置された第2シールド部材が設けられ、前記導線は、前記第2回路基板の前記実装面に設けられた第2基板側コネクタと、前記第1ケーブルに設けられた第2ケーブル側コネクタとが、前記第2回路基板の前記実装面に直交する方向に嵌合することにより、前記第2回路基板と電気的に接続され、前記第3カバー部材の内面には、前記第2ケーブル側コネクタ及び前記第2基板側コネクタに被せられ、前記第2ケーブル側コネクタを前記第2基板側コネクタに嵌合させる方向に前記被覆部材及び前記第2シールド部材を押さえ付ける第2板金部材が設けられ、第1ケーブルは、前記導線を複数有し、当該複数の導線には、前記第1回路基板の基準電位部と前記第2回路基板の基準電位部とを接続する導線が含まれる。
好適には、前記第2筐体に内包された第3回路基板と、前記第1回路基板と前記第3回路基板とを接続する第2ケーブルと、を更に備え、前記第2ケーブルは、電気信号を伝達する導線と、前記導線を被覆し、導電性及び可撓性を有する被覆部材と、を備え、前記第2ケーブルの導線は、前記第1回路基板の前記実装面に設けられた第3基板側コネクタと、前記第2ケーブルに設けられた第3ケーブル側コネクタとが、前記第1回路基板の前記実装面に直交する方向に嵌合することにより、前記第1回路基板と電気的に接続され、前記第1板金部材は更に、前記第3ケーブル側コネクタ及び前記第3基板側コネクタに被せられ、前記第3ケーブル側コネクタを前記第3基板側コネクタに嵌合させる方向に前記第2ケーブルの前記被覆部材を押さえ付ける。
好適には、前記第1板金部材は、バネ接点を備え、前記第1カバー部材の前記内面には、前記第1ケーブル側コネクタ又は第1ケーブルからの反力により弾性変形した前記バネ接点の少なくとも一部が入り込む凹部が形成されている。
本発明によれば、各筐体の回路基板同士を接続するケーブルを簡素な構成でより確実にシールドできる。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器としての携帯電話機1の外観を開状態で示す斜視図である。携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、開状態と閉状態との間で互いに回動可能に連結された送話筐体2及び受話筐体3を備えている。
送話筐体2及び受話筐体3は、それぞれの端部が回動の中心となる連結部4により連結されることにより携帯電話機1全体の筐体を構成するようになっている。送話筐体2及び受話筐体3は、それぞれ概ね薄型直方体状に形成されており、閉状態では互いに重ねあわされて互いの輪郭が略一致する。連結部4は、送話筐体2の端部に形成された凹部10に、受話筐体3の端部に形成された凸部9が嵌合して構成されている。
送話筐体2には、例えば、通話用のマイクロフォン104(図14参照)、通信のための内蔵アンテナ105(図14参照)、ユーザの操作を受け付ける操作部6が設けられている。受話筐体3には、例えば、通話用のスピーカ110(図14参照)、報知用のスピーカ81(図14参照)、画像や文字を表示するメイン表示部7及びサブ表示部8(図10(a)参照)、カメラモジュール86(図8参照)が設けられている。
図2は、送話筐体2の分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、送話筐体2は、閉状態で受話筐体3に対向する面側のフロントケース21と、その背面側のリアケース22と、リアケース22の背面側に被せられる蓋体23とを備えている。フロントケース21、リアケース22及び蓋体23は、例えば非導電性の樹脂によりそれぞれ成形されている。フロントケース21とリアケース22とは、例えば、一方に挿通されたネジが他方に設けられたネジボスに螺合されることにより互いに固定されている。
図2に示すように、フロントケース21とリアケース22との間には、フロントケース21側(紙面上方側)から、操作部6の各種キー24が配置されたキーシート25、各種キー24に対応する複数の押圧スイッチ26が配置されたフレキシブルプリント配線板(FPC)27、FPC27が載置されるシールドケース28、及び、メイン基板29が積層的に配置されている。リアケース22と蓋体23との間にはバッテリ30が収納されている。
図3は、受話筐体3の分解斜視図である。
図1及び図3に示すように、受話筐体3は、閉状態で受話筐体3に対向する面側のフロントケース31と、その背面側のリアケース32とを備えている。フロントケース31及びリアケース32は、例えば非導電性の樹脂によりそれぞれ成形されている。フロントケース31とリアケース32とは、例えば、一方に挿通されたネジが他方に設けられたネジボスに螺合されることにより互いに固定されている。なお、リアケース32の正面側には(図3の紙面上方側)には、外装パネル33やサブ表示部8の保護カバー34が設けられている。
図3に示すように、フロントケース31とリアケース32との間には、フロントケース31側(紙面下方側)から、メイン表示部7を構成する表示装置35、表示装置35を強度的に補強するとともにシールドする補強板金36、メイン表示部7及びサブ表示部8の動作を制御する制御回路等が設けられる表示用基板37、及び、サブ表示部8を構成する表示装置38が積層的に配置されている。なお、表示装置38は、一部分解して図示されている。
図4は、蓋体23及びリアケース22等の一部の部材を省略して送話筐体2の背面側から閉状態の携帯電話機1を示す斜視図であり、図5は、閉状態の携帯電話機1の一部の部材を省略するとともに一部を分解した斜視図である。
メイン基板29は、例えば樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成され、フロントケース21側の第2実装面29aと、その背面側の第1実装面29bとを有している。なお、第2実装面29a及び第1実装面29bは、送話筐体2を正面から見たとき、送話筐体2の面積から連結部4の面積を差し引いた面積と略同程度の面積を有している。メイン基板29は、フロントケース21の側面内側やフロントケース21とリアケース22とを固定するためのネジボスなどに当接することにより、実装面に沿う方向において送話筐体2に対して位置決めされている。
メイン基板29の第2実装面29a及び第1実装面29bには、例えば、各種の電子部品41が設けられ、電子回路42が構成されている。例えば、メイン基板29には、通信処理部102(図14参照)、操作部6からの信号等に基づいてメイン表示部7等の制御を行う制御部101(図14参照)が設けられている。第2実装面29a及び第1実装面29bには、各実装面を複数の領域に区画するようにグランドパターン層43が形成されている(ただし、第1実装面29bのグランドパターン層のみ図示。)。
シールドケース28は、例えば金属により形成されている。シールドケース28には、メイン基板29に対向する面に、第1実装面29bのグランドパターン層43と同一のパターンでリブ28a(図5)が形成されており、シールドケース28は、リブ28aがグランドパターン層43に当接することにより、グランドパターン層43に電気的に接続されている。
シールドケース28は、メイン基板29に直交する壁部63を有している。壁部63は、メイン基板29のうち、連結部4の回転軸に直交する側部29cに沿うように設けられている。壁部63は、例えば、メイン基板29の厚さと、後述する第1ケーブル46の直径との総和以上の高さを有しており、シールドケース28とメイン基板29とが積層されたときに、メイン基板29の側部29c側において第1実装面29bから突出する。
壁部63の筐体外側の面には、例えばFPC27から延出する舌片27aが配置されている(図2も参照)。舌片27aにはスイッチ69(図5)が設けられており、送話筐体2の外部に露出するキートップ70(図1参照)により操作可能である。スイッチ69及びキートップ70は、例えば、押圧スイッチ及び押しボタンである。
連結部4には、凸部9及び凹部10の摺動面に孔部が形成されている。回転軸方向の一方の孔部には第1ヒンジパーツ44が、他方の孔部には第2ヒンジパーツ45(図4)が挿通されている。
第1ヒンジパーツ44は、例えば、凸部9の摺動面の孔部に嵌合する筒状の部材と、凹部10の摺動面の孔部に嵌合する筒状の部材とが互いに相対回転可能に、かつ、互いの空洞部を連通するように連結されて構成されている。
第2ヒンジパーツ45は、例えば、凸部9の摺動面の孔部に嵌合する部材と、凹部10の摺動面の孔部に嵌合する部材とが互いに相対回転可能に連結されて構成され、開閉に伴うクリック感を生じさせる機構を備えている。
送話筐体2のメイン基板29と受話筐体3の表示用基板37とは、第1ケーブル46により電気的に接続され、送話筐体2のメイン基板29と受話筐体3の後述する第2撮像用基板93(図10(b)参照)とは、第2ケーブル47により電気的に接続されている。
第1ケーブル46及び第2ケーブル47は、送話筐体2のメイン基板29の第1実装面29bから延び、第1ヒンジパーツ44に挿通されて凸部9内に入り、表示用基板37や撮像用基板93に到達している。
図6は第1ケーブル46の構成を説明する図であり、図6(a)は第1ケーブル46を模式的に示す一部に透視図を含む外観図、図6(b)は第1ケーブル46の形成方法を説明する図、図6(c)は第1ケーブル46の形成方法を説明する図であって図6(b)の続きの工程を示す図である。
第1ケーブル46は、複数の細線同軸ケーブル48を備えている。細線同軸ケーブル48は、同軸ケーブルの一種であり、図示は省略するが、公知のように、電気信号を伝達するための信号導体と、その周囲を被覆する絶縁体と、絶縁体の周囲に設けられ、信号導体をシールドするシールド導体と、シールド導体を被覆する絶縁性の被覆部材とからなる。シールド導体は例えば金属線が編み込まれて形成されている。細線同軸ケーブル48は、同軸ケーブルのなかでも比較的径が小さいものである。例えば、細線同軸ケーブル48の直径は1mm以下である。最近では、直径0.3mm以下のものも知られている。第1ケーブル46は、例えば、直径0.3〜0.5mmの細線同軸ケーブル48を30〜40本備えており、第1ケーブル46における複数の細線同軸ケーブル48の束全体の直径は例えば2〜5mmである。
複数の細線同軸ケーブル48は、それぞれ、一端がメイン基板29に接続されるコネクタ50Aにより集結され、他端が表示用基板37に接続されるコネクタ50Bにより集結されている(単に「コネクタ50」といい、コネクタ50A、50Bを区別しないことがある。)。
具体的には、コネクタ50は、細線同軸ケーブル48が接続されるケーブル側部51と、メイン基板29又は表示用基板37に設けられ、メイン基板29又は表示用基板37の各種電子部品、導電層、グランドパターン層43に接続される基板側部52とを備えている。ケーブル側部51及び基板側部52は、例えば互いに嵌合する凹部又は凸部(不図示)を備えており、当該凹部及び凸部が互いに嵌合することにより互いに固定されるとともに、凹部及び凸部に設けられた端子同士が当接することにより互いに電気的に接続される。
ケーブル側部51及び基板側部52は、それぞれ基板に沿う方向に長い長尺状に形成されており、複数の細線同軸ケーブル48と、ケーブル側部51との複数の接続位置は、例えば、ケーブル側部51の側面(基板に直交する面)に、ケーブル側部51の長手方向に沿って(例えば1列で)配列されている。
ケーブル側部51の天面(基板側部52と対向する面と反対側の面)には、板金53が設けられている。板金53は、メイン基板29のグランドパターン層43又は表示用基板37のグランドパターン層89に接続された基板側部52の端子に一部が当接するなどして、メイン基板29のグランドパターン層43又は表示用基板37のグランドパターン層89に電気的に接続される。
複数の細線同軸ケーブル48は、導電性テープ55が巻かれることにより束ねられている。導電性テープ55は、例えば導電布の一方の面に導電性の接着剤が塗布されて構成されている。導電布は、例えば布に銅、ニッケル等をメッキして構成されている。布は天然繊維からなるものでも合成繊維からなるものでもよい。接着剤は、例えばアクリル系感圧粘着剤である。導電性テープ55は、接着面を複数の細線同軸ケーブル48に当接させて、複数の細線同軸ケーブル48の略全長に亘って巻かれている。
導電性テープ55は、複数の細線同軸ケーブル48の束に対して、例えば、隙間なく(一部を重複させつつ)螺旋状に巻かれている。そして、導電性テープ55の端部55aは、図6(b)の矢印A1や図6(c)に示すように、細線同軸ケーブル48の端部の天面側を覆うようにして板金53に貼り付けられる。従って、導電性テープ55は、板金53を介してメイン基板29のグランドパターン層43及び表示用基板37のグランドパターン層89に電気的に接続される。ただし、後述するように本実施形態では導電性テープ55とグランドパターン層43及びグランドパターン層89とを接続したり、コネクタ50をシールドする手段が他にも設けられていることから、板金53は省略可能である。
複数の細線同軸ケーブル48のうち、コネクタ50への集結部には、図6(c)に示されるように、導電性テープ55により被覆されていない部分が生じる。当該部分は、絶縁性テープ57により被覆される。具体的には、絶縁性テープ57は、図6(c)に示すように、接着面を内側にして折り畳まれ、複数の細線同軸ケーブル48の端部を挟みこんで接着される。絶縁性テープ57は、複数の細線同軸ケーブル48のうち、導電性テープ55が巻かれている部分の端部も挟み込むように、すなわち、導電性テープ55との間に隙間が生じないように貼り付けられる。
第2ケーブル47は、第1ケーブル46と同様に、複数の細線同軸ケーブル48に導電性テープ55が巻かれて構成され、一端がメイン基板29に接続されるコネクタ50Cにより集結され、他端が第2撮像用基板93(図10(b)参照)に接続されるコネクタ50Dにより集結されている。コネクタ50C、50Dの構成もコネクタ50A、50Bの構成と同様である。
図4に示すように、コネクタ50A及びコネクタ50Cは、メイン基板29のうち、連結部4側、かつ、回転軸の一方側(第1ヒンジパーツ44側)の隅部において、長尺方向がメイン基板29の一の側部29c(回転軸に直交する一の縁部)に沿う方向になるように配置されている。コネクタ50Aは、連結部4の回転軸方向において、凸部9と凹部10との摺動面付近に配置され、コネクタ50Cは、連結部4の回転軸方向において、コネクタ50よりも基板内側に配置されている。
第1ケーブル46は、コネクタ50Aのうち基板外側の側面において複数の細線同軸ケーブル48が集結され、また、コネクタ50Aの連結部4側の端部から延びている。第1ケーブル46は、当該端部から若干側部29cに近づいた後、側部29cに沿って連結部4に向かって延び、第1ヒンジパーツ44の回転中心付近で略直角に屈曲して第1ヒンジパーツ44に挿通されている。
第2ケーブル47は、コネクタ50Cの基板外側の側面において複数の細線同軸ケーブル48が集結され、コネクタ50Cの連結部4側の端部から延びている。第2ケーブル47は、当該端部から連結部4に隣接して連結部4の回転軸方向に沿って延び、第1ケーブル46に到達すると、略直角に屈曲し、第1ケーブル46の基板内側に沿って連結部4に向かって延びる。そして、第2ケーブル47は、第1ヒンジパーツ44の回転中心付近で略直角に屈曲して第1ヒンジパーツ44に挿通されている。
図7(a)は、第1ケーブル46及び第2ケーブル47の導電性テープ55と、メイン基板29のグランドパターン層43とを導通させるための板金部材71を示す斜視図であり、図7(b)は、板金部材71が取り付けられたリアケース22の内面22aを示す斜視図である。
板金部材71は、例えば、銅等を主原料とする一枚の板金をプレス加工することにより形成され、コネクタ50Aに被せられるコネクタ被覆部72A及びコネクタ50Cに被せられるコネクタ被覆部72C(以下、単に「コネクタ被覆部72」といい、両者を区別しないことがある。)と、第2ケーブル47に被せられる第2ケーブル被覆部73と、第1ケーブル46に被せられる第1ケーブル被覆部74とを備えている。
コネクタ被覆部72は、平面視において(メイン基板29に直交する方向に見て)、コネクタ50と同様の形状(例えば矩形)及び同等の面積を有する板状である。コネクタ被覆部72には、メイン基板29側(紙面上方側)に突出するバネ接点72aと、メイン基板29側へ突出し、コネクタ被覆部72の長尺方向に配列された複数の突部72bとが設けられている。
第2ケーブル被覆部73は、コネクタ被覆部72Aとコネクタ被覆部72Cとの間に広がり、コネクタ被覆部72Aとコネクタ被覆部72Cとを互いに導通している。第2ケーブル被覆部73は、凹状に形成されており、凹部の底面部73bは、リアケース22の内面22aに当接している。
第1ケーブル被覆部74は、コネクタ被覆部72Aから連結部4の回転軸方向において筐体外側に延びている。第1ケーブル被覆部74は、筐体外側の縁部から延出する接点74aを有している。接点74aの根元には接点74aの延出方向に延びるスリット状の切り欠き部が形成されており、接点74aは湾曲しやすくなっている。
板金部材71は、接着剤や熱かしめ等によりリアケース22の内面22aに固定されている。なお、板金部材71のリアケース22への位置決めは適宜な方法でなされている。
例えば、第2ケーブル被覆部73の底面部73bには、位置決め孔73cが設けられており、リアケース22の内面22aに設けられた位置決め用ボス22eが位置決め孔73cに嵌合することにより板金部材71はリアケース22に対して位置決めされている。
リアケース22の内面22aには、メイン基板29の第1実装面29b上の各種電子部品41を互いに隔離したり、リアケース22の強度を補強する目的で、メイン基板29側へ突出するリブ22bが設けられており、第2ケーブル被覆部73の側面部73a等がリブ22bに当接して板金部材71はリアケース22に対して位置決めされている。
コネクタ被覆部72Cのうち、コネクタ被覆部72Aとは反対側には、リアケース22側へ突出するリブ75が設けられている。リブ75には、複数のスリット状の切り欠き部75aが設けられている。リブ22bが切り欠き部75aに嵌合することにより、板金部材71はリアケース22に対して位置決めされている。
コネクタ被覆部72Cの一端からは、位置決め用延在部76がコネクタ被覆部72Cと同一平面上において延在している。位置決め用延在部76には位置決め孔76aが設けられている。リアケース22の内面22aに設けられた位置決め用ボス22cが位置決め孔76aに嵌合することにより板金部材71はリアケース22に対して位置決めされている。
シールドケース28やメイン基板29が配置されたフロントケース21と、板金部材71が固定されたリアケース22とを互いに固定すると、コネクタ被覆部72Aがコネクタ50Aに被せられ、コネクタ被覆部72Cがコネクタ50Cに被せられる。そして、コネクタ被覆部72のバネ接点72aは、導電性テープ55のうちコネクタ50の板金53に貼り付けられた端部55aに当接する。また、第1ケーブル被覆部74の接点74aは、シールドケース28の壁部63のリアケース22側の縁部63aに当接する。従って、導電性テープ55は、板金部材71及びシールドケース28を介してメイン基板29のグランドパターン層43に電気的に接続される。
この際、板金部材71の複数の突部72bは、コネクタ50の板金53に当接し、ケーブル側部51を基板側部52に嵌合させる方向の押圧力をケーブル側部51に付与する。なお、突部72bはコネクタ50の長尺方向に複数配列されているから、コネクタ50の長尺方向において略均一な押圧力を付与可能である。また、バネ接点72aは、コネクタ50の板金53からの反力によりリアケース22側に弾性変形し、リブ22bにより形成された凹部22dのうち板金部材71の配置位置にあるもの(図7(b)では板金部材71に隠れて不図示)に入り込む。
なお、図4に示すように、第1ケーブル46及び第2ケーブル47は、シールドケース28の壁部63及びフロントケース21に設けられたネジボス65により挟持されている。従って、壁部63は、板金部材71とグランドパターン層43との導通や、板金部材71を介した導電性テープ55とグランドパターン層43との導通だけでなく、第1ケーブル46及び第2ケーブル47のばたつき防止、導電性テープ55に当接することによる導電性テープ55とグランドパターン層43との導通も行っている。
図8及び図9は受話筐体3の分解斜視図であり、図8はリアケース32側から見た図であり、図9はフロントケース31側から見た図である。
フロントケース31とリアケース32との間には、上述した表示用基板37等の他に、スピーカ81、表示用基板37とスピーカ81とを電気的に接続するためのブリッジ端子82、カメラモジュール86が設けられている。
表示用基板37は、例えば樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成され、フロントケース31側の第2実装面37aと、その背面側の第1実装面37bとを有している。表示用基板37は、受話筐体3の長手方向(回転軸に直交する方向、図1の紙面上下方向)においては、凸部9に隣接する位置から凸部9とは反対側の受話筐体3の端部に亘って、受話筐体3の幅方向(回転軸方向、図1の紙面左右方向)においては、受話筐体3の一の側部から他の側部に亘って広がっている。ただし、凸部9側とは反対側の略半分程度の範囲においては、受話筐体3の背面側に画像を表示するサブ表示部8を構成する表示装置38を挿入して配置するための切り欠き部37cが比較的広い範囲で形成されている(図3参照)。
表示用基板37は、例えば縁部がフロントケース31の外周面31aの内側面に当接することにより、受話筐体3に対して位置決めされている。また、フロントケース31の内側には、受話筐体3の長手方向において、凸部9の配置領域と、それ以外の領域とを仕切るように、受話筐体3の幅方向に延びるリブ31bが設けられており、表示用基板37は、縁部がリブ31bに当接することによっても受話筐体3に対して位置決めされている。
表示用基板37の第2実装面37a及び第1実装面37bには、特に図示しないが、各種の電子部品が配置され、電子回路が構成されている。例えば、表示用基板37には、メイン表示部7やサブ表示部8の動作を制御する画像処理部108(図14参照)やスピーカ81に音響信号を出力するための音響処理部107(図14参照)が設けられている。第2実装面37a及び第1実装面37bには、外周部などにグランドパターン層89が形成されている(ただし、第1実装面37bのグランドパターン層89の一部のみ図示。)。
図2に示すメイン表示部7の表示装置35やサブ表示部8の表示装置38は、例えば液晶表示装置により構成されている。補強板金36は、表示装置35と同等の広さを有する箱体状に概ね形成されており、表示装置35の背面側(リアケース32側)から表示装置35に被せられ、表示装置35の側面及び背面を覆う。補強板金36と表示装置35とは例えば不図示の爪部などにより互いに固定されている。表示装置35及び補強板金36は、例えばフロントケース31の側面内側面などに当接して受話筐体3に対して位置決めされている。
サブ表示部8の表示装置38は、表示用基板37の切り欠き部37cを介して補強板金36のリアケース32側の面に当接して配置されている。図8に示すように、表示装置38は、切り欠き部37cに嵌合している。ただし、切り欠き部37cの連結部4側には、段差部37dが形成されており、補強板金36が表示用基板37からリアケース32側に露出している。
補強板金36は、表示用基板37のグランドパターン層89と電気的に接続されている。例えば、補強板金36のうち表示用基板37側の面に不図示の突部(0.15mm程度)が複数形成され、当該突部が表示用基板37の第2実装面37aのグランドパターン層89に当接することにより、補強板金36はグランドパターン層89と電気的に接続されている。
スピーカ81は、例えば受話筐体3の凸部9側の端部に、凸部9を挟むようにして幅方向両側に1つずつ、合計2つ設けられている。スピーカ81は、例えば、ダイナミックスピーカにより構成されている。スピーカ81は、例えば、略円盤状に構成され、フロントケース31及びリアケース32に対して積層的に配置されている。スピーカ81のリアケース32に対向する端面81aには入力端子88が設けられている。スピーカ81の他方の端面は放音面81bとなっている。
スピーカ81は、ホルダ83により、受話筐体3に対して位置決めされている。ホルダ83は、一のスピーカ81を保持するスピーカ保持部84Aと、カメラモジュール86を保持するカメラ保持部85と、他のスピーカ81を保持するスピーカ保持部84B(単に、「スピーカ保持部84」といい、スピーカ保持部84Aとスピーカ保持部84Bとを区別しないことがある。)とを、受話筐体3の幅方向へ順に、一列に有している。ホルダ83は、例えば樹脂により形成されており、スピーカ保持部84A、84B、カメラ保持部85は一体的に形成されている。
スピーカ保持部84は、リアケース32側にスピーカ81が嵌合する凹部84a(図8)が形成されている。凹部84aの底部には、スピーカ81の放音面81bをフロントケース31側に露出させる孔部84b(図9)が開口している。
カメラ保持部85は、フロントケース31側にカメラモジュール86が嵌合する凹部85aが形成されている。凹部85aの底部には、カメラモジュール86の撮像レンズ86aをリアケース32側に露出させる孔部85bが開口している。
ホルダ83は、フロントケース31の凸部9側の外周面31aの内側面と、リブ31bとによって囲まれた領域(凹部)に嵌合してフロントケース31に対して位置決めされている。これにより、ホルダ83に保持されたスピーカ81やカメラモジュール86もフロントケース31に対して位置決めされている。
表示用基板37及びスピーカ81をフロントケース31に対して位置決めし、リアケース32を被せて、フロントケース31とリアケース32とを互いに固定すると、リアケース32に熱かしめ等により固定されていたブリッジ端子82は、一端が表示用基板37に設けられた出力端子87に、他端がスピーカ81の入力端子88に当接する。これにより、表示用基板37とスピーカ81とは電気的に接続される。
第1ケーブル46は、連結部4内のカメラモジュール86の脇から表示用基板37の第1実装面37b側に延出している。フロントケース31のリブ31bの中央側は切り欠かれており、また、表示用基板37には連結部4側の縁部に連結部4の回転軸に直交する方向に延びる切り欠き部37eが形成されており、第1ケーブル46は切り欠き部37eにより案内されている。
コネクタ50Bは、連結部4とサブ表示部8の表示装置38との間において、連結部4の回転軸に直交する方向を長手方向にして配置されている。第1ケーブル46の複数の細線同軸ケーブル48は、コネクタ50Bの基板外側の側面において集結されている。
図10は、カメラモジュール86の構成及び第2ケーブル47のカメラモジュール86への接続方法を説明する図であり、図10(a)は閉状態の携帯電話機1を受話筐体3側から見た平面図、図10(b)は図10(a)のXb−Xb線矢視方向の断面図(ただし、受話筐体3のみ示す。)である。
図10(b)に示すように、カメラモジュール86は、CCD等の撮像素子が設けられる第1撮像用基板91と、第1撮像用基板91が載置される保持部92と、保持部92が載置される第2撮像用基板93とを備えている。第1撮像用基板91と第2撮像用基板93とは不図示のプリント配線基板を介して電気的に接続されている。
第2撮像用基板93は例えば樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成されており、紙面上方側を向く第1実装面93aとその背面側の第2実装面93bとを有している。第2撮像用基板93は、連結部4の凸部9の根元付近において凸部9内部に嵌合して固定されている。第1実装面93aには、例えば、カメラモジュール86の撮影モードを、通常撮影モードと、近影を撮影するマクロモードとの間で切り換える不図示のスイッチが設けられている。第2実装面93bには、コネクタ50Dが配置されている。
コネクタ50Dは、第2実装面93bにおいて、長尺方向を図10(b)の紙面奥手方向にして配置されている。コネクタ50Dは、凸部9において紙面左側寄りに配置されており、第2ケーブル47(図10(b)では不図示)は、コネクタ50Dのうち凸部9の中央側(紙面右側)の側面にて集結されている。
第2撮像用基板93のグランドパターン層94(図13参照)は、表示用基板37のグランドパターン層89と電気的に接続されている。具体的には、保持部92及びホルダ83は、表面の全部又は一部にメッキ処理などにより導電層が形成されており、保持部92の導電層と第2撮像用基板93の第1実装面93aに設けられたグランドパターン層94とが当接し、保持部92の導電層とホルダ83の導電層とが当接し、ホルダ83の導電層と表示用基板37の第2実装面37aのグランドパターン層89とが当接することにより、接続されている。
図11は、第1ケーブル46の導電性テープ55と表示用基板37のグランドパターン層89とを導通させるための板金部材95を示す斜視図であり、図11(a)は、リアケース32側から見た斜視図、図11(b)は、表示用基板37側から見た斜視図、図11(c)は、板金部材95の一端側を拡大して示す側面図、図11(d)は、板金部材95の他端側を拡大して示す斜視図である。板金部材95は、図9に示すようにリアケース32に取り付けられるものである。
図9及び図11に示すように、板金部材95は、例えば、銅等を主原料とする一枚の板金をプレス加工することにより形成され、コネクタ50Bに被せられるコネクタ被覆部96と、第1ケーブル46に被せられるケーブル被覆部97とを備えている。
コネクタ被覆部96は、平面視において(表示用基板37に直交する方向に見て)、コネクタ50Bと同様の形状(例えば矩形)及び同等の面積を有する板状である。コネクタ被覆部96には、表示用基板37側(紙面上方側)に突出するバネ接点96aが設けられている。バネ接点96aは、コネクタ被覆部96の長尺方向の両端側に1つずつ、合計2つ設けられている。
ケーブル被覆部97は、コネクタ被覆部96に対して並列な長尺状の矩形に概ね形成されている。ケーブル被覆部97は、コネクタ50Bにより集結された第1ケーブル46の複数の細線同軸ケーブル48に対向する。
ケーブル被覆部97の連結部4側の端部からはバネ接点98が延在している。バネ接点98は、ケーブル被覆部97から表示用基板37側へ傾斜するように延びている。バネ接点98の先端には、図11(d)に示すように、表示用基板37側へ突出する突部98aが形成されている。突部98aは絞り加工などにより形成され、稜部はRが設定されて曲面になっている。
ケーブル被覆部97の連結部4とは反対側の端部からは、バネ接点99が延在している。バネ接点99は、複数回屈曲しつつ、ケーブル被覆部97から表示用基板37側へ全体として斜め方向に延びている。
板金部材95は、接着剤や熱かしめ等によりリアケース32の内面32aに固定されている。なお、板金部材95のリアケース32への位置決めは、内面32aに設けられたリブ間にケーブル被覆部97が嵌合挿入されるなど、適宜な方法でなされている。
図12は、板金部材95が取り付けられた状態の表示用基板37を示している。なお、図12は、板金部材95の取付状態を示すために便宜的にリアケース32等を省略して示す図であり、組み立て工程中の携帯電話機1を示したものではない。
補強板金36や表示用基板37が配置されたフロントケース31と、板金部材95が固定されたリアケース32とを互いに固定すると、コネクタ被覆部96がコネクタ50Bに被せられ、ケーブル被覆部97が第1ケーブル46に被せられる。バネ接点96aは、コネクタ50Bの板金53(図6参照)に当接し、ケーブル側部51を基板側部52へ付勢する。
また、バネ接点99は、表示用基板37の切り欠き部37cを介して露出する補強板金36に当接し、バネ接点98は、突部98aが第1ケーブル46の導電性テープ55に当接する。これにより、導電性テープ55は、板金部材95及び補強板金36を介して表示用基板37のグランドパターン層89に電気的に接続される。
なお、バネ接点98は、切り欠き部37eの配置位置にて第1ケーブル46に当接し、第1ケーブル46を連結部4の凸部9側へ付勢している。従って、第1ケーブル46の切り欠き部37eからのはみ出し防止にも寄与している。また、バネ接点98の突部98aはRが設定されて丸められていることから、導電性テープ55の破損が防止される。
図13は、携帯電話機1のグランドラインの系統図である。
送話筐体2のメイン基板29のグランドパターン層43と、受話筐体3の表示用基板37のグランドパターン層89とは、3系統の接続ラインにおいて互いに接続されることになる。具体的には以下のとおりである。
その一つは、図13の下方に示されている。第1ケーブル46の複数の細線同軸ケーブル48には基準電位接続用のものが含まれており、その基準電位接続用の細線同軸ケーブル48、コネクタ50Aの端子及びコネクタ50Bの端子を介してグランドパターン層43とグランドパターン層89とは接続されている。
その一つは、図13の中央に示されている。グランドパターン層43とグランドパターン層89とは、既に詳述したように、送話筐体2に収容されたシールドケース28、送話筐体2に収容された板金部材71、第1ケーブル46の導電性テープ55、受話筐体3に収容された板金部材95及び受話筐体3に収容された補強板金36を介して互いに接続されている。
その一つは、図13の上方に示されている。第2ケーブル47の複数の細線同軸ケーブル48には基準電位接続用のものが含まれており、その基準電位接続用の細線同軸ケーブル48、コネクタ50Cの端子及びコネクタ50Dの端子を介して、グランドパターン層43は第2撮像用基板93のグランドパターン層94に接続されている。そして、上述したように、グランドパターン層94と表示用基板37のグランドパターン層89とは、保持部92及びホルダ83により導通されており、グランドパターン層43はグランドパターン層89に接続されている。
また、第2ケーブル47の導電性テープ55は、上述したように、コネクタ50Cの板金53に貼り付けられることにより、板金53、板金部材71及びシールドケース28を介してメイン基板29のグランドパターン層43に接続されている。
図14は、携帯電話機1の信号処理系の構成の一例を示すブロック図である。携帯電話機1では、例えば、送話筐体2に、制御部101、通信処理部102及び音響処理部103が設けられ、受話筐体3に、音響処理部106、107及び画像処理部108が設けられている。
制御部101は、CPU、ROM、RAM及び外部記憶装置を含んで構成され、操作部6等の各種手段からの信号に基づいて所定の演算を行い、画像処理部108等の各種手段の制御を実行する。
通信処理部102は、高周波回路を含んで構成され、電波を利用した無線通信を行うために、制御部101で処理された音響データ、画像データ等の各種データを変調して、アンテナ105を介して送信する。また、通信処理部102は、アンテナ105を介して受信した信号を復調して制御部101に出力する。
送話筐体2の音響処理部103は、マイクロフォン104からの音響信号を音響データに変換して制御部101に出力する。受話筐体3の音響処理部106は、制御部101からの音響データを音響信号に変換して通話用のスピーカ110に出力する。また、受話筐体3の音響処理部107は、制御部101からの音響データを音響信号に変換して、報知用スピーカ81に出力する。
画像処理部108は、制御部101からの画像データを画像信号に変換してメイン表示部7やサブ表示部8に出力する。カメラモジュール86は、撮像素子により光から電気信号に変換された信号を所定のフォーマットの画像データに変換して制御部101へ出力する。
制御部101と、音響処理部106、107、画像処理部108との間の信号の入出力は、第1ケーブル46を介して行われる。通信方式は、例えばシリアル方式である。なお、音響処理部106、107、画像処理部108の少なくともいずれかの処理部を送話筐体2に設け、当該処理部とスピーカ110、111、メイン表示部7、サブ表示部8との間で第1ケーブル46を介して信号の入出力を行ってもよい。制御部101とカメラモジュール86との信号の入出力は、第2ケーブル47を介して行われる。
以上の実施形態によれば、送話筐体2において、リアケース22の内面22aには、コネクタ50Aを覆い、コネクタ50Aのケーブル側部51を基板側部52に嵌合させる方向に、第1ケーブル46の導電性テープ55及びシールドケース28を押さえ付ける板金部材71が設けられていることから、導電性テープ55は板金部材71及びシールドケース28によりメイン基板29のグランドパターン層43に対して確実に導通され、第1ケーブル46は導電性テープ55により確実にシールドされる。しかも、板金部材71は、第1ケーブル46のコネクタ50A付近のシールド、コネクタ50Aのケーブル側部51と基板側部52との抜け防止を兼ねていることから、部品点数の削減が図られ、また、板金部材71は、フロントケース21とリアケース22との固定により導電性テープ55等に当接するから、組み立ても容易である。さらに、板金部材71とグランドパターン層43との間に電気容量の大きいシールドケース28を介在させていることから、ノイズをより確実に逃がすことができる。
受話筐体3においても、同様の効果が得られている。すなわち、リアケース32の内面32aには、コネクタ50Bを覆い、コネクタ50Bのケーブル側部51を基板側部52に嵌合させる方向に、第1ケーブル46の導電性テープ55及び補強板金36を押さえ付ける板金部材95が設けられていることから、導電性テープ55は板金部材95及び補強板金36により表示用基板37のグランドパターン層89に対して確実に導通され、第1ケーブル46は導電性テープ55により確実にシールドされる。しかも、板金部材95は、第1ケーブル46のコネクタ50B付近のシールド、コネクタ50Bのケーブル側部51と基板側部52との抜け防止を兼ねていることから、部品点数の削減が図られ、また、板金部材95は、フロントケース31とリアケース32との固定により導電性テープ55等に当接するから、組み立ても容易である。さらに、板金部材95とグランドパターン層43との間に電気容量の大きい補強板金36(シールドケースを兼ねる)を介在させていることから、ノイズをより確実に逃がすことができる。
第1ケーブル46の導電性テープ55は、送話筐体2及び受話筐体3の双方において、板金部材(71、95)によりグランドパターン層(43、89)に接続されており、また、メイン基板29のグランドパターン層43と表示用基板37のグランドパターン層89とは、第1ケーブル46に含まれる細線同軸ケーブル48、コネクタ50A及びコネクタ50Bによって互いに導通されている。従って、グランドパターン層43とグランドパターン層89とが2系統で接続され、導電性テープ55及び板金部材71、95からなる第1ケーブル46のシールド体は第1ケーブル46の全体に亘って基準電位が均一化され易く、省スペースでありながら高いシールド効果が得られる。
送話筐体2の板金部材71は、第1ケーブル46だけでなく、第2ケーブル47に対しても当接して、第2ケーブル47の導電性テープ55とメイン基板29のグランドパターン層43とを導通させている。従って、複数のケーブルの導電性テープ55を一の板金部材71により確実に導通させることができ、部品点数の削減が図られる。
板金部材71のバネ接点72aは、コネクタ50からの反力により弾性変形するとリアケース22の内面22aに形成された凹部22dに入り込む。従って、薄型化を図りつつ確実に板金部材71をコネクタ50に貼り付けられた導電性テープ55の端部55aに当接させることができる。
なお、以上の実施形態において、第1ケーブル46は本発明の第1ケーブルの一例であり、細線同軸ケーブル48若しくは細線同軸ケーブル48に含まれる信号導体は本発明の導線の一例であり、導電性テープ55は本発明の被覆部材の一例である。
送話筐体2は本発明の第1筐体の一例であり、受話筐体3は本発明の第2筐体の一例である。また、送話筐体2は本発明の第2筐体の一例でもあり、受話筐体3は本発明の第1筐体の一例でもある。
送話筐体2を本発明の第1筐体の一例、受話筐体3を本発明の第2筐体の一例として捉えた場合、メイン基板29は本発明の第1回路基板の一例であり、表示用基板37は本発明の第2回路基板の一例であり、フロントケース21は本発明の第2カバー部材の一例であり、リアケース22は本発明の第1カバー部材の一例であり、フロントケース31は本発明の第4カバー部材の一例であり、リアケース32は本発明の第3カバー部材の一例であり、メイン基板29のグランドパターン層43は本発明の第1回路基板の基準電位部の一例であり、表示用基板37のグランドパターン層89は本発明の第2回路基板の基準電位部の一例であり、シールドケース28は本発明の第1シールド部材の一例であり、補強板金36は本発明の第2シールド部材の一例であり、コネクタ50Aのケーブル側部51は本発明の第1ケーブル側コネクタの一例であり、コネクタ50Aの基板側部52は本発明の第1基板側コネクタの一例であり、コネクタ50Bのケーブル側部51は本発明の第2ケーブル側コネクタの一例であり、コネクタ50Bの基板側部52は本発明の第2基板側コネクタの一例であり、板金部材71は本発明の第1板金部材の一例であり、板金部材95は本発明の第2板金部材の一例である。
送話筐体2を本発明の第2筐体の一例、受話筐体3を本発明の第1筐体の一例として捉えた場合、メイン基板29は本発明の第2回路基板の一例であり、表示用基板37は本発明の第1回路基板の一例であり、フロントケース21は本発明の第4カバー部材の一例であり、リアケース22は本発明の第3カバー部材の一例であり、フロントケース31は本発明の第2カバー部材の一例であり、リアケース32は本発明の第1カバー部材の一例であり、メイン基板29のグランドパターン層43は本発明の第2回路基板の基準電位部の一例であり、表示用基板37のグランドパターン層89は本発明の第1回路基板の基準電位部の一例であり、シールドケース28は本発明の第2シールド部材の一例であり、補強板金36は本発明の第1シールド部材の一例であり、コネクタ50Aのケーブル側部51は本発明の第2ケーブル側コネクタの一例であり、コネクタ50Aの基板側部52は本発明の第2基板側コネクタの一例であり、コネクタ50Bのケーブル側部51は本発明の第1ケーブル側コネクタの一例であり、コネクタ50Bの基板側部52は本発明の第1基板側コネクタの一例であり、板金部材71は本発明の第2板金部材の一例であり、板金部材95は本発明の第1板金部材の一例である。
第2撮像用基板93は本発明の第3回路基板の一例であり、第2ケーブル47は本発明の第2ケーブルの一例であり、コネクタ50Cのケーブル側部51は本発明の第3ケーブル側コネクタの一例であり、コネクタ50Cの基板側部52は本発明の第3基板側コネクタの一例である。なお、第2撮像用基板93を本発明の第2回路基板の一例、第2ケーブル47を本発明の第1ケーブルの一例と捉えることもできる。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
本発明の電子機器は、互いに開閉可能に連結された筐体と、各筐体に収納された回路基板同士を接続するケーブルを有すればよく、携帯電話機に限定されない。例えば、ノートパソコン、PDA、デジタルカメラでもよい。また、開閉方式は、折り畳み式に限定されず、いわゆるスライド式やリボルバー式であってもよい。
ケーブルは、導電性及び可撓性を有する被覆部材により導線を被覆したものであればよく、複数の細線同軸ケーブルを導電性テープにより束ねたものに限定されない。例えば、細線同軸ケーブルに代えてフレキシブルプリント配線板が用いられ、被覆部材として導電性シートが貼付されたものであってもよい。ケーブルに対するメッキ処理などにより被覆部材が形成されていてもよい。
本発明の実施形態の携帯電話機を開状態で示す外観斜視図。 図1の携帯電話機の送話筐体の分解斜視図。 図1の携帯電話機の受話筐体の分解斜視図。 図1の携帯電話機を閉状態で一部の部材を省略して示す斜視図。 図1の携帯電話機を閉状態で一部の部材を省略するとともに一部を分解して示す斜視図。 図1の携帯電話機のケーブルの構成を説明する図。 図2の送話筐体に設けられる板金部材を示す斜視図。 図3の受話筐体3の分解斜視図。 図3の受話筐体3の分解斜視図。 図1の携帯電話機のカメラモジュールの構成及びケーブル接続方法を説明する図。 図3の受話筐体に設けられる板金部材を示す斜視図。 図11の板金部材が取り付けられた状態の基板を示す図。 図1の携帯電話機のグランドラインの系統図。 図1の携帯電話機の信号処理系の構成を示すブロック図。
符号の説明
1…携帯電話機(電子機器)、2…送話筐体(第1筐体又は第2筐体)、3…受話筐体(第1筐体又は第2筐体)、29…メイン基板(第1回路基板又は第2回路基板)、37…表示用基板(第1回路基板又は第2回路基板)、46…第1ケーブル、29b…第1実装面、37b…第1実装面、21…フロントケース(第1カバー部材又は第3カバー部材)、22…(第2カバー部材又は第3カバー部材)、31…フロントケース(第1カバー部材又は第3カバー部材)、32…(第2カバー部材又は第3カバー部材)、28…シールドケース(第1シールド部材又は第2シールド部材)、36…補強板金(第1シールド部材又は第2シールド部材)、51…ケーブル側部(第1ケーブル側コネクタ)、52…基板側部(第1基板側コネクタ)、48…細線同軸ケーブル(導線)、55…導電性テープ(被覆部材)、71…板金部材(第1板金部材又は第2板金部材)、95…板金部材(第1板金部材又は第2板金部材)。

Claims (4)

  1. 開閉可能に連結された第1筐体及び第2筐体と、
    前記第1筐体に内包された第1回路基板と、
    前記第2筐体に内包された第2回路基板と、
    前記第1回路基板と前記第2回路基板とを接続する第1ケーブルと、
    を備え、
    前記第1筐体は、
    前記第1回路基板の実装面に被せられる第1カバー部材と、
    前記第1カバー部材とで前記第1回路基板を収容するように前記第1カバー部材と固定される第2カバー部材と、
    を備え、
    前記第1筐体内には、前記第1回路基板の基準電位部に接続され、前記第1回路基板の前記実装面とは反対側に配置された第1シールド部材が設けられ、
    前記第1ケーブルは、
    電気信号を伝達する導線と、
    前記導線を被覆し、導電性及び可撓性を有する被覆部材と、
    を備え、
    前記導線は、前記実装面に設けられた第1基板側コネクタと、前記第1ケーブルに設けられた第1ケーブル側コネクタとが、前記実装面に直交する方向に嵌合することにより、前記第1回路基板と電気的に接続され、
    前記第1カバー部材の内面には、前記第1ケーブル側コネクタ及び前記第1基板側コネクタに被せられ、前記第1ケーブル側コネクタを前記第1基板側コネクタに嵌合させる方向に前記被覆部材及び前記第1シールド部材を押さえ付ける第1板金部材が設けられている
    携帯電子機器。
  2. 前記第2筐体は、
    前記第2回路基板の実装面に被せられる第3カバー部材と、
    前記第3カバー部材とで前記第2回路基板を収容するように前記第3カバー部材と固定される第4カバー部材と、
    を備え、
    前記第2筐体内には、前記第2回路基板の基準電位部に接続され、前記第2回路基板の前記実装面とは反対側に配置された第2シールド部材が設けられ、
    前記導線は、前記第2回路基板の前記実装面に設けられた第2基板側コネクタと、前記第1ケーブルに設けられた第2ケーブル側コネクタとが、前記第2回路基板の前記実装面に直交する方向に嵌合することにより、前記第2回路基板と電気的に接続され、
    前記第3カバー部材の内面には、前記第2ケーブル側コネクタ及び前記第2基板側コネクタに被せられ、前記第2ケーブル側コネクタを前記第2基板側コネクタに嵌合させる方向に前記被覆部材及び前記第2シールド部材を押さえ付ける第2板金部材が設けられ、
    第1ケーブルは、前記導線を複数有し、当該複数の導線には、前記第1回路基板の基準電位部と前記第2回路基板の基準電位部とを接続する導線が含まれる
    請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記第2筐体に内包された第3回路基板と、
    前記第1回路基板と前記第3回路基板とを接続する第2ケーブルと、
    を更に備え、
    前記第2ケーブルは、
    電気信号を伝達する導線と、
    前記導線を被覆し、導電性及び可撓性を有する被覆部材と、
    を備え、
    前記第2ケーブルの導線は、前記第1回路基板の前記実装面に設けられた第3基板側コネクタと、前記第2ケーブルに設けられた第3ケーブル側コネクタとが、前記第1回路基板の前記実装面に直交する方向に嵌合することにより、前記第1回路基板と電気的に接続され、
    前記第1板金部材は更に、前記第3ケーブル側コネクタ及び前記第3基板側コネクタに被せられ、前記第3ケーブル側コネクタを前記第3基板側コネクタに嵌合させる方向に前記第2ケーブルの前記被覆部材を押さえ付ける
    請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記第1板金部材は、バネ接点を備え、
    前記第1カバー部材の前記内面には、前記第1ケーブル側コネクタ又は第1ケーブルからの反力により弾性変形した前記バネ接点の少なくとも一部が入り込む凹部が形成されている
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
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