JP2004312266A - カメラ付き携帯機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のカメラ付き携帯機器では、成し得なかった、撮影時の操作性や視認性を確保しつつ、使用者が直接カメラを手で触れないように筐体で保護し、カメラに外力が直接加わらないように筐体で保護したカメラ付き携帯機器を提供することを目的とする。
【解決手段】連結部4により開閉可能に連結された第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、カメラ8は、第1の筐体2の表面から裏面を貫通して設けられた貫通窓16を介して被写体画像の入射光Zを取り込み可能にした。
【選択図】 図2
【解決手段】連結部4により開閉可能に連結された第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、カメラ8は、第1の筐体2の表面から裏面を貫通して設けられた貫通窓16を介して被写体画像の入射光Zを取り込み可能にした。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カメラを搭載する携帯電話機、携帯情報端末等のカメラ付き携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、写真付きメールを送受信するためのコミュニケーションツールとして、カメラが搭載された携帯電話機等のカメラ付き携帯機器が広く普及してきている。携帯電話機による写真付きメール利用の普及に伴い、自分自身の顔を撮像した自画像がメールに添付して用いられるように、自画像を簡単に撮像できる携帯電話機の市場要求があった。この市場要求に応えるべく、特に撮像時の操作性や視認性を考慮して、カメラや表示装置の配置も多種多用に考えられてきた。また、撮像時の操作性や視認性を考慮すると、一体型よりも2つ折れ型の携帯電話機の方がより広い表示画面の表示装置を設けることができ、カメラを搭載する携帯電話機には適している。
【0003】
従来、この種のカメラ付き携帯機器として、表面にメインディスプレイ、裏面にサブディスプレイが設けられた第1の筐体と、裏面に内蔵カメラが設けられた第2の筐体とが開閉可能に接続されており、第1及び第2の筐体が開いた状態で、使用者自身の撮像画像をサブディスプレイに表示して撮像することができる折り畳み式移動通信機がある(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−300237号公報(第5頁段落[0043]、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に掲載された従来の携帯電話機は、使用者が第1及び第2の筐体を開いた状態で、第2の筐体の裏面に設けられた内蔵カメラを自分に向けて、サブディスプレイに表示される画像を確認しながら、自画像を撮像することができた(図3(B))。
【0006】
しかしながら、この特許文献1に記載された携帯電話機では、内蔵カメラが第2の筐体の裏面に設けられているため、第1及び第2の筐体の開閉にかかわらず、内蔵カメラが常に露出され、使用者が内蔵カメラを直接手で触ったりして内蔵カメラのレンズを汚してしまう問題があった。また、携帯電話機の内蔵カメラは小型精密機械であるため、外力に対する耐荷重値が小さく壊れ易いものである。そのため、携帯電話機を誤って落下させて、内蔵カメラを壊してしまうこともあった。更に、携帯電話機を机上に置いた状態で、携帯電話機に外力が加わった場合にも内蔵カメラに直接負荷が加わり、内蔵カメラを壊してしまうこともあった。
【0007】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、特に2つ折れ型であって、撮影時の操作性や視認性を確保しつつ、使用者が直接カメラを手で触れないように保護し、外力がカメラに直接加わらないように保護したカメラ付き携帯機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るカメラ付き携帯機器は、表面側に操作部を設けた第1の筐体、表面側に表示部を設けた第2の筐体、この第2の筐体及び第1の筐体の表面側が向い合うように上記第1及び第2の筐体の一端部側を開閉可能に連結する連結部、上記第2の筐体の表面に略直交する被写体画像の入射光を取り込むカメラ、及び上記第1の筐体の表面から裏面を貫通して設けられた貫通窓を備え、上記第1及び第2の筐体を閉じた状態で、上記カメラは上記貫通窓を介して被写体画像の入射光を取り込み可能に構成されたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本発明の実施の形態1について、図に基づいて説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態1における携帯電話機の筐体を開いた状態の構成を示す図であって、図1(a)は正面外観図、図1(b)はA−A断面図を含む側面外観図である。
【0011】
図1(a)、(b)において、カメラ付き携帯機器としての携帯電話機の本体1は、第1の筐体2と第2の筐体3を備えている。第1の筐体2の表面2a側には操作部12が設けられ、第2の筐体3の表面3a側には表示部としての第1の表示部5、裏面3b側には補助表示部としての第2の表示部6が設けられている。第1の表示部5は、第2の表示部6と共に、第2の筐体3内部に設けられたプリント基板7の表面及び裏面上に実装されている。連結部としてのヒンジ部4が、第1及び第2の筐体2、3の表面側2a、3aが向かい合うように第1及び第2の筐体2、3の一端側を開閉可能に連結している。
【0012】
図1(b)において、カメラ8はカメラ用プリント基板9上に実装され、第2の筐体3の表面3aに略直交する被写体画像の入射光Zを取り込めるように、第2の筐体3の一端3a側におけるヒンジ部4に、第2の筐体3の表面3aに略直交させた状態で固定して設けられている。従って、カメラ8は第1及び第2の筐体2、3の開閉に伴って第2の筐体3と一体に連動する。第1及び第2の筐体2、3を開いたときには、カメラ8の被写体画像が第1の表示部5に表示される。プリント基板7及びカメラ用プリント基板9間はフレキシブル基板10によって電気的接続がされている。
【0013】
また、好ましくは、カメラ8はヒンジ部4の連結軸B−Bと直交する中心線A−A’よりもシャッター釦11側に偏った位置に設けられる。
【0014】
シャッター釦11はカメラ8を動作させる釦であって、第1の筐体2の側面に設けられている。シャッター釦11を長押しすれば、カメラ8が起動され、カメラ8起動後にシャッター釦11を押せば、第1又は第2の表示部5、6に表示されるカメラ8の被写体画像を撮映することができる。また、再度、シャッター釦11を長押しすれば、カメラ8が停止する。なお、シャッター釦11は第1の筐体2に限らず第1の筐体2の側面に設けても良い。
【0015】
操作部12は第1の筐体2の表面2a側に複数の押し釦を配列して構成されており、第1の筐体2側面に設けたシャッター釦11とは別のシャッター釦13を含む。なお、このシャッター釦13は、主に第2の筐体3を開いたときに、第1の表示部5に表示されるカメラ8の被写体画像を撮映するのに用いられる。
【0016】
図2は本発明の実施の形態1における携帯電話機の筐体を閉じた状態の構成を示す図であって、図2(a)は正面外観図、図2(b)はC−C断面図を含む側面外観図、図2(c)は背面外観図である。
【0017】
図2(a)〜(c)において、第1の筐体2の一端2c及び他端2dは第2の筐体3より突出して形成されている。
【0018】
カメラ8は第1及び第2の筐体2、3の開閉動作に連動して、第2の筐体3と一体に連動して回動される。第1及び第2の筐体2、3を閉じたときに、カメラ8は第2の表示部6の表示方向と逆方向に向けられ、カメラ8の被写体画像は第2の表示部6に表示される。
【0019】
貫通窓16は第1の筐体2の表面2aから裏面2bを貫通して設けられている。カメラ8は、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、貫通窓16を介して被写体画像の入射光Zを取り込めるように、貫通窓16に位置対応させて配置されている。なお、貫通窓16の大きさは、カメラ8の被写体画像を取り込めるよう、カメラ8の撮像範囲(画角M)よりも広い大きさに形成されている。
【0020】
光源17は第2の筐体3を閉じたときに、カメラ8の近傍に配置されるように第1の筐体2の背面2bに設けられ、カメラ8が向く方向と同一方向に向けて光を照射する。
【0021】
図3は本発明の実施の形態1における携帯電話機のヒンジ部周辺の分解平面図である。
【0022】
図3において、ヒンジ部4の連結軸線上に一対のヒンジ4aが設けられ、第1及び第2の筐体2、3の一端2c、3c側を開閉可能に軸支して連結している。ヒンジ4aは、第1及び第2の筐体2、3が所定開角度で開いた状態で保持することができる。このヒンジ4は例えば特開平9−284165号公報に示されたヒンジ装置が用いられ、第1の筐体2及び第2の筐体3へのヒンジ4aの取り付けやヒンジ4aの動作は、この公報の内容に従うものとする。
【0023】
プリント基板18は第1の筐体2内に設けられ、複数の電子部品を実装すると共に、操作部12やシャッター釦11に電気的に接続されている。電気配線としてのフレキシブル基板19は第1の筐体2に設けられたプリント基板18及び第2の筐体3に設けられたプリント基板7間を電気的に接続する。カメラ8及びフレキシブル基板19は、ヒンジ部4に図3に示されるように並設されて設けられている。このようにして、ヒンジ部4の実装空間を有効活用している。
【0024】
図4は、本発明の実施の形態1における携帯電話機の回路構成を示す図である。
【0025】
図4において、開閉検出部19は第1及び第2の筐体2、3の開閉を検知する。この開閉検出部19は、例えば、磁石とリードスイッチによって構成され、第1及び第2の筐体2、3を閉じたとき、リードスイッチに磁石が近づくことによりリードスイッチの接点がONとなり、開いたとき、リードスイッチから磁石が遠ざかることによりリードスイッチの接点がOFFとなるように設定されている。制御部20により制御される表示制御部21が、開閉検出部19の検出結果に応じて、第1及び第2の筐体2、3が開いたときは第1の表示部5に、閉じたときには第2の表示部6に、カメラ8の被写体画像を表示切替させる。
【0026】
シャッター釦11、13は押下されると、制御部20を介してカメラ8を作動させる。但し、シャッター釦13の押下は、開閉検出部19が第1及び第2の筐体2、3が開いている状態と認識したときのみ、制御部20を介してカメラ8を作動させることができる。カメラ8が起動された後、シャッター釦11、13が押下されると、制御部20が、カメラ8に取り込まれた被写体画像を記憶部22に記憶すると共に、表示制御部21が記憶部22に記憶された被写体画像を第1又は第2の表示部5、6に静止画像表示する。また、操作部12からの所定入力によって、制御部20が記憶部22に記憶されている被写体画像をメール等に添付して送受信部23に入力する。送受信部23は入力された被写体画像付きメールを変調して、高周波信号としてアンテナ24から、送信することができる。
【0027】
音声処理部25はスピーカ14及びマイク15の音声に対して符号化や復号化処理を行う。電池26は携帯電話機1の制御部20をはじめとする全ての電子部品に電力を供給する。制御部20は図4で示されたカメラ8、光源17等の接続部品を制御する。
【0028】
次に、このように構成された本発明の実施の形態1における携帯電話機の動作説明を図に基づいて行なう。
【0029】
図5は本発明における携帯電話機の使用状態を示す図であって、図5(a)は相手又は風景をカメラで撮像している使用状態、図5(b)は自画像をカメラで撮像している使用状態を示す図である。
【0030】
図6は相手又は風景を撮像しているときのカメラの正面図である。
【0031】
まず、相手や風景を撮像する場合について説明する。
【0032】
図5(a)において、相手や風景を撮像するには、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で携帯電話機の本体1を手にして使用する。図5(a)のように片手で撮像できるが、より安定した状態で撮像するには、図6のように、使用者は第1の筐体2の一端2c及び他端2dを両手で持って、右手の人差し指でシャッター釦11を押下することにより撮像する。
【0033】
図2、図4において、シャッター釦11を押すことにより、制御部20によってカメラ8が起動される。カメラ8が起動されると、カメラ8は貫通窓16を介して被写体画像の入射光を取り込む。次に取り込まれたカメラ8の被写体画像が制御部20、表示制御部21の命令によって第2の表示部6に表示される。使用者は被写体にカメラ8を向けて、第2の表示部6に表示されるカメラ8の被写体画像を確認しながら、シャッター釦11を押す。シャッター釦11が押下されると、制御部20が、カメラ8に取り込まれた被写体画像を記憶部22に記憶すると共に、表示制御部21が記憶部22に記憶された被写体画像を第2の表示部6に静止画像表示する。
【0034】
このように、この発明の実施の形態1によれば、第2の筐体3を閉じた状態で、貫通窓16を介して被写体画像の入射光を取り込めるので、相手や風景を撮像するときには、例えば洋服のポケットから携帯電話機を取り出して即時に、被写体を撮像することができる。
【0035】
また、操作性や視認性を確保しつつ、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態では、カメラ8は、図2(c)に示すように、第1の筐体2に設けられた貫通窓16によって保護されているので、使用者はカメラ8を直接手で触ることはない。携帯電話機を落下させてしまった場合、第1の筐体2の裏面2b側が直接外力を受けることとなり、第2の筐体3に設けられたカメラ8に直接外力が加わらず、外力による衝撃を緩和させることができる。そして、机上に置いた場合でもカメラ8が直接机に密着することはないから、外力がカメラ8に直接加わらない。
【0036】
そして、第1の筐体2は第2の筐体3より一端2c及び他端2dが突出しているので、図6で示されるように第1の筐体2の一端2c及び他端2dを使って両手で持つことができ、手によってカメラ8の被写体画像の入射光を遮ることがなく、安定した撮像操作を可能とする。そして、携帯電話機が長手方向側面を下にして落下した場合、突出させた第1の筐体2の一端2c及び他端2dで直接外力を受けることになり、カメラ8が設けられた第2の筐体3に直接外力が加わらないので、カメラ8に加わる衝撃を緩和することができる。
【0037】
また、図6で示されるように、シャッター釦11は第1の筐体2又は第2の筐体3の側面に設けられているので、撮像時に携帯電話機の本体1を両手で支えながら容易に撮像することができ、安定した撮像操作を可能とする。
【0038】
そして、図6に示されるように、カメラ8はシャッター釦11側に偏って設けられているので、両手での撮像時に、カメラ8の撮像範囲(画角M)が携帯電話機の本体1を支えている使用者の指と干渉しない。
【0039】
更に、第1及び第2の筐体2、3を閉じたとき、光源17がカメラ8の近傍に配置されるように設けられているので、カメラ8の撮像範囲(画角M)と光源17の照射範囲(角度N)の重複範囲を広く確保でき、撮像時には被写体に対して確実に光源17を照射した状態で撮像することができる。
【0040】
次に、自画像を撮像する場合について説明する。
【0041】
図5(b)において、自画像を撮像するには、第1及び第2の筐体2、3を開いた状態で携帯電話機の本体1を手にして使用する。
【0042】
図1、図4において、操作部12に含まれるシャッター釦13を長押しすることによって、制御部20によってカメラ8が起動される。また、操作部12の操作によって、光源17を、制御部20を介して作動させることができる。カメラ8が起動されると、カメラ8の被写体画像が制御部20、表示制御部21によって第1の表示部5に表示される。使用者はこの第1の表示部5に表示されるカメラ8の被写体画像を確認しながら、シャッター釦13を押す。シャッター釦13が押下されると、制御部20が、カメラ8に取り込まれた被写体画像の自画像を記憶部22に記憶すると共に、表示制御部21が記憶部22に記憶された被写体画像の自画像を第2の表示部6に静止画像表示する。なお、シャッター釦13ではなく、シャッター釦11によっても同様に、自画像を撮像することができる。
【0043】
このように、この発明の実施の形態1によれば、カメラ8は第2の筐体3の表面に略直交する被写体画像を取り込み、第1及び第2の筐体2、3の開閉動作に連動して、第2の筐体3と一体に回動するので、第1及び第2の筐体2、3を開いた状態で、第1の表示部2の表示画面と同一方向にカメラ8が向けられ、自画像を撮像するときには被写体画像の撮像状態を確実に確認しながら容易に撮像できる。
【0044】
また、第2の筐体3を開いたとき、操作部12に含まれるシャッター釦13によりカメラ8を作動させることができるので、片手で容易に被写体画像を撮映することができる。
【0045】
なお、カメラ8は連結部4側に設けられるとしたが、第2の筐体3の表面3a側のいずれの位置に設けても、同様の効果が得られる。
【0046】
また、特開2001−320463号公報に示された携帯電話機のように、表示部を回転可能に保持することで、第1及び第2の表示部5、6を設けることなく1つの表示部のみで、第1及び第2の筐体2、3を開いたときには、自画像を撮像することができ、第1及び第2の筐体2、3を閉じたときには、相手や風景を撮像することができ、同様の効果を得ることができる。
【0047】
次に本発明の実施の形態1における携帯電話機の変形例を説明する。
【0048】
図7は本発明の実施の形態1における携帯電話機の変形例の閉じた状態の構成を示す図であって、図7(a)はD−D断面を含む側面外面図、図7(b)は裏面外観図である。
【0049】
図7において、カバー27は第1の筐体2に保持され、カメラ8及び光源17をEの方向に開閉可能に覆う。
【0050】
このようにカバー27を新たに追加構成したことによって、カメラ8や光源17に対して防塵をすることができる。
【0051】
実施の形態2.
発明の実施形態2について図に基づいて説明する。
【0052】
図8は本発明の実施の形態2における携帯電話機の開いた状態の構成を示す図であって、図8(a)は正面外観図、図8(b)はF−F断面図を含む側面外観図である。
【0053】
図9は本発明の実施の形態2における携帯電話機の閉じた状態の構成を示す図であって、図9(a)はG−G断面を含む側面外観図、図9(b)はH−H断面図を含む側面外観図、図9(c)は背面外観図である。
【0054】
図8(a)、図9(c)において、カメラ8及び光源17は、第1の筐体2に設けられたヒンジ部4に並設され、ヒンジ部4の実装空間を有効活用している。
【0055】
カメラ8は、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、貫通窓16を介して被写体画像の入射光Zを取り込めるように、貫通窓16に位置対応させて配置されている。また、光源17は、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、貫通窓16を介して被写体を照射できるように、貫通窓16に位置対応させて配置されている。なお、貫通窓16の大きさは、カメラ8の撮像範囲(画角M)及び光源17の照射範囲(角度N)をカバーする大きさに形成されている。
【0056】
このように、この発明の実施の形態2によれば、カメラ8と光源17は互いに近傍に並べてヒンジ部4に設けられているので、ヒンジ部4の実装空間を有効に活用できると共に、撮像時におけるカメラ8の撮像範囲(画角M)と光源17の照射範囲(角度N)との重複範囲を効率良く確保することができる。
【0057】
次に本発明の実施の形態2における携帯電話機の変形例を説明する。
【0058】
図10は本発明の実施の形態2における携帯電話機の変形例の閉じた状態の構成を示す裏面外観図である。
【0059】
図10において、カバー27は第1の筐体2に保持され、カメラ8及び光源17をIの方向に開閉可能に覆う。
【0060】
このように、カバー27を新たに追加構成したことによって、カメラ8や光源17に対して防塵をすることができる。
【0061】
実施の形態3.
発明の実施形態3について図に基づいて説明する。
【0062】
図11は本発明の実施の形態3における携帯電話機の開いた状態の構成を示す図であって、図11(a)は正面外観図、図11(b)はJ−J断面図を含む側面外観図である。
【0063】
図12は本発明の実施の形態3における携帯電話機の閉じた状態の構成を示す図であって、図12(a)は正面外観図、図12(b)はK−K断面を含む側面外観図、図12(c)は背面外観図である。
【0064】
図12(b)、(c)において、カメラ8は、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、第1の筐体2の他端2dより突出して形成された第2の筐体3の他端3d側突出部27に設けられ、第2の筐体3の表面3aに略直交する被写体画像の入射光Zを取り込む。また、カメラ8は、カメラ8の撮像範囲(画角M)と第1の筐体2の他端2dとが互いに干渉しないように設けられている。
【0065】
スピーカ14はカメラ8の実装領域を避けて第2の筐体3内部に設けられている。
【0066】
このようにして、この発明の実施の形態3によれば、カメラ8は第2の筐体3の他端3d側突出部27に設けられているので、第1の筐体2と干渉することなく、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、被写体画像の入射光Zを取り込むことができる。
【0067】
実施の形態4.
発明の実施形態4について図に基づいて説明する。
【0068】
図13は本発明の実施の形態4における携帯電話機の構成を示す図であって、図13(a)は携帯電話機の開いた状態の正面側の外観斜視図、図13(b)は携帯電話機の開いた状態の背面側の外観斜視図、図13(c)は携帯電話機の閉じた状態の背面側の外観斜視図である。
【0069】
図14は図13(c)におけるA−A断面図であって、特にカメラ周辺の断面を示す図である。
【0070】
図15は図13(c)におけるA−A断面のカメラ周辺の拡大断面図であって、図15(a)は携帯電話機の閉じた状態のカメラ周辺の拡大断面図、図15(b)携帯電話機の開いた状態のカメラ周辺の拡大断面図である。
【0071】
図13(b)、(c)において、遮光部としてのレンズフード28が第1の筐体2に設けられた貫通窓16を形成する壁面に取り付けられている。このレンズフード28は図14、図15(a)に示すように、カメラ8の画角Mより広い角度Pで、第1の筐体2の表面2aから裏面2bに向けて徐々に広がるように形成されており、被写体画像以外の外乱光がカメラ8に入射するのを抑止する。また、更に、レンズフード28の表面につや消し黒の塗装を施せば、なお好ましい。
【0072】
このように、この発明の実施の形態4によれば、レンズフード28を貫通窓16の壁面に取り付けたので、逆光のときでも、被写体以外の外乱光がカメラ8に入射するのを抑止し、カメラ8は被写体画像の入射光を効率良く取り込むことが可能である。
【0073】
【発明の効果】
このように、この発明によれば、第1及び第2の筐体を閉じた状態で、貫通窓を介して被写体画像を取り込み可能にしたので、撮影時の操作性や視認性を確保しつつ、使用者が直接カメラを手で触れないように保護できるカメラ付き携帯機器を得ることができる。また、貫通窓によってカメラを避けて筐体が外力を受けることにより、外力がカメラに直接加わらないようにすることができ、カメラに加わる外力を緩和することができるカメラ付き携帯機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における携帯電話機の筐体を開いた状態の構成を示す図であって、図1(a)は正面外観図、図1(b)はA−A断面図を含む側面外観図である。
【図2】本発明の実施の形態1における携帯電話機の筐体を閉じた状態の構成を示す図であって、図2(a)は正面外観図、図2(b)はC−C断面図を含む側面外観図、図2(c)は背面外観図である。
【図3】本発明の実施の形態1における携帯電話機のヒンジ部周辺の分解平面図である。
【図4】本発明の実施の形態1における携帯電話機の回路構成を示す図である。
【図5】本発明における携帯電話機の使用状態を示す図であって、図5(a)は相手又は風景をカメラで撮像している使用状態、図5(b)は自画像をカメラで撮像している使用状態を示す図である。
【図6】相手又は風景を撮像しているときのカメラの正面図である。
【図7】本発明の実施の形態1における携帯電話機の変形例の閉じた状態の構成を示す図であって、図7(a)はD−D断面を含む側面外面図、図7(b)は裏面外観図である。
【図8】本発明の実施の形態2における携帯電話機の開いた状態の構成を示す図であって、図8(a)は正面外観図、図8(b)はF−F断面図を含む側面外観図である。
【図9】本発明の実施の形態2における携帯電話機の閉じた状態の構成を示す図であって、図9(a)はG−G断面を含む側面外観図、図9(b)はH−H断面図を含む側面外観図、図9(c)は背面外観図である。
【図10】本発明の実施の形態1における携帯電話機の変形例の閉じた状態の構成を示す裏面外観図である。
【図11】本発明の実施の形態3における携帯電話機の開いた状態の構成を示す図であって、図11(a)は正面外観図、図11(b)はJ−J断面図を含む側面外観図である。
【図12】本発明の実施の形態3における携帯電話機の閉じた状態の構成を示す図であって、図12(a)は正面外観図、図12(b)はK−K断面を含む側面外観図、図12(c)は背面外観図である。
【図13】本発明の実施の形態4における携帯電話機の構成を示す図であって、図13(a)は携帯電話機の開いた状態の正面側の外観斜視図、図13(b)は携帯電話機の開いた状態の背面側の外観斜視図、図13(c)は携帯電話機の閉じた状態の背面側の外観斜視図である。
【図14】図13(c)におけるA−A断面図であって、特にカメラ周辺の断面を示す図である。
【図15】図13(c)におけるA−A断面のカメラ周辺の拡大断面図であって、図15(a)は携帯電話機の閉じた状態のカメラ周辺の拡大断面図、図15(b)携帯電話機の開いた状態のカメラ周辺の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体、2 第1の筐体、3 第2の筐体、4 ヒンジ部、4a ヒンジ、5 第1の表示部、6 第2の表示部、7、18 プリント基板、8 カメラ、9 カメラ用プリント基板、10 フレキシブル基板、11、13 シャッター釦、12 操作部、14 スピーカ部、15 マイク部、16 貫通窓、17 光源、19 フレキシブル基板、20 制御部、21 表示制御部、22 記憶部、23 送受信部、24 アンテナ、25 音声処理部、26 電池、27 他端側突出部、28 レンズフード。
【発明の属する技術分野】
この発明は、カメラを搭載する携帯電話機、携帯情報端末等のカメラ付き携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、写真付きメールを送受信するためのコミュニケーションツールとして、カメラが搭載された携帯電話機等のカメラ付き携帯機器が広く普及してきている。携帯電話機による写真付きメール利用の普及に伴い、自分自身の顔を撮像した自画像がメールに添付して用いられるように、自画像を簡単に撮像できる携帯電話機の市場要求があった。この市場要求に応えるべく、特に撮像時の操作性や視認性を考慮して、カメラや表示装置の配置も多種多用に考えられてきた。また、撮像時の操作性や視認性を考慮すると、一体型よりも2つ折れ型の携帯電話機の方がより広い表示画面の表示装置を設けることができ、カメラを搭載する携帯電話機には適している。
【0003】
従来、この種のカメラ付き携帯機器として、表面にメインディスプレイ、裏面にサブディスプレイが設けられた第1の筐体と、裏面に内蔵カメラが設けられた第2の筐体とが開閉可能に接続されており、第1及び第2の筐体が開いた状態で、使用者自身の撮像画像をサブディスプレイに表示して撮像することができる折り畳み式移動通信機がある(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−300237号公報(第5頁段落[0043]、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に掲載された従来の携帯電話機は、使用者が第1及び第2の筐体を開いた状態で、第2の筐体の裏面に設けられた内蔵カメラを自分に向けて、サブディスプレイに表示される画像を確認しながら、自画像を撮像することができた(図3(B))。
【0006】
しかしながら、この特許文献1に記載された携帯電話機では、内蔵カメラが第2の筐体の裏面に設けられているため、第1及び第2の筐体の開閉にかかわらず、内蔵カメラが常に露出され、使用者が内蔵カメラを直接手で触ったりして内蔵カメラのレンズを汚してしまう問題があった。また、携帯電話機の内蔵カメラは小型精密機械であるため、外力に対する耐荷重値が小さく壊れ易いものである。そのため、携帯電話機を誤って落下させて、内蔵カメラを壊してしまうこともあった。更に、携帯電話機を机上に置いた状態で、携帯電話機に外力が加わった場合にも内蔵カメラに直接負荷が加わり、内蔵カメラを壊してしまうこともあった。
【0007】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、特に2つ折れ型であって、撮影時の操作性や視認性を確保しつつ、使用者が直接カメラを手で触れないように保護し、外力がカメラに直接加わらないように保護したカメラ付き携帯機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るカメラ付き携帯機器は、表面側に操作部を設けた第1の筐体、表面側に表示部を設けた第2の筐体、この第2の筐体及び第1の筐体の表面側が向い合うように上記第1及び第2の筐体の一端部側を開閉可能に連結する連結部、上記第2の筐体の表面に略直交する被写体画像の入射光を取り込むカメラ、及び上記第1の筐体の表面から裏面を貫通して設けられた貫通窓を備え、上記第1及び第2の筐体を閉じた状態で、上記カメラは上記貫通窓を介して被写体画像の入射光を取り込み可能に構成されたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
本発明の実施の形態1について、図に基づいて説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の形態1における携帯電話機の筐体を開いた状態の構成を示す図であって、図1(a)は正面外観図、図1(b)はA−A断面図を含む側面外観図である。
【0011】
図1(a)、(b)において、カメラ付き携帯機器としての携帯電話機の本体1は、第1の筐体2と第2の筐体3を備えている。第1の筐体2の表面2a側には操作部12が設けられ、第2の筐体3の表面3a側には表示部としての第1の表示部5、裏面3b側には補助表示部としての第2の表示部6が設けられている。第1の表示部5は、第2の表示部6と共に、第2の筐体3内部に設けられたプリント基板7の表面及び裏面上に実装されている。連結部としてのヒンジ部4が、第1及び第2の筐体2、3の表面側2a、3aが向かい合うように第1及び第2の筐体2、3の一端側を開閉可能に連結している。
【0012】
図1(b)において、カメラ8はカメラ用プリント基板9上に実装され、第2の筐体3の表面3aに略直交する被写体画像の入射光Zを取り込めるように、第2の筐体3の一端3a側におけるヒンジ部4に、第2の筐体3の表面3aに略直交させた状態で固定して設けられている。従って、カメラ8は第1及び第2の筐体2、3の開閉に伴って第2の筐体3と一体に連動する。第1及び第2の筐体2、3を開いたときには、カメラ8の被写体画像が第1の表示部5に表示される。プリント基板7及びカメラ用プリント基板9間はフレキシブル基板10によって電気的接続がされている。
【0013】
また、好ましくは、カメラ8はヒンジ部4の連結軸B−Bと直交する中心線A−A’よりもシャッター釦11側に偏った位置に設けられる。
【0014】
シャッター釦11はカメラ8を動作させる釦であって、第1の筐体2の側面に設けられている。シャッター釦11を長押しすれば、カメラ8が起動され、カメラ8起動後にシャッター釦11を押せば、第1又は第2の表示部5、6に表示されるカメラ8の被写体画像を撮映することができる。また、再度、シャッター釦11を長押しすれば、カメラ8が停止する。なお、シャッター釦11は第1の筐体2に限らず第1の筐体2の側面に設けても良い。
【0015】
操作部12は第1の筐体2の表面2a側に複数の押し釦を配列して構成されており、第1の筐体2側面に設けたシャッター釦11とは別のシャッター釦13を含む。なお、このシャッター釦13は、主に第2の筐体3を開いたときに、第1の表示部5に表示されるカメラ8の被写体画像を撮映するのに用いられる。
【0016】
図2は本発明の実施の形態1における携帯電話機の筐体を閉じた状態の構成を示す図であって、図2(a)は正面外観図、図2(b)はC−C断面図を含む側面外観図、図2(c)は背面外観図である。
【0017】
図2(a)〜(c)において、第1の筐体2の一端2c及び他端2dは第2の筐体3より突出して形成されている。
【0018】
カメラ8は第1及び第2の筐体2、3の開閉動作に連動して、第2の筐体3と一体に連動して回動される。第1及び第2の筐体2、3を閉じたときに、カメラ8は第2の表示部6の表示方向と逆方向に向けられ、カメラ8の被写体画像は第2の表示部6に表示される。
【0019】
貫通窓16は第1の筐体2の表面2aから裏面2bを貫通して設けられている。カメラ8は、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、貫通窓16を介して被写体画像の入射光Zを取り込めるように、貫通窓16に位置対応させて配置されている。なお、貫通窓16の大きさは、カメラ8の被写体画像を取り込めるよう、カメラ8の撮像範囲(画角M)よりも広い大きさに形成されている。
【0020】
光源17は第2の筐体3を閉じたときに、カメラ8の近傍に配置されるように第1の筐体2の背面2bに設けられ、カメラ8が向く方向と同一方向に向けて光を照射する。
【0021】
図3は本発明の実施の形態1における携帯電話機のヒンジ部周辺の分解平面図である。
【0022】
図3において、ヒンジ部4の連結軸線上に一対のヒンジ4aが設けられ、第1及び第2の筐体2、3の一端2c、3c側を開閉可能に軸支して連結している。ヒンジ4aは、第1及び第2の筐体2、3が所定開角度で開いた状態で保持することができる。このヒンジ4は例えば特開平9−284165号公報に示されたヒンジ装置が用いられ、第1の筐体2及び第2の筐体3へのヒンジ4aの取り付けやヒンジ4aの動作は、この公報の内容に従うものとする。
【0023】
プリント基板18は第1の筐体2内に設けられ、複数の電子部品を実装すると共に、操作部12やシャッター釦11に電気的に接続されている。電気配線としてのフレキシブル基板19は第1の筐体2に設けられたプリント基板18及び第2の筐体3に設けられたプリント基板7間を電気的に接続する。カメラ8及びフレキシブル基板19は、ヒンジ部4に図3に示されるように並設されて設けられている。このようにして、ヒンジ部4の実装空間を有効活用している。
【0024】
図4は、本発明の実施の形態1における携帯電話機の回路構成を示す図である。
【0025】
図4において、開閉検出部19は第1及び第2の筐体2、3の開閉を検知する。この開閉検出部19は、例えば、磁石とリードスイッチによって構成され、第1及び第2の筐体2、3を閉じたとき、リードスイッチに磁石が近づくことによりリードスイッチの接点がONとなり、開いたとき、リードスイッチから磁石が遠ざかることによりリードスイッチの接点がOFFとなるように設定されている。制御部20により制御される表示制御部21が、開閉検出部19の検出結果に応じて、第1及び第2の筐体2、3が開いたときは第1の表示部5に、閉じたときには第2の表示部6に、カメラ8の被写体画像を表示切替させる。
【0026】
シャッター釦11、13は押下されると、制御部20を介してカメラ8を作動させる。但し、シャッター釦13の押下は、開閉検出部19が第1及び第2の筐体2、3が開いている状態と認識したときのみ、制御部20を介してカメラ8を作動させることができる。カメラ8が起動された後、シャッター釦11、13が押下されると、制御部20が、カメラ8に取り込まれた被写体画像を記憶部22に記憶すると共に、表示制御部21が記憶部22に記憶された被写体画像を第1又は第2の表示部5、6に静止画像表示する。また、操作部12からの所定入力によって、制御部20が記憶部22に記憶されている被写体画像をメール等に添付して送受信部23に入力する。送受信部23は入力された被写体画像付きメールを変調して、高周波信号としてアンテナ24から、送信することができる。
【0027】
音声処理部25はスピーカ14及びマイク15の音声に対して符号化や復号化処理を行う。電池26は携帯電話機1の制御部20をはじめとする全ての電子部品に電力を供給する。制御部20は図4で示されたカメラ8、光源17等の接続部品を制御する。
【0028】
次に、このように構成された本発明の実施の形態1における携帯電話機の動作説明を図に基づいて行なう。
【0029】
図5は本発明における携帯電話機の使用状態を示す図であって、図5(a)は相手又は風景をカメラで撮像している使用状態、図5(b)は自画像をカメラで撮像している使用状態を示す図である。
【0030】
図6は相手又は風景を撮像しているときのカメラの正面図である。
【0031】
まず、相手や風景を撮像する場合について説明する。
【0032】
図5(a)において、相手や風景を撮像するには、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で携帯電話機の本体1を手にして使用する。図5(a)のように片手で撮像できるが、より安定した状態で撮像するには、図6のように、使用者は第1の筐体2の一端2c及び他端2dを両手で持って、右手の人差し指でシャッター釦11を押下することにより撮像する。
【0033】
図2、図4において、シャッター釦11を押すことにより、制御部20によってカメラ8が起動される。カメラ8が起動されると、カメラ8は貫通窓16を介して被写体画像の入射光を取り込む。次に取り込まれたカメラ8の被写体画像が制御部20、表示制御部21の命令によって第2の表示部6に表示される。使用者は被写体にカメラ8を向けて、第2の表示部6に表示されるカメラ8の被写体画像を確認しながら、シャッター釦11を押す。シャッター釦11が押下されると、制御部20が、カメラ8に取り込まれた被写体画像を記憶部22に記憶すると共に、表示制御部21が記憶部22に記憶された被写体画像を第2の表示部6に静止画像表示する。
【0034】
このように、この発明の実施の形態1によれば、第2の筐体3を閉じた状態で、貫通窓16を介して被写体画像の入射光を取り込めるので、相手や風景を撮像するときには、例えば洋服のポケットから携帯電話機を取り出して即時に、被写体を撮像することができる。
【0035】
また、操作性や視認性を確保しつつ、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態では、カメラ8は、図2(c)に示すように、第1の筐体2に設けられた貫通窓16によって保護されているので、使用者はカメラ8を直接手で触ることはない。携帯電話機を落下させてしまった場合、第1の筐体2の裏面2b側が直接外力を受けることとなり、第2の筐体3に設けられたカメラ8に直接外力が加わらず、外力による衝撃を緩和させることができる。そして、机上に置いた場合でもカメラ8が直接机に密着することはないから、外力がカメラ8に直接加わらない。
【0036】
そして、第1の筐体2は第2の筐体3より一端2c及び他端2dが突出しているので、図6で示されるように第1の筐体2の一端2c及び他端2dを使って両手で持つことができ、手によってカメラ8の被写体画像の入射光を遮ることがなく、安定した撮像操作を可能とする。そして、携帯電話機が長手方向側面を下にして落下した場合、突出させた第1の筐体2の一端2c及び他端2dで直接外力を受けることになり、カメラ8が設けられた第2の筐体3に直接外力が加わらないので、カメラ8に加わる衝撃を緩和することができる。
【0037】
また、図6で示されるように、シャッター釦11は第1の筐体2又は第2の筐体3の側面に設けられているので、撮像時に携帯電話機の本体1を両手で支えながら容易に撮像することができ、安定した撮像操作を可能とする。
【0038】
そして、図6に示されるように、カメラ8はシャッター釦11側に偏って設けられているので、両手での撮像時に、カメラ8の撮像範囲(画角M)が携帯電話機の本体1を支えている使用者の指と干渉しない。
【0039】
更に、第1及び第2の筐体2、3を閉じたとき、光源17がカメラ8の近傍に配置されるように設けられているので、カメラ8の撮像範囲(画角M)と光源17の照射範囲(角度N)の重複範囲を広く確保でき、撮像時には被写体に対して確実に光源17を照射した状態で撮像することができる。
【0040】
次に、自画像を撮像する場合について説明する。
【0041】
図5(b)において、自画像を撮像するには、第1及び第2の筐体2、3を開いた状態で携帯電話機の本体1を手にして使用する。
【0042】
図1、図4において、操作部12に含まれるシャッター釦13を長押しすることによって、制御部20によってカメラ8が起動される。また、操作部12の操作によって、光源17を、制御部20を介して作動させることができる。カメラ8が起動されると、カメラ8の被写体画像が制御部20、表示制御部21によって第1の表示部5に表示される。使用者はこの第1の表示部5に表示されるカメラ8の被写体画像を確認しながら、シャッター釦13を押す。シャッター釦13が押下されると、制御部20が、カメラ8に取り込まれた被写体画像の自画像を記憶部22に記憶すると共に、表示制御部21が記憶部22に記憶された被写体画像の自画像を第2の表示部6に静止画像表示する。なお、シャッター釦13ではなく、シャッター釦11によっても同様に、自画像を撮像することができる。
【0043】
このように、この発明の実施の形態1によれば、カメラ8は第2の筐体3の表面に略直交する被写体画像を取り込み、第1及び第2の筐体2、3の開閉動作に連動して、第2の筐体3と一体に回動するので、第1及び第2の筐体2、3を開いた状態で、第1の表示部2の表示画面と同一方向にカメラ8が向けられ、自画像を撮像するときには被写体画像の撮像状態を確実に確認しながら容易に撮像できる。
【0044】
また、第2の筐体3を開いたとき、操作部12に含まれるシャッター釦13によりカメラ8を作動させることができるので、片手で容易に被写体画像を撮映することができる。
【0045】
なお、カメラ8は連結部4側に設けられるとしたが、第2の筐体3の表面3a側のいずれの位置に設けても、同様の効果が得られる。
【0046】
また、特開2001−320463号公報に示された携帯電話機のように、表示部を回転可能に保持することで、第1及び第2の表示部5、6を設けることなく1つの表示部のみで、第1及び第2の筐体2、3を開いたときには、自画像を撮像することができ、第1及び第2の筐体2、3を閉じたときには、相手や風景を撮像することができ、同様の効果を得ることができる。
【0047】
次に本発明の実施の形態1における携帯電話機の変形例を説明する。
【0048】
図7は本発明の実施の形態1における携帯電話機の変形例の閉じた状態の構成を示す図であって、図7(a)はD−D断面を含む側面外面図、図7(b)は裏面外観図である。
【0049】
図7において、カバー27は第1の筐体2に保持され、カメラ8及び光源17をEの方向に開閉可能に覆う。
【0050】
このようにカバー27を新たに追加構成したことによって、カメラ8や光源17に対して防塵をすることができる。
【0051】
実施の形態2.
発明の実施形態2について図に基づいて説明する。
【0052】
図8は本発明の実施の形態2における携帯電話機の開いた状態の構成を示す図であって、図8(a)は正面外観図、図8(b)はF−F断面図を含む側面外観図である。
【0053】
図9は本発明の実施の形態2における携帯電話機の閉じた状態の構成を示す図であって、図9(a)はG−G断面を含む側面外観図、図9(b)はH−H断面図を含む側面外観図、図9(c)は背面外観図である。
【0054】
図8(a)、図9(c)において、カメラ8及び光源17は、第1の筐体2に設けられたヒンジ部4に並設され、ヒンジ部4の実装空間を有効活用している。
【0055】
カメラ8は、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、貫通窓16を介して被写体画像の入射光Zを取り込めるように、貫通窓16に位置対応させて配置されている。また、光源17は、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、貫通窓16を介して被写体を照射できるように、貫通窓16に位置対応させて配置されている。なお、貫通窓16の大きさは、カメラ8の撮像範囲(画角M)及び光源17の照射範囲(角度N)をカバーする大きさに形成されている。
【0056】
このように、この発明の実施の形態2によれば、カメラ8と光源17は互いに近傍に並べてヒンジ部4に設けられているので、ヒンジ部4の実装空間を有効に活用できると共に、撮像時におけるカメラ8の撮像範囲(画角M)と光源17の照射範囲(角度N)との重複範囲を効率良く確保することができる。
【0057】
次に本発明の実施の形態2における携帯電話機の変形例を説明する。
【0058】
図10は本発明の実施の形態2における携帯電話機の変形例の閉じた状態の構成を示す裏面外観図である。
【0059】
図10において、カバー27は第1の筐体2に保持され、カメラ8及び光源17をIの方向に開閉可能に覆う。
【0060】
このように、カバー27を新たに追加構成したことによって、カメラ8や光源17に対して防塵をすることができる。
【0061】
実施の形態3.
発明の実施形態3について図に基づいて説明する。
【0062】
図11は本発明の実施の形態3における携帯電話機の開いた状態の構成を示す図であって、図11(a)は正面外観図、図11(b)はJ−J断面図を含む側面外観図である。
【0063】
図12は本発明の実施の形態3における携帯電話機の閉じた状態の構成を示す図であって、図12(a)は正面外観図、図12(b)はK−K断面を含む側面外観図、図12(c)は背面外観図である。
【0064】
図12(b)、(c)において、カメラ8は、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、第1の筐体2の他端2dより突出して形成された第2の筐体3の他端3d側突出部27に設けられ、第2の筐体3の表面3aに略直交する被写体画像の入射光Zを取り込む。また、カメラ8は、カメラ8の撮像範囲(画角M)と第1の筐体2の他端2dとが互いに干渉しないように設けられている。
【0065】
スピーカ14はカメラ8の実装領域を避けて第2の筐体3内部に設けられている。
【0066】
このようにして、この発明の実施の形態3によれば、カメラ8は第2の筐体3の他端3d側突出部27に設けられているので、第1の筐体2と干渉することなく、第1及び第2の筐体2、3を閉じた状態で、被写体画像の入射光Zを取り込むことができる。
【0067】
実施の形態4.
発明の実施形態4について図に基づいて説明する。
【0068】
図13は本発明の実施の形態4における携帯電話機の構成を示す図であって、図13(a)は携帯電話機の開いた状態の正面側の外観斜視図、図13(b)は携帯電話機の開いた状態の背面側の外観斜視図、図13(c)は携帯電話機の閉じた状態の背面側の外観斜視図である。
【0069】
図14は図13(c)におけるA−A断面図であって、特にカメラ周辺の断面を示す図である。
【0070】
図15は図13(c)におけるA−A断面のカメラ周辺の拡大断面図であって、図15(a)は携帯電話機の閉じた状態のカメラ周辺の拡大断面図、図15(b)携帯電話機の開いた状態のカメラ周辺の拡大断面図である。
【0071】
図13(b)、(c)において、遮光部としてのレンズフード28が第1の筐体2に設けられた貫通窓16を形成する壁面に取り付けられている。このレンズフード28は図14、図15(a)に示すように、カメラ8の画角Mより広い角度Pで、第1の筐体2の表面2aから裏面2bに向けて徐々に広がるように形成されており、被写体画像以外の外乱光がカメラ8に入射するのを抑止する。また、更に、レンズフード28の表面につや消し黒の塗装を施せば、なお好ましい。
【0072】
このように、この発明の実施の形態4によれば、レンズフード28を貫通窓16の壁面に取り付けたので、逆光のときでも、被写体以外の外乱光がカメラ8に入射するのを抑止し、カメラ8は被写体画像の入射光を効率良く取り込むことが可能である。
【0073】
【発明の効果】
このように、この発明によれば、第1及び第2の筐体を閉じた状態で、貫通窓を介して被写体画像を取り込み可能にしたので、撮影時の操作性や視認性を確保しつつ、使用者が直接カメラを手で触れないように保護できるカメラ付き携帯機器を得ることができる。また、貫通窓によってカメラを避けて筐体が外力を受けることにより、外力がカメラに直接加わらないようにすることができ、カメラに加わる外力を緩和することができるカメラ付き携帯機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における携帯電話機の筐体を開いた状態の構成を示す図であって、図1(a)は正面外観図、図1(b)はA−A断面図を含む側面外観図である。
【図2】本発明の実施の形態1における携帯電話機の筐体を閉じた状態の構成を示す図であって、図2(a)は正面外観図、図2(b)はC−C断面図を含む側面外観図、図2(c)は背面外観図である。
【図3】本発明の実施の形態1における携帯電話機のヒンジ部周辺の分解平面図である。
【図4】本発明の実施の形態1における携帯電話機の回路構成を示す図である。
【図5】本発明における携帯電話機の使用状態を示す図であって、図5(a)は相手又は風景をカメラで撮像している使用状態、図5(b)は自画像をカメラで撮像している使用状態を示す図である。
【図6】相手又は風景を撮像しているときのカメラの正面図である。
【図7】本発明の実施の形態1における携帯電話機の変形例の閉じた状態の構成を示す図であって、図7(a)はD−D断面を含む側面外面図、図7(b)は裏面外観図である。
【図8】本発明の実施の形態2における携帯電話機の開いた状態の構成を示す図であって、図8(a)は正面外観図、図8(b)はF−F断面図を含む側面外観図である。
【図9】本発明の実施の形態2における携帯電話機の閉じた状態の構成を示す図であって、図9(a)はG−G断面を含む側面外観図、図9(b)はH−H断面図を含む側面外観図、図9(c)は背面外観図である。
【図10】本発明の実施の形態1における携帯電話機の変形例の閉じた状態の構成を示す裏面外観図である。
【図11】本発明の実施の形態3における携帯電話機の開いた状態の構成を示す図であって、図11(a)は正面外観図、図11(b)はJ−J断面図を含む側面外観図である。
【図12】本発明の実施の形態3における携帯電話機の閉じた状態の構成を示す図であって、図12(a)は正面外観図、図12(b)はK−K断面を含む側面外観図、図12(c)は背面外観図である。
【図13】本発明の実施の形態4における携帯電話機の構成を示す図であって、図13(a)は携帯電話機の開いた状態の正面側の外観斜視図、図13(b)は携帯電話機の開いた状態の背面側の外観斜視図、図13(c)は携帯電話機の閉じた状態の背面側の外観斜視図である。
【図14】図13(c)におけるA−A断面図であって、特にカメラ周辺の断面を示す図である。
【図15】図13(c)におけるA−A断面のカメラ周辺の拡大断面図であって、図15(a)は携帯電話機の閉じた状態のカメラ周辺の拡大断面図、図15(b)携帯電話機の開いた状態のカメラ周辺の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本体、2 第1の筐体、3 第2の筐体、4 ヒンジ部、4a ヒンジ、5 第1の表示部、6 第2の表示部、7、18 プリント基板、8 カメラ、9 カメラ用プリント基板、10 フレキシブル基板、11、13 シャッター釦、12 操作部、14 スピーカ部、15 マイク部、16 貫通窓、17 光源、19 フレキシブル基板、20 制御部、21 表示制御部、22 記憶部、23 送受信部、24 アンテナ、25 音声処理部、26 電池、27 他端側突出部、28 レンズフード。
Claims (12)
- 表面側に操作部を設けた第1の筐体、
表面側に表示部を設けた第2の筐体、
この第2の筐体及び第1の筐体の表面側が向い合うように上記第1及び第2の筐体の一端部側を開閉可能に連結する連結部、
上記第2の筐体の表面に略直交する被写体画像の入射光を取り込むカメラ、
及び上記第1の筐体の表面から裏面を貫通して設けられた貫通窓を備え、
上記第1及び第2の筐体を閉じた状態で、上記カメラは上記貫通窓を介して被写体画像の入射光を取り込み可能なことを特徴とするカメラ付き携帯機器。 - 第1及び第2の筐体を閉じた状態で、第1の筐体の一端及び他端は上記第2の筐体より突出して形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯機器。
- カメラは連結部に設けられ、第1及び第2の筐体の開閉に連動し、上記第2の筐体と一体に連動することを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯機器。
- カメラは第2の筐体の表面側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯機器。
- 表面側に操作部を設けた第1の筐体、
表面側に表示部を設けた第2の筐体、
この第2の筐体及び第1の筐体の表面側が向い合うように上記第1及び第2の筐体の一端部側を開閉可能に連結する連結部、
上記第1及び第2の筐体を閉じた状態で、上記第1の筐体の他端より突出して形成した上記第2の筐体の他端側突出部に設けられ、上記第2の筐体の表面に略直交する被写体画像の入射光を取り込むカメラを備え、
上記第1及び第2の筐体を閉じた状態で、上記カメラは被写体画像の入射光を取り込み可能なことを特徴とするカメラ付き携帯機器。 - カメラを作動するシャッター釦が第1又は第2の筐体の側面に設けられていることを特徴とする請求項1又は5に記載のカメラ付き携帯機器。
- カメラが向く方向と同一方向に向けて光を照射する光源が設けられていることを特徴とする請求項1又は5に記載のカメラ付き携帯機器。
- カメラ又は/及び光源を開閉可能に覆うカバーが設けられていることを特徴とする請求項7に記載のカメラ付き携帯機器。
- カメラは連結部の連結軸と直交する中心線よりもシャッター釦側に偏った位置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のカメラ付き携帯機器。
- 第2の筐体の裏面側に設けられた補助の表示部を備え、上記第1及び第2の筐体を開いたときには、表面側の表示部にカメラの被写体画像を表示させ、閉じたときには、上記補助の表示部に上記カメラの被写体画像を表示させることを特徴とする請求項1又は請求項5に記載のカメラ付き携帯機器。
- 第1及び第2の筐体の開閉を検出する開閉検出部を備え、この開閉検出部の検出結果に応じて、カメラの被写体画像を表面側の表示部又は補助の表示部に切替表示することを特徴とする請求項10に記載のカメラ付き携帯機器。
- 貫通窓は、第1の筐体の表面から裏面に向けて徐々に広がるように形成されており、被写体画像以外の外乱光がカメラに入射するのを抑止する遮光部が上記貫通窓を形成する壁面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003101774A JP2004312266A (ja) | 2003-04-04 | 2003-04-04 | カメラ付き携帯機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003101774A JP2004312266A (ja) | 2003-04-04 | 2003-04-04 | カメラ付き携帯機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004312266A true JP2004312266A (ja) | 2004-11-04 |
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ID=33465454
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004312266A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006203426A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
JP2007324209A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
JP4865079B1 (ja) * | 2010-10-12 | 2012-02-01 | 博 山野 | 携帯用電子スクラップ装置 |
-
2003
- 2003-04-04 JP JP2003101774A patent/JP2004312266A/ja active Pending
Cited By (4)
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