JPH08140072A - 情報通信用端末装置 - Google Patents

情報通信用端末装置

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JPH08140072A
JPH08140072A JP6273867A JP27386794A JPH08140072A JP H08140072 A JPH08140072 A JP H08140072A JP 6273867 A JP6273867 A JP 6273867A JP 27386794 A JP27386794 A JP 27386794A JP H08140072 A JPH08140072 A JP H08140072A
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Miki Matsuzaki
美樹 松▲崎▼
Shinichi Harada
信一 原田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型で携帯性に優れ、簡単に撮影情報を送受信
可能な情報通信用端末装置を提供することを目的とす
る。 【構成】カードスロットを有しカード状撮像装置全体を
収納可能な収納手段と、この収納手段に収納された上記
カード状撮像装置へ被写体光を入力するための、端末本
体1の前面に配設した前面撮影用窓6および該端末本体
1の裏面に配設した裏面撮影用窓と、収納された該カー
ド状撮像装置からの情報を表示する表示手段であると共
に通信先を指定するための操作手段である表示部2とを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報通信用端末装置、
詳しくは、電話等の通信機器を代表とするディジタル情
報通信機器の情報通信用端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話回線等を利用して画像デ
ータの通信を行う技術はごく一般に実施されており、た
とえばファクシミリ等の信号変換装置を用い、2次元の
画像データを読み取った後、所定の信号に変換して伝送
する技術手段は広く知られるところにある(第1の従来
例)。
【0003】また、上記電話回線等を利用して動画等の
画像データの通信を行う技術手段としてテレビジョン電
話が知られている。この技術手段の場合、一般的にはカ
メラ等の撮像部とモニタ等の表示部とは固定されてお
り、通信者は受話器のみを手持ち可能である(第2の従
来例)。
【0004】一方、近年、携帯性を有する通信機器とし
て携帯電話が広く知られるところにある。この携帯電話
には通信方式としてデジタル方式も存在し、モデムを併
用することにより、画像データ等のデジタル情報データ
を通信網を経由して、遠隔地にある他の通信機器等に伝
送可能な技術手段も知られている(第3の従来例)。
【0005】さらに、近年、PDA(携帯型情報機器端
末)が知られるところにある。このPDAの場合、いわ
ゆるノート型パーソナルコンピュータと同様に、外出先
等で様々な処理をさせることを目的としているために表
示手段、および記憶媒体用インターフェースを有する他
は、機種毎に搭載する機能も異なっており、上記携帯電
話のように無線通信機能を持つものも存在する(第4の
従来例)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来例の場合、伝送可能な画像は写真、コピー紙面
等に2次元データとして変換したものでなければならな
いため手間が必要であり、また受信先での出力形態も同
様なものになるため、表現性(現実感)に欠けるという
不具合が生じる。
【0007】また、上記第2の従来例によると、画像の
送受信を行うためには、通信者はカメラおよびモニタの
正面に位置する必要があり、撮影方向は限定される。ま
た携帯性を有さない。
【0008】さらに、上記第3の従来例の場合、画像デ
ータのソースとして、DSC(デジタルスチルカメラ)
等で取込んだ撮像信号をケーブルを通じて、モデム、携
帯電話に入力する必要がある。また、基本的に画像表示
手段は装備しないため、このようなシステムで伝送され
た画像を表示する場合は、モニタ、プリンタ等の他の表
示装置を接続して出力しなければならないという不具合
が生じていた。
【0009】ところで、上記第4の従来例のPDAと、
たとえば特開平1−176168号公報に開示されたI
Cメモリカード等のカード形状電子カメラとを接続し、
さらにPDAに該電子カメラと適合するシステム機能を
持たせることにより、上記第1ないし第3の従来例にお
ける問題点を解決した携帯型画像/情報通信システムを
実現することができる。
【0010】しかしながら、上記携帯型画像/情報通信
システムにおいては、該携帯型情報機器としての端末本
体に装備されるカードスロットが上述したカード形状電
子カメラ等のカード状撮像装置を収納した状態で使用で
きる構造になっていない。すなわち、該カード状撮像装
置を使用する際には、端末本体には該カード状撮像装置
の一部のみが挿入され、撮影レンズ等部は外部に突出し
た状態となっている。したがって、カード状撮像装置を
接続することにより、携帯電話等のように使用者が端末
本体を把持して使用する場合や、胸ポケット等に収納す
る場合には形状的に邪魔になり使い勝手の悪いものとな
っていた。
【0011】また、近年広く使用されているコードレス
型電話器のように、炊事時や入浴時等に濡れた手で使用
しても問題ないような防滴機能を持たせる場合、このよ
うなカード状撮像機器が突出して接続するために防滴化
が困難となっている。
【0012】さらに、システムとしての防水・防滴化を
実現しようとした場合、端末本体だけでなく、装着する
カード状撮像装置にも防滴機能を付加する必要が生じ、
システムとしてのコスト増大の要因となっていた。
【0013】一方、上記第4の従来例を使用して実際に
画像通信を行う状況を考えると、情報通信機器端末と撮
像装置とを一体化するので、撮影している画像をほぼ同
時に伝送することが可能であり、その場合送信画像、及
び受信画像を機器/端末に装備されるLCD等の表示部
でモニタしながら通信することができるという利点を備
えていた。しかしながら、撮像する被写体は、通信者自
身の他に当然、他の人/物の場合もあるが、装着したカ
ード状撮像装置の撮影方向が一方向に決まっていると、
表示部をモニタしながら上記両方の被写体の撮像に対応
することが困難であり、使い勝手ははなはだ悪いものと
なっていた。
【0014】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、小型で携帯性に優れ、簡単に撮影情報を送受
信可能な情報通信用端末装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による第1の情報通信用端末装置は、通信先
を指定するための操作手段と、スロット部を有しカード
状撮像装置全体を収納可能な収納手段と、この収納手段
に収納された上記カード状撮像装置へ被写体光を入力す
るための窓部と、収納された該カード状撮像装置からの
情報を表示する表示手段とを具備する。
【0016】上記の目的を達成するために本発明による
第2の情報通信用端末装置は、上記第1の情報通信用端
末装置において、上記収納手段を密閉する密閉部材と、
上記窓部を覆う透明部材とを具備する。
【0017】上記の目的を達成するために本発明による
第3の情報通信用端末装置は、上記第1,第2の情報通
信用端末装置において、上記窓部は上記表示手段が設け
られた側およびそれと反対側の少なくとも2カ所に設け
られており、異なる窓部からの入力光を選択してカード
状撮像装置へ導く入力光制御手段を具備する。
【0018】
【作用】本発明による第1の情報通信用端末装置は、通
信先は操作手段で指定し、スロット部を有する収納手段
にカード状撮像装置全体を収納する。また、窓部より上
記収納手段に収納された上記カード状撮像装置へ被写体
光を入力する。さらに、表示手段で収納された該カード
状撮像装置からの情報を表示する。
【0019】本発明による第2の情報通信用端末装置
は、上記第1の情報通信用端末装置において、収納され
たカード状撮像装置を密閉部材で密閉する。また、上記
窓部は透明部材で覆う。
【0020】本発明による第3の情報通信用端末装置
は、上記第1,第2の情報通信用端末装置において、上
記異なる窓部からの入力光を選択してカード状撮像装置
へ導く。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0022】図1は、本発明の第1実施例である情報通
信用端末装置の外観を示す斜視図である。
【0023】この第1実施例の情報通信用端末装置は、
携帯型の情報機器であって、端末本体1の正面中央部に
はLCD等で構成された表示部2が配設されている。ま
た、該端末本体1の下端部には、閉成時には上記表示部
2を覆って保護するバリア8が該端末本体1の下端を支
点に回動自在に配設されている。該バリア8は、携帯時
には上述したように閉成して上記表示部2を保護し、使
用時には開成するようになっている。また、該バリア8
の先端部には通話用マイク3が、また、端末本体1の上
部正面には受話用スピーカ4がそれぞれ配設されてい
る。さらに該端末本体1の上端面からは通信用アンテナ
5が延設されている。
【0024】上記端末本体1の上部正面には前面撮影用
窓6が、また、裏面には裏面撮影用窓12(図2参照)
がそれぞれ配設されており、さらに、端末本体1内部に
はカードスロット9(図2参照)が形成されている。ま
た、端末本体1の一側面上部には撮影方向切替ツマミ7
が配設されている。
【0025】上記表示部2は、たとえば図示のように端
末本体1を電話として機能させるために必要なダイアル
等の表示の他に、通話中には相手の撮影画像(相手の顔
等)、あるいは自分の撮影画像に切替えて表示すること
ができるようになっている。さらに該表示部2は、後述
するように端末本体1に装着したカード状撮像装置で撮
影した画像等を表示することができるようになってい
る。
【0026】すなわち、上記表示部2は、通信先を指定
するための操作手段であるとともに、カード状撮像装置
からの情報を表示する表示手段の役目を果たす。また、
該表示部2は上述した機能の他、通常の情報機器とし
て、たとえばソフトウェアの切替えによって種々の処理
機能に応じた表示をすることが可能となっている。
【0027】図2は、上記第1実施例の情報通信用端末
装置の詳細な構成を示す(a)正面図、(b)上面図、
(c)側面図である。
【0028】図に示すように、端末本体1内部の上部か
ら中央部にかけて、後述するカード状撮像装置全体を収
納可能な収納手段であるカードスロット9が形成されて
おり、該カードスロット9の開口部には、開閉可能なカ
バー10が配設されている。そして、該カバー10を閉
じることによって上記カードスロット9は水滴、塵埃等
から完全に遮断されるようになっている。また、該カー
ドスロット9の底部にはコネクタ部11が配設されてい
る。これにより、図示はしないがカード状撮像装置であ
るカード型カメラ101(図3参照)等を図2(c)
中、矢印方向より挿入した際に、該カード型カメラ10
1のコネクタ部15(図3参照)と該コネクタ部11と
が電気的に接続するようになっている。そして、該カー
ド型カメラで撮影した画像等を端末本体1の表示部2に
出力することができるようになっている。なお、詳しく
は後述する。
【0029】また、上記端末本体1の内部には、上記前
面撮影用窓6、裏面撮影用窓12およびカードスロット
9とを光学的に連結する導光路13が形成されており、
さらに、該導光路13内には、上記撮影方向切替ツマミ
7に連動して、導光路13内で光線方向を前面あるいは
裏面方向に切替えるミラー14が配設されている。
【0030】上記前面撮影用窓6および裏面撮影用窓1
2は、上記カード状撮像装置へ被写体光を入力するため
の窓としての役目を果たし、ガラス、もくしはプラスチ
ック等の十分に高い透過率と耐水性を有する材料で形成
されており、端末本体1と完全に隙間のない状態で接着
等により一体化されている。
【0031】図3は、上記第1実施例の情報通信用端末
装置にカード型カメラを挿入した様子を示す斜視図であ
る。
【0032】上記カードスロット9の開口部より端末本
体1の内部にカード型カメラ101等のカード状撮像装
置を挿入してカバー10を閉じると、該カード型カメラ
101は図示の如く端末本体1から突出することなく内
蔵されるようになっている。これにより、該カード状撮
像装置の装着・非装着にかかわらず端末本体1の外形状
は全く変化しない。
【0033】次に、図3に示す状態における上記カード
型カメラ101の撮像部概念について説明する。
【0034】まず被写体が端末本体1の前方側にあると
すると、該被写体からの光線(図中、一点鎖線で示す)
は該端末本体1の前面撮影用窓6を通過して入射し、ミ
ラー14で反射した後にカード型カメラ101の撮影窓
102に入る。該入射光線は該カード型カメラ101内
部の撮影レンズ系103を通して、光電変換イメージャ
104で結像することにより、撮像信号としてケーブル
105より出力されるようになっている。
【0035】該撮像信号はその後、カード型カメラ10
1の信号処理回路部(図示せず)でデータに変換され、
コネクタ15を通じて端末本体1のデータ処理回路部
(図示せず)で処理された後に表示部2に表示されるよ
うになっている。
【0036】図4は、上記第1実施例の情報通信用端末
装置における上記ミラー14およびその周辺部の詳細を
示す斜視図である。
【0037】上記ミラー14は、図中、符号A−Aで示
す軸を中心に回動自在となっており、該ミラー14の上
端面には、同ミラー14と一体的に回動するギヤー18
が上記回動軸A−Aに同軸に配設されている。一方、上
記撮影方向切替ツマミ7は、図中、符号B−Bで示す軸
を中心に回動自在となっており、その周面の一部が端末
本体1の一側面に形成されたツマミ用窓16から突出す
るように配設されている。該撮影方向切替ツマミ7の下
面には、該撮影方向切替ツマミ7と一体的に回動するギ
ヤー17が該回動軸B−Bに同軸に配設されており、該
ギヤー17と上記ギヤー18とは噛合するように配設さ
れている。
【0038】図示しない被写体が端末本体1の前方側に
ある場合は、該被写体からの光線a(図中、二点鎖線で
示す)が端末本体1の前面撮影窓6より入射することに
なる。このとき、上記ミラー14は図中、符号14aで
示す位置にあり、該前面撮影用窓6からの入射光を矢印
の方向に反射する。そして、該反射光aは、上記カード
型カメラ101内部の撮影レンズ系103に入光するよ
うになっている。
【0039】一方、上記被写体が端末本体1の裏面側に
ある場合は、該被写体からの光線b(図中、点線で示
す)が端末本体1の裏面撮影用窓12より入射すること
になる。このとき、撮影者が上記撮影方向切替ツマミ7
を図中、矢印P方向に回転させると、該撮影方向切替ツ
マミ7が回動軸B−Bを中心に回転し、上記ギヤー1
7,18を介してミラー14が回動軸A−Aを中心に図
中、矢印Q方向に回転する。そして、該ミラー14は、
図中、符号14aで示す位置から符号14bで示す位置
に回転する。これにより上記反射光bは、上記カード型
カメラ101内部の撮影レンズ系103に入光する。
【0040】なお、上述したミラー14の動作は、同様
の動作を実現するためにリンク等の機構を用いても当然
構わない。
【0041】このように、本第1実施例によると、カー
ド型カメラを接続しても形状的に邪魔にならず、濡れ手
でも使用でき、また通信者自身、あるいは他の被写体の
どちらでも撮影可能な形態を有する情報通信用端末装置
を提供できる。
【0042】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0043】図5は、本発明の第2実施例である情報通
信用端末装置の外観を示す斜視図である。なお、上記第
1実施例と同等の構成要素には同一の符号を付与し、こ
こでの詳しい説明は省略する。
【0044】この第2実施例の情報通信用端末装置は、
上記第1実施例と同等のカードスロット9(図示せず)
を備えており、端末本体51の一側面には上記撮影方向
切替ツマミ7と同様な役目を果たす撮影方向切替スイッ
チ52が配設されている。そして撮影者が該スイッチ5
2を操作することにより、たとえば図に示すように端末
本体51の裏面方向にある被写体201を内部のカード
スロット9に装着したカード型カメラ101(図示せ
ず)によって撮影できるようになっている。
【0045】すなわち、図示の如く被写体201が端末
本体51の裏面側にあるときは、上記撮影方向切替スイ
ッチ52において“B”キーを押圧することで、図示し
ない裏面撮影用窓12(図2参照)から入光する被写体
光を装着したカード型カメラ101に送出するようにな
っている。一方、被写体が端末本体51の前面側にある
ときは、上記撮影方向切替スイッチ52において“F”
キーを押圧することで、同様に前面撮影用窓6からの被
写体光をカード型カメラ101に送出する。
【0046】また、上記カード型カメラ101に取込ん
だ画像は同時に端末本体51の正面に配設された表示部
53に表示されるようになっている。このとき、本実施
例においては、図に示すように被写体の画像と共に、撮
影方向の表示がなされるようになっている。
【0047】一方、上記撮影方向切替スイッチ52の近
傍にはスイッチ54(図中、“L”と示す)が配設され
ており、後述するように、押圧することで他の通信機器
からの画像データを受信するようになっている。なお、
詳細は後述する。
【0048】さらに、上記端末本体51の内部には、上
記第1実施例と同様な役目を果たすミラー14(図示せ
ず)が配設されているが、本実施例においては、該ミラ
ー14は、上記撮影方向切替スイッチ52の操作に連動
して、たとえばモータ等のアクチュエータによってその
向きを変えるようになっている。
【0049】図6は、本第2実施例の情報通信用端末装
置の回路構成を示すブロック図である。以下、信号の流
れに沿って該回路を説明する。
【0050】通信先との通信回路が接続され、本実施例
の情報通信用端末装置がデータ送信可能な状態であると
きに、端末本体51に装備された、撮影方向切替スイッ
チ52(図5参照)における“F”キーが押されると、
システムコントローラ302(図中、シスコンと略記す
る)はミラー切替回路303に指令を送り、モータ30
4がミラー14を端末本体51の前側(Foward)
からの光線を入射する角度に回転させる。
【0051】これにより、前側からの光線はミラー14
で反射し、装着されたカード型カメラ101のレンズ系
401を通ってイメージャ402に結像して撮像電気信
号に変換される。
【0052】この撮像信号は、さらに信号処理部403
に入力されて必要な映像信号に変換された後、データ処
理部404でデジタル化され、カードコネクタ(図示せ
ず)を経由して端末本体51のカードI/F306に伝
送される。
【0053】このとき、該カードI/F306はシステ
ムコントローラ302によって受信状態に制御されてお
り、受信した画像データはデータ処理部307に入力さ
れ、同様にシステムコントローラ302に制御されて表
示部53(図5参照)で出力可能なデータに変換され
る。
【0054】同時に上記データ処理部307からは画像
データが送信部309に入力され、システムコントロー
ラ302に制御されてアンテナ5から通信先(リスナ
ー)の機器に送られる。
【0055】したがって、この状態においては、表示部
53でモニタしている画像とほぼ同一の画像を、同時に
通信先の表示機器に出力することが可能である。
【0056】次に、上記撮影方向切替スイッチ52にお
ける“B”キーが押されると、システムコントローラ3
02はミラー切替回路303に指令を送り、モータ30
4がミラー14を端末本体51の裏側(Back)から
の光線を入射する角度に回転させる。
【0057】この場合、撮像処理から画像データまでの
送受信に関しては、上述した前面側撮影時を同様である
ので、ここでの詳しい説明は省略する。
【0058】また、本実施例の情報通信用端末装置が通
信可能な状態において、上記スイッチ54(“L”キ
ー)が押されると、システムコントローラ302はデー
タ処理部307を制御し、通信先に対し、画像等のデー
タを端末本体51に向けて送信するように送信要求信号
を送るようになっている。
【0059】そして、上記システムコントローラ302
は、受信部311およびデータ処理部302を制御し、
たとえば装着されたカード型カメラ101から画像デー
タを通信している状態ならばこれを一時中断して、通信
先が送信する画像等のデータをアンテナ5より受信し、
表示部53に出力するようになっている。この場合、再
びカード型カメラ101で撮影している画像を通信先へ
送りたい場合には、上記撮影方向切替スイッチ52にお
ける“F”キーまたは“B”キーを押すことにより、シ
ステムコントローラ302が各部を制御して上述した前
側あるいは裏側撮影状態に復帰できるようになってい
る。
【0060】なお、本第2実施例においては、上記デー
タ処理部307の入力前段にメモリ部を介在させて、各
状態の処理途中に別の撮影方向切替スイッチ52が割込
んで押された場合にこれを中断し、後でその割込時点の
データを即時再生して処理を復活させる等の機能が盛込
まれている。
【0061】このように、本第2実施例によっても、上
記第1実施例と同様な効果が得られる。
【0062】[付記]以上詳述した如き本発明の実施態様
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) 音声入出力手段と、通信先を指定する操作手段
と、撮像手段を内蔵したカード状撮像装置を収納する収
納手段と、収納された上記カード状撮像装置からの情報
に基づく表示を行う表示手段と、収納された上記カード
状撮像装置の撮像範囲に対応する位置に配設され、該カ
ード状撮像装置へ被写体光を入力する窓部と、を備え、
上記収納手段は、上記カード状撮像装置が収納された
際、カード全体を収納する情報通信用端末装置。
【0063】(2) 収納されたカード状撮像装置を密
閉する、上記収納手段の開口部に配設された蓋部材と、
上記窓部を覆う透明外装材と、を具備する上記(1)記
載の情報通信用端末装置。
【0064】(3) 上記窓部は、上記表示手段と略同
一平面、および略反対側面の両面に配設され、異なる窓
部からの入力光を選択して収納されたカード状撮像装置
へ導く手段を有する情報通信用端末装置。
【0065】上記(1)項の情報通信用端末装置による
と、情報通信用端末装置の端末本体に撮像手段を内蔵す
る必要がないため、該端末本体を大型化せずに済み、携
帯電話等でも実現可能である。したがって、外出先等で
撮影した画像を伝送および相手先からの画像を受信する
ことが容易にできる。また撮像手段と一体化した状態で
通信できるため、他で画像を取り込んだ記憶媒体より読
出して伝送するだけでなく、通信最中の撮影画像を音声
と同時に伝送できる。あるいは、他の撮影装置と情報通
信用端末装置の端末本体とをケーブルで接続する必要が
ないため簡便に使用でき、携帯性を損なわない。
【0066】さらに、カード状撮像装置を接続した状態
でもこれが本体から突出することがなく、端末本体の手
持ち、及びポケットへの収納等を妨げるようなシステム
形態にならないため、従来の携帯通信スタイルに影響を
及ぼさず使い勝手を損なわない。
【0067】上記(2)項の情報通信用端末装置による
と、端末本体にカードスロットも含めた防滴機能を持た
せることが可能になり、収納されたカード状撮像装置も
防滴することができる。したがって、炊事時や入浴時等
に濡れた手でも安心して画像を含めた通信を行うことが
できる。またカード状撮像装置そのものには防滴機能を
持たせる必要がなくなるため、該装置の外装構造等を簡
単化でき、システムとしてのコストを低減できる。
【0068】上記(3)項の情報通信用端末装置による
と、撮影方向を端末本体の表示手段と同じ方向または反
対の方向に向けられる。したがって、端末本体を把持す
る通話(通信)者本人だけでなく本人以外の被写体も撮
影でき、その撮影画像を表示手段で確認しながら伝送す
ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、上記請求項1に記
載した発明によれば、小型で携帯性に優れ、簡単に撮影
情報を送受信可能な情報通信用端末装置を提供すること
ができる。
【0070】また、上記請求項2に記載した発明によれ
ば、如何なるカード状撮像装置を装着しても、防水・防
滴機能を発揮する情報通信用端末装置を提供することが
できる。
【0071】さらに、上記請求項3に記載した発明によ
れば、簡便に素早く使用者と該使用者の他方向に位置す
る被写体との撮影画像情報を切り替えての伝送が可能な
情報通信用端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である情報通信用端末装置
の外観を示す斜視図である。
【図2】上記第1実施例の情報通信用端末装置の詳細な
構成を示す、(a)正面図、(b)上面図、(c)側面
図である。
【図3】上記第1実施例の情報通信用端末装置にカード
型カメラを挿入した様子を示す斜視図である。
【図4】上記第1実施例の情報通信用端末装置における
ミラーおよびその周辺部の詳細を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例である情報通信用端末装置
の外観を示す斜視図である。
【図6】上記第2実施例の情報通信用端末装置の回路構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…端末本体 2…表示部 6…前面撮影用窓 7…撮影方向切替ツマミ 9…カードスロット 10…カバー 12…裏面撮影用窓 14…ミラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信先を指定するための操作手段と、 スロット部を有しカード状撮像装置全体を収納可能な収
    納手段と、 この収納手段に収納された上記カード状撮像装置へ被写
    体光を入力するための窓部と、 収納された該カード状撮像装置からの情報を表示する表
    示手段と、 を具備したことを特徴とする情報通信用端末装置。
  2. 【請求項2】 上記収納手段を密閉する密閉部材と、 上記窓部を覆う透明部材と、 を具備したことを特徴とする請求項1記載の情報通信用
    端末装置。
  3. 【請求項3】上記窓部は上記表示手段が設けられた側お
    よびそれと反対側の少なくとも2カ所に設けられてお
    り、異なる窓部からの入力光を選択してカード状撮像装
    置へ導く入力光制御手段を具備したことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の情報通信用端末装置。
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