JP4187068B2 - 折り畳み式携帯端末機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折り畳み式携帯電話機の如く、2つの筐体をヒンジ機構を介して互いに開閉可能に連結して構成される折り畳み式携帯端末機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、折り畳み式携帯電話機は、図7に示す如く携帯可能な本体(9)を具え、該本体(9)は、第1筐体(91)と第2筐体(92)をヒンジ機構(97)を介して互いに開閉可能に連結して構成される(特許文献1参照)。
該折り畳み式携帯電話機においては、第1筐体(91)の表面に複数の操作キー(96)が配備され、該操作キー(96)の下方には送話部(93)が設けられている。又、第2筐体(92)の表面には、ディスプレイ(95)が配備され、該ディスプレイ(95)の上方には受話部(94)が設けられている。
又、本体(9)には、第1筐体(91)の上端部と第2筐体(92)の下端部を跨ってカメラ収容部(98)が形成されており、該カメラ収容部(98)には、画像撮影用のカメラ(8)が収容され、ヒンジ機構(97)と同軸上で回転可能に本体(9)に取り付けられている。該カメラ(8)は、円筒状のケーシングを具え、該ケーシングの外周面にはカメラレンズ(80)が露出している。
【0003】
図7に示す折り畳み式携帯電話機においては、カメラ(8)を回転させることによって任意の方向にカメラ(8)を向けることがが出来るので、ユーザは、カメラ(8)を回転させてカメラレンズ(80)をディスプレイ(95)の画面と反対側に向けることにより、本体(9)の裏面と対向している被写体の撮影を行なうことが出来る。又、カメラ(8)を回転させてカメラレンズ(80)をディスプレイ(95)の画面と同じ側に向けることにより、ディスプレイ(95)の画面と対向しているユーザ自身の撮影を行なうことが出来る。これらのカメラ(8)によって撮影された画像はディスプレイ(95)の画面に表示され、操作キー(96)を押下してシャッター操作を行なうことにより、撮影された画像は内蔵メモリに保存される。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−253124号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、携帯電話機は益々多機能化してきており、電話機能、メール送受信機能のみならず、テレビジョン電話機能、動画撮影機能を具えた携帯電話機の開発が進んでいる。又、それに伴って、カメラのズーム機能などの性能を向上させるために、特に光軸方向に長いカメラが開発されている。
しかしながら、図7に示す折り畳み式携帯電話機においては、カメラ(8)がカメラ収容部(98)内にて回転可能に本体(9)に取り付けられているので、カメラ(8)の大きさ及び形状が本体(9)によって制約され、ひいてはカメラ(8)自体の機能が制約されてしまう問題があった。
又、図7に示す折り畳み式携帯電話機を用いてテレビジョン会議を行なう場合においては、ディスプレイ(95)の下方にカメラ(8)が配置されているので、カメラ(8)は、ディスプレイ(95)を観ながら通話しているユーザを斜め下方より撮影することとなり、ユーザの姿を正面から捉えることが出来ない問題があった。
かかる問題を解決するために、第2筐体(92)の側面に、ディスプレイ(95)と同じ高さでカメラを回転可能に取り付けることが考えられる。しかしながら、第2筐体(92)の側面に上述の如き撮影方向に長いカメラを回転可能に取り付けた折り畳み式携帯電話機においては、動画を撮影する場合、カメラを回転させてディスプレイ(95)の画面の反対側にカメラを向けると、カメラと第2筐体(20)は互いに垂直な姿勢をとることとなり、撮影時にカメラの姿勢を安定させることが困難となる問題があった。
【0006】
そこで本発明の目的は、カメラをディスプレイと同じ高さに配置することが出来ると共に、カメラを安定させた状態で撮影を行なうことが出来、然も、カメラの大きさ及び形状が本体による制約を受けることのない折り畳み式携帯端末機を提供することである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る折り畳み式携帯端末機は、携帯可能な本体(1)を具え、該本体(1)は、第1筐体(10)と第2筐体(20)をヒンジ機構(30)を介して互いに開閉可能に連結して構成されており、両筐体(10)(20)を閉じることによって第1筐体(10)と対向することとなる第2筐体(20)の表面には、ディスプレイ(21)が配備されている。
前記本体(1)の側面には、前記ヒンジ機構(30)と同軸上で回転可能にアーム(5)が取り付けられており、該アーム(5)には、前記ヒンジ機構(30)の回転軸と平行な枢軸上で回転可能にカメラ(4)が取り付けられている。
【0008】
上記本発明の折り畳み式携帯端末機においては、本体(1)に対してアーム(5)が回転可能であるので、本体(1)の開閉状態に拘わらず、アーム(5)を回転させて何れか一方の筐体の側部にアーム(5)及びカメラ(4)を配置することが出来る。又、アーム(5)に対してカメラ(4)が回転可能であるので、アーム(5)を一定の姿勢に保持した状態でカメラ(4)のみを回転させてカメラ(4)を任意の方向に向けることが出来る。
従って、本体(1)を開いてディスプレイ(21)の画面をユーザ側に向けた状態で、アーム(5)を回転させてアーム(5)及びカメラ(4)を第2筐体(20)の側部に配置し、この状態でカメラ(4)のみを回転させることにより、カメラ(4)をディスプレイ(21)の画面と同じ高さでユーザ側に向けることが可能である。これによって、カメラ(4)はディスプレイ(21)の画面と対向しているユーザの姿を正面から捉えることが出来る。
又、本体(1)を90度に開いた状態で、アーム(5)を回転させてアーム(5)及びカメラ(4)を第1筐体(10)の側部に配置し、この状態でカメラ(4)のみを回転させることにより、カメラ(4)をディスプレイ(21)の画面と反対側に向けることが可能である。これによって、第1筐体(10)の側部にてカメラ(4)の姿勢を安定させることが出来る。
又、カメラ(4)は本体(1)の側面に取り付けられているので、カメラ(4)の大きさ及び形状が本体(1)による制約を受けることはない。
【0009】
具体的構成において、前記本体(1)とアーム(5)の間には、該アーム(5)を何れか一方の筐体に係脱可能に係止する係止構造が設けられている。
該具体的構成においては、アーム(5)を何れか一方の筐体の側面に係止することが出来るので、カメラ(4)をより安定させた状態で撮影を行なうことが出来、これによって、アーム(5)が回転することによるカメラ(4)のブレを防止することが出来る。又、両筐体(10)(20)を閉じ状態にして本体(1)を携帯するときに、外力がアーム(5)に作用してもアーム(5)のみが回転してしまうことはなく、アーム(5)及びカメラ(4)を本体(1)の側部に保持した状態で携帯することが出来る。
【0010】
又、具体的構成において、前記カメラ(4)は、動画を撮影することが可能であり、前記第2筐体(20)の裏面には、マイクロフォン(27)が配備されている。
該具体的構成においては、カメラ(4)をディスプレイ(21)の画面と反対側に向けて動画を撮影する場合、カメラ(4)による撮影画像を表示するディスプレイ(21)の画面をユーザ側に向けると、第2筐体(20)の裏面に配備されたマイクロフォン(27)は撮影方向を向くこととなる。これによって、撮影対象が発する音をマイクロフォン(27)により効率的に集音することが出来る。
【0011】
【発明の効果】
本発明に係る折り畳み式携帯端末機によれば、カメラをディスプレイと同じ高さに配置することが出来ると共に、カメラを安定させた状態で撮影を行なうことが出来、然も、カメラの大きさ及び形状が本体による制約を受けることはない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を折り畳み式携帯電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係る折り畳み式携帯電話機は、図1及び図2に示す如く、扁平な本体(1)を具え、該本体(1)は、第1筐体(10)と第2筐体(20)をヒンジ機構(30)を介して互いに開閉可能に連結して構成される。
【0013】
図1に示す如く、第1筐体(10)の表面には、複数の操作キー(11)が配列され、該操作キー(11)の下方には送話部(12)が配備されている。
第2筐体(20)は、中央部にディスプレイ(21)が配備されたディスプレイパネル(23)と、ヒンジ機構(30)に連結された連結部(24)とから構成され、ディスプレイパネル(23)は、ヒンジ機構(30)の回転軸と直交する枢軸を具えた枢支ピン(25)を介して連結部(24)に連結されており、これによって、連結部(24)に対してディスプレイパネル(23)を回転させて、ディスプレイ(21)の画面の向きをヒンジ機構(30)の回転軸と同じ方向に向けることが出来る。
尚、ディスプレイパネル(23)には、ディスプレイ(21)の上方に受話部(22)が配備されている。又、図2に示す如く、連結部(24)の裏面には、中央部にマイクロフォン(27)が配備されている。
【0014】
ヒンジ機構(30)は、第1筐体(10)の上端部に形成された第1駒部(16)と、第2筐体(20)の下端部に形成された一対の第2駒部(26)(26)とを、一対の枢支ピン(31)(31)を介して同軸上で相対回転可能に連結して構成されている。これによって、図1の如く両筐体(10)(20)の表面が露出する開き状態と、図2の如く両筐体(10)(20)の表面が互いに対向して操作キー(11)及びディスプレイ(21)が両筐体(10)(20)の内側に隠れる閉じ状態との間で、本体(1)を開閉させることが出来る。又、第2筐体(20)の左側の第2駒部(26)には、ヒンジ機構(30)の回転軸方向に突出する円筒状凸部(28)が形成されている。
【0015】
図1に示す如く、本体(1)には、ヒンジ機構(30)と同軸上で回転可能に棒状のアーム(5)が取り付けられており、該アーム(5)は、第2筐体(20)の長手方向と同程度の長さを有している。アーム(5)の基端部には、円形の開口部が開設されたアーム駒部(51)が形成され、開口部には第2筐体(20)の円筒状凸部(28)が回転可能に係合している。これによって、図3に示す如く、本体(1)の開閉状態に拘わらず本体(1)のヒンジ機構(30)と同軸上でアーム(5)を回転させることが出来る。
【0016】
アーム(5)の中央部には、両筐体(10)(20)と対向する面に、突出方向に弾性付勢された係合ピン(52)がアーム(5)の表面から出没可能に取り付けられており、第1筐体(10)及び第2筐体(20)の側面には、アーム(5)の係合ピン(52)と対向することとなる位置に、係合ピン(52)が嵌入可能な係合孔(19)(29)が形成されている。又、アーム(5)の中央部側面には、ロック解除釦(53)が配備されており、該ロック解除釦(53)を押下することによって、係合ピン(52)は弾性付勢に抗してアーム(5)内に収容される。
図1の如く第2筐体(20)の係合孔(29)にアーム(5)の係合ピン(52)が嵌入してアーム(5)が第2筐体(20)の側部に係止された状態で、ロック解除釦(53)を押下すると、係合ピン(52)はアーム(5)内に収容され、これによって第2筐体(20)の側部でのアーム(5)のロックは解除され、アーム(5)は回転可能状態となる。この状態で、係合ピン(52)が第1筐体(10)の係合孔(19)に対向することとなる位置までアーム(5)を回転させ、ロック解除釦(53)の押下を解除すると、係合ピンは再びアーム(5)より突出して第1筐体(10)の係合孔(19)に嵌入し、これによってアーム(5)は第1筐体(10)の側部にロックされることとなる。
【0017】
又、アーム(5)の中央部には、ヒンジ機構(30)の回転軸と平行なカメラ枢支ピン(43)を介して、アーム(5)と同程度の長さを有する円筒状のケーシングを具えたカメラ(4)が回転可能に取り付けられている。該カメラ(4)は、ケーシングの前方端面からカメラレンズ(45)が露出しており、ケーシングの外周面の中央部には操作釦(44)が配備されている。又、アーム(5)とカメラ(4)の間には、カメラ(4)を軟係止するための軟係止構造が形成されており、これによって、カメラ(4)は、アーム(5)の長手方向に対してケーシングの長手方向が垂直となる姿勢と、アーム(5)の長手方向とケーシングの長手方向が一致する姿勢で、アーム(5)に軟係止されることとなる。
【0018】
上記本発明の折り畳み式携帯電話機は、図2に示す如く、第1筐体(10)の表面の操作キー(11)に第2筐体(20)のディスプレイパネル(23)のディスプレイ(21)を対向させた閉じ状態で、鞄や衣類のポケットに収容して携帯する。このとき、ディスプレイ(21)は第1筐体(10)及び第2筐体(20)の内側に隠れているので、外力の作用による破損の心配はない。又、操作キー(11)も第1筐体(1)及び第2筐体(2)の内側に隠れているので、操作キー(11)が押下されることによる誤作動の虞はない。又、アーム(5)の係合ピン(53)は第2筐体(20)の係合孔(29)に嵌入しており、これによってアーム(5)は本体(1)の側部にロックされた状態であるので、外力が作用してもアーム(5)だけが回転することはない。
【0019】
又、第2筐体(20)のディスプレイパネル(23)を反転させることにより、ディスプレイ(21)を露出させて本体(1)を閉じ状態に設定することも可能である。このとき、アーム(5)の係合ピン(53)は第1筐体(10)の係合孔(19)に嵌入しており、これによってアーム(5)は本体(1)の側部にロックされた状態であるので、外力が作用してもアーム(5)だけが回転することはない。
又、このときディスプレイ(21)の画面には、時刻や着信の有無などの情報が表示される。
【0020】
図2に示す状態から、図1の如く第1筐体(10)に対して第2筐体(20)を開くことによって、第1筐体(10)の表面に配備された操作キー(11)が露出すると共に、第2筐体(20)の表面に配備されたディスプレイ(21)が露出する。これによって、キー操作が可能となると共に、ディスプレイ(21)の画面による画像の表示が可能となる。
この状態で、送受話、送信メールの作成、および受信メールの作成が可能となる。
【0021】
図1の状態からカメラ(4)によるユーザ自身の撮影を行なう場合には、図4の如くアーム(5)を第2筐体(20)の側部にロックした状態で、カメラ(4)を回転させてユーザ側に向ける。この状態でカメラ(4)はアーム(5)に軟係止されることとなり、これによってカメラ(4)は、ディスプレイ(21)と同じ高さでユーザ側に向けた姿勢に設定されることとなる。
このとき、アーム(5)の係合ピン(51)が第2筐体(20)の係合孔(29)に嵌入していることと、カメラ(4)がディスプレイ(21)の画面と同じ側に向いていることに応答して、内蔵スイッチが作動し、カメラモードが設定される。この結果、カメラ(4)によって撮影されたユーザ自身の画像はディスプレイ(21)の画面に表示され、この状態で操作釦(44)を操作すると、撮影された画像が内蔵メモリに保存されることとなる。
【0022】
又、この状態で、テレビジョン会議を行なうことも可能である。キー操作を行なうことによりテレビジョン会議モードを設定すると、カメラ(4)によって撮影されたユーザ自身の画像はアンテナ(図示省略)から送信されて相手方の電話機のディスプレイに表示されると共に、相手の画像はアンテナにより受信されてディスプレイ(21)に表示される。又、ユーザの音声は、送話部(12)によって集音される。
【0023】
図4に示す状態からカメラ(4)によって風景などの撮影を行なう場合には、先ず、第1筐体(10)に対して第2筐体(20)を略90度の位置になるまで第2筐体(20)を閉じる。次に、アーム(5)のロック解除釦(53)を押下してアーム(5)の第2筐体(20)の側部におけるロックを解除し、アーム(5)を第1筐体(10)の側部まで回転させた後、アーム(5)を第1筐体(10)の側部にロックする。
次に、カメラ(4)を回転させてディスプレイ(21)の画面と反対側に向ける。このとき、カメラの長手方向とアーム(5)の長手方向は一致することとなり、この状態でカメラ(4)はアーム(5)に軟係止される。最後に、図5の如くカメラ(4)が上方に位置するように本体(1)を90度倒して、カメラ(4)による撮影姿勢が設定されることとなる。
このとき、アーム(5)の係合ピン(52)が第1筐体(10)の係合孔(19)に嵌入されたことに応答して内蔵スイッチが作動し、カメラモードが設定される。この結果、カメラ(4)によって撮影された前方の画像はディスプレイ(21)に表示され、この状態で操作釦(44)を操作すると、撮影された画像が内蔵メモリに保存されることとなる。
【0024】
又、この状態で動画を撮影することも可能である。キー操作を行なうことにより動画撮影モードを設定すると、カメラ(4)により画像が撮影され、その画像はディスプレイ(21)の画面に表示され、カメラ(4)の操作釦(44)及び操作キー(11)を操作すると、撮影された画像が内蔵メモリ保存されることとなる。
このとき、第2筐体(20)の連結部(24)に配備されたマイクロフォン(27)はカメラレンズ(45)と共に撮影方向を向いているので、撮影対象が発する音は、マイクロフォン(27)によって効率的に集音されることとなる。
【0025】
又、ユーザ自身を撮影する場合には、図5に示す状態から、図6の如く第2筐体(20)のディスプレイパネル(23)を180度回転させてディスプレイ(21)をカメラレンズ(45)と同じ方向に向ける。この結果、カメラ(4)によって撮影されたユーザ自身の画像はディスプレイ(21)に表示され、この状態で操作釦(44)を操作すると、撮影された画像が内蔵メモリに保存されることとなる。又、この状態においても、ユーザが発する音声はマイクロフォン(27)によって集音されることとなる。
【0026】
上記本発明に係る折り畳み式携帯電話機においては、図4に示す如く、カメラをディスプレイ(21)の画面と同じ高さでユーザ側に向けることが出来るので、テレビジョン電話機能により通話を行なうときも、カメラ(4)は、ディスプレイ(21)の画面と対向しているユーザの姿を正面から捉えることが出来る。又、図5に示す如く、アーム(5)を第1筐体(10)の側部にロックした状態でカメラ(4)をディスプレイ(21)の画面と反対側に向けることが出来るので、カメラ(4)を第1筐体(10)の側部にて安定させた状態で撮影を行なうことが出来る。
又、カメラ(4)は、本体(1)の側面に取り付けられているので、カメラ(4)が本体(1)の開閉動作に支障をきたすことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折り畳み式携帯電話機の本体を開いた状態を示す斜視図である。
【図2】該折り畳み式携帯電話機の本体を閉じた状態を示す斜視図である。
【図3】該折り畳み式携帯電話機のアーム及びカメラを回転させている状態を示す斜視図である。
【図4】該折り畳み式携帯電話機でテレビジョン会議を行なう状態を示す斜視図である。
【図5】該折り畳み式携帯電話機で動画を撮影する状態を示す斜視図である。
【図6】該折り畳み式携帯電話機で動画を撮影する他の状態を示す斜視図である。
【図7】従来の折り畳み式携帯電話機の斜視図である。
【符号の説明】
(1) 本体
(10) 第1筐体
(11) 操作キー
(12) 送話部
(19) 係合孔
(20) 第2筐体
(21) ディスプレイ
(22) 受話部
(23) パネル部
(27) 集音マイク
(29) 係合孔
(30) ヒンジ機構
(4) カメラ
(43) カメラ枢支ピン
(45) カメラレンズ
(5) アーム
(51) アーム駒部
(52) 係合ピン
(53) ロック解除釦

Claims (3)

  1. 携帯可能な本体(1)を具え、該本体(1)は、第1筐体(10)と第2筐体(20)をヒンジ機構(30)を介して互いに開閉可能に連結して構成されており、両筐体(10)(20)を閉じることによって第1筐体(10)と対向することとなる第2筐体(20)の表面には、ディスプレイ(21)が配備されている折り畳み式携帯端末機において、
    前記本体(1)の側面には、前記ヒンジ機構(30)と同軸上で回転可能にアーム(5)が取り付けられており、該アーム(5)には、前記ヒンジ機構(30)の回転軸と平行な枢軸上で回転可能にカメラ(4)が取り付けられており、
    第1筐体 (10) と第2筐体 (20) が開き、且つ前記アーム ( ) が第2筐体 (20) の側部に設置された状態で、前記カメラ ( ) の撮影方向を前記ディスプレイ (21) の画面と同じ方向へ向けた第1撮影状態と、第1筐体 (10) と第2筐体 (20) が開き、且つ前記アーム ( ) が第1筐体 (10) の側部に設置された状態で、前記カメラ ( ) の撮影方向を前記ディスプレイ (21) の画面と反対の方向へ向けた第2撮影状態の設定が可能であることを特徴とする折り畳み式携帯端末機
  2. 前記本体(1)とアーム(5)の間には、該アーム(5)を何れか一方の筐体に係脱可能に係止する係止構造が設けられている請求項1に記載の折り畳み式携帯端末機
  3. 前記カメラ(4)は、動画を撮影することが可能であり、前記第2筐体(20)の裏面には、マイクロフォン(27)が配備されている請求項1又は請求項2に記載の折り畳み式携帯端末機。
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