JP4555241B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯端末装置に関し、特に、TV(Television)機能を搭載した携帯端末装置に関する。
従来、重ね合わせた2つの筐体を回転可能に連結した構成を有する携帯端末装置として、例えば、「携帯端末装置」(特許文献1参照)が知られている。この携帯端末装置は、互いに重ね合わせ可能に配置される2つの筐体と、該2つの筐体のうちの一方の筐体の対向面に略垂直な軸線を中心に2つの筐体の一端部同士を相互に回転可能に連結する連結部とを有する携帯端末装置において、前記2つの筐体のうち一の筐体にカメラ部を備えると共に、前記一の筐体の対向面を除く表面であって、前記一の筐体の一端部側に前記カメラ部の撮影窓を備え、かつ前記2つの筐体の各他端部に、当該2つの筐体が所定角度まで回動した状態で卓上面上に自立させる自立面を備えたことを特徴としている。
最近、このような従来の携帯端末装置にTV放送受信機能を搭載した、TV付き携帯電話機が普及している。携帯電話機にTV機能を搭載したことにより、折り畳み式や回転式等の2つの筐体を組合わせた携帯電話機において、閉じた状態であるビュースタイルで使用する機会が増えている。このビュースタイルでは、TV放送を視聴する表示面が携帯電話機の外表面に位置する。
ところで、TV付き携帯電話機をビュースタイルで使用する場合、手持ち状態或いは机等に載せて置く載置状態で視聴することになるが、手持ち状態では、自由に表示面の向き等を変えることができるのに対し、載置状態では、表示面の向きが固定してしまうことになる。
つまり、載置状態の場合、閉じて横向きにした携帯電話機が机の表面に対し略直角に立った自立状態、或いは机の表面にそのまま寝かせた平置き状態の何れかになり、自立状態では表示面が机の表面に略直交して真横を向くことになり、平置き状態では表示面が机の表面と同じ真上を向くことになる。
従って、載置状態で表示面を傾斜させたい場合、携帯電話機を、例えば、充電台にセットした状態にする必要があった。
特開2005−51439号公報
しかしながら、閉じて横向きにした携帯電話機が机の表面に対し略直角に立った自立状態、或いは机の表面にそのまま寝かせた平置き状態の何れの場合でも、表示面が真横或いは真上を向いているため、表示面が見難く視聴が困難であった。
また、表示面が見易い傾斜状態にするため携帯電話機を充電台にセットしようとしても、携帯電話機を使用する外出時等には、通常、充電台を携帯していない。
この発明の目的は、2つの筐体を閉じて横向きにした状態で、他の部材を用いることなくそれ自体のみで、表示面を傾斜させた自立状態に保持することができる携帯端末装置を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係る携帯端末装置は、表示部を備えた第1筐体と、前記表示部が露出するように前記第1筐体を重ね合わせた第2筐体と、前記第1筐体及び前記第2筐体が重なり面に沿って相互に平面回動可能に、前記第1筐体及び前記第2筐体の一端部を連結するヒンジ部と、前記第1筐体の側面の接点部と前記第2筐体の側辺を載置面に接触させて前記表示部が該載置面に対して上向き傾斜した自立状態になるように、前記ヒンジ部を回動中心として前記第1筐体を前記第2筐体に対し所定角度平面回動して係止した係止め状態にする係止め手段とを有している。
この発明によれば、携帯端末装置は、表示部を備えた第1筐体を表示部が露出するように第2筐体に重ね合わせ、重なり面に沿って相互に平面回動可能に、ヒンジ部により第1筐体と第2筐体の一端部が連結されており、係止め手段により、第1筐体を第2筐体に対し所定角度平面回動して係止した係止め状態にすることで、第1筐体の側面の接点部と第2筐体の側辺を載置面に接触させて表示部が載置面に対して上向き傾斜した自立状態になる。
このため、2つの筐体を閉じて横向きにした状態で、他の部材を用いることなくそれ自体のみで、表示面を載置面に対して上向き傾斜させた自立状態に保持することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る携帯電話機を示し、(a)は閉じた状態の平面図、(b)は開いた状態の平面図である。図1に示すように、携帯端末装置である携帯電話機10は、回動可能に組み合わせた2つの筐体11a,11bを有し、TV放送受信機能を搭載したTV付き携帯電話機である。
第1筐体11aと第2筐体11bは、略同一形状の板状体からなり、平面形状が、四隅が丸みを帯びると共に、両長辺がそれぞれ両筐体長手方向の中心線に対し、同一の微少な角度α分傾斜することにより一方の短辺(ヒンジ部12側の短辺)が縮小(即ち、他方の短辺側が拡大)した台形状に形成されている((a)参照)。両筐体11a,11bは、積み重ねられた状態で、一方の短辺、即ち、縮小している方の端部が、ヒンジ部12を回動軸として接続されている。
このため、少なくとも外観面(表面)に露出した表示部(表示パネル)13を備えた第1筐体11aは、表面にその他の必要なキー操作部14等を備えた第2筐体11bに対し、第2筐体11bの表面に沿う平面上を略180度回動((b)図中、白抜き矢印参照)することができる。
つまり、第1筐体11aと第2筐体11bが重なり合った筐体収納状態である回動角0度の閉状態((a)参照)から、両筐体の対向平面に沿う平面回動により、第1筐体11aと第2筐体11bが一直線に延長した回動角略180度の開状態((b)参照)へと変化させることができる、所謂、レボルバー式機構を有している。そして、携帯電話機10は、閉状態のとき、表示部13が露出してTV放送を視聴することができるビュースタイル使用となり、開状態のとき、通話や各種機能を利用した使用状態となる。
また、後に詳述するように、携帯電話機10は、閉(筐体収納)状態から、第1筐体11aを、第2筐体11bに対し第1筐体11aの傾斜角度αと略同等の角度α´分平面回動させた係止め状態にすることができる。
図2は、図1の携帯電話機の係止め状態を示す平面図である。図2に示すように、携帯電話機10は、ヒンジ部12により、閉状態(図1(a)参照)から、第1筐体11aを、第2筐体11bに対し、回動角略180度の開状態とは回動方向が逆向きに角度α´分平面回動させる(図2中、白抜き矢印参照)ことで、この回動した状態のまま保持固定する係止め状態になる。
ここで、係止め状態にするための角度α´分の回動方向を、通話等のために開状態とする回動方向とは逆向きの方向としているが、これは、携帯電話機10に、筐体回動方向に応じて最適なアプリケーションソフトウェアと連動する機能を備えることを考慮しているからである。よって、携帯電話機10の仕様によっては、略180度の回動方向と係止めのための角度α´分の回動方向が同方向であっても良い。
図3は、図1の携帯電話機を机上に自立させた状態の斜視図である。図3に示すように、携帯電話機10は、角度α´分平面回動させた(図2中、白抜き矢印参照)状態のまま保持固定する係止め状態にすることにより、第1筐体11aと第2筐体11bは何れも表示部13が上向き傾斜した状態で、例えば、机Dの上に自立させることができる。
つまり、係止め状態にした携帯電話機10を机Dの表面に載置することにより、携帯電話機10は、一方の側面(長辺)側が机Dの表面に接触し、表示部13が横向きで、且つ、上向き傾斜した、自立した状態になる。このように、係止め状態にして携帯電話機10を自立させると、表示部13が机Dの表面(載置面)に対して略水平な横向き、且つ、上向き傾斜した状態になるので、TV放送を視聴するためのビュースタイルでの使用時に、特に、効果的である。
この携帯電話機10は、角度α´の平面回動位置で係止めした場合、アプリケーションソフトウェアとの連動により、TV放送受信機能が自動起動する。また、机Dの上に自立した状態で表示部13によりTV放送を視聴する状況は、携帯電話機10のユーザが手持ちで視聴する場合とは異なり、同時に複数人で視聴したり、周囲に迷惑がかからない状況で視聴する場合が想定される。このため、角度α´の平面回動位置で係止めされると、表示部13の視野角を広げる視野角制御も行う。
図4は、図1の携帯電話機のヒンジ部の構成の一例を示す斜視図であり、図5は、図4のヒンジ部を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)は(b)の一部の縦断面図である。図4及び図5に示すように、ヒンジ部12は、平面回動中心となる管状の中心軸部15、中心軸部15の周囲に装着された上軸16と下軸17、及びバネ部18を有している。上軸16には、第1筐体11aが、下軸17には、第2筐体11bが、それぞれ取り付け固定される(図示しない)。上軸16は、中心軸部15の外周面に沿って下軸17に対し平面回動(図5(a),(b)、矢印参照)する。
バネ部18は、円盤状に形成されて、中心軸部15の上端フランジ15aと上軸16の間に装着されており、裏面側、即ち、上軸16側に突出して形成された係止突起18aを有している。このバネ部18は、反り等の盤面上下方向変化に対し平面状態を保持する付勢力を有している。
上軸16は、バネ部18に対向する上面に開口し、係止突起18aが入り込み係止することができる、3個の位置決め溝16a,16b,16cを有している。位置決め溝16aは、第1筐体11aが平面回動角0度の位置に、位置決め溝16bは、位置決め溝16aに対し、第1筐体11aの平面回動方向に略180度の角度を有する位置に、位置決め溝16cは、位置決め溝16aに対し、第1筐体11aが開状態となる平面回動方向とは逆向きの平面回動方向にα´度の角度を有する位置に、それぞれ開けられている(図4参照)。
従って、係止突起18aは、下軸17に対し上軸16が回動角0度、即ち、携帯電話機10が平面回動しない閉状態のとき、位置決め溝16aに入り込んで係止状態となり(図5(b)参照)、下軸17に対し上軸16が回動角180度、即ち、携帯電話機10が開状態のとき、位置決め溝16bに入り込んで係止状態となり、下軸17に対し上軸16が回動角α´度のとき、即ち、係止め状態のとき、位置決め溝16cに入り込んで係止状態となる。なお、係止突起18aは、位置決め溝16a,16b,16cに位置しない場合、下向き付勢状態にあり、上軸16の上面に圧接している(図5(c)参照)。
つまり、位置決め溝16cと係止突起18aは、第1筐体11aの側面に形成された接点部Aと第2筐体11bの側辺(背面側エッジL)を載置面に接触させて表示部13が上向き傾斜した自立状態になるように、ヒンジ部12を回動中心として第1筐体11aを第2筐体11bに対し所定角度平面回動して係止した係止め状態にする係止め手段として機能する。
図6は、図1の携帯電話機の構成を示すブロック図である。図6に示すように、携帯電話機10は、無線部19、メモリ部20、キー操作部21、チューナ部22、復調部23、分岐部24、音声処理部25、映像処理部26、データ処理部27、スピーカ28、表示部13、回動検知部29、及び制御部30を有している。無線部19には、通信回線用のアンテナ部31が、チューナ部22には、TV放送波用のアンテナ部32が、それぞれ接続されている。
無線部19は、アンテナ部31を介して入出力する通話情報に関する無線通信処理を行い、メモリ部20は、情報を記憶し、キー操作部21は、キー操作に関する情報を出力する。チューナ部22は、アンテナ部32を介して入力するTV放送信号を受信し、復調部23は、トランスポートストリーム(TS)パケットの取り出しを行い、分岐部24は、取り出したTSパケットを分離する。音声処理部25、映像処理部26及びデータ処理部27は、分離されたTSパケットの音声処理及び映像処理を実行し、音声処理情報はスピーカ28により音声出力され、映像処理情報は表示部13により映像出力される。
また、回動検知部29は、第2筐体11bに対する第1筐体11aの平面回動方向、及び第1筐体11aの回動角度α´での係止め位置を検知し、制御部30は、携帯電話機10における各種処理の制御を行う。そして、回動検知部29が、第1筐体11aの回動角度α´での係止め位置を検知すると、制御部30は、チューナ部22の起動や表示部13の視野角を広げる視野角制御等のTV放送信号の受信に伴う各種制御を行う。
図7は、図1の携帯電話機が係止め状態で自立した状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。図7に示すように、携帯電話機10は、第1筐体11aが回動角約3度(α´≒3)の位置で係止めされた状態にあり、机Dの表面に自立している。この状態で、机Dの表面に接触している部位は、第2筐体11bの傾斜側面(長辺側面)の稜線である、背面側縁(エッジ)Lと、第1筐体11aの傾斜側面の一箇所である接点部Aである。即ち、背面側エッジLと傾斜側面の接点部Aにより、自立状態にある携帯電話機10の傾斜角度が決定されることになる。
この実施の形態では、第1筐体11aが平面回動角約3度の位置で係止めとなって、携帯電話機10が机Dの表面に自立したとき、表示部13が、机Dの表面における垂直線Hに対し約15度の傾斜角度gを有する((b)参照)ように、第2筐体11bの厚さ(表裏面間距離)を約15mmとしている。
なお、第1筐体11aが係止めとなる平面回動角と、両筐体の傾斜側面が筐体の中心線に対して成す角度とは、略同一であれば、0度より大きく15度以内に設定することが可能であり、端末の携帯性を考えると約3度が望ましい。つまり、背面側エッジLと傾斜側面の接点部Aで携帯電話機10が自立可能であり、且つ、自立状態で表示部13の横方向線が机Dの表面に対して略水平状態に保持される角度であれば良い。
ここで、携帯電話機10を自立させる条件としては、携帯電話機10の重心位置Gが、第2筐体11bの背面側エッジL(机Dの表面)における垂直線Hより第1筐体11a側にあればよい(図6(b)参照)。
図8は、図7の携帯電話機の自立状態を詳細に示し、(a)は全体斜視図、(b)は第2筐体のみの斜視図である。図8に示すように、携帯電話機10が自立した状態では、表示部13が水平状態となる方向である表示部水平方向の机Dの表面に対する傾きが、第2筐体11bと机Dの表面との接触部分である第2筐体11bの背面側エッジLを基準にして、決められている。
以上説明してきたように、この実施の形態では、第2筐体11bの両側面の広がり角度αとヒンジ部12の係止め位置の回動角度を略同じ約3度に設定しており、背面側エッジLと傾斜側面の接点部Aが机Dとの接触部となって携帯電話機10が自立することにより、表示部13が傾斜せず略水平に位置することになる。即ち、接点部Aは、係止め状態への平面回動方向に突出して形成され、自立状態時、表示部横方向線を傾くことなく略水平状態に保持する突出量を有している。
ここで、この発明に係る携帯電話機10の自立状態と、従来の携帯電話機を仮に自立させた場合を比較して説明する。
図9は、従来の携帯電話機を仮に自立させた場合を示し、(a)は全体斜視図、(b)は第2筐体のみの斜視図である。レボルバー式機構を有した従来の携帯電話機1では、第1筐体2を微少な角度だけ平面回動させた状態で使用することを想定していないため、係止めの位置は、筐体収納状態である回動角0度の閉状態と平面回動角180度の開状態の2ポジションである。
従って、仮に、図9に示すように、回動ヒンジ部3が微少な角度での係止めを有すると想定した場合、従来の携帯電話機1の構成では、携帯電話機1とその載置面(図示しない)の接触部となり自立する際に基準となる、第2筐体4の背面側エッジL((b)参照)に対し、傾斜側面の接点部Aを有する第1筐体2の表示部水平方向が傾いてしまう((a)参照)。このため、載置面に自立状態にある携帯電話機1でTV放送を視聴する場合、表示部5が水平にならずに傾斜してしまい見難くなる。
なお、上述したように、本発明に係る携帯電話機10の第1筐体11aと第2筐体11bは何れも、長手方向の両側面に角度α分の広がりを有しているが、これは、携帯電話機の商品としてのデザイン性を考慮したためであり、本発明を実現させる構成としては、少なくとも第1筐体11a及び第2筐体11bの片側辺(即ち、載置面に接触する側の辺)が広がり角度を有すれば良い。ここでの角度αは、携帯電話機10のグリップ性を損なわないためにも、数度、例えば、3度程度が望ましい。
また、アプリケーションソフトウェアとの連動による制御部30の処理として、例えば、TV電話機能を備えた携帯電話機の場合、自立形状で発呼し或いは発呼中に自立状態にすると、それぞれTV電話に切り替わるようにする。また、上下各筐体にマイクを備えた携帯電話機の場合、自立状態にすると、上筐体(表示部を有する筐体)のマイクが有効になるようにする。更に、カメラを内向き及び外向きに2台備えた携帯電話機の場合、自立状態にしてカメラを起動すると、主となる表示部側のカメラ(例えば、内側カメラ)が有効になるようにする。
上述したように、この発明に係る携帯電話機10は、表示部を備えた第1筐体と、前記表示部が露出するように前記第1筐体を重ね合わせた第2筐体と、前記第1筐体及び前記第2筐体が重なり面に沿って相互に平面回動可能に、前記第1筐体及び前記第2筐体の一端部を連結するヒンジ部と、前記第1筐体の側面の接点部と前記第2筐体の側辺を載置面に接触させて前記表示部が該載置面に対して上向き傾斜した自立状態になるように、前記ヒンジ部を回動中心として前記第1筐体を前記第2筐体に対し所定角度平面回動して係止した係止め状態にする係止め手段とを有する。
また、前記第2筐体の前記載置面に接触する側辺は、該第2筐体の長手方向中心線に対して所定角度分傾斜して形成され、前記第1筐体の前記接点部は、前記回動方向に突出した突出部として形成される。また、前記第2筐体の前記載置面に接触する側辺、及び、前記第1筐体の前記接点部を含む側面は、該第2筐体及び第1筐体の長手方向中心線に対して所定角度分傾斜して形成される。また、前記ヒンジ部を回動中心として前記第1筐体と前記第2筐体とが成す前記所定角度は、前記第2筐体の前記載置面に接触する側辺が該第2筐体長手方向中心線に対して成す角度と同一である。
また、前記係止め状態にすると前記表示部の視野角を広げる視野角制御を行う制御部を有する。また、TV放送受信機能を備え、前記係止め状態にすると前記TV放送受信機能を自動起動させる制御部を有する。また、TV電話機能を備え、前記係止め状態で発呼し或いは発呼中に前記係止め状態にするとTV電話に切り換える制御部を有する。
上記構成により、携帯端末装置は、筐体形状と回動ヒンジ部の簡易な変更で、表示部が上向き傾斜した状態で机上に自立させる構造を実現することができるため、表示部が見易く、TV放送等の視聴がし易い。また、携帯端末装置のみにより上向き傾斜状態で自立するため、充電台やスタンド等の自立及び傾斜させるための別機構・別部品を設ける必要がない。
また、回動動作や回動方向に応じて適切なアプリケーションソフトウェアが起動し、種々の機能が連動するので、使い勝手が良い。また、机上に自立させた状態で使用する場合は、視野角が広くなって見易くなり、視野角が狭い方が望ましい手持ち使用との区別ができる。
このように、この発明によれば、携帯端末装置は、表示部を備えた第1筐体を表示部が露出するように第2筐体に重ね合わせ、重なり面に沿って相互に平面回動可能に、ヒンジ部により第1筐体と第2筐体の一端部が連結されており、係止め手段により、第1筐体を第2筐体に対し所定角度平面回動して係止した係止め状態にすることで、第1筐体の側面の接点部と第2筐体の側辺を載置面に接触させて表示部が載置面に対して上向き傾斜した自立状態になるので、2つの筐体を閉じて横向きにした状態で、他の部材を用いることなくそれ自体のみで、表示面を載置面に対して上向き傾斜させた自立状態に保持することができる。
この発明の一実施の形態に係る携帯電話機を示し、(a)は閉じた状態の平面図、(b)は開いた状態の平面図である。 図1の携帯電話機の係止め状態を示す平面図である。 図1の携帯電話機を机上に自立させた状態の斜視図である。 図1の携帯電話機のヒンジ部の構成の一例を示す斜視図である。 図4のヒンジ部を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)は(b)の一部の縦断面図である。 図1の携帯電話機の構成を示すブロック図である。 図1の携帯電話機が係止め状態で自立した状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図7の携帯電話機の自立状態を詳細に示し、(a)は全体斜視図、(b)は第2筐体のみの斜視図である。 従来の携帯電話機を仮に自立させた場合を示し、(a)は全体斜視図、(b)は第2筐体のみの斜視図である。
符号の説明
10 携帯電話機
11a 第1筐体
11b 第2筐体
12 ヒンジ部
13 表示部
14 キー操作部
15 中心軸部
15a 上端フランジ
16 上軸
16a,16b,16c 位置決め溝
17 下軸
18 バネ部
18a 係止突起
19 無線部
20 メモリ部
21 キー操作部
22 チューナ部
23 復調部
24 分岐部
25 音声処理部
26 映像処理部
27 データ処理部
28 スピーカ
29 回動検知部
30 制御部
31,32 アンテナ部
A 接点
D 机
L 背面側エッジ

Claims (7)

  1. 表示部を備えた第1筐体と、
    前記表示部が露出するように前記第1筐体を重ね合わせた第2筐体と、
    前記第1筐体及び前記第2筐体が重なり面に沿って相互に平面回動可能に、前記第1筐体及び前記第2筐体の一端部を連結するヒンジ部と、
    前記第1筐体の側面の接点部と前記第2筐体の側辺を載置面に接触させて前記表示部が該載置面に対して上向き傾斜した自立状態になるように、前記ヒンジ部を回動中心として前記第1筐体を前記第2筐体に対し所定角度平面回動して係止した係止め状態にする係止め手段と
    を有する携帯端末装置。
  2. 前記第2筐体の前記載置面に接触する側辺は、該第2筐体の長手方向中心線に対して所定角度分傾斜して形成され、前記第1筐体の前記接点部は、前記回動方向に突出した突出部として形成される請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記第2筐体の前記載置面に接触する側辺、及び、前記第1筐体の前記接点部を含む側面は、該第2筐体及び第1筐体の長手方向中心線に対して所定角度分傾斜して形成される請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記ヒンジ部を回動中心として前記第1筐体と前記第2筐体とが成す前記所定角度は、前記第2筐体の前記載置面に接触する側辺が該第2筐体長手方向中心線に対して成す角度と同一である請求項2または3に記載の携帯端末装置。
  5. 前記係止め状態にすると前記表示部の視野角を広げる視野角制御を行う制御部を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
  6. TV放送受信機能を備え、前記係止め状態にすると前記TV放送受信機能を自動起動させる制御部を有する請求項1から5のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
  7. TV電話機能を備え、前記係止め状態で発呼し或いは発呼中に前記係止め状態にするとTV電話に切り換える制御部を有する請求項1から5のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
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