JP2005117272A - 携帯型無線端末機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一対のキャビネットの内、一方のキャビネットに画像表示部を配備した携帯型無線端末機において、他方のキャビネットに対して、画像表示部を任意の位置と姿勢に調節することが出来る携帯型無線端末機を提供する。
【解決手段】 本発明に係る携帯型無線端末機においては、内面に操作キー11を配備した本体キャビネット1と内面にメインディスプレイ21を配備した蓋体キャビネット2が連結枢支機構を介して互いに開閉可能に連結され、連結枢支機構は、両キャビネット1、2を互いに連結する連結アーム3と、該連結アーム3の基端部と本体キャビネット1の蓋体キャビネット2側の端部との間に介在する第1ヒンジ機構31と、該連結アーム3の先端部と蓋体キャビネット2の背面中央部との間に介在する第2ヒンジ機構32とを具え、両ヒンジ機構31、32はそれぞれ、両キャビネット1、2の内面と平行な枢軸を有している。
【選択図】 図9

Description

本発明は、折り畳み式携帯電話機の如く、一対の扁平なキャビネットを連結して構成される携帯型無線端末機に関するものである。
従来、携帯電話機は、一対のキャビネットを開閉可能に連結して構成され、一方のキャビネットの内面側にメインディスプレイを配備すると共に背面側にサブディスプレイを配備し、両キャビネットを閉じた状態でもサブディスプレイによって時刻や着信などが表示される折り畳み式携帯電話機が知られている。
近年、携帯電話機は、電話通信機能を具えるに留まらず、メール機能、インターネット機能、カメラ機能などを具えて、様々な情報を処理することが可能な携帯型情報処理無線端末機として益々発達を遂げてきており、最近では、テレビジョン放送受信機能を具えた携帯電話機の開発が進められている。
又、テレビジョン放送の受信映像をディスプレイの画面に表示させることが可能な携帯電話機として、例えば図12に示す折り畳み式携帯電話機が知られている(特許文献1参照)。
該折り畳み式携帯電話機は、本体(90)と蓋体(91)をヒンジ機構(94)を介して開閉可能に連結して構成されており、本体(90)の内面には、複数の操作キー(97)が配備されると共に、該操作キー(97)の下方には送話部(98)が配備されている。蓋体(91)は、ヒンジ機構(94)を介して本体(90)に回転可能に連結されるベースパネル(92)と、一方向に長い矩形状のディスプレイ(96)を内面に配備したディスプレイパネル(93)とから構成され、該ディスプレイパネル(93)は、ヒンジ機構(94)の回転軸に垂直な枢軸を有する枢支ピン(95)を介してベースパネル(92)に回転可能に連結されている。又、ディスプレイパネル(93)には、一方の端部に送話部(99)が配備されている。
該折り畳み式携帯電話機にテレビジョン放送受信機能を搭載した場合、テレビジョン放送を受信して該テレビジョン放送を視聴するときには、図12に示す如く、枢支ピン(95)を回転軸としてベースパネル(92)に対してディスプレイパネル(93)を90度回転させて、ディスプレイ(96)の画面を横長の向きに設定する。これによって、横長の長方形の輪郭を有するテレビジョン放送の受信映像をディスプレイ(96)の画面全体に表示させることが出来る。従って、ユーザは、本体(90)と蓋体(91)を開くと共にディスプレイ(96)の画面を横長の向きに設定した状態で本体(90)を机上に置くことにより、電話機を手で保持することなくテレビジョン放送を視聴することが出来る。
特開2001−156893号公報[H04M1/02]
しかしながら、図12に示す折り畳み式携帯電話機においては、ディスプレイパネル(93)がベースパネル(92)の表面に沿って回転するに過ぎず、本体(90)に対してはベースパネル(92)と一体に開閉するので、本体(90)の内面に対するディスプレイ(96)の画面の角度は本体(90)に対する蓋体(91)の開き角度と一致することとなり、ユーザはディスプレイ(96)の画面を任意の位置と姿勢に調節することが出来ない問題があった。
そこで本発明の目的は、一対のキャビネットの内、一方のキャビネットに画像表示部を配備した携帯型無線端末機において、他方のキャビネットに対して、画像表示部を任意の位置と姿勢に調節することが出来る携帯型無線端末機を提供することである。
本発明に係る携帯型無線端末機においては、本体キャビネット(1)と蓋体キャビネット(2)が連結枢支機構を介して互いに開閉可能に連結され、両キャビネット(1)(2)を開くことによって露出することとなる本体キャビネット(1)の内面にキー操作部が配備されると共に、蓋体キャビネット(2)の内面に画像表示部が配備されている。
前記連結枢支機構は、両キャビネット(1)(2)を互いに連結する連結アーム(3)と、該連結アーム(3)の基端部と本体キャビネット(1)の蓋体キャビネット(2)側の端部との間に介在する第1ヒンジ機構(31)と、該連結アーム(3)の先端部と蓋体キャビネット(2)の背面中央部との間に介在する第2ヒンジ機構(32)とを具え、両ヒンジ機構(31)(32)はそれぞれ、両キャビネット(1)(2)の内面と平行な枢軸を有している。両キャビネット(1)(2)は、両キャビネット(1)(2)の内面が互いに重なり合った閉じ姿勢と、該閉じ姿勢から第1ヒンジ機構(31)の動作によって本体キャビネット(1)に対して蓋体キャビネット(2)と連結アーム(3)が一体に相対回転して両キャビネット(1)(2)の内面が所定の開き角度で開いた第1の開き姿勢と、該開き姿勢から第1ヒンジ機構(31)の動作によって本体キャビネット(1)に対して連結アーム(3)が相対回転すると共に、第2ヒンジ機構(32)の動作によって連結アーム(3)に対して蓋体キャビネット(2)が相対回転して、連結アーム(3)が本体キャビネット(1)の内面と蓋体キャビネット(2)の背面に対してそれぞれ所定の開き角度を為す第2の開き姿勢との間で、姿勢の変更が可能である。
上記本発明に係る携帯型無線端末機においては、本体キャビネット(1)の蓋体キャビネット(2)側の端部と連結アーム(3)の基端部が第1ヒンジ機構(31)を介して連結されると共に、連結アーム(3)の先端部に第2ヒンジ機構(32)を介して蓋体キャビネット(2)の背面中央部が連結されているので、蓋体キャビネット(2)は、第1ヒンジ機構(31)の枢軸を回転軸として連結アーム(3)と一体に本体キャビネット(1)に対して開閉させることが出来ると共に、第2ヒンジ機構(32)を介して連結アーム(3)に対して回転させることが出来る。従って、蓋体キャビネット(2)は、本体キャビネット(1)の内面に平行な2つの枢軸を回転軸として本体キャビネット(1)に対して回転出来、この結果、両キャビネット(1)(2)は、両枢軸に垂直な平面上にて本体キャビネット(1)に対して蓋体キャビネット(2)が任意の位置と開き角度となる第2の開き姿勢をとることが出来る。
従って、本発明に係る携帯型無線端末機によれば、両ヒンジ機構(31)(32)を動作させることにより、本体キャビネット(1)に対して蓋体キャビネット(2)の画像表示部を任意の位置と姿勢に調節することが出来る。
又、第1ヒンジ機構(31)の枢軸を回転軸として蓋体キャビネット(2)を本体キャビネット(1)に対して所定の開き角度で開いて両キャビネット(1)(2)を第1の開き姿勢に設定することにより、画像表示部をユーザの方向に向けることが可能であると共に、両ヒンジ機構(31)(32)の枢軸を中心として蓋体キャビネット(2)を本体キャビネット(1)に対して前後に移動させて両キャビネット(1)(2)を第2の開き姿勢に設定することにより、本体キャビネット(1)に対する前記開き角度を維持したままで、画像表示部の前後位置及び高さ位置を調節することが出来る。
具体的構成において、蓋体キャビネット(2)の画像表示部は、両キャビネット(1)(2)の連結方向に長いアスペクト比の画面を有し、蓋体キャビネット(2)の背面中央部と第2ヒンジ機構(32)との間には、蓋体キャビネット(2)の背面に垂直な回転軸を有して連結アーム(3)に対して蓋体キャビネット(2)を回転自由に支持する回転支持機構(38)が介在している。
該具体的構成において、蓋体キャビネット(2)は、回転支持機構(38)を介して連結アーム(3)に連結されているので、第1の開き姿勢にて蓋体キャビネット(2)を連結アーム(3)に対して回転させることにより、縦長の向きに設定されている画面を横長の向きに設定することが出来る。更に、この状態で両キャビネット(1)(2)を第2の開き姿勢に設定することにより、画像表示部の画面を横長の向きに設定したままで画像表示部の前後位置及び高さ位置を調節することが出来る。
又、具体的構成において、両キャビネット(1)(2)は更に、第2の開き姿勢から第1ヒンジ機構(31)の動作によって連結アーム(3)が本体キャビネット(1)の内面上に折り畳まれると共に、第2ヒンジ機構(32)の動作によって蓋体キャビネット(2)の背面が本体キャビネット(1)の内面に重なり合った折り返し姿勢に設定することが可能である。
該具体的構成においては、両キャビネット(1)(2)を折り返し姿勢に設定することにより、蓋体キャビネット(2)の背面が本体キャビネット(1)の内面に重なり合うこととなるので、蓋体キャビネット(2)内面の画像表示部は露出した状態が保たれる一方、本体キャビネット(1)内面のキー操作部は蓋体キャビネット(2)の背面側に隠れることとなる。従って、ユーザは、互いに重なり合った両キャビネット(1)(2)を手に保持した状態で、画像表示部の画面に表示される情報を観ることが出来る。
他の具体的構成において、本体キャビネット(1)には、両キャビネット(1)(2)の閉じ姿勢にて蓋体キャビネット(2)の端部と重なると共に折り返し姿勢にて蓋体キャビネット(2)の端部から外側へ突出することとなる端部位置に、カメラ窓(41)を具えたカメラユニット(4)が配備され、該カメラユニット(4)は、本体キャビネット(1)の内面側にカメラ窓(40)を露出させた第1カメラ位置と、本体キャビネット(1)の背面側にカメラ窓(40)を露出させた第2カメラ位置との間で、回転操作可能に枢支されている。
該具体的構成においては、カメラユニット(4)が両キャビネット(1)(2)を折り返し姿勢に設定した状態で蓋体キャビネット(2)の端部の外側に露出すると共に、前記第1カメラ位置と前記第2カメラ位置の間で本体キャビネット(1)に対して回転可能であるので、該カメラユニット(4)を第1カメラ位置に設定することにより、折り返し姿勢にて露出している画像表示部の向きと同じ方向にカメラ窓(40)を向けることが出来る。又、第2カメラ位置に設定することにより、画像表示部の向きとは反対側の方向にカメラ窓(40)を向けることが出来る。
従って、ユーザは、ユーザ自身を撮影する場合、両キャビネット(1)(2)を折り返し姿勢に設定すると共に、カメラユニット(4)を第1カメラ位置に設定する。これによって、画像表示部と対向するユーザ自身をカメラによって撮影し、該カメラによる映像を画像表示部に映し出して確認することが出来る。又、風景等を撮影する場合、両キャビネット(1)(2)を折り返し姿勢に設定すると共に、カメラユニット(4)を第2カメラ位置に設定する。これによって、本体キャビネット(1)の背面と対向する風景等をカメラによって撮影し、該カメラによる映像を画像表示部に映し出して確認することが出来る。
又、カメラユニット(4)を第1カメラ位置に設定すると、両キャビネット(1)(2)を第1又は第2の開き姿勢の何れの姿勢に設定した場合にも、カメラ窓(41)が本体キャビネット(1)の内面に露出することとなるので、ユーザは、両キャビネット(1)(2)を前記何れの姿勢に設定した場合にも、カメラによってユーザ自身を撮影することが出来ると共に、該カメラによる映像を画像表示部に映し出して確認することが出来る。
又、他の具体的構成において、蓋体キャビネット(2)の背面には、両キャビネット(1)(2)の折り返し姿勢にて連結アーム(3)の少なくとも一部を収容するための収容室(39)が凹設されている。
該具体的構成によれば、蓋体キャビネット(2)の背面に凹設された収容室(39)に連結アーム(3)が収容されることとなる位置まで蓋体キャビネット(2)を本体キャビネット(1)に対して折り畳むことが出来、これによって、折り返し姿勢の両キャビネット(1)(2)の重なり方向の厚さは小さなものとなる。
更に他の具体的構成においては、第1ヒンジ機構(31)の枢軸と同軸上に、両キャビネット(1)(2)を第2の開き姿勢で机上に設置したときに接地して本体キャビネット(1)を支持すべき脚片(5)が枢支されている。
該具体的構成において、両キャビネット(1)(2)を第2の開き姿勢に設定した状態で机上に設置した場合、本体キャビネット(1)は、その背面が机の表面に接触すると共に脚片(5)によって支持されるため、机上にて安定した姿勢をとることが出来る。これによって、本体キャビネット(1)に対する蓋体キャビネット(2)の開き角度が大きく、両キャビネット(1)(2)の重心が蓋体キャビネット(2)側にある場合にも、両キャビネット(1)(2)が倒れることはない。
又、脚片(5)は第1ヒンジ機構(31)の枢軸と同軸上に枢支されているので、本体キャビネット(1)を机上に接地させない状態においては、脚片(5)を前記枢軸を中心として回転させることにより、該脚片(5)を本体キャビネット(1)若しくは連結アーム(3)の背面に近接させて収容することが出来る。
本発明に係る携帯型無線端末機によれば、一対のキャビネットの内、一方のキャビネットに配備された画像表示部を他方のキャビネットに対して任意の位置と姿勢に調節することが出来る。
以下、本発明を携帯電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係る携帯電話機は、無線通信機能、メール送受信機能、テレビジョン会議機能及びテレビジョン放送受信機能を有しており、図1及び図2に示す如く、扁平な本体キャビネット(1)と扁平な蓋体キャビネット(2)を連結アーム(3)及び回転板(30)を介して互いに連結して構成されている。
図1に示す如く、蓋体キャビネット(2)の内面には、両キャビネット(1)(2)の連結方向に長い矩形状のメインディスプレイ(21)が配備されると共に、該メインディスプレイ(21)の上方には、第1受話部を兼ねる第1放音部(25)が配備され、メインディスプレイ(21)の下方には、第2放音部(26)が配備されている。
本体キャビネット(1)の内面には、第1オフフックキー(15a)及び第1オンフックキー(16a)を含む複数の操作キー(11)が配備され、該操作キー(11)の下方には第1送話部(12)が配備されている。又、本体キャビネット(1)の左側面には、サイドキー(19)が配備されると共に、第1オフフックキー(15a)の近傍位置に第2オフフックキー(15b)が配備され、本体キャビネット(1)の右側面には、第1オンフックキー(16a)の近傍位置に第2オンフックキー(16b)が配備されている。更に、図5に示す如く、本体キャビネット(1)の背面には、中央部にサブディスプレイ(13)が配備されており、該サブディスプレイ(13)の左下方には第2送話部(17)が配備され、本体キャビネット(1)の上端部右方には、第2受話部(18)が配備されている。
図3及び図4に示す如く、本体キャビネット(1)の上端部には、左右一対の駒部(14)(14)が突設されており、両駒部(14)(14)の間には、両キャビネット(1)(2)の連結方向に長い帯状を呈する連結アーム(3)の基端部が介在している。該基端部は、本体キャビネット(1)の内面に平行な枢軸を有する一対のヒンジアセンブリ(33)(33)を介して両駒部(14)(14)に回転可能に連結されており、これによって第1ヒンジ機構(31)が形成されている。この結果、連結アーム(3)は、第1ヒンジ機構(31)の枢軸を中心として、本体キャビネット(1)に対して回転することが可能である。
又、図3に示す如く、蓋体キャビネット(2)は、その背面中央部に円形の回転板(30)が配備されると共に、該回転板(30)と本体キャビネット(1)側の端部の間に、連結アーム(3)を収容すべき第1溝部(24)が両キャビネット(1)(2)の連結方向に長く凹設されている。回転板(30)の中央部は、図4に示す如く蓋体キャビネット(2)の背面に垂直な枢軸を有する枢支ピン(35)を介して蓋体キャビネット(2)に回転可能に連結されており、これによって回転支持機構(38)が形成されている。この結果、蓋体キャビネット(2)は、前記枢軸を中心として回転板(30)に対して回転することが可能である。又、図3に示す如く、回転板(30)の表面には、第1溝部(24)と同じ幅を有する第2溝部(36)が両キャビネット(1)(2)の連結方向に長く凹設されると共に、該第2溝部(36)の両側には、両キャビネット(1)(2)の連結方向に伸びる左右一対の凸条部(37)(37)が形成されており、第2溝部(36)及び凸条部(37)(37)によって、蓋体キャビネット(2)背面の回転板(30)には、連結アーム(3)を収容可能な収容室(39)が形成されている。
連結アーム(3)の先端部は、回転板(30)の第2溝部(36)に入り込んで左右一対の凸条部(37)(37)の第1溝部(24)側の端部の間に介在しており、該先端部は、第1ヒンジ機構(31)の枢軸に平行な枢軸を有する一対の枢支ピン(34)(34)を介して両凸条部(37)(37)に回転可能に連結されており、これによって第2ヒンジ機構(32)が形成されている。この結果、蓋体キャビネット(2)は、第2ヒンジ機構(32)の枢軸を中心として、回転板(30)と一体に連結アーム(3)に対して回転することが可能である。
図2に示す如く、両キャビネット(1)(2)は、連結アーム(3)の両端部の第1ヒンジ機構(31)及び第2ヒンジ機構(32)を介して連結されているので、図6に示す如く両キャビネット(1)(2)の内面が互いに重なり合った閉じ姿勢と、図1に示す如く第1ヒンジ機構(31)の動作によって本体キャビネット(1)に対して蓋体キャビネット(2)、回転板(30)及び連結アーム(3)が一体に相対回転して両キャビネット(1)(2)の内面が略180度の開き角度で開いた全開姿勢との間で、相対回転することが可能である。
又、第1ヒンジ機構(31)に動作によって蓋体キャビネット(2)及び連結アーム(3)を本体キャビネット(1)に対して開くことにより、図8の如く両キャビネット(1)(2)を所定の開き角度で開いた第1の開き姿勢が設定される。又、該第1の開き姿勢から、図9の如く第1ヒンジ機構(31)の動作によって本体キャビネット(1)に対して連結アーム(3)を相対回転させると共に、第2ヒンジ機構(32)の動作によって連結アーム(3)に対し蓋体キャビネット(2)を相対回転させることにより、連結アーム(3)が本体キャビネット(1)内面と蓋体キャビネット(2)の背面に対してそれぞれ所定の開き角度を為す第2の開き姿勢が設定される。これによって、ユーザは、本体キャビネット(1)内面に対して蓋体キャビネット(2)内面のメインディスプレイ(21)の画面を任意の位置と姿勢に調節することが出来る。
更に、前記第2の姿勢から第1ヒンジ機構(31)の動作によって連結アーム(3)が本体キャビネット(1)の内面上に折り畳まれると共に、第2ヒンジ機構(32)の動作によって蓋体キャビネット(2)の背面が本体キャビネット(1)の内面に重なることにより、図11に示す折り返し姿勢が設定される。このとき、連結アーム(3)の第2ヒンジ機構(32)側の上半部は、回転板(30)の収容室(39)に収容されることとなり、これによって、本体キャビネット(1)の内面に対する蓋体キャビネット(2)の内面の傾斜角度が小さなものとなると共に、折り返し姿勢の両キャビネット(1)(2)の重なり方向の厚さは小さなものとなる。
又、図2に示す如く、蓋体キャビネット(2)は、回転支持機構(38)を介して回転板(30)に連結され、該回転板(30)は第2ヒンジ機構(32)を介して連結アーム(3)に連結されているので、蓋体キャビネット(2)は、回転支持機構(38)の動作によって蓋体キャビネット(2)の内面に平行な平面上を回転することが可能である。
又、蓋体キャビネット(2)は、連結アーム(3)が蓋体キャビネット(2)の第1溝部(24)に収容されることにより、回転不能状態に設定される。該回転不能状態から、第2ヒンジ機構(32)を動作させ、蓋体キャビネット(2)を連結アーム(3)に対して相対回転させて連結アーム(3)を第1溝部(24)から離間させることにより、回転支持機構(38)の枢軸を中心として回転する回転可能状態に設定される。
そこで、蓋体キャビネット(2)を回転可能状態に設定して回転支持機構(38)の枢軸回りに回転させることにより、図1の如くメインディスプレイ(21)の画面を縦長の向きに設定した状態から、図7に示す如く該画面を横長の向きに設定した状態に設定することが出来る。
又、図1に示す如く、本体キャビネット(1)の下端部には、外周面にカメラ窓(41)及びフラッシュ窓(42)を有する角筒状のカメラユニット(4)が配備されており、該カメラユニット(4)は、第1ヒンジ機構(31)の枢軸に平行な枢軸を有する一対の枢支ピン(43)(43)によって回転可能に枢支されている。これによって、カメラユニット(4)は、図1の如く本体キャビネット(1)の内面側にカメラ窓(41)及びフラッシュ窓(42)を露出させた第1カメラ位置と、本体キャビネット(1)の背面側にカメラ窓(41)及びフラッシュ窓(42)を露出させた第2カメラ位置との間で、回転することが可能である。
第1ヒンジ機構(31)の枢軸と同軸上には、図8の如く本体キャビネット(1)を机上に設置した場合に該本体キャビネット(1)を支持すべきリング状の脚片(5)がその基端部にて枢支されており、該脚片(5)は、図8の如く本体キャビネット(1)の背面から離間した状態と、図2の如く本体キャビネット(1)の背面に密着した状態との間で、前記枢軸を回転軸として回転することが可能である。
上記本発明の携帯電話機は、図6に示す閉じ姿勢で鞄や衣類のポケットに収容して携帯する。このとき、図1に示すメインディスプレイ(21)は本体キャビネット(1)及び蓋体キャビネット(2)の内側に隠れているので、外力の作用による破損の虞はない。又、複数の操作キー(11)も本体キャビネット(1)及び蓋体キャビネット(2)の内側に隠れているので、これらのキーが押下されることによる誤作動の虞はない。又、カメラユニット(4)を第1カメラ位置に設定して両キャビネット(1)(2)を閉じ姿勢に設定することにより、カメラ窓(41)及びフラッシュ窓(42)は蓋体キャビネット(2)の内面に覆われることとなる。これによって、カメラ窓(41)及びフラッシュ窓(42)が外力の作用によって破損する虞はなく、空気中の埃や鞄及び衣類のポケットの中の埃がカメラ窓(41)やフラッシュ窓(42)に付着する虞はない。
又、該閉じ姿勢においては、図5に示す如く、本体キャビネット(1)背面のサブディスプレイ(13)が露出しており、該サブディスプレイ(13)の画面に時刻や着信が表示される。
又、図6に示す閉じ姿勢にて着信に応答することも可能である。両キャビネット(1)(2)を閉じ姿勢に設定すると、キャビネット開閉検出器(図示省略)によって両キャビネット(1)(2)が閉じ姿勢に設定されたことが検出され、該検出による検出信号が制御回路(図示省略)に供給される。該閉じ姿勢にて着信があった場合、制御回路は、前記検出信号と、着信があったことに基づいて、図5に示す第2送話部(17)を機能させると共に、第2受話部(18)を機能させる。
該閉じ姿勢にて着信があった場合には、サブディスプレイ(13)の画面に相手の電話番号や氏名が表示され、これに応じて本体キャビネット(1)の左側面のオフフックキー(15b)を押下してオフフック操作を行なうことによって通話可能状態となり、ユーザは、第2受話部(18)を耳元に近づけると共に第2送話部(17)を口元に近づけて該着信に応答することが出来る。従って、着信に応答するために閉じ姿勢に設定されている両キャビネット(1)(2)の姿勢を変える必要はない。
図6に示す閉じ姿勢姿勢から、第1ヒンジ機構(31)を動作させて本体キャビネット(1)に対して蓋体キャビネット(2)を開くことにより、両キャビネット(1)(2)は図1に示す全開姿勢に設定される。該全開姿勢においては、蓋体キャビネット(2)の内面に配備されたメインディスプレイ(21)、第1及び第2放音部(25)(26)が露出すると共に、本体キャビネット(1)の内面に配備された複数の操作キー(11)及びカメラユニット(4)のカメラ窓(41)及びフラッシュ窓(42)が露出する。これによって、メインディスプレイ(21)の画面に画像及び時刻やメニューの表示されると共に、キー操作が可能となる。
このとき、キャビネット開閉検出器によって両キャビネット(1)(2)が全開姿勢に設定されたことが検出され、該検出による検出信号が制御回路に供給される。制御回路は、前記検出信号に基づいて、第1送話部(12)を機能させると共に、第1放音部(25)を受話部して機能させる。
この状態で、送受話、送信メールの作成及び受信メールの作成が可能となる。
従って、着信時には、メインディスプレイ(21)の画面に相手の電話番号や氏名が表示され、これに応じて本体キャビネット(1)内面のオフフックキー(15a)を押下してオフフック操作を行なうことによって通話可能状態となり、ユーザは、第1放音部(25)を耳元に近づけると共に第1送話部(12)を口元に近づけて該着信に応答することが出来る。
又、メールの受信時には、操作キー(11)を操作することにより、メインディススプレイ(21)の画面に受信メールの一覧が表示され、その一覧に示された複数の受信メールの内、1つ受信メールを選択してその内容を確認することが出来る。又、メール作成時には、操作キー(11)を操作することにより、メインディスプレイ(21)の画面にユーザが作成した文面が表示される。
図1に示す全開姿勢から図7及び図8に示すテレビジョン会議姿勢に設定するには、先ず、第1ヒンジ機構(31)を動作させて本体キャビネット(1)を水平に倒し、本体キャビネット(1)の背面を机の表面に接触させて該本体キャビネット(1)を机上に置く。このとき、図2の如く本体キャビネット(1)の背面に密着している脚片(5)を回転させて該背面から離間させ、図8の如く該脚片(5)の先端部を机上に接地させる。これによって、本体キャビネット(1)は、その背面が机の表面に接触した状態で脚片(5)に支持されることとなり、机上にてその姿勢が安定する。
次に、第1ヒンジ機構(31)を動作させて、蓋体キャビネット(2)を本体キャビネット(1)に対して立てた姿勢に設定する。
そして、第2ヒンジ機構(32)を動作させて蓋体キャビネット(2)を僅かに引き出し、連結アーム(30)を蓋体キャビネット(2)背面の第1溝部(24)から離間させる。これによって、蓋体キャビネット(2)は回転支持機構(38)の枢軸に対して回転可能状態となる。この状態で、蓋体キャビネット(2)を時計回りに90度回転させ、縦長の向きに設定されていたメインディスプレイ(21)の画面を横長の向きに設定する。これによって、図7に示すテレビジョン会議姿勢が設定される。
又、このとき、カメラユニット(4)を回転させて、カメラ窓(41)をユーザと対向させる。
この状態でキー操作を行ってテレビジョン会議モードを設定すると、カメラユニット(4)によってメインディスプレイ(21)の画面を観ているユーザの姿が撮影され、その画像はアンテナ(図示省略)から送信されて相手方の電話機のディスプレイに表示されると共に、相手方の画像はアンテナにより受信されてメインディスプレイ(21)の画面に表示される。
このとき、キャビネット開閉検出器によって両キャビネット(1)(2)がテレビジョン会議姿勢に設定されたことが検出され、該検出による検出信号が制御回路に供給される。制御回路は、前記検出信号と、メインディスプレイ(21)の画面がテレビジョン会議映像表示モードに設定されていることに基づいて、第1送話部(12)を集音部として機能させると共に、第1放音部(25)と第2放音部(26)を相手方の音声を放音する音声放音部として機能させる。これによって、相手方の音声は両放音部(25)(26)から発せられ、ユーザの音声は、第1送話部(12)によって集音される。
又、この状態で操作キー(11)を操作することにより、ユーザ自身を撮影する撮影モードを設定すると、メインディスプレイ(21)の画像表示モードが、カメラ窓(41)を通して撮影される映像を表示するカメラ撮影モードに切り替えられ、カメラユニット(4)によってカメラ窓(41)に対向するユーザ自身の画像が撮影され、その画像はメインディスプレイ(21)の画面に表示される。又、操作キー(11)を押下してシャッター操作を行なうことにより、撮影された画像は内蔵メモリに保存される。
更に又、図7に示すテレビジョン会議姿勢にてキー操作を行なってテレビジョン放送受信モードを設定することにより、テレビジョン放送を視聴することも可能である。
このとき、制御回路は、キャビネット回転検出器による姿勢検出信号と、メインディスプレイ(21)の画面がテレビジョン映像表示モードに設定されていることに基づいて、第1及び第2放音部(25)(26)を、テレビジョン音声を放音するテレビジョン音声放音部として機能させる。
又、該テレビジョン音声がステレオ音声である場合には、制御回路によって、テレビジョン音声がステレオ音声であることが判断され、第1放音部(25)を右チャンネル音響信号放音部として機能させると共に、第2放音部(26)を左チャンネル音響信号放音部として機能させる。
この状態でテレビジョン放送を受信することにより、横長の長方形の輪郭を有するテレビジョン放送の受信映像は、横長の向きに設定されたメインディスプレイ(21)の画面全体に映し出され、メインディスプレイ(21)の右側に位置する第1放音部(25)から右チャンネル音響信号による音響が発せられると共に、メインディスプレイ(21)の左側に位置する第2放音部(26)から左チャンネル音響信号による音響が発せられることとなり、前記ステレオ音声のステレオ効果は十分に発揮される。
又、この状態から第1ヒンジ機構(31)の動作によって本体キャビネット(1)に対して連結アーム(3)を相対回転させると共に、第2ヒンジ機構(32)の動作によって連結アーム(3)に対して蓋体キャビネット(2)を相対回転させることにより、図9に示す如く、本体キャビネット(1)を動かすことなく、該本体キャビネット(1)に対する蓋体キャビネット(2)の開き角度を維持したままで、蓋体キャビネット(2)をユーザに対して前後に移動させることが出来ると共に、本体キャビネット(1)に対する高さを調節することが出来る。これによって、ユーザは、メインディスプレイ(21)の画面をユーザの任意の角度に調節すると共に、該画面をユーザの任意の位置に調節した状態でメインディスプレイ(21)の画面に表示された映像を観ることが出来る。
又、蓋体キャビネット(2)を手前に引き出すことにより、蓋体キャビネット(2)は本体キャビネット(1)の上方に位置することとなるので、両キャビネット(1)(2)の重心は本体キャビネット(1)上に位置することとなり、両キャビネット(1)(2)は机上にて安定した姿勢をとることとなる。
又、図1に示す全開姿勢から、第1ヒンジ機構(31)の動作によって本体キャビネット(1)に対して連結アーム(3)を相対回転させると共に、第2ヒンジ機構(32)の動作によって連結アーム(3)に対して蓋体キャビネット(2)を相対回転させることにより、図10及び図11に示す折り返し姿勢に設定することが出来る。
該折り返し姿勢に設定することにより、本体キャビネット(1)内面の操作キー(11)は、蓋体キャビネット(2)の背面側に隠れることとなる一方、メインディスプレイ(21)、第1及び第2放音部(25)(26)、第1送話部(12)及びカメラユニット(4)は露出した状態を保つ。
該折り返し姿勢においては、両キャビネット(1)(2)を重ね合わせることにより、電話機全体の高さが両キャビネット(1)(2)の全開姿勢における高さの約半分の高さとなり、然も、連結アーム(3)は回転板(30)の収容室(39)に収容されるので、両キャビネット(1)(2)の重なり方向の厚さは小さなものとなる。従って、ユーザは、手の内に電話機を収めた状態でメインディスプレイ(21)の映像を観ることが出来る。
この状態でサイドキー(19)を操作することにより、テレビジョン会議モードを設定すると、カメラユニット(4)によってメインディスプレイ(21)の画面を観ているユーザの姿が撮影され、その画像はアンテナ(図示省略)から送信されて相手方の電話機のディスプレイに表示されると共に、相手方の画像はアンテナにより受信されてメインディスプレイ(21)の画面に表示される。
このとき、キャビネット開閉検出器によって両キャビネット(1)(2)が折り返し姿勢に設定されたことが検出され、該検出による検出信号が制御回路に供給される。制御回路は、前記検出信号と、メインディスプレイ(21)の画面がテレビジョン会議映像表示モードに設定されていることに基づいて、第1送話部(12)を機能させると共に、第1放音部(25)を相手方の音声を放音する音声放音部として機能させる。これによって、相手方の音声は第1放音部(25)から発せられ、ユーザの音声は、第1送話部(12)によって集音される。
又、この状態でサイドキー(19)を操作することにより、カメラ撮影モードを設定することが出来る。このとき、カメラユニット(4)を回転させてカメラ窓(41)を本体キャビネット(1)の内面側に向けた第1カメラ位置に設定することにより、メインディスプレイ(21)と対向するユーザ自身を撮影する撮影モードが設定されることとなり、カメラ窓(41)に対向しているユーザ自身の画像が撮影され、その画像はメインディスプレイ(21)の画面に表示される。又、シャッターキーを兼ねる第2オフフックキー(15b)を押下してシャッター操作を行なうことにより、撮影された画像は内蔵メモリに保存される。
又、カメラ窓(41)を本体キャビネット(1)の背面側に向けた第2カメラ位置に設定することにより、本体キャビネット(1)の背面と対向する風景等を撮影する撮影モードが設定されることとなり、カメラ窓(23)に対向している風景等の画像が撮影され、その画像はメインディスプレイ(21)の画面に表示される。又、シャッターキーを兼ねる第2オフフックキー(15b)を押下してシャッター操作を行なうことにより、撮影された画像は内蔵メモリに保存される。
上記本発明の携帯電話機によれば、ユーザは、両ヒンジ機構(31)(32)を動作させて本体キャビネット(1)に対して連結アーム(3)を回転させると共に、連結アーム(3)に対して蓋体キャビネット(2)を回転させることにより、ユーザ自身と対向するメインディスプレイ(21)の画面を任意の上下位置、前後位置及び姿勢に調節することが出来ると共に、本体キャビネット(1)を机上に接地した状態で、メインディスプレイ(21)とユーザとの対向角度を変化させることなく蓋体キャビネット(2)をユーザ側に対して前後に移動させることが出来る。更に、両ヒンジ機構(31)(32)を動作させて両キャビネット(1)(2)を折り返し姿勢に設定することにより、ユーザは、メインディスプレイ(21)を露出させた状態で、重なり合った両キャビネット(1)(2)を手の内に収めることが出来、この状態でメインディスプレイ(21)に表示された映像を観ることが出来る。
本発明に係る携帯電話機の全開姿勢を内面側から見た斜視図である。 該携帯電話機の全開姿勢を背面側から見た斜視図である。 該携帯電話機の閉じ姿勢の平面図である。 該携帯電話機の閉じ姿勢の右側面図である。 該携帯電話機の閉じ姿勢の背面図である。 該携帯電話機の閉じ姿勢の斜視図である。 該携帯電話機のテレビジョン会議姿勢の斜視図である。 該携帯電話機のテレビジョン会議姿勢の右側面図である。 該携帯電話機の他のレビジョン会議姿勢の右側面図である。 該携帯電話機の折り返し姿勢の斜視図である。 該携帯電話機の折り返し姿勢の右側面図である。 従来の折り畳み式携帯電話機の斜視図である。
符号の説明
(1) 本体キャビネット
(11) 操作キー
(12) 第1送話部
(13) サブディスプレイ
(2) 蓋体キャビネット
(21) メインディスプレイ
(24) 第1溝部
(25) 第1放音部
(26) 第2放音部
(3) 連結アーム
(30) 回転板
(31) 第1ヒンジ機構
(32) 第2ヒンジ機構
(35) 枢支ピン
(36) 第2溝部
(37) 凸条部
(38) 回転支持機構
(4) カメラユニット
(41) カメラ窓
(5) 脚片

Claims (6)

  1. 本体キャビネット(1)と蓋体キャビネット(2)が連結枢支機構を介して互いに開閉可能に連結され、両キャビネット(1)(2)を開くことによって露出することとなる本体キャビネット(1)の内面にキー操作部が配備されると共に、蓋体キャビネット(2)の内面に画像表示部が配備されている携帯型無線端末機において、
    前記連結枢支機構は、両キャビネット(1)(2)を互いに連結する連結アーム(3)と、該連結アーム(3)の基端部と本体キャビネット(1)の蓋体キャビネット(2)側の端部との間に介在する第1ヒンジ機構(31)と、該連結アーム(3)の先端部と蓋体キャビネット(2)の背面中央部との間に介在する第2ヒンジ機構(32)とを具え、両ヒンジ機構(31)(32)はそれぞれ、両キャビネット(1)(2)の内面と平行な枢軸を有し、両キャビネット(1)(2)は、両キャビネット(1)(2)の内面が互いに重なり合った閉じ姿勢と、該閉じ姿勢から第1ヒンジ機構(31)の動作によって本体キャビネット(1)に対して蓋体キャビネット(2)と連結アーム(3)が一体に相対回転して両キャビネット(1)(2)の内面が所定の開き角度で開いた第1の開き姿勢と、該開き姿勢から第1ヒンジ機構(31)の動作によって本体キャビネット(1)に対して連結アーム(3)が相対回転すると共に、第2ヒンジ機構(32)の動作によって連結アーム(3)に対して蓋体キャビネット(2)が相対回転して、連結アーム(3)が本体キャビネット(1)の内面と蓋体キャビネット(2)の背面に対してそれぞれ所定の開き角度を為す第2の開き姿勢との間で、姿勢の変更が可能であることを特徴とする携帯型無線端末機。
  2. 蓋体キャビネット(2)の画像表示部は、両キャビネット(1)(2)の連結方向に長いアスペクト比の画面を有し、蓋体キャビネット(2)の背面中央部と第2ヒンジ機構(32)との間には、蓋体キャビネット(2)の背面に垂直な回転軸を有して連結アーム(3)に対して蓋体キャビネット(2)を回転自由に支持する回転支持機構(38)が介在している請求項1に記載の携帯型無線端末機。
  3. 両キャビネット(1)(2)は更に、第2の開き姿勢から第1ヒンジ機構(31)の動作によって連結アーム(3)が本体キャビネット(1)の内面上に折り畳まれると共に、第2ヒンジ機構(32)の動作によって蓋体キャビネット(2)の背面が本体キャビネット(1)の内面に重なり合った折り返し姿勢に設定することが可能である請求項1又は請求項2に記載の携帯型無線端末機。
  4. 本体キャビネット(1)には、両キャビネット(1)(2)の閉じ姿勢にて蓋体キャビネット(2)の端部と重なると共に折り返し姿勢にて蓋体キャビネット(2)の端部から外側へ突出することとなる端部位置に、カメラ窓(41)を具えたカメラユニット(4)が配備され、該カメラユニット(4)は、本体キャビネット(1)の内面側にカメラ窓(40)を露出させた第1カメラ位置と、本体キャビネット(1)の背面側にカメラ窓(40)を露出させた第2カメラ位置との間で、回転操作可能に枢支されている請求項3に記載の携帯型無線端末機。
  5. 蓋体キャビネット(2)の背面には、両キャビネット(1)(2)の折り返し姿勢にて連結アーム(3)の少なくとも一部を収容するための収容室(39)が凹設されている請求項3又は請求項4に記載の携帯型無線端末機。
  6. 第1ヒンジ機構(31)の枢軸と同軸上に、両キャビネット(1)(2)を第2の開き姿勢で机上に設置したときに接地して本体キャビネット(1)を支持すべき脚片(5)が枢支されている請求項1乃至請求項5の何れかに記載の携帯型無線端末機。
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