JP4504856B2 - 携帯型の音声記録装置 - Google Patents
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Description
また、画像データもデジタルデータとして、音声データと同様に取り扱いが出来ることから、音声記録装置にカメラと画像処理部を内蔵し、音声とともに画像も記録できるカメラ付き音声記録装置も商品化されている。
また、装置上部にカメラ部をチルト方向に回動可能に設けて、カメラの角度を変えられるようにした装置も提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
しかしながら、スタンドを使って机に置いた状態は、安定性にやや欠けるきらいがあり、また、装置を立てた状態では、記録の切替等の換作を行う場合、両手を用いないと操作しにくいという設置態様であるから、必ずしも操作が容易であるとは言いがたい点に問題がある。
先ず、第1の発明の記録装置は、カメラが設けられた携帯型の音声記録装置において、
外観が扁平形状の本体部と、
前記本体部の側面に設けられる音声記録用のマイクと、
前記本体部の上面に設けられ、前記撮像部によって撮影された画像を再生する表示部と、
前記本体部の上面に設けられる操作入力部と、
被写体像を撮影する撮像部と、
前記本体部の上面であって前記操作入力部が設けられた位置よりも前記マイクが設けられた側面に近い側の上面位置に凹状に設けられ、前記撮像部が収納される収納部と、
先端に前記撮像部が設けられ、他端が前記本体部の前記マイクが設けられた側の端部に回動自在に支持されて、前記収納部に収納された位置と前記本体部に対して起立された位置を移動可能となるように取り付けられ、前記収納された位置では、先端に取り付けられた前記撮像部を前記収納部に保護し、前記収納された位置から引き起こされて前記起立された位置にあっては、前記撮像部の撮影方向を前記マイクの向いた方向に向けて、前記本体部の上面から高い位置でかつ前記収納された位置よりさらに被写体像に近い位置に前記撮像部を移動させる回動体部と、を備えて構成される。
前記制御部は、前記音声記録については前記回動体部の位置に無関係に前記操作入力部からの入力に従って制御し、前記画像記録については前記操作入力部からの入力とともに前記回動体部の位置に応じて制御する。
設定が的確に出来る携帯型の音声記録装置を提供することが可能となる。
図3は、上記記録装置1の内部システムブロック図である。図3に示すように、撮像部4は、図2に示したレンズ13及びLED14に加えて、更に撮像素子16及び映像回路部17を備えている。
電源部25は、使用者による電源スイッチのオン入力に基づいて、内蔵の電池からのDC出力を所定の電圧に変換して、その電力をCPU18を初めとして各部に供給する。CPU18は、電源電力の供給開始を認識して各部の制御を開始する。
画像記録部21には撮像部4の映像回路部17から撮像画像データが入力される。画像記録部21は、映像回路部17から入力される撮像画像データの画像をLCD9に表示し、その撮像画像データを着脱メモリ23に記録する。
撮像部4の撮像素子16は、レンズ13を通して撮像面に結像される映像をアナログ電気信号に変換して映像回路部17に出力する。映像回路部17は、撮像素子16から入力するアナログ電気信号をデジタル画像信号に変換して画像記録部21に出力する。
図4は、記録装置1 の使用態様の一例を示す図である。図4に示すように、記録装置1はテーブル26の上に置かれている。記録装置1の使用者27は、テーブル26の傍の記録装置1の本体部2のタッチ式入力装置7( 図1及び図2参照)をタッチ操作しやすい位置に座を占めている。
これにより、使用者27は、記録装置1をテーブル26の上に置いたままで、記録装置1により説明者28の音声を記録すると共に、その映像を記録することができる。
図6において、CPU18は、先ず、電源がオンかオフの判別で(S1)、電源がオンとなるまでの待機状態において(S1がOFF)、電源がオンとなると(S1がON)、続いて、使用者27によって記録モードが選択されているか否かを判別する(S2)。
図6は、上記録音/撮影の処理を詳しく示すフローチャートである。CPU18は、先ず、タッチ式入力装置7の録音スタートボタンが押されているか否かを判別する(S41)。
そして、CPU18は、回動体部6が回動していると判別したときは(S45がY)、撮影ブロックの電源をオンにする(S46)。ここで撮影ブロックは、撮影に係る部位として、撮像素子16、映像回路部17、画像記録部21のいずれか又は全ての組み合わせとする。これにより、撮像部4による撮影の準備が整う。
また、上記処理45の判別で、回動体部6が回動していないときは(S45がN)、CPU18は、撮影ブロックの電源をオフにして(S49)、図5の処理に戻る。
また、折り畳んだときには撮像部が本体から突出することがないので、全体としての携帯性が向上する。
撮像部を支持する回動体部が2本の棒状部材で両側から支持するので、360度の回転が可能であるにも拘わらず撮像部の支持が安定する。
また、撮像終了指示が、回動体部を本体部に折り畳むという一動作で簡単にすませることができるので便利である。また、折り畳んだときには撮影ブロックの電源をオフにし、回動されると電源をオンにするので、効率の良い節電が可能になる。
その代わり、本体部2の上面中央に凹状収納部15(図2参照)を設ける必要がなく、また、本体部2に回動体部6を折り畳んだとき、図1に示したように撮像部4の半分強部分が本体部2の上面に凸状に出ることがないので、携帯時の収納性に優れている。
その代わり、回動体部6を本体部2から引き起こしたとき、図9の場合よりも、本体部2が短いので、短い分だけ安定感があり、また取り扱いも容易である。
2 本体部
3 回動軸
4 撮像部
5 回転軸
6 回動体部
7 タッチ式入力装置
8 全面響体
9 LCD(liquid crystal display:液晶表示装置)
11 マイク
12 撮影レンズ窓
13 対物レンズ
14 フラッシュ用LED
15 凹状収納部
16 撮像素子
17 映像回路部
18 CPU(central processing unit)
19 バス
21 画像記録部
22 音声記録部
23 着脱メモリ
24 アームセンサ
25 電源部
26 テーブル
27 使用者
28 対談者(又は説明者)
29 説明用ボード
31 演台
32 説明用ボード
33 講演者
34 最前列の聴講者席の机
35 胸ポケット
36 使用者
37 応接テーブル
38 対談者
Claims (5)
- カメラが設けられた携帯型の音声記録装置において、
外観が扁平形状の本体部と、
前記本体部の側面に設けられる音声記録用のマイクと、
前記本体部の上面に設けられ、前記撮像部によって撮影された画像を再生する表示部と、
前記本体部の上面に設けられる操作入力部と、
被写体像を撮影する撮像部と、
前記本体部の上面であって前記操作入力部が設けられた位置よりも前記マイクが設けられた側面に近い側の上面位置に凹状に設けられ、前記撮像部が収納される収納部と、
先端に前記撮像部が設けられ、他端が前記本体部の前記マイクが設けられた側の端部に回動自在に支持されて、前記収納部に収納された位置と前記本体部に対して起立された位置を移動可能となるように取り付けられ、前記収納された位置では、先端に取り付けられた前記撮像部を前記収納部に保護し、前記収納された位置から引き起こされて前記起立された位置にあっては、前記撮像部の撮影方向を前記マイクの向いた方向に向けて、前記本体部の上面から高い位置でかつ前記収納された位置よりさらに被写体像に近い位置に前記撮像部を移動させる回動体部と、を備え
ことを特徴とする携帯型の音声記録装置。 - 前記マイクから入力された音声を記録する音声記録及び前記撮像部で撮影された画像を記録する画像記録をそれぞれ制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記音声記録については前記回動体部の位置に無関係に前記操作入力部からの入力に従って制御し、前記画像記録については前記操作入力部からの入力とともに前記回動体部の位置に応じて制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型の音声記録装置。 - 前記制御部は、前記回転体部が前記収納された位置では撮影モードをオフするよう制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の携帯型の音声記録装置。 - 前記収納部は、前記表示部と前記操作入力部の間に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型の音声記録装置。 - 前記撮像部は、さらに前記回動体部に対して回転可能に支持される
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型の音声記録装置。
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JP2005087336A JP4504856B2 (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 携帯型の音声記録装置 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2005
- 2005-03-24 JP JP2005087336A patent/JP4504856B2/ja not_active Expired - Fee Related
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