JP2005168036A - 電子機器および表示制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像表示部にカメラが設置されている場合、画像表示部の回動動作によってカメラが目的とする撮影を行うことができない状態が生じる。
【解決手段】 複数のキー入力手段を備えた電子機器本体と、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像を表示する表示手段と、撮像した画像を記録または再生する記録再生手段と、前記表示手段で前記複数のキー入力手段を覆うように収納され開閉可能に支持する支持手段と、前記表示手段の開閉動作を検出する検出手段と、前記検出手段によって前記表示手段の開閉動作が検出された場合には、前記撮像手段によって撮像された画像の表示を禁止する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図8
【解決手段】 複数のキー入力手段を備えた電子機器本体と、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像を表示する表示手段と、撮像した画像を記録または再生する記録再生手段と、前記表示手段で前記複数のキー入力手段を覆うように収納され開閉可能に支持する支持手段と、前記表示手段の開閉動作を検出する検出手段と、前記検出手段によって前記表示手段の開閉動作が検出された場合には、前記撮像手段によって撮像された画像の表示を禁止する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図8
Description
本発明は、例えば、ビデオカメラやノート型パーソナルコンピュータなどに用いられて好適であり、装置本体に対して可動する表示部およびスピーカなどの音声出力部を有する電子機器に関するものである。
電子機器の一例として、市場に普及しているビデオカメラには、撮像画像を表示するための表示する液晶ディスプレイなどによって構成された画像表示部が備えられている。そして、この画像表示部は、撮影者がアングル撮影を行ったり、あるいは被写体に対しても撮影画像を確認したりすることができるように、本体に対して回動可能な機構が設けられている。
そして、このような回動可能な画像表示部を有するビデオカメラには、この画像表示部の回転動作によって表示される画像が逆さまにならないように、回転角度に応じて画像表示部に表示される画像信号の上下を反転する反転処理が電気的に行われている。
また、画像表示部にカメラが設置されている電子機器が普及している。
特開平11−224059号公報
特開平10−51665号公報
しかしながら、画像表示部にカメラが設置されている場合、画像表示部の回動動作によってカメラが目的とする撮影が行うことができない状態が生じることがあり、この場合、画像表示部に表示される画像は見苦しいものとなる。そして、そのときのカメラの撮像動作のために消費される電力も無駄なものとなってしまう。
本願発明は上述した課題を解決することを目的とする。
上述した目的を達成するために、複数のキー入力手段を備えた電子機器本体と、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された画像を表示する表示手段と、撮像した画像を記録または再生する記録再生手段と、前記表示手段で前記複数のキー入力手段を覆うように収納され開閉可能に支持する支持手段と、前記表示手段の開閉動作を検出する検出手段と、前記検出手段によって前記表示手段の開閉動作が検出された場合には、前記撮像手段によって撮像された画像の表示を禁止する制御手段とを備えたことを特徴とする構成とした。
本願発明によれば、表示装置が本体に対して開閉動作が行われた場合、カメラによって撮像される画像の表示を禁止するように制御したので、不必要な画像を出すことがなくなる電子機器を提供することができる。
以下、添付の図面に沿って本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の電子機器の一実施例であるビデオカメラのブロック図を示す。
カメラ部1は、撮影レンズ11、オートアイリス12、CCD13、CDS/AGC回路14、A/D変換器15、およびカメラ信号処理回路16からなる。
CCD13は、撮影レンズ11により結像され、オートアイリス12により光量調整された光学像を電気信号に変換する。
CDS/AGC回路14は、CCD13の出力画像信号を二重相関サンプリングし、利得を自動調整しA/D変換器15でデジタル信号に変換してカメラ信号処理回路16に印加する。カメラ信号処理回路16は、CDS/AGC回路14の出力信号をγ補正、色バランス調整および輝度/色差変換など周知の処理を施して、レコーダ部2に供給する。
レコーダ部2は、画像信号処理回路22、記録再生回路23、および記録媒体24からなる。画像信号処理回路22の画像信号は、カメラ部1のカメラ信号処理回路16からの画像信号にDCT変換、量子化、可変長符号が行われ、さらに画像圧縮処理を含む画像信号処理が施され、記録再生回路23と表示部3に供給される。再生モードでは、記録再生回路23からの再生画像信号が表示部3に供給される。
記録再生回路23は、記録モードでは画像信号処理回路22からの画像信号を誤り訂正符号を付加しチャネルコーディングを施して記録媒体24に記録する。
再生モードでは、記録再生回路23は、記録媒体24から記録信号を再生し、復号化を行いさらに誤り訂正を行ってから再生画像信号を画像信号処理回路22に供給する。そして圧縮されている画像信号が画像信号処理部22によって伸長処理される。
表示部3は、液晶表示パネル31、液晶表示パネル31を背面から照明する照明光源32、および照明光源32を駆動する駆動回路ブロック33からなる。液晶表示パネル31は、アスペクト比3:4の通常画面だけではなく、アスペクト比16:9のワイド画面にも対応可能である。液晶表示パネル31は、単純マトリクスのTN液晶、STN液晶、FLC(強誘電性液晶)、アクティブ・マトリクスのMIM、アモルファスSi−TFT、高温多結晶Si−TFTおよび低温多結晶Si−TFTなどのどれであっても良い。さらに液晶表示パネル31の表面に拡散板を設けてもよい。
オーディオ部5は、音声入力用のマイクロフォン41、音声出力用としてのスピーカ42、マイクロフォン47とスピーカ42の音声信号を処理するオーディオ信号処理回路43、A/D変換器44、D/A変換器45、オーディオ入出力変換処理回路46からなる。マイクロフォン47は、通常は無指向性マイクロフォンが使われるが、音圧傾度形(両指向性)、中間形(単一指向性)であってもよい。
また、スピーカ部42に用いられる振動板の動きを電気エネルギーに変換する変換機構としては、出力電圧が振動板の振動速度に比例する動電形(ダイナミック形)と、振動板の振動変位に比例する静電形、圧電形、炭素系などがある。
動電形には、ムービングコイル形とリボン形がある。ムービングコイルは丈夫で取り扱いが簡単、ダイナミックレンジが広く、そして変換効率も高いため一般的にスピーカの主流となっている。また、リボン形は周波数特性がよいが機械的ストレスに弱いという特徴がある。また、静電形には、エレクトレットコンデンサがあり、周波数特性に優れ、バイアス電源が不要であるがインピーダンス変換回路が必要になるという特徴がある。圧電形には、クリスタルがあり、小型軽量で感度がよく、インピーダンスが高いが高温、高湿での特性劣化があるという特徴がある。炭素形には、カーボンがあり、感度がよいが、雑音が多く特性も不安定であるという特徴がある。
スピーカ42は、ステレオ対応にするため本実施の形態では2つ備えている。本実施の形態におけるスピーカ42は、ダイナミック形スピーカで、ムービングコイル形とし、構造は磁気回路、ボイスコイル、振動系からなっているものとする。なお、ダイナミック形スピーカの特徴として、簡単な構造であることと、特性、変換効率も高く一般的にスピーカの主流となっている。
システム制御部41は、CPUなどのマイコンによって構成され、カメラ部1、レコーダ部2、表示部3、オーディオ部5、回転検出部6を制御する。
回転検出部6は表示部3が所定の角度に回転したことを検出して、システム制御部41に状況を送り、表示する画像の上下左右の反転処理を画像信号処理部22に対して命令を行い、さらに画像の反転表示に対応してスピーカ42の左右の音声出力を交換して切り換える(2種類の音声信号の出力先を互いに入れ替える)。
図2は、液晶パネル31の回転検出に係わる詳細なブロック図である。
図2において、ヒンジ部54は液晶パネル31が装置本体に対し回転可能とするための可動部材である。検出スイッチ50は、図4(b)の状態から所定角度以上液晶パネル31が回転したことを検出する回転スイッチ検出部51と液晶パネル31を可視状態にするために装置本体に対して収納状態から開いたことを検出する開閉スイッチ検出部52から構成されている。
システム制御部41は、液晶パネル31が回転されたことが検出スイッチ50により検出された場合、液晶パネル上に表示する画像の上下左右の反転処理を画像信号処理部22に対して命令を行う。さらに、再生モードの場合、表示する画像の反転表示処理に対応してオーディオ出力部43に対してスピーカ42の左右の音声出力を検出スイッチ50による液晶パネル31の回転の検出前に対して逆転するように切換える命令を行う。
図3は、システム制御41の画像および音声の再生動作処理を示すフローチャートである。また、図4は、本実施の形態のビデオカメラの外観図である。図4において、ビデオカメラ本体60は、撮像画像を表示するための液晶パネル31をその側面に備えている。そして、液晶パネル31の両脇には液晶パネルと一体的にスピーカ42が固定されている。スピーカ42は、図示のようにLチャンネル(Left)、Rチャンネル(Right)を有している。また、ステレオマイク41は、ビデオカメラ本体60の前面に配置されている。
図3および図4を用いて本実施の形態の画像および音声の再生動作処理を説明する。
はじめに、図4(a)に示すように液晶パネル31は収納状態となっているとする。そして、液晶パネル31を用いて撮像画像を確認する場合、図4(b)に示すように液晶パネル31を開く。このとき、画像信号とステレオ音声は通常どおり再生されている(S1)。
そして、回転検出部6において回転動作が行われているかどうか確認する(S2)。図4(c)、(d)に示すように、液晶パネル31の回転動作が行われると、回転検出部6においてその回転動作が検出され、S3に進む。
液晶パネル31の回転動作が検出されると、図4(d)、(e)に示すように、その検出に応じてシステム制御部41は、液晶パネル上に表示する画像の上下左右の反転処理を画像信号処理部22に対して命令を行う(S3)。そして、画像の反転表示に同期してオーディオ出力部43に対してスピーカ42のLチャンネルおよびRチャンネルに対する音声信号の出力先を反対にするように切換える命令を行う(S4)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、液晶パネル31の反転処理に対応してステレオスピーカの左右の音声出力も反転させており、適切な画像・音声の再生が可能となる。
なお、本実施の形態では記録媒体24としてテープ状の磁気記録媒体、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどにも適用できる。
また、DVD(デジタル・ビデオ・ディスク)のビデオソフトを再生する液晶表示モニタが一体になったDVD再生装置において、画像を表示するための液晶パネルを回転させて、再生装置自体をコンパクトにして再生画像を提示する装置においても本願発明を適用することができる。
図5は、本実施の形態に適用した携帯型のDVD(デジタル・ビデオ・ディスク)装置の斜視図である。
図5において、収納部(装置本体)70は、記憶媒体としてのDVDを収納するためのものであり、液晶パネル71は、DVDに記録された画像を再生表示するためのものである。ステレオスピーカ(Left、Right)72は、液晶パネル71に固定されている。ヒンジ部73は、装置本体に対して液晶パネル71を開閉および回動可能とする。また、操作ボタン群74は、画像及び音声の再生・停止・画像の明るさ調節・音量の調節を行うものであり、装置本体70の前面に配置されている。
図5(a)は、本実施の形態のDVD装置の標準的な再生動作状態を示す図である。DVD装置において、図5(a)の状態から図5(e)の状態に移行される場合を説明する。まず、図5(b)に示すように、液晶パネル71を直立させる。次に図5(c)、(d)に示すようにヒンジ部73を中心として180度回転させる。そして、不図示の回転検出部がこの液晶パネル71の回転を検出すると、図5(e)では、不図示のシステム制御部によって図5(a)の状態に対して画像の表示の上下左右の反転処理が行われ、かつこの反転処理に同期してステレオスピーカ72の左右の音声出力が反転出力される。このような処理によって適切な映像・音声の再生を行うことができ、さらに操作ボタン群74の操作性を損なうことがない。
図6は、PC本体80と液晶パネル81によって構成されるノート型PC(パーソナルコンピュータ)を本発明の実施の形態に適用した例を示している。
図6において、液晶パネル81は、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)あるいはDVDなどに記録された画像を再生表示するためのものである。ステレオスピーカ(Left、Right)82は、液晶パネル81に固定されている。ヒンジ部83は、装置本体80に対して液晶パネル81を開閉および回動可能とする。84はキーボード、85は液晶パネル81上に表示されるパッドである。
図6(a)は、通常のPC80の使用状態である。図6(a)の状態から図6(b)に示すように、液晶パネル81をヒンジ部83の軸を中心として矢印の方向に倒すと、不図示の検出部が液晶パネル81の回動を検出し、対面者(図6(b)の矢印方向)からみて正常な画像になるように上下左右反転し、かつこの画像の反転動作に同期して音声を出力するスピーカ82のL、Rが左右反転出力され、画像だけでなく音声についても正常な位置で出力される。
このようなPC80の形態の場合、例えば、セールスマンがノート型PC80を使って対面者に説明する場合、対面者に対して液晶パネルを倒して向けるだけで、対面者側からみて矛盾のない画像と音声を再生出力することができる。
図7は、ノート型PC(パーソナルコンピュータ)を本実施の形態に適用した他の実施例を示している。図6と共通部分は同一の符号を付しており、その説明は省略する。
図7において、カメラ86は液晶パネル81に設置されており、液晶パネルの回転動作とともにカメラの撮影方向が変更する。カメラ画像表示部87はカメラ86によって取り込まれている画像を子画面表示する。
図7(a)は、通常のPC80の使用状態である。図7(a)の状態から図7(b)に示すように、液晶パネル81をヒンジ部83の軸を中心として矢印の方向に倒すと、不図示の検出部が液晶パネル81の回動を検出し、対面者(図示の方向)からみて正常な画像になるように上下左右反転し、かつこの画像の反転動作に同期して音声を出力するスピーカ82のL、Rが左右反転出力され、画像だけでなく音声についても正常な位置で出力される。一方、カメラ86は、反転動作に連動して画像の取り込みを停止し、天井方向に向けられた状態で画像を取り込むことを避けるように撮像動作を中止する。
図8は、図7に係わるノート型PC(パソコン)のブロック図を示す。図7と同じ構成は同一の符号を示し、その説明を省略する。
図8において、回転検出部106はヒンジ部83および検出スイッチ150から構成される。ヒンジ部83は液晶パネル81が装置本体80に対し開閉動作を可能とするための可動部材である。検出スイッチ150は、図7aの矢印方向の回転動作を検出する。すなわち、検出スイッチ150は、液晶パネル81を装置本体80に対して収納状態から開き、視認可能となったことを検出する。
システム制御部141は、液晶パネル81が回転されたことを検出スイッチ150により検出された場合、液晶パネル81上に表示する画像の上下左右の反転処理を画像信号処理部122に対して命令を行う。さらに、再生モードの場合、表示する画像の反転処理と同様に、検出スイッチ150の液晶パネルの検出に応じて、スピーカ82の左右の音声出力を液晶パネル131の回転の検出前と比較して逆転するように切換える命令をオーディオ信号処理部143に対して行う。
画像信号処理部122は、カメラ86から出力された画像信号のカメラ信号処理(色調整等)を行う。合成回路191は、カメラ86から出力された画像信号とCPU96によって処理された表示信号を重畳して表示する。
HDD93には、例えば予め記憶しておいた画像が格納されており、ポインティングデバイス85、キーボード94によって指示された画像再生動作に基づいて、CPU96によりこの画像データが表示信号として読み出される。RAM92は、HDD93から読み出された画像データを一時的に記憶するバッファメモリとして機能している。HDD92から読み出された画像データは、RAM92を介して合成回路91に入力され、CCD90からの画像データと合成され、表示部131上で例えばピクチャ・イン・ピクチャのような状態で重畳表示される。
システム制御部141は、液晶パネル81が回転されたことが検出スイッチ150により検出された場合、表示部131上の表示は、RAM92から読み出された情報(例えば、HDD93から読み出された画像)のみとし、カメラ86の撮像動作そのものを停止させ、空あるいは天井が想定される画像を取り込まないようにする。この処理によって見苦しい画像を表示しない、あるいはカメラ86の撮影動作の停止による省電力効果に寄与することができる。(あるいは他の方法として、カメラの撮像動作を行い、カメラ86によって撮像された画像の表示のみを禁止する制御を行ってもよい)。
図9は、システム制御41の画像および音声の再生動作処理を示すフローチャートである。図9において、はじめに、液晶パネル81の状態は図7の状態であり、画像とステレオ音声が再生されている(S10)。そして、カメラ86の画像を取り込んでいるかどうかを判断する(S11)。カメラ86からの画像が取り込まれている場合、そのカメラ86からの画像をHDD93から読み出された画像信号に合成してカメラ表示部87上に表示させる(S12)。一方、カメラ画像を取り込んでいない場合は合成表示しない。
回転検出部106において液晶パネル81の回転動作が行われているかどうか検出する(S13)。
液晶パネル81の回転動作が検出されると(液晶パネル81に対して図7(b)に示すような液晶パネル81の基準位置から所定角度以上の開き動作(回動作)が行われたことが検出されると)、その検出に応じて、システム制御部141は、カメラ86の画像の取り込みを停止させるとともに(S14)、液晶パネル上に表示する画像の上下左右の反転処理を画像信号処理部122に行わせる(S15)。さらに、オーディオ信号処理部143に対してスピーカのLチャンネルおよびRチャンネルに対する音声信号の出力先を反対にするように切換える命令を行う(S16)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、液晶パネル81の反転処理に対応してステレオスピーカの左右の音声出力も反転させており、適切な画像・音声の再生が可能となる。さらに、液晶パネル81がPC本体80に対して所定角度以上の開き動作が行われた場合、カメラ86によって撮像される画像の表示を禁止(あるいはカメラ86の撮像動作そのものを停止)するように制御したので、不必要な画像を出すことがなくなり、かつ省電効果を期待できる。
なお、図8に示したフローチャートでは、液晶パネル81の基準位置から所定角度以上の開き動作(回動動作)が行われたことを検出することによってカメラ86の撮像動作を停止(あるいは表示部87におけるカメラ86の撮像画像の表示を禁止)していたが、液晶パネル81が回転動作中のときは使用者がカメラの撮像画像を確認するとは考えづらく、また、表示される撮像画像も所望の画像であるとは考えづらい。よって、液晶パネル81が回転動作中のときにおいてもカメラ86の撮像動作を停止(あるいは表示部87におけるカメラ86の撮像画像の表示を禁止)しても本発明の目的を達成することができる。
なお、図7においては携帯型のパーソナルコンピュータについて説明したが、他に携帯型のテレビ受信機やゲーム機など、画像を表示する表示部が回転可能な電子機器に適用可能である。
本発明は、一例として、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、インターネットなどのネットワークを介して本発明の電子機器に供給し、撮像装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって達成できる。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態のシステム制御部41、141の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CDR、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになるが、簡単に説明すると、本発明の撮像装置に不可欠なモジュールを、記憶媒体に格納することになる。
6 回転検出部
22 画像信号処理部
31 液晶パネル
41 マイクロフォン
42 ステレオスピーカ
22 画像信号処理部
31 液晶パネル
41 マイクロフォン
42 ステレオスピーカ
Claims (7)
- 複数のキー入力手段を備えた電子機器本体と、
被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像を表示する表示手段と、
撮像した画像を記録または再生する記録再生手段と、
前記表示手段で前記複数のキー入力手段を覆うように収納され開閉可能に支持する支持手段と、
前記表示手段の開閉動作を検出する検出手段と、
前記検出手段によって前記表示手段の開閉動作が検出された場合には、前記撮像手段によって撮像された画像の表示を禁止する制御手段とを備えたことを特徴とする電子機器。 - 複数のキー入力手段を備えた電子機器本体と、
被写体を撮像する撮像手段と、
撮像した画像データを記録または再生する記録再生手段と、
撮像または再生された画像データを一時的に記憶するメモリ手段と、
前記メモリ手段から読み出して画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の開閉を検出する検出手段と、
前記撮像手段の撮像動作と表示手段の表示動作を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記検出手段によって前記表示手段の開閉動作が検出された場合には、前記表示手段に前記撮像手段によって撮像された画像の表示を禁止することを特徴とする電子機器。 - 前記制御手段は、前記検出手段によって前記表示手段の開閉動作が検出された場合には、前記表示手段に撮像された画像と異なる情報を前記メモリ手段から読み出して表示することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
- 前記撮像手段は、前記表示手段の画像表示領域を除く外装面に設けられていることを特徴とする請求項1または2の何れかに記載の電子機器。
- 前記検出手段は、前記表示手段の開閉動作によって、前記表示手段が前記電子機器本体に対して所定位置以上移動したことを検出することを特徴とする請求項1または2の何れかに記載の電子機器。
- 前記撮像された画像と異なる情報は、記録再生手段で再生された画像情報であることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
- 複数のキーで入力する入力工程と、
被写体を撮像する撮像工程と、
前記撮像工程によって撮像された画像を表示する表示工程と、
撮像した画像を記録または再生する記録再生工程と、
表示装置の開閉動作を検出する検出工程とを有する電子機器における表示制御方法であって、前記検出工程によって前記表示装置の開閉動作が検出された場合には、前記撮像工程によって撮像された画像の表示を禁止し異なる表示状態にする表示制御工程を備えたことを特徴とする表示制御方法。
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