JP3995625B2 - 携帯型無線端末機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ付き携帯電話機の如く、画像撮影機能を有する携帯型無線端末機に関するものである。
【0002】
近年、カメラを内蔵して静止画や動画を撮影することが可能な携帯電話機が開発されている。
例えば図10及び図11に示す折り畳み式携帯電話機は、第1本体(9)と第2本体(91)をヒンジ機構(94)を介して互いに開閉可能に連結して構成されており、ヒンジ機構(94)と同軸上に、撮影窓を側方へ向けたカメラ(90)が配備されている(特許文献1参照)。
【0003】
該折り畳み式携帯電話機においては、第1本体(9)の表面に、複数の操作キー(97)が配備されている。又、本体(9)の側面には、サイドキー(910)が配備されている。
第2本体(91)は、表面にディスプレイ(96)が配備されたディスプレイパネル(92)と、ヒンジ機構(94)に連結された連結部(93)とから構成され、ディスプレイパネル(92)は、ヒンジ機構(94)の回転軸と垂直な枢支ピン(95)を介して連結部(93)に枢支されている。又、ディスプレイパネル(92)には、ディスプレイ(95)の上方に受話部(99)が配備されている。
【0004】
図10に示す折り畳み式携帯電話機を用いて動画の撮影を行なう場合には、図11に示す如く、第1本体(9)に対して第2本体(91)を90度開き、更に連結部(93)に対してディスプレイパネル(92)を90度回転させて、ディスプレイ(95)の画面をカメラ(90)の撮影方向とは反対の方向に向ける。この状態でキー操作を行って、動画撮影モードを設定すると、カメラ(90)によって画像が撮影され、その画像はディスプレイ(96)の画面に表示される。又、操作キー(97)及びサイドキー(910)を押下してシャッター操作を行なうことにより、撮影された画像は内蔵メモリに保存される。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−169166号公報(【図1】、【図9】)
【0006】
しかしながら、上記折り畳み式携帯電話機においては、図10に示す如く第1本体(9)に対して第2本体(91)を開いて通話やメール作成を行なう場合、ディスプレイパネル(92)は枢支ピン(95)によって連結部(93)に枢支されているに過ぎないので、例えばキー操作に伴う外力の作用によって回転する虞があり、これによって画面の向きが変わってしまう問題があった。
又、第1本体(9)に対する第2本体(91)の開閉状態に拘わらず、常にカメラ(90)の撮影窓が露出しているので、携帯時に撮影窓の表面に傷が付き易い問題があった。
【0007】
そこで本発明の目的は、画像撮影機能を具えた携帯型無線端末機において、無線通信のための操作を行なうときにディスプレイの姿勢が変化することがなく、然も携帯時にカメラの撮影窓に傷が付くことのない携帯型無線端末機を提供することである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係る携帯型無線端末機においては、携帯可能な本体(1)にディスプレイ(51)及びカメラ(40)が配備されている。
前記本体(1)は、ベースパネル(4)と、表面にディスプレイ(51)が配備されたディスプレイパネル(3)と、ベースパネル(4)とディスプレイパネル(3)の間に介在する枢支機構とを具え、該枢支機構は、ディスプレイ(51)の画面をベースパネル(4)の表面と同じ方向に向けた第1姿勢と、ディスプレイ(51)の画面を前記カメラ(40)の撮影窓(41)の向きと同一方向若しくは逆方向に向けた第2姿勢との間で、ベースパネル(4)に対してディスプレイパネル(3)を回転可能に枢支するものである。
ディスプレイパネル(3)は、前記枢支機構によってベースパネル(4)に枢支されたベースキャビネット(6)と、該ベースキャビネット(6)に摺動可能に取り付けられたスライドキャビネット(5)とを具え、該スライドキャビネット(5)は、前記ベースパネル(4)の一部の領域を覆うと共にベースパネル(4)に対して相対回転不能に係合する収縮状態と、該領域を露出させると共にベースパネル(4)に対して相対回転可能な伸張状態との間で、ベースパネル(4)に対して接近離間が可能であり、前記一部の領域に前記カメラ(40)の撮影窓(41)が露出している。
【0009】
上記本発明に係る携帯型無線端末機において、携帯時、並びに画像撮影を行なわない通信時には、ディスプレイパネル(3)を第1姿勢に設定すると共に、スライドキャビネット(5)を収縮状態に設定する。これによって、スライドキャビネット(5)はベースパネル(4)と相対回転不能に係合し、ディスプレイパネル(3)の回転が確実に阻止されると共に、カメラ(40)の撮影窓(41)がスライドキャビネット(5)によって覆われることになる。
動画撮影時或いはユーザ自身の画像を撮影するときは、スライドキャビネット(5)を伸張状態に設定する。これによって、スライドキャビネット(5)はベースパネル(4)から離脱し、枢支機構の枢軸を中心とするディスプレイパネル(3)の回転が許容される。そこで、ディスプレイパネル(3)を回転させて、第2姿勢に設定する。この結果、カメラ(40)の撮影窓(41)が露出し、撮影が可能となる。
【0010】
具体的構成において、本体(1)は、第1本体(10)と第2本体(2)をヒンジ機構(7)を介して開閉可能に連結して構成され、第2本体(2)は、前記ディスプレイパネル(3)と前記ベースパネル(4)とから構成されている。ベースパネル(4)は、ヒンジ機構(7)を介して第1本体(10)に連結されており、前記枢支機構は、ヒンジ機構(7)の回転軸に垂直な枢軸を具え、ベースキャビネット(6)は、該枢軸を介してベースパネル(4)に回転可能に支持されている。
【0011】
該具体的構成によれば、両本体(10)(2)の表面を対向させた閉じ状態と、両本体(10)(20)を露出させた開き状態との間で、第1本体(10)に対して第2本体(2)を開閉することが出来る。又、ベースパネル(4)に対してディスプレイパネル(3)を回転させて、ディスプレイ(51)の画面の向きをヒンジ機構(7)の回転軸と同じ方向に向けることが出来る。
【0012】
又、具体的構成において、前記カメラ(40)は、撮影窓(41)をヒンジ機構(7)の回転軸と同じ方向に向けて、ベースパネル(4)に取り付けられている。
該具体的構成によれば、カメラ(40)は、その光軸をヒンジ機構(7)の回転軸と同じ方向、即ちベースパネル(4)の幅方向に向けて設置されるので、カメラの光軸をベースパネル(4)の厚さ方向に向けて設置した場合よりも、光学系の配置が容易になって、カメラのコンパクト化が図られる。
又、カメラ(40)の撮影方向をディスプレイ(51)の画面とは逆方向に向けて動画の撮影を行なう場合、ディスプレイパネル(3)を約90度回転させるだけでよく、操作が容易である。
【0013】
又、具体的構成において、前記スライドキャビネット(5)には、スライドキャビネット(5)が収縮状態のときにカメラ(40)の撮影窓(41)を覆うことが可能なカバー部(53)が設けられている。
該具体的構成においては、スライドキャビネット(5)を収縮状態に設定したとき、カバー部(53)がベースパネル(4)に配備された撮影窓(41)を覆うと共に、ベースパネル(4)に係合して、ベースパネル(4)に対するディスプレイパネル(3)の回転を阻止する機能を発揮する。
従って、ディスプレイパネル(3)の回転を阻止するための係合部を別に設ける必要がなく、これによってスライドキャビネット(5)の小型化が図られる。
【0014】
更に具体的な構成においては、前記ベースパネル(4)には、カメラ(40)の撮影方向と同じ方向に向けて、マイクロフォン(42)が配備されている。
該具体的構成においては、動画を撮影する場合、マイクロフォン(42)はカメラ(40)の撮影方向と同じ方向を向いているので、撮影対象が発する音をマイクロフォン(42)により効率的に集音することが出来る。
【0015】
【発明の効果】
本発明に係る携帯型無線端末機によれば、無線通信時にベースパネル(4)に対するディスプレイパネル(3)の回転が確実に阻止されるので、ディスプレイ(51)の向きが変化することはなく、安定した姿勢でキー操作などを行なうことが出来る。然も、携帯時には、スライドキャビネット(5)によってカメラ(40)の撮影窓(41)が覆われるので、撮影窓(41)に傷が付くことはない。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を折り畳み式携帯電話機に実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明に係る折り畳み式携帯電話機は、図1及び図2に示す如く、第1本体(10)と第2本体(2)をヒンジ機構(7)を介して互いに開閉可能に連結して構成される。
【0017】
図1に示す如く、第1本体(10)の表面には、複数の操作キー(11)が配列され、該操作キー(11)の下方には送話部(12)が配備されている。
第2本体(2)は、ヒンジ機構(7)に連結されたベースパネル(4)と、ディスプレイ(51)が配備されたディスプレイパネル(3)と、ベースパネル(4)上にディスプレイパネル(3)を枢支するべくヒンジ機構(7)の回転軸に対して垂直に伸びるパネル枢支ピン(43)とを具えている。これによって、ディスプレイパネル(3)は、ディスプレイ(51)の画面をベースパネル(4)の表面と同じ方向に向けた姿勢(第1姿勢)に設定することが可能であると共に、第1姿勢から時計回り或いは反時計回りに90度回転させて、ディスプレイ(51)の画面をヒンジ機構(7)の回転軸と同じ方向に向けた姿勢(第2姿勢)に設定することが可能である。
【0018】
ヒンジ機構(7)は、第1本体(10)の上端部に形成された一対の第1駒部(14)(14)と、ベースパネル(4)の下端部にて該ベースパネル(4)の表面に突設された第2駒部(44)とを一対のヒンジ枢支ピン(71)(71)を介して同軸上で相対回転可能に連結して構成されている。これによって、図1の如く第1本体(10)及び第2本体(2)の表面が露出する開き状態と、図2の如く第1本体(10)及び第2本体(2)の表面が互いに対向して操作キー(11)及びディスプレイ(51)が第1本体(10)及び第2本体(2)の内側に隠れる閉じ状態との間で、本体(1)を開閉させること出来る。
【0019】
図4に示す如く、ベースパネル(4)には、ヒンジ機構(7)の回転軸と同じ方向、即ちベースパネル(4)の幅方向に光軸を有するカメラ(40)が配備されており、該カメラ(40)の撮影窓(41)はベースパネル(4)の右側面に露出している。該側面には、撮影窓(41)の近傍にマイクロフォン(42)が配備されている。又、図8及び図9に示す如く、ベースパネル(4)には、ディスプレイパネル(3)と対向することとなる端部に、他の部分よりも厚さを僅かに縮小した角柱状の係合部(45)が形成されている。
【0020】
ディスプレイパネル(3)は、前記パネル枢支ピン(43)を介してベースパネル(4)に回転可能に枢支されたベースキャビネット(6)と、ディスプレイ(51)が取り付けられたスライドキャビネット(5)から構成されている。スライドキャビネット(5)は、ベースキャビネット(6)に摺動可能に取り付けられており、図8に示す収縮状態と図9に示す伸張状態との間で、ベースパネル(4)に対して接近離間することが可能である。
【0021】
ベースキャビネット(6)には、スライドキャビネット(5)の表面と対向する位置に、スライドキャビネット(5)の伸縮方向に伸びる開口部(61)が開設されており、ディスプレイ(51)は、スライドキャビネット(5)と共に摺動する過程で、該開口部(61)内を移動することが可能である。
【0022】
図1に示す如く、スライドキャビネット(5)の表面には、ディスプレイ(51)の画面が露出しており、該ディスプレイ(51)の画面の上方には、受話部(52)が配備されている。スライドキャビネット(5)の下端部には、図8に示す如く、ベースパネル(4)の係合部(45)が嵌入可能な角筒状の係合受部(55)が形成されると共に、図1に示す如く、ベースパネル(4)に配備されたカメラ(40)の撮影窓(41)を覆うことが可能なカバー部(53)が、ベースパネル(4)に向けて突設されている。
【0023】
スライドキャビネット(5)は、図1〜図3に示す如く、ディスプレイパネル(3)が第1姿勢に設定されているときに収縮状態に設定することが可能である。スライドキャビネット(5)を収縮状態に設定すると、図8に示す如く、ベースパネル(4)の係合部(45)はスライドキャビネット(5)の係合受部(55)と係合し、これによってベースパネル(4)の上端部はスライドキャビネット(5)の係合受部(55)によって全周を包囲される。この結果、スライドキャビネット(5)はベースパネル(4)に対して相対回転不能状態となる。従って、ディスプレイパネル(3)に外力が作用しても、ディスプレイパネル(3)が回転することはない。又、スライドキャビネット(5)が収縮状態に設定されているときには、図1に示す如く、スライドキャビネット(5)のカバー部(53)がカメラ(40)の撮影窓(41)を覆う。
【0024】
この状態からスライドキャビネット(5)を摺動させて、図4の如く伸張状態に設定すると、図9に示す如く、スライドキャビネット(5)の係合受部(55)はベースパネル(4)の係合部(45)から離脱し、これに伴ってベースキャビネット(6)の下端部が露出すると共に、図4に示す如く、スライドキャビネット(5)のカバー部(53)の先端がベースキャビネット(6)の下端部との対向位置に移動し、カメラ(40)の撮影窓(41)は露出する。この結果、スライドキャビネット(5)はベースパネル(4)との係合が解除されて相対回転可能状態となり、ディスプレイパネル(3)を図5又は図7の如く第2姿勢に設定することが可能となる。
【0025】
上記本発明の折り畳み式携帯電話機は、図2に示す如く、スライドキャビネット(5)を収縮状態とすると共に、第1本体(10)の表面と第2本体(2)の表面とを対向させた閉じ状態に設定し、この状態で鞄や衣類のポケットに収容して携帯する。このとき、ディスプレイ(51)は第1本体(10)及び第2本体(2)の内側に隠れているので、外力の作用による破損の心配はない。又、操作キー(11)も第1本体(10)及び第2本体(2)の内側に隠れているので、操作キー(11)が押下されることによる誤作動の虞はない。
【0026】
図2に示す状態から、図1の如く本体(1)を開くことによって、第1本体(10)の表面に配備された操作キー(11)が露出すると共に、ディスプレイパネル(3)のディスプレイ(51)の画面が露出する。これによって、キー操作が可能となると共に、ディスプレイ(51)の画面による画像の表示が可能となる。
このとき、ディスプレイパネル(3)が第1姿勢に設定されると共にスライドキャビネット(5)が収縮状態に設定されることによって、スライドキャビネット(5)はベースパネル(4)と相対回転不能に係合しているので、ディスプレイパネル(3)の回転が確実に阻止される。又、カメラ(40)の撮影窓(41)がスライドキャビネット(5)のカバー部(53)によって覆われているので、撮影窓(41)に傷が付くことはない。
尚、この状態で、送受話、送信メールの作成、および受信メールの作成が可能となる。
【0027】
図1の姿勢から動画の撮影を行なう姿勢に設定するには、図3に示す如く、先ず第2本体(2)を僅かに閉じて、第1本体(10)に対して第2本体(2)を90度開いた状態に設定し、この状態でディスプレイパネル(3)のスライドキャビネット(5)を図中の矢印の如くベースパネル(4)から離間する方向に摺動させ、図4の如くスライドキャビネット(5)を伸張状態に設定する。これによって、ベースパネル(4)の係合部(45)及びカメラ(40)の撮影窓(41)が露出することとなり、ベースキャビネット(6)は回転可能状態となる。その後、ディスプレイパネル(3)をベースパネル(4)に対してパネル枢支ピン(43)を中心に90度回転させることによって、図5の如くディスプレイ(51)の画面をカメラ(40)の撮影窓(41)とは反対の方向に向けた姿勢が設定される。
【0028】
この状態でキー操作を行なって、動画撮影モードを設定すると、カメラ(40)によって画像が撮影され、その画像はディスプレイ(51)の画面に表示される。又、操作キー(11)を押下してシャッター操作を行なうことにより、撮影された画像は内蔵メモリに保存される。
尚、ベースパネル(4)の側面に配備されたマイクロフォン(42)は動画撮影状態にあるカメラ(40)の撮影窓(41)と同じ方向を向いているので、撮影対象が発する音は、マイクロフォン(42)によって効率的に集音されることとなる。
【0029】
又、図5に示す姿勢からユーザ自身の撮影を行なう姿勢に設定するには、図6の如くベースパネル(4)に対してディスプレイパネル(3)を180度回転させる。これによって、図7の如くディスプレイ(51)の画面をカメラ(40)の撮影窓(41)と同じ方向に向けた姿勢が設定される。
【0030】
本発明に係る折り畳み式携帯電話機によれば、本体(1)を開き状態にして通話やメールの作成などを行なうときには、図1の如くスライドキャビネット(5)を第1姿勢に設定することにより、ベースパネル(4)に対するディスプレイパネル(3)の回転が確実に阻止されるので、ディスプレイ(51)の向きが変化することはなく、安定した姿勢でキー操作などを行なうことが出来る。然も、通話を行なうときや携帯するときには、図1及び図2の如くスライドキャビネット(5)のカバー部(53)によってカメラ(40)の撮影窓(41)が覆われているので、撮影窓(41)に傷が付くことはない。
【0031】
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、本発明の構造をストレート型の携帯電話機に採用しても、本実施例と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折り畳み式携帯電話機の開いた状態を示す斜視図である。
【図2】該折り畳み式携帯電話機を閉じた状態を示す斜視図である。
【図3】第1本体に対して第2本体を90度開いた状態を示す斜視図である。
【図4】スライドキャビネットを伸張状態とした状態を示す斜視図である。
【図5】該折り畳み式携帯電話機を用いて動画の撮影を行なう状態を示す斜視図である。
【図6】ディスプレイパネルを回転させている状態を示す斜視図である。
【図7】該折り畳み式携帯電話機を用いて動画の撮影を行なう他の状態を示す斜視図である。
【図8】該折り畳み式携帯電話機の一部破断側面図である。
【図9】スライドキャビネットの伸張状態を示す一部破断側面図である。
【図10】従来の折り畳み式携帯電話機の正面図である。
【図11】該折り畳み式携帯電話機を用いて動画の撮影を行なう状態を示す正面図である。
【符号の説明】
(1) 本体
(10) 第1本体
(2) 第2本体
(3) ディスプレイパネル
(4) ベースパネル
(40) カメラ
(41) 撮影窓
(42) マイクロフォン
(43) パネル枢支ピン
(45) 係合部
(5) スライドキャビネット
(51) ディスプレイ
(53) カバー部
(55) 係合受部
(6) ベースキャビネット
(7) ヒンジ機構

Claims (5)

  1. 携帯可能な本体(1)にディスプレイ(51)及びカメラ(40)が配備されている携帯型無線端末機において、
    前記本体(1)は、ベースパネル(4)と、表面にディスプレイ(51)が配備されたディスプレイパネル(3)と、ベースパネル(4)とディスプレイパネル(3)の間に介在する枢支機構とを具え、該枢支機構は、ディスプレイ(51)の画面をベースパネル(4)の表面と同じ方向に向けた第1姿勢と、ディスプレイ(51)の画面を前記カメラ(40)の撮影窓(41)の向きと同一方向若しくは逆方向に向けた第2姿勢との間で、ベースパネル(4)に対してディスプレイパネル(3)を回転可能に枢支するものであり、ディスプレイパネル(3)は、前記枢支機構によってベースパネル(4)に枢支されたベースキャビネット(6)と、該ベースキャビネット(6)に摺動可能に取り付けられたスライドキャビネット(5)とを具え、該スライドキャビネット(5)は、前記ベースパネル(4)の一部の領域を覆うと共にベースパネル(4)に対して相対回転不能に係合する収縮状態と、該領域を露出させると共にベースパネル(4)に対して相対回転可能な伸張状態との間で、ベースパネル(4)に対して接近離間が可能であり、前記一部の領域に前記カメラ(40)の撮影窓(41)が露出していることを特徴とする携帯型無線端末機。
  2. 本体(1)は、第1本体(10)と第2本体(2)をヒンジ機構(7)を介して開閉可能に連結して構成されており、第2本体(2)は、前記ディスプレイパネル(3)と前記ベースパネル(4)とから構成され、該ベースパネル(4)は、ヒンジ機構(7)を介して第1本体(10)に連結されており、前記枢支機構は、ヒンジ機構(7)の回転軸に垂直な枢軸を具え、ベースキャビネット(6)は、該枢軸を介してベースパネル(4)に回転可能に支持されている請求項1に記載の携帯型無線端末機。
  3. 前記カメラ(40)は、撮影窓(41)をヒンジ機構(7)の回転軸と同じ方向に向けて、ベースパネル(4)に取り付けられている請求項2に記載の携帯型無線端末機。
  4. 前記スライドキャビネット(5)には、スライドキャビネット(5)が収縮状態のときにカメラ(40)の撮影窓(41)を覆うことが可能なカバー部(53)が設けられている請求項1乃至請求項3の何れかに記載の携帯型無線端末機。
  5. 前記ベースパネル(4)には、カメラ(40)の撮影方向と同じ方向に向けて、マイクロフォン(42)が配備されている請求項1乃至請求項4の何れかに記載の携帯型無線端末機。
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