JP4671710B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等の電子機器及び当該電子機器の信号線をカバーするカバー部材に関する。
折り畳み可能な携帯電話機においては、二つの筐体の内部にそれぞれ設けられた回路基板等の電子部品がフレキシブル配線板や細線同軸ケーブル等の信号線で電気的に接続される。このような信号線の組み込み作業を容易にする技術も種々提案されている(例えば特許文献1)。
図10に信号線として細線同軸ケーブルを用いた場合の筐体の分解斜視図を示す。なお、図10は従来技術ではない新規な部分も含んでいる。図10(a)に示すように、一つの筐体103はケース103cとケース103dとを合体させることにより構成される。図10(b)に示すように、ケース103cの内部には回路基板104が配置され、回路基板104には、コネクタ105、106を介して信号線107、108が接続されている。なお、コネクタ105、106と接続される回路基板104側のコネクタは、図10(b)ではコネクタ105、106により隠れており、不図示である。図10(a)及び図10(b)に示すように、ケース103dの筐体内部側にはリブ109が設けられており、コネクタ105、106が回路基板104側のコネクタから外れることを防止している。
特開2004−207447号公報
しかし、図10(b)に示すように、信号線108等がコネクタ105等の天面側に乗り上げた状態でケース103c、103dを合体させると、コネクタ105とリブ109との間で信号線108が挟まれ、断線するおそれがある。そこで、従来は信号線がコネクタとリブとの間に挟まれないように作業者が注意する必要があった。
本発明の目的は、組み立て作業を容易化できる電子機器及びカバー部材を提供することにある。
本発明の電子機器は、第1筐体と、電子部品を備えた配線基板を内包する第2筐体と、互いの筐体の内部の電子部品を電気的に接続する信号線と、前記第1筐体と前記第2筐体とを開閉可能に接続し、前記信号線を挿通させる連結部と、前記信号線の前記第2筐体側の端部に取り付けられる第1コネクタと、前記配線基板に設けられ、前記第1コネクタの底面側と嵌合して接続される第2コネクタと、前記第1コネクタの天面側に配置されるカバー部材と、を備え、前記第1コネクタは、当該第1コネクタの側面に配される前記信号線の取り付け部と、前記第2コネクタ外形よりも突出する複数の第1コネクタ突起と、を有し、前記カバー部材は、前記第1コネクタの複数の第1コネクタ突起にそれぞれ係止される複数の第1の爪部と、第1コネクタが前記第2コネクタに接続されている状態でかつ前記複数の第1の爪部が前記第1コネクタ突起にそれぞれ係止された状態にて、前記第1コネクタからの信号線が前記配線基板から離間する方向へ移動することを規制する第1の押さえ部と、を有する。
好適には、前記信号線は、少なくとも二組の信号線の束で構成され、一の信号線の束に前記第1コネクタが取り付けられるとともに、他の信号線の束の第2筐体側の端部には第3コネクタが取り付けられ、前記配線基板は、前記第2コネクタ近傍に前記第3コネクタの底面側と嵌合して接続される第4コネクタが設けられ、前記第3コネクタは、当該第3コネクタの側面に配される前記信号線の取り付け部と、前記第4コネクタ外形よりも突出する第2コネクタ突起と、を有し、前記カバー部材は、前記第3コネクタの第2コネクタ突起に係止される第2の爪部と、前記第1コネクタが前記第2コネクタに、前記第3コネクタが前記第4コネクタにそれぞれ接続される状態でかつ前記複数の第1の爪部及び第2の爪部が前記第1コネクタ突起及び前記第2コネクタ突起にそれぞれ係止された状態にて、前記第3コネクタからの信号線が前記配線基板から離間する方向へ移動することを規制する第2の押さえ部と、を有し、前記第1コネクタの天面と前記第3コネクタの天面とを跨ぐように形成される。
好適には、前記配線基板は回路基板であって、前記回路基板には他の電子部品が取り付けられており、前記カバー部材の取り付け状態での高さが前記他の電子部品と同じ高さである。
好適には、前記カバー部材は、透光性を有する。
好適には、前記カバー部材は、取り付けたときに、前記第1のコネクタと前記第3のコネクタとの間の前記配線基板に対向する位置に、前記信号線を案内する第1のリブが設けられている。
好適には、前記第2筐体は、少なくとも内側面の一部が前記カバー部材に当接する。
好適には、前記第2筐体は、前記カバー部材に当接する内側面に、前記カバー部材を囲むように第2のリブが設けられ、当該第2のリブを含んで導電性が与えられ、前記第2のリブは、前記第2筐体が前記電子部品を内包した状態で、前記カバー部材に隣接して前記配線基板に当接して前記コネクタに対するシールドケースを形成する。
本発明のカバー部材は、信号線が接続されたコネクタの天面に取り付けられるカバー部材であって、前記コネクタに設けられた複数のコネクタ突起にそれぞれ係止される複数の爪部と、前記コネクタの底面が他のコネクタに嵌合して接続された際に、前記信号線の浮き上がりを規制する押さえ部と、を有する。
本発明によれば組み立て作業を容易化できる。
図1及び図2は、本発明を適用した携帯電話機の一実施形態を示す外観斜視図である。携帯電話機1はいわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、図1は開状態を、図2は閉状態を示している。
携帯電話機1は、第1筐体2と、第2筐体3とを備え、第1筐体2及び第2筐体3は連結部4により、連結部4側を回動の中心として開閉可能に連結されている。第1筐体2及び第2筐体3は、閉状態で互いに対向する面(正面)側の正面側ケース2c、3cと、その背面側の背面側ケース2d、3dとをそれぞれ備えている。正面側、背面側ケース2c、3c、2d、3dは、閉状態で一方の筐体側から他方の筐体側を見たときに、互いの輪郭が略一致するように形成されている。これらケースは、例えば樹脂によりそれぞれ一体成形される。
第1筐体2には、正面側に画像を表示するメイン表示部7と、その背面側に画像を表示するサブ表示部8とが、それぞれ各面に沿って設けられている。メイン表示部7及びサブ表示部8は、例えば液晶表示ディスプレイによって構成される。
また、第1筐体2には、背面側に撮像レンズが露出する撮像ユニット9と、背面側から発光するストロボ10とが設けられている。第1筐体2の連結部4側の端部には、撮像ユニット9の撮影モードを通常の撮影モードからマクロ撮影に切り替えるための操作部材11が設けられている。
第1筐体2の正面側ケース2cの連結部4側には、第1筐体2に内蔵されたスピーカの音道を確保するための孔部2g等が設けられている。孔部2gは正面ケース2cの両側面にそれぞれ長孔状に設けられている。
第2筐体3は正面側に操作部15を備えている。操作部15には、テンキーボタン15a等の携帯電話機1を操作するための各種ボタンが配置されている。また、第2筐体3の正面側にはマイクへの音道を確保するための孔部3hが設けられている。
図3は、第2筐体3の内部を一部省略して示す図であり、背面側(図1の紙面奥手側)から見た斜視図である。また、図4は、第2筐体3の背面側ケース3dを筐体内部側から見た斜視図である。
図3に示すように、第2筐体3内にはメイン基板22が配置され、当該メイン基板22には、信号線23が接続されている。信号線23は、メイン基板22から第1筐体2へのび、後述する第1筐体2のLCD基板21にも接続されている。
第2筐体3の正面側ケース3cの連結部4側の端部には、後述する第1筐体2の第1ヒンジ部30(図5参照)が嵌合する凹部2kが設けられており、凹部2kの両側には第2ヒンジ部31、第3ヒンジ部32が形成されている。第2ヒンジ部31、第3ヒンジ部32には、これらヒンジ部と第1ヒンジ部とを連結するための第1ヒンジパーツ33、第2ヒンジパーツ34とが挿通される孔部31a、孔部32aがそれぞれ設けられている。なお、正面側ケース3cに背面側ケース3dが被せられると、第2ヒンジ部31及び第3ヒンジ部32の凹部2k側以外は、背面側ケース3dにより覆われ、孔部31a、32aは、第2筐体3の内部へ開口することになる。
第1ヒンジパーツ33は、例えば筒状に形成され、第2ヒンジ部31に対して固定的に設けられるとともに、第1ヒンジ部30に対して回転可能に設けられている。第2ヒンジパーツ34は、例えば携帯電話機1の開閉に伴うクリック感を生じさせるための不図示のクリック機構等を含んで構成され、第1ヒンジ部30に対して固定的に設けられるパーツ34aと、第3ヒンジ部32に対して固定的に設けられるパーツ34bとを備えている。パーツ34aとパーツ34bとは互いに回転可能である。なお、これら第1ヒンジパーツ33及び第2ヒンジパーツ34は、導電材料により構成してもよい。
メイン基板22は、正面側ケース3cと同程度の面積を有し、正面側ケース3cに積層配置されている。メイン基板22は、例えばパターン層、絶縁層、グランド層、電源層を積層した多層式のプリント基板として構成され、不図示の高周波回路やメモリーカードを挿入するためのメモリーカードホルダ39等の各種回路が配置されている。
なお、メイン基板22と正面側ケース3cとの間には、メイン基板22と略同程度の面積を有し、メイン基板22上の回路から放出される又は外部から侵入する電磁波を遮断するためのシールドケース(不図示)、操作ボタン15aに対応する押圧スイッチが設けられるフレキシブル配線板(不図示)が積層されている。シールドケースはメイン基板22のグランド層と電気的に接続されている。
信号線23は、例えば細線同軸の束からなる、いわゆる細線同軸ケーブルにより構成された信号線23a、23bを備えている。なお、信号線23は信号線の束であるが、簡単のため単に信号線という。信号線23a、23bの第2筐体3側の端部にはそれぞれコネクタ35、36が設けられ、当該コネクタ35、36がメイン基板22に設けられたコネクタ37、38(図8、図9参照)に嵌合挿入されることにより、信号線23とメイン基板22とは電気的に接続されている。信号線23は、第2ヒンジ部31に挿通されたヒンジパーツ33の孔部33aに挿通されて、第2筐体3内部から第1筐体2内部へ延びている。
第2筐体3は、メインアンテナ部41と、サブアンテナ部42とを内部に備えている。メインアンテナ部41は、第2筐体3の連結部4とは反対側(開閉側)の端部3bに設けられ、サブアンテナ部42は、第2筐体3の連結部4側の側方に設けられている。メインアンテナ部41は、送受話やメールの送受信等に用いられるものであり、常時利用される。サブアンテナ部42は、音楽をダウンロードして再生するときなど、特定のアプリケーションが起動され、通信量が増加したときに利用されるものである。つまり、特定のアプリケーションが起動されるときは、アンテナ部41及びサブアンテナ部42はタイバシティアンテナとして利用される。
図4に示すように、背面側ケース3dには、筐体内部側に背面側ケースの筐体内部側面を区画するように複数のリブ3eが縦横に設けられている。リブ3eは、正面側ケース3cと背面側ケース3dとを合体させたときに、メイン基板22に当接する高さに形成されている。リブ3eに区画されたそれぞれの領域には、メモリーカードホルダ39等の各種電子部品が収納される。
なお、第2筐体3の組み立て時においては、図3のように正面側ケース3cに回路基板22を配置した状態で、正面側ケース3cに背面側ケース3dが被せられ、ねじなどにより正面側ケース3cと背面側ケース3dとが固定される。
図5は、第1筐体2の連結部4側の内部を一部省略して示す図であり、背面側(図1の紙面奥手側)から見た斜視図である。
第1筐体2の正面側ケース2cの連結部4側の端部には、第1ヒンジ部30が設けられている。第1ヒンジ部30は、正面側ケース2cから正面側(図中下方)に突出し、第1筐体2及び第2筐体3の回転軸を軸とする円筒状に形成されている。第1ヒンジ部30には、中空部30aと、円筒の両端面にて中空部30aから筐体外部側へ開口する孔部30cと、円筒の側面にて中空部30aから筐体内部側へ開口する孔部30dとが形成されている。
孔部30cにはヒンジパーツ33、34(図3参照)が嵌合挿入される。ヒンジパーツ33に挿通された信号線23は、ヒンジパーツ33を介して孔部30cを通過し、中空部30a、孔部30dを経て第1筐体2内部へ延びる。信号線23の信号線23a、23bの第1筐体2側の端部にはそれぞれコネクタ55、56が設けられ、当該コネクタ55、56がLCD基板21に設けられたコネクタ57、58に嵌合挿入されることにより、信号線23とLCD基板21とは電気的に接続されている。
LCD基板21は、第1筐体2の正面側ケース2cと同程度の幅を有し、正面側ケース2cに積層配置されている。LCD基板21は、例えばパターン層、絶縁層、グランド層、電源層を積層した多層式のプリント基板として構成され、メイン表示部7やサブ表示部8がフレキシブル配線板等を介して接続される。
第1筐体2は、連結部4側の端部に、スピーカ61と、カメラユニット62と、スピーカ61及びカメラユニット62を保持する部品ホルダ63とを備えている。スピーカ61は、着信音の発音や音楽再生に利用されるものである。スピーカ61は、例えば全体として略円柱状に形成され、正面側(図5の紙面下方)の端面に放音部を、背面側の端面に不図示の接点を有し、当該接点がLCD基板21のパターン層に接触することによりLCD基板21と接続されている。カメラユニット62は、背面側に不図示の撮像レンズが設けられ、フレキシブル配線板(FPC)64を介してLCD基板21に接続されている。
本実施形態では更に、第2筐体3の組み立て作業を容易化するために、携帯電話機1にカバー部材が設けられる。
図6は、カバー部材71を取り付けた状態で、第2筐体3の内部を一部省略して示す図であり、背面側(図1の紙面奥手側)から見た斜視図であり、図7(a)はカバー部材71をメイン基板22側から見た平面図であり、図7(b)はカバー部材71をメイン基板22に取り付けた状態を示す平面図である。
カバー部材71は、例えば樹脂により形成され、透光性を有している。すなわち、透明樹脂により形成されている。図6に示すように、カバー部材71は、メイン基板22に平行な板状の平面部71aと、平面部71aの周囲に設けられ、平面部71aに直交する側面部71bとを有しており、メイン基板22に接続されたコネクタ35、36を覆うように配置されている。側面部71bは、少なくとも一部がコネクタ35、36の外周側に当接し、コネクタ35、36に対して位置決めされるように設けられている。
図7(a)に示すように、カバー部材71には、信号線23a、23bが挿通される切欠き部71c、71dが側面部71bに設けられており、図6に示すように信号線23a、23bはカバー部材71内部のコネクタ35、36からカバー部材71外部に延びている。
図6に示すように平面部71aはコネクタ35、36に跨るように配置されており、図7(a)に示すように平面部71aはコネクタ35、36の天面(基板と反対側の面)に当接する当接面71e、71fと、当接面71e、71fから信号線23a、23bの配置位置上に延在する押さえ部71g、71hとを有している。なお、側面部71bの高さは、当接面71eがコネクタ35、36の天面に当接した状態で、側面部71bがメイン基板22に当接する高さからメイン基板22に当接しない高さの間で設定されている。
なお、コネクタ35、36は、全体として略直方体状に形成されるとともに、メイン基板22に接続された状態では互いに対向するように配置され(図3も参照)、信号線23aはコネクタ35のコネクタ36と対向する側面とは反対側の側面に設けられた信号線の取り付け部から延び、信号線23bはコネクタ36のコネクタ35と対向する側面にもうけられた信号線の取り付け部から延びている。
従って、図7(a)に示すように、例えばカバー部材71は、コネクタ35からコネクタ36に亘る広さの略矩形状部分と、コネクタ35からコネクタ36とは反対側に突出する略台形状部分とを有し、信号線23aを押さえる押さえ部71gは当該台形状部分に含まれ、信号線23bを押さえる押さえ部71hは当接面71e、71fとの間に含まれている。切欠き部71cは台形状部分の上底と下底との間に設けられ、切欠き部71dは矩形状部分のコネクタ端部側であって、コネクタ35とコネクタ36との間付近に設けられている。
図7(a)に示すように、当接面71eと、71fとの間には、平面部71aからメイン基板22の方向へ突出するリブ71i、71j、71kが設けられている。これらのリブ71i、71j、71kは、コネクタ36の信号線23bが接続されている側面に沿う方向(図7(a)の紙面左右方向)において、カバー部材71の切欠き部71dとは反対側に設けられている。
リブ71jは、カバー部材71の外周側から内部側へ延び、コネクタ35のコネクタ36と対向する側面に当接する位置に設けられている。すなわち、リブ71jはコネクタ35に対する位置決め部として機能している。また、リブ71kは、カバー部材71の外周側から内部側へ延び、コネクタ36のコネクタ35と対向する側面に当接する位置に設けられている。すなわち、リブ71kはコネクタ36に対する位置決め部として機能している。
リブ71iは、リブ71kの先端からリブ71jの先端へ、切欠き部71dの方向へ傾斜しながら延びている。コネクタ36から延びる信号線は、コネクタ36の中央側の所定範囲から延びるが、リブ71iは当該所定範囲の境界線に隣接した位置からコネクタ35の方向へ延びている。また、リブ71iは、コネクタ35側ほど勾配が急になるように湾曲して形成されている。従って、信号線23bはリブ71iによって切欠き部71d方向に案内される。
図7(a)に示すように、カバー部材71は、コネクタ35、36と係合する爪部71l、71m、71nが設けられることによりコネクタ35、36に対して固定されている。爪部71l、71m、71nは、図7(b)に示すように、コネクタ35、36の端部側(信号線23a、23bが接続される側面と直交する側面側)にそれぞれ設けられている。
図8(a)は、図7(b)のA−A線における断面図、図8(a)は図7(b)のB−B線における断面図である。ただし、図8(b)ではカバー部材71は省略している。
図8(b)に示すように、コネクタ35は、樹脂等の非導電体により形成された基体35aに、信号線23aの細線同軸がそれぞれ接続された金属等の導電体35bが複数配列されて形成されている。また、コネクタ37は、樹脂等の非導電体により形成された基体37aに、メイン基板22のパターン層と接続された金属等の導電体37bが複数配列されて形成されている。コネクタ35の底面側(メイン基板22側)には凸部35cが、コネクタ37の天面側には凸部35cが嵌合挿入される凹部37cが設けられており、凸部35cと凹部37cとが嵌合されることにより、導電体35bと導電体37bとは当接する。また、図8(a)及び図8(b)に示すように、コネクタ35は、全体が凹状に形成されており、コネクタ37が嵌合挿入される。
図8(a)に示すように、コネクタ35には、コネクタ37の外形よりも突出する突起部35eが両端部に設けられている。突起部35aは、コネクタ35のコネクタ37からの取り外しを容易にするために設けられているものである。図8(a)に例示したコネクタ35では、コネクタ35の基体35aと一体成形され、基体35aの端部側の面から突出して設けられている。
一方、カバー部材71の爪部71lは、カバー部材71の側面部71bのメイン基板22側の縁部において、カバー部材71の外周側から内周側に突出するように設けられていおり、突起部35eのメイン基板22側に当接して突起部35eに係止される。
なお、コネクタ36、38、爪部71m、71nについても、コネクタ35、37、爪部71lと同様である。すなわち、コネクタ36の両端部には爪部71m、71nを係止する突起部がそれぞれ設けられている。
図9(a)は、カバー部材71の高さを示す概念図である。カバー部材71は、コネクタ35、36に取り付けられると、カバー部材71のコネクタ35、36に当接する面の反対側の平坦面71oと、メモリーカードホルダ39(図3も参照)のメイン基板22とは反対側の面39oとが同一高さになるように設定されている。そして、背面側ケース3dがメイン基板22に被せられると、背面側ケース3dのリブ3e(図4も参照)がメイン基板22に当接した状態で、背面側ケース3dの内側面3fはケース部材71の平坦面71oに当接する。なお、メモリーカードホルダ39以外の他の電子部品と同一高さになるように設定してもいよい。
リブ3eは、図4及び図9に示すように、カバー部材71の配置領域Sを囲むように設けられている。ただし、リブ3eには信号線23が挿通される切り欠き部3gが形成されている。つまり、リブ3eは少なくとも信号線23を通す部分を残してカバー部材71を囲むように設けられている。配置領域Sを囲むリブ3e及び配置領域Sにおける内側面3fには導電性が付与されている。導電性は、例えば、金属蒸着、スパッタリング、メッキ、導電材料を含んだ導電塗料による塗装により付与される。
リブ3e及び内側面3fは一体的に金属蒸着等施して連続的に導電性が与えられており、例えば正面側ケース3cと背面側ケース3dとをねじにより螺合すると、リブ3eの一部が不図示のグランドラインに当接し、リブ3eと内側面3fとが基準電位となり、シールドケースとなる。なお、リブ3e及び内側面3fは基準電位となるものであればどのような部材等に接続してもよい。例えばメイン基板22に設けられた基準電位パターンにリブ3eを当接させてもよい。
以上の実施形態によれば、第2筐体3の組み立て時には、コネクタ35、36をコネクタ37、38に接続し、カバー部材71を被せる。カバー部材71は背面側ケース3dに比較して小さく、信号線23をコネクタ35、36と背面側ケース3dとの間に挟まないように正面側ケース3cに背面側ケース3dを取り付ける場合に比較して、容易にコネクタ35、36とカバー部材71との間に信号線23を挟まないようにカバー部材71を取り付けることができ、これにより、正面側ケース3cに背面側ケース3dを取り付ける作業も容易化される。
カバー部材71は、コネクタ35等の取り外し用に設けられた突起部35eに爪部71l、71m、71nを係止させることによりコネクタ35等に対して取り付けられるため、カバー部材71の係止用に新たに係止部を設ける必要が無い。信号線23は携帯電話機1の開閉に伴って変形するが、カバー部材71によって浮き上がりが防止される。
カバー部材71はコネクタ35、36に跨って配置され、コネクタ35及び36に設けられた突起部に係止されるため、より強固に取り付けられる。また、一つのカバー部材でカバーできるので部品点数が削減される。
カバー部材71の平坦面71oがメモリーカードホルダ39の面39oと同一高さになるように設定されていることから、背面側ケース3dの内側面をカバー部材71の配置領域からメモリーカードホルダ39の配置領域まで連続させることができ、金型成形性がよい。
カバー部材71は透光性を有しているので、作業者はカバー部材71内の信号線23を視認しながらカバー部材71を取り付けることができ、作業が容易化される。また、カバー部材71のリブ71iによりカバー部材71内の信号線23が案内されるため、カバー部材71の取り付けが容易化される。
正面側ケース3cと背面側ケース3dとを合体させたときに、背面側ケース3dの内側面3fがカバー部材71の平坦面71oに当接するため、コネクタ35、36の抜け防止、信号線23のコネクタ35、36とカバー部材71との間への侵入防止が一層図られる。
カバー部材71が無い場合には、コネクタ35、36を囲むリブ3eを背面側ケース3dに設けると、リブ3eとメイン基板22との間に信号線23が挟まれる可能性がある。しかし、カバー部材71が設けられることにより、信号線23がある程度位置決めされ、コネクタ35、36を囲むリブ3eを設けることが可能となる。さらに、背面側ケース3dの内側に導電性を与えることにより、カバー部材71の周囲の内側面3fやリブ3eがシールドケースとして機能する。カバー部材71周辺では、信号線が多数集中しているために、複数の信号線が同時に通電するとノイズを放出して高周波回路や無線回路に悪影響を及ぼしたり、逆に無線回路や高周波回路からのノイズが信号線やコネクタに至れば、誤動作を誘発する可能性もあったが、このようにコネクタの接続部分のみを囲うようなシールドケースを簡単な構成で設けたため、ノイズ対策も容易である。特にカバー部材71が先に取り付けられてからのメイン基板22とリブ3eとを当接させる手順で組み立てられるので、信号線23をリブ3eの間に挟みこんでしまう危険が回避できることから、作業性においてもリブ3eを設けたことは非常に有用である。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
電子機器は携帯電話機に限定されない。第1筐体及び第2筐体が開閉可能に連結され、互いの筐体の内部の電子部品が電気的に接続されていればよく、例えば、ノートパソコンであってもよい。
信号線は、第1筐体内部の基板や電子部品と第2筐体の基板や電子部品とを電気的に接続し、電子機器の開閉に伴って変形するものであればよい。従って、細線同軸ケーブルに限定されず、例えばフレキシブル配線板であってもよい。電子部品は信号線と電気的に接続されるあらゆるものを含み、信号線は回路基板同士を接続するものに限定されない。例えば信号線は表示装置と回路基板とを直接接続するものであってもよい。
カバー部材の爪部は少なくとも2以上あればよく、3個に限定されない。第1及び第3コネクタに設けられる突起部は、第2及び第4コネクタの外形よりも突出していればよい。従って、例えば第1及び第3コネクタの側面の第2及び第4コネクタ側の縁部にカバー部材の爪部を係止させてもよい。第1及び第3コネクタの基体に対して押し込み操作可能な突起部であって、押圧すると第1及び第3コネクタと第2及び第4コネクタとの係合が解除され、押圧を解除すると係合がなされるように構成されたものでもよい。
カバー部材は透明樹脂により形成されるものに限定されない。例えば不透明の樹脂により形成してもよい。この場合、例えばカバー部材の信号線上となる箇所をメッシュ加工すれば、カバー部材内部の信号線を視認することができ、信号線がリブの規制に沿った形状でカバー部材内に収まっているか確認できる。
配線基板としてリジット基板やフレキシブル基板のような回路基板を例に述べたが、これに限定されるものではない。例えば基板でなくとも、樹脂製ケースで覆われたモジュールのような電子部品であっても、コネクタを設けることが可能であってかつ筐体内に格納できるものであれば、本発明を実施できることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態の携帯電話機を開状態で示す外観斜視図である。 図1の携帯電話機を閉状態で示す外観斜視図である。 図1の携帯電話機の第2筐体内部を示す斜視図である。 図1の携帯電話機の第2筐体の背面側ケースを示す斜視図である。 図1の携帯電話機の第1筐体の連結部周辺の内部を示す斜視図である。 図1の携帯電話機の第2筐体内部をカバー部材を取り付けて示す斜視図である。 図1の携帯電話機のカバー部材を示す図である。 図1の携帯電話機のカバー部材を示す図である。 図1の携帯電話機のカバー部材を示す図である。 一部に従来技術を含む携帯電話機の内部を示す図である。
符号の説明
1…携帯無線装置、2…第1筐体、3…第2筐体、4…連結部、36…第1コネクタ、38…第2コネクタ、71…カバー部材。

Claims (6)

  1. 第1筐体と、
    電子部品を備えた配線基板を内包する第2筐体と、
    互いの筐体の内部の電子部品を電気的に接続する信号線と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを開閉可能に接続し、前記信号線を挿通させる連結部と、
    前記信号線の前記第2筐体側の端部に取り付けられる第1コネクタと、
    前記配線基板に設けられ、前記第1コネクタの底面側と前記第2筐体の厚さ方向にて嵌合して接続される第2コネクタと、
    前記第1コネクタの天面側に前記厚さ方向で当接して配置されるカバー部材と、
    を備え、
    前記第1コネクタは、該第1コネクタの前記底面と前記天面との間の側面に配される前記信号線の取り付け部と、前記第2コネクタ外形よりも突出する複数の第1コネクタ突起と、を有し、
    前記カバー部材は、
    前記第1コネクタの複数の第1コネクタ突起にそれぞれ係止される複数の第1の爪部と、
    前記第1コネクタが前記第2コネクタに接続されている状態でかつ前記複数の第1の爪部が前記第1コネクタ突起にそれぞれ係止された状態にて、前記第1コネクタからの信号線が前記配線基板から離間する方向へ移動することを規制する第1の押さえ部と、
    を有し、
    前記第2筐体は、少なくとも内側面の一部が前記カバー部材に前記厚さ方向で当接することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第2筐体は、前記カバー部材に当接する内側面に、前記カバー部材を囲むように第2のリブが設けられ、当該第2のリブを含んで導電性が与えられ、
    前記第2のリブは、前記第2筐体が前記電子部品を内包した状態で、前記カバー部材に隣接して前記配線基板に当接して前記コネクタに対するシールドケースを形成することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記信号線は、少なくとも二組の信号線の束で構成され、一の信号線の束に前記第1コネクタが取り付けられるとともに、他の信号線の束の第2筐体側の端部には第3コネクタが取り付けられ、
    前記配線基板は、前記第2コネクタ近傍に前記第3コネクタの底面側と嵌合して接続される第4コネクタが設けられ、
    前記第3コネクタは、当該第3コネクタの側面に配される前記信号線の取り付け部と、前記第4コネクタ外形よりも突出する第2コネクタ突起と、を有し、
    前記カバー部材は、
    前記第3コネクタの第2コネクタ突起に係止される第2の爪部と、
    前記第1コネクタが前記第2コネクタに、前記第3コネクタが前記第4コネクタにそれぞれ接続される状態でかつ前記複数の第1の爪部及び第2の爪部が前記第1コネクタ突起及び前記第2コネクタ突起にそれぞれ係止された状態にて、前記第3コネクタからの信号線が前記配線基板から離間する方向へ移動することを規制する第2の押さえ部と、を有し、
    前記第1コネクタの天面と前記第3コネクタの天面とを跨ぐように形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記配線基板は回路基板であって、前記回路基板には他の電子部品が取り付けられており、前記カバー部材の取り付け状態での高さが前記他の電子部品と同じ高さであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の電子機器。
  5. 前記カバー部材は、透光性を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載の電子機器。
  6. 前記カバー部材は、取り付けたときに、前記第1コネクタと前記第3コネクタとの間の前記配線基板に対向する位置に、前記信号線を案内する第1のリブが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
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