JPH0595196A - シールド装置 - Google Patents

シールド装置

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JPH0595196A
JPH0595196A JP3255267A JP25526791A JPH0595196A JP H0595196 A JPH0595196 A JP H0595196A JP 3255267 A JP3255267 A JP 3255267A JP 25526791 A JP25526791 A JP 25526791A JP H0595196 A JPH0595196 A JP H0595196A
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JP
Japan
Prior art keywords
shield
hole
harness
connector
cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP3255267A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Shindo
典男 進藤
Tetsuo Morii
哲郎 森井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3255267A priority Critical patent/JPH0595196A/ja
Publication of JPH0595196A publication Critical patent/JPH0595196A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールドケース40の底蓋40Bを取り外す
ことなくハーネス30に接続されたコネクタ32の着脱
をすることができるようにすることにある。 【構成】 シールドケース40の底蓋40Bに孔46を
設け、コネクタ32を覆う着脱自在なシールドキャップ
10を斯かる孔46に係合することができるように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AV機器、通信機器、
コンピュータ等の電子機器に於ける電子回路に使用して
好適なシールド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は回路基板50とドラム52とドラ
ム52が装着されたメカシャーシ54を含むビデオ再生
装置を示す。図6Aはその平面図、図6Bはその正面図
である。回路基板50とドラム52はハーネス(シール
ド線又はフレキシブル基板)30によって電気的に接続
されており、ハーネス30の長さが短くなるように回路
基板50とドラム52は互いに近接して配置されてい
る。
【0003】ハーネス30の長さが長いと浮遊容量が増
加し、それがC/N比に影響を与えることがあるからで
ある。回路基板50は通常、入力される微弱な高周波の
ビデオFM信号が外部の雑音の影響を受けることがない
ように、箱形のシールドケース40により覆われてい
る。
【0004】図7は、回路基板50がシールドケース4
0に覆われている状態を示す。シールドケース40は回
路基板50の前側を覆う上蓋40Aと後側を覆う底蓋4
0Bと側面を覆う側部40Cとを有する。
【0005】シールドケース40の底蓋40Bは孔46
を有しており、ハーネス30が斯かる孔46を通って回
路基板50の背面に装着されたコネクタ32より外方に
延在している。
【0006】図8は、シールドケース40の他の例を示
しており、ハーネス30が貫通している底蓋40Bの孔
46は周囲にコネクタ32を囲む鍔部を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7及び図8に示す如
きシールドケース40を使用すると、ハーネス30に接
続されたコネクタ32を着脱するときシールドケース4
0の底蓋40Bを取り外さなければならず、コネクタ3
2の着脱作業が困難である。
【0008】本発明は斯かる点に鑑み、シールドケース
40の底蓋40Bを取り外すことなく容易にコネクタ3
2の着脱をすることができるシールド装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のシールド装置
は、電子回路を電磁的にシールドし電子回路に信号を入
出力するコネクタ32を着脱するための孔46を有する
シールドケース40と、コネクタ32を覆い斯かる孔4
6に係合し着脱自在なシールドキャップ10と、を含む
ように構成されている。
【0010】本発明のシールド装置に於いて、シールド
キャップ10はシールドケース40の孔46の縁に係合
する爪16を有する。
【0011】
【作用】本発明に依ると、シールドキャップ10はハー
ネス30のコネクタ32を覆うキャップ形に形成されて
いるため、シールドケース40の底蓋40Bを取り外す
ことなく、斯かるシールドキャップ10を取り外すだけ
で、ハーネス30のコネクタ32を着脱することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の実施例
について詳細に説明する。尚、図1〜図5に於いて図6
〜図8の従来技術の例に対応する部分には同一の参照符
号を付してその詳細な説明は省略する。
【0013】図1は本例によるシールド装置が回路基板
50に装着される状態を示す。回路基板50は例えばV
TR用再生アンプを備えた回路基板であってよいが、電
磁的に遮蔽する必要がある他の電子回路であってよい。
【0014】シールド装置はシールドケース40とシー
ルドキャップ10とを含み、シールドケース40は回路
基板50の前側を覆う上蓋40Aと後側を覆う底蓋40
Bと側面を覆う側部40Cとを有する。
【0015】シールド装置は、銅、しんちゅう、アルミ
ニウムの如き適当な金属によって製造されてよい。
【0016】シールドケース40の底蓋40Bはシール
ドキャップ10を受け入れるための孔46を有する。孔
46は回路基板50に接続されコネクタ32Bに対して
ハーネス30が接続されたコネクタ32Aを着脱するこ
とができるようにその寸法が定められる。
【0017】シールドキャップ10の形状は任意であっ
てよいが、その寸法は底蓋40Bの孔46に適合するよ
うに定められる。シールドキャップ10には、所定の位
置にハーネス30が貫通するための孔13が形成されて
よい。
【0018】図2は本例のシールド装置をVTRの再生
装置に適用した例を示す。この例では、シールドケース
40の底蓋40Bはメカシャーシ54の後側面に取り付
けナット56によって取り付けられており、回路基板5
0はハーネス30によってドラム52の下端部と互いに
電気的に接続されている。
【0019】ハーネス30に接続されたコネクタ32A
を着脱するとき、シールドキャップ10を取り外すこと
によって、即ちシールドケース40の底蓋40Bを取り
外すことなく、作業を行うことができる。
【0020】図3及び図4は、シールドキャップ10の
実施例を示す。シールドキャップ10は上面12と4つ
の側面14とを有し、上面12の反対側には開口部が形
成されている。上面12は4つの板状部材より構成され
てよい。
【0021】各板状部材は、側面14の端部に適当な方
法により接続される接続部12Bと先端部を折り曲げて
形成された折り曲げ部12Cと斯かる接続部12Bと折
り曲げ部12Cを接続する台形部12Aとを有する。
【0022】各板状部材の折り曲げ部12Cの縁は共働
して、ハーネス30が挿通されるための孔13を形成し
ている。折り曲げ部12Cの縁はほぼ円形の断面を有す
るため、斯かる縁が孔13に挿通されたハーネス30と
接触してもそれを傷つけることがない。
【0023】シールドキャップ10の側面14は互いに
向き合う2対の面即ち第一の面14Aと第二の面14B
とからなり、第一の面14Aにはロック用爪16Aが形
成され、第二の面14Bには導通用爪16B及びストッ
パ用爪16Cが形成されている。
【0024】各爪16は図示のように側面14を切り起
こして形成されてよく、又は爪部材を側面14上に溶接
のごとき適当な方法によって取り付けて形成してよい。
【0025】第一の面14Aにはロック用爪16Aの両
側に切り欠き部15が形成されており、これによってロ
ック用爪16Aが配置された側面14の部分は力を加え
ることによって容易に弾性変形することができる。
【0026】切り欠き部15の寸法と形状は、ロック用
爪16Aが配置された側面14の部分の弾性変形を容易
化せしめしかもシールドキャップ10の電磁的遮蔽効果
が減じることがないように定められる。
【0027】図5A、図5B及び図5Cは、シールドキ
ャップ10がシールドケース40の孔46に装着された
とき、各爪16がシールドケース40の底蓋40Bに係
合した状態を示す。
【0028】ロック用爪16Aはシールドケース40に
装着されたシールドキャップ10を底蓋40Bに対して
支持するためのもので、導通用爪16Bはシールドキャ
ップ10とシールドケース40との間の導通を確実にす
るためのもので、ストッパ用爪16Cはシールドキャッ
プ10を底蓋40Bの孔46に挿入するときシールドキ
ャップ10が所定の位置で保持されそれ以上内方に挿入
されないようにするためのものである。
【0029】次にシールドキャップ10の使用方法を説
明する。図1に示すように、ハーネス30に接続された
コネクタ32Aを回路基板50のコネクタ32Bに接続
する場合、シールドキャップ10の孔13にハーネス3
0を挿通させておく。次にコネクタ32A、32Bを互
いに接続し、シールドキャップ10をシールドケース4
0の底蓋40Bの孔46に挿入する。
【0030】コネクタ32Aの寸法がシールドキャップ
10の孔13の寸法より大きい場合には、コネクタ32
Aをハーネス30に接続する前に予めハーネス30をシ
ールドキャップ10に挿通させておくことが好ましい。
【0031】シールドキャップ10をシールドケース4
0の底蓋40Bの孔46に挿入するとロック用爪16A
が孔46の縁に係合するが、更にシールドキャップ10
を内方に進入させると、図5Aに示すようにロック用爪
16Aは孔46の縁より離脱する。
【0032】このときストッパ用爪16Cは、図5Cに
示すように、シールドキャップ10を底蓋40Bの孔4
6の縁に当接し、シールドキャップ10はそれ以上内方
に進入することが阻止される。シールドキャップ10が
シールドケース40の孔46に係合して支持されている
とき、導通用爪16Bは、図5Bに示すように、弾性変
形して孔46の縁に圧接している。
【0033】シールドキャップ10をシールドケース4
0の孔46より取り外す場合、ロック用爪16Aが配置
された側面の部分を内側に力を加えて弾性変形させる。
ロック用爪16Aの両側には上述のように切り欠き部1
5が設けられているため、斯かる側面の部分は容易に変
形することができる。
【0034】ロック用爪16Aの先端部が孔46の縁の
内側まで変位し孔46の縁を通過することができるま
で、斯かる側面の部分は変形される。ロック用爪16A
の先端部が孔46の縁の内側まで変位した状態で、シー
ルドキャップ10をシールドケース40の孔46より外
方に引き出す。こうしてロック用爪16Aは孔46の縁
に当接しないため、シールドキャップ10は抵抗なく引
き出される。
【0035】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0036】
【発明の効果】本発明によると、回路基板50を覆うシ
ールドケース40を取り外すことなくコネクタ32を露
出させ、コネクタ32の着脱をすることができるため、
コネクタ32の着脱作業を容易化することができる利益
がある。更に、シールドケース40をメカシャーシ54
やフレームから取り外すことなくハーネス30の接続又
は交換をすることができるため、コネクタ32に接続さ
れたハーネス30の長さを短くすることができるという
利益がある。
【0037】本発明によれば、回路基板50ばかりでな
くハーネス30に接続されたコネクタ32の部分も電磁
的に遮蔽することができるという利益がある。
【0038】本発明によれば、シールドキャップ10の
爪16をシールドケース40の孔46の縁に係合させる
ことにより、シールドキャップ10を確実に装着支持し
且つシールドキャップ10とシールドケース40を導通
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド装置の例の斜視図である。
【図2】本発明の例の使用態様を示す説明図である。
【図3】シールドキャップの例の斜視図である。
【図4】シールドキャップの例の平面図と正面図であ
る。
【図5】シールドキャップの爪の部分の断面図である。
【図6】従来技術のシールド装置の例の使用態様を示す
説明図である。
【図7】従来技術のシールド装置の例を示す構成図であ
る。
【図8】従来技術のシールド装置の他の例を示す構成図
である。
【符号の説明】
10 シールドキャップ 12 上面 12A 台形部 12B 接続部 12C 折り曲げ部 13 孔 14 側面 14A 第一の面 14B 第二の面 15 切り欠き部 16 爪 16A ロック用爪 16B 導通用爪 16C ストッパ用爪 30 ハーネス 32 コネクタ 40 シールドケース 40A 上蓋 40B 底蓋 40C 側部 46 孔 50 回路基板 52 ドラム 54 メカシャーシ 56 取り付けナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路を電磁的にシールドし該電子回
    路に信号を入出力するコネクタを着脱するための孔を有
    するシールドケースと、上記コネクタを覆い上記孔に係
    合し着脱自在なシールドキャップと、を含むシールド装
    置。
  2. 【請求項2】 上記シールドキャップは上記シールドケ
    ースの孔の縁に係合する爪部を有することを特徴とする
    請求項1のシールド装置。
JP3255267A 1991-10-02 1991-10-02 シールド装置 Pending JPH0595196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3255267A JPH0595196A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 シールド装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3255267A JPH0595196A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 シールド装置

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JPH0595196A true JPH0595196A (ja) 1993-04-16

Family

ID=17276379

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JP3255267A Pending JPH0595196A (ja) 1991-10-02 1991-10-02 シールド装置

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JP (1) JPH0595196A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748449A (en) * 1995-04-20 1998-05-05 Sierra Wireless, Inc. Electrical enclosure for radio
KR100510445B1 (ko) * 1997-12-31 2005-10-21 삼성전자주식회사 잡음방지용 커넥터
JP2006238232A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Kyocera Corp 電子機器及びカバー部材
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JP2013211493A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Furukawa Electric Co Ltd:The 高周波シールド構造

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