JP3623637B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はTVチューナ等に使用される電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子機器は、図5、図6に示すように、上下が開放された金属から成る箱形の枠体21は、孔21aを有する側板21bと、二つの側板21bを繋ぐ連結部21cとを備えている。
また、枠体21内に位置するシールド板22は、前記連結部21cの一部を切り起こして形成され、シールド板22の自由端側22aの側板21b寄りには、比較的広幅の突部22bが設けられている。
そして、図5に示すように、突部22bの上方の矢印K方向から治具(図示せず)によって、突部22bに切り込みを入れて、突部22bの一部を側板21bの孔21aに嵌入すると共に、側板21bに係止することによって、シールド板22の自由端側22aの支持を強固にするものである。
【0003】
また、配線パターン23を有するプリント基板24は、枠体21内のシールド板22上に配設され、シールド板22の突部22bと配線パターン23と側板22bとに半田付け25することにより、シールド板22の自由端側22aと配線パターン23を最短の位置で側板21bに接地するようにしている。
また、枠体21の上下の開放部を塞ぐように、金属製のカバー26、27が枠体21に被せて取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子機器は、シールド板22の突部22bに切り込みを入れて、突部22bの一部を側板21bの孔21aに嵌入すると共に、側板21bに係止する構成のため、切り込みを入れた際、両側板21bが外方向に開き、シールド板22の側縁22cと側板21bとの間の隙間が大きくなる。
このため、側板21bへの半田付け25の付が悪く、最短の接地が出来ないという問題がある。
また、両側板21bが外方向に開くと、カバー26の取付が出来ないという問題がある。
更に、切り込みを入れるものであるため、突部22bの幅を大きくせねば成らず、このため、プリント基板24の配線パターン23の配置に制約を受けるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、側板を有する金属から成る枠体と、該枠体内に位置する金属から成るシールド板と、前記枠体内に配設され、配線パターンを有するプリント基板とを備え、前記シールド板の自由端側にL字状の突部を設け、前記枠体の側板に設けた孔、或いは切り込みに前記突部を挿通し、前記枠体外に突出した前記突部の一部を折り曲げると共に、前記プリント基板の前記配線パターンと前記突部とを半田付けした構成とした。
また、第2の解決手段として、前記配線パターンと前記突部と前記側板とを半田付けした構成とした。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の電子機器を図1〜図4に基づいて説明すると、図1は本発明の電子機器の要部断面図、図2は本発明の電子機器の要部の平面図、図3は本発明の電子機器の要部の斜視図、図4は本発明の電子機器に係る枠体とシールド板の製造を示す説明図である。
そして、本発明の電子機器は、図1〜図4に示すように、上下が開放された金属から成る箱形の枠体1は、孔1aを有する側板1bと、二つの側板1bを繋ぐ連結部1cとを備えている。また、前記孔1aは切り込みを設けても良い。
また、枠体1内に位置するシールド板2は、前記連結部1cの一部を切り起こして形成され、シールド板2の自由端側2aの側板1b寄りには、L字状の突部2bが設けられている。
【0007】
そして、L字状の突部2bは、枠体1の内方から孔1aに挿通して枠体1の外方に突出させ、枠体1外に突出した突部2bの一部を折り曲げて固定されている。 これによって、シールド板2の自由端側2aの支持を強固にすると共に、側板1bがシールド板2側に引き寄せられて、シールド板2の側縁2cと側板1bとの間の間隙を小さくしている。
そして、このような構成の枠体1、及びシールド板2の製造は、図4に示すように、側板1bと連結部1cとを金属平板から打ち抜き形成し、しかる後、連結部1cの一部を切り起こしてシールド板2を形成する。
次に、連結部1cに対して側板1bを直角に折り曲げる。この時、L字状の突部2bが孔1a内を貫通した状態となり、しかる後、枠体1外に突出した突部2bの一部を折り曲げると、前述した構成の枠体1、及びシールド板2が製造されるものである。
【0008】
また、配線パターン3を有するプリント基板4は、枠体1内のシールド板2上に配設され、シールド板2の突部2bと配線パターン3と側板1bとに半田付け5することにより、シールド板2の自由端側2aと配線パターン3を最短の位置で側板1bに接地するようにしている。
また、枠体1の上下の開放部を塞ぐように、金属製のカバー6、7が枠体1に被せて取り付けられている。
【0009】
【発明の効果】
本発明の電子機器は、シールド板2のL字状の突部2bを枠体1の孔1aに挿通して、枠体1外に突出した突部2bの一部を折り曲げるよにしたものであるため、側板1bがシールド板2側に引き寄せられ、シールド板2の側縁2cと側板2bとの間隙を小さくできる。
このため、側板2bへの半田付け5を確実に出来ると共に、枠体1へのカバー6、7の取付が容易な電子機器を提供できる。
また、突部2bは、従来のように切り込みを入れるものに比して、その幅を任意に小さくでき、従って、配線パターン3の自由度が得られ、種々の電子機器に適用して好適なものとなる。
更に、配線パターン3と突部2bと側板1bとを半田付け5することによって、前記間隔が小さくなった構成と相俟って、最短の接地が出来、電気的な特性の良好な電子機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の要部断面図。
【図2】本発明の電子機器の要部の平面図。
【図3】本発明の電子機器の要部の斜視図。
【図4】本発明の電子機器に係る枠体とシールド板の製造を示す説明図。
【図5】従来の電子機器の要部断面図。
【図6】従来の電子機器の要部の斜視図。
【符号の説明】
1 枠体
1a 孔
1b 側板
1c 連結部
2 シールド板
2a 自由端側
2b 突部
2c 側縁
3 配線パターン
4 プリント基板
5 半田付け
6、7 カバー
Claims (2)
- 側板を有する金属から成る枠体と、該枠体内に位置する金属から成るシールド板と、前記枠体内に配設され、配線パターンを有するプリント基板とを備え、前記シールド板の自由端側にL字状の突部を設け、前記枠体の側板に設けた孔、或いは切り込みに前記突部を挿通し、前記枠体外に突出した前記突部の一部を折り曲げると共に、前記プリント基板の前記配線パターンと前記突部とを半田付けしたことを特徴とする電子機器。
- 前記配線パターンと前記突部と前記側板とを半田付けしたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23119497A JP3623637B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23119497A JP3623637B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1174664A JPH1174664A (ja) | 1999-03-16 |
JP3623637B2 true JP3623637B2 (ja) | 2005-02-23 |
Family
ID=16919820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23119497A Expired - Fee Related JP3623637B2 (ja) | 1997-08-27 | 1997-08-27 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3623637B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-27 JP JP23119497A patent/JP3623637B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1174664A (ja) | 1999-03-16 |
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