JPH0453039Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0453039Y2 JPH0453039Y2 JP3252987U JP3252987U JPH0453039Y2 JP H0453039 Y2 JPH0453039 Y2 JP H0453039Y2 JP 3252987 U JP3252987 U JP 3252987U JP 3252987 U JP3252987 U JP 3252987U JP H0453039 Y2 JPH0453039 Y2 JP H0453039Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- shield plate
- circuit board
- printed circuit
- metal case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 31
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案はRFモジユレータやチユーナなどのよ
うなシールド構造を必要とする電子機器に係り、
特にシールド板によつてケース内が区分されてい
るシールド機構に関する。
うなシールド構造を必要とする電子機器に係り、
特にシールド板によつてケース内が区分されてい
るシールド機構に関する。
第5図は内部がシールド板によつて区分されて
いる電子機器の従来例を示す断面図である。
いる電子機器の従来例を示す断面図である。
第5図において符号1は金属ケースである。こ
の金属ケース1内には電子部品(図示せず)が実
装されたプリント基板3が備えられている。また
金属ケース1の下面は金属製の底蓋2によつて覆
われている。金属ケース1の上面には接栓4,5
が設けられている。接栓4,5は端子6,7によ
つてプリント基板3に導通されている。また、金
属ケース1の上面の一部がケース1内へ折曲げら
れてシールド板1aが形成されており、このシー
ルド板1aの先端のアース片1bはプリント基板
3のアースパターンに半田付けされている。この
シールド板1aによつて、例えば一体型RFモジ
ユレータにおいてRFモジユレータ回路とアンテ
ナミツクス回路がシールド区分される。
の金属ケース1内には電子部品(図示せず)が実
装されたプリント基板3が備えられている。また
金属ケース1の下面は金属製の底蓋2によつて覆
われている。金属ケース1の上面には接栓4,5
が設けられている。接栓4,5は端子6,7によ
つてプリント基板3に導通されている。また、金
属ケース1の上面の一部がケース1内へ折曲げら
れてシールド板1aが形成されており、このシー
ルド板1aの先端のアース片1bはプリント基板
3のアースパターンに半田付けされている。この
シールド板1aによつて、例えば一体型RFモジ
ユレータにおいてRFモジユレータ回路とアンテ
ナミツクス回路がシールド区分される。
第6図は金属ケース1の展開図である。シール
ド板1aは、金属ケース1に切欠きCを形成し、
この切欠きC内の板部を、一点鎖線で示す折曲げ
部Bに沿つて折曲げることにより形成されてい
る。
ド板1aは、金属ケース1に切欠きCを形成し、
この切欠きC内の板部を、一点鎖線で示す折曲げ
部Bに沿つて折曲げることにより形成されてい
る。
第5図と第6図の従来例で示すように、シール
ド板1aを金属ケース1の上面から折り曲げてア
ース片1bをプリント基板3にアース接合させる
ためには、切欠きCの幅寸法Wを、シールド板1
aとアース片1bとを加えた長さHよりも大きく
できなければならない。
ド板1aを金属ケース1の上面から折り曲げてア
ース片1bをプリント基板3にアース接合させる
ためには、切欠きCの幅寸法Wを、シールド板1
aとアース片1bとを加えた長さHよりも大きく
できなければならない。
しかしながら、最近はVTRなどの小型化に伴
い、これらに装備される高周波機器も縮小化が進
められている。この縮小化のためには、ケース内
の実質的な容積を制約しないように、切欠きCの
幅寸法Wをできるだけ小さくしなければならなく
なる。その結果、第7図の展開図に示すように、
切欠きCの幅寸法W1内にシールド板1aとアー
ス片1bとの長さHが収まらない場合も生じる。
したがつて、このような小型の機器を構成すると
きには、第8図に示すようにシールド板1aを別
部品として製作し、金属ケース1内に別個に備え
なければならなくなる。
い、これらに装備される高周波機器も縮小化が進
められている。この縮小化のためには、ケース内
の実質的な容積を制約しないように、切欠きCの
幅寸法Wをできるだけ小さくしなければならなく
なる。その結果、第7図の展開図に示すように、
切欠きCの幅寸法W1内にシールド板1aとアー
ス片1bとの長さHが収まらない場合も生じる。
したがつて、このような小型の機器を構成すると
きには、第8図に示すようにシールド板1aを別
部品として製作し、金属ケース1内に別個に備え
なければならなくなる。
しかしながら、シールド板1aを別部品として
製作すると、金属ケース1用のプレス型の他にシ
ールド板用のプレス型が必要となり、コストアツ
プの原因となる。また、部品点数が多くなり、さ
らに別部品として製作したシールド板1aを金属
ケース1内に装着する作業が必要となつて、高周
波機器の組立て工程が煩雑化する。
製作すると、金属ケース1用のプレス型の他にシ
ールド板用のプレス型が必要となり、コストアツ
プの原因となる。また、部品点数が多くなり、さ
らに別部品として製作したシールド板1aを金属
ケース1内に装着する作業が必要となつて、高周
波機器の組立て工程が煩雑化する。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
ものであり、高周波機器の金属ケースを縮小化し
ても、金属ケースの上面の一部を折曲げることに
よつてシールド板を構成でき、またシールド板か
ら折り返したアース片をプリント基板にアース接
合することが可能となる電子機器のシールド機構
を提供するものである。
ものであり、高周波機器の金属ケースを縮小化し
ても、金属ケースの上面の一部を折曲げることに
よつてシールド板を構成でき、またシールド板か
ら折り返したアース片をプリント基板にアース接
合することが可能となる電子機器のシールド機構
を提供するものである。
本考案は、金属によつて箱状に形成されたケー
ス内にプリント基板が収納されており、ケースの
上面からケース内方に折り曲げられたシールド板
がプリント基板にアース接合されている電子機器
において、前記シールド板には、ケース上面から
の折曲げ部とケース内方先端との間に位置する切
欠きが設けらているとともに、この切欠きのプリ
ント基板側縁部からアース片が折返えされており
且つ、このアース片が前記プリント基板にアース
接合されていることを特徴とするものである。
ス内にプリント基板が収納されており、ケースの
上面からケース内方に折り曲げられたシールド板
がプリント基板にアース接合されている電子機器
において、前記シールド板には、ケース上面から
の折曲げ部とケース内方先端との間に位置する切
欠きが設けらているとともに、この切欠きのプリ
ント基板側縁部からアース片が折返えされており
且つ、このアース片が前記プリント基板にアース
接合されていることを特徴とするものである。
このシールド機構によれば、アース片がシール
ド板の面積内から折り返されるため、従来のよう
にシールド板の先端にアース片を突出させる必要
がなく、ケース上面から最小限の大きさのシール
ド板を折り曲げればよいことになる。よつてケー
スに必要となる切欠きを最小限にでき、ケース内
の実質的な容積をできる限り大きく確保できるこ
とになる。
ド板の面積内から折り返されるため、従来のよう
にシールド板の先端にアース片を突出させる必要
がなく、ケース上面から最小限の大きさのシール
ド板を折り曲げればよいことになる。よつてケー
スに必要となる切欠きを最小限にでき、ケース内
の実質的な容積をできる限り大きく確保できるこ
とになる。
以下、本考案の実施例を第1図〜第4図の図面
によつて説明する。
によつて説明する。
第1図は本考案による電子機器のシールド機構
を示す斜視図、第2図は第1図の電子機器の組立
ての途中の工程を示す断面斜視図、第3図は第1
図の電子機器の側断面図、第4図は第1図に示す
の電子機器の金属ケースの展開図である。
を示す斜視図、第2図は第1図の電子機器の組立
ての途中の工程を示す断面斜視図、第3図は第1
図の電子機器の側断面図、第4図は第1図に示す
の電子機器の金属ケースの展開図である。
図において符号21は金属ケースである。この
金属ケース21内にはプリント基板23が備えら
れている。また金属ケース21の下面は底蓋22
によつて覆われている。金属ケース21の上面に
は接栓24,25が設けられており、接栓24,
25は端子26,27を介しプリント基板23に
導通されている。
金属ケース21内にはプリント基板23が備えら
れている。また金属ケース21の下面は底蓋22
によつて覆われている。金属ケース21の上面に
は接栓24,25が設けられており、接栓24,
25は端子26,27を介しプリント基板23に
導通されている。
また金属ケース21の上面には切欠きCが形成
されている。そして金属ケース21の上面の一部
が折曲げ部Bに沿つて金属ケース21内へ折曲げ
られてシールド板21aが形成されている。この
金属ケース21における切欠きCの幅寸法W1は
第7図に示す縮小型の金属ケース10の切欠きC
の幅寸法と同じである。この切欠きCから折り曲
げられたシールド板21aは小さいものとなり、
第6図に示すようなアース片1bを突設させるだ
けの寸法余裕を有していない。
されている。そして金属ケース21の上面の一部
が折曲げ部Bに沿つて金属ケース21内へ折曲げ
られてシールド板21aが形成されている。この
金属ケース21における切欠きCの幅寸法W1は
第7図に示す縮小型の金属ケース10の切欠きC
の幅寸法と同じである。この切欠きCから折り曲
げられたシールド板21aは小さいものとなり、
第6図に示すようなアース片1bを突設させるだ
けの寸法余裕を有していない。
そこで、このシールド板21aの折曲げ部Bと
ケース内方先端21cとの間には、切欠きC2が
形成されており、この切欠きC2のプリント基板
側の縁部からアース片21bが折返えされてい
る。このアース片21bはさらにL字形状に折曲
げられており、その先端がプリント基板23に挿
入されアースパターンに半田付けされている。
ケース内方先端21cとの間には、切欠きC2が
形成されており、この切欠きC2のプリント基板
側の縁部からアース片21bが折返えされてい
る。このアース片21bはさらにL字形状に折曲
げられており、その先端がプリント基板23に挿
入されアースパターンに半田付けされている。
すなわち、アース片21bはシールド板21a
の面積内から折り曲げ形成されていることにな
り、金属ケース21の上面から折り曲げられるシ
ールド板21aにアース片1b(第6図参照)を
突設させる必要がなくなり、ケース上面からの折
り曲げ板を最小限の面積にでき、またケース上面
に形成される切欠きCの幅寸法も最小限にできる
ことになる。
の面積内から折り曲げ形成されていることにな
り、金属ケース21の上面から折り曲げられるシ
ールド板21aにアース片1b(第6図参照)を
突設させる必要がなくなり、ケース上面からの折
り曲げ板を最小限の面積にでき、またケース上面
に形成される切欠きCの幅寸法も最小限にできる
ことになる。
なお、実施例の切欠きC2の形状はコの字状で
あるが、その他U字状など、アース片21bを折
り返えすことができれば、いかなる形状であつて
もよい。
あるが、その他U字状など、アース片21bを折
り返えすことができれば、いかなる形状であつて
もよい。
以上のように本考案によれば、アース片をシー
ルド板の面積内から折り返しているため、ケース
上面の切欠きの幅を最小限の寸法、すなわちシー
ルド板を形成できる寸法だけ確保すればよいこと
になる。よつて縮小型の小型の電子機器であつて
も、ケース内の実質的な容積を制約しなくてもよ
くなり、しかもケース上面からシールド板を折り
曲げ形成することが可能になる。また第8図に示
すように、シールド板を別個に作成する必要もな
くなり、部品点数の増加や、板金用プレス型の増
加、さらには組立て作業の煩雑化を避けることが
できるようになる。
ルド板の面積内から折り返しているため、ケース
上面の切欠きの幅を最小限の寸法、すなわちシー
ルド板を形成できる寸法だけ確保すればよいこと
になる。よつて縮小型の小型の電子機器であつて
も、ケース内の実質的な容積を制約しなくてもよ
くなり、しかもケース上面からシールド板を折り
曲げ形成することが可能になる。また第8図に示
すように、シールド板を別個に作成する必要もな
くなり、部品点数の増加や、板金用プレス型の増
加、さらには組立て作業の煩雑化を避けることが
できるようになる。
第1図〜第4図は本考案の実施例を示すもので
あり、第1図は電子機器のシールド機構を示す斜
視図、第2図は第1図の電子機器の組立ての途中
の工程を示す断面斜視図、第3図は第1図の電子
機器の側断面図、第4図は第1図の電子機器の金
属ケースの展開図、第5図は従来の電子機器のシ
ールド機構を示す側断面図、第6図は第5図の電
子機器の金属ケースの展開図、第7図は従来の問
題点を示すものであり、縮小型の電子機器の金属
ケースを示す展開図、第8図は縮小型の電子機器
においてケースと別個のシールド板を備えた従来
例を示す側断面図である。 21……金属ケース、21a……シールド板、
21b……アース片、21c……シールド板の先
端、22……底蓋、23……プリント基板、2
4,25……接栓、26,27……端子、C……
シールド板形成用切欠き、C2……アース片形成
用切欠き、B……折曲げ部。
あり、第1図は電子機器のシールド機構を示す斜
視図、第2図は第1図の電子機器の組立ての途中
の工程を示す断面斜視図、第3図は第1図の電子
機器の側断面図、第4図は第1図の電子機器の金
属ケースの展開図、第5図は従来の電子機器のシ
ールド機構を示す側断面図、第6図は第5図の電
子機器の金属ケースの展開図、第7図は従来の問
題点を示すものであり、縮小型の電子機器の金属
ケースを示す展開図、第8図は縮小型の電子機器
においてケースと別個のシールド板を備えた従来
例を示す側断面図である。 21……金属ケース、21a……シールド板、
21b……アース片、21c……シールド板の先
端、22……底蓋、23……プリント基板、2
4,25……接栓、26,27……端子、C……
シールド板形成用切欠き、C2……アース片形成
用切欠き、B……折曲げ部。
Claims (1)
- 金属によつて箱状に形成されたケース内にプリ
ント基板が収納されており、ケースの上面からケ
ース内方に折り曲げられたシールド板がプリント
基板にアース接合されている電子機器において、
前記シールド板には、ケース上面からの折曲げ部
とケース内方先端との間に位置する切欠きが設け
らているとともに、この切欠きのプリント基板側
縁部からアース片が折返えされており且つ、この
アース片が前記プリント基板にアース接合されて
いることを特徴とするシールド機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3252987U JPH0453039Y2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3252987U JPH0453039Y2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63140694U JPS63140694U (ja) | 1988-09-16 |
JPH0453039Y2 true JPH0453039Y2 (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=30839290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3252987U Expired JPH0453039Y2 (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0453039Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-05 JP JP3252987U patent/JPH0453039Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63140694U (ja) | 1988-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0142380Y2 (ja) | ||
US4370700A (en) | RF Package including RF shielding for a multiple PC board | |
US5559676A (en) | Self-contained drop-in component | |
JPH0515361U (ja) | フイルタコネクタ及びフイルタコネクタ用遮蔽板 | |
KR19980063706A (ko) | 실드 케이스 | |
JPH0453039Y2 (ja) | ||
EP1411756B1 (en) | Radio frequency apparatus | |
JP3782342B2 (ja) | シールドケースおよびこれを有する無線通信装置 | |
JPH0142379Y2 (ja) | ||
JPS6210056B2 (ja) | ||
JP3108535B2 (ja) | リレーのシールド構造 | |
JPS639126Y2 (ja) | ||
JPH051119Y2 (ja) | ||
JPS6042485Y2 (ja) | 高周波回路装置 | |
JPH08298393A (ja) | チューナ装置 | |
JPH071836Y2 (ja) | 回路基板のシールド装置 | |
JPH025584Y2 (ja) | ||
JPS5843809Y2 (ja) | 基板回路装置 | |
JP3231237B2 (ja) | 電気的接続構造 | |
JP2545388Y2 (ja) | アース用金具 | |
JPH021913Y2 (ja) | ||
JPH071741Y2 (ja) | F型コネクタ取付構体 | |
JP3623637B2 (ja) | 電子機器 | |
JP3628832B2 (ja) | 電子機器のシールドケース | |
JPH05102689A (ja) | 高周波回路ユニツト |