JPH08107285A - 接続構造および接続部材 - Google Patents

接続構造および接続部材

Info

Publication number
JPH08107285A
JPH08107285A JP6240141A JP24014194A JPH08107285A JP H08107285 A JPH08107285 A JP H08107285A JP 6240141 A JP6240141 A JP 6240141A JP 24014194 A JP24014194 A JP 24014194A JP H08107285 A JPH08107285 A JP H08107285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
connection
shield
housing
ground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6240141A
Other languages
English (en)
Inventor
Arahiko Yasukawa
新比古 安川
Tetsuo Onodera
哲雄 小野寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP6240141A priority Critical patent/JPH08107285A/ja
Publication of JPH08107285A publication Critical patent/JPH08107285A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板のアースを短い距離で筐体のアースに落
とせる接続構造および接続部材を提供する。 【構成】 基板16に挟み込まれた接続部材25の爪2
6、27は、筐体の上カバー10の内面のシールド面1
1、並びに下カバー12のシールド面13に接続されて
いる。接続部材25はまた基板16の上面および下面の
アース部17、18に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接続構造および接続部
材に関し、例えば、シールドが必要とされる装置におけ
る筐体と基板との間の接続構造、およびこのような接続
構造に用いられる接続部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばシールドが必要とされる装置とし
ては、例えば、内面にそれぞれシールド面を有する上カ
バーと下カバーとが、上カバー側のボスと下カバー側の
ボスにおいて基板を挟み込みながら固定される構造のも
のが知られている。この場合、例えば上カバーに基板止
め用のボスを別途形成する場合もある。
【0003】この装置において、基板の上面側のアース
部は、上カバーのボスに形成されたシールド面、並びに
上カバーのボスのシールド面にそれぞれ接触する。また
基板の下面側のアース部は、下カバーのボス上のシール
ド面と接触する。この結果、この装置では、基板の上面
と下面上のアースは、上記の各ボスを介して、上カバー
および下カバーのアースに落ちる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
ある従来の装置では、装置および基板の構成上から、基
板止め用のボスや上下カバー止め用のボスの設置の自由
度が限定され、これらボスを任意の個所に設けることが
できない。このため、基板のアースが上下カバー等の筐
体のアースに落ちまでの距離が長くなり、また時間がか
かってしまう。そしてこのようにアースの距離が長くな
る結果、信号ラインにノイズが乗り易くなってしまうと
いう問題があった。このような傾向は、高周波を扱う機
器に特に著しく生じる。
【0005】本発明の目的は、基板のアースを短い距離
で筐体のアースに落とすことができる、接続構造および
接続部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の接続構造は、基
板表面のアース部と、筐体内面のシールド面とを、アー
ス部に接続される第1の接続部と、シールド面に接続さ
れる第2の接続部とを備えた接続部材により接続する、
構成とした。
【0007】また、筐体内に複数の基板が収納されてい
る場合には、第1の接続部を複数の基板に対応して複数
形成し、これら複数の第1の接続部を複数の基板表面の
アース部にそれぞれ接続する、構成とした。
【0008】また本発明の接続部材は、基板表面のアー
ス部に接続される第1の接続部と、筐体内面のシールド
面に接続される第2の接続部を備えた、構成とした。
【0009】更に、接続部材は基板を挟持するクリップ
部を更に有していても良い。
【0010】また、本発明の接続構造は、基板と、基板
を収納する筐体とを有した装置に適用される接続構造で
あって、基板に接続部材を挟み込み、接続部材に設けた
第1の接続部を基板上の所定のラインに接続するととも
に、接続部材に設けた第2の接続部を、筐体内に設けた
他の基板の同様なラインに接続した、構成とした。
【0011】
【作用】上記のような第1、第2の接続部を備えた接続
部材により基板表面のアース部を筐体内面のシールド面
にアース接続する構成とすれば、これら第1、第2の接
続部の設置個所を適宜定めることで、基板上の特定部の
アース部をこれに近い部分の筐体のアース部に接続して
落とすことができる。このため、基板のアース部が筐体
のアース部に長距離で迂回しないで接続される。
【0012】
【実施例】
(実施例1)図1、図2に、本発明の実施例を示した。
図において、シールドが必要とされる装置は、内面にシ
ールド面11を持つ上カバー10と、同じくシールド面
13を持つ下カバー12とから構成される。そして、こ
れら上カバー10と下カバー12とは、上カバー側のボ
ス19と、下カバー側のボス21とにより、基板16を
挟みながら上下カバー止めねじ24によって固定されて
いる。
【0013】この装置において、基板16は、ボス14
を介して、止めねじ23により取り付けられている。こ
の場合、基板16の図において上面側のアース部17
は、ボス14の上面のシールド面15と、上カバー側の
ボス19上のシールド面20とに接触する。また、基板
16の図において下面側のアース部18は、止めねじ2
3および下カバー側のボス21上のシールド面22とに
接触する。
【0014】ここで、基板16の図において右側の端面
には、図2に示した構造の接続部材25が、その基板接
触用の爪28、29を基板上面のアース部17および基
板下面上のアース部18にそれぞれ接触するように、挟
み込まれている。また、接続部材25に設けられた上下
カバー接触用の爪26、27が、上カバー10のシール
ド面11、および下カバー12のシールド面13に、適
当なばね圧を持たせて接触するように配置されている。
接続部材25上の爪28、29も適度なばね圧を有して
おり、このばね圧によって、図示したように基板25に
挟み込まれて取り付け後は容易には外れないようになっ
ている。
【0015】この状態において、基板16の上面、下面
上のアース部17、18は、従来同様に、ボス14およ
びボス19、21、並びにそれぞれの止めねじ23、2
4を介して、上下カバーのシールド面(アース面)1
1、13にそれぞれ接続される。更に、接続部材25の
爪28、29を介して、上下カバーのシールド面(アー
ス面)11、13にアース接続されている。
【0016】以上のように構成される実施例によれば、
基板のアース部を挟持する接続部材を設け、その先端を
上下カバー10、12のシールド面に接触させる構造と
したので、次のような効果が得られる。
【0017】1)基板上の特定部のアース部がごく近い部
分の筐体内面のシールド面(アース面)に落とすことが
できるため、基板のアース部が筐体内で長距離迂回する
ことがなくなる。このため、基板上のアース部を全て同
じ電位に容易に確保できる。
【0018】2)接続部材を基板に挟み込んで取り付ける
構造であるため、設置の自由度が高く、希望する位置に
おいてこの接続部材により基板のアース部を筐体のシー
ルド面(アース面)に接続できる。
【0019】3)接続部材によって、上下カバーの間に基
板が固定されることになるので、不要な基板の動き、例
えば振動が除去できる。
【0020】4)例えば上カバーが押された時等におい
て、接続部材が筐体内部において梁の役目を果たすた
め、撓みを防止できる。
【0021】(実施例2)図3、4に、本発明の他の実
施例を示した。この実施例は、筐体内に複数の基板を収
納した装置に本発明を適用したものである。図におい
て、シールドが必要とされる装置では、上カバー50と
下カバー52とが、第1の基板56、第2の基板59を
上ボス62、65と基板間のスペーサ64を介して、止
めねじ68によって固定されている。この場合、第1の
基板56の図において上面上のアース部57、同じく下
面上のアース部58、第2の基板59の上面上のアース
部60、同じく下面上のアース部61は、ボス63、6
5上のシールド面63、66を通して、上カバー50の
内面のシールド面51、並びに下カバー52の内面のシ
ールド面53にそれぞれアース接続されている。
【0022】ここで、基板56、59の図において右側
の端面には、図4のような形状の接続部材69の基板接
触用の爪72〜75がそれぞれ挟み込まれている。また
シール部ぶああい69に設けられた上下カバー接触用の
爪70、71が、上カバー50のシールド面51、並び
に下カバー52のシールド面53に、適切なバネ圧を持
たせて接触するように配置されている。
【0023】この状態において、基板56、59の上,
下面上のアース部57、58、60、61は、従来例と
同様に、ボス54、ボス62、64、65、並びにそれ
ぞれの止めねじ67、68を介して、上下カバーのシー
ルド面(アース面)51、53にそれぞれ接続される。
更に、接続部材の爪72〜74から上下カバー接触用爪
70、71を介して、上下カバーのシールド面(アー
ス)面51、53にアース接続されている。
【0024】以上のように構成されるこの実施例によれ
ば、上記実施例と同様な効果の他、複数の基板のアース
電位が同一に得られるという効果も期待できる。
【0025】なお、上記説明した各実施例では、本発明
の接続構造を基板外面と筐体内面とのアース接続に利用
する例を示したが、筐体内に収納した複数の基板間にお
ける信号ラインや電源ラインの接続の場合でも同様に利
用できる。
【0026】ここで、図5に、シールドが必要とされる
装置における接続構造の従来例を示した。この装置は、
内面にそれぞれシールド面31、33を有する上カバー
30と下カバー32とが、上カバー側のボス39と下カ
バー側のボス41において基板36を挟み込みながら、
止めねじ44によって固定される構造となっている。ま
た基板36は、ボス34において止めねじ43によって
上カバー30に取り付けられている。
【0027】この装置において、基板36の図において
上面側のアース部37は、上カバー30のボス34に形
成されたシールド面35と、上カバー30のボス39の
シールド面40とにそれぞれ接触する。また基板36の
図において下面側のアース部38は、止めねじ43およ
び下カバー32のボス41上のシールド面42と接触す
る。そしてこのように構成される装置では、基板36の
上面と下面上のアースは、ボス34、39、41を介し
て、上カバー30および下カバー32のアースに落ちて
いる。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、第1、第
2の接続部を備えた接続部材により基板表面のアース部
を筐体内面のシールド面にアース接続する構成としたの
で、基板上の特定部のアース部をこれに近い部分の筐体
のアース部に接続して落とすことができる結果、基板の
アースを短い距離で筐体のアースに落とすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】本発明の実施例の斜視図である。
【図3】本発明の実施例の断面図である。
【図4】本発明の実施例の斜視図である。
【図5】シールドが必要とされる装置における従来例の
断面図である。
【符号の説明】
10、50 上カバー 11、1351、53 シールド面 12、52 下カバー 17、18、57、58、60、61 アース部 25、69 接続部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面のアース部を、前記基板を収納
    する筐体の内面に形成されたシールド面に接続するため
    の接続構造であって、前記アース部と前記シールド面と
    を、前記アース部に接続される第1の接続部と、前記シ
    ールド面に接続される第2の接続部とを備えた接続部材
    により接続したことを特徴とする接続構造。
  2. 【請求項2】 前記接続部材が、前記基板を挟持するク
    リップ部を有することを特徴とする請求項1記載の接続
    構造。
  3. 【請求項3】 前記筐体内には複数の基板が収納されて
    おり、前記第1の接続部が前記複数の基板に対応して複
    数形成されており、前記複数の第1の接続部を前記複数
    の基板表面のアース部にそれぞれ接続したことを特徴と
    する請求項1、2または3記載の接続構造。
  4. 【請求項4】 基板表面のアース部を、前記基板を収納
    する筐体の内面に形成されたシールド面に接続するため
    の接続部材であって、前記アース部に接続される第1の
    接続部と、前記シールド面に接続される第2の接続部を
    備えたことを特徴とする接続部材。
  5. 【請求項5】 前記基板を挟持するクリップ部を更に有
    することを特徴とする請求項4記載の接続部材。
  6. 【請求項6】 基板と、前記基板を収納する筐体とを有
    した装置に適用される接続構造であって、前記基板に接
    続部材を挟み込み、前記接続部材に設けた第1の接続部
    を前記基板上の所定のラインに接続するとともに、前記
    接続部材に設けた第2の接続部を、前記筐体内に設けた
    他の基板の同様なラインに接続したことを特徴とする接
    続構造。
JP6240141A 1994-10-04 1994-10-04 接続構造および接続部材 Pending JPH08107285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6240141A JPH08107285A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 接続構造および接続部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6240141A JPH08107285A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 接続構造および接続部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08107285A true JPH08107285A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17055110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6240141A Pending JPH08107285A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 接続構造および接続部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08107285A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000208013A (ja) * 1999-01-12 2000-07-28 Fuji Electric Co Ltd 近接スイッチ
JP2011091051A (ja) * 2010-11-19 2011-05-06 Mitsumi Electric Co Ltd 電気的接続構造及びアンテナ装置
US8378906B2 (en) 2008-12-12 2013-02-19 Mitsumi Electric Co., Ltd. Electrical connection structure and antenna apparatus
JP2015211069A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 富士通株式会社 電子機器
WO2019044454A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 株式会社オートネットワーク技術研究所 電子ユニット
WO2020044561A1 (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 イリソ電子工業株式会社 可動コネクタの接続構造
JPWO2021152743A1 (ja) * 2020-01-29 2021-08-05

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000208013A (ja) * 1999-01-12 2000-07-28 Fuji Electric Co Ltd 近接スイッチ
US8378906B2 (en) 2008-12-12 2013-02-19 Mitsumi Electric Co., Ltd. Electrical connection structure and antenna apparatus
JP2011091051A (ja) * 2010-11-19 2011-05-06 Mitsumi Electric Co Ltd 電気的接続構造及びアンテナ装置
JP2015211069A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 富士通株式会社 電子機器
WO2019044454A1 (ja) * 2017-08-31 2019-03-07 株式会社オートネットワーク技術研究所 電子ユニット
JP2019046901A (ja) * 2017-08-31 2019-03-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 電子ユニット
US11343921B2 (en) 2017-08-31 2022-05-24 Autonetworks Technologies, Ltd. Electronic unit
WO2020044561A1 (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 イリソ電子工業株式会社 可動コネクタの接続構造
JPWO2020044561A1 (ja) * 2018-08-31 2021-08-10 イリソ電子工業株式会社 可動コネクタの接続構造
JPWO2021152743A1 (ja) * 2020-01-29 2021-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09507952A (ja) 電気接続装置
JPH08107285A (ja) 接続構造および接続部材
JPH0629684A (ja) シールド筐体
JPH0918181A (ja) 接続構造および接続部材
JPH05136578A (ja) フレームグランド強化装置
JPH0519998Y2 (ja)
JPH02955Y2 (ja)
JP3094771B2 (ja) 電子・通信装置ユニット構造
JPH0412706Y2 (ja)
JPH0132389Y2 (ja)
JPH08307084A (ja) 接続構造
JP2000286584A (ja) 携帯型通信機のシールド構造
JP2902210B2 (ja) 電気機器のシールド板構造
JPS6333508Y2 (ja)
JPS62199098A (ja) シ−ルド装置
JPH10145079A (ja) 電子機器筐体の不要輻射電磁波のシールド構造
JPH0651022Y2 (ja) 電子機器筐体
JPH0134396Y2 (ja)
JPH02239699A (ja) プリント板の遮蔽構造
JP3490295B2 (ja) 高周波信号処理装置
JPH0529042A (ja) コネクタ装置
JP3756581B2 (ja) 測定器における入力アンプユニットの接地構造
JPH08791Y2 (ja) 絶縁板の取付構造
JP2003008244A (ja) 電子機器の筐体
JPH0126151Y2 (ja)