JP2011091051A - 電気的接続構造及びアンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アンテナ装置の電気的接続構造は、ベース3と、カバー4と、ベース3にカバー4が嵌合された状態で両者を締結する雄ねじ9及び雌ねじ42と、ベース3とカバー4との内部空間に収容される回路基板5と、回路基板5を立設された状態に支持するリブ62,66と、回路基板5に取り付けられる接続端子10と、接続端子10に電気的に接続される支持金具45と、支持金具45に取り付けられるアンテナエレメント46と、を備え、接続端子10は、立設状態に支持された回路基板5の上縁部に取り付けられ、且つその一部が、ベース3とカバー4との締結状態において支持金具45と接触可能に構成され、雄ねじ9及び雌ねじ42によってベース3とカバー4とが締結されることにより、接続端子10と支持金具45とが電気的に接続される。
【選択図】図2
Description
特許文献1に記載の技術にあっては、ベース(3)に対しほぼ垂直に立てた状態に取り付けられた整合基板(9)と、アンテナエレメント(1)とを接続するために、整合基板(9)の上端部に接続端子(7)が取り付けられている。接続端子(7)の縁には係止部及び突起部が設けられ、係止部が整合基板(9)の上側の端面に引っ掛かり、突起部が整合基板(9)の一方の面に差し込まれることにより、接続端子(7)が整合基板(9)に対してほぼ垂直に固定される。アンテナエレメント(1)と接続するためのエレメント接続金具(2e)が接続端子(7)の上方から接続端子(7)に当接することにより、整合基板(9)とアンテナエレメント(1)が電気的に接続される。
また、第2の端子が板ばね部と第2の挟持片の成す内角を広げる方向に板ばね部に押し付けられることで、第2の挟持片が係止部との連接部を支点として回路基板に向かって押し付けられる。従って、第1の挟持片及び第2の挟持片によって回路基板を挟み込む力が強くなる。そのため、板ばね部が第2の端子によって強く押し付けられても、第1の端子が回路基板から外れない。
また、第1の端子は回路基板の縁部分に被せるようにして取り付けられているとともに、第2の端子が回路基板の側端面に対向する方向から第1の端子の板ばね部に当接するため、第1の端子が外れにくい。
板ばね部の突端部が回路基板の側縁からその側縁の外側に突出しているので、第2の端子を回路基板の側端面から離れた位置に配置できる。また、回路基板の側端面に対向する位置に第2の端子を配置することができる。
板ばね部の突端部が複数に分岐しているので、これら分岐した枝部がそれぞれ独立して変形することができる。第2の端子が枝部に当接し、他の枝部に当接しない場合、一の枝部が押し込まれと、その一の枝部が変形し、第2の端子が他の枝部にも当接することができるため、電気的接続性が向上する。
第2の挟持片に突起が設けられることにより、第1の挟持片と第2の挟持片によって回路基板を挟み込む力が強くなる。また、回路基板と第1の端子との電気的な接続を起こり易くする。
第1の挟持片が回路基板に接合されていることで、第1の端子が回路基板に対し強く固定され、第1の端子が外れにくい。
対向位置から見てずれた状態で2つの第1の端子を取り付けているので、2枚の回路基板を近接して配置でき、装置を小型化できる。
但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図4(a)〜(d)はそれぞれ接続端子10を示した図であり、図4(a)は側面図、図4(b)は下面図、図4(c)は側面図、図4(d)は正面図である。以下、接続端子10について説明する。
接続端子10は導電性材料からなる板金状の部材である。接続端子10は、係止部11、挟持片12(第1の挟持片)、挟持片13(第2の挟持片)及び板ばね部14を有し、これらは一体に形成されている。
また、支持金具45は板ばね部14をその内角を広げる方向に押圧しており、板ばね部14にはこの動きに対抗して元の角度に戻ろうとする力が働くため、支持金具45と突端部17が強く当接し、電気的接続がより確実なものとなる。
また、接続端子10は回路基板5に対し上方から覆い被さるようして取り付けられ、かつ、支持金具45の接続端子10への接触も上方からのものであるため、接続端子10がはずれにくい。
例えば、挟持片13と板ばね部14の成す内角は鈍角であってもよく、板ばね部14の先端は回路基板5の上端面よりも低い位置にあってもよい。その場合には、支持金具45はその下端面が回路基板5の上端面51よりも低い位置で板ばね部14と接触する。
また、本実施形態では回路基板5は二枚設けられているが、一枚であってもよいし、更に多くの数が設けられていてもよい。
また、本実施形態では挟持片12の面52への固定はろう接によりなされているが、接着剤等による接着その他の固定方法であってもよい。
また、本発明に係る電気的接続構造は、アンテナ装置以外にも、回路基板をケース内に収容した構成の電気装置にも適用することができる。
3 ベース
4 カバー
5 回路基板
9 雄ねじ(締結手段)
10 接続端子(第1の端子)
11 係止部
12 挟持片(第1の挟持片)
13 挟持片(第2の挟持片)
14 板ばね部
15 突起
17 突端部
42 雌ねじ(締結手段)
45 支持金具(第2の端子)
46 アンテナエレメント
51 上端面
52 面
53 面
62 リブ(支持手段)
66 リブ(支持手段)
Claims (8)
- ベースと、
前記ベースに嵌合されるカバーと、
前記ベースに前記カバーが嵌合された状態で両者を締結する締結手段と、
締結された前記ベースと前記カバーとの内部空間に収容される回路基板と、
前記回路基板を前記ベースに立設された状態に支持する支持手段と、
前記回路基板に取り付けられる第1の端子と、
前記回路基板の上方において前記カバーを貫通し、前記第1の端子に電気的に接続される第2の端子と、
前記カバーの外側において前記第2の端子に取り付けられるアンテナエレメントと、を備えたアンテナ装置の電気的接続構造であって、
前記第1の端子は、立設状態に支持された前記回路基板の上縁部に取り付けられ、且つその一部が、前記ベースと前記カバーとの締結状態において前記第2の端子と接触可能に構成され、
前記締結手段によって前記ベースと前記カバーとが締結されることにより、前記第1の端子と前記第2の端子とが電気的に接続されることを特徴とする電気的接続構造。 - 前記第1の端子が、
前記回路基板の側端面に沿って前記回路基板の両面のうち一方の面側から他方の面側にかけて延設された係止部と、
前記回路基板の一方の面側において前記係止部に連接し、前記回路基板の一方の面に沿って設けられた第1の挟持片と、
前記回路基板の他方の面側において前記係止部に連接し、前記回路基板の他方の面に沿って設けられ、前記第1の挟持片との間に前記回路基板を挟持する第2の挟持片と、
前記第2の挟持片に連接され、その連接部で前記第2の挟持片側に折られた板ばね部と、を有し、
前記第2の端子が、前記第2の挟持片と前記板ばね部との成す内角を広げる方向に前記板ばね部に押し付けられることを特徴とする請求項1に記載の電気的接続構造。 - 前記第2の挟持片側に折り返された前記板ばね部の突端部が前記回路基板の一端面よりも上方に突出していることを特徴とする請求項2に記載の電気的接続構造。
- 前記板ばね部の突端部が複数に分岐していることを特徴とする請求項2又は3に記載の電気的接続構造。
- 前記第2の挟持片から前記回路基板の他方の面側に向かって凸設された突起を更に備えることを特徴とする請求項2から4の何れか一項に記載の電気的接続構造。
- 前記第1の挟持片が前記回路基板の一方の面に接合されていることを特徴とする請求項2から5の何れか一項に記載の電気的接続構造。
- 前記回路基板が2枚設けられ、前記2枚の回路基板が互いに平行に設けられ、
前記第1の端子が2つ設けられ、前記2つの第1の端子が前記2枚の回路基板の側端面に対向する位置から見てずれた状態でそれぞれの前記回路基板に取り付けられていることを特徴とする請求項2から6の何れか一項に記載の電気的接続構造。 - ベースと、
前記ベースに嵌合されたカバーと、
前記ベースに前記カバーが嵌合された状態で両者を締結する締結手段と、
締結された前記ベースと前記カバーとの内部空間に収容された回路基板と、
前記回路基板を前記ベースに立設された状態に支持する支持手段と、
前記回路基板の上縁部に取り付けられた第1の端子と、
前記回路基板の上方において前記カバーを貫通し、前記第1の端子に電気的に接続される第2の端子と、
前記カバーの外側において前記第2の端子に取り付けられたアンテナエレメントと、
を備え、
前記第1の端子が、
前記回路基板の上端面に沿って前記回路基板の両面のうち一方の面側から他方の面側にかけて延設された係止部と、
前記回路基板の一方の面側において前記係止部に連接し、前記回路基板の一方の面に沿って設けられた第1の挟持片と、
前記回路基板の他方の面側において前記係止部に連接し、前記回路基板の他方の面に沿って設けられ、前記第1の挟持片との間に前記回路基板を挟持する第2の挟持片と、
前記第2の挟持片に連接され、その連接部で前記第2の挟持片側に折られた板ばね部と、を有し、
前記締結手段によって前記ベースと前記カバーとが締結されることにより、前記第2の端子が、前記第2の挟持片と前記板ばね部との成す内角を広げる方向に前記板ばね部に押し付けられることを特徴とするアンテナ装置。
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