JPH0519998Y2 - - Google Patents

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JPH0519998Y2
JPH0519998Y2 JP3338087U JP3338087U JPH0519998Y2 JP H0519998 Y2 JPH0519998 Y2 JP H0519998Y2 JP 3338087 U JP3338087 U JP 3338087U JP 3338087 U JP3338087 U JP 3338087U JP H0519998 Y2 JPH0519998 Y2 JP H0519998Y2
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JP
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circuit wiring
electronic device
hole
connector
wiring board
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電子機器内の複数の回路配線板を
コネクタによつて電気的接続を行う、電子機器構
造に関するもので、特に、その回路配線板相互間
の電磁シールドの改善に関するものである。
〔従来の技術〕
第４図，第５図は従来の構造を示す図である。
第４図，第５図において、１は導電性材料を使用
したケース、１ａはケースに設けた穴、２は導電
性材料を使用したカバー、３は回路配線板、４は
コネクタ、７は貫通形コンデンサである。
第４図は直接コネクタを接続する構造で、ケー
ス１に設けられた穴１ａを通して、対向する回路
配線板３に取り付けられたコネクタ同士４を接続
する。
第５図は貫通形コンデンサを介して接続する構
造で、接続するコネクタ４の各端子間に各１個の
貫通形コンデンサ７が接続されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来構造の第４図の場合、コネクタ４の各端子
を通して、あるいはコネクタ４と、ケース１に設
けた穴１ａとの間の隙間から漏れる不要な電磁波
が他側の回路配線板３に電波障害を及ぼすと言う
欠点があつた。この欠点をなくするため、第５図
に示すように各端子間の接続を貫通形コンデンサ
を介して行つていたが、この場合コネクタの接続
数分の貫通形コンデンサを実装する余分なスペー
スが必要となり、部品点数も増え、コスト高とな
る等の問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解消する為に
なされたもので、貫通形コンデンサを用いること
なく電磁シールドを完全に行えることができる構
造を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る電子機器構成は、仕切り板を介
して対向する回路配線板を、仕切り板に設けた穴
を通して、回路配線板に取り付けたコネクタによ
り接続すると共に仕切り板の穴の周囲を突設さ
せ、その突設面を回路配線板のアースパターンに
接触させるようにしたものである。
〔作用〕
この考案における電子機器構造は、仕切り板の
穴の周囲を突設させ、その突設面を回路配線板の
アースパターンに接触させたことにより、部品点
コネクタの接続部を除いて両回路配線板は完全に
シールドされる。
〔考案の実施例〕
第１図、第２図、第２図はこの考案の一実施例
を示す図で、１〜３，４は前記従来構造と全く同
一ものである。１ｂは仕切り板の穴１ａの周囲に
突設形成された突設部、３ａは回路配線板３に設
けられたアースパターン、５は突設部１ｂの端面
に設けた溝１ｃに挿入された弾性を有するシール
ド材、６はコネクタ４は各端子に接続されたコン
デンサである。
このように構成された電子機器構造において
は、回路配線板３を透過しようとする不要な電磁
波はアースパターン３ａによつて防ぎ、コネクタ
４の端子を通つてくるノイズはコンデンサ６によ
つて除去し、回路配線板３にソリがあり突設部１
ｂの端面との間に隙間があつても、シールド材５
の弾性により、回路配線板３とシールド材５とは
密着している為その隙間から電磁波が漏れること
がなく、完全に電波シールドされた構造になつて
いる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、対向する回路
配線板の接続は、それに取り付けたコネクタ同士
を直接接続するだけでよく、その実装によつて完
全なシールドが行える構造にしたので、貫通コン
デンサを使用したり、回路配線板上の部品を板金
ケースによつてシールドしたりする必要がなく、
部品点数が削減でき、電波シールドを完全に行い
品質の高いものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第１図ａおよびｂはこの考案の一実施例を示す
平面図及び断面図、第２図ａ，ｂ及びｃは第１図
の回路配線板の平面図、側面図および底面図、第
３図は第１図の要部を示す拡大断面図、第４図、
第５図は従来の構造を示す断面図である。図にお
いて、１はケース、１ａは穴、２はカバー、３は
回路配線板、３ａはアースパターン、４はコネク
タ、５はシールド材、６はコンデンサである。な
お、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所定の間隔を介して対向し、その対向面の間
    をコネクタを介して電気的に接続される少なく
    とも２板回路配線板と、導電材により形成さ
    れ、上記回路配線板の間に介在して上記回路配
    線板を離間対向して支持すると共に上記コネク
    タ挿通用の穴を有する仕切り用のケースとから
    なる電子機器において、上記仕切り用ケースの
    穴周辺部を上記回路配線板の対向方向に突設さ
    せ、その突設面が上記回路配線板の接地パター
    ンに接触するよう支持することを特徴とする電
    子機器構造。 (2) 穴周辺の突設面に環状の溝を設け、これに弾
    性を有するシールド材をその一部が露出するよ
    う埋設したことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第１項記載の電子機器構造。
JP3338087U 1987-03-06 1987-03-06 Expired - Lifetime JPH0519998Y2 (ja)

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JP3338087U JPH0519998Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

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JPS63140697U JPS63140697U (ja) 1988-09-16
JPH0519998Y2 true JPH0519998Y2 (ja) 1993-05-25

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