JP2010258544A - アンテナ装置 - Google Patents

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順一 野呂
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Abstract

【課題】 樹脂フィルム部材を自在に(容易に)略直角に折り曲げること。
【解決手段】 アンテナ装置(100)は、可撓性樹脂フィルム部材(11)に、アンテナパターン(12)とグランドパターン(13)とが形成されたフィルム状アンテナ(10)と、このフィルム状アンテナがU字型に巻きつけられるホルダ(20)と、フィルム状アンテナ(10)とホルダ(20)との間に一端部(31)が挟まれる信号ケーブル(30)とを備える。樹脂フィルム部材(11)はアンテナパターン(12)が形成された第1のフィルム部分(11−1)と、グランドパターン(13)が形成された第2のフィルム部分(11−2)とを有し、ホルダ(20)には第1のフィルム部分(11−1)が巻きつけられ、第2のフィルム部分(11−2)にフィルム状アンテナ(10)を直角に折り曲げるのを可能とする折り曲げ可能部(16,17)が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、アンテナパターンが形成されたフレキシブルな基板(フィルム状基板)を誘電材料に巻きつけてなる平面アンテナ装置に関する。
携帯電話機には、地上波デジタル放送におけるワンセグ放送を受信可能なものがある。そのようなワンセグ放送を受信するためのアンテナ装置として、平面型アンテナ装置が使用されている。
このような平面アンテナ装置は、種々提案されている。例えば、特開2008−193299号公報(特許文献1)は、誘電材料にフレキシブルなプリント回路基板を巻きつけた逆F型アンテナを開示している。詳述すると、特許文献1に開示された逆F型アンテナは、逆F型アンテナ用の回路を有するフレキシブル基板(FPC)と、このフレキシブル基板(FPC)がコ字型に折られ平板状に対向して形成されたグランド部と放射素子との間に介装される誘電体とから成る。FPCは折れ線によってコ字型に折られている。また、特許文献1では、実施例として、接続用のコネクタを設け、他のプリント基板とフラットケーブルなどで電気的に接続する例を開示している。
一方、特開2003−332830号公報(特許文献2)は、フィルム状の多層基板を、コア材料である誘電体基板に巻きつけるように接着してなる、平面アンテナを開示している。多層基板は、複数の導体層のうち任意の層に配置したアンテナ素子と、1つ以上の層に形成された接地導体と、入出力端子とアンテナ素子とを接地導体で挟まれたストリップ線路構造をもつ給電線路を有する。多層基板はU字型に折り曲げた構造をとる。給電線路は、スルーホールを介して、多層基板の表面層に形成された入出力端子と接続されている。
特開2008−193299号公報 特開2003−332830号公報
特許文献1に開示された逆F型アンテナでは、フレキシブル基板(FPC)を折れ線に沿ってコ字型に折り曲げている。しかしながら、フレキシブル基板(FPC)はその基材の反発が強いので、フレキシブル基板(FPC)をコ字型に折り曲げることは困難である。また、フレキシブル基板(FPC)を無理にコ字型に折り曲げてしまうと、フレキシブル基板(FPC)に形成された導体パターン(グランド部と放射素子)が断線してしまう恐れもある。
また、特許文献1では、給電するためにコネクタを設けているが、このコネクタが逆F型アンテナからその厚さ方向に突出するので、この逆F型アンテナを携帯電話機等の筐体の内部に搭載する際に上記突出部が邪魔になってしまう恐れがある。換言すれば、上記突出部が逆F型アンテナの薄型化を妨げることになる。
特許文献2に開示された平面アンテナは、多層基板にアンテナ素子と接地導体と給電線路とが形成され、多層基板それ自体が全体として、U字型に折り曲げられた状態で、コア材料である誘電体基板に巻きつけられている。そのため、入出力端子は、多層基板の表面層に形成されている。したがって、この入出力端子に外部から信号ケーブル(給電ケーブル)が接続されることになる。すなわち、信号ケーブル(給電ケーブル)は、平面アンテナに対して厚さ方向に突出して配置されることになる。したがって、上記特許文献1の場合と同様に、この平面アンテナを携帯電話機等の筐体の内部に搭載する際に上記突出部(信号ケーブル)が邪魔になってしまう恐れがある。換言すれば、上記突出部が平面アンテナの薄型化の妨げと成る。
また、上記特許文献1及び2に開示された平面アンテナ装置を、携帯電話機などの筐体内に配置しようとする場合、フレキシブル基板(FPC)や多層基板である樹脂フィルム部材を、略直角に折り曲げることが必要になる場合がある。樹脂フィルム部材は、可撓性があるので、U字型に湾曲させることは可能である。しかしながら、前述したように、樹脂フィルム部材を略直角に折り曲げることは困難である。
したがって、本発明の解決すべき課題は、樹脂フィルム部材を自在に(容易に)略直角に折り曲げることが可能な、アンテナ装置を提供することにある。
本発明の他の解決すべき課題は,厚さ方向に突出部がない、薄型のアンテナ装置を提供することにある。
本発明によれば、可撓性樹脂フィルム部材(11)に、アンテナパターン(12)とグランドパターン(13)とが形成されたフィルム状アンテナ(10)と、このフィルム状アンテナがU字型に巻きつけられるホルダ(20)と、フィルム状アンテナ(10)とホルダ(20)との間に一端部(31)が挟まれる信号ケーブル(30)と、を備えるアンテナ装置(100;100A)であって、樹脂フィルム部材(11)は、アンテナパターン(12)が形成された第1のフィルム部分(11−1)と、グランドパターン(13)が形成された第2のフィルム部分(11−2)とを有し、ホルダ(20)には、第1のフィルム部分(11−1)が巻きつけられ、第2のフィルム部分(11−2)に、フィルム状アンテナ(10)を直角に折り曲げるのを可能とする折り曲げ可能部(16,17)が形成されていることを特徴とするアンテナ装置が得られる。
上記アンテナ装置において、折り曲げ可能部は、例えば、ホルダ(20)の長手方向(X)と平行に延在している少なくとも1本の折り曲げ可能線(16,17)から成ってよい。折り曲げ可能部は、互いに所定距離離間して配置された、一対の折り曲げ可能線(16,17)から構成されることが好ましい。この場合、第2のフィルム部分(11−2)をL字型に折り曲げることが可能である。各折り曲げ可能線(16,17)は、少なくとも1つの開口を持ってよい。具体的には、各折り曲げ可能線(16,17)が、複数の開口が所定間隔で穿設されたミシン目から成ることが好ましい。
上記アンテナ装置において、フィルム状アンテナ(10)は、アンテナパターン(12)に接続されて、樹脂フィルム部材(11)から外部に露出する第1の給電端子(18)と、グランドパターン(13)に接続されて、樹脂フィルム部材(11)から外部に露出する第2の給電端子(19)とを持ち、信号ケーブル(30)は、中心導体(31a)と外部導体(31b)とを含み、ホルダ(20)は、信号ケーブルの一端部が挿入されるケーブル溝(22)と、第1及び第2の給電端子を露出させる切欠き部(24)とを持つことが望ましい。この場合、切欠き部(24)で、第1の給電端子(18)に中心導体(31a)が電気的に接続され、第2の給電端子(19)に外部導体(31b)が電気的に接続される。中心導体(31a)は第1の給電端子(18)に半田(41)付けされ、外部導体(31b)は第2の給電端子(19)に半田(42)付けされてよい。上記アンテナ装置(100A)は、第2のフィルム部分(11−2)に貼り付けられた、グランド用導体箔(70)を更に備えてよい。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、ホルダにはアンテナパターンが形成された第1のフィルム部分を巻きつけ、グランドパターンが形成された第2のフィルム部分にフィルム状アンテナを直角に折り曲げるのを可能とする折り曲げ可能部を形成したので、樹脂フィルム部材を自在に(容易に)略直角に折り曲げることが可能となる。また、フィルム状アンテナとホルダとの間に信号ケーブルの一端部を挟んでいるので、アンテナ装置に対して厚さ方向に突出する突出部を無くすことができる。その結果、アンテナ装置の薄型化が可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ装置の分解斜視図である。 図1に図示したアンテナ装置を斜め上前方からみた斜視図である。 図1に図示したアンテナ装置を斜め上後方からみた斜視図である。 図1に図示したアンテナ装置の、平面図(A)、正面図(B)、および右側面図(C)である。 図1乃至図4に示したアンテナ装置を、携帯電話機の上蓋を取り外して、筐体内に配置した状態を示す平面図である。 図5のVI−VI線についての断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るアンテナ装置の分解斜視図である。 図7に示したアンテナ装置の、平面図(A)、正面図(B)、および右側面図(C)である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1乃至図4を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ装置100について説明する。図示のアンテナ装置100は、地上波デジタル放送におけるワンセグ放送を受信するための平面アンテナ装置であって、後述するように、携帯電話機等の筐体の内部に搭載される平面アンテナ装置である。図1はアンテナ装置100の分解斜視図である。図2は斜め上前方から見たアンテナ装置100の斜視図である。図3は斜め上後方からみたアンテナ装置100の斜視図である。図4において、(A)はアンテナ装置100の平面図であり、(B)はアンテナ装置100の正面図であり、(C)はアンテナ装置の右側面図である。
図示の例において、直交座標系は、左右(横)に延在するX軸方向と、前後に延在するY軸方向と、上下に延在するZ軸方向とを持つ。X軸方向、Y軸方向、Z軸方向は互いに直交している。X軸方向は横方向又は幅方向とも呼ばれる。Y軸方向は前後方向とも呼ばれる。Z軸方向は上下方向又は厚さ方向とも呼ばれる。
図示のアンテナ装置100は、フィルム状アンテナ10と、樹脂製のホルダ20と、信号ケーブル30とを備えている。
図示のホルダ20は、左右方向Xに長い実質的に直方体の形状をしている。換言すれば、ホルダ20は、信号ケーブル30の一端部31が後述するように挿入される長手方向に延在した略直方体の形状をしている。ホルダ20は、信号ケーブル30の一端部31が挿入される側の第1の端部と、この第1の端部と対向する第2の端部とを持つ。
本例の場合、ホルダ20の長手方向は左右方向Xであり、信号ケーブル30の一端部31は右方からホルダ20に挿入されている。従って、本例の場合、第1の端部は右端部に相当し、第2の端部は左端部に相当する。
ホルダ20は、信号ケーブル30の一端部31が挿入されるケーブル溝22を持つ。図1に示されるように、ホルダ20は、前後方向Yを中心として、実質的に左右対称の形状をしている。このホルダ20には、後述するように、フィルム状アンテナ10がU字型に巻きつけられている。
フィルム状アンテナ10は、可撓性樹脂フィルム部材11と、この樹脂フィルム部材11の内部に形成されたアンテナパターン12およびグランドパターン13とから構成される。図示の例では、アンテナパターン12は樹脂フィルム部材11の前後方向Yの後側に形成され、グランドパターン13は樹脂フィルム部材11の前後方向Yの前側に形成されている。図示の例では、アンテナパターン12およびグランドパターン13の各々は銅箔から成る。
図1に示されるように、樹脂フィルム部材11はアンテナパターン12が形成された第1のフィルム部分11−1と、グランドパターン13が形成された第2のフィルム部分11−2とに分離されている。
図2から明らかなように、ホルダ20には、第1のフィルム部分11−1のみが巻きつけられ、第2のフィルム部分11−2は巻きつけられていない。図示の例では、フィルム状アンテナ10の第1のフィルム部分11−1とホルダ20とは粘着材などによって貼り付けられている。粘着材の代わりに、両面粘着テープを使用して、フィルム状アンテナ10の第1のフィルム部分11−1とホルダ20とを貼り付けてもよい。
図3に示されるように、第2のフィルム部分11−2には、フィルム状アンテナ10を直角に折り曲げるのを可能とする第1及び第2の折り曲げ可能線16、17が形成されている。第1及び第2の折り曲げ可能線16、17は、ホルダ20の長手方向(左右方向X)と平行に互いに前後方向Yに、互いに所定距離離間して、延在している。図示の例では、第1及び第2の折り曲げ可能線16、17の各々は、所定間隔で第2のフィルム部分11−2に穿設されたミシン目から成る。これにより、図3に示されるように、第2のフィルム部分11−2をL字型に折り曲げることが可能となる。
図示の例では、第1及び第2の折り曲げ可能線16、17の各々はミシン目から構成されているが、これに限定されない。例えば、第1及び第2の折り曲げ可能線16、17の各々は、ホルダ20の長手方向(左右方向X)に沿って第2のフィルム部分11−2に切られた1つまたは複数の長開口から構成されても良い。図示の例では、折り曲げ可能線は2本形成されているが、1本でも、3本以上形成されても良い。とにかく、第1及び第2の折り曲げ可能線16、17は、第2のフィルム部分11−2に形成されて、フィルム状アンテナ10を直角に折り曲げるのを可能とする折り曲げ可能部として働く。
フィルム状アンテナ10は、アンテナパターン12に接続された第1の給電端子18と、グランドパターン13に接続された第2の給電端子19とを持つ。第1および第2の給電端子18、19の各々は、樹脂フィルム部材11から外部に露出している。
信号ケーブル30の一端部31は、後述するように、フィルム状アンテナ10と電気的に接続されている。詳述すると、信号ケーブル30は、その中央にある中心導体(内部導体)31aと、円筒状の外部導体31bとから構成されている。信号ケーブル31の一端部31の先端部は、剥ぎ取られており(カットされており)、中心導体31aと外部導体31bとが露出している。
ホルダ20は、第1及び第2の給電端子18、19を露出される切欠き部24を持つ。樹脂フィルム11の第1のフィルム部11−1にも、この切欠き部24と対応する位置に、切欠き部11−1aが形成されている。
図2に示されるように、切欠き部24で、第1の給電端子18に中心導体31aが電気的に接続され、第2の給電端子19に外部導体31bが電気的に接続されている。具体的には、図4(A)に示されるように、中心導体31aは第1の給電端子18に半田41で半田付けされ、外部導体31bは第2の給電端子19に半田42で半田付けされている。
このような構成のアンテナ装置100は、後述するように、携帯電話機等の筐体にその内部で、粘着テープ50によって貼り付けられる。
このように、本発明の実施の形態に係るアンテナ装置100では、フィルム状アンテナ10の第2のフィルム部分11−2に折り曲げ可能部(16,17)を形成したので、樹脂フィルム部材11の反発を抑制して、第2のフィルム部分11−2を自在に略直角に折り曲げることが可能となる。
また、信号ケーブル30の一端部31は、ホルダ20のケーブル溝22に挿入された状態で、フィルム状アンテナ10とホルダ20との間に挟まれるので、アンテナ装置100に対して厚さ方向Zに突出する突出部を無くすことができる。その結果、アンテナ装置100の薄型化が可能となる。
図5及び図6を参照して、図1乃至図4に図示したアンテナ装置100を、携帯電話機などの筐体60内部に搭載した状態について説明する。図5は携帯電話機の上蓋を取り外した状態を示す平面図であり、図6は図5のVI−VI線についての断面図である。
筐体60内には、アンテナ装置100と回路基板62とが近接して配置されている。回路基板62は携帯電話機のメイン基板である。この回路基板62上には、シールドケース64が搭載されている。このシールドケース64は、フィルム状アンテナ10用の低雑音増幅回路(LNA回路)やチューナ回路などをシールドするためのものである。アンテナ装置100とシールドケース64内のLNA回路とは、信号ケーブル30を介して接続される。
前述したように、アンテナ装置100は、粘着テープ50によって、筐体60に貼り付けられている。第2のフィルム部分11−2には、第1及び第2の折り曲げ可能線16、17が形成されているので、図6に示されるように、第2のフィルム部分11−2を、回路基板62やシールドケース64の形状に合わせて、貼り付けることができる。
図7及び図8を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るアンテナ装置100について説明する。図7は斜め上後方からみたアンテナ装置100Aの分解斜視図である。図8において、(A)はアンテナ装置100Aの平面図であり、(B)はアンテナ装置100Aの正面図であり、(C)はアンテナ装置Aの右側面図である。
図示のアンテナ装置100Aは、グランド用銅箔(銅テープ)70を更に備えている点を除いて、図1乃至図4に図示したアンテナ装置100と同様の構成を有する。したがって、図1乃至図4に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付してある。
グランド用銅箔(銅テープ)70は、その裏面に粘着材が着いている。このグランド用銅箔(銅テープ)70は、図8(C)に示されるように、フィルム状アンテナ10の第2のフィルム部分11−2に貼り付けられている。
グランド用銅箔(銅テープ)70は、非常に軟らかい材料からなるので、グランド用銅箔(銅テープ)70を筐体の形状に合わせて任意の位置で折り曲げることができる。
グランド用銅箔(銅テープ)70の代わりに、任意のグランド用導体箔を使用しても良いのは勿論である。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。上述した実施の形態では、ホルダ20には、第1のフィルム部分11−1のみが巻き付けられる構造を説明したが、第2のフィルム部分11−2の一部までがホルダ20に巻き付けられていても良い。要は、ホルダ20に巻き付けられない部分に折り曲げ可能線16,17が形成されていれば良い。また、上述した実施の形態では、フィルム状アンテナ10として、可撓性樹脂フィルム部材11の内部に、アンテナパターン12とグランドパターン13とが形成されたものを使用しているが、可撓性樹脂フィルム部材11の表面上に、アンテナパターン12及び/又はグランドパターン13が形成されたものを使用しても良い。
100、100A アンテナ装置
10 フィルム状アンテナ
11 可撓性樹脂フィルム部材
11−1 第1のフィルム部分
11−1a 切欠き部
11−2 第2のフィルム部分
12 アンテナパターン
13 グランドパターン
16,17 折り曲げ可能線
18,19 給電端子
20 ホルダ
22 ケーブル溝
24 切欠き部
30 信号ケーブル(同軸ケーブル)
31 一端部
31a 中心導体(内部導体)
31b 外部導体
41,42 半田
50 粘着テープ
70 グランド用銅箔(銅テープ)

Claims (8)

  1. 可撓性樹脂フィルム部材に、アンテナパターンとグランドパターンとが形成されたフィルム状アンテナと、
    該フィルム状アンテナがU字型に巻きつけられるホルダと、
    前記フィルム状アンテナと前記ホルダとの間に一端部が挟まれる信号ケーブルと、
    を備えるアンテナ装置であって、
    前記樹脂フィルム部材は、前記アンテナパターンが形成された第1のフィルム部分と、前記グランドパターンが形成された第2のフィルム部分とを有し、
    前記ホルダには、前記第1のフィルム部分が巻きつけられ、
    前記第2のフィルム部分に、前記フィルム状アンテナを直角に折り曲げるのを可能とする折り曲げ可能部が形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記折り曲げ可能部は、前記ホルダの長手方向と平行に延在している少なくとも1本の折り曲げ可能線から成る、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記折り曲げ可能部は、互いに所定距離離間して配置された、一対の折り曲げ可能線から成り、
    前記第2のフィルム部分がL字型に折り曲げ可能である、請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記各折り曲げ可能線は、少なくとも1つの開口を持つ、請求項2又は3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記各折り曲げ可能線が、複数の開口が所定間隔で穿設されたミシン目から成る、請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 前記フィルム状アンテナは、前記アンテナパターンに接続されて、前記樹脂フィルム部材から外部に露出する第1の給電端子と、前記グランドパターンに接続されて、前記樹脂フィルム部材から外部に露出する第2の給電端子とを持ち、
    前記信号ケーブルは、中心導体と外部導体とを含み、
    前記ホルダは、前記信号ケーブルの前記一端部が挿入されるケーブル溝と、前記第1及び前記第2の給電端子を露出させる切欠き部とを持ち、
    前記切欠き部で、前記第1の給電端子に前記中心導体が電気的に接続され、前記第2の給電端子に前記外部導体が電気的に接続されている、
    請求項1乃至5のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
  7. 前記中心導体は前記第1の給電端子に半田付けされ、前記外部導体は前記第2の給電端子に半田付けされている、請求項6に記載のアンテナ装置。
  8. 前記第2のフィルム部分に貼り付けられた、グランド用導体箔を更に備える、請求項1乃至7のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
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