JP2012147321A - コネクタ付モジュール - Google Patents

コネクタ付モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2012147321A
JP2012147321A JP2011005031A JP2011005031A JP2012147321A JP 2012147321 A JP2012147321 A JP 2012147321A JP 2011005031 A JP2011005031 A JP 2011005031A JP 2011005031 A JP2011005031 A JP 2011005031A JP 2012147321 A JP2012147321 A JP 2012147321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield case
wiring board
connector
module
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011005031A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Furukubo
昌志 古久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2011005031A priority Critical patent/JP2012147321A/ja
Publication of JP2012147321A publication Critical patent/JP2012147321A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Structure Of Receivers (AREA)

Abstract

【課題】シールドケースに取着されたコネクタと配線基板に設けられた配線用電極パターンとの電気的接続の信頼性の向上を図ることができる技術を提供する。
【解決手段】シールドケース102に取着されたF型コネクタ103への他のコネクタの着脱の際に、F型コネクタ103および配線用電極パターンと接続材104との接続部分に加わる負荷が、変形部104aが弾性変形することにより低減されるため、F型コネクタ103および配線用電極パターンと接続材104との接続部分のはんだが加えられた負荷により外れたりなどして接続状態が解除されるのを防止することができるので、シールドケース102に取着されたF型コネクタ103と配線基板101に設けられた配線用電極パターンとの電気的接続の信頼性の向上を図ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタが取着された金属製のシールドケースを備えるコネクタ付モジュールに関する。
従来、アンテナ端子との接続に用いられるアンテナ入力用高周波コネクタ(F型コネクタ)が金属製のシールドケースに取着されたチューナ装置(コネクタ付モジュール)が知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、図6に示すチューナ装置500は、チューナ本体501と、チューナ本体501の金属製のシールドケース502と、シールドケース502に取着されたF型コネクタ503と、チューナ本体501の下部に突出して形成された接続用コネクタピン504とを備え、シールドケース502には、基板600にチューナ装置500を位置決め固定するための固定片505が形成されている。そして、チューナ装置500の接続用コネクタピン504と固定片505とが、基板600に形成された穴601,602にそれぞれ突き刺されてはんだで固定されることで、チューナ装置500は基板600に実装される。
また、チューナ本体501のシールドケース502に覆われた空間内では、F型コネクタ503とチューナ本体501の内部に設けられた基板(図示省略)の配線用電極パターンとに芯線の両端がはんだ付けされることで、F型コネクタ503および配線用電極パターンとが芯線により電気的に接続されている。
特開平8−51581号公報(段落[0002]〜[0005]、図4〜6など)
ところで、図6に示すチューナ装置500では、F型コネクタ503とチューナ本体501の内部に設けられた基板の配線用電極パターンとは、芯線により電気的に接続されている。したがって、アンテナ端子に接続されたコネクタがF型コネクタ503に着脱される際に、F型コネクタ503に力が加わることで、F型コネクタ503とチューナ本体501の内部の基板とを電気的に接続する芯線両端のはんだ付けされた部分に負荷がかかり、はんだが外れて接触不良を起こすおそれがあった。
また、図6に示すチューナ装置500は、チューナ本体501の接続用コネクタピン504が基板600の穴601に差し込まれることにより、機械的および電気的に基板600に実装されるが、接続用コネクタピン504は加工機械によりプレス加工などされて形成される。したがって、接続用コネクタピン504のピン間隔を所定以上に狭くするのが困難であるため、チューナ装置500の大型化を招来すると共に、基板600上でのチューナ本体501の実装面積が大きくなるという問題があった。
この発明は、上記した課題に鑑みてなされたものであり、シールドケースに取着されたコネクタと配線基板に設けられた配線用電極パターンとの電気的接続の信頼性の向上を図ることができる技術を提供することを第1の目的とし、モジュールの小型化を図ることができる技術を提供することを第2の目的とする。
上記した第1の目的を達成するために、本発明のコネクタ付モジュールは、配線用電極パターンが設けられ、実装面に電子部品が実装される配線基板と、前記実装面を覆って前記配線基板に固定される蓋状の金属製シールドケースと、前記シールドケースに取着されるコネクタと、前記シールドケースに覆われた空間内において、前記コネクタと前記配線用電極パターンとを電気的に接続する接続材とを備え、前記接続材は、弾性変形する変形部を少なくとも一部に有することを特徴としている(請求項1)。
また、上記した第2の目的を達成するために、本発明のコネクタ付モジュールは、前記配線基板に、表面実装用電極が設けられていることを特徴としている(請求項2)。
また、前記配線基板に、位置決め用の位置決めピンが設けられているとよい(請求項3)。
また、前記シールドケースには固定用の固定ピンが設けられており、前記シールドケースは、前記配線基板の前記実装面に形成された取付孔に前記固定ピンが挿入されて前記配線基板に固定されるようにするとよい(請求項4)。
また、前記取付孔は前記配線基板を貫通して形成されており、前記位置決めピンは、前記取付孔に挿通された前記固定ピンが前記実装面の裏面側に突出することにより形成されるのが望ましい(請求項5)。
また、前記シールドケースは、前記シールドケースに覆われた空間内を観察するための隙間を設けて前記配線基板に固定されるようにしてもよい(請求項6)。
請求項1の発明によれば、電子部品が実装される実装面を覆って配線基板に固定される蓋状の金属製シールドケースに覆われた空間内において、シールドケースに取着されるコネクタと配線基板の配線用電極パターンとを電気的に接続する接続材は、少なくともその一部に弾性変形する変形部を有しているため、シールドケースに取着されたコネクタに他のコネクタを着脱する際に力が加わることにより接続材を介して配線基板に伝達される力は、接続材の変形部が弾性変形することで一部が吸収される。
したがって、シールドケースに取着されたコネクタへの他のコネクタの着脱の際に、コネクタおよび配線用電極パターンと接続材との接続部分に加わる負荷が低減されるため、コネクタおよび配線用電極パターンと接続材との接続部分の接続状態が加えられた負荷により解除されるのを防止することができるので、シールドケースに取着されたコネクタと配線基板に設けられた配線用電極パターンとの電気的接続の信頼性の向上を図ることができる。
請求項2の発明によれば、配線基板に設けられた表面実装用電極によりマザー基板にモジュールが実装されるが、マザー基板への実装用の電極を表面実装用電極で形成することにより、簡単に実装用の電極の間隔を狭くして、モジュールの小型化を図ることができるため、モジュールのマザー基板への実装面積を小さくすることができる。また、マザー基板への実装用の電極として配線基板に表面実装用電極を設けることにより、配線基板の実装面の裏面側全体をマザー基板に接触させてモジュールをマザー基板に実装することができるので、モジュールとマザー基板との実装強度を向上することができる。
請求項3の発明によれば、配線基板に位置決め用の位置決めピンが設けられているため、位置決めピンをマザー基板の所定位置に形成された位置決め孔に挿入することにより、モジュールがマザー基板に実装される際の位置決め精度を向上することができると共に、位置決めピンをマザー基板の位置決め孔に挿入してモジュールをマザー基板に実装することにより、モジュールのマザー基板への実装強度を向上することができる。
請求項4の発明によれば、シールドケースに固定用の固定ピンが設けられており、シールドケースは、配線基板の実装面に形成された取付孔に固定ピンが挿入されて配線基板に固定されるため、シールドケースを配線基板に取付ける際の位置決め精度を向上することができると共に、シールドケースの配線基板への取付強度を向上することができる。
請求項5の発明によれば、取付孔は配線基板を貫通して形成されており、位置決めピンは、取付孔に挿通された固定ピンが実装面の裏面側に突出することにより形成されるため、実装面の裏面側に突出した位置決めピンをマザー基板の所定位置に形成された位置決め孔に挿入することにより、シールドケースおよび配線基板は位置決めピン(固定ピン)によりマザー基板に一体的に実装されるため、モジュールのマザー基板への実装強度をより一層向上することができる。また、シールドケースに設けられた固定ピンが位置決めピンとして使用されるため、位置決めピンを配線基板に設ける必要がなく、モジュールの製造コストの低減を図ることができる。
請求項6の発明によれば、シールドケースは、シールドケースに覆われた空間内を観察するための隙間を設けて配線基板に固定されるため、当該隙間からシールドケースに覆われた空間内を観察することで、コネクタおよび配線用電極パターンと接続材との接続状態を目視で確認することができる。
本発明のコネクタ付モジュールが実装されるプリント基板を備えるテレビ受信機の背面側から見た斜視図である。 図1のテレビ受信機の部分断面図である。 本発明のコネクタ付モジュールの一実施形態を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(b)の部分断面図を示す。 コネクタ付モジュールの第1変形例を示す図である。 コネクタ付モジュールの第2変形例を示す図である。 従来のコネクタ付モジュールの一例を示す図である。
本発明のコネクタ付モジュールの一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。図1は本発明のコネクタ付モジュールが実装されるプリント基板を備えるテレビ受信機の背面側から見た斜視図である。図2は図1のテレビ受信機の部分断面図である。図3は本発明のコネクタ付モジュールの一実施形態を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は(b)の部分断面図を示す。
(テレビ受信機)
図1および図2に示すように、テレビ受信機1は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ型の表示部を備える前面パネル2と、前面パネル2に対して平行な背面パネル3とを備え、前面パネル2と背面パネル3との間にプリント基板4(マザー基板)が、前面パネル2および背面パネル3と平行に内蔵されている。
プリント基板4には、各種の電子部品5および表面実装型のチューナモジュール100(本発明の「コネクタ付モジュール」)などの種々の部品が実装されており、テレビ受信機1の回路を構成している。なお、背面パネル3が前面パネル2に取付けられた状態で、チューナモジュール100が備えるアンテナ入力用の高周波コネクタであるF型コネクタ103が背面パネル3から突出するように、チューナモジュール100はプリント基板4の背面パネル3側に実装される。
このように構成されたテレビ受信機1では、背面パネル3から突出するF型コネクタ103に、一端がアンテナ端子に接続された同軸ケーブルの他端に取付けられたコネクタが接続されることで、チューナモジュール100に各種のテレビ放送用の電波が入力される。そして、テレビ受信機1に入力された電波のうち、チューナモジュール100により選局された電波に基づく映像がテレビ受信機1の表示部に表示される。
(チューナモジュール)
図3に示すように、チューナモジュール100は、10mm〜15mm四方の大きさの配線基板101と、配線基板101に固定される金属製シールドケース102と、シールドケース102に取着されるF型コネクタ103と、シールドケース102に覆われた空間内において、F型コネクタ103と配線基板101に設けられた配線用電極パターンとを電気的に接続する接続材104とを備えている。
配線基板101は、チューナモジュール100の使用目的に応じて適宜設計される配線電極パターン(図示省略)が、その内部や表面の実装面101aなどに設けられたプリント基板により形成されており、実装面101aに電子部品101bが実装される。また、配線基板101の4隅には、シールドケース102に設けられた固定ピン102aが挿通される取付孔101cが、配線基板101を貫通して形成されている。
また、配線基板101の側面や裏面には、実装面101aに実装された電子部品101bやシールドケース102と、配線電極パターンなどを介して電気的に接続された表面実装用の電極101dが設けられている。なお、配線基板101を、プリント基板と異なる材質のセラミック基板(LTCC基板)などの基板により形成してもよい。
シールドケース102は蓋状に形成されており、実装面101aを覆って配線基板101に固定される。この実施形態では、シールドケース102の開口側の4隅に固定ピン102aが設けられており、シールドケース102は、固定ピン102aが配線基板101の取付孔101cに挿通されて配線基板101にはんだにより固定される。また、図3(b)に示すように、シールドケース102の側壁の一部に略矩形状の切欠102bが形成されており、この切欠102bにより、シールドケース102は、シールドケース102に覆われた空間内を観察するための隙間を設けて配線基板101に固定される。また、シールドケース102の天板には取付穴(図示省略)が形成されており、この取付穴にF型コネクタ103が取着される。
なお、シールドケース102の側壁に形成された切欠102bの形状は図3(b)に示す略矩形状に限られるものではなく、シールドケース102が配線基板101に固定された状態で、シールドケース102に覆われた空間内を観察するための隙間を設けることができれば、切欠102bの形状はどのようなものであってもよい。また、シールドケース102の開口の周縁に沿って、シールドケース102を配線基板101に固定するための複数の脚部を設け、当該脚部を配線基板101に固定することにより、配線基板101とシールドケース102の下端との間に隙間を設けてシールドケース102を配線基板101に取付けてもよい。また、シールドケース102は、表面実装用の電極101dのうち、接地用の電極101dと電気的に接続されている。
接続材104は、弾性変形する変形部104aを少なくともその一部に有している。この実施形態では、接続材104はばね性を有する材料によりらせん状に形成されており、このらせん状の部分により弾性変形する変形部104aが形成される。そして、接続材104の両端それぞれが、F型コネクタ103と配線基板101の配線電極パターンとにはんだにより接続されることで、F型コネクタ103と配線基板101の配線電極パターンとが電気的に接続される。
このように構成されたチューナモジュール100は、配線基板101の取付孔101cに挿通されて実装面101aの裏面側に突出したシールドケース102の固定ピン102aが、テレビ受信機1に内蔵されたプリント基板4に形成された位置決め孔(図示省略)に挿入されることにより位置決めされて、リフローなどの一般的な表面実装技術によりプリント基板4に実装される。
以上のように、固定ピン102aが、チューナモジュール100をプリント基板4に位置決め固定するための本発明の「位置決めピン」として機能している。
(1)第1変形例
図4を参照して第1変形例について説明する。図4はコネクタ付モジュールの第1変形例を示す図である。図2に示す第1変形例が、上記した実施形態と異なる点は、シールドケース102にL字状のF型コネクタ103aが取着されている点である。その他の構成は上記した実施形態と同様の構成であるため、その構成の説明は同一符号を付すことにより省略する。
このようにすると、F型コネクタ103aに、テレビ受信機1の背面パネル3に平行な方向からアンテナ端子からの同軸ケーブルに取着されたコネクタを接続することができる。
(2)第2変形例
図5を参照して第2変形例について説明する。図5はコネクタ付モジュールの第2変形例を示す図である。図5に示す第2変形例が、上記した実施形態と異なる点は、F型コネクタ103と配線基板101の配線用電極パターンとを電気的に接続する接続材204が、スプリングプローブにより形成されている点である。その他の構成は上記した実施形態と同様の構成であるため、その構成の説明は同一符号を付すことにより省略する。
図5に示すように、接続材204は、F型コネクタ103に接続される筒状の基部204aと、配線基板101の配線電極パターンに接続される先端部204bとを備えており、先端部204bは、基部204aよりも小径に形成されて筒状の基部204aに出没自在に挿入されている。また、筒状の基部204aの内部には、先端部204bが筒状の基部204aから飛び出す方向に付勢力を有するコイルばねなどの付勢部材(図示省略)が設けられており、接続材204の先端部204bは、付勢部材により配線基板101の配線電極パターンを押圧する方向に付勢される。
このように構成された接続材204では、先端部204bを筒状の基部204a内に設けられた付勢部材の付勢力に抗して基部204a側に押圧すると、先端部204bは筒状の基部204aに没入し、先端部204bの基部204a側への押圧を止めると先端部204bは筒状の基部204aから飛び出す。そして、接続材204の先端部204bは、付勢部材により付勢されて配線基板101の配線電極パターンを押圧することで、配線電極パターンと電気的に接続される。以上のように、基部204a、先端部204bおよび付勢部材により、接続材204の変形部204cが形成される。
また、接続材204の先端部204bが付勢部材の付勢力により配線基板101の配線電極パターンを押圧することで、先端部204bと配線電極パターンとが電気的に接続されるため、はんだ付けを行う必要がなく、チューナモジュール100の製造工程を簡略化することができる。また、接続材204の先端部204bと配線基板101の配線電極パターンとをはんだにより固定しないことで、シールドケース102を配線基板101から容易に取り外すことができる。
以上のように、上記した実施形態によれば、電子部品101bが実装される実装面101aを覆って配線基板101に固定される蓋状の金属製シールドケース102に覆われた空間内において、シールドケース102に取着されるF型コネクタ103,103aと配線基板101の配線用電極パターンとを電気的に接続する接続材104,204は、少なくともその一部に弾性変形する変形部104a,204cを有しているため、シールドケース102に取着されたF型コネクタ103,103aに、アンテナ端子に接続されたコネクタを着脱する際に力が加わることにより接続材104,204を介して配線基板101に伝達される力は、接続材104,204の変形部104a,204cが弾性変形することで一部が吸収される。
したがって、シールドケース102に取着されたF型コネクタ103,103aへの他のコネクタの着脱の際に、F型コネクタ103,103aおよび配線用電極パターンと接続材104,204との接続部分に加わる負荷が低減される。そのため、F型コネクタ103,103aおよび配線用電極パターンと接続材104,204との接続部分のはんだが加えられた負荷により外れたりなどして接続状態が解除されるのを防止することができるので、シールドケース102に取着されたF型コネクタ103,103aと配線基板101に設けられた配線用電極パターンとの電気的接続の信頼性の向上を図ることができる。
また、配線基板101に設けられた表面実装用の電極101dにより、テレビ受信機1のプリント基板4にチューナモジュール100が表面実装されるが、プリント基板4への実装用の電極を表面実装用の電極101dで形成することにより、簡単に表面実装用の電極101dの間隔を狭くして、チューナモジュール100の小型化を図ることができるため、チューナモジュール100のプリント基板4への実装面積を小さくすることができる。また、テレビ受信機1のプリント基板4への実装用の電極101dとして配線基板101に表面実装用の電極101dを設けることにより、配線基板101の実装面101aの裏面側全体をプリント基板4に接触させてチューナモジュール100をプリント基板4に実装することができるので、チューナモジュール100とプリント基板4との実装強度を向上することができる(図2参照)。
また、配線基板101に表面実装用の電極101dを設けることにより、リフローなどの一般的な表面実装技術を用いてチューナモジュール100をプリント基板4に実装することができるため、電気接続用のコネクタピンをマザー基板のスルーホールなどに挿入することで実装が行われる従来の構成に比べて非常に効率よくチューナモジュール100をプリント基板4に実装することができる。
また、配線基板101に表面実装用の電極101dを設けることにより、表面実装部品(SMD:Surface Mount Device)の一般的な検査装置を用いてチューナモジュール100の品質検査を行うことができるため、非常に実用的である。
また、配線基板101に表面実装用の電極101dを設けることにより、大基板に複数のチューナモジュール100の集合体を形成した後に、個々のチューナモジュール100に分割することでチューナモジュール100を大量先産する親基板工法を用いて、チューナモジュール100を効率よく製造することができる。
また、シールドケース102に固定用の固定ピン102aが設けられており、シールドケース102は、配線基板101の実装面101aに形成された取付孔101cに固定ピン102aが挿入されて配線基板101に固定されるため、シールドケース102を配線基板101に取付ける際の位置決め精度を向上することができると共に、シールドケース102の配線基板101への取付強度を向上することができる。
また、取付孔101cは配線基板101を貫通して形成されており、配線基板101の裏面側に突出した固定ピン102aをプリント基板4の所定位置に形成された位置決め孔に挿入することにより、チューナモジュール100がプリント基板4に実装される際の位置決め精度を向上することができると共に、固定ピン102aをプリント基板4の位置決め孔に挿入してチューナモジュール100をプリント基板4に実装することにより、チューナモジュール100のプリント基板4への実装強度を向上することができる。
また、取付孔101cに挿通されて実装面101aの裏面側に突出した固定ピン102aをプリント基板4の所定位置に形成された位置決め孔に挿入することにより、シールドケース102および配線基板101は固定ピン102aによりプリント基板4に一体的に実装されるため、チューナモジュール100のプリント基板4への実装強度をより一層向上することができる。また、シールドケース102に設けられた固定ピン102aが、チューナモジュール100のプリント基板4への位置決め用の位置決めピンとして使用されるため、位置決めピンを配線基板101に別途設ける必要がなく、チューナモジュール100の製造コストの低減を図ることができる。
また、シールドケース102の側壁の一部には切欠102bが形成されており、この切欠102bにより、シールドケース102は、シールドケース102に覆われた空間内を観察するための隙間を設けて配線基板101に固定されるため、当該隙間からシールドケース102に覆われた空間内を観察することで、F型コネクタ103,103aおよび配線用電極パターンと接続材104,204との接続状態を目視で確認することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上記したもの以外に種々の変更を行なうことが可能であり、例えば、シールドケース102に取着されるコネクタは、上記したF型コネクタ103,103aに限られるものではなく、コネクタ付モジュールの使用目的に応じて、コンピュータ用コネクタ、通信用コネクタ、音声・映像用コネクタ、電源用コネクタ、同軸コネクタ、丸形コネクタ、角形コネクタ、光コネクタなどのコネクタから適宜選択してシールドケース102に取着すればよい。
また、上記した実施形態では、コネクタ付モジュールとしてチューナモジュール100を例に挙げて説明したが、コネクタ付モジュールとして、分配器など、どのような機能を有するモジュールを形成してもよく、コネクタ付モジュールの使用目的に応じて、適宜、電子部品101bを選択して配線基板101の実装面101aに実装すればよい。
また、上記した実施形態では、固定ピン102aを設けてシールドケース102を配線基板101に固定したが、固定ピン102aを設けずに、例えばはんだによりシールドケース102を配線基板101に固定し、チューナモジュール100をプリント基板4(マザー基板)に実装してもよい。また、チューナモジュール100をプリント基板4に位置決めするための位置決めピンを、固定ピン102aとは別に配線基板101にさらに設けてもよい。
また、F型コネクタ103,103aと、配線基板101の配線電極パターンとを接続する接続材として、長さに余裕を持たせた可撓性を有する芯線を用いてもよい。可撓性を有する芯線を長さに余裕を持たせて接続材として用いることにより、F型コネクタ103,103aに力が加わると接続材としての芯線が変形するため、上記した効果と同様の効果を奏することができる。
また、上記した配線基板101とシールドケース102との間の隙間は必ずしも設けなくともよい。
そして、本発明は、種々のコネクタ付モジュールに適用することができる。
100 チューナモジュール(コネクタ付モジュール)
101 配線基板
101a 実装面
101b 電子部品
101c 取付孔
101d 電極
102 シールドケース
102a 固定ピン(位置決めピン)
103,103a F型コネクタ
104,204 接続材
104a,204c 変形部

Claims (6)

  1. 配線用電極パターンが設けられ、実装面に電子部品が実装される配線基板と、
    前記実装面を覆って前記配線基板に固定される蓋状の金属製シールドケースと、
    前記シールドケースに取着されるコネクタと、
    前記シールドケースに覆われた空間内において、前記コネクタと前記配線用電極パターンとを電気的に接続する接続材とを備え、
    前記接続材は、弾性変形する変形部を少なくとも一部に有することを特徴とするコネクタ付モジュール。
  2. 前記配線基板に、表面実装用電極が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ付モジュール。
  3. 前記配線基板に、位置決め用の位置決めピンが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ付モジュール。
  4. 前記シールドケースには固定用の固定ピンが設けられており、
    前記シールドケースは、前記配線基板の前記実装面に形成された取付孔に前記固定ピンが挿入されて前記配線基板に固定されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のコネクタ付モジュール。
  5. 前記取付孔は前記配線基板を貫通して形成されており、
    前記位置決めピンは、前記取付孔に挿通された前記固定ピンが前記実装面の裏面側に突出することにより形成されることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ付モジュール。
  6. 前記シールドケースは、前記シールドケースに覆われた空間内を観察するための隙間を設けて前記配線基板に固定されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコネクタ付モジュール。
JP2011005031A 2011-01-13 2011-01-13 コネクタ付モジュール Pending JP2012147321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011005031A JP2012147321A (ja) 2011-01-13 2011-01-13 コネクタ付モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011005031A JP2012147321A (ja) 2011-01-13 2011-01-13 コネクタ付モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012147321A true JP2012147321A (ja) 2012-08-02

Family

ID=46790412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011005031A Pending JP2012147321A (ja) 2011-01-13 2011-01-13 コネクタ付モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012147321A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9948039B2 (en) 2016-03-24 2018-04-17 Thomson Licensing Apparatus for a shielded F-connector

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9032A (en) * 1852-06-15 mooee
JP2003143024A (ja) * 2001-11-07 2003-05-16 Sony Corp 電子機器、チューナモジュール、およびモジュール基板
JP2008205242A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Pioneer Electronic Corp 筺体及び筺体を備えた電子機器
JP2009289464A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Nec Corp 高周波モジュール及び無線装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9032A (en) * 1852-06-15 mooee
JP2003143024A (ja) * 2001-11-07 2003-05-16 Sony Corp 電子機器、チューナモジュール、およびモジュール基板
JP2008205242A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Pioneer Electronic Corp 筺体及び筺体を備えた電子機器
JP2009289464A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Nec Corp 高周波モジュール及び無線装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9948039B2 (en) 2016-03-24 2018-04-17 Thomson Licensing Apparatus for a shielded F-connector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8520405B2 (en) Shield case and image display device
JP2011159470A (ja) 雄コネクタ、雌コネクタ及びコネクタ
WO2009145190A1 (ja) 高周波モジュール及び無線装置
JPWO2006093155A1 (ja) 基板間接続コネクタ及び基板間接続コネクタを用いた回路基板装置
KR101588262B1 (ko) 전기 커넥터
US10396505B2 (en) Filter connector
JP2007221441A (ja) 車載用電子機器
JP2012147321A (ja) コネクタ付モジュール
US10201088B2 (en) Contact element and contact structure for electronic device
US9154720B2 (en) Display device and television device
US20060051998A1 (en) Displaying apparatus
JP2012059605A (ja) 高周波モジュール
KR100905838B1 (ko) 튜너의 콘넥터
JP4723299B2 (ja) 電子機器
KR20150090655A (ko) 튜너 모듈
JP2012059999A (ja) 電子回路モジュール
US8242361B2 (en) Tuner housing
JP5257326B2 (ja) 携帯端末機
JP5438661B2 (ja) 電子機器
JP2010244807A (ja) 電子回路ユニット
EP2757777B1 (en) Display device and television device
JP2009266907A (ja) チューナユニット及びアナログデジタル複合機の電磁波シールド構造
JP2015028992A (ja) 回路基板の接続構造
JP2007325044A (ja) アンテナ入力回路
JP2013016544A (ja) 電子回路モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141111