JP2003258962A - 折畳式携帯無線端末 - Google Patents
折畳式携帯無線端末Info
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- JP2003258962A JP2003258962A JP2002050397A JP2002050397A JP2003258962A JP 2003258962 A JP2003258962 A JP 2003258962A JP 2002050397 A JP2002050397 A JP 2002050397A JP 2002050397 A JP2002050397 A JP 2002050397A JP 2003258962 A JP2003258962 A JP 2003258962A
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- antenna element
- housing
- hinge
- chip
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Abstract
(57)【要約】
【課題】通信品質の劣化を低減し得る折畳式携帯無線端
末を提案する。 【解決手段】本発明は、折畳携帯電話機10の上側筐体
13と下側筐体14とを開閉自在に開閉軸11A及び1
1Bを介して連結するヒンジ間露出構造のヒンジ部11
と、開閉軸11A及び11Bの軸線LN近傍であって、
上側筐体13及び下側筐体14が開状態又は閉状態のい
ずれの状態でも上側筐体13によって覆われない露出面
20下に配置されたチップ型アンテナ素子21とで構成
するようにしたことにより、開状態又は閉状態であって
も露出面20を上側筐体13で覆うことなく常に露出の
で、チップ型アンテナ素子21の動作時におけるアンテ
ナ特性を一定の水準以下に劣化させることなく常時良好
な状態に維持することができ、かくして、通信品質の劣
化を低減することができる。
末を提案する。 【解決手段】本発明は、折畳携帯電話機10の上側筐体
13と下側筐体14とを開閉自在に開閉軸11A及び1
1Bを介して連結するヒンジ間露出構造のヒンジ部11
と、開閉軸11A及び11Bの軸線LN近傍であって、
上側筐体13及び下側筐体14が開状態又は閉状態のい
ずれの状態でも上側筐体13によって覆われない露出面
20下に配置されたチップ型アンテナ素子21とで構成
するようにしたことにより、開状態又は閉状態であって
も露出面20を上側筐体13で覆うことなく常に露出の
で、チップ型アンテナ素子21の動作時におけるアンテ
ナ特性を一定の水準以下に劣化させることなく常時良好
な状態に維持することができ、かくして、通信品質の劣
化を低減することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は折畳式携帯無線端末
に関し、例えば折畳式携帯電話機に適用して好適なもの
である。
に関し、例えば折畳式携帯電話機に適用して好適なもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、折畳式携帯電話機においては、表
示部やスピーカ等が設けられている上側筐体と、各種操
作キーやマイクロフォン等が設けられている下側筐体と
をヒンジ部を介して開閉自在に連結することにより、閉
状態の際には上側筐体と下側筐体とが互いに表示部や操
作キー等を覆って保護し得るようになされている。
示部やスピーカ等が設けられている上側筐体と、各種操
作キーやマイクロフォン等が設けられている下側筐体と
をヒンジ部を介して開閉自在に連結することにより、閉
状態の際には上側筐体と下側筐体とが互いに表示部や操
作キー等を覆って保護し得るようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる構成
の折畳式携帯電話機においては、閉状態の際には下側筐
体内のマイクロフォン近傍に設けられている内蔵アンテ
ナを上側筐体の表示部やスピーカ等の金属部分によって
覆ってしまうと共に、握持の際にも覆われてしまうこと
により当該内蔵アンテナにおけるアンテナ特性が著しく
低下し、その結果、通信品質が劣化してしまうという問
題があった。
の折畳式携帯電話機においては、閉状態の際には下側筐
体内のマイクロフォン近傍に設けられている内蔵アンテ
ナを上側筐体の表示部やスピーカ等の金属部分によって
覆ってしまうと共に、握持の際にも覆われてしまうこと
により当該内蔵アンテナにおけるアンテナ特性が著しく
低下し、その結果、通信品質が劣化してしまうという問
題があった。
【0004】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、通信品質の劣化を低減し得る折畳式携帯無線端末を
提案しようとするものである。
で、通信品質の劣化を低減し得る折畳式携帯無線端末を
提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、第1の筐体に対して上記第2の筐
体を開閉自在に連結するヒンジ部又はヒンジ部近傍であ
って、当該第2の筐体が開状態もしくは閉状態のいずれ
の状態でもアンテナ特性がほぼ劣化しない位置へアンテ
ナを配置するようにしたことにより、開閉状態に係わら
ず良好なアンテナ特性を維持することができる。
め本発明においては、第1の筐体に対して上記第2の筐
体を開閉自在に連結するヒンジ部又はヒンジ部近傍であ
って、当該第2の筐体が開状態もしくは閉状態のいずれ
の状態でもアンテナ特性がほぼ劣化しない位置へアンテ
ナを配置するようにしたことにより、開閉状態に係わら
ず良好なアンテナ特性を維持することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
施の形態を詳述する。
【0007】(1)第1の実施の形態
(1−1)折畳式携帯電話機の構成
図1において、10は全体として本発明を適用した折畳
式携帯電話機を示し、ほぼ中央のヒンジ部11を境界と
して樹脂部材でなる上側筐体13と下側筐体14とに分
けられている。
式携帯電話機を示し、ほぼ中央のヒンジ部11を境界と
して樹脂部材でなる上側筐体13と下側筐体14とに分
けられている。
【0008】上側筐体13の正面中央には、LCD(Liq
uid Crystal Display)でなる表示部15が設けられてお
り、当該表示部15を介して例えば電波の受信状態や電
池残量等、折畳式携帯電話機10における各種機能に対
応した各種情報を表示するようになされている。
uid Crystal Display)でなる表示部15が設けられてお
り、当該表示部15を介して例えば電波の受信状態や電
池残量等、折畳式携帯電話機10における各種機能に対
応した各種情報を表示するようになされている。
【0009】また上側筐体13の正面上部には、スピー
カ16が設けられており、当該スピーカ16を介して例
えば通信先ユーザの音声や着信音等、折畳式携帯電話機
10における各種機能に対応した音響を出力するように
なされている。
カ16が設けられており、当該スピーカ16を介して例
えば通信先ユーザの音声や着信音等、折畳式携帯電話機
10における各種機能に対応した音響を出力するように
なされている。
【0010】一方下側筐体14の正面下部には、マイク
ロホン17が設けられており、当該マイクロホン17を
介して集音するようになされている。
ロホン17が設けられており、当該マイクロホン17を
介して集音するようになされている。
【0011】また下側筐体14の正面中央には、「0」
〜「9」の数字キー、発呼キー、リダイアルキー、終話
及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の各種
操作子からなる操作部18が設けられており、当該操作
部18を介して折畳式携帯電話機10における各種機能
の実行命令を入力し得るようになされている。
〜「9」の数字キー、発呼キー、リダイアルキー、終話
及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の各種
操作子からなる操作部18が設けられており、当該操作
部18を介して折畳式携帯電話機10における各種機能
の実行命令を入力し得るようになされている。
【0012】さらに下側筐体14の上端には、ヒンジ部
11が設けられており、当該ヒンジ部11は上側筐体1
3と下側筐体14とを開閉自在に連結している。
11が設けられており、当該ヒンジ部11は上側筐体1
3と下側筐体14とを開閉自在に連結している。
【0013】従って折畳式携帯電話機10は、ヒンジ部
11を介して上側筐体13の正面と下側筐体14の正面
とを合わせた閉状態(折り畳み状態)において、上側筐
体13と下側筐体14とが互いに表示部15や操作部1
8等を覆って保護するとともに、開状態に比して全体の
寸法を小型化し得るようになされている。
11を介して上側筐体13の正面と下側筐体14の正面
とを合わせた閉状態(折り畳み状態)において、上側筐
体13と下側筐体14とが互いに表示部15や操作部1
8等を覆って保護するとともに、開状態に比して全体の
寸法を小型化し得るようになされている。
【0014】因みに折畳式携帯電話機10においては、
下側筐体14の背面にバッテリパック(図示せず)を装
着しており、操作部18を介して電源投入命令が入力さ
れると、当該バッテリパックから電源が供給され、これ
により各種機能を実行し得るようになされている。
下側筐体14の背面にバッテリパック(図示せず)を装
着しており、操作部18を介して電源投入命令が入力さ
れると、当該バッテリパックから電源が供給され、これ
により各種機能を実行し得るようになされている。
【0015】ところで折畳式携帯電話機10は、ヒンジ
部11の開閉軸11A及び11Bの軸線LN近傍であっ
て、当該ヒンジ部11間のほぼ中央表面(以下、これを
露出面と呼ぶ)20下にチップ型アンテナ素子21を内
蔵している。
部11の開閉軸11A及び11Bの軸線LN近傍であっ
て、当該ヒンジ部11間のほぼ中央表面(以下、これを
露出面と呼ぶ)20下にチップ型アンテナ素子21を内
蔵している。
【0016】この場合、折畳式携帯電話機10は開状態
において、チップ型アンテナ素子21を所定水準のアン
テナ特性でアンテナとして動作し得るようになされてい
る。
において、チップ型アンテナ素子21を所定水準のアン
テナ特性でアンテナとして動作し得るようになされてい
る。
【0017】かかる構成に加えて、折畳式携帯電話機1
0は、図2に示すように、閉状態の際に露出面20を露
出させる構造(以下、これをヒンジ間露出構造と呼ぶ)
となっている。
0は、図2に示すように、閉状態の際に露出面20を露
出させる構造(以下、これをヒンジ間露出構造と呼ぶ)
となっている。
【0018】従って折畳式携帯電話機10は、閉状態に
おいて下側筐体14の露出面20を上側筐体13で覆わ
ないので、当該上側筐体13の金属性部品によってアン
テナとして動作しているチップ型アンテナ素子21のア
ンテナ特性を開状態のほぼ一定に保ち得るようになされ
ている。
おいて下側筐体14の露出面20を上側筐体13で覆わ
ないので、当該上側筐体13の金属性部品によってアン
テナとして動作しているチップ型アンテナ素子21のア
ンテナ特性を開状態のほぼ一定に保ち得るようになされ
ている。
【0019】かくして折畳式携帯電話機10において
は、開状態又は閉状態のいずれの状態でもアンテナとし
て動作しているチップ型アンテナ素子21のアンテナ特
性を良好な状態に維持させ得るようになされている。
は、開状態又は閉状態のいずれの状態でもアンテナとし
て動作しているチップ型アンテナ素子21のアンテナ特
性を良好な状態に維持させ得るようになされている。
【0020】さらに折畳式携帯電話機10においては、
下側筐体14において露出面20含む上端表面が誘電損
失の低い樹脂部材に選定されていることにより、閉状態
の際にアンテナとして動作しているチップ型アンテナ素
子21のアンテナ特性の劣化を一段と防止し得るように
なされている。
下側筐体14において露出面20含む上端表面が誘電損
失の低い樹脂部材に選定されていることにより、閉状態
の際にアンテナとして動作しているチップ型アンテナ素
子21のアンテナ特性の劣化を一段と防止し得るように
なされている。
【0021】(1−2)ヒンジ間露出構造
次に、折畳式携帯電話機10におけるヒンジ間露出構造
について図3〜図7を用いて説明するが、当該説明の便
宜上、上側筐体13及び下側筐体14の一部を省略する
と共に、ヒンジ間露出構造に関与しない部品も省略して
説明する。
について図3〜図7を用いて説明するが、当該説明の便
宜上、上側筐体13及び下側筐体14の一部を省略する
と共に、ヒンジ間露出構造に関与しない部品も省略して
説明する。
【0022】図3に示すように、下側筐体14の上端
(図1)の内部に有するヒンジ土台30は、所定の強度
を有する金属でなり、当該下側筐体14内の所定位置に
固定するための固定用孔31A及び31Bが穿設された
固定部32と、開閉軸11A及び11Bに対応する開閉
軸孔32A及び32Bが穿設されたヒンジ形成本体33
A及び33Bとがほぼπ形状に一体形成されている。
(図1)の内部に有するヒンジ土台30は、所定の強度
を有する金属でなり、当該下側筐体14内の所定位置に
固定するための固定用孔31A及び31Bが穿設された
固定部32と、開閉軸11A及び11Bに対応する開閉
軸孔32A及び32Bが穿設されたヒンジ形成本体33
A及び33Bとがほぼπ形状に一体形成されている。
【0023】下側筐体14内に有する基板40は、ほぼ
凸形状に形成されており、ベアチップ、コンデンサやダ
イオード等の表面実装部品(図示せず)が配置された回
路配置用ブロック41と、チップ型アンテナ素子21が
配置されたアンテナ素子配置用ブロック42とに区割り
される。
凸形状に形成されており、ベアチップ、コンデンサやダ
イオード等の表面実装部品(図示せず)が配置された回
路配置用ブロック41と、チップ型アンテナ素子21が
配置されたアンテナ素子配置用ブロック42とに区割り
される。
【0024】また回路配置用ブロック41のうちアンテ
ナ素子配置用ブロック42側の一端には、ヒンジ土台3
0の固定用孔31A及び31Bに対応する位置に当該固
定用孔31A及び31Bと同形同大の固定用孔41A及
び41Bが穿設されている。
ナ素子配置用ブロック42側の一端には、ヒンジ土台3
0の固定用孔31A及び31Bに対応する位置に当該固
定用孔31A及び31Bと同形同大の固定用孔41A及
び41Bが穿設されている。
【0025】アンテナ素子配置用ブロック42は、その
幅D1が固定用孔41A及び41B間の距離よりも短く
選定されていることにより、ヒンジ土台30のヒンジ形
成本体33A及び33B間へ載置し得るようになされて
いる。
幅D1が固定用孔41A及び41B間の距離よりも短く
選定されていることにより、ヒンジ土台30のヒンジ形
成本体33A及び33B間へ載置し得るようになされて
いる。
【0026】従って基板40及びヒンジ土台30が固定
用部材(図示せず)により固定用孔41A及び41Bか
らヒンジ土台30の固定用孔31A及び31Bを介して
下側筐体14の所定位置に固定されると、アンテナ素子
配置用ブロック42は、図4(表側)及び図5(裏側)
に示すように、その上面42Aが下側筐体14の露出面
20(図1)とほぼ対向した状態でヒンジ土台30のヒ
ンジ形成本体33A及び33B間に配置される。
用部材(図示せず)により固定用孔41A及び41Bか
らヒンジ土台30の固定用孔31A及び31Bを介して
下側筐体14の所定位置に固定されると、アンテナ素子
配置用ブロック42は、図4(表側)及び図5(裏側)
に示すように、その上面42Aが下側筐体14の露出面
20(図1)とほぼ対向した状態でヒンジ土台30のヒ
ンジ形成本体33A及び33B間に配置される。
【0027】上側筐体13の一部である骨組パネル50
(図3)は、樹脂部材でなり、表示部15(図1)配設
用の空間SPを有する表示部枠51と、ヒンジ土台30
のヒンジ形成本体33A及び33Bに対する嵌合用のヒ
ンジ嵌合部52A及び52Bとが一体形成されている。
(図3)は、樹脂部材でなり、表示部15(図1)配設
用の空間SPを有する表示部枠51と、ヒンジ土台30
のヒンジ形成本体33A及び33Bに対する嵌合用のヒ
ンジ嵌合部52A及び52Bとが一体形成されている。
【0028】ヒンジ嵌合部52A及び52Bには、ヒン
ジ土台30の開閉軸孔32A及び32Bと同形状同大の
開閉軸孔53A及び53Bが穿設されており、当該開閉
軸孔53A及び53Bの内周側面にはヒンジ形成本体3
3A及び33Bに沿って摺動する摺動部54A及び54
Bが一体形成されている。
ジ土台30の開閉軸孔32A及び32Bと同形状同大の
開閉軸孔53A及び53Bが穿設されており、当該開閉
軸孔53A及び53Bの内周側面にはヒンジ形成本体3
3A及び33Bに沿って摺動する摺動部54A及び54
Bが一体形成されている。
【0029】従ってヒンジ嵌合部52A及び52Bは、
開閉軸11A及び11Bにより骨組パネル50が開閉軸
孔53A及び53Bを介してヒンジ土台30の開閉軸孔
32A及び32Bに軸支されると、図4(表側)及び図
5(裏側)に示すように、ヒンジ部11を形成する。
開閉軸11A及び11Bにより骨組パネル50が開閉軸
孔53A及び53Bを介してヒンジ土台30の開閉軸孔
32A及び32Bに軸支されると、図4(表側)及び図
5(裏側)に示すように、ヒンジ部11を形成する。
【0030】これによりヒンジ部11は、摺動部54A
及び54Bがヒンジ土台30に当接している開状態(図
4、特に図5)から、図6(表側)及び図7(裏側)に
示すように下側筐体14に対して上側筐体13が重ねら
れた閉状態までの範囲内で開閉自在に上側筐体13と下
側筐体14とを開閉軸11A及び11Bを介して連結し
得るようになされている。
及び54Bがヒンジ土台30に当接している開状態(図
4、特に図5)から、図6(表側)及び図7(裏側)に
示すように下側筐体14に対して上側筐体13が重ねら
れた閉状態までの範囲内で開閉自在に上側筐体13と下
側筐体14とを開閉軸11A及び11Bを介して連結し
得るようになされている。
【0031】かかるヒンジ部11は、開状態(図4及び
図5)において、上側筐体13と下側筐体14とが互い
に離れていることにより、上側筐体13の金属性部品に
よってヒンジ形成本体33A及び33B間のアンテナ素
子配置用ブロック42上に配置されたチップ型アンテナ
素子21を覆わず、下側筐体14の金属性部品によって
もチップ型アンテナ素子21を覆わないので、当該チッ
プ型アンテナ素子21がアンテナとして動作しても影響
を与えないようになされている。
図5)において、上側筐体13と下側筐体14とが互い
に離れていることにより、上側筐体13の金属性部品に
よってヒンジ形成本体33A及び33B間のアンテナ素
子配置用ブロック42上に配置されたチップ型アンテナ
素子21を覆わず、下側筐体14の金属性部品によって
もチップ型アンテナ素子21を覆わないので、当該チッ
プ型アンテナ素子21がアンテナとして動作しても影響
を与えないようになされている。
【0032】これに対して、ヒンジ部11は、閉状態
(図6及び図7)において、ヒンジ形成本体33A及び
33B間のアンテナ素子配置用ブロック42上配置され
たチップ型アンテナ素子21に対して、ヒンジ部11間
に形成された開口部ARを対向し得るようになされてい
る。
(図6及び図7)において、ヒンジ形成本体33A及び
33B間のアンテナ素子配置用ブロック42上配置され
たチップ型アンテナ素子21に対して、ヒンジ部11間
に形成された開口部ARを対向し得るようになされてい
る。
【0033】従ってヒンジ部11は、チップ型アンテナ
素子21上の露出面20(図2)を開口部ARによって
覆わないことにより、アンテナとして動作するチップ型
アンテナ素子21におけるアンテナ特性を劣化させてし
まうことを防止し得るようになされている。
素子21上の露出面20(図2)を開口部ARによって
覆わないことにより、アンテナとして動作するチップ型
アンテナ素子21におけるアンテナ特性を劣化させてし
まうことを防止し得るようになされている。
【0034】かくして、ヒンジ部11においては、開状
態又は閉状態でもアンテナとして動作するチップ型アン
テナ素子21のアンテナ特性が変化してしまうことを回
避し、良好な状態を維持させ得るようになされている。
態又は閉状態でもアンテナとして動作するチップ型アン
テナ素子21のアンテナ特性が変化してしまうことを回
避し、良好な状態を維持させ得るようになされている。
【0035】(1−3)チップ型アンテナ素子の構成
チップ型アンテナ素子21は、図8に示すように、矩形
状の誘電体22と、当該誘電体22の表面に沿ってメア
ンダ状に形成された板状の素子部23とによってチップ
型になされていることにより、下側筐体14内に配置す
る際のスペースを極力低減し得るようになされている。
状の誘電体22と、当該誘電体22の表面に沿ってメア
ンダ状に形成された板状の素子部23とによってチップ
型になされていることにより、下側筐体14内に配置す
る際のスペースを極力低減し得るようになされている。
【0036】これによりチップ型アンテナ素子21は、
ヒンジ土台30に載置されているアンテナ素子配置用ブ
ロック42上(矢印a方向)の露出面20(図1)の範
囲内からはみでることなく内蔵され、またアンテナ素子
配置用ブロック42からもはみでることなく配置し得る
ようになされている。
ヒンジ土台30に載置されているアンテナ素子配置用ブ
ロック42上(矢印a方向)の露出面20(図1)の範
囲内からはみでることなく内蔵され、またアンテナ素子
配置用ブロック42からもはみでることなく配置し得る
ようになされている。
【0037】このチップ型アンテナ素子21は、素子部
23の給電点23Aから給電線路(図示せず)を介して
樹脂層の回路配置用ブロック41に実装される給電回路
(図示せず)に接続され、板状L字アンテナとして構成
される。
23の給電点23Aから給電線路(図示せず)を介して
樹脂層の回路配置用ブロック41に実装される給電回路
(図示せず)に接続され、板状L字アンテナとして構成
される。
【0038】またチップ型アンテナ素子21は、開放端
から給電線路を介して給電回路までの電気長を例えば8
00[MHz] のλ/4波長に設定されていることにより、
当該800[MHz] 付近で共振してアンテナとして動作す
るようになされている。
から給電線路を介して給電回路までの電気長を例えば8
00[MHz] のλ/4波長に設定されていることにより、
当該800[MHz] 付近で共振してアンテナとして動作す
るようになされている。
【0039】以上の構成において、折畳式携帯電話機1
0は、第1の筐体としての下側筐体14と第2の筐体と
しての上側筐体13とを開閉自在に開閉軸11A及び1
1Bを介して連結するヒンジ間露出構造のヒンジ部11
と、当該開閉軸11A及び111Bの軸線LN近傍であ
って、上側筐体13及び下側筐体14が開状態又は閉状
態のいずれの状態でも、上側筐体13によって覆われな
い露出面20(ヒンジ部11間)に配置されたチップ型
アンテナ素子21とを設けるようにした。
0は、第1の筐体としての下側筐体14と第2の筐体と
しての上側筐体13とを開閉自在に開閉軸11A及び1
1Bを介して連結するヒンジ間露出構造のヒンジ部11
と、当該開閉軸11A及び111Bの軸線LN近傍であ
って、上側筐体13及び下側筐体14が開状態又は閉状
態のいずれの状態でも、上側筐体13によって覆われな
い露出面20(ヒンジ部11間)に配置されたチップ型
アンテナ素子21とを設けるようにした。
【0040】従って折畳式携帯電話機10においては、
ヒンジ間露出構造により開状態又は閉状態のいずれの状
態でも下側筐体14の露出面20を上側筐体13で覆う
ことなく常に露出するので、当該上側筐体13の金属性
部品によって露出面20下に配置されたチップ型アンテ
ナ素子21の動作時におけるアンテナ特性をほぼ一定に
保って常時良好な状態を維持することができる。
ヒンジ間露出構造により開状態又は閉状態のいずれの状
態でも下側筐体14の露出面20を上側筐体13で覆う
ことなく常に露出するので、当該上側筐体13の金属性
部品によって露出面20下に配置されたチップ型アンテ
ナ素子21の動作時におけるアンテナ特性をほぼ一定に
保って常時良好な状態を維持することができる。
【0041】この場合、折畳式携帯電話機10において
は、露出面20下に配置された1つのチップ型アンテナ
素子21によって常に良好な状態に維持することができ
るので、上側筐体13又は下側筐体14(図1)に伸縮
式のホイップアンテナを設けている従来に比して、その
分を確実に小型化することができる。
は、露出面20下に配置された1つのチップ型アンテナ
素子21によって常に良好な状態に維持することができ
るので、上側筐体13又は下側筐体14(図1)に伸縮
式のホイップアンテナを設けている従来に比して、その
分を確実に小型化することができる。
【0042】また折畳式携帯電話機10においては、一
般的には握持されることのないヒンジ部11間の露出面
20下へチップ型アンテナ素子21を配置しているの
で、使用時の際においても握持によるアンテナ特性の劣
化を低減し、良好なアンテナ特性を維持することができ
る。
般的には握持されることのないヒンジ部11間の露出面
20下へチップ型アンテナ素子21を配置しているの
で、使用時の際においても握持によるアンテナ特性の劣
化を低減し、良好なアンテナ特性を維持することができ
る。
【0043】さらに折畳式携帯電話機10においては、
チップ型アンテナ素子21を樹脂層でなるアンテナ素子
配置用ブロック42上(下側筐体14の露出面20側)
に配置した。
チップ型アンテナ素子21を樹脂層でなるアンテナ素子
配置用ブロック42上(下側筐体14の露出面20側)
に配置した。
【0044】従って折畳式携帯電話機10においては、
下側筐体14にホイップアンテナを設けた場合に比し
て、当該下側筐体14の背面からアンテナ素子までの距
離を比較的確保することができので、例えば下側筐体1
4の背面を金属机等の金属性物体に置かれた場合でも当
該金属性物体による影響を低減することができる。
下側筐体14にホイップアンテナを設けた場合に比し
て、当該下側筐体14の背面からアンテナ素子までの距
離を比較的確保することができので、例えば下側筐体1
4の背面を金属机等の金属性物体に置かれた場合でも当
該金属性物体による影響を低減することができる。
【0045】以上の構成によれば、折畳式携帯電話機1
0においては、ヒンジ間露出構造のヒンジ部11と、上
側筐体13及び下側筐体14が開状態又は閉状態のいず
れの状態でも、上側筐体13及び下側筐体14によって
覆われないヒンジ部11間に配置されたチップ型アンテ
ナ素子21とを設けるようにしたことにより、チップ型
アンテナ素子21の動作時におけるアンテナ特性を一定
の水準以下に劣化させることなく常時良好な状態に維持
することができ、かくして、通信品質の劣化を低減する
ことができる。
0においては、ヒンジ間露出構造のヒンジ部11と、上
側筐体13及び下側筐体14が開状態又は閉状態のいず
れの状態でも、上側筐体13及び下側筐体14によって
覆われないヒンジ部11間に配置されたチップ型アンテ
ナ素子21とを設けるようにしたことにより、チップ型
アンテナ素子21の動作時におけるアンテナ特性を一定
の水準以下に劣化させることなく常時良好な状態に維持
することができ、かくして、通信品質の劣化を低減する
ことができる。
【0046】なお上述の第1の実施の形態においては、
ヒンジ11間に内蔵したチップ型アンテナ素子20を内
蔵する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
当該チップ型アンテナ素子20に加えて、上側筐体13
又は下側筐体14の一端へ伸縮式のアンテナ素子を設け
るようにしても良い。
ヒンジ11間に内蔵したチップ型アンテナ素子20を内
蔵する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
当該チップ型アンテナ素子20に加えて、上側筐体13
又は下側筐体14の一端へ伸縮式のアンテナ素子を設け
るようにしても良い。
【0047】この場合、折畳式携帯電話機10は、チッ
プ型アンテナ素子20と伸縮式のアンテナ素子とをそれ
ぞれ異なる無線通信周波数で共振するアンテナとして動
作させるようにしても良く、チップ型アンテナ素子20
と伸縮式のアンテナ素子とをそれぞれ同じ無線通信周波
数で共振するアンテナとして動作させてダイバーシチ受
信するようにしても良い。
プ型アンテナ素子20と伸縮式のアンテナ素子とをそれ
ぞれ異なる無線通信周波数で共振するアンテナとして動
作させるようにしても良く、チップ型アンテナ素子20
と伸縮式のアンテナ素子とをそれぞれ同じ無線通信周波
数で共振するアンテナとして動作させてダイバーシチ受
信するようにしても良い。
【0048】(2)第2の実施の形態
(2−1)折畳式携帯電話機の構成
図1及び図2との対応部分に同一符号を付して示す図9
おいて、70は全体として本発明を適用した折畳式携帯
電話機を示し、第1の実施の形態による折畳式携帯電話
機10の構成に加えて、下側筐体14の正面左部の一端
へ例えば800[MHz] 付近で共振する伸縮式のCDMA
(Code Division Multiple Access) 用アンテナ素子71
が主アンテナ用として設けられている。
おいて、70は全体として本発明を適用した折畳式携帯
電話機を示し、第1の実施の形態による折畳式携帯電話
機10の構成に加えて、下側筐体14の正面左部の一端
へ例えば800[MHz] 付近で共振する伸縮式のCDMA
(Code Division Multiple Access) 用アンテナ素子71
が主アンテナ用として設けられている。
【0049】また折畳式携帯電話機70は、第1の実施
の形態による折畳式携帯電話機10におけるチップ型ア
ンテナ素子21に代えて、1.5[GHz] 付近で共振する
チップ型アンテナ素子80が副アンテナ用として露出面
20下に内蔵されている。
の形態による折畳式携帯電話機10におけるチップ型ア
ンテナ素子21に代えて、1.5[GHz] 付近で共振する
チップ型アンテナ素子80が副アンテナ用として露出面
20下に内蔵されている。
【0050】(2−2)ヒンジ間露出構造
第2の実施の形態におけるヒンジ間露出構造について
は、図3〜図7に示したヒンジ間露出構造と同一である
ことにより、ここでは省略する。
は、図3〜図7に示したヒンジ間露出構造と同一である
ことにより、ここでは省略する。
【0051】(2−3)チップ型アンテナ素子の構成
副アンテナ用であるチップ型アンテナ素子80は、図8
との対応部分に同一符号を付して示す図10において、
矩形状の誘電体81と、当該誘電体81の表面に沿って
メアンダ状に形成された板状の素子部23とによってチ
ップ型になされていることにより、下側筐体14内に配
置する際のスペースを極力低減し得るようになされてい
る。
との対応部分に同一符号を付して示す図10において、
矩形状の誘電体81と、当該誘電体81の表面に沿って
メアンダ状に形成された板状の素子部23とによってチ
ップ型になされていることにより、下側筐体14内に配
置する際のスペースを極力低減し得るようになされてい
る。
【0052】そしてチップ型アンテナ素子80は、矩形
状の誘電体81のうちグランドとして形成されたグラン
ド面81Aがグランド層のアンテナ素子配置用ブロック
42上に当接されると共に、素子部23の給電点23A
から給電線路(図示せず)を介してCDMA用アンテナ
素子71と共通の給電回路(図示せず)へ電気的に接続
されて板状L字アンテナとして構成される。
状の誘電体81のうちグランドとして形成されたグラン
ド面81Aがグランド層のアンテナ素子配置用ブロック
42上に当接されると共に、素子部23の給電点23A
から給電線路(図示せず)を介してCDMA用アンテナ
素子71と共通の給電回路(図示せず)へ電気的に接続
されて板状L字アンテナとして構成される。
【0053】またチップ型アンテナ素子80は、開放端
から給電線路を介して給電回路までの電気長を1.5[G
Hz] のλ/4波長に設定されていることにより、当該
1.5[GHz] 付近で共振してGPS(Grobal Positionin
g System) アンテナとして動作する。
から給電線路を介して給電回路までの電気長を1.5[G
Hz] のλ/4波長に設定されていることにより、当該
1.5[GHz] 付近で共振してGPS(Grobal Positionin
g System) アンテナとして動作する。
【0054】従ってチップ型アンテナ素子80は、第1
の無線周波数(800[MHz] )の使用時にはCDMA用
アンテナ素子71の共振(CDMAアンテナ素子71が
CDMAアンテナとして動作する)によりGPSアンテ
ナとして動作しないが、第1の無線周波数の未使用時に
は、ヒンジ部11の開閉状態に係わらず常に第2の無線
周波数(1.5[GHz] )で共振することにより、GPS
アンテナとして動作し得るようになされている。
の無線周波数(800[MHz] )の使用時にはCDMA用
アンテナ素子71の共振(CDMAアンテナ素子71が
CDMAアンテナとして動作する)によりGPSアンテ
ナとして動作しないが、第1の無線周波数の未使用時に
は、ヒンジ部11の開閉状態に係わらず常に第2の無線
周波数(1.5[GHz] )で共振することにより、GPS
アンテナとして動作し得るようになされている。
【0055】ここで、チップ型アンテナ素子80におい
ては、グランド面81A及びグランド層のアンテナ素子
配置用ブロック42がイメージ板として作用することに
より、当該アンテナ素子配置用ブロック42のグランド
層を境界として等価的なコの字状のミアンダダイポール
アンテナとして動作する。
ては、グランド面81A及びグランド層のアンテナ素子
配置用ブロック42がイメージ板として作用することに
より、当該アンテナ素子配置用ブロック42のグランド
層を境界として等価的なコの字状のミアンダダイポール
アンテナとして動作する。
【0056】この場合チップ型アンテナ素子80におい
ては、かかるミアンダダイポールアンテナの構造上比較
的大きな容量成分が寄生するので、第1の実施の形態に
よるチップ型アンテナ素子21がアンテナとして動作し
た場合に比して、アンテナQが大きくなる。
ては、かかるミアンダダイポールアンテナの構造上比較
的大きな容量成分が寄生するので、第1の実施の形態に
よるチップ型アンテナ素子21がアンテナとして動作し
た場合に比して、アンテナQが大きくなる。
【0057】従ってGPSアンテナとして動作している
チップ型アンテナ素子80は、中心周波数から狭い周波
数帯域範囲内の受信信号を受信することにより、アンテ
ナとして動作している第1の実施の形態によるチップ型
アンテナ素子21に比して妨害波の受信を回避すること
ができ、これにより一段と正確に受信信号(位置情報)
を受信し得るようになされている。
チップ型アンテナ素子80は、中心周波数から狭い周波
数帯域範囲内の受信信号を受信することにより、アンテ
ナとして動作している第1の実施の形態によるチップ型
アンテナ素子21に比して妨害波の受信を回避すること
ができ、これにより一段と正確に受信信号(位置情報)
を受信し得るようになされている。
【0058】これに加えて、折畳式携帯電話機10にお
いては、樹脂層でなるアンテナ素子配置用ブロック42
に配置する第1の実施の形態の場合(図8)に比して、
例えば下側筐体14の背面を金属机等の金属性物体に置
かれた場合でも、アンテナ素子配置用ブロック42がグ
ランド層になされていることにより、当該金属性の物体
による影響をホイップアンテナよりも低減することがで
きる。
いては、樹脂層でなるアンテナ素子配置用ブロック42
に配置する第1の実施の形態の場合(図8)に比して、
例えば下側筐体14の背面を金属机等の金属性物体に置
かれた場合でも、アンテナ素子配置用ブロック42がグ
ランド層になされていることにより、当該金属性の物体
による影響をホイップアンテナよりも低減することがで
きる。
【0059】以上の構成において、折畳式携帯電話機7
0においては、主アンテナ用のCDMA用アンテナ素子
を下側筐体14の正面左部の一端に設け、副アンテナ用
のチップ型アンテナ素子80を内蔵した。
0においては、主アンテナ用のCDMA用アンテナ素子
を下側筐体14の正面左部の一端に設け、副アンテナ用
のチップ型アンテナ素子80を内蔵した。
【0060】そして折畳式携帯電話機70においては、
CDMA用アンテナ素子71の未使用時(CDMAアン
テナとして動作しない時)には、ヒンジ部11の開状態
又は閉状態のいずれの状態でも常にチップ型アンテナ素
子80をGPSアンテナとして動作させるようにした。
CDMA用アンテナ素子71の未使用時(CDMAアン
テナとして動作しない時)には、ヒンジ部11の開状態
又は閉状態のいずれの状態でも常にチップ型アンテナ素
子80をGPSアンテナとして動作させるようにした。
【0061】従って折畳式携帯電話機70においては、
閉状態の際には筐体内の金属性部品によって内蔵アンテ
ナを覆って当該内蔵アンテナのアンテナ特性を著しく低
下させてしまう従来の折畳式携帯電話機に比して、主ア
ンテナ用であるCDMA用アンテナ素子71の未使用時
には開状態又は閉状態のいずれの状態でも常にGPSア
ンテナとして動作させることができる。
閉状態の際には筐体内の金属性部品によって内蔵アンテ
ナを覆って当該内蔵アンテナのアンテナ特性を著しく低
下させてしまう従来の折畳式携帯電話機に比して、主ア
ンテナ用であるCDMA用アンテナ素子71の未使用時
には開状態又は閉状態のいずれの状態でも常にGPSア
ンテナとして動作させることができる。
【0062】これにより折畳式携帯電話機70において
は、従来の折畳式携帯電話機に比して、受信信号(位置
情報)を良好に受信することができる。
は、従来の折畳式携帯電話機に比して、受信信号(位置
情報)を良好に受信することができる。
【0063】以上の構成によれば、折畳式携帯電話機7
0においては、主アンテナ用であるCDMA用アンテナ
素子71の未使用時(CDMAアンテナとして動作しな
い時)には、ヒンジ間露出構造のヒンジ部11間に配置
された副アンテナ用であるチップ型アンテナ素子80を
GPSアンテナとして常に動作させることにより、閉状
態のとき上側筐体13の金属性部品によって内蔵アンテ
ナを覆ってアンテナ特性を著しく低下させてしまう従来
の折畳式携帯電話機に比して、位置情報を良好に受信す
ることができ、かくして、移動時の位置を正確に特定す
ることができる。
0においては、主アンテナ用であるCDMA用アンテナ
素子71の未使用時(CDMAアンテナとして動作しな
い時)には、ヒンジ間露出構造のヒンジ部11間に配置
された副アンテナ用であるチップ型アンテナ素子80を
GPSアンテナとして常に動作させることにより、閉状
態のとき上側筐体13の金属性部品によって内蔵アンテ
ナを覆ってアンテナ特性を著しく低下させてしまう従来
の折畳式携帯電話機に比して、位置情報を良好に受信す
ることができ、かくして、移動時の位置を正確に特定す
ることができる。
【0064】(3)他の実施の形態
上述の第1及び第2の実施の形態においては、図1、図
2及び図9に示したヒンジ部11の開閉軸11A及び1
1Bの軸線LN近傍であって、当該ヒンジ部11間の露
出面20下にチップ型アンテナ素子21又は80を内蔵
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図
1、図2及び図9との対応部分に同一符号を付して示す
図11のように、固定部90A、90B及び90Cと開
閉動作部91A及び91Bとでなるヒンジ部95の開閉
軸92の軸線LN1近傍であって、当該開閉軸92上の
固定部90A、90B又は90C内にチップ型アンテナ
素子93A、93B又は93Cを配置するようにしても
良い(因みに固定部90A、90B又は90Cを開閉動
作部とし、開閉動作部91A及び91Bを固定部する場
合も含む。この場合チップ型アンテナ素子93A、93
B又は93Cは、開閉動作部91A及び91Bに配置さ
れる)。
2及び図9に示したヒンジ部11の開閉軸11A及び1
1Bの軸線LN近傍であって、当該ヒンジ部11間の露
出面20下にチップ型アンテナ素子21又は80を内蔵
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、図
1、図2及び図9との対応部分に同一符号を付して示す
図11のように、固定部90A、90B及び90Cと開
閉動作部91A及び91Bとでなるヒンジ部95の開閉
軸92の軸線LN1近傍であって、当該開閉軸92上の
固定部90A、90B又は90C内にチップ型アンテナ
素子93A、93B又は93Cを配置するようにしても
良い(因みに固定部90A、90B又は90Cを開閉動
作部とし、開閉動作部91A及び91Bを固定部する場
合も含む。この場合チップ型アンテナ素子93A、93
B又は93Cは、開閉動作部91A及び91Bに配置さ
れる)。
【0065】この場合、図12に示すように、軸線LN
1の近傍であって、開閉軸92周囲の固定部90D、9
0E又は90F内にチップ型アンテナ素子93D、93
E又は93F(図12)を配置するようにしても良い。
1の近傍であって、開閉軸92周囲の固定部90D、9
0E又は90F内にチップ型アンテナ素子93D、93
E又は93F(図12)を配置するようにしても良い。
【0066】かかるチップ型アンテナ素子93A〜93
E又は93Fを配置した固定部90A〜90E又は90
Fについては、その表面を樹脂部材で覆って当該チップ
型アンテナ素子93A〜93E又は93Fを内蔵しても
良く、表面を覆わずに埋め込まれた状態にしておいても
良い。
E又は93Fを配置した固定部90A〜90E又は90
Fについては、その表面を樹脂部材で覆って当該チップ
型アンテナ素子93A〜93E又は93Fを内蔵しても
良く、表面を覆わずに埋め込まれた状態にしておいても
良い。
【0067】すなわち本発明においては、開閉軸11A
及び11B、92の軸線又は軸線近傍であって、上側筐
体13及び下側筐体14が開状態又は閉状態のいずれの
状態でも上側筐体13及び下側筐体14によって覆われ
ないヒンジ部11の所定位置にチップ型アンテナ素子2
1、93A〜93E又は93Fを配置していれば良い。
及び11B、92の軸線又は軸線近傍であって、上側筐
体13及び下側筐体14が開状態又は閉状態のいずれの
状態でも上側筐体13及び下側筐体14によって覆われ
ないヒンジ部11の所定位置にチップ型アンテナ素子2
1、93A〜93E又は93Fを配置していれば良い。
【0068】また上述の第1及び第2の実施の形態にお
いては、アンテナ素子としてのチップ型アンテナ素子2
1又は80における板状の素子部23をメアンダ状に形
成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
直線状に形成しても良く、コの字状、櫛状、楔状、鋸
状、正弦波状、三角波状等の非直線状に形成しても良
く、又はこれらを組み合わせるようにしても良い。
いては、アンテナ素子としてのチップ型アンテナ素子2
1又は80における板状の素子部23をメアンダ状に形
成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
直線状に形成しても良く、コの字状、櫛状、楔状、鋸
状、正弦波状、三角波状等の非直線状に形成しても良
く、又はこれらを組み合わせるようにしても良い。
【0069】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、アンテナ素子としてのチップ型アンテナ素子
21又は80を全体として矩形状に構成する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、円形状等、この他
種々の形状に構成するようにしても良い。
おいては、アンテナ素子としてのチップ型アンテナ素子
21又は80を全体として矩形状に構成する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、円形状等、この他
種々の形状に構成するようにしても良い。
【0070】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、図8又は図10に示したような板状L字アン
テナとして構成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、アンテナ素子配置用ブロック42に直接マ
イクロストリップアンテナを構成するようにしても良
い。
おいては、図8又は図10に示したような板状L字アン
テナとして構成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、アンテナ素子配置用ブロック42に直接マ
イクロストリップアンテナを構成するようにしても良
い。
【0071】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、図8又は図10に示したような板状L字アン
テナとして構成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、パッチアンテナ、マイクロストリップアン
テナや逆Fアンテナ等の板状アンテナ又は線状アンテナ
(種類及び形状は問わない)等、この他種々のアンテナ
として構成するようにしても良い。
おいては、図8又は図10に示したような板状L字アン
テナとして構成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、パッチアンテナ、マイクロストリップアン
テナや逆Fアンテナ等の板状アンテナ又は線状アンテナ
(種類及び形状は問わない)等、この他種々のアンテナ
として構成するようにしても良い。
【0072】具体的に例えば図8又は図10との対応部
分に同一符号を付して示す図13のように、板状の素子
部101と誘電体22とでなるチップ型アンテナ素子1
02の短絡部103Aをグランド層に接地し、給電点1
03Bを給電線路(図示せず)を介して給電回路(図示
せず)に接続して板状逆Fアンテナとして構成する。
分に同一符号を付して示す図13のように、板状の素子
部101と誘電体22とでなるチップ型アンテナ素子1
02の短絡部103Aをグランド層に接地し、給電点1
03Bを給電線路(図示せず)を介して給電回路(図示
せず)に接続して板状逆Fアンテナとして構成する。
【0073】また具体的に例えば図10との対応部分に
同一符号を付して示す図14のように、所定量の摂動が
与えられたパッチ105と、誘電体22とでなるチップ
型アンテナ素子106のうち、当該パッチ105の所定
位置から給電線路(図示せず)を介して給電回路部(図
示せず)に接続してGPSアンテナとして動作するパッ
チアンテナとして構成する。
同一符号を付して示す図14のように、所定量の摂動が
与えられたパッチ105と、誘電体22とでなるチップ
型アンテナ素子106のうち、当該パッチ105の所定
位置から給電線路(図示せず)を介して給電回路部(図
示せず)に接続してGPSアンテナとして動作するパッ
チアンテナとして構成する。
【0074】この場合、折畳式携帯電話機70(図9)
においては、かかるパッチアンテナにおける円偏波の偏
波方向が露出面20側(矢印a方向)となる状態でチッ
プ型アンテナ素子106をヒンジ部11間に配置するこ
とにより、ユーザが位置情報を表示部15を介して目視
する際(使用中)に当該位置情報を効率良く受信するこ
とができる。
においては、かかるパッチアンテナにおける円偏波の偏
波方向が露出面20側(矢印a方向)となる状態でチッ
プ型アンテナ素子106をヒンジ部11間に配置するこ
とにより、ユーザが位置情報を表示部15を介して目視
する際(使用中)に当該位置情報を効率良く受信するこ
とができる。
【0075】また具体的に例えば図8又は図10との対
応部分に同一符号を付して示す図15のように、うずま
き状の素子部107の給電点108から給電線路(図示
せず)を介して給電回路(図示せず)に接続して線状ア
ンテナを構成する。この場合、ヒンジ部11間の配置ス
ペースを極力低減することができる。
応部分に同一符号を付して示す図15のように、うずま
き状の素子部107の給電点108から給電線路(図示
せず)を介して給電回路(図示せず)に接続して線状ア
ンテナを構成する。この場合、ヒンジ部11間の配置ス
ペースを極力低減することができる。
【0076】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、図8又は図10に示したような板状L字アン
テナとして構成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、ヒンジ部11を構成する一部をアンテナと
して構成するようにしても良い。
おいては、図8又は図10に示したような板状L字アン
テナとして構成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、ヒンジ部11を構成する一部をアンテナと
して構成するようにしても良い。
【0077】具体的には例えば図8又は図10との対応
部分に同一符号を付して示す図16のように、ヒンジ部
11のうち上側筐体13を開閉自在に指示する開閉支持
部材としてのヒンジ土台30に穿設された固定用孔31
Bと、グランド層の回路配置用アンテナブロック41に
穿設された固定用孔41Bとの接点109を電気的に固
定すると共に、ヒンジ土台30の固定用孔31Aと回路
配置用アンテナブロック41の固定用孔41Bとの接点
109を非電気的に固定する。
部分に同一符号を付して示す図16のように、ヒンジ部
11のうち上側筐体13を開閉自在に指示する開閉支持
部材としてのヒンジ土台30に穿設された固定用孔31
Bと、グランド層の回路配置用アンテナブロック41に
穿設された固定用孔41Bとの接点109を電気的に固
定すると共に、ヒンジ土台30の固定用孔31Aと回路
配置用アンテナブロック41の固定用孔41Bとの接点
109を非電気的に固定する。
【0078】そして接点109から給電線路110を介
して給電回路(図示せず)に接続することにより、当該
ヒンジ部11の一部であるヒンジ土台30をアンテナと
して構成する。この場合、ヒンジ部11間の配置スペー
スを一段と低減することができる。
して給電回路(図示せず)に接続することにより、当該
ヒンジ部11の一部であるヒンジ土台30をアンテナと
して構成する。この場合、ヒンジ部11間の配置スペー
スを一段と低減することができる。
【0079】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、アンテナ素子としてのチップ型アンテナ素子
21又は80を開閉軸11A及び12Aの軸線LNとほ
ぼ平行に配置する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、ヒンジ部11間において、開閉軸11A及び
12Aの軸線LN又は軸線LN近傍であれば、この他種
々の位置に配置することができる。
おいては、アンテナ素子としてのチップ型アンテナ素子
21又は80を開閉軸11A及び12Aの軸線LNとほ
ぼ平行に配置する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、ヒンジ部11間において、開閉軸11A及び
12Aの軸線LN又は軸線LN近傍であれば、この他種
々の位置に配置することができる。
【0080】さらに上述の実施の形態においては、図1
に示したヒンジ部11の開閉軸11A及び11Bの軸線
LN近傍であって、当該ヒンジ部11間の露出面20下
にチップ型アンテナ素子21を内蔵する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、図1との対応部分に同
一符号を付して示す図17のように、ヒンジ部11の近
傍であって、露出面20に隣接する位置にチップ型アン
テナ素子21を内蔵し、上側筐体13と下側筐体14と
が閉状態のとき、当該チップ型アンテナ素子21に対応
する上側筐体13内に非導電性部材111を配置するよ
うにしても良い。
に示したヒンジ部11の開閉軸11A及び11Bの軸線
LN近傍であって、当該ヒンジ部11間の露出面20下
にチップ型アンテナ素子21を内蔵する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、図1との対応部分に同
一符号を付して示す図17のように、ヒンジ部11の近
傍であって、露出面20に隣接する位置にチップ型アン
テナ素子21を内蔵し、上側筐体13と下側筐体14と
が閉状態のとき、当該チップ型アンテナ素子21に対応
する上側筐体13内に非導電性部材111を配置するよ
うにしても良い。
【0081】この場合、折畳式携帯電話機10において
は、閉状態の際にはチップ型アンテナ素子21を下側筐
体14及び上側筐体13を順次介して非導電性部材11
1で覆ってしまうことにより、当該チップ型アンテナ素
子21を上側筐体13内の金属性部品で覆ってしまうこ
とを回避するので、当該上側筐体13と下側筐体14と
の開閉に係わらず、常にアンテナとして動作するチップ
型アンテナ素子21のアンテナ特性を一定の水準以下に
劣化させることなく良好な状態に維持することができ
る。
は、閉状態の際にはチップ型アンテナ素子21を下側筐
体14及び上側筐体13を順次介して非導電性部材11
1で覆ってしまうことにより、当該チップ型アンテナ素
子21を上側筐体13内の金属性部品で覆ってしまうこ
とを回避するので、当該上側筐体13と下側筐体14と
の開閉に係わらず、常にアンテナとして動作するチップ
型アンテナ素子21のアンテナ特性を一定の水準以下に
劣化させることなく良好な状態に維持することができ
る。
【0082】さらに上述の第1及び第2の実施の形態に
おいては、図1及び図2に示した折畳式携帯電話機10
や図9に示した折畳式携帯電話機70について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えばフリッパ式の携帯電
話機や折畳式トランシーバ等、第1の筐体と第2の筐体
とを開閉自在に所定の開閉軸を介して連結するヒンジ部
を有する折畳式携帯無線端末に適用するこができる。
おいては、図1及び図2に示した折畳式携帯電話機10
や図9に示した折畳式携帯電話機70について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えばフリッパ式の携帯電
話機や折畳式トランシーバ等、第1の筐体と第2の筐体
とを開閉自在に所定の開閉軸を介して連結するヒンジ部
を有する折畳式携帯無線端末に適用するこができる。
【0083】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第1の筐
体に対して上記第2の筐体を開閉自在に連結するヒンジ
部又はヒンジ部近傍であって、当該第2の筐体が開状態
もしくは閉状態のいずれの状態でもアンテナ特性がほぼ
劣化しない位置へアンテナを配置するようにしたことに
より、開閉状態に係わらず良好なアンテナ特性を維持す
ることができ、かくして、通信品質の劣化を低減するこ
とができる。
体に対して上記第2の筐体を開閉自在に連結するヒンジ
部又はヒンジ部近傍であって、当該第2の筐体が開状態
もしくは閉状態のいずれの状態でもアンテナ特性がほぼ
劣化しない位置へアンテナを配置するようにしたことに
より、開閉状態に係わらず良好なアンテナ特性を維持す
ることができ、かくして、通信品質の劣化を低減するこ
とができる。
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態による折畳
式携帯電話機の構成(1)を示す略線図である。
式携帯電話機の構成(1)を示す略線図である。
【図2】折畳式携帯電話機の構成(2)を示す略線図で
ある。
ある。
【図3】ヒンジ間露出構造を示す略線的斜視図である。
【図4】開状態におけるヒンジ間露出構造(1)を示す
略線的斜視図である。
略線的斜視図である。
【図5】開状態におけるヒンジ間露出構造(2)を示す
略線的斜視図である。
略線的斜視図である。
【図6】閉状態におけるヒンジ間露出構造(1)を示す
略線的斜視図である。
略線的斜視図である。
【図7】閉状態におけるヒンジ間露出構造(2)を示す
略線的斜視図である。
略線的斜視図である。
【図8】第1の実施の形態によるアンテナ構成を示す略
線的斜視図である。
線的斜視図である。
【図9】本発明を適用した第2の実施の形態による折畳
式携帯電話機の構成を示す略線図である。
式携帯電話機の構成を示す略線図である。
【図10】第2の実施の形態によるアンテナ構成を示す
略線的斜視図である。
略線的斜視図である。
【図11】他の実施の形態によるチップ型アンテナ素子
の配置位置(1)の説明に供する略線的斜視図である。
の配置位置(1)の説明に供する略線的斜視図である。
【図12】他の実施の形態によるチップ型アンテナ素子
の配置位置(2)の説明に供する略線的斜視図である。
の配置位置(2)の説明に供する略線的斜視図である。
【図13】他の実施の形態によるアンテナ構成(1)を
示す略線的斜視図である。
示す略線的斜視図である。
【図14】他の実施の形態によるアンテナ構成(2)を
示す略線的斜視図である。
示す略線的斜視図である。
【図15】他の実施の形態によるアンテナ構成(3)を
示す略線的斜視図である。
示す略線的斜視図である。
【図16】他の実施の形態によるアンテナ構成(4)を
示す略線的斜視図である。
示す略線的斜視図である。
【図17】他の実施の形態による折畳式携帯電話機の構
成(3)を示す略線的斜視図である。
成(3)を示す略線的斜視図である。
10、70……折畳式携帯電話機、11、12、95…
…ヒンジ部、11A、12A、92……開閉軸、13…
…上側キャビネット、14……下側キャビネット、20
……露出面、21、80、93A〜93F……チップ型
アンテナ素子、30……ヒンジ土台、40……基板、5
0……骨組パネル、AR……開口部。
…ヒンジ部、11A、12A、92……開閉軸、13…
…上側キャビネット、14……下側キャビネット、20
……露出面、21、80、93A〜93F……チップ型
アンテナ素子、30……ヒンジ土台、40……基板、5
0……骨組パネル、AR……開口部。
Claims (5)
- 【請求項1】第1の筐体と、 第2の筐体と、 上記第1の筐体に対して上記第2の筐体を開閉自在に連
結するヒンジ部と、 上記ヒンジ部又は上記ヒンジ部近傍であって、上記第2
の筐体が開状態もしくは閉状態のいずれの状態でもアン
テナ特性がほぼ劣化しない位置へ配置されたアンテナと
を具えることを特徴とする折畳式携帯無線端末。 - 【請求項2】上記アンテナは、 上記ヒンジ部に有し、上記第2の筐体が開状態又は閉状
態のいずれの状態でも上記第1の筐体及び上記第2の筐
体に覆われない位置へ配置されるを具えることを特徴と
する請求項1に記載の折畳式携帯無線端末。 - 【請求項3】上記アンテナは、上記ヒンジ部を構成する
一部がアンテナとして動作することを特徴とする請求項
1に記載の折畳式携帯無線端末。 - 【請求項4】上記アンテナは、上記第1の筐体の上記ヒ
ンジ部近傍に配置され、 上記第2の筐体には、当該第2の筐体が閉状態のとき、
上記第1の筐体の上記ヒンジ部近傍に配置された上記ア
ンテナに対応する位置に導電性部材を配置しないことを
特徴とする請求項1に記載の折畳式携帯無線端末。 - 【請求項5】上記アンテナは、ほぼ矩形状のチップ型ア
ンテナ素子を有していることを特徴とする請求項1に記
載の折畳式携帯無線端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002050397A JP2003258962A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 折畳式携帯無線端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002050397A JP2003258962A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 折畳式携帯無線端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003258962A true JP2003258962A (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=28662654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002050397A Abandoned JP2003258962A (ja) | 2002-02-26 | 2002-02-26 | 折畳式携帯無線端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003258962A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007088692A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯無線機 |
JP2007150437A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 折畳式携帯端末 |
JP2007214740A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Fujitsu Ltd | 非接触icカード実装の折り畳み型携帯端末へのアンテナ実装方式 |
JP2008124820A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | ヒンジユニット及び携帯端末 |
JP2008211520A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
JP2009100085A (ja) * | 2007-10-15 | 2009-05-07 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 折り畳み式電子機器 |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002050397A patent/JP2003258962A/ja not_active Abandoned
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007088692A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯無線機 |
JP4633590B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2011-02-16 | パナソニック株式会社 | 携帯無線機 |
JP2007150437A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 折畳式携帯端末 |
JP4708169B2 (ja) * | 2005-11-24 | 2011-06-22 | パナソニック株式会社 | 折畳式携帯端末 |
JP2007214740A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Fujitsu Ltd | 非接触icカード実装の折り畳み型携帯端末へのアンテナ実装方式 |
JP4694978B2 (ja) * | 2006-02-08 | 2011-06-08 | 富士通株式会社 | 非接触icカード実装の折り畳み型携帯端末 |
JP2008124820A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-05-29 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | ヒンジユニット及び携帯端末 |
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JP2009100085A (ja) * | 2007-10-15 | 2009-05-07 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 折り畳み式電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040716 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060302 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060310 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060425 |