JP2008243742A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】キートップの配置領域の小型化及び部品点数の削減が可能な電子機器を提供する。
【解決手段】携帯電話機は、対向面部を有する第2筐体と、第2筐体内において、対向面部に対向配置されるFPC45と、FPC45の対向面部側の面に設けられた複数のスイッチと、複数のスイッチに被せられたキーシート51と、キーシート51の対向面部側の面に設けられ、対向面部に形成された一の開口から共に露出する複数のダイヤルキーとを有し、対向面部のキーシート51に対向する面には、開口の外周部に、第1孔部61が形成され、キーシート51の対向面部に対向する面には、第1孔部61に挿入される第1突部62が形成されている。
【選択図】図10

Description

本発明は、携帯電話機、デジタルカメラ、PDA、ゲーム機等の電子機器に関する。
筐体の所定面に、複数のキートップが配列されている携帯電話機等の電子機器が知られている。このような電子機器では、複数のキートップを露出させるために、複数のキートップと同数の開口が所定面に形成されている。複数のキートップは、所定面の複数の開口間のフレーム部分に係止されることにより、筐体外部への脱落が防止されている。
しかし、上述のような電子機器では、複数のキートップ間に筐体のフレーム部分が存在することになるから、複数のキートップの配置領域が広くなり、筐体の小型化が難しい。
そこで、特許文献1では、筐体内において、複数のスイッチが設けられた回路基板と、複数のスイッチに被せられる、弾性を有するキーシートと、キーシートに積層される、複数の孔部が形成されたフレームとを設け、フレームの孔部を介してキートップとキーシートとを固着している。キートップは、弾性を有するキーシートを介してスイッチを押圧可能であり、また、キーシートがフレームに係止されていることにより、キーシートに固着されているキートップの脱落が防止される。そして、筐体の一の開口から複数のキートップが露出することにより、複数のキートップを隣接して配置して、複数のキートップの配置領域を縮小している。
特開2005−123742号公報
特許文献1の技術では、キーシートを係止するために、フレームを用いることから、部品点数が増加する。しかし、フレームを省略すれば、弾性を有するキーシートは、筐体から抜け落ちてしまう。
本発明の目的は、キートップの配置領域の小型化及び部品点数の削減が可能な電子機器を提供することにある。
本発明の電子機器は、所定面部を有する筐体と、前記筐体内において、前記所定面部に対向配置される回路基板と、前記回路基板の前記所定面部側の面に設けられた複数のスイッチと、前記複数のスイッチに被せられたキーシートと、前記キーシートの前記所定面部側の面に設けられ、前記所定面部に形成された一の開口から共に露出する複数のキートップと、を有し、前記所定面部の前記キーシートに対向する面には、前記開口の外周部に、筐体側穴部が形成され、前記キーシートの前記所定面部に対向する面には、前記筐体側穴部に挿入される筐体側突部が形成されている。
好適には、前記筐体は、前記所定面部を構成する第1筐体部材と、前記所定面部を構成し、前記第1筐体部材に埋設された第2筐体部材とを有し、前記第1筐体部材には、前記開口を構成する、第1キー用開口が形成され、前記第2筐体部材には、前記開口を構成する、第2キー用開口が形成され、前記第2筐体部材は、前記第1キー用開口において前記第1筐体部材から露出し、前記筐体側穴部は、前記第2筐体部材の、前記第1キー用開口において前記第1筐体部材から露出する部分に形成された筐体側孔部により構成されている。
好適には、前記第2筐体部材の、前記第1キー用開口において前記第1筐体部材から露出する部分の筐体外部側に固定され、前記筐体側孔部及び前記筐体側突部を被覆する被覆部材を有する。
好適には、前記筐体側孔部及び前記筐体側突部は、前記複数のキートップにより被覆されている。
好適には、前記筐体側突部は、先端側に、前記第2筐体部材の筐体外部側の面に係合する筐体側係合部を有する。
好適には、前記キーシートに設けられた他のキートップを有し、前記第2筐体部材には、前記第1キー用開口と重なり、前記第2キー用開口とは異なる位置に、第3キー用開口が形成され、前記他のキートップは、前記第1キー用開口及び前記第3キー用開口から筐体外部へ露出し、前記第2筐体部材の、前記第2キー用開口と前記第3キー用開口との間の部分は、前記キーシートを係止する。
好適には、前記第1筐体部材は、第1の材料により構成され、前記第2筐体部材は、前記第1の材料よりも弾性係数が高い第2の材料により構成されている。
好適には、前記第1筐体部材は、絶縁性を有し、前記第2筐体部材は、導電性を有し、前記第2筐体部材は、前記回路基板のグランドに接続されている。
好適には、前記回路基板には、前記キーシート側の面に基板側穴部が形成され、前記キーシートには、前記回路基板側の面に前記基板側穴部に挿入される基板側突部が形成されている。
好適には、前記キーシートは、前記複数のキートップが固定される部分の間の位置において、前記回路基板側に突出し、前記回路基板に当接するリブを有し、前記基板側突部は、前記リブに設けられている。
好適には、前記基板側穴部は、前記回路基板に形成された基板側孔部により形成され、前記基板側突部は、先端側に、前記回路基板の、前記キーシートとは反対側の面に係合する基板側係合部を有する。
好適には、前記回路基板の前記キーシートとは反対側に積層されたシールドケースを有し、前記基板側係合部は、前記回路基板と前記シールドケースとに挟持されている。
好適には、前記シールドケースには、前記基板側係合部が収納される凹部が形成されている。
なお、本願では、穴部は、孔部及び凹部を含むものとする。孔部は、抜け穴状のもの(貫通しているもの)であり、凹部は、底部を有するもの(貫通していないもの)である。
本発明よれば、電子機器の小型化及び部品点数の削減が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器としての携帯電話機1の外観を示す斜視図である。
携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、開閉可能に連結された第1筐体3及び第2筐体5を備えている。第1筐体3及び第2筐体5は、連結部7により連結されている。第1筐体3及び第2筐体5は、回転軸RA回りに回転可能である。なお、図1は、開状態を示している。
第1筐体3及び第2筐体5は、携帯電話機1全体の筐体を構成している。第1筐体3及び第2筐体5は、例えば、それぞれ概ね薄型直方体状に形成されており、閉状態では互いに重ねあわされて互いの輪郭が略一致する。
第1筐体3には、例えば、通話用のスピーカ97(図11参照)の放音口9、図形や文字情報等を含む画像を表示する表示部11が設けられている。放音口9は、第1筐体3の、連結部7とは反対側の端部において、閉状態において第2筐体5と対向する対向面部3aにおいて開口している。表示部11は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイにより構成され、対向面部3aにおいて画像を表示する。なお、対向面部3aは、回転軸RAと平行である。
第2筐体5には、例えば、通話用のマイクロフォン39(図2参照)の収音口13、ユーザの操作を受け付ける操作部15が設けられている。収音口13は、第2筐体5の、連結部7側の端部において、第1筐体3と対向する対向面部5aにおいて開口している。操作部15は、対向面部5aにおいて筐体外部へ露出する、複数のダイヤルキー17A、カーソルキー17B、決定キー17C、複数のファンクションキー17D(以下、これらを区別せずに、単に「キートップ17」ということがある。)を含んで構成されている。なお、対向面部5aは、回転軸RAと平行である。
連結部7は、例えば、第1筐体3の長手方向の一方の端部である第1端部3dと、第2筐体5の長手方向の一方の端部である第2端部5dとを含んで構成されている。具体的には、以下のとおりである。第1筐体3の第1端部3dには、連結凹部3eが形成されている。第2筐体5の第2端部5dには、連結突部5eが形成されている。連結突部5eは、連結凹部3eに挿入されている。そして、連結突部5eの回転軸RA方向両側においては、連結突部5e及び連結凹部3eの、回転軸RA方向において互いに対向する面に、不図示の軸部品が挿入されている。
図2は、第2筐体5の分解斜視図である。
第2筐体5においては、図2の紙面上方側から順に、キープレート21、フロントケース23、キーアセンブリ25、シールドアセンブリ27、メイン基板29及びバッテリー31、リアケース33、並びに、バッテリーリッド35が積層されている。なお、メイン基板29とバッテリー31とは、積層方向において並列に配置されている。すなわち、メイン基板29とバッテリー31とは積層されていない。
第2筐体5は、キープレート21、フロントケース23、リアケース33及びバッテリーリッド35により構成されている。キープレート21、リアケース33、バッテリーリッド35は、例えば、絶縁性の樹脂により構成されている。フロントケース23の材質等については、後述する。第2筐体5の対向面部5aは、キープレート21及びフロントケース23により構成されている。第2筐体5の、対向面部5aを囲む外周面部5c(図1)は、フロントケース23及びリアケース33により構成されている。第2筐体5の、対向面部5aの反対側の背面部5b(図1)は、リアケース33及びバッテリーリッド35により構成されている。連結部7を構成する連結突部5eは、フロントケース23に形成されている。
フロントケース23及びリアケース33は、概ね同等の広さを有する矩形状に形成されている。フロントケース23とリアケース33とは、例えば、一方(例えばリアケース33)に挿通された不図示のネジが他方(例えばフロントケース23)に形成されたネジボス23aに螺合することにより、互いに固定される。キーアセンブリ25、シールドアセンブリ27、及び、メイン基板29は、フロントケース23とリアケース33とが互いに固定されることにより、フロントケース23とリアケース33とにより挟持され、第2筐体5内部に固定される。リアケース33には、バッテリー31を挿入するための開口33aが形成されている。バッテリー31は、開口33aから第2筐体5内部へ挿入され、バッテリーリッド35が開口33aを塞ぐようにリアケース33に係合されることにより、第2筐体5内に装着される。リアケース33の開口33aよりも連結部7とは反対側(図2の左側)の端部には、アンテナ89(図11参照)を配置するための凹部33bが形成されている。
メイン基板29は、例えば、硬質の樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成されている。メイン基板29は、例えば、概ね、第2筐体5の半分程度の広さを有する矩形に形成されている。メイン基板29には種々の電子部品が配置されており、電子回路が構成されている。例えば、メイン基板29のフロントケース23側の第1実装面29aには、各種のIC37、通話用のマイクロフォン39が設けられている。メイン基板29のリアケース33側の第2実装面29bには、報知用のスピーカ99(図11参照)、カメラモジュール95(図11参照)が設けられている。メイン基板29のバッテリー31側の端部には、バッテリー31に接続される受電端子部41が設けられている。メイン基板29の第1実装面29a及び第2実装面29bには、メイン基板29(電子回路)のグランドラインを構成するグランドパターン層29c(一部のみ示す。)が所定のパターンで配置されている。
バッテリー31は、例えば、概ね、第2筐体5の半分程度の広さを有する薄型直方体状に形成されている。バッテリー31は、樹脂等により形成されたケース31bを有している。ケース31b内には、特に図示しないが、例えば、正極と負極とをセパレータを挟んで積層したバッテリーセル、バッテリーセルの正極及び負極に接続され、給電端子や保護回路等を備えた回路基板が設けられている。
シールドアセンブリ27は、メイン基板29等に被せられるシールドケース43と、シールドケース43のフロントケース23側に配置されるFPC(フレキシブルプリント配線板。回路基板の一例である。)45とを有している。
シールドケース43は、例えば、金属により形成され、又は、樹脂の表面に金属層が設けられて形成されている。従って、シールドケース43は、導電性を有している。シールドケース43は、概ね第2筐体5と同等の面積を有する矩形状に形成されている。シールドケース43は、メイン基板29側を凹とする箱状に形成されている。なお、特に図示しないが、シールドケース43のメイン基板29側の面には、IC37等のメイン基板29の第1実装面29a上の複数の電子部品を区画するように囲むリブが設けられている。当該リブは、第1実装面29a上に設けられたグランドパターン層29cに当接する。これにより、シールドケース43は、メイン基板29のグランドラインに電気的に接続される。なお、マイクロフォン39は、メイン基板29のうち、シールドケース43が被せられない領域に配置されている。
FPC45は、例えば、シールドケース43と概ね同等の広さを有する矩形状に形成されている。FPC45は、例えば、半田、両面テープ、接着剤等の適宜な固定手段によりシールドケース43に対して固定されている。FPC45は、シールドケース43に載置される部分から延在する延在部45aを有しており、当該延在部45aに設けられた不図示のコネクタがメイン基板29に設けられた不図示のコネクタに接続されることにより、FPC45とメイン基板29とは電気的に接続される。コネクタには、FPC45のグランドラインと、メイン基板29のグランドラインとを接続する端子が含まれている。
FPC45のフロントケース23側の実装面には、例えば、複数のスイッチ47、複数の発光素子としてのLED49が設けられている。
複数のスイッチ47は、複数のキートップ17に対応して設けられている。すなわち、複数のスイッチ47は、複数のキートップ17と重なる位置に、複数のキートップ17により押下可能に設けられている。複数のスイッチ47は、基本的に、1つのキートップ17に対して1つのスイッチ47が対応している。ただし、カーソルキー17Bに対しては、4つのスイッチ47が対応している。
複数のスイッチ47は、例えばドームスイッチにより構成されており、特に図示しないが、ドーム状の可動接点と、可動接点に対向する固定接点とを有している。スイッチ47は、押下されると、可動接点が固定接点に接触してオン状態となり、押下が解除されると、可動接点の復元力によりオフ状態に復帰する。スイッチ47のオン、オフにより生成される信号は、FPC45を介してメイン基板29に出力される。
複数のLED49は、複数のキートップ17を照明するためのものであり、例えば、複数のスイッチ47間に配置されている。複数のLED49は、FPC43及びメイン基板29を介してバッテリー31から供給される電力により駆動される。複数のLED49の動作(点灯、消灯)は、例えば、メイン基板29に設けられた制御部により携帯電話機1の開閉状態等に応じて制御される。
図3は、フロントケース23の斜視図である。
フロントケース23は、第1材料としての樹脂により形成された、第1筐体部材としての樹脂部55と、第2材料としての金属により形成され、樹脂部55に一部が埋設された、第2筐体部材としての板金部57とを有している。
板金部57を構成する金属は、樹脂部55を構成する樹脂よりも弾性係数が高い。樹脂部55を構成する樹脂は、遮光性を有するものの、若干、光を透過するのに対し、板金部57を構成する金属は、光を完全に遮断する。すなわち、板金部57を構成する材料は樹脂部55を構成する材料よりも遮光性が高い。樹脂部55を構成する樹脂は絶縁性を有しているのに対し、板金部57を構成する金属は、導電性を有している。
図4は、樹脂部55の斜視図である。なお、樹脂部55には、板金部57が埋設されるから、実際には、樹脂部55のみが板金部57抜きで形成されることはない。図4は、フロントケース23における、樹脂部55により構成される部分と板金部57により構成される部分とを分かりやすく示すための便宜的な図である。
樹脂部55は、図3及び図4に示すように、第2筐体5の対向面部5aを構成する対向面構成部55aと、第2筐体5の外周面部5cを構成する外周面構成部55bとを有している。対向面構成部55aには、複数のキートップ17を第2筐体5外部へ露出させるためのキー用開口56が形成されている。キー用開口56は、例えば、複数のダイヤルキー17A、カーソルキー17B、決定キー17C及び複数のファンクションキー17Dの全てに対して、一つだけ形成されている。
図5は、板金部57の斜視図である。なお、図5は、図3や図4と略同一の方向から見た斜視図である。
板金部57は、図3及び図5に示すように、第2筐体5の対向面部5aを構成する基部57aと、基部57aの縁部から基部57aに交差する方向に延びる連結部側折り返し部57b及び側面側折り返し部57cとを有している。
基部57aには、複数のキートップ17を露出させるための複数のキー用開口58A、58BC、58D(以下、単に「キー用開口58」といい、これらを区別しないことがある。)が形成されている。キー用開口58Aは、例えば、複数のダイヤルキー17Aに対応して一つ設けられており、キー用開口58BCは、カーソルキー17B及び決定キー17Cに対応して一つ設けられており、キー用開口58Dは、2つのファンクションキー17Dに対応して一つ、合計2つ設けられている。
図5に示すように、連結部側折り返し部57bは、基部57aの連結部7側(図5の右上側)の縁部から、キートップ17が露出する側(図5の上方側)へ延びている。連結部側折り返し部57bの、基部57aの縁部に沿う長さは、連結部7の連結突部5eの回転軸RA方向の長さよりも短く設定されている。なお、連結部側折り返し部57bの基部57aに対する角度は適宜に設定されてよい。
図5に示すように、側面側折り返し部57cは、基部57aの側面側(図5の左上側又は左下側)の縁部から、携帯電話機1の背面側(図5の下方側)へ延びている。側面側折り返し部57cは、基部57aの側面側の縁部に亘って形成されている。なお、側面側折り返し部57cの基部57aに対する角度は適宜に設定されてよい。
図3〜図5に示すように、板金部57は、外周部が全周に亘って樹脂部55に埋設されている。具体的には、基部57aの外周部は、対向面構成部55aに埋設されている。連結部側折り返し部57bは、連結部7を構成する連結突部5eに埋設されている。側面側折り返し部57cは、外周面構成部55bに埋設されている。
板金部57の基部57aは、樹脂部55の対向面構成部55aと同等の広さを有している。板金部57の基部57aの中央側は、樹脂部55のキー用開口56から樹脂部55外部へ露出している。複数のキー用開口58は、キー用開口56と重なる位置に設けられている。板金部57のキー用開口58は、樹脂部55のキー用開口56よりも径が小さく、板金部57のキー用開口58それぞれの外周部はキー用開口56から露出している。
図1及び図3に示すように、樹脂部55のキー用開口56と、板金部57のキー用開口58Aとは、複数のダイヤルキー17Aを共に露出させる一の開口59を構成している。なお、キープレート21の開口も開口59を構成している。また、ファンクションキー17Dも2つずつ共に一の開口から露出し、カーソルキー17B及び決定キー17Cも共に一の開口から露出している。
以上のようなフロントケース23は、例えば、いわゆるインサート成形により構成される。具体的には、まず、板金部57が形成される。板金部57は、例えば、一枚の板金に対して、打ち抜き加工、曲げ加工、絞り加工等のプレス加工を行うことにより形成される。次に、板金部57は、射出成形機の一対の金型のキャビティ内に配置されるとともに、一対の金型に挟持される。そして、樹脂部55となるべき溶融した樹脂がキャビティ内に射出、充填されることにより、フロントケース23は形成される。
インサート成形においては、板金部57を一対の金型により挟持することから、板金部57には、樹脂部55に埋設されずに、樹脂部55から露出する部分が必ず生じる。一方、仮に、樹脂部55のみによりフロントケース23が構成されたとしても、一対の金型は、キー用開口56を形成するために、互いに当接する部分を有する。すなわち、一対の金型の一方又は双方には、型開閉方向に突出し、他方の金型に当接する、断面形状がキー用開口56と同一の柱部が形成されている。フロントケース23では、板金部57のうち、樹脂部55のキー用開口56から露出する部分を、一対の金型により挟持する部分としていることから、樹脂部55のキー用開口56を形成するための柱部が板金部57を挟持する部分を兼ねることになり、インサート成形が好適に行われることになる。
図6は、キーアセンブリ25を筐体外側から見た斜視図であり、図7は、キーアセンブリ25を筐体内側から見た斜視図であり、図8は、図1のVIII−VIII線における断面図である。
図6及び図7に示すように、キーアセンブリ25は、複数のスイッチ47及び複数のLED49に被せられるキーシート51と、キーシート51に固着される複数のキートップ17とを有している。
キーシート51は、例えば、シリコンゴム等の弾性材料により形成されている。キーシート51は、透光性を有しており、LED49の光を透過可能である。なお、図6及び図7では、キーシート51が一枚のシートにより構成されている場合を例示しているが、キーシート51は、2枚以上のシートが積層されて構成されていてもよい。キーシート51は、例えば、複数のスイッチ47の配置領域を覆うことが可能な広さを有する矩形状に形成されている。
キーシート51は、図6及び図8に示すように、縁部51aと、縁部51aよりも筐体外部側(図6及び図8の上方側)へ一段高くなった平面部51bと、平面部51bよりも筐体外部側へ一段高くなった、キートップ17が固着される複数の台座部51c(図8)とを有している。
平面部51bは、図7に示すように、キーシート51の筐体内側の面においては、縁部51aよりも一段低い凹部となっている。平面部51bの、筐体外側への突出形状と、筐体内側における凹形状とは、基本的に同一である。
台座部51c(図8)は、複数のキートップ17に対応して設けられている。すなわち、基本的には、一つのキートップ17に対して、一つの台座部51cが設けられている。ただし、特に図示しないが、カーソルキー17Bに対しては、4つの台座部51cが設けられるなどしている。
台座部51cは、図7に示すように、キーシート51の筐体内側の面においては、平面部51bよりも一段低い凹部となっている。台座部51cの、筐体外側への突出形状と、筐体内側における凹形状とは、基本的に同一である。ただし、カーソルキー17Bや決定キー17Cに対応する台座部51cにおいては、筐体外側への突出形状と、筐体内側における凹形状とは異なっている。
図7及び図8に示すように、縁部51aのうち、外周側には、筐体内側へ肉厚となる、縁部肉厚部51dが形成されている。縁部肉厚部51dは、キーシート51がFPC45に載置されたときに、FPC45に当接する。
台座部51cの筐体内側には、複数のスイッチ47を押下するための押し子51eが形成されている。押し子51eは、台座部51cの中央部が肉厚に形成されることにより設けられ、筐体内側へ突出している。
平面部51bの筐体内側には、複数の台座部51cの間において、筐体内側へ突出するリブ51fが形成されている。リブ51fは、平面部51bが局部的に肉厚に形成されることにより設けられている。リブ51fは、例えば、長尺状の台座部51c(キートップ17)に沿うように形成されている。別の観点では、概ね矩形状の台座部51c(キートップ17)の縁部に沿うように形成されている。リブ51fは、ダイヤルキー17Aの配置領域においては、台座部51cと交互に配列されている。リブ51fは、キーシート51がFPC45に載置されたときに、FPC45に当接する。
キートップ17は、例えば、透光性を有する樹脂により形成されている。キートップ17は、接着剤等の適宜な固定部材により、キーシート51の台座部51cに固定されている。
キートップ17は、図8に示すように、フロントケース23の樹脂部55のキー用開口56及び板金部57のキー用開口58を介して第2筐体外部へ露出している。
なお、図8に示すように、キープレート21は、板金部57の、樹脂部55のキー用開口58から露出した部分に積層され、両面テープや接着剤等の適宜な固定部材により板金部57に対して固定されている。
板金部57は、FPC45(メイン基板29)のグランドラインに電気的に接続されている。例えば、図8に示すように、板金部57の側面側折り返し部57cには、樹脂部55の外周面構成部55bから筐体内側に露出する部分があり(図9(a)も参照)、当該露出部分がシールドケース43の外周に当接することにより、板金部57は、シールドケース43を介して、FPC45のグランドラインに電気的に接続される。
以上の構成を有する携帯電話機1における、キーシート51の係止方法について、説明する。
図3に示すように、フロントケース23の板金部57には、複数の第1孔部61が形成されている。複数の第1孔部61の形状、大きさ、位置、数は、適宜に設定されてよい。図3では、板金部57の、樹脂部55のキー用開口56において樹脂部55から露出する部分に、複数の第1孔部61が形成されている場合を例示している。より具体的には、複数の第1孔部61が、樹脂部55のキー用開口56の縁部に沿って複数配置されている場合を例示している。なお、複数の第1孔部61は、板金部57の複数のキー用開口58の間のフレーム部分に沿って複数配置されていてもよい。また、図3では、複数の第1孔部61が、矩形に形成されている場合を例示している。なお、第1孔部61は、板金部57のうち、対向面部5aを構成する基部57aに形成されているから、第1孔部61は対向面部5aに形成されていると捉えることができる。また、第1孔部61は、対向面部5aの筐体内側の面に形成された穴部(孔部及び凹部を含む)であると捉えることができる。
一方、図6に示すように、キーシート51の板金部57(対向面部5a)に対向する面には、板金部57側に突出する複数の第1突部62が形成されている。複数の第1突部62は、複数の第1孔部61に対応する位置に設けられている。第1突部62は、第1孔部61に挿入可能な大きさ、形状を有している。複数の第1突部62は、例えば、縁部51aや平面部51bが局所的に肉厚に形成されることにより構成されている。
図7に示すように、キーシート51のFPC45側(筐体内部側)の面には、FPC45側に突出する複数の第2突部64が形成されている。複数の第2突部64の形状、大きさ、位置、数は、適宜に設定されてよい。図7では、リブ51fの両端に、円形の第2突部64が設けられている場合を例示している。
一方、図2に示すように、FPC45のキーシート51には、複数の第2突部64に対応する位置に、第2突部64が挿入される複数の第2孔部63が形成されている。なお、第2孔部63は、FPC45の対向面部5a側の面に形成された穴部(孔部及び凹部を含む)であると捉えることができる。
図9(a)は、図8の領域IXaを拡大して示す斜視図であり、図9(b)は、図9(a)の領域IXbの拡大図である。ただし、図9(b)では、キーシート51のみを示している。
図9(b)に示すように、第1突部62は、軸部62aと、軸部62aの先端に形成された係合部62bとを有している。軸部62aは、例えば、第1孔部61の形状及び大きさと同等の形状及び大きさを有している。係合部62bは、例えば、第1突部62の先端が拡径されることにより形成されている。
また、第2突部64は、軸部64aと、軸部64aの先端に形成された係合部64bとを有している。軸部64aは、例えば、第2孔部63の形状及び大きさと同等の形状及び大きさを有している。係合部64bは、例えば、第2突部64の先端が拡径されることにより形成されている。
図10(a)は、第1突部62周辺を示す断面図である。なお、図10(a)は、図8の一部の拡大図である。
図8、図9及び図10(a)に示すように、第1突部62は、第1孔部61に挿入される。この際、第1突部62の係合部62bは、弾性変形しつつ第1孔部61を通過し、第1孔部61を通過した後は、復元力により元の形状に戻り、板金部57の筐体外側(図10(a)の上方側)の面に係合する。
図10(a)に示すように、第1孔部61及び第1突部62は、キープレート21により被覆される。第1突部62の係合部62bは、キープレート21の板金部57側の面に形成された凹部21aに収容されている。係合部62bは、キープレート21と板金部57とに適宜な圧力で挟持されている。なお、第1突部62の軸部62aは、第1孔部61に嵌合してもよいし、嵌合していなくてもよい。また、軸部62aは、第1孔部61に圧入されていてもよい。
図10(b)は、第2突部64周辺を示す断面図である。なお、図10(b)は、図8と同一方向の断面図である。
図8、図9及び図10(b)に示すように、第2突部64は、第2孔部63に挿入される。この際、第2突部64の係合部64bは、弾性変形しつつ第2孔部63を通過し、第2孔部63を通過した後は、復元力により元の形状に戻り、FPC45の筐体内側(図10(b)の下方側、シールドケース43側)の面に係合する。
図10(b)に示すように、第2突部64の係合部64bは、シールドケース43のFPC45側の面に形成された凹部43aに収容されている。係合部64bは、FPC45とシールドケース43とに適宜な圧力で挟持されている。なお、第2突部64の軸部64aは、第2孔部63に嵌合してもよいし、嵌合していなくてもよい。また、軸部64aは、第2孔部63に圧入されていてもよい。
図11は、携帯電話機1の信号処理系の構成を示すブロック図である。
携帯電話機1は、CPU85、メモリ86、通信処理部87、音響処理部91及び画像処理部93を備えている。これら各部は例えばメイン基板29に設けられたIC37により構成されている。
CPU85及びメモリ86は、操作部15等の各種手段からの信号に基づいて所定の演算を行い、画像処理部93等の各種手段の制御を実行する制御部として機能する。
通信処理部87は、高周波回路を含んで構成されている。通信処理部87は、電波を利用した遠距離無線通信を行うために、CPU85で処理された音響データ、画像データ等の各種データを変調して、アンテナ89を介して送信する。また、通信処理部87は、アンテナ89を介して受信した信号を復調してCPU85に出力する。
音響処理部91は、CPU85からの音響データを電気信号に変換して通話用のスピーカ97、着信等を報知するためのスピーカ99に出力する。スピーカ97及びスピーカ99は、音響処理部91からの電気信号を音響に変換して出力する。一方、マイクロフォン39は、入力された音響を電気信号に変換して音響処理部91に出力する。音響処理部91は、マイクロフォン39からの電気信号を音響データに変換してCPU85に出力する。
画像処理部93は、CPU85からの画像データを画像信号に変換して表示部11へ出力する。また、所定のカメラモジュール95から出力される撮像信号(画像データ)を所定のフォーマットの画像データに変換してCPU85へ出力する。
以上の実施形態によれば、携帯電話機1は、所定面部としての対向面部5aを有する第2筐体5と、第2筐体5内において、対向面部5aに対向配置される回路基板としてのFPC45と、FPC45の対向面部5a側の面に設けられた複数のスイッチ47と、複数のスイッチ47に被せられたキーシート51と、キーシート51の対向面部5a側の面に設けられ、対向面部5aに形成された一の開口59から共に露出する複数のキートップとしての複数のダイヤルキー17Aとを有し、対向面部5aのキーシート51に対向する面には、開口59の外周部に、筐体側穴部としての第1孔部61が形成され、キーシート51の対向面部5aに対向する面には、第1孔部61に挿入される筐体側突部としての第1突部62が形成されていることから、複数のダイヤルキー17Aを隣接して配置し、複数のダイヤルキー17Aの配置領域を縮小化できる。しかも、従来使用されていたフレームを省略して部材点数を削減しつつ、キーシート51(キートップ17)の脱落を防止することができる。
第2筐体5は、対向面部5aを構成する第1筐体部材としての樹脂部55と、対向面部5aを構成し、樹脂部55に埋設された第2筐体部材としての板金部57とを有し、樹脂部55には、開口59を構成する、第1キー用開口としてのキー用開口56が形成され、板金部57には、開口59を構成する、第2キー用開口としてのキー用開口58Aが形成され、板金部57は、第1キー用開口58において樹脂部55から露出し、第1突部62が挿入される穴部が、板金部57の、キー用開口56において樹脂部55から露出する部分に形成された孔部(第1孔部61)により構成されていることから、穴部の形成が容易である。
そして、板金部57の、キー用開口56において樹脂部55から露出する部分に固定される被覆部材としてのキープレート21により、第1突部62や第1孔部61を隠すことができる。
第1突部62は、先端側に、樹脂部55の筐体外部側の面に係合する筐体側係合部としての係合部62bを有することから、第1突部62の第1孔部61からの抜けを防止することができ、一層、キーシート51の脱落を防止できる。
携帯電話機1は、ダイヤルキー17A以外に、キーシート51に設けられたカーソルキー17B、決定キー17C、ファンクションキー17D等の他のキートップを有し、板金部57には、キー用開口56と重なる位置に、第3キー用開口としての、キー用開口58BC、58Dが形成され、他のキートップは、キー用開口56及び第3キー用開口から筐体外部へ露出し、板金部57のキー用開口58Aと、キー用開口58BC、58Dとの間の部分は、キーシート51を係止することから、板金部57は、第1孔部61の形成や被覆を容易にするだけでなく、複数種類のキートップが配置される比較的広いキーシート51を直接的に係止することにも寄与し、有効に利用される。
樹脂部55は、第1の材料としての樹脂により構成され、板金部57は、樹脂よりも弾性係数が高い第2の材料としての板金により構成されていることから、板金部57は、第1孔部61の形成や被覆を容易にするだけでなく、第2筐体5の強度を補強することにも寄与し、有効利用される。
樹脂部55は、絶縁性を有し、板金部57は、導電性を有し、板金部57は、FPC45のグランドに接続されていることから、基本的には樹脂部55により筐体外部から筐体内部への静電気の侵入を防止しつつ、キートップ17を露出させるための開口から侵入した静電気をグランドに流すことができ、静電気によるノイズや故障を防止できる。
FPC45には、キーシート51側の面に基板側穴部としての第2孔部63が形成され、キーシート51には、FPC45側の面に第2孔部63に挿入される基板側突部としての第2突部64が形成されていることから、キーシート51が一層堅固に係止される。すなわち、キーシート51は、基本的には対向面部5aとFPC45とに挟持されているから、第1突部62及び第1孔部61のみでも十分にキーシート51を係止できるが、何らかの要因により、キーシート51が対向面部5a又はFPC45から離れたとしても、第1突部62と、第2突部64とは、その挿入方向が逆方向であることから、双方の係合が外れることはない。
キーシート51は、複数のキートップ17が固定される部分(台座部51c)の間において、FPC45側に突出するリブ51fを有し、第2突部64は、リブ51fに設けられていることから、キートップ17のストロークを確保するために、キーシート51をFPC45から浮かせるように支持するリブ51fが、キーシート51の係止にも利用されることになる。その結果、第2突部64を独立して設けなくてもよく、構造が簡素になる。
基板側穴部(第2孔部63)は、FPC45に形成された基板側孔部としての第2孔部63により形成され、第2突部64は、先端側に、FPC45の、キーシート51とは反対側の面に係合する係合部64bを有することから、第2突部64の第2孔部63からの抜けが防止され、キーシート51は、一層堅固に係止される。
携帯電話機1は、FPC45のキーシート51とは反対側に積層されたシールドケース43を有し、係合部64bは、FPC45とシールドケース43とに挟持されていることから、第2突部64の第2孔部63からの抜けが一層堅固に防止される。
シールドケース43には、係合部64bが収納される凹部43aが形成されていることから、シールドケース43とFPC45とを密に積層しつつ、係合部64bをシールドケース43に対しても係合させることができ、キーシート51が一層堅固に係止される。
本発明は、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
本発明の電子機器は、携帯電話機に限定されない。例えば、デジタルカメラ、PDA、ノートパソコン、携帯型ゲーム機であってもよい。また、電子機器全体の筐体は、開閉可能に2以上の筐体が連結されたものに限定されない。例えば、筐体を一つのみ有するものであってもよい。
複数のスイッチが設けられる回路基板は、FPCに限定されない。例えば、回路基板は、メイン基板29のように、硬質の樹脂をベースとしたプリント配線基板により構成されてもよい。この場合、基板側突部(第2突部64)と基板側穴部(第2孔部63)との係合によるキーシートの係止が堅固なものとなる。
キーシートの筐体側突部(第1突部62)が挿入される筐体の筐体側穴部(第1孔部61)は、孔部により形成されるものに限定されない。凹部であってもよい。同様に、キーシートの基板側突部(第2突部64)が挿入される基板の基板側穴部(第2孔部63)は、孔部により形成されるものに限定されない。凹部であってもよい。
また、キーシートの筐体側突部や基板側突部の先端に形成される係止部は設けられなくてもよい。突部が穴部に挿入されるだけでも、キーシートの面に沿う方向の移動が規制され、ひいては、キーシートの脱落が防止される。また、例えば、一般に、キーシートは弾性部材により形成されているから、筐体側突部や基板側突部を筐体側穴部や基板側穴部に圧入することにより、キーシートを堅固に係止することもできる。
筐体側穴部を第2筐体部材に形成された孔部(第1孔部61)により構成する場合、その孔部や当該孔部に挿入される筐体側突部を隠す部材は、第2筐体部材に固定される被覆部材(キープレート21)に限定されない。
図12は、筐体側穴部を構成する孔部等を隠す、別の構成を示す断面図である。
この例では、キープレート21は、省略されている。そして、キートップ17′により、第1孔部61や第1突部62(板金部57のキー用開口56において露出する部分)が被覆されている。この例では、キープレート21を省略できるというメリットがある。
また、板金部57は、樹脂部55よりも弾性係数が高く、比較的薄く形成されていることから、板金部57の露出部分をキートップ17′により被覆しつつ、キートップ17′のストロークを確保したとしても、キートップ17′は、筐体表面(樹脂部55の表面)から大きく突出することはなく、筐体の薄型化が図られる。
本発明の実施形態の携帯電話機の外観を示す斜視図である。 図1の携帯電話機の分解斜視図である。 図1の携帯電話機のフロントケースの斜視図である。 図3のフロントケースの樹脂部を示す斜視図である。 図3のフロントケースの板金部を示す斜視図である。 図1の携帯電話機のキーアセンブリの斜視図である。 図5のキーアセンブリを図5の背面側から見た斜視図である。 図1のVIII−VIII線における断面図である。 図8の領域IXを拡大して示す斜視図及びその斜視図の一部を更に拡大して示す斜視図である。 図1の携帯電話機1のキーシートの係止方法を説明する図である。 図1の携帯電話機の信号処理系の構成を示すブロック図である。 キーシートの係止部の被覆方法の変形例を示す図である。
符号の説明
1…携帯電話機(電子機器)、5…第2筐体(筐体)、5a…対向面部(所定面部)、45…FPC(回路基板)、47…スイッチ、51…キーシート、59…開口、17…キートップ、17A…ダイヤルキー(キートップ)、61…第1孔部(筐体側穴部)、62…第1突部(筐体側突部)。

Claims (13)

  1. 所定面部を有する筐体と、
    前記筐体内において、前記所定面部に対向配置される回路基板と、
    前記回路基板の前記所定面部側の面に設けられた複数のスイッチと、
    前記複数のスイッチに被せられたキーシートと、
    前記キーシートの前記所定面部側の面に設けられ、前記所定面部に形成された一の開口から共に露出する複数のキートップと、
    を有し、
    前記所定面部の前記キーシートに対向する面には、前記開口の外周部に、筐体側穴部が形成され、
    前記キーシートの前記所定面部に対向する面には、前記筐体側穴部に挿入される筐体側突部が形成されている
    電子機器。
  2. 前記筐体は、
    前記所定面部を構成する第1筐体部材と、
    前記所定面部を構成し、前記第1筐体部材に埋設された第2筐体部材と
    を有し、
    前記第1筐体部材には、前記開口を構成する、第1キー用開口が形成され、
    前記第2筐体部材には、前記開口を構成する、第2キー用開口が形成され、
    前記第2筐体部材は、前記第1キー用開口において前記第1筐体部材から露出し、
    前記筐体側穴部は、前記第2筐体部材の、前記第1キー用開口において前記第1筐体部材から露出する部分に形成された筐体側孔部により構成されている
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2筐体部材の、前記第1キー用開口において前記第1筐体部材から露出する部分の筐体外部側に固定され、前記筐体側孔部及び前記筐体側突部を被覆する被覆部材を有する
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記筐体側孔部及び前記筐体側突部は、前記複数のキートップにより被覆されている
    請求項2に記載の電子機器。
  5. 前記筐体側突部は、先端側に、前記第2筐体部材の筐体外部側の面に係合する筐体側係合部を有する
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記キーシートに設けられた他のキートップを有し、
    前記第2筐体部材には、前記第1キー用開口と重なり、前記第2キー用開口とは異なる位置に、第3キー用開口が形成され、
    前記他のキートップは、前記第1キー用開口及び前記第3キー用開口から筐体外部へ露出し、
    前記第2筐体部材の、前記第2キー用開口と前記第3キー用開口との間の部分は、前記キーシートを係止する
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記第1筐体部材は、第1の材料により構成され、
    前記第2筐体部材は、前記第1の材料よりも弾性係数が高い第2の材料により構成されている
    請求項2〜6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記第1筐体部材は、絶縁性を有し、
    前記第2筐体部材は、導電性を有し、
    前記第2筐体部材は、前記回路基板のグランドに接続されている
    請求項2〜7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記回路基板には、前記キーシート側の面に基板側穴部が形成され、
    前記キーシートには、前記回路基板側の面に前記基板側穴部に挿入される基板側突部が形成されている
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記キーシートは、前記複数のキートップが固定される部分の間の位置において、前記回路基板側に突出し、前記回路基板に当接するリブを有し、
    前記基板側突部は、前記リブに設けられている
    請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記基板側穴部は、前記回路基板に形成された基板側孔部により形成され、
    前記基板側突部は、先端側に、前記回路基板の、前記キーシートとは反対側の面に係合する基板側係合部を有する
    請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記回路基板の前記キーシートとは反対側に積層されたシールドケースを有し、
    前記基板側係合部は、前記回路基板と前記シールドケースとに挟持されている
    請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記シールドケースには、前記基板側係合部が収納される凹部が形成されている
    請求項11又は12に記載の電子機器。
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