JP2007208314A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】少スペースでケーブルが挿通される筒状部材を基準電位に電気的に接続し、また、ディスプレイ周辺への静電気の侵入を防止できる携帯電子機器を提供するものである。
【解決手段】導通性を有するヒンジ部材16と、第一筐体10に設けられたメイン表示ユニット7の背面に板金部材14を設け、板金部材14は、基準電位に接続されると共に、ヒンジ部材16と導通可能に当接されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、二つの筐体が開閉可能に軸支される携帯電子機器に関するものである。
ヒンジ部によって2つの筐体が開閉可能に軸支される携帯電話機が例えば特許文献1などに開示されている。このような携帯電話機においては、一方の筐体(第一筐体)に表示器等の電子部品が内装され、他方の筐体(第二筐体)に回路基板やバッテリーが内装されており、この電子部品と回路基板とを電気的に接続するためのケーブルをヒンジ部の内部に形成された通路内に挿通される構成を用いているものがある。
このため、携帯電話機を開閉する度にケーブルの形状が変化する。しかしながら、このようなケーブルは、当然ながら導電材料で構成されており、携帯電話機の無線部にとっては、予め設けてあるアンテナと高周波的に結合してしまうなどして、ケーブルがアンテナとして機能してしまう場合もある。
そして、ケーブルの形状が開閉等で変化するとアンテナ特性が変化してしまうという現象が生じる。
これに対しては、ヒンジ部に嵌合された導電性の筒状部材を、バッテリーと電気的に接続している回路基板の基準電位に電気的に接続し、前述のケーブルをこの筒状部材内に挿通する構成とすることによって、ケーブルをシールドしてアンテナとして機能させないようにする技術が提案されている(特許文献2参照)。
また、近年の携帯電話機の表示器の大型化に伴い、表示器と表示器周辺の機器に外部からの静電気が侵入しやすくなり、静電気による誤動作が起こる虞がある。
そこで、ディスプレイの周囲に基準電位に接続された金属部材を設けてシールド効果を与えることにより、静電気による誤動作を防止する技術が提案されている(特許文献3参照)。
特開2003−101623号公報 特開2005−116735号公報 特開2003−18264号公報
しかしながら、特許文献2に開示された技術では、バッテリーと電気的に接続している回路基板と筒状部材とを電気的に接続する必要があるが、第二筐体内に配された回路基板と筒状部材とを電気的に接続することは必ずしも容易ではなかった。
また、特許文献3に開示された技術では、ディスプレイそのものの静電対策が考慮されていないため、静電気によってディスプレイが破壊されることを防止することは困難であった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、アンテナ特性を確保し、且つ、静電気によってディスプレイが破壊されることを防止できる携帯電子機器を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明は、第一筐体と第二筐体とが互いの端部に構成されたヒンジ部を介して開閉可能に軸支された折り畳み式携帯電子機器において、前記ヒンジ部には、互いの筐体に挿通されて接続し、導電性を有するヒンジ部材が設けられ、前記第一筐体は、表示器と、当該表示器背面に設けられる板金部材と、当該表示器に給電を行う第一回路基板とが内部に設けられ、前記第二筐体には、電源から給電される第二回路基板が内部に設けられ、前記ヒンジ部材は、前記ヒンジ部内にて、一端が前記第二筐体側に挿通されると共に他端が第一筐体側に挿通されて互いの筐体の回動軸となる筒状の回動軸部を有し、当該回動軸部の内部には前記第一回路基板と前記第二回路基板とを基準電位を含んで電気的に接続する連絡線が設けられ、前記板金部材は、前記第一回路基板の基準電位に接続されると共に、前記ヒンジ部材と導通可能に当接されていることを特徴とする。
このように構成することで、表示器背面に設けられた板金部材を基準電位にし、その板金部材を介して第一回路基板の基準電位に筒状部材が接続される。
また、本発明は、前記ヒンジ部材は、前記回動軸部の前記他端から前記第一筐体内部にて延在され、前記第一筐体に固定される固定部を有し、前記板金部材は、前記表示器背面から当該背面外に延在される延在部を有し、前記延在部と前記固定部は、それぞれ開口を有し、前記第一筐体に共締めされて固定されることを特徴とする。
このように構成することで、省スペースで板金部材とヒンジ部材とが導通可能に当接され、固定することが可能となる。
さらに、本発明は、前記第一回路基板は、前記板金部材に沿うように設けると共に、前記板金部材に対向する面に、基準電位層の一部が露出され、前記板金部材は、前記第一回路基板に対向する面にて突出する凸部を設け、前記第一筐体内にて当該凸部と前記露出される前記基準電位層とが当接されることを特徴とする。
このように構成することで、少スペースで第一回路基板の基準電位に板金部材が接続される。
また、本発明は、前記第一筐体は、内部に前記表示器を固定する固定リブを有し、前記固定リブは、前記表示器に加え、前記第一回路基板を前記表示器の背面に積層状態にて嵌合保持することを特徴とする。
このように構成することで、第一回路基板の基準電位と表示器背面に設けられた板金部材との接続を確実なものとすることができる。
本発明によれば、表示器背面に設けられた板金部材を基準電位にし、その板金部材を介して第一回路基板の基準電位に筒状部材が接続されるため、小型で容易にアンテナ特性を向上させ、表示器と表示器周辺の機器への外部からの静電気の侵入を防止できる効果がある。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、携帯電子機器としての携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式のものであり、テンキー2やカーソルキー3あるいはファンクションキー4等の複数の操作キーを備えた第二筐体6に、メイン表示ユニット7とサブ表示ユニット8とを表裏面に備えた第一筐体10が、それぞれの基部に設けたヒンジ部11a,11b,11cを介して開閉可能に軸支されたものである。
第二筐体6には、制御部(CPU)等を備えた第二回路基板19が内装され、先端に通話用のマイクロフォン5が設けられている。また、複数の操作キーが露出する面の反対面には、第二回路基板19と電気的に接続されるバッテリー51が着脱可能に設けられている。
また、第一筐体10の先端に通話用のスピーカー9が設けられている。
図2に示すように、第一筐体10は、枠状に形成された樹脂製のケース12と、樹脂製のカバー13からなり、これらケース12とカバー13とがネジ44a,44b,44c,44dによって締結される構成となっている。
ケース12とカバー13との間には、ケース12を介して露出するようにメイン表示ユニット7が設けられている。そして、メイン表示ユニット7の背面には、メイン表示ユニット7の補強用の板金部材14が設けられている。
さらに、板金部材14上には、カバー13を介して露出するようにサブ表示ユニット8が設けられ、さらに、サブ表示ユニット8の周囲を囲むように第一回路基板15が設けられている。
ケース12には、メイン表示ユニット7の表示面29と対応する部分に開口部22が設けられている。その開口部22のヒンジ部11a,11bと反対側には、通話用のスピーカー9が内装されている。
ケース12の開口部22両側縁には、第一回路基板15と係合する係合爪17a,17b,17c,17dが設けられている。この係合爪17a,17b,17c,17dは、開口部22内にメイン表示ユニット7、板金部材14、および、第一回路基板15を積層した状態で嵌合し、固定するものである。
また、開口部22の両側縁には、カバー13と係合する凸部43a,43b,43c,43dが設けられ、それぞれの凸部43a,43b,43c,43dがそれぞれの係合爪17a,17b,17c,17dより中央寄りに配設されている。これら凸部43a,43b,43c,43dの先端の開口部22に向かう側(内側)には第一回路基板15に係合するための係合部が、開口部22の外側に向かう側(外側)には凹部が形成されている。
また、ケース12の四隅には、上述したネジ44a,44b,44c,44dを挿通するためのネジ孔18a,18b,18c,18dが設けられている。
そして、ケース12の基端両側には、第二筐体6に軸支されるヒンジ部11a,11bが突出して設けられ、ヒンジ部11a,11bの一方には、ヒンジ部材16が内装されている。
図3に詳示するように、ヒンジ部材16は、金属製の部材であって、その内部に第一回路基板15と第二回路基板19とに跨って接続される連絡線としての同軸ケーブル64が挿入される挿通孔63が形成されたものである。
ヒンジ部材16は、筒状の円筒部65と、その円筒部65の一端側から外周に沿って軸方向に延出した延出部66とが設けられたものであって、その延出部66の一側から舌片部75が突出して設けられている。
円筒部65の他端側、つまり、第二筐体6のヒンジ部11c側には、ヒンジ部11cに挿入されて回動可能に係合する回動軸部74が設けられている。これら円筒部65と回動軸部74とに渡って挿通孔63が設けられており、この挿通孔63には、同軸ケーブル64が挿通可能となっている。
舌片部75の先端には、ネジ孔79が形成され、このネジ孔79の周辺を囲むようにリブ76が舌片部75から立ち上げ形成されている。また、リブ76は、舌片部75の一側に沿って突出している。さらに、舌片部75と円筒部65との間を跨ぐようにリブ78が舌片部75の他側に設けられている。
そして、このリブ76とリブ78との間、および、延出部66に同軸ケーブル64が配索されるようになっている。
メイン表示ユニット7は、ガラスで挟持された構造の液晶ディスプレイであるメイン表示器90と、メイン表示器90の周囲を囲むように設けられた枠状で樹脂製のホルダー20とで構成されており、メイン表示器90の表示面29がケース12の開口部22に露出するように配置されている。
メイン表示ユニット7の一側には、第一回路基板15と接続されるフレキシブル基板(FPC)21が接続されている。また、ホルダー20の両側には、メイン表示ユニット7の背面に配設された板金部材14と係合する係合爪23a,23b,23c,23d,23eが設けられている。
図4に詳示するように、板金部材14は、メイン表示ユニット7の捩れ等を防止する補強材であって、外形が四角形であって、この四角形の平面部25の各辺から側壁26a,26b,26c,26dを直角に折り曲げるようにして、一枚の板金から形成されたものである。
平面部25の先端側には軽量化のための孔27a,27bが設けられ、基部側には、サブ表示ユニット8を収納する収納凹部28が設けられている。
収納凹部28には、先端側の両隅と基端側の中央寄りにサブ表示ユニット8を固定するための固定爪32a,32b,32c,32dが、板金を折り曲げることにより設けられている。また、収納凹部28の中央から略先端側寄りには、軽量化のための孔34が設けられている。
収納凹部28の両側に近接する平面部25上には、四つの凸部69a,69b,69c,69dが設けられている。これら凸部69a,69b,69c,69dは、第一回路基板15上に設けられた基準電位パターンに導通可能に当接するものである。
また、平面部25の基端両側には、平面部25から突出する突出部68a,68bが設けられている。突出部68a,68bは、先端が平面円形状であって、その平面円形状の略中心にネジ孔67a,67bが形成されている。
板金部材14の側壁26a,26b,26c,26dには、メイン表示ユニット7のホルダー20に設けられた係合爪23a,23b,23c,23d,23eと対応する位置に係合孔35a,35b,35c,35d,35eがそれぞれ設けられている。
第一回路基板15は、メイン表示ユニット7とサブ表示ユニット8とに給電等を行うものである。この第一回路基板15の基部側には、サブ表示ユニット8の外形に対応するように開口した開口部36が設けられ、先端にはケース12のヒンジ部11a,11b側とは反対方向に向かって突出する突出部80a,80bが設けられている。
開口部36の突出部80a,80b側には、サブ表示ユニット8に一端が接続されているフレキシブル基板(FPC)37の他端を接続するコネクタ38が設けられている。
また、メイン表示ユニット7に一端が接続されているフレキシブル基板21と対応する位置には、このフレキシブル基板21の他端と接続するコネクタ39が設けられている。
さらに、第一回路基板15上のコネクタ39とは反対側縁には、同軸ケーブル64と接続されるコネクタ70が設けられている。
同軸ケーブル64は、細線同軸ケーブルと呼ばれる非常に細いケーブル複数で構成されており、この中の少なくとも一本は、その一端が第二回路基板19の基準電位に接続している基準電位ラインが含まれている。
また、基準電位ラインの他端は、コネクタ70を介して第一回路基板15に接続され、これにより基準電位ラインは、基準電位を第一回路基板15と第二回路基板19の間で導通させている。尚、同軸ケーブル64には、操作、表示、さらに、音声などの信号を供給するラインも含んでいる。
また、第一回路基板15の両側には、ケース12の凸部43a,43b,43c,43dに対応する位置に切欠き部42a,42b,42c,42dが設けられている。この切欠き部42a,42b,42c,42dは、ケース12の凸部43a,43b,43c,43dの内側の係合部に係止されるものである。
ここで、メイン表示ユニット7のフレキシブル基板21の配索位置と対応する切欠き部42cは、フレキシブル基板21が配索可能な大きさを有している。
第一回路基板15の四隅には、ケース12の係合爪17a,17b,17c,17dに対応する位置に切欠き部45a,45b,45c,45dが設けられ、第一回路基板15とケース12とを係合するようになっている。
図5に示すように、開口部36の両側に近接する第一回路基板15上には、金属パターンが露出した当接部81a,81bが形成されている。
先述したように、第一回路基板15は、コネクタ70を介して基準電位を含み、電源系統が供給されており、多数の各種電源系、信号系の電力供給される金属パターンを有している。
当接部81a,81bは、この第一回路基板15における基準電位に電気的に接続したものであって、板金部材14上に設けられた凸部69a,69b,69c,69dに対応する位置に配設している。
また、第一回路基板15上の当接部81a,81bを除く部分には、レジスト82a,82bにより絶縁処理が施されている。
図2に示すように、サブ表示ユニット8は、ガラスで挟持された構造の液晶ディスプレイであるサブ表示器91と、サブ表示器91を覆うようにゴム製の材料で一体成型されたホルダー31と、サブ表示器91に接続されるフレキシブル基板(FPC)37とで構成されている。
ホルダー31の先端側(スピーカー9側)と基端側(ヒンジ部11a,11b側)には、板金部材14に設けられた固定爪32a,32b,32c,32dと対応する位置に固定孔47a,47b,47c,47dがホルダー31を貫通して形成されている。
また、ホルダー31には、表示器91の表示面30と対応する位置に開口部33が設けられている。
カバー13には、サブ表示器91の表示面30に対応する部分に窓24が設けられている。
カバー13の基端両側には、ケース12のヒンジ部11a,11bを覆うヒンジカバー56a,56bが突出して設けられ、カバー13の両側には、ケース12の凸部43a,43b,43c,43dに対応する位置に、凸部43a,43b,43c,43dに係合する係合突起57a,57b,57c,57dが設けられている。
また、カバー13の四隅には、ネジ44a,44b,44c,44dに対応する位置に、ネジ部58a,58b,58c,58dが設けられている。
これにより、カバー13は、係合突起57a,57b,57c,57dがケース12の凸部43a,43b,43c,43dと係合し、且つ、ネジ部58a,58b,58c,58dがネジ44a,44b,44c,44dによってケース12と締結することで、確実にケース12上を閉塞するようになっている。
また、板金部材14の側壁26a,26b,26c,26dに設けられた凸部35a,35b,35c,35d,35eと、メイン表示ユニット7のホルダー20に設けられた係合爪23a,23b,23c,23d,23eとによって、板金部材14にメイン表示ユニット7が係合され、一体となる。
さらに、図6に示すように、メイン表示ユニット7と一体になった板金部材14のヒンジ部11a,11b側に設けられた突出部68a,68bとヒンジ部材16の延出部66とが当接し、ケース12とカバー13と共に、ネジ44a,44dによって締結固定され、板金部材14とヒンジ部材16とが導通可能に接続される。
そして、図7に示すように、板金部材14に第一回路基板15が被覆され、しかも凸部43a,43b,43c,43dによりケース12の開口部22側にメイン表示ユニット7と、板金部材14と、第一回路基板15とを一まとめにする形で一体化に把持するため、板金部材14に設けられた凸部69a,69b,69c,69dと、第一回路基板15上の当接部81a,81bとが当接される。
また、第一回路基板15の切欠き部45a,45b,45cとケース12の係合爪17a,17b,17c,17dとによっても、ケース12の開口部22内にメイン表示ユニット7、板金部材14および第一回路基板15が積層された状態で嵌合されるため、凸部69a,69b,69c,69dと当接部81a,81bとは、より密着し、抵抗値は下がる。
したがって、上述の実施形態によれば、第一回路基板15上の基準電位に電気的に接続された当接部81a,81bと、板金部材14に設けられた凸部69a,69b,69c,69dとが当接されることにより、板金部材14が基準電位になる。
また、板金部材14と導通可能に接続されたヒンジ部材16を基準電位にすることができるため、アンテナ特性を向上できる効果がある。
しかも、板金部材14と、ヒンジ部材16との接続が、ネジ44a,44dで共締めされるので、多少の捩れでも接触を保つことができる。
また、凸部69a,69b,69c,69dと当接部81a,81bとの当接方向がケース12とカバー13とのネジ44a,44b,44c,44dによる締結方向と一致するため、締結により、より確実な接触を確保することができる。
また、メイン表示ユニット7の裏側に配設された板金部材14が基準電位になっているため、外部からメイン表示ユニット7への静電気の侵入を防止できる効果を奏することができる。
さらに、メイン表示ユニット7がセットされたホルダー20と板金部材14とが係合されて一体となり、さらに、その板金部材14の突出部68a,68bがケース12とカバー13と共に、ネジ44a,44dによって締結固定されることで、第一筐体10と一体化することができる。このため、板金部材14やメイン表示ユニット7の剛性を確保することができ、携帯電話機を薄く、小型化できる効果がある。
そして、落下等の衝撃によるメイン表示ユニット7の飛散も第一筐体10に一体化された板金部材14によって防止することができる効果がある。
尚、この発明は上述した実施形態に限られるものではなく、メイン表示器7やサブ表示器8は、ガラスで挟持された構造の液晶ディスプレイである場合について説明したが、EL(Electro Luminescence)ディスプレイとしてもよい。
また、上記実施形態では、メイン表示ユニット7と、サブ表示器91とにフレキシブル基板(FPC)21,37が接続された場合について説明したが、フレキシブル基板(FPC)21,37に代えて他のフレキシブル基板(FFC)や同軸ケーブルおよびフラットケーブルが接続された場合であっても同様の効果を奏することができる。
さらに、上記実施形態では、第一回路基板15と第二回路基板19とに跨って同軸ケーブル64が接続された場合について説明したが、同軸ケーブル64に代えてフレキシブル基板(FFC,FPC)およびフラットケーブルが接続された場合であっても同様の効果を奏することができる。
そして、上記実施形態では、サブ表示器91にゴム製の材料で一体成型したホルダー31を用いた場合について説明したが、スポンジや軟質樹脂で一体成型したホルダーとしてもよい。
また、上記実施形態では、ヒンジ部材16に金属製の部材を用いた場合について説明したが、金属製の部材に代えて、非導電性の部材とし、その非導電性の部材の表面に導電性の塗装を施したもの、もしくは、金属製の部材の表面に導電性の塗装を施したものでもよい。
本発明の実施形態における折り畳み式携帯電話機の斜視図である。 本発明の実施形態における第一筐体の構成分解図である。 本発明の実施形態におけるヒンジ部材の斜視図である。 本発明の実施形態における板金部材の平面図である。 本発明の実施形態における第一回路基板の平面図である。 本発明の実施形態における板金部材とヒンジ部材の接続状態を示す平面図である。 本発明の実施形態における第一回路基板と板金部材の凸部とを当接した状態を示す断面図である。
符号の説明
1…携帯電話機、6…第二筐体、7…メイン表示ユニット、10…第一筐体、11a…ヒンジ部、11b…ヒンジ部、11c…ヒンジ部、14…板金部材、15…第一回路基板、16…ヒンジ部材、17a…係合爪(固定リブ)、17b…係合爪(固定リブ)、17c…係合爪(固定リブ)、19…第二回路基板、51…バッテリー(電源)、64…同軸ケーブル(連絡線)、68…突出部(延在部)、69a…凸部、69b…凸部、69c…凸部、69d…凸部、74…回動軸部、75…舌片部(固定部)、81…当接部、90…メイン表示器(表示器)

Claims (4)

  1. 第一筐体と第二筐体とが互いの端部に構成されたヒンジ部を介して開閉可能に軸支された折り畳み式携帯電子機器において、
    前記ヒンジ部には、互いの筐体に挿通されて接続し、導電性を有するヒンジ部材が設けられ、
    前記第一筐体は、表示器と、当該表示器背面に設けられる板金部材と、当該表示器に給電を行う第一回路基板とが内部に設けられ、
    前記第二筐体には、電源から給電される第二回路基板が内部に設けられ、
    前記ヒンジ部材は、前記ヒンジ部内にて、一端が前記第二筐体側に挿通されると共に他端が第一筐体側に挿通されて互いの筐体の回動軸となる筒状の回動軸部を有し、当該回動軸部の内部には前記第一回路基板と前記第二回路基板とを基準電位を含んで電気的に接続する連絡線が設けられ、前記板金部材は、前記第一回路基板の基準電位に接続されると共に、前記ヒンジ部材と導通可能に当接されていることを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記ヒンジ部材は、前記回動軸部の前記他端から前記第一筐体内部にて延在され、前記第一筐体に固定される固定部を有し、
    前記板金部材は、前記表示器背面から当該背面外に延在される延在部を有し、前記延在部と前記固定部は、それぞれ開口を有し、前記第一筐体に共締めされて固定されることを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記第一回路基板は、前記板金部材に沿うように設けると共に、前記板金部材に対向する面に、基準電位層の一部が露出され、
    前記板金部材は、前記第一回路基板に対向する面にて突出する凸部を設け、前記第一筐体内にて当該凸部と前記露出される前記基準電位層とが当接されることを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記第一筐体は、内部に前記表示器を固定する固定リブを有し、
    前記固定リブは、前記表示器に加え、前記第一回路基板を前記表示器の背面に積層状態にて嵌合保持することを特徴とする請求項3に記載の携帯電子機器。



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