JP2012049895A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る携帯端末装置の2軸ヒンジのネジ締結部は、補強のための板金フレームであるインナーフレーム10と、2軸ヒンジ11と、ネジ12と、ヒンジカバー13と、リアカバー14と、フロントケース15と、スクリーン16と、を具備する。
本発明に特徴的な構成として、2軸ヒンジ11、フロントケース15、及びインナーフレーム10の3部品は、共締めするものとする。インナーフレーム10は、前記の硬度を有する素材(例えばステンレス)で構成される場合、板金の板に曲げや絞り形状を加えて強度を増したものを使用することができる。さらに、インナーフレーム10の角部には、補強のための補強ステイを溶接することができる。
【選択図】図1
Description
このような状況において、機器のデザイン面で、他社との差別化を図り、小型化、薄型化でも商品性を高める必要性があると共に、小型化、薄型化については、折り畳み式の携帯電話機についても、十分な強度を確保することが必要となってきている。そこで、特に2軸ヒンジ部の強度を、ヒンジ単体の大型化や周囲の補強構造による厚み増加によって確保する手法が一般に採られている。
同図に示す2軸ヒンジのネジ締結部の主要な構成要素は、2軸ヒンジ91と、ネジ92と、ヒンジカバー93と、リアカバー94と、フロントケース95と、スクリーン96と、を具備する。
図11は、図10に示す従来の2軸ヒンジ部を有する一般的な携帯端末装置に外力が加わった場合の断面図である。
同図に示すように、従来の2軸ヒンジ部を有する一般的な携帯端末装置に外力が加えられると、フロントケース95には、2軸ヒンジ91が直接に共締めされているため、フロントケース95に負荷が掛かり、その応力によって、フロントケース95が変形したり、破損したりすることが有った。
このような補強構造を実現するために、本発明では、フロントケース部分に、インナーフレームと呼称する板金フレーム(補強部品)を装着し、これを2軸ヒンジと共締めする。
以下、本発明の携帯端末装置及び携帯端末装置の薄型筐体補強方法の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1及び2に示す2軸ヒンジのネジ締結部の主要な構成要素は、補強のための板金フレームであり、インナーフレーム10(補強部品)と、2軸ヒンジ11と、ネジ12と、ヒンジカバー13と、リアカバー14と、フロントケース15と、スクリーン16とを備えている。
本実施形態の特徴的な構成として、2軸ヒンジ11、フロントケース15、及びインナーフレーム10の3部品は、共締めするものとする。
インナーフレーム10は、前記の硬度を有する素材(例えばステンレス)で構成される場合、板金の板に曲げや絞り形状を加えて強度を増したものを使用することができる。
図4は、本発明の実施形態に係る携帯端末装置の、リアカバー解体時の主要な構成要素を示す分解図である。
以下、図1〜4を参照して、本実施形態の携帯端末装置の2軸ヒンジのネジ締結部の機能について説明する。
本実施形態に係る携帯端末装置では、このような問題を回避するため、フロントケース15とインナーフレーム10と2軸ヒンジ11の、3部品を共締めすることで強度を持たせる。このような構造を採用することで、2軸ヒンジ部の剛性を向上させ、筐体の破損や変形を改善している。
図6は、本発明の実施形態に係る携帯端末装置のインナーフレーム10の斜視図を示し、図6(a)は全体図、図6(b)は図6(a)における破線円内の詳細構造を、それぞれ示すものである。
図7は、本発明の実施形態に係る携帯端末装置のインナーフレーム10の斜視図を示し、図7(a)は全体図、図7(b)は図7(a)における破線円内の詳細構造を、それぞれ示すものである。
図6及び7に示すように、インナーフレーム10の角部には、材質によっては、さらに補強のための補強ステイ(21A,21B,21C)を溶接することにより、インナーフレーム10を補強することができる。
図9は、本発明の実施形態に係る携帯端末装置の表示側から見た斜視図である。
本実施形態に係る携帯端末装置は、前述のとおり、特徴的な構成要素として、インナーフレーム10(図1)を新設しているが、図8,9に示すとおり、筐体の小型・計量化を達成できている。また、筐体の厚さも、薄型を達成できている。
本発明の形態端末装置によれば、インナーフレーム構造を用いることで、ヒンジ部のみならず、表示部に及ぶ筐体全体の強度が補強され、日常の使用環境において、十分な強度を確保することが可能となる効果が有る。
前述の補強ステイ(21A,21B,21C)については、主構成要素であるインナーフレーム10の板金を絞ることでも、補強ステイ(21A,21B,22)がある場合と同等の強度を確保しながら、軽量化を図ることができる。
また、ヒンジ取り付け面の折り曲げ部については、主構成要素であるインナーフレーム10の板金を折り曲げ、絞った後に、角の絞り部にさらに部分的に絞りを施すことで、同様に、強度の確保と軽量化とを達成できる。
さらに、内部の実装構造によっては、インナーフレーム10の天面の絞りの形状を変えたり、天面に穴を空けることで、部品実装の有効面積を拡大することができる。
11 2軸ヒンジ
12 ネジ
13 ヒンジカバー
14 リアカバー14
15 フロントケース
16 スクリーン
21A,21B,21C 補強ステイ
Claims (5)
- 少なくとも2軸ヒンジとフロントケースとを含む複数の筐体部品で構成される携帯端末装置であって、
前記の2軸ヒンジと、フロントケースとに、インナーフレームを加えた3部品を筐体部品として使用し、前記3部品を共締めして固定したことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記インナーフレームは、ステンレスを含む金属、硬質プラスチック、強化ガラス、または木材の、いずれか1つを素材として使用するものであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
- 前記インナーフレームとして、曲げや絞り形状を加えたものを使用することを特徴とする請求項2記載の携帯端末装置。
- 前記インナーフレームの角部に、補強のための補強ステイを溶接したことを特徴とする請求項2または請求項3記載の携帯端末装置。
- 前記インナーフレームは、繊維、軟質プラスチック、ゴム、または皮革の、いずれか1つを素材として使用するものであることを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
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2010
- 2010-08-27 JP JP2010191105A patent/JP2012049895A/ja active Pending
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