JP2017147537A - 電子機器および電子機器用筐体 - Google Patents

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佳幸 柴山
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【課題】アンテナの配置スペースを削減して省スペース化を図ることができるとともに、アンテナのパフォーマンスを向上させることができる電子機器および電子機器用筐体を提供すること。
【解決手段】電子機器1は、内部に電子部品が収容される電子機器用筐体23を備え、電子機器用筐体23は、強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形した筐体用材料31,32で構成され、電子機器用筐体におけるプリプレグの層間に、無線通信用のアンテナ24が配置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器および電子機器用筐体に関する。
ノートブック型のパーソナルコンピュータ(以下、ノート型PCという)、タブレット型のパーソナルコンピュータ(以下、タブレット型PCという)、スマートフォンおよび携帯電話等の各種の電子機器の筐体は、軽量、薄型かつ高強度である必要がある。そこで、電子機器の筐体には、炭素繊維等の強化繊維にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグ(繊維強化プラスチック)を複数層積層して成形した筐体用材料が広く用いられている。
昨今のノート型PC等の電子機器には、無線通信用のアンテナが標準で装備されている。無線通信用のアンテナは、電子機器を使用する際に最もアンテナの感度が良好となるように配置され、例えば特許文献1には、ディスプレイ装置の上側にアンテナを配置した構成が開示されている。
特開2002−151928公報
しかしながら、特許文献1に示すような従来の電子機器では、筐体内にアンテナの設置スペースを大きく確保する必要があり、省スペース化が困難であるという問題があった。また、従来の電子機器では、ディスプレイ装置等の電子部品(金属部品)と近接した位置にアンテナが配置されているため、アンテナのパフォーマンス(感度)が低下する可能性があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、アンテナの配置スペースを削減して省スペース化を図ることができるとともに、アンテナのパフォーマンスを向上させることができる電子機器および電子機器用筐体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、内部に電子部品が収容される電子機器用筐体を備える電子機器であって、前記電子機器用筐体は、強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形した筐体用材料で構成され、前記電子機器用筐体における前記プリプレグの層間に、無線通信用のアンテナが配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記電子機器用筐体は、ディスプレイ装置の周囲に設けられた正面カバーと、前記正面カバーおよび前記ディスプレイ装置の背面側に設けられた背面カバーと、を備え、前記アンテナは、前記背面カバーにおける前記プリプレグの層間に配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記アンテナは、前記背面カバーにおいて、前記ディスプレイ装置の外側であって、前記ディスプレイ装置の側面から所定間隔を空けた位置に配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記アンテナは、前記背面カバーの側端部まで延在していることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上記発明において、前記背面カバーにおいて、前記アンテナが配置されている領域は、非導電性の強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形した筐体用材料で構成されていることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器用筐体は、内部に電子部品が収容される電子機器用筐体であって、強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形した筐体用材料で構成され、前記プリプレグの層間に、無線通信用のアンテナが配置されていることを特徴とする。
本発明に係る電子機器および電子機器用筐体によれば、フィルム状のアンテナを電子機器用筐体の内部に埋設することにより、従来のアンテナが配置されていた配置スペースを削減することができるため、省スペース化を図ることができる。また、電子機器および電子機器用筐体によれば、電子機器用筐体の内部にアンテナが埋設されているため、アンテナと電子機器用筐体内の電子部品との間隔が広くなり、アンテナのパフォーマンスが向上する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器の一例を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る電子機器の蓋体の一例を示す正面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る電子機器の蓋体の内部構成を示す断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る電子機器の背面カバーに用いられる筐体用材料の構成を示す断面図である。 図5は、従来技術に係る電子機器の蓋体の内部構成を示す断面図である。 図6は、従来技術に係る電子機器の背面カバーに用いられる筐体用材料の構成を示す断面図である。
以下、本発明に係る電子機器および電子機器用筐体について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、以下の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本発明の実施形態に係る電子機器としては、例えば図1に示すようなノート型PCが挙げられる。電子機器1は、キーボード装置11を備える機器本体10と、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ装置21を備える矩形平板状の蓋体20とを備え、当該蓋体20を左右のヒンジ22により機器本体10に対して開閉可能に連結したクラムシェル型である。
機器本体10の内部には、図示しない基板、演算処理装置、ハードディスク装置およびメモリ等の各種の電子部品が収容されている。蓋体20は、図1に示すように、背面カバー23aと正面カバー23bとからなり、内部に各所の電子部品が収容される電子機器用筐体23を備えている。
背面カバー23aは、図1および図2に示すように、電子機器用筐体23の背面側に設けられたカバー部材である。背面カバー23aは、具体的には図3に示すように、正面カバー23bおよびディスプレイ装置21の背面側に設けられている。また、背面カバー23aは、図4に示すように、強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形した筐体用材料31,32によって構成されている。なお、筐体用材料31,32の詳細については後記する。
正面カバー23bは、図1に示すように、電子機器用筐体23の正面側に設けられたカバー部材である。正面カバー23bは、図2に示すようにディスプレイ装置21の周囲に設けられているとともに、図3に示すように背面カバー23aの正面側に配置されている。
背面カバー23aと正面カバー23bとの間には、図3に示すように、正面カバー23bを背面カバー23aに取り付けるための取付部材25が設けられている。また、背面カバー23aとディスプレイ装置21との間には、ディスプレイ装置21を背面カバー23aに取り付けるための取付部材26が設けられている。
電子機器用筐体23の上部には、図1および図2に示すように、左右一対のアンテナ24,24が設けられている。各アンテナ24は、無線通信等で用いる電波の送受信に用いられる。なお、アンテナ24の詳細については後記する。
[従来のアンテナの構成]
以下、本発明に係る電子機器の特徴であるアンテナ24の詳細を説明する前に、従来の電子機器におけるアンテナの構成について、図5および図6を参照しながら説明する。ここで、図5は、従来の電子機器101を、図2と同様の位置でX−X方向に切断した場合の断面図を示している。また、図6は、図5に示した背面カバー123aを構成する筐体用材料31,32を、一部拡大および誇張して示したものである。
従来の電子機器101は、図5に示すように、電子機器機用筐体の内部の空間、すなわち背面カバー123aと正面カバー23bとの間に、取付部材27が設けられ、その取付部材27を介してアンテナ124が取り付けられている。そのため、従来の電子機器101は、アンテナ124の設置スペースが大きくなり、他の電子部品の設置スペースを圧迫するとともに、例えばディスプレイ装置21の大型化(狭ベゼル化)を図ることが困難であった。また、従来の電子機器101は、電子機器機用筐体の内部にアンテナ124が配置されているため、同図に示すように、アンテナ124とディスプレイ装置21の側面211との間隔d1が狭くなり、アンテナ124のパフォーマンスが低下するという問題があった。
なお、従来の電子機器101では、図5に示すように、背面カバー123aが2種類の筐体用材料131,132で構成されており、背面カバー123aにおいて、ディスプレイ装置21が配置されている領域は筐体用材料131で構成され、アンテナ124が配置されている領域は筐体用材料132で構成されている。
筐体用材料131は、導電性の強化繊維にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形したものであり、具体的には炭素繊維強化プラスチック(以下、CFRPという)で構成されている。また、筐体用材料132は、非導電性の強化繊維にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形したものであり、具体的にはガラス繊維強化プラスチック(以下、GFRPという)で構成されている。
また、筐体用材料131は、図6に示すように、炭素繊維の配列方向がx軸方向であるプリプレグ131aと、炭素繊維の配列方向がx軸方向と直交するz軸方向であるプリプレグ131bとが、順番に積層されている。また同様に、筐体用材料132は、ガラス繊維の配列方向がx軸方向であるプリプレグ132aと、ガラス繊維の配列方向がx軸方向と直交するz軸方向であるプリプレグ132bとが、順番に積層されている。
このような構造を有する筐体用材料131,132は、例えば金型を用いたインサート射出成形によって形成される。
[本発明のアンテナの構成]
本実施形態に係る電子機器1では、前記したような従来の電子機器101の問題に鑑み、アンテナ24を図3および図4に示すような構成とした。ここで、図3は、本実施形態に係る電子機器1を、図2のX−X方向に切断した場合の断面図を示している。また、図4は、図3に示した背面カバー23aを構成する筐体用材料31,32を、一部拡大および誇張して示したものである。
本実施形態に係る電子機器1は、図3および図4に示すように、電子機器用筐体23の内部の空間ではなく、電子機器用筐体23を構成する背面カバー23aにおけるプリプレグ32a,32bの層間に、フィルム状のアンテナ(フィルムアンテナ)24が配置されている。すなわち、電子機器1では、背面カバー23aの内部にアンテナ24が埋設されており、同図の符号Aに示すように、従来の電子機器101(図5参照)で取付部材27およびアンテナ124が配置されていた領域には何も配置されていない。
アンテナ24は、図3に示すように、背面カバー23aにおいて、ディスプレイ装置21の外側であって、ディスプレイ装置21の側面211から所定の間隔d2を空けた位置に配置されている。また、アンテナ24は、背面カバー23aの側端部231まで延在している。
また、本実施形態に係る電子機器1では、図3に示すように、背面カバー23aが2種類の筐体用材料31,32で構成されており、背面カバー23aにおいて、ディスプレイ装置21が配置されている領域は筐体用材料31で構成され、アンテナ24が配置されている領域は筐体用材料32で構成されている。
筐体用材料31は、導電性の強化繊維にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形したものであり、具体的にはCFRPで構成されている。また、筐体用材料32は、非導電性の強化繊維にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形したものであり、具体的にはGFRPで構成されている。
また、筐体用材料31は、図6に示すように、炭素繊維の配列方向がx軸方向であるプリプレグ31aと、炭素繊維の配列方向がx軸方向と直交するz軸方向であるプリプレグ31bとが、順番に積層されている。また同様に、筐体用材料32は、ガラス繊維の配列方向がx軸方向であるプリプレグ32aと、ガラス繊維の配列方向がx軸方向と直交するz軸方向であるプリプレグ32bとが、順番に積層されている。
そして、電子機器1では、図4に示すように、筐体用材料32の一部の層にフィルム状のアンテナ24が配置されている。具体的には、筐体用材料32の上から3層目に、従来(図6参照)配置されていたプリプレグの代わりに、薄いフィルム状のアンテナ24が配置されている。また、筐体用材料32は、アンテナ24の下側の一部領域が切削され、アンテナ24と接続される配線を外部から導入するための配線穴33が形成されている。
このような構造を有する筐体用材料31,32は、金型を用いた熱プレス成形によって形成される。すなわち、筐体用材料31,32は、図4に示した積層構造となるように、プリプレグ31a,32a,31b,32bを形成するための炭素繊維および熱硬化性樹脂と、アンテナ24とを積層し、金型で例えば180℃程度に加熱しながら加圧成形して熱硬化性樹脂を硬化させることにより形成される。そして、その後工程として、筐体用材料32の所定位置に配線穴33が形成される。
以上のような構成を備える電子機器1および電子機器用筐体23によれば、アンテナ24を電子機器用筐体23(具体的には背面カバー23a)内に埋設することにより、従来のアンテナ124(図5参照)が配置されていた配置スペースを削減することができるため、省スペース化を図ることができる。これにより、電子機器用筐体23内に配置される他の電子部品のレイアウトの自由度を向上させることができるとともに、例えばディスプレイ装置21の大型化(狭ベゼル化)を測ることも可能となる。
また、電子機器1および電子機器用筐体23は、電子機器用筐体23(具体的には背面カバー23a)の内部にアンテナ24が埋設されているため、図3に示すように、アンテナ24と電子機器用筐体23内の電子部品(具体的にはディスプレイ装置21の側面211)との間隔d2が広くなり、アンテナ24のパフォーマンスが向上する。
なお、従来の電子機器101においても、インサート射出成形によって筐体用材料131,132を形成した後に、例えば図5に示すように、筐体用材料132の最外層(同図の符号Bで示した破線参照)や最内層(同図の符号Cで示した破線参照)にフィルム状のアンテナを貼り付けて配置することは可能である。すなわち、従来の電子機器101においても、背面カバー123aの内部以外の、外側または内側にフィルム状のアンテナを配置することは可能である。
しかしながら、背面カバー123aの外側にフィルム状のアンテナを配置した場合(図5の符号B参照)、外部からの衝撃や傷によってアンテナが損傷する可能性がある。また、背面カバー123aの内側にフィルム状のアンテナを配置した場合(図5の符号C参照)、ディスプレイ装置21等の電子部品との距離が狭くなるため、アンテナのパフォーマンスが低下する可能性がある。一方、本実施形態に係る電子機器1および電子機器用筐体23は、熱プレス成形を利用することにより、従来は不可能であった背面カバー123aの内部にアンテナ24を配置することができるため、上記のような従来の問題点を解決することが可能である。
また、本実施形態に係る電子機器1および電子機器用筐体23では、熱プレス成形によって筐体用材料31,32を形成することにより、従来のようにインサート射出成形によって筐体用材料131,132を形成した場合と比較して、背面カバー23aの厚みが小さくなり、従来よりも薄型化を図ることが可能となる。
また、本実施形態に係る電子機器1および電子機器用筐体23は、図3に示すように、アンテナ24が背面カバー23aの側端部231まで延在されている。従って、電子機器1および電子機器用筐体23は、従来の電子機器101のアンテナ124と比較して、電子機器用筐体23におけるより外側の位置までアンテナ24が配置されているため、アンテナ24のパフォーマンスが向上する。
また、本実施形態に係る電子機器1および電子機器用筐体23は、図3に示すように、アンテナ24の位置が従来(図5参照)よりも外側(背面カバー23aの側端部231側)に移動するため、それに対応して、背面カバー23aにおいて、筐体用材料31で構成される領域が従来(図5)よりも外側に拡大する。従って、背面カバー23aにおいて、GFRPよりも強度の高いCFRPからなる筐体用材料31で構成される面積が増大するため、電子機器用筐体23全体の強度が向上する。
以上、本発明に係る電子機器および電子機器用筐体について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、図1では、電子機器1の一例としてノート型PCを例示したが、電子機器1は、図3に示したような電子機器用筐体23(具体的には背面カバー23a)を備えるものであれば、デスクトップ型PC、タブレット型PC、スマートフォンまたは携帯電話等であっても構わない。
また、図4では、背面カバー23aを構成する筐体用材料31の各層が全てCFRP(プリプレグ31a,31b)からなる例を説明したが、強度確保の点では、少なくとも最外層および最内層をCFRPで構成すれば十分である。従って、筐体用材料31は、少なくとも最外層と最内層のみをCFRPで構成し、それ以外の層はCFRPよりも安価な素材(例えばGFRP)で構成してもよい。これにより、コストダウンを図ることが可能となる。
また、図4では、筐体用材料31がCFRPによって構成され、筐体用材料32がGFRPによって構成された例を説明したが、筐体用材料31は、CFRP以外の導電性の強化繊維を備えたプリプレグを用いてもよく、筐体用材料32は、GFRP以外の非導電性の強化繊維を備えたプリプレグを用いてもよい。
1,101 電子機器
10 機器本体
11 キーボード装置
20 蓋体
21 ディスプレイ装置
211 側面
22 ヒンジ
23 電子機器用筐体
23a,123a 背面カバー
23b 正面カバー
231 側端部
24,124 アンテナ
25,26,27 取付部材
31,32,131,132 筐体用材料
31a,31b,32a,32b,131a,131b,132a,132b プリプレグ
33 配線穴

Claims (6)

  1. 内部に電子部品が収容される電子機器用筐体を備える電子機器であって、
    前記電子機器用筐体は、強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形した筐体用材料で構成され、
    前記電子機器用筐体における前記プリプレグの層間に、無線通信用のフィルム状のアンテナが配置されていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記電子機器用筐体は、
    ディスプレイ装置の周囲に設けられた正面カバーと、
    前記正面カバーおよび前記ディスプレイ装置の背面側に設けられた背面カバーと、
    を備え、
    前記アンテナは、前記背面カバーにおける前記プリプレグの層間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記アンテナは、前記背面カバーにおいて、前記ディスプレイ装置の外側であって、前記ディスプレイ装置の側面から所定間隔を空けた位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記アンテナは、前記背面カバーの側端部まで延在していることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記背面カバーにおいて、前記アンテナが配置されている領域は、非導電性の強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形した筐体用材料で構成されていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 内部に電子部品が収容される電子機器用筐体であって、
    強化繊維に熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグを複数層積層して成形した筐体用材料で構成され、
    前記プリプレグの層間に、無線通信用のアンテナが配置されていることを特徴とする電子機器用筐体。
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