JP6083325B2 - 筐体及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、筐体及びその製造方法に関する。
携帯電話、スマートホン、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パーソナルコンピュータ及びナビゲーション装置等の電子機器には、薄く且つ軽量であるとともに、堅牢であることが求められている。そのため、これらの電子機器の筐体材料には、薄肉化しても十分な強度が確保できることから、アルミニウム合金又はマグネシウム合金などが使用されることが多い。
特開2011−165206号公報 特開2012−199985号公報
薄型化及び軽量化が可能であるとともに十分な強度を確保でき、電波を送受信する機能を備えた電子機器に適用できる筐体及びその製造方法を提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、非導電性繊維の集合体に樹脂を含浸させて形成された第1の繊維強化プラスチック部と、非導電性繊維の集合体に樹脂を含浸させて形成され、前記第1の繊維強化プラスチック部の外側に配置された第2の繊維強化プラスチック部と、前記第1の繊維強化プラスチック部及び前記第2の繊維強化プラスチック部よりも剛性が高く、前記第1の繊維強化プラスチック部と前記第2の繊維強化プラスチック部との間に配置された剛性基板とを有する筐体が提供される。
開示の技術の他の一観点によれば、非導電性繊維の集合体と該非導電性繊維の集合体に含浸された樹脂とからなる所定の形状の第1の繊維強化プラスチック部を形成する工程と、非導電性繊維の集合体と該非導電性繊維の集合体に含浸された樹脂とからなる第2の繊維強化プラスチック部を、前記第1の繊維強化プラスチック部及び前記第2の繊維強化プラスチック部よりも剛性が高い剛性基板を挟んで前記第1の繊維強化プラスチック部の外側に接合する工程とを有する筐体の製造方法が提供される。
上記一観点に係る筐体及び筐体の製造方法によれば、薄型化及び軽量化が可能であるとともに十分な強度を確保でき、電波を送受信する機能を備えた電子機器に適用できる筐体が得られる。
図1は、実施形態に係る筐体を示す斜視図である。 図2は、図1中にI−I線で示す位置における断面図である。 図3は、剛性基板の一部が内側に露出した筐体を例示する断面図である。 図4は、実施形態に係る筐体の製造方法を示す図(その1)である。 図5は、実施形態に係る筐体の製造方法を示す図(その2)である。 図6は、実施形態に係る筐体の製造方法を示す図(その3)である。 図7は、実施形態に係る筐体の製造方法を示す図(その4)である。 図8は、実施形態に係る筐体の製造方法を示す図(その5)である。 図9は、実施形態に係る筐体の製造方法を示す図(その6)である。 図10は、実施形態に係る筐体の製造方法を示す図(その7)である。 図11は、筐体の製造方法の変形例を示す断面図である。 図12は、実施形態に係る筐体の変形例を示す断面図である。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
携帯電話、スマートホン、PDA、ノート型パーソナルコンピュータ及びナビゲーション装置等の電子機器は通信機能を備えており、アンテナが必須である。
アンテナが筐体の外側に露出していると、製品のデザイン性が損なわれる。そのため、通信機能を備える電子機器の多くは、筐体内にアンテナを配置している。
ところで、近年、微細な金属粒子を含む導電性インクを使用し、スクリーン印刷又はインクジェット印刷等により導電パターンを形成するプリンテッドエレクトロニクス技術が開発されている。この技術を利用して、筐体の内面に導電性インクによりアンテナとなる導電パターンを形成すれば、電子機器のより一層の薄型化が可能になる。
しかし、筐体全体をアルミニウム合金やマグネシウム合金等の導電性材料により形成してしまうと、筐体により電波が遮られてしまうため、筐体内に配置されたアンテナに電波が届かなくなってしまう。そのため、筐体材料として金属を使用する場合でも、少なくともアンテナの周辺部分はプラスチック等の非導電性材料で形成することが重要となる。
金属とプラスチックとを組み合わせて筐体を製造する場合は、製造工程数が増えて製品コストの上昇の原因となってしまうだけでなく、製品のデザイン性が損なわれてしまうこともある。
そこで、筐体をFRP(繊維強化プラスチック)で形成し、その内側の面に導電性インクによりアンテナを形成することが考えられる。しかし、導電性インクを乾燥及び焼成する際には130℃〜180℃程度の温度で熱処理する必要があり、一般的なFRPに使用されるポリエステル樹脂等では熱処理時の温度に耐えることができない。
以下の実施形態では、薄型化及び軽量化が可能であるとともに十分な強度を確保でき、電波を送受信する機能を備えた電子機器に適用できる筐体及びその製造方法について説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る筐体を示す斜視図である。また、図2は、図1中にI−I線で示す位置における断面図である。本実施形態は、ノート型パーソナルコンピュータの筐体のうち液晶パネルを収納する部分に適用した例について説明している。
図1に例示すように、本実施形態に係る筐体10は、矩形状の平板部10aと、平板部10aの四辺からそれぞれ垂直方向に突出する側板部10bとを有する。
また、図2の断面図に示すように、筐体10は、内側に配置された第1のFRPシート11と、外側に配置された第2のFRPシート13と、それらの第1のFRPシート11と第2のFRPシート13との間に配置された剛性基板12とを有する。
但し、本実施形態では、剛性基板12は筐体10の平板部10aのみに配置されており、図2に示すように筐体10の側板部10bでは第1のFRPシート11と第2のFRPシート13とが直接接合している。また、剛性基板12には、後述するアンテナ14に対応する部分に切欠きが設けられている。
第1のFRPシート11は第1の繊維強化プラスチック部の一例であり、第2のFRPシート13は第2の繊維強化プラスチック部の一例である。
第1のFRPシート11の外側の面の所定の位置には導電性インクにより形成されたアンテナ14が設けられており、内側の面には無線モジュール15が取り付けられている。そして、アンテナ14と無線モジュール15とは、第1のFRPシート11を貫通する導通部14aを介して電気的に接続されている。
第1のFRPシート11は、ガラス又はその他の非導電性繊維の集合体に樹脂を含浸させて形成されている。第1のFRPシート11に使用する樹脂は、その軟化温度がアンテナ14となる導電性インクを乾燥及び焼成する際の温度よりも高いものを選択することが重要である。
第1のFRPシート11の樹脂として、例えばポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、液晶ポリマー、ポリフェニレンサルファサイド及びポリエーテルイミドなどを用いることができる。
第1のFRPシート11の厚さは適宜設定すればよいが、本実施形態では第1のFRPシート11の厚さを0.1mm〜0.4mm程度とする。
第2のFRPシート13も、ガラス又はその他の非導電性繊維の集合体に樹脂を含浸させて形成されている。第2のFRPシート13は筐体10の外装面を形成するので、平滑で綺麗な表面状態が得られるものであることが好ましい。
第2のFRPシート13には第1のFRPシート11ほど耐熱性が要求されない。そのため、第2のFRPシート13の樹脂は、その融点が第1のFRPシート11の樹脂の融点よりも低いものを使用できる。例えば、第2のFRPシート13の樹脂として、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート及びポリアミドなどを用いることができる。
第2のFRPシート13の厚さも適宜設定すればよいが、本実施形態では第2のFRPシート13の厚さを0.1mm〜0.4mm程度とする。
剛性基板12は、第1のFRPシート11及び第2のFRPシート13よりも剛性が高いものであればよい。剛性基板12として、例えばアルミニウム合金若しくはマグネシウム合金等の金属シート又はダイキャスト品、CFRP(カーボン繊維強化プラスチック)シート及びセラミックシートなどを用いることができる。
剛性基板12の厚さも適宜選択すればよいが、本実施形態では剛性基板12の厚さは0.1mm〜0.4mm程度とする。剛性基板12が電波を遮る材料により形成されている場合、剛性基板12にはアンテナ14に対応する部分に切り欠きを設けることが重要となる。
なお、本実施形態では第1のFRPシート11と第2のFRPシート13とにより剛性基板12を挟んでいるが、第1のFRPシート11が剛性基板12の全体を覆っている必要はない。例えば図3に例示するように、剛性基板12の一部が筐体10の内側に露出していてもよい。剛性基板12を金属又はCFRPにより形成した場合、図3の構造とすることにより、剛性基板12を、電子部品から発生した熱を拡散する放熱経路や電気的なグラウンドとして利用することもできる。
以下、図4〜図10を参照して、本実施形態に係る筐体の製造方法を説明する。
まず、第1のFRPシート11の材料を用意する。ここでは、第1のFRPシート11の材料として、図4に示すように、厚さが0.1mmの2枚のポリカーボネートフィルム21と、厚さが0.1mmのガラスクロスシート22を使用する。
そして、これらのポリカーボネートフィルム21及びガラスクロスシート22を所定の形状の金型23a,23bで挟み、プレス加工機(図示せず)により加熱しつつ圧力を加える第1のプレス加工工程を実施する。これにより、ガラスクロスシート22とポリカーボネートフィルム21とが一体化し、平板部10a及び側板部10bを有する箱状の成形体が得られる。以下、第1のFRPシート11により形成された箱状の成形品を、予備成形品20と呼ぶ。
次に、図5に示すように、予備成形品20の所定部分に、貫通穴20aを形成する。その後、図6に示すように、予備成形品20を支持台24の上に載置した後、予備成形品20の上に印刷マスク25を配置する。そして、この印刷マスク25を介して予備成形品20の表面の所定の位置に所望のパターンで導電性インク26を付着させる。導電性インク26として、例えばハリマ化成社製の銀インクを使用することができる。
その後、例えば130℃の温度で導電性インク26を乾燥及び焼成する。このようにして、図7に示すように、予備成形品20の外側の面にアンテナ14が形成される。また、貫通穴20a内に充填された導電性インクにより、導通部14aが形成される。
次に、剛性基板12と第2のFRPシート13とを用意する。
ここでは、剛性基板12として、カーボン繊維にエポキシ樹脂を含浸させて形成されたCFRPシートを使用する。剛性基板12のサイズは、例えば幅が210mm、長さが150mm、厚さが0.2mmとする。
剛性基板12となるCFRPシートには電波を遮る性質があるので、図8のようにアンテナ14が配置される部分に切欠き12aを設けておく。切欠き12aの大きさは、例えば190mm×15mmとする。
また、本実施形態では、レーザ加工機(例えば、キーエンス社製レーザマーカMD)等により、剛性基板12の表面に全体に格子状に溝(凹凸)を形成する。この溝により剛性基板12の表面積が増大し、剛性基板12とFRPシート11,13とを接合する際に接合強度が向上する。但し、溝は必要に応じて形成すればよく、必須ではない。
一方、第2のFRPシート13の材料として、例えば厚さが0.2mmの2枚のABS樹脂フィルムと、厚さが0.1mmのガラスクロスシートを用意する。そして、2枚のABS樹脂フィルムの間にガラスクロスシートを配置し、プレス加工機により熱と圧力とを加えてガラスクロスシートとABS樹脂フィルムとを一体化して、FRPシートを形成する。このFRPシートの厚さは、例えば0.1mmとする。
その後、このFRPシートを切断して、図9に示すように、剛性基板12の切欠き部に対応する大きさの第2のFRPシート13aと、平板部10aよりも一回り大きいサイズの第2のFRPシート13bとを得る。
次に、図10に示すように、予備成形品20と剛性基板12とを重ね合わせる。また、剛性基板12の切欠き部に第2のFRPシート13aを配置し、予備成形品20及び剛性基板12の上に第2のFRPシート13bを配置する。
そして、プレス加工機により加熱しつつ圧力を加える第2のプレス加工工程を実施して、予備成形品20と剛性基板12と第2のFRPシート13a,13bとを一体化し成型品とする。
その後、プレス加工機から成型品を取り外し、機械加工によりバリやその他の余分な部分を除去する。このようにして、図1,図2に例示した筐体10の製造が完了する。
本実施形態に係る筐体10は、第1のFRPシート11と剛性基板12と第2のFRPシート13とを一体化して形成されているので、薄く且つ軽量であるとともに、十分な強度を備えている。
また、本実施形態に係る筐体10は、筐体10内に導電性インクにより形成されたアンテナ14を内蔵している。これにより、電波を送受信する機能を備えた電子機器のより一層の薄型化が可能である。
この場合、第1のFRPシート11及び第2のFRPシート13はいずれも非導電性の繊維の集合体に樹脂を含浸させて形成されているので、筐体10が電波を遮ることはなく、良好な無線通信が可能である。
導電性インクで導電パターンを形成するためには、高温で熱処理することが必要となる。本実施形態では、耐熱性が高い第1のFRPシート11の表面に導電性インクで導電パターンを形成した後、第1のFRPシート11の外面側に第2のFRPシート13を接合している。このため、筐体10の外装面を形成する第2のFRPシート13の樹脂には第1のFRPシート11の樹脂ほど高い耐熱性は要求されず、綺麗な表面状態が得られる樹脂を選択することができる。これにより、筐体10の外観を綺麗に保つことができる。
(変形例)
上述の実施形態では、第1のプレス加工工程で第1のFRPシート11(予備成形品20)と剛性基板12とを接合し、その後第2のプレス加工工程で第1のFRPシート11及び剛性基板12と第2のFRPシート13を接合している。
しかし、剛性基板12の厚さが比較的薄く、且つ第1のFRPシート11の樹脂の軟化温度と第2のFRPシート13の樹脂の軟化温度とが近い場合は、図11に模式的に示すように、1回のプレス加工工程で第1のFRPシート11、剛性基板12及び第2のFRPシート13を一体化してもよい。
また、図12に例示するように、第1のFRPシート13に剛性基板12と電気的に接続する導通部14bを設け、剛性基板12をグラウンド電位に保持するようにしてもよい。これにより、例えば筐体10内に配置された電子部品が発生する電磁波の影響や、外部から筐体10内に侵入する電磁波の影響を抑制できる。
更に、上述の実施形態では第1のFRPシート11、剛性基板12及び第2のFRPシート13を加熱しながらプレスすることで接合しているが、接合方法はこれに限定されない。例えば、接着剤やラミネート接合により、第1のFRPシート11と剛性基板12と第2のFRPシート13とを接合してもよい。
以上の諸実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)非導電性繊維の集合体に樹脂を含浸させて形成された第1の繊維強化プラスチック部と、
非導電性繊維の集合体に樹脂を含浸させて形成され、前記第1の繊維強化プラスチック部の外側に配置された第2の繊維強化プラスチック部と、
前記第1の繊維強化プラスチック部及び前記第2の繊維強化プラスチック部よりも剛性が高く、前記第1の繊維強化プラスチック部と前記第2の繊維強化プラスチック部との間に配置された剛性基板と
を有することを特徴とする筐体。
(付記2)前記第1の繊維強化プラスチック部の外側の面に導電パターンが設けられていることを特徴とする付記1に記載の筐体。
(付記3)前記第1の繊維強化プラスチック部の樹脂の耐熱性が、前記第2の繊維強化プラスチック部の耐熱性よりも高いことを特徴とする付記1又は2に記載の筐体。
(付記4)前記第1の繊維強化プラスチック部の樹脂が、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、液晶ポリマー、ポリフェニレンサルファサイド及びポリエーテルイミドのいずれかであることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の筐体。
(付記5)前記第2の繊維強化プラスチック部の樹脂が、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート及びポリアミドのいずれかであることを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の筐体。
(付記6)前記剛性基板は、金属、カーボン繊維強化プラスチック及びセラミックのいずれかにより形成されていることを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の筐体。
(付記7)前記剛性基板には、前記導電パターンに対応する位置に切欠きが設けられていることを特徴とする付記2に記載の筐体。
(付記8)非導電性繊維の集合体と該非導電性繊維の集合体に含浸された樹脂とからなる所定の形状の第1の繊維強化プラスチック部を形成する工程と、
非導電性繊維の集合体と該非導電性繊維の集合体に含浸された樹脂とからなる第2の繊維強化プラスチック部を、前記第1の繊維強化プラスチック部及び前記第2の繊維強化プラスチック部よりも剛性が高い剛性基板を挟んで前記第1の繊維強化プラスチック部の外側に接合する工程と
を有することを特徴とする筐体の製造方法。
(付記9)前記第1の繊維強化プラスチック部を形成する工程と前記第2の繊維強化プラスチック部を前記第1の繊維強化プラスチック部の外側に接合する工程との間に、前記第1の繊維強化プラスチック部の表面に導電パターンを形成する工程を有することを特徴とする付記8に記載の筐体の製造方法。
(付記10)前記第1の繊維強化プラスチック部の樹脂の耐熱性が、前記第2の繊維強化プラスチック部の耐熱性よりも高いことを特徴とする付記8又は9に記載の筐体の製造方法。
10…筐体、10a…平坦部、10b…側板部、11…第1のFRPシート、12…剛性基板、12a…切欠き、13…第2のFRPシート、14…アンテナ、14a…導通部、15…無線モジュール、20…予備成形品、21…ポリカーボネートフィルム、22…ガラスクロスシート、25…印刷マスク、26…導電性インク。

Claims (5)

  1. 非導電性繊維の集合体に樹脂を含浸させて形成された第1の繊維強化プラスチック部と、
    非導電性繊維の集合体に樹脂を含浸させて形成され、前記第1の繊維強化プラスチック部の外側に配置された第2の繊維強化プラスチック部と、
    前記第1の繊維強化プラスチック部及び前記第2の繊維強化プラスチック部よりも剛性が高く、前記第1の繊維強化プラスチック部と前記第2の繊維強化プラスチック部との間に配置された剛性基板と
    を有することを特徴とする筐体。
  2. 前記第1の繊維強化プラスチック部の外側の面に導電パターンが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の筐体。
  3. 前記第1の繊維強化プラスチック部の樹脂の耐熱性が、前記第2の繊維強化プラスチック部の耐熱性よりも高いことを特徴とする請求項1又は2に記載の筐体。
  4. 非導電性繊維の集合体と該非導電性繊維の集合体に含浸された樹脂とからなる所定の形状の第1の繊維強化プラスチック部を形成する工程と、
    非導電性繊維の集合体と該非導電性繊維の集合体に含浸された樹脂とからなる第2の繊維強化プラスチック部を、前記第1の繊維強化プラスチック部及び前記第2の繊維強化プラスチック部よりも剛性が高い剛性基板を挟んで前記第1の繊維強化プラスチック部の外側に接合する工程と
    を有することを特徴とする筐体の製造方法。
  5. 前記第1の繊維強化プラスチック部を形成する工程と前記第2の繊維強化プラスチック部を前記第1の繊維強化プラスチック部の外側に接合する工程との間に、前記第1の繊維強化プラスチック部の表面に導電パターンを形成する工程を有することを特徴とする請求項4に記載の筐体の製造方法。
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