JP4249699B2 - 折り畳み式電子機器 - Google Patents

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本発明は、折り畳み式電子機器に関し、特に、折り畳むことができる折り畳み式電子機器に関する。
容易に携帯することができるように、折り畳んで小型化することができる折り畳み式電子機器が知られている。このような折り畳み式電子機器としては、ノートパソコン、DVDビデオプレーヤー、ゲーム機が例示される。このような折り畳み式電子機器は、軽量化や薄形化が進む一方で、ディスプレイユニットが大形化する傾向にある。このため、2つの筐体を開閉可能に支持するヒンジユニットは、ディスプレイ側筐体の自重により自然に開閉しない程度にトルクが大きい。このため、折り畳み式電子機器は、利用者により2つの筐体が開閉されるときに、その筐体のヒンジユニット周辺には大きなねじれ応力や曲げ応力がかかる。したがって、折り畳み式電子機器は、筐体に直接にヒンジを接合したときに、その応力によりその筐体の接合部分が破壊される恐れがある。
このため、折り畳み式電子機器は、筐体とヒンジとの間に支持部材が介設され、その筐体のヒンジとの接合部分が破壊されることが防止されている。その支持部材は、筐体に形成される材料より強度が大きい材料(たとえば、アルミニウムダイキャスト)から形成されている。その支持部材は、さらに、筐体の内部に回転軸に垂直な方向に長く配置されて、筐体が撓むことが防止されている。
折り畳み式電子機器は、ヒンジと筐体との間に介設される支持部材の大きさを低減することが望まれている。
特開2003−87378号公報には、ディスプレイユニットが受けるねじれ応力や曲げ応力を軽減するとともに、第1のアームと筐体との取合部や第2のアームとディスプレイユニットとの取合部にかかる回動時の負荷を軽減する移動体情報機器が開示されている。その移動体情報機器は、第1のユニットと、この第1のユニットとは分離された第2のユニットと、これら第1のユニットと第2のユニットとを相対的に回動可能に連結支持するヒンジユニットと、前記第1のユニットと前記第2のユニットの少なくともどちらか一方に設けられるスピーカとを備え、前記ヒンジユニットは、前記第1のユニットに固定された第1のアームと、前記第2のユニットに固定された第2のアームとを有し、第1のアームと第2のアームの少なくともどちらか一方に前記スピーカを固定するスピーカ取付部を設けたことを特徴としている。
特開2002−82739号公報には、コンパクトに収納できて、使用時には低音の音質が良いスピーカを備えるスピーカ付き電子機器が開示されている。そのスピーカ付き電子機器は、上ケースと下ケースをヒンジで回動可能に連結し、このヒンジを中心に上ケースと下ケースを回動させて閉じると、これら下ケースと上ケースとの間に挟まれて重なり合う中ケースを備える電子機器であって、前記ヒンジを中心に前記上ケースと前記下ケースを回動させて開くことに連動して、前記下ケース上で前記中ケースを傾斜動作させる動作部材を設け、前記ヒンジを中心に前記上ケースと前記下ケースを回動させて開いた状態で、前記動作部材により前記下ケース上で前記中ケースが傾斜動作させられて前記下ケースとの間に生じる空間がスピーカの共鳴空間となるようにスピーカおよび開口部を配置したことを特徴としている。
特開2003−87378号公報 特開2002−82739号公報
本発明の課題は、ヒンジと筐体との間に介設される支持部材の大きさを低減し、かつ、その筐体の撓みを防止する折り畳み式電子機器を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態・実施例で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。この符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態・実施例の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による折り畳み式電子機器(1)は、第1筐体(3)と、第2筐体(2)と、第1筐体(3)に同体に接合される支持部材(12)(12′)(12″)と、回転軸(9)を中心に回転可能に第2筐体(2)を支持部材(12)(12′)(12″)に支持するヒンジ(11)と、所定の強度を備えている部品(14)(14′)(14″)とを備えている。その部品(14)(14′)(14″)は、第1筐体(3)の内部に同体に接合される。このとき、折り畳み式電子機器(1)は、第1筐体(3)が部品(14)(14′)(14″)に接合していることにより第1筐体(3)が撓むことが防止され、第1筐体(3)に収納されている他の電子機器に支障きたすことを防止することができる。さらに、支持部材(12)(12′)(12″)は、第1筐体(3)の撓みを防止するために回転軸(9)に垂直な方向(A)に長く配置する必要がなく、その方向(A)に短縮することができる。
第1筐体(3)は、支持部材(12)(12′)(12″)と部品(14)(14′)(14″)とを挟んで支持部材(12)(12′)(12″)と部品(14)(14′)(14″)とを同体に接合することが好ましい。
本発明による折り畳み式電子機器(1)は、支持部材(12)(12′)(12″)と部品(14)(14′)(14″)とを同体に接合する接合部材を更に備えていることが好ましい。その接合部材としては、支持部材(12)(12′)(12″)に形成されるネジ穴に締結されて部品(14)(14′)(14″)に形成される突起(41)を固定するボルト(42)が例示される。
支持部材(12)(12′)(12″)は、部品(14)(14′)(14″)との接合部分(34)(34″)がヒンジ(11)との接合部分(35)の反対側に配置されることが好ましい。このとき、支持部材(12)(12′)(12″)の部品(14)(14′)(14″)との接合部分(34)(34″)は、第1筐体(3)に対して第2筐体(2)が回転するときに支持部材(12)(12′)(12″)と部品(14)(14′)(14″)とが外れない程度に、支持部材(12)(12′)(12″)のヒンジ(11)との接合部分(35)から離れていることが好ましい。
部品(14)(14′)(14″)は、スピーカから発生する音を処理するスピーカボックスであることが好ましい。そのスピーカボックスは、密閉式、バフレフ式に例示される様々な構造を有し、共鳴管の原理を使って低音を共鳴させること、スピーカの後方から出る音を遮断すること、スピーカの後方から出る音を利用して低音を高めること、不要な振動や反射音を低減することに利用される。または、部品(14)(14′)(14″)は、本折り畳み式電子機器(1)に電力を供給する電池であることが好ましい。
第2筐体(2)は、画像を表示する表示面を有していることが好ましい。
本発明による折り畳み式電子機器(1)は、支持部材(12)(12′)(12″)の回転軸(9)から遠い側に配置される電子部品(15、16)を更に備えていることが好ましい。すなわち、折り畳み式電子機器(1)は、支持部材(12)(12′)(12″)の大きさが低減されて空いた空間に電子部品(15、16)を配置することが好ましい。
その電子部品(15)は、記録媒体に記載されている情報を読み出すリーダであることが好ましい。そのリーダとしては、PCカードスロット、フレキシブルディスクドライブ、DVDドライブが例示される。
その電子部品(16)は、本折り畳み式電子機器(1)を周辺機器に情報伝達可能に接続するインターフェースであることが好ましい。このようなインターフェースとしては、USBポートが例示される。
本発明による折り畳み式電子機器(1)は、コンピュータプログラムを実行するパーソナルコンピュータに適用されることが好ましい。本発明による折り畳み式電子機器(1)は、記録媒体に記録される映像を表示面に表示するプレーヤーに適用されることが好ましい。その記録媒体としては、DVDメディアが例示される。または、本発明による折り畳み式電子機器(1)は、コンピューターゲーム用のコンピュータプログラムを実行するゲーム機に適用されることが好ましい。
本発明による折り畳み式電子機器は、ヒンジと筐体との間に介設される支持部材の大きさを低減し、かつ、その筐体の撓みを防止することができる。
図面を参照して、本発明による折り畳み式電子機器の実施の形態を記載する。その折り畳み式電子機器1は、図1に示されているように、ディスプレイ側筐体2とキーボード側筐体3とを備えている。ディスプレイ側筐体2は、樹脂から形成されている。その樹脂としては、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリカーボネート樹脂とアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体樹脂(ABS)との混合物が例示される。ディスプレイ側筐体2は、ディスプレイ5を備えている。ディスプレイ5は、液晶パネルから形成され、17インチの表示面を有している。その液晶パネルは、印加される電圧により偏光角度が変わる液晶を利用して、供給される電気信号が示す画像をその表示面に表示する。ディスプレイ側筐体2は、開口部が形成されている。ディスプレイ5は、ディスプレイ側筐体2の開口部と表示面とが重なるように、ディスプレイ側筐体2の内部に配置されている。
なお、ディスプレイ5は、ディスプレイ側筐体2に収納できる程度に薄型の他のディスプレイに置換することができる。そのディスプレイとしては、プラズマディスプレイが例示される。
キーボード側筐体3は、樹脂から形成されている。その樹脂としては、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリカーボネート樹脂とアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体樹脂との混合物が例示される。キーボード側筐体3は、キーボード6とタッチパッド7とスピーカ8−1〜8−2とを備えている。キーボード6は、複数の鍵がキーボード側筐体3の1つの面に並べられた装置であり、ユーザにより操作されて押下された鍵を識別する情報を出力する。タッチパッド7は、操作面を有し、その操作面のうちのユーザの指に接触される位置を出力する。タッチパッド7は、座標、表示面上の位置、または、その動きの情報の入力に用いられる。タッチパッド7は、キーボード側筐体3のキーボード6の鍵が並べられる面にその操作面が配置されるように、キーボード側筐体3に配置されている。
スピーカ8−1〜8−2は、それぞれ、供給される電気信号を音声に変換して出力する。スピーカ8−1は、回転軸9と平行な方向に関してキーボード側筐体3の一方の端に配置され、スピーカ8−2は、その方向に関してキーボード側筐体3の他方の端に配置されている。
折り畳み式電子機器1は、図2に示されているように、さらに、ヒンジ11と支持部材12とを備えている。支持部材12は、ダイキャストにより鋳造される金属アルミニウムから形成され、キーボード側筐体3に固定されている。なお、支持部材12は、金属アルミニウムと異なり、キーボード側筐体3を形成する材料より硬い他の材料から形成されることもできる。その材料としては、ダイキャストにより鋳造される金属亜鉛が例示される。ヒンジ11は、支持部材12に同体に接合され、回転軸9を中心に回転可能にディスプレイ側筐体2を支持している。すなわち、キーボード側筐体3のキーボード6が配置される面に平行な平面17とディスプレイ側筐体2の表示面が配置される面に平行な平面18とのなす角θは、0度から概ね180度まで変化することができる。このため、折り畳み式電子機器1は、キーボード側筐体3に対して回転軸9を中心にそのディスプレイ側筐体2が回転して、ディスプレイ側筐体2の表示面が配置される面とキーボード側筐体3のキーボード6が配置される面とが概ね重なるように折り畳まれて、小型化されることが可能である。
ヒンジ9のトルクは、角θがユーザにより所定の角度に動かされたときに、ディスプレイ側筐体2の重量により角θが変化しない程度に大きい。
スピーカ8−i(i=1,2)は、スピーカボックス14を備えている。スピーカボックス14は、アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体樹脂に例示される樹脂から形成され、平面17に平行で回転軸9に垂直な方向Aに長い形状に形成されている。スピーカボックス14は、所定の容量の空間が内部に形成されて共鳴管を形成している。スピーカボックス14は、その共鳴管を用いて、スピーカ8−iから出力される音声(特に低音)を共鳴させて増幅させて出力する。このようなスピーカボックス14は、一般に、所定の応力が印加されたときにある程度以上に撓まない程度に強度を備え、さらに、ある程度撓んでも音声を共鳴させて増幅させる機能に支障をきたさない。なお、スピーカボックス14としては、低音を共鳴させること以外の機能に有する物を適用することもできる。その機能としては、スピーカの後方から出る音を遮断すること、スピーカの後方から出る音を利用して低音を高めること、不要な振動や反射音を低減することが例示される。
なお、スピーカボックス14は、所定の強度を備え、かつ、所定の量だけ撓んでも機能に支障をきたさない他の電気的に機能する部品に置換することができる。その部品としては、折り畳み式電子機器1に電力を供給する電池が例示される。
支持部材12は、図3に示されているように、筐体側部分31と中央部分32とヒンジ側部分33とから形成されている。中央部分32は、筐体側部分31に一体に形成され、ヒンジ側部分33に一体に形成されている。ヒンジ側部分33は、取り付け面35を有している。取り付け面35は、平面17に平行であり、キーボード側筐体3の上側部品21に対向している。ヒンジ側部分33は、取り付け面35がヒンジ11の表面の一部に密着して、図示されていないボルトを用いてヒンジ11に同体に接合している。
筐体側部分31は、支持部材12を平面17に正射影したときに、支持部材12のうちのスピーカボックス14に重なっている部分である。キーボード側筐体3は、上側部品21と下側部品22とから形成されている。上側部品21は、図示されていないボルトにより下側部品22に同体に接合されている。支持部材12は、さらに、図示されていないボルトを用いて筐体側部分31または中央部分32がキーボード側筐体3の下側部品22に同体に接合されて、キーボード側筐体3に固定されている。
筐体側部分31は、取り付け面34を有している。取り付け面34は、平面17に平行であり、キーボード側筐体3の上側部品21に対向している。筐体側部分31は、図2に示されているように、取り付け面34がスピーカボックス14の表面の一部に当接して、キーボード側筐体3の上側部品21と下側部品22とに挟まれてスピーカボックス14に同体に接合している。なお、支持部材12とスピーカボックス14は、支持部材12の取り付け面34がスピーカボックス14の表面に密着して接合されることもできる。このとき、支持部材12とスピーカボックス14は、支持部材12の取り付け面34がスピーカボックス14の表面に当接するときより接合強度が大きく好ましい。
支持部材12は、さらに、ディスプレイ側筐体2とキーボード側筐体3とが開閉されるときに支持部材12とスピーカボックス14との接合部分が外れるほどの応力がかからないように、取り付け面34と取り付け面35とが離されて設計されている。このとき、支持部材12は、取り付け面34が取り付け面35の反対側に配置されることが好ましい。さらに、スピーカボックス14の回転軸9から遠い側の端は、支持部材12の回転軸9から遠い側の端より回転軸9から遠い側に配置されている。
折り畳み式電子機器1は、さらに、図2に示されているように、PCカードスロット15とUSBポート16とを備えている。PCカードスロット15とUSBポート16とは、支持部材12の筐体側部分31の方向Aに隣り合う位置に配置されている。PCカードスロット15は、PCカードを差し込む穴が形成され、その穴に指し込まれたPCカードを折り畳み式電子機器1に接続するインターフェースである。そのPCカードは、折り畳み式電子機器1に利用される周辺機器であり、カード型に形成されている。そのPCカードとしては、ロムカセット、拡張ボード、ハードディスク、メモリ、モデムが例示される。USBポート16は、折り畳み式電子機器1に周辺機器を接続するインターフェースである。その周辺機器としては、キーボードやマウスなどが例示される。
折り畳み式電子機器1は、さらに、図示されていないCPUと記録装置とをディスプレイ側筐体2の内部またはキーボード側筐体3の内部に備えている。そのCPUは、折り畳み式電子機器1にインストールされるコンピュータプログラムを実行して、その記録装置とディスプレイ5とキーボード6とタッチパッド7とスピーカ8−1〜8−2とを制御する。その記録装置は、折り畳み式電子機器1にインストールされるコンピュータプログラムを記録し、そのCPUにより生成された情報を一次的に記録する。ディスプレイ5は、CPUにより生成された画像を表示面に表示する。キーボード5は、折り畳み式電子機器1のユーザにより操作され、押下された鍵を識別する情報をCPUに出力する。タッチパッド7は、折り畳み式電子機器1のユーザにより操作され、その操作面のうちのユーザの指に接触される位置をCPUに出力する。スピーカ8−1〜8−2は、それぞれ、CPUにより生成された電気信号を音声に変換して出力する。そのCPUは、さらに、PCカードスロット15に接続される周辺機器とUSBポート16に接続される周辺機器とを制御する。
折り畳み式電子機器1は、ディスプレイ側筐体2とキーボード側筐体3とが開閉されるときに、キーボード側筐体3が上に凸に撓むように働く応力がキーボード側筐体3に印加される。スピーカボックス14は、方向Aに細長く大きい形状であり、かつ、硬質であることにより、
その応力を分散することができる。すなわち、折り畳み式電子機器1は、キーボード側筐体3がスピーカボックス14に接合していることによりキーボード側筐体3が撓むことが防止され、キーボード側筐体3に収納されている電子機器に支障きたすことを防止することができる。スピーカボックス14は、さらに、支持部材12の方向Aに突出している筐体側部分31を上から押さえている。このため、支持部材12は、開閉されるときに回転することが防止されて、好ましい。折り畳み式電子機器1は、さらに、キーボード側筐体3の撓みと独立に、キーボード側筐体3が破壊されない程度に支持部材12の方向Aの長さを短縮することができる。このため、折り畳み式電子機器1は、支持部材12の方向Aの長さが短縮された分だけ大きさが低減され重量を低減することができる。折り畳み式電子機器1は、支持部材12の大きさが低減されて空いた空間に電子機器を配置することができる。折り畳み式電子機器1は、ディスプレイ側筐体2とキーボード側筐体3との内部に配置されていた電子機器をその空間に配置するときに、ディスプレイ側筐体2またはキーボード側筐体3を小型化することができる。折り畳み式電子機器1は、その空間に新規の機能を備える電子機器を配置することにより、さらに機能を追加して多機能化することができる。
折り畳み式電子機器1は、スピーカ8−1〜8−2のうちの一方だけを備えることもできる。このとき、折り畳み式電子機器1は、スピーカ8−1〜8−2の両方を備えるときより強度が小さくなるが、キーボード側筐体3の中に配置される電子機器に支障をきたさない程度に撓みが防止されるときに、スピーカ8−1〜8−2のうちの一方だけを備えることができる。なお、折り畳み式電子機器1は、スピーカ8−1〜8−2に置換して電池を備えるときに、キーボード側筐体3の両側にその電池を備えてもよいし、キーボード側筐体3の片側に電池を備えてもよい。
なお、折り畳み式電子機器1は、さらに、記録媒体に記録される映像を再生して表示するプレーヤーに適用することもできる。このようなプレーヤーとしては、DVDに記録される映像を表示面に表示するDVDビデオプレーヤーが例示される。折り畳み式電子機器1は、さらに、記録媒体に記録されるコンピューターゲーム用のコンピュータプログラムを実行するゲーム機に適用することもできる。
本発明による折り畳み式電子機器の実施の他の形態は、既述の実施の形態における支持部材12とスピーカボックス14とが他の支持部材とスピーカボックスとに置換されている。そのスピーカボックス14′は、図4に示されているように、表面に突起41が形成されている。突起41は、中央に穴が形成されている。その支持部材12′は、その穴に連通する位置にネジ穴(図示されていない)が形成されている。このような折り畳み式電子機器は、さらに、ネジ42を備えている。ネジ42は、突起41の穴を通って支持部材12′のネジ穴に締結され、支持部材12′とスピーカボックス14′とを同体に接合している。
このような折り畳み式電子機器は、支持部材12とスピーカボックス14とをキーボード側筐体3により挟んで接合することより、強固に接合することができ、キーボード側筐体3をより撓まないようにすることができる。
なお、本発明による折り畳み式電子機器は、ネジ42に置換して接着剤を用いて支持部材12とスピーカボックス14とを接合することもできる。本発明による折り畳み式電子機器は、さらに、支持部材12とスピーカボックス14との接触面にそれぞれほぞとほぞ穴とを形成し、そのほぞとほぞ穴とを組み合わせて支持部材12とスピーカボックス14とを接合することもできる。このような折り畳み式電子機器も、支持部材12とスピーカボックス14とをキーボード側筐体3により挟んで接合することより、強固に接合することができ、キーボード側筐体3をより撓まないようにすることができる。そのほぞとほぞ穴とは、他の形状の凸形状と凹形状とに置換することができる。その凸形状と凹形状としては、帯状に延びる突起と帯状に延びる溝とが例示される。
本発明による折り畳み式電子機器の実施のさらに他の形態は、既述の実施の形態における支持部材12とスピーカボックス14とが他の支持部材とスピーカボックスとに置換されている。その支持部材12″は、図5に示されているように、支持部材12″を平面17に正射影したときに、支持部材12″のうちのスピーカボックス14″に重なっている筐体側部分31″がスピーカボックス14″の上側部品21の側に配置されている。すなわち、筐体側部分31″は、取り付け面34″を有している。取り付け面34″は、平面17に平行であり、キーボード側筐体3の下側部品22に対向している。筐体側部分31″は、取り付け面34″がスピーカボックス14″の表面の一部に密着して、キーボード側筐体3の上側部品21と下側部品22とに挟まれてスピーカボックス14″に同体に接合している。
このような折り畳み式電子機器1″は、既述の実施の形態における折り畳み式電子機器1と同様にして、キーボード側筐体3が撓むことが防止され、キーボード側筐体3に収納されている電子機器に支障きたすことを防止することができる。このような折り畳み式電子機器1″は、さらに、キーボード側筐体3の撓みと独立に、キーボード側筐体3が破壊されない程度に支持部材12″の方向Aの長さを短縮することができる。すなわち、本発明による折り畳み式電子機器は、支持部材12とスピーカボックス14との上下に関する配置に頓着しないで、方向Aに平行な直線に正射影したときに支持部材12とスピーカボックス14とに重なりがあればキーボード側筐体3が撓むことを防止することができる。
なお、このような折り畳み式電子機器1″は、既述の実施の形態における支持部材12′とスピーカボックス14′と同様にして、支持部材12″とスピーカボックス14″とが直接に接合されることもできる。このとき、折り畳み式電子機器1″は、支持部材12″とスピーカボックス14と″をより強固に接合することができ、キーボード側筐体3をより撓まないようにすることができる。
図1は、本発明による折り畳み式電子機器の実施の形態を示す斜視図である。 図2は、本発明による折り畳み式電子機器の実施の形態を示す断面図である。 図3は、ダイキャスト部品とスピーカボックスとを示す斜視図である。 図4は、他のダイキャスト部品とスピーカボックスとを示す斜視図である。 図5は、本発明による折り畳み式電子機器の実施の他の形態を示す断面図である。
符号の説明
1 :折り畳み式電子機器
2 :ディスプレイ側筐体
3 :キーボード側筐体
5 :ディスプレイ
6 :キーボード
7 :タッチパッド
8−1〜8−2:スピーカ
9 :回転軸
11:ヒンジ
12:支持部材
14:スピーカボックス
15:PCカードスロット
16:USBポート
17:平面
18:平面
21:上側部品
22:下側部品
31:筐体側部分
32:中央部分
33:ヒンジ側部分
34:取り付け面
35:取り付け面
41:突起
42:ネジ

Claims (10)

  1. 第1筐体と、
    第2筐体と、
    前記第1筐体に密着するように接合される支持部材と、
    回転軸を中心に回転可能に前記第2筐体を前記支持部材に支持するヒンジと、
    所定の強度を備える部品とを具備し、
    前記部品は、前記第1筐体の内部に密着するように接合され、かつ、前記支持部材と密着するように接合される
    折り畳み式電子機器。
  2. 請求項1において、
    接着剤、接続部材、または、接合される対象物を挟みこむ部材からの押圧力の少なくとも1つにより、
    前記第1筐体と前記支持部材とが接合され、
    前記部品と前記第1筐体の内部とが接合され、
    および、前記部品と前記支持部材とが接合される
    ことを特徴とする折り畳み式電子機器。
  3. 請求項1において、
    前記第1筐体は、前記支持部材と前記部品とを挟んで前記支持部材と前記部品とを同体に接合する
    折り畳み式電子機器。
  4. 請求項1において、
    前記部品は、前記第2筐体が前記回転軸を中心に回転することにより前記第1筐体と前記第2筐体とが折り畳まれたときに前記第1筐体のうちの前記第2筐体に対向する部分に接合される
    を更に具備する折り畳み式電子機器
  5. 請求項1〜請求項のいずれかにおいて、
    前記部品は、スピーカから発生する音を処理するスピーカボックスである
    折り畳み式電子機器。
  6. 請求項1〜請求項のいずれかにおいて、
    前記部品は、本折り畳み式電子機器に電力を供給する電池である
    折り畳み式電子機器。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかにおいて、
    前記第2筐体は、画像を表示する表示面を有する
    折り畳み式電子機器
  8. 請求項1〜請求項のいずれかにおいて、
    本折り畳み式電子機器は、コンピュータプログラムを実行するパーソナルコンピュータである
    折り畳み式電子機器。
  9. 請求項1〜請求項のいずれかにおいて、
    本折り畳み式電子機器は、記録媒体に記録される映像を前記表示面に表示するプレーヤーである
    折り畳み式電子機器。
  10. 請求項1〜請求項のいずれかにおいて、
    本折り畳み式電子機器は、コンピューターゲーム用のコンピュータプログラムを実行するゲーム機である
    折り畳み式電子機器。
JP2004379134A 2004-12-28 2004-12-28 折り畳み式電子機器 Expired - Fee Related JP4249699B2 (ja)

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