JPH086962A - データ検索装置及び検索データの表示方法 - Google Patents
データ検索装置及び検索データの表示方法Info
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- JPH086962A JPH086962A JP6132869A JP13286994A JPH086962A JP H086962 A JPH086962 A JP H086962A JP 6132869 A JP6132869 A JP 6132869A JP 13286994 A JP13286994 A JP 13286994A JP H086962 A JPH086962 A JP H086962A
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- Digital Computer Display Output (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データ形式の異なる複数のデータが検索され
た場合にも各データの内容をユーザに容易に認識させ
る。 【構成】 データ形式の異なるデータが混在している複
数の被検索対象データの中から、指定された検索条件に
合致する複数のデータが検索されると、(A)に示すよ
うに検索された複数のデータに対応して各データを表す
複数のアイコンを表示画面の検索用フォルダ32内に表
示する。また、表示したアイコン36の何れか1つまた
は幾つかがユーザによって選択され表示形態の変換が指
示されると、選択されたアイコンに対応するデータを、
該データのデータ形式に応じてデータの内容が視覚的に
認識できる画像を表す画像データに変換し、(B)に示
すように検索用フォルダ32内に表示する。
た場合にも各データの内容をユーザに容易に認識させ
る。 【構成】 データ形式の異なるデータが混在している複
数の被検索対象データの中から、指定された検索条件に
合致する複数のデータが検索されると、(A)に示すよ
うに検索された複数のデータに対応して各データを表す
複数のアイコンを表示画面の検索用フォルダ32内に表
示する。また、表示したアイコン36の何れか1つまた
は幾つかがユーザによって選択され表示形態の変換が指
示されると、選択されたアイコンに対応するデータを、
該データのデータ形式に応じてデータの内容が視覚的に
認識できる画像を表す画像データに変換し、(B)に示
すように検索用フォルダ32内に表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ検索装置及び検索
データの表示方法に係り、詳しくは、複数の被検索対象
データの中から指定された検索条件に合致するデータを
検索して表示するデータ検索装置、及び検索されたデー
タを表示するための検索データの表示方法に関する。
データの表示方法に係り、詳しくは、複数の被検索対象
データの中から指定された検索条件に合致するデータを
検索して表示するデータ検索装置、及び検索されたデー
タを表示するための検索データの表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザによって指定された検
索条件に合致するデータを複数の被検索対象データの中
から検索するデータ検索装置が知られている。データ検
索装置では、1回の検索処理によりユーザが目的とする
データが検索されるとは限らず、ユーザによって指定さ
れた検索条件に合致する複数のデータが検索されること
も多い。このような場合、データ検索装置では検索され
た複数のデータの各々の属性データ等をリストとして一
覧表示し、このリストを手掛かりとして複数のデータの
中から目的とするデータをユーザに選択させることが一
般的である。
索条件に合致するデータを複数の被検索対象データの中
から検索するデータ検索装置が知られている。データ検
索装置では、1回の検索処理によりユーザが目的とする
データが検索されるとは限らず、ユーザによって指定さ
れた検索条件に合致する複数のデータが検索されること
も多い。このような場合、データ検索装置では検索され
た複数のデータの各々の属性データ等をリストとして一
覧表示し、このリストを手掛かりとして複数のデータの
中から目的とするデータをユーザに選択させることが一
般的である。
【0003】また上記に関連し、複数のデータの中から
目的のデータを選択させる他の方法として、複数のデー
タの各々をアイコンとして画面に表示し、ユーザにアイ
コンを選択させることも行われており、選択されたデー
タのアクセスや選択されたデータに対する種々の処理
(例えば、現在格納されているファイルから他のファイ
ルへのデータの移動、他のファイルへのデータのコピ
ー、選択されたデータを処理対象とする所定の処理の起
動等)を自動的に行うことも行われている。
目的のデータを選択させる他の方法として、複数のデー
タの各々をアイコンとして画面に表示し、ユーザにアイ
コンを選択させることも行われており、選択されたデー
タのアクセスや選択されたデータに対する種々の処理
(例えば、現在格納されているファイルから他のファイ
ルへのデータの移動、他のファイルへのデータのコピ
ー、選択されたデータを処理対象とする所定の処理の起
動等)を自動的に行うことも行われている。
【0004】しかし、上記のようなリスト或いはアイコ
ンでは、検索された複数のデータの各々の内容をユーザ
が判断することは困難であり、ユーザはリスト或いはア
イコンとして表示された複数のデータの各々の内容を個
々に表示させて目的とするデータか否かを判断するとい
う煩雑な作業を行う必要があった。これを解決するため
に特開昭64-35662号公報には、検索された複数の画像デ
ータの一覧リストの中から所望の画像データを選択さ
せ、選択された画像データのサンプル画像を画面上に表
示してユーザに認識させるようにした画像検索装置が提
案されている。
ンでは、検索された複数のデータの各々の内容をユーザ
が判断することは困難であり、ユーザはリスト或いはア
イコンとして表示された複数のデータの各々の内容を個
々に表示させて目的とするデータか否かを判断するとい
う煩雑な作業を行う必要があった。これを解決するため
に特開昭64-35662号公報には、検索された複数の画像デ
ータの一覧リストの中から所望の画像データを選択さ
せ、選択された画像データのサンプル画像を画面上に表
示してユーザに認識させるようにした画像検索装置が提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年マ
ルチメディア化が進み、各種のシステムにおいて画像デ
ータ、音声データ、テキストデータ、動画像データ等の
様々なデータ形式のデータを大量に取り扱う必要が生じ
てきており、これらのデータをデータ形式によって区別
することなく記憶しておき、必要となったデータを検索
して利用できるようにすることが求められている。
ルチメディア化が進み、各種のシステムにおいて画像デ
ータ、音声データ、テキストデータ、動画像データ等の
様々なデータ形式のデータを大量に取り扱う必要が生じ
てきており、これらのデータをデータ形式によって区別
することなく記憶しておき、必要となったデータを検索
して利用できるようにすることが求められている。
【0006】これに対し、特開昭64-35662号では画像デ
ータのみを検索対象データとしており、マルチメディア
に対応する各種データ形式のデータ(テキストデータ、
図形データ、画像データ、音声データ、動画像データ
等)が検索されたとしても、検索された各データの各々
の内容をユーザに認識させることはできない。従って、
ユーザに前述のような煩雑な作業を行わせる必要があ
り、ユーザに多大な負担を強いるという問題があった。
ータのみを検索対象データとしており、マルチメディア
に対応する各種データ形式のデータ(テキストデータ、
図形データ、画像データ、音声データ、動画像データ
等)が検索されたとしても、検索された各データの各々
の内容をユーザに認識させることはできない。従って、
ユーザに前述のような煩雑な作業を行わせる必要があ
り、ユーザに多大な負担を強いるという問題があった。
【0007】また、前述の画像検索装置では、検索した
データのリストの一覧リストを検索結果リストウインド
ウ内に表示した後に、ユーザによって選択された画像デ
ータのサンプル画像を前記ウインドウの範囲外に表示し
ている。これに対し、パーソナルコンピュータやワーク
ステーション等では、近年、各々異なる処理を並行して
実行させる、所謂マルチタスクが主流になってきてお
り、実行中の複数の処理に対応して複数の所謂フォルダ
を表示することが一般的となってきている。従って、上
記のような表示方法をマルチタスクの環境下で他の処理
と同時に実行すると、ウインドウの範囲外に表示された
サンプル画像が、現在実行中のどの処理に対応する画像
かをユーザが判断することが困難であるという問題も生
ずる。
データのリストの一覧リストを検索結果リストウインド
ウ内に表示した後に、ユーザによって選択された画像デ
ータのサンプル画像を前記ウインドウの範囲外に表示し
ている。これに対し、パーソナルコンピュータやワーク
ステーション等では、近年、各々異なる処理を並行して
実行させる、所謂マルチタスクが主流になってきてお
り、実行中の複数の処理に対応して複数の所謂フォルダ
を表示することが一般的となってきている。従って、上
記のような表示方法をマルチタスクの環境下で他の処理
と同時に実行すると、ウインドウの範囲外に表示された
サンプル画像が、現在実行中のどの処理に対応する画像
かをユーザが判断することが困難であるという問題も生
ずる。
【0008】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、データ形式の異なるデータが混在している場合にも
目的とするデータの検索を容易に行うことができるデー
タ検索装置を得ることが目的である。
で、データ形式の異なるデータが混在している場合にも
目的とするデータの検索を容易に行うことができるデー
タ検索装置を得ることが目的である。
【0009】また本発明は、データ形式の異なる複数の
データが検索された場合にも各データの内容をユーザに
容易に認識させることができる検索データの表示方法を
得ることが目的である。
データが検索された場合にも各データの内容をユーザに
容易に認識させることができる検索データの表示方法を
得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係るデータ検索装置は、複数の
被検索対象データの中から指定された検索条件に合致す
るデータを検索する検索手段と、前記検索手段によって
検索されたデータを表すアイコンを表示部に表示する第
1の表示制御手段と、検索手段によって検索されたデー
タを、該データのデータ形式に応じて該データの内容が
視覚的に認識可能な表示形態に変換して表示部に表示す
る第2の表示制御手段と、を含んで構成している。
に請求項1記載の発明に係るデータ検索装置は、複数の
被検索対象データの中から指定された検索条件に合致す
るデータを検索する検索手段と、前記検索手段によって
検索されたデータを表すアイコンを表示部に表示する第
1の表示制御手段と、検索手段によって検索されたデー
タを、該データのデータ形式に応じて該データの内容が
視覚的に認識可能な表示形態に変換して表示部に表示す
る第2の表示制御手段と、を含んで構成している。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第1の表示制御手段によって表示部に表示
された複数のアイコンのうちの何れかを選択するための
選択手段を更に備え、第2の表示制御手段は、前記選択
手段によって選択されたアイコンに対応するデータのみ
を変換して表示する、ことを特徴としている。
明において、第1の表示制御手段によって表示部に表示
された複数のアイコンのうちの何れかを選択するための
選択手段を更に備え、第2の表示制御手段は、前記選択
手段によって選択されたアイコンに対応するデータのみ
を変換して表示する、ことを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、表示部に表示範囲の境界を表す図形を表示
する図形表示手段を更に備え、第1の表示制御手段及び
第2の表示制御手段は、前記アイコン及び前記変換した
データを前記表示範囲内に表示する、ことを特徴として
いる。
明において、表示部に表示範囲の境界を表す図形を表示
する図形表示手段を更に備え、第1の表示制御手段及び
第2の表示制御手段は、前記アイコン及び前記変換した
データを前記表示範囲内に表示する、ことを特徴として
いる。
【0013】請求項4記載の発明に係る検索データの表
示方法は、表示範囲の境界を表す図形を表示画面に表示
し、複数の被検索対象データの中から検索された指定さ
れた検索条件に合致するデータを表すアイコンを前記表
示範囲内に表示すると共に、表示したアイコンが選択さ
れた場合に、該アイコンに対応するデータを、該データ
のデータ形式に応じて該データの内容が視覚的に認識可
能な表示形態に変換して前記表示範囲内に表示する。
示方法は、表示範囲の境界を表す図形を表示画面に表示
し、複数の被検索対象データの中から検索された指定さ
れた検索条件に合致するデータを表すアイコンを前記表
示範囲内に表示すると共に、表示したアイコンが選択さ
れた場合に、該アイコンに対応するデータを、該データ
のデータ形式に応じて該データの内容が視覚的に認識可
能な表示形態に変換して前記表示範囲内に表示する。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、複数の被検索対象デ
ータの中から指定された検索条件に合致するデータが検
索手段によって検索される。第1の表示制御手段では検
索手段によって検索されたデータを表すアイコンを表示
部に表示する。これによりユーザは、指定した検索条件
に合致するデータの数等を認識できる。なお、第1の表
示制御手段により、前記アイコンと共にデータに関する
情報(例えばデータの名称、データ形式、データの作成
者、データの作成日時等)も併せて表示するようにすれ
ば、表示されたアイコンに対応するデータの内容を、ユ
ーザが多少なりとも推測することが可能となるので好ま
しい。一方、第2の表示制御手段では、検索されたデー
タを該データのデータ形式に応じてデータの内容が視覚
的に認識できる表示形態に変換して表示部に表示する。
ータの中から指定された検索条件に合致するデータが検
索手段によって検索される。第1の表示制御手段では検
索手段によって検索されたデータを表すアイコンを表示
部に表示する。これによりユーザは、指定した検索条件
に合致するデータの数等を認識できる。なお、第1の表
示制御手段により、前記アイコンと共にデータに関する
情報(例えばデータの名称、データ形式、データの作成
者、データの作成日時等)も併せて表示するようにすれ
ば、表示されたアイコンに対応するデータの内容を、ユ
ーザが多少なりとも推測することが可能となるので好ま
しい。一方、第2の表示制御手段では、検索されたデー
タを該データのデータ形式に応じてデータの内容が視覚
的に認識できる表示形態に変換して表示部に表示する。
【0015】なお、データの内容が視覚的に認識できる
表示形態としては、例えば検索されたデータのデータ形
式が画像データであれば、特開昭64-35662号公報にも記
載されているように、該画像データが表す画像全体を縮
小した画像や、画像データが表す画像の一部のみを抽出
した画像を表示することにより、データの内容を視覚的
に認識することができる。また、例えば検索されたデー
タのデータ形式がテキストデータであれば、テキストデ
ータを該データが表す文字列等を示す画像に変換して表
示すれば、内容を視覚的に認識できる。
表示形態としては、例えば検索されたデータのデータ形
式が画像データであれば、特開昭64-35662号公報にも記
載されているように、該画像データが表す画像全体を縮
小した画像や、画像データが表す画像の一部のみを抽出
した画像を表示することにより、データの内容を視覚的
に認識することができる。また、例えば検索されたデー
タのデータ形式がテキストデータであれば、テキストデ
ータを該データが表す文字列等を示す画像に変換して表
示すれば、内容を視覚的に認識できる。
【0016】また、例えば検索されたデータのデータ形
式が音声データであれば、音声データを該音声データが
表す音声の波形図等を表す画像に変換して表示すればよ
い。更に、例えば検索されたデータのデータ形式が動画
像データであれば、動画像データから複数フレーム分の
画像データを抽出し、該複数フレーム分の画像を縮小し
た画像を表示すればよい。また、例えば検索されたデー
タのデータ形式が図形等を表すベクトルデータであれ
ば、ベクトルデータを該データが表す図形等を示す画像
に変換して表示すればよい。
式が音声データであれば、音声データを該音声データが
表す音声の波形図等を表す画像に変換して表示すればよ
い。更に、例えば検索されたデータのデータ形式が動画
像データであれば、動画像データから複数フレーム分の
画像データを抽出し、該複数フレーム分の画像を縮小し
た画像を表示すればよい。また、例えば検索されたデー
タのデータ形式が図形等を表すベクトルデータであれ
ば、ベクトルデータを該データが表す図形等を示す画像
に変換して表示すればよい。
【0017】上記により、検索手段によって複数のデー
タが検索されたとしても、各データのデータ形式に拘わ
らず各データの内容をユーザが容易に確認、判断でき
る。従って、被検索対象データとしてデータ形式の異な
るデータが混在している場合にも、目的とするデータの
検索を容易に行うことができる。
タが検索されたとしても、各データのデータ形式に拘わ
らず各データの内容をユーザが容易に確認、判断でき
る。従って、被検索対象データとしてデータ形式の異な
るデータが混在している場合にも、目的とするデータの
検索を容易に行うことができる。
【0018】なお、第1の表示制御手段及び第2の表示
制御手段による表示は、例えば検索手段によって検索さ
れたデータの数に拘わらず、検索された全てのデータに
対して表示を行うことができるが、本発明はこれに限定
されるものはなく、検索手段によって単一のデータが検
索された場合には、第1及び第2の表示制御手段の何れ
か一方のみが表示を行うようにしてもよい。但し、単一
のデータが検索された場合であっても、第2の表示制御
手段による表示により、ユーザが検索されたデータの内
容を確認することができるので好ましい。
制御手段による表示は、例えば検索手段によって検索さ
れたデータの数に拘わらず、検索された全てのデータに
対して表示を行うことができるが、本発明はこれに限定
されるものはなく、検索手段によって単一のデータが検
索された場合には、第1及び第2の表示制御手段の何れ
か一方のみが表示を行うようにしてもよい。但し、単一
のデータが検索された場合であっても、第2の表示制御
手段による表示により、ユーザが検索されたデータの内
容を確認することができるので好ましい。
【0019】また、特に、検索手段によって複数のデー
タが検索された場合には、検索された全てのデータに対
して第2の表示制御手段が表示を行うようにしてもよい
が、請求項2にも記載したように、第1の表示制御手段
によって表示された複数のアイコンのうちの何れかを選
択するための選択手段を更に備え、第2の表示制御手段
は選択手段によって選択されたアイコンに対応するデー
タのみを変換して表示することが好ましい。これによ
り、多数のデータが検索された場合に、ユーザが明らか
に目的のデータでないと判断し選択手段により選択しな
かったデータに対しては第2の表示制御手段による表示
が行われないので、表示部の表示画面を有効に利用する
ことができる。
タが検索された場合には、検索された全てのデータに対
して第2の表示制御手段が表示を行うようにしてもよい
が、請求項2にも記載したように、第1の表示制御手段
によって表示された複数のアイコンのうちの何れかを選
択するための選択手段を更に備え、第2の表示制御手段
は選択手段によって選択されたアイコンに対応するデー
タのみを変換して表示することが好ましい。これによ
り、多数のデータが検索された場合に、ユーザが明らか
に目的のデータでないと判断し選択手段により選択しな
かったデータに対しては第2の表示制御手段による表示
が行われないので、表示部の表示画面を有効に利用する
ことができる。
【0020】また、請求項3にも記載したように、表示
部に表示範囲の境界を表す図形を表示する図形表示手段
を更に備え、第1の表示制御手段及び第2の表示制御手
段がアイコン及び変換したデータを前記表示範囲内に表
示するようにすれば、本発明に係るデータ検索装置の処
理に関する情報(表示)が前記表示範囲内に表示される
ので、例えばマルチタスク実行中の環境下であっても、
ユーザが第1の表示制御手段及び第2の表示制御手段に
よる表示を、並行して実行している他の処理による処理
結果と混同することを防止できる。
部に表示範囲の境界を表す図形を表示する図形表示手段
を更に備え、第1の表示制御手段及び第2の表示制御手
段がアイコン及び変換したデータを前記表示範囲内に表
示するようにすれば、本発明に係るデータ検索装置の処
理に関する情報(表示)が前記表示範囲内に表示される
ので、例えばマルチタスク実行中の環境下であっても、
ユーザが第1の表示制御手段及び第2の表示制御手段に
よる表示を、並行して実行している他の処理による処理
結果と混同することを防止できる。
【0021】請求項4記載の発明では、表示範囲の境界
を表す図形を表示画面に表示し、複数の被検索対象デー
タの中から検索された指定された検索条件に合致するデ
ータを表すアイコンを前記表示範囲内に表示すると共
に、表示したアイコンが選択された場合に、該アイコン
に対応するデータを、該データのデータ形式に応じて該
データの内容が視覚的に認識可能な表示形態に変換して
前記表示範囲内に表示するようにしたので、データ形式
の異なる複数のデータが検索された場合にも各データの
内容をユーザに容易に認識させることができる。また、
複数のデータが検索された場合には各データに対応して
複数のアイコンを表示範囲内に表示し、選択されたアイ
コンに対応するデータのみを変換して表示範囲内に表示
するので、表示画面を有効に利用できると共に、マルチ
タスク実行中の環境下であっても、表示したアイコン及
び内容を視覚的に認識可能な表示形態に変換して表示し
たデータを、ユーザが並行して実行している他の処理に
よる処理結果と混同することを防止できる。
を表す図形を表示画面に表示し、複数の被検索対象デー
タの中から検索された指定された検索条件に合致するデ
ータを表すアイコンを前記表示範囲内に表示すると共
に、表示したアイコンが選択された場合に、該アイコン
に対応するデータを、該データのデータ形式に応じて該
データの内容が視覚的に認識可能な表示形態に変換して
前記表示範囲内に表示するようにしたので、データ形式
の異なる複数のデータが検索された場合にも各データの
内容をユーザに容易に認識させることができる。また、
複数のデータが検索された場合には各データに対応して
複数のアイコンを表示範囲内に表示し、選択されたアイ
コンに対応するデータのみを変換して表示範囲内に表示
するので、表示画面を有効に利用できると共に、マルチ
タスク実行中の環境下であっても、表示したアイコン及
び内容を視覚的に認識可能な表示形態に変換して表示し
たデータを、ユーザが並行して実行している他の処理に
よる処理結果と混同することを防止できる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には本発明が適用された情報処理装置
10が示されている。
に説明する。図1には本発明が適用された情報処理装置
10が示されている。
【0023】情報処理装置10は、CPU12、CPU
12の制御処理に係わるプログラムが記憶されたROM
及び記憶領域が各種の処理におけるワーク領域として用
いられるRAMを備えた主記憶装置14、マウスやライ
トペン等のポインティングデバイスで構成される本発明
の選択手段としての指示装置16、キーボード等で構成
され各種のデータやコマンド等を入力するための入力装
置18、CRT等で構成され各種の情報を表示するため
の表示装置20及びハードディスクや光ディスク等の不
揮発性の記憶媒体を含んで構成された補助記憶装置22
を備えており、これらがバス24を介して互いに接続さ
れて構成されている。
12の制御処理に係わるプログラムが記憶されたROM
及び記憶領域が各種の処理におけるワーク領域として用
いられるRAMを備えた主記憶装置14、マウスやライ
トペン等のポインティングデバイスで構成される本発明
の選択手段としての指示装置16、キーボード等で構成
され各種のデータやコマンド等を入力するための入力装
置18、CRT等で構成され各種の情報を表示するため
の表示装置20及びハードディスクや光ディスク等の不
揮発性の記憶媒体を含んで構成された補助記憶装置22
を備えており、これらがバス24を介して互いに接続さ
れて構成されている。
【0024】図2に示すように、補助記憶装置22の記
憶媒体の記憶領域には、情報処理装置10を本発明に係
るデータ検索装置として作用させるためのプログラム、
データが記憶されたプログラム領域及びデータ領域が設
けられており、プログラム領域には検索フォルダ管理プ
ログラム、データ検索プログラム、アイコン表示プログ
ラム、データ変換表示プログラムが記憶されている(各
プログラムにより行われる処理については後述する)。
一方、データ領域にはデータ管理ファイル及びデータフ
ァイルが記憶されている。データファイルにはマルチメ
ディアに対応する各種データ形式(具体的にはテキスト
データ、画像データ、音声データ、動画像データ、ベク
トルデータ等)の多数のデータがランダムに格納されて
いる。データファイルの各データは本発明の被検索対象
データに対応している。
憶媒体の記憶領域には、情報処理装置10を本発明に係
るデータ検索装置として作用させるためのプログラム、
データが記憶されたプログラム領域及びデータ領域が設
けられており、プログラム領域には検索フォルダ管理プ
ログラム、データ検索プログラム、アイコン表示プログ
ラム、データ変換表示プログラムが記憶されている(各
プログラムにより行われる処理については後述する)。
一方、データ領域にはデータ管理ファイル及びデータフ
ァイルが記憶されている。データファイルにはマルチメ
ディアに対応する各種データ形式(具体的にはテキスト
データ、画像データ、音声データ、動画像データ、ベク
トルデータ等)の多数のデータがランダムに格納されて
いる。データファイルの各データは本発明の被検索対象
データに対応している。
【0025】またデータ管理ファイルは、データファイ
ルに格納されている各データを管理するための各種のデ
ータで構成されており、一例として図3に示すように、
データファイルに格納されているデータの個数Nと、個
々のデータに対応する管理データとして、各データを識
別するためのデータ識別子、後述する検索処理において
検索のキーとなる各データの属性データ、各データの格
納位置情報(記憶媒体内におけるアドレス及びデータサ
イズ)が予め記憶されている。なお前述のデータ識別子
及び属性データは、より詳しくは、各データのデータ形
式(データタイプ)、各データをアイコンとして表示す
る場合の該アイコンの形状及びサイズを表すデータ、各
データの作成日時及び作成者を表すデータ、及びその他
の属性情報(アトリビュート)とで構成されている。
ルに格納されている各データを管理するための各種のデ
ータで構成されており、一例として図3に示すように、
データファイルに格納されているデータの個数Nと、個
々のデータに対応する管理データとして、各データを識
別するためのデータ識別子、後述する検索処理において
検索のキーとなる各データの属性データ、各データの格
納位置情報(記憶媒体内におけるアドレス及びデータサ
イズ)が予め記憶されている。なお前述のデータ識別子
及び属性データは、より詳しくは、各データのデータ形
式(データタイプ)、各データをアイコンとして表示す
る場合の該アイコンの形状及びサイズを表すデータ、各
データの作成日時及び作成者を表すデータ、及びその他
の属性情報(アトリビュート)とで構成されている。
【0026】次に、情報処理装置10で実行される、情
報処理装置10をデータ検索装置として作用させるプロ
グラムのメインルーチンを表す図5のフローチャートを
参照し、本実施例の作用を説明する。ステップ100で
はコマンドを受信したか否か判定し、コマンドを受信す
る迄ステップ100の判定を繰り返す。指示装置16に
より表示装置20の表示画面上の所定のポイントが指示
されるか、又は入力装置18を介してデータが入力され
るとコマンドを受信したと判断してステップ100の判
定が肯定され、ステップ102では受信したコマンドの
内容の解析を行う。
報処理装置10をデータ検索装置として作用させるプロ
グラムのメインルーチンを表す図5のフローチャートを
参照し、本実施例の作用を説明する。ステップ100で
はコマンドを受信したか否か判定し、コマンドを受信す
る迄ステップ100の判定を繰り返す。指示装置16に
より表示装置20の表示画面上の所定のポイントが指示
されるか、又は入力装置18を介してデータが入力され
るとコマンドを受信したと判断してステップ100の判
定が肯定され、ステップ102では受信したコマンドの
内容の解析を行う。
【0027】ステップ104では、受信したコマンドが
表示装置20の表示画面上のアイコン及びフォルダが表
示されていない部分(以下、ワークスペースと称する)
上の所定ポイントを指示するコマンドか否か判定する。
ステップ104の判定が肯定された場合には、ステップ
106で図10(A)の右上側に示すようなポップアッ
プメニュー30を表示し、ステップ100へ戻る。
表示装置20の表示画面上のアイコン及びフォルダが表
示されていない部分(以下、ワークスペースと称する)
上の所定ポイントを指示するコマンドか否か判定する。
ステップ104の判定が肯定された場合には、ステップ
106で図10(A)の右上側に示すようなポップアッ
プメニュー30を表示し、ステップ100へ戻る。
【0028】ステップ104の判定が否定された場合は
ステップ108において、受信したコマンドがポップア
ップメニュー30上のポイントを指示するコマンドか否
か判定する。ステップ108の判定が肯定された場合に
はステップ110へ移行し、指示されたポイントがポッ
プアップメニュー30の「検索フォルダ作成」と表示し
ている部分か否か、すなわち検索フォルダ作成が指示さ
れたか否か判定する。指示されたポイントがポップアッ
プメニュー30上の「終了」と表示している部分であっ
た場合にはステップ110の判定が否定され、ステップ
112でポップアップメニュー30の表示の消去を含む
システム終了処理を行って処理を終了する。
ステップ108において、受信したコマンドがポップア
ップメニュー30上のポイントを指示するコマンドか否
か判定する。ステップ108の判定が肯定された場合に
はステップ110へ移行し、指示されたポイントがポッ
プアップメニュー30の「検索フォルダ作成」と表示し
ている部分か否か、すなわち検索フォルダ作成が指示さ
れたか否か判定する。指示されたポイントがポップアッ
プメニュー30上の「終了」と表示している部分であっ
た場合にはステップ110の判定が否定され、ステップ
112でポップアップメニュー30の表示の消去を含む
システム終了処理を行って処理を終了する。
【0029】ところで、データファイルに格納されてい
る特定のデータをアクセスしたい場合、ユーザは指示装
置16によってワークスペース上の所定ポイントを指示
し、更に表示画面に表示されたポップアップメニュー3
0上の「検索フォルダ作成」と表示された部分上の所定
ポイントを指示する。これにより、ステップ110の判
定が肯定され、ステップ114で検索フォルダ作成処理
を行ってステップ100へ戻る。
る特定のデータをアクセスしたい場合、ユーザは指示装
置16によってワークスペース上の所定ポイントを指示
し、更に表示画面に表示されたポップアップメニュー3
0上の「検索フォルダ作成」と表示された部分上の所定
ポイントを指示する。これにより、ステップ110の判
定が肯定され、ステップ114で検索フォルダ作成処理
を行ってステップ100へ戻る。
【0030】この検索フォルダは後述する検索処理によ
って検索されたデータを格納、管理するための概念であ
り、実際の処理では、この検索フォルダに概念的に格納
したデータを管理するための検索フォルダ管理テーブル
(一例として図4参照)記憶用の領域を主記憶装置14
のRAM上に確保すると共に、一例として図10(B)
に示すように、検索フォルダを表すウインドウ32(以
下、これを検索用フォルダ32と称する)を表示装置2
0の表示画面上に表示する。なお検索用フォルダ32
は、本発明において表示範囲の境界を表す図形に対応し
ており、この検索用フォルダ32を表示する処理は、本
発明の図形表示手段に相当する。
って検索されたデータを格納、管理するための概念であ
り、実際の処理では、この検索フォルダに概念的に格納
したデータを管理するための検索フォルダ管理テーブル
(一例として図4参照)記憶用の領域を主記憶装置14
のRAM上に確保すると共に、一例として図10(B)
に示すように、検索フォルダを表すウインドウ32(以
下、これを検索用フォルダ32と称する)を表示装置2
0の表示画面上に表示する。なお検索用フォルダ32
は、本発明において表示範囲の境界を表す図形に対応し
ており、この検索用フォルダ32を表示する処理は、本
発明の図形表示手段に相当する。
【0031】なお検索フォルダ管理テーブルは、共通フ
ィールドに、前述の検索用フォルダ32の表示位置を表
す検索フォルダ位置情報、検索用フォルダ32のサイズ
を表す検索フォルダサイズ、検索されたデータの数nを
格納するエリアが設けられており、検索された各データ
に対応して設けられ個別フィールドには、選択フラグ、
データ識別子、アイコン形状、座標情報、格納位置情報
から成る検索結果管理データを格納するエリアが設けら
れている。なお、検索フォルダ位置情報及び検索フォル
ダサイズのエリアには予め固定的に情報が記憶されてお
り、前述の検索用フォルダ32の表示は該情報を参照す
ることにより行われる。
ィールドに、前述の検索用フォルダ32の表示位置を表
す検索フォルダ位置情報、検索用フォルダ32のサイズ
を表す検索フォルダサイズ、検索されたデータの数nを
格納するエリアが設けられており、検索された各データ
に対応して設けられ個別フィールドには、選択フラグ、
データ識別子、アイコン形状、座標情報、格納位置情報
から成る検索結果管理データを格納するエリアが設けら
れている。なお、検索フォルダ位置情報及び検索フォル
ダサイズのエリアには予め固定的に情報が記憶されてお
り、前述の検索用フォルダ32の表示は該情報を参照す
ることにより行われる。
【0032】ところで、ステップ108の判定が否定さ
れた場合には、ステップ116で検索用フォルダ32上
の所定ポイントが指示されたか否か判定する。前記検索
用フォルダ32を表示していない場合、又は検索用フォ
ルダ32は表示しているものの指示されたポイントが検
索用フォルダ32上ではない場合にはステップ116の
判定が否定される。この場合には、受信したコマンドは
検索処理に関するコマンドではないと判断し、ステップ
118でメインシステム(例えばオペレーティングシス
テム)に処理を委譲し、ステップ100へ戻る。ステッ
プ116の判定が肯定された場合には、ステップ120
で検索フォルダ処理を行ってステップ100に戻る。
れた場合には、ステップ116で検索用フォルダ32上
の所定ポイントが指示されたか否か判定する。前記検索
用フォルダ32を表示していない場合、又は検索用フォ
ルダ32は表示しているものの指示されたポイントが検
索用フォルダ32上ではない場合にはステップ116の
判定が否定される。この場合には、受信したコマンドは
検索処理に関するコマンドではないと判断し、ステップ
118でメインシステム(例えばオペレーティングシス
テム)に処理を委譲し、ステップ100へ戻る。ステッ
プ116の判定が肯定された場合には、ステップ120
で検索フォルダ処理を行ってステップ100に戻る。
【0033】この検索フォルダ処理の詳細について、図
6のフローチャートを参照して説明すると、ステップ1
30では検索用フォルダ32上のどのポイントが指示さ
れたかを判断することによって、指示されたコマンドの
内容を解析する。ステップ132では、検索用フォルダ
32内の「検索」と表示している部分上の所定ポイント
が指示されたか否か判定する。前述のように、ユーザが
特定のデータをアクセスしたい場合には、ユーザが指示
装置16を介して「検索」と表示されている部分上の所
定ポイントを指示することによりステップ132の判定
が肯定され、ステップ134で検索処理を行う。
6のフローチャートを参照して説明すると、ステップ1
30では検索用フォルダ32上のどのポイントが指示さ
れたかを判断することによって、指示されたコマンドの
内容を解析する。ステップ132では、検索用フォルダ
32内の「検索」と表示している部分上の所定ポイント
が指示されたか否か判定する。前述のように、ユーザが
特定のデータをアクセスしたい場合には、ユーザが指示
装置16を介して「検索」と表示されている部分上の所
定ポイントを指示することによりステップ132の判定
が肯定され、ステップ134で検索処理を行う。
【0034】この検索処理の詳細について、図7のフロ
ーチャートを参照して説明する。なお、先に説明した図
5、6に示した処理、及びこの図7に示した処理は、検
索フォルダ管理プログラム(図2参照)に従って実行さ
れる。ステップ150では、例として図10(C)に示
すように検索条件を設定するための検索パネル34を表
示する。なお、この検索パネル34では、検索条件とし
てデータタイプ、データ作成者及びデータ作成日時の3
項目を設定可能とされている。ユーザは、この検索パネ
ル34が表示された状態で検索条件の入力設定を行う
が、本実施例では前記3項目の全てについて検索条件を
設定する必要はなく、少なくとも何れか1項目を設定す
れば検索を行わせることが可能である。
ーチャートを参照して説明する。なお、先に説明した図
5、6に示した処理、及びこの図7に示した処理は、検
索フォルダ管理プログラム(図2参照)に従って実行さ
れる。ステップ150では、例として図10(C)に示
すように検索条件を設定するための検索パネル34を表
示する。なお、この検索パネル34では、検索条件とし
てデータタイプ、データ作成者及びデータ作成日時の3
項目を設定可能とされている。ユーザは、この検索パネ
ル34が表示された状態で検索条件の入力設定を行う
が、本実施例では前記3項目の全てについて検索条件を
設定する必要はなく、少なくとも何れか1項目を設定す
れば検索を行わせることが可能である。
【0035】次のステップ152ではコマンドを受信し
たか否か判定し、コマンドを受信するまで待機する。コ
マンドを受信するとステップ154でコマンドの内容を
解析し、受信したコマンドは検索条件データが入力され
たことを表すコマンドであるか否かをステップ156で
判定する。ステップ156の判定が肯定された場合に
は、ステップ158で、入力された検索条件データを記
憶すると共に該データが表す文字列を検索パネル34内
に表示する検索条件入力処理を行って、ステップ152
へ戻る。なお図10(C)は一例として、作成者「××
××」が1993年1月1日以降に作成したデータを検索す
るための検索条件データが入力された場合を示してい
る。
たか否か判定し、コマンドを受信するまで待機する。コ
マンドを受信するとステップ154でコマンドの内容を
解析し、受信したコマンドは検索条件データが入力され
たことを表すコマンドであるか否かをステップ156で
判定する。ステップ156の判定が肯定された場合に
は、ステップ158で、入力された検索条件データを記
憶すると共に該データが表す文字列を検索パネル34内
に表示する検索条件入力処理を行って、ステップ152
へ戻る。なお図10(C)は一例として、作成者「××
××」が1993年1月1日以降に作成したデータを検索す
るための検索条件データが入力された場合を示してい
る。
【0036】一方、ステップ156の判定が否定された
場合には、受信したコマンドが検索パネル34の「開
始」と表示している部分上の所定ポイントが指示された
ことを表すコマンドか否かをステップ160で判定す
る。ユーザは検索条件の設定を完了すると、指示装置1
6により前記「開始」と表示されている部分上の所定ポ
イントを指示する。これによりステップ160の判定が
肯定され、ステップ162でデータ検索・表示処理を行
う。このデータ検索・表示処理の詳細については図8の
フローチャートを参照して説明する。
場合には、受信したコマンドが検索パネル34の「開
始」と表示している部分上の所定ポイントが指示された
ことを表すコマンドか否かをステップ160で判定す
る。ユーザは検索条件の設定を完了すると、指示装置1
6により前記「開始」と表示されている部分上の所定ポ
イントを指示する。これによりステップ160の判定が
肯定され、ステップ162でデータ検索・表示処理を行
う。このデータ検索・表示処理の詳細については図8の
フローチャートを参照して説明する。
【0037】ステップ170では、データ管理ファイル
(図3参照)を開き、データの入出力を行うためのバッ
ファを確保する。また検索フォルダ管理テーブルの検索
データ数nを「0」に初期設定する。次のステップ17
2ではカウンタとして用いる変数Iの値を「0」に初期
設定し、ステップ174ではカウンタIの値をインクリ
メントする。ステップ176ではデータ管理ファイル上
でI番目に記憶されている管理データを、先の検索条件
入力処理(図7のフローチャートのステップ158)で
設定された検索条件と比較し、次のステップ178では
比較した結果、検索条件と一致していたか否か判定す
る。
(図3参照)を開き、データの入出力を行うためのバッ
ファを確保する。また検索フォルダ管理テーブルの検索
データ数nを「0」に初期設定する。次のステップ17
2ではカウンタとして用いる変数Iの値を「0」に初期
設定し、ステップ174ではカウンタIの値をインクリ
メントする。ステップ176ではデータ管理ファイル上
でI番目に記憶されている管理データを、先の検索条件
入力処理(図7のフローチャートのステップ158)で
設定された検索条件と比較し、次のステップ178では
比較した結果、検索条件と一致していたか否か判定す
る。
【0038】ステップ178の判定が肯定された場合に
は、ステップ180で該管理データを参照し、データ識
別子及び属性データ(データタイプ、アイコン形状、ア
イコンサイズ)及び格納位置情報を、検索フォルダ管理
テーブルの個別フィールドに検索結果管理データとして
コピーすると共に、検索データ数nをインクリメント
し、ステップ182へ移行する。またステップ178の
判定が否定された場合には、何ら処理を行うことなくス
テップ182へ移行する。ステップ182ではデータフ
ァイルに記憶されている全てのデータに対してチェック
を行ったか否か判定する。
は、ステップ180で該管理データを参照し、データ識
別子及び属性データ(データタイプ、アイコン形状、ア
イコンサイズ)及び格納位置情報を、検索フォルダ管理
テーブルの個別フィールドに検索結果管理データとして
コピーすると共に、検索データ数nをインクリメント
し、ステップ182へ移行する。またステップ178の
判定が否定された場合には、何ら処理を行うことなくス
テップ182へ移行する。ステップ182ではデータフ
ァイルに記憶されている全てのデータに対してチェック
を行ったか否か判定する。
【0039】ステップ182の判定が否定された場合に
はステップ174に戻り、カウンタIの値がデータ管理
ファイルに設定されているデータ個数Nの値に一致する
までステップ174〜182を繰り返す。これにより、
設定された検索条件に該当するデータの管理データのみ
が検索フォルダ管理テーブルに検索結果管理データとし
てコピーされ、概念的には検索されたデータが検索フォ
ルダに収容されることになる。ステップ182の判定が
肯定されると、ステップ184でデータ管理ファイルを
閉じる。なお、図8のステップ170〜184の処理は
本発明の検索手段に対応しており、データ検索プログラ
ム(図2参照)に従って実行される。
はステップ174に戻り、カウンタIの値がデータ管理
ファイルに設定されているデータ個数Nの値に一致する
までステップ174〜182を繰り返す。これにより、
設定された検索条件に該当するデータの管理データのみ
が検索フォルダ管理テーブルに検索結果管理データとし
てコピーされ、概念的には検索されたデータが検索フォ
ルダに収容されることになる。ステップ182の判定が
肯定されると、ステップ184でデータ管理ファイルを
閉じる。なお、図8のステップ170〜184の処理は
本発明の検索手段に対応しており、データ検索プログラ
ム(図2参照)に従って実行される。
【0040】次のステップ186ではカウンタIを再び
「0」にする。ステップ188ではカウンタIの値をイ
ンクリメントし、次のステップ190では検索フォルダ
管理テーブルにI番目に格納されている検索結果管理デ
ータ(具体的にはアイコン形状、座標情報等)を参照
し、前記アイコン形状が表すアイコンを、検索用フォル
ダ32内に収まるように前記座標情報が表す座標位置に
表示する。ステップ192では全ての検索データに対し
て処理を行ったか否か判定する。ステップ192の判定
が否定された場合にはステップ188に戻り、カウンタ
Iの値が検索データ管理テーブルに設定されている検索
データ数nに一致するまでステップ188〜192を繰
り返す。
「0」にする。ステップ188ではカウンタIの値をイ
ンクリメントし、次のステップ190では検索フォルダ
管理テーブルにI番目に格納されている検索結果管理デ
ータ(具体的にはアイコン形状、座標情報等)を参照
し、前記アイコン形状が表すアイコンを、検索用フォル
ダ32内に収まるように前記座標情報が表す座標位置に
表示する。ステップ192では全ての検索データに対し
て処理を行ったか否か判定する。ステップ192の判定
が否定された場合にはステップ188に戻り、カウンタ
Iの値が検索データ管理テーブルに設定されている検索
データ数nに一致するまでステップ188〜192を繰
り返す。
【0041】これにより、一例として図11(A)にも
示すように、前述のデータ検索処理によって検索された
全てのデータがアイコン36として検索用フォルダ32
内に表示されることになる。従って、例えば情報処理装
置10が他の処理を並行して実行しているマルチタスク
環境下であっても、ユーザが、表示されたアイコン36
を現在実行中の他の処理の処理結果と混同することを防
止できる。
示すように、前述のデータ検索処理によって検索された
全てのデータがアイコン36として検索用フォルダ32
内に表示されることになる。従って、例えば情報処理装
置10が他の処理を並行して実行しているマルチタスク
環境下であっても、ユーザが、表示されたアイコン36
を現在実行中の他の処理の処理結果と混同することを防
止できる。
【0042】なお、図8のステップ186〜192の処
理は本発明の第1の表示制御手段に対応しており、アイ
コン表示プログラム(図2参照)に従って実行される。
ステップ192の判定が肯定されるとデータ検索・表示
処理を終了し、図7のフローチャートのステップ152
へ戻る。前述のように検索データに対応してアイコン3
6が表示されると、ユーザは先に入力した検索条件に合
致する検索データの検索が完了したと判断し、現在表示
されている検索パネル34の表示を消去するために、指
示装置16を介して検索パネル34上の「閉じる」と表
示されている部分上の所定ポイントを指示する。
理は本発明の第1の表示制御手段に対応しており、アイ
コン表示プログラム(図2参照)に従って実行される。
ステップ192の判定が肯定されるとデータ検索・表示
処理を終了し、図7のフローチャートのステップ152
へ戻る。前述のように検索データに対応してアイコン3
6が表示されると、ユーザは先に入力した検索条件に合
致する検索データの検索が完了したと判断し、現在表示
されている検索パネル34の表示を消去するために、指
示装置16を介して検索パネル34上の「閉じる」と表
示されている部分上の所定ポイントを指示する。
【0043】これにより、図7のフローチャートのステ
ップ152の判定が肯定されると共にステップ156、
160の判定が否定され、ステップ164で検索パネル
34の表示を消去して図7に示す検索処理を終了し、図
5のフローチャートのステップ100に一旦戻る。
ップ152の判定が肯定されると共にステップ156、
160の判定が否定され、ステップ164で検索パネル
34の表示を消去して図7に示す検索処理を終了し、図
5のフローチャートのステップ100に一旦戻る。
【0044】上述のデータ検索処理において、例えば検
索条件に合致した検索データが1個のみであった場合は
単一のアイコン36のみが表示されるので、ユーザは該
アイコンに対応するデータが目的のデータであると判断
できる。この場合には、ユーザは指示装置16を介して
検索用フォルダ32上の「閉じる」と表示されている部
分上の所定ポイントを指示する。これにより、図6の検
索フォルダ処理においてステップ140の判定が肯定さ
れ、ステップ142で検索用フォルダ32の消去を含む
検索フォルダ終了処理が行われる。
索条件に合致した検索データが1個のみであった場合は
単一のアイコン36のみが表示されるので、ユーザは該
アイコンに対応するデータが目的のデータであると判断
できる。この場合には、ユーザは指示装置16を介して
検索用フォルダ32上の「閉じる」と表示されている部
分上の所定ポイントを指示する。これにより、図6の検
索フォルダ処理においてステップ140の判定が肯定さ
れ、ステップ142で検索用フォルダ32の消去を含む
検索フォルダ終了処理が行われる。
【0045】一方、データ検索処理において検索条件に
合致した複数の検索データが検索された場合には複数の
アイコン36が表示されるので、どのアイコン36に対
応するデータが目的のデータであるかをユーザが判断す
ることは困難である。このような場合には、ユーザはま
ず表示されている複数のアイコン36のうち、目的のデ
ータに対応している可能性のあるアイコン(単一或いは
複数のアイコン、或いは表示されている全てのアイコ
ン)を指示装置16を介して選択する。
合致した複数の検索データが検索された場合には複数の
アイコン36が表示されるので、どのアイコン36に対
応するデータが目的のデータであるかをユーザが判断す
ることは困難である。このような場合には、ユーザはま
ず表示されている複数のアイコン36のうち、目的のデ
ータに対応している可能性のあるアイコン(単一或いは
複数のアイコン、或いは表示されている全てのアイコ
ン)を指示装置16を介して選択する。
【0046】これにより、図6の検索フォルダ処理にお
いてステップ140の判定が否定され、ステップ144
では検索フォルダ管理テーブル内の「選択フラグ」を各
データ毎に設定することにより前記選択されたアイコン
に対応するデータを処理対象として記憶する、検索フォ
ルダ内データ選択処理が行われる。続いてユーザは、検
索用フォルダ32内の「表示変換」と表示されている部
分上の所定ポイントを指示装置16によって指示する。
これにより、図6の検索フォルダ処理のステップ136
の判定が肯定され、ステップ138でデータ変換表示プ
ログラムに従って表示形態変換処理が行われる。
いてステップ140の判定が否定され、ステップ144
では検索フォルダ管理テーブル内の「選択フラグ」を各
データ毎に設定することにより前記選択されたアイコン
に対応するデータを処理対象として記憶する、検索フォ
ルダ内データ選択処理が行われる。続いてユーザは、検
索用フォルダ32内の「表示変換」と表示されている部
分上の所定ポイントを指示装置16によって指示する。
これにより、図6の検索フォルダ処理のステップ136
の判定が肯定され、ステップ138でデータ変換表示プ
ログラムに従って表示形態変換処理が行われる。
【0047】この表示形態変換処理は本発明の第2の表
示制御手段に対応している。表示形態変換処理の詳細に
ついて図9のフローチャートを参照して説明すると、ス
テップ200では表示座標用の変数X、Yを「0」に初
期設定し、ステップ202ではカウンタIを「0」に初
期設定する。次のステップ204ではカウンタIの値を
インクリメントし、検索フォルダ管理テーブルにI番目
に記憶されている検索結果管理データの選択フラグを参
照し、該管理データに対応するアイコンが選択されたか
否か判定する。ステップ206の判定が否定された場合
にはステップ212へ移行するが、ステップ206の判
定が肯定された場合には、ステップ208で前記I番目
に記憶されている検索結果管理データの「格納位置情
報」を参照してデータファイルから対応するデータを取
込み、取り込んだデータを該データのデータタイプに応
じた表示形態の画像データに変換する。
示制御手段に対応している。表示形態変換処理の詳細に
ついて図9のフローチャートを参照して説明すると、ス
テップ200では表示座標用の変数X、Yを「0」に初
期設定し、ステップ202ではカウンタIを「0」に初
期設定する。次のステップ204ではカウンタIの値を
インクリメントし、検索フォルダ管理テーブルにI番目
に記憶されている検索結果管理データの選択フラグを参
照し、該管理データに対応するアイコンが選択されたか
否か判定する。ステップ206の判定が否定された場合
にはステップ212へ移行するが、ステップ206の判
定が肯定された場合には、ステップ208で前記I番目
に記憶されている検索結果管理データの「格納位置情
報」を参照してデータファイルから対応するデータを取
込み、取り込んだデータを該データのデータタイプに応
じた表示形態の画像データに変換する。
【0048】例えば、データタイプが画像データであれ
ば、該画像データが表す画像全体を縮小した画像や、画
像データが表す画像の一部のみを抽出した画像を表す画
像データに変換する。またデータタイプがテキストデー
タであれば、該テキストデータを該テキストデータが表
す文字列等を示す画像データに変換する。またデータタ
イプが音声データであれば、該音声データを該音声デー
タが表す音声の波形図等を表す画像データに変換する。
更に、データタイプが動画像データであれば、該動画像
データから複数フレーム分の画像データを抽出し、該複
数フレーム分の画像を縮小した画像を表す画像データに
変換する。また、データタイプが図形等を表すベクトル
データであれば、該ベクトルデータを該ベクトルデータ
が表す図形等を示す画像データに変換する。
ば、該画像データが表す画像全体を縮小した画像や、画
像データが表す画像の一部のみを抽出した画像を表す画
像データに変換する。またデータタイプがテキストデー
タであれば、該テキストデータを該テキストデータが表
す文字列等を示す画像データに変換する。またデータタ
イプが音声データであれば、該音声データを該音声デー
タが表す音声の波形図等を表す画像データに変換する。
更に、データタイプが動画像データであれば、該動画像
データから複数フレーム分の画像データを抽出し、該複
数フレーム分の画像を縮小した画像を表す画像データに
変換する。また、データタイプが図形等を表すベクトル
データであれば、該ベクトルデータを該ベクトルデータ
が表す図形等を示す画像データに変換する。
【0049】次のステップ210では、フォルダサイズ
及び表示座標用変数を用い、検索用フォルダ32内にお
ける画像の表示位置を、画像が検索用フォルダ32から
逸脱せず、かつ複数の画像が互いに重ならないように算
出し、前記変換した画像データの画像を算出した表示位
置に表示してステップ212へ移行する。ステップ21
2では、データ検索処理で検索された全てのデータに対
して処理を行ったか否か判定する。ステップ212の判
定が否定された場合にはステップ204へ戻り、ステッ
プ212の判定が肯定される迄ステップ204〜212
を繰り返す。
及び表示座標用変数を用い、検索用フォルダ32内にお
ける画像の表示位置を、画像が検索用フォルダ32から
逸脱せず、かつ複数の画像が互いに重ならないように算
出し、前記変換した画像データの画像を算出した表示位
置に表示してステップ212へ移行する。ステップ21
2では、データ検索処理で検索された全てのデータに対
して処理を行ったか否か判定する。ステップ212の判
定が否定された場合にはステップ204へ戻り、ステッ
プ212の判定が肯定される迄ステップ204〜212
を繰り返す。
【0050】これにより、例として図11(B)に示す
ように、ユーザによって選択されたデータの各々の内容
を表す複数の画像38が検索用フォルダ32内に表示さ
れることになる。従って、例えば情報処理装置10が他
の処理を並行して実行しているマルチタスク環境下であ
っても、ユーザが、表示された画像38を現在実行中の
他の処理の処理結果と混同することを防止できる。
ように、ユーザによって選択されたデータの各々の内容
を表す複数の画像38が検索用フォルダ32内に表示さ
れることになる。従って、例えば情報処理装置10が他
の処理を並行して実行しているマルチタスク環境下であ
っても、ユーザが、表示された画像38を現在実行中の
他の処理の処理結果と混同することを防止できる。
【0051】なお、図11は検索処理によって「A」
「C」「D」「F」の4つのデータが検索され(図11
(A)参照)、そのうち「A」「C」「D」のデータの
表示変換が指示された場合を示している。上記により、
ユーザが検索された複数のデータの各々の内容を各デー
タのデータ形式に拘わらず容易に把握することができる
ので、目的とするデータを容易に検索することができ
る。
「C」「D」「F」の4つのデータが検索され(図11
(A)参照)、そのうち「A」「C」「D」のデータの
表示変換が指示された場合を示している。上記により、
ユーザが検索された複数のデータの各々の内容を各デー
タのデータ形式に拘わらず容易に把握することができる
ので、目的とするデータを容易に検索することができ
る。
【0052】また、表示した複数のアイコンのうち、選
択されたアイコンに対応するデータに対してのみ表示形
態を変換して表示するので、特に多数のデータが検索さ
れた場合に、表示されたアイコンよりユーザが明らかに
目的のデータでないと判断できるデータに対して表示形
態を変換して表示することはなく、表示装置20の表示
画面を有効に利用することができる。
択されたアイコンに対応するデータに対してのみ表示形
態を変換して表示するので、特に多数のデータが検索さ
れた場合に、表示されたアイコンよりユーザが明らかに
目的のデータでないと判断できるデータに対して表示形
態を変換して表示することはなく、表示装置20の表示
画面を有効に利用することができる。
【0053】なお、図11(A)には検索された複数の
データを同一の形状のアイコンで表示した例を示した
が、これに限定されるものではなく、例えばデータ形式
毎に、或いは各データ毎にアイコンの形状を異ならせる
ようにしてもよい。
データを同一の形状のアイコンで表示した例を示した
が、これに限定されるものではなく、例えばデータ形式
毎に、或いは各データ毎にアイコンの形状を異ならせる
ようにしてもよい。
【0054】以上、本発明の実施例について説明した
が、上記実施例には特許請求の範囲に記載した技術的事
項以外に次のような技術的事項の実施態様を有してい
る。 (1) 複数の被検索対象データと各データのデータ形
式を表す情報とを対応させて記憶した記憶手段と、検索
条件を指定するための指定手段と、前記記憶手段に記憶
された複数の被検索対象データの中から前記指定手段を
介して指定された検索条件に合致するデータを検索する
検索手段と、前記検索手段によって検索されたデータを
表すアイコンを表示部に表示する第1の表示制御手段
と、前記第1の表示制御手段によって表示部に表示され
た複数のアイコンのうちの何れかを選択するための選択
手段と、前記選択手段によって選択されたアイコンに対
応するデータを、記憶手段に記憶されている該データの
データ形式に応じて該データの内容が視覚的に認識可能
な画像を表す画像データに変換して表示部に表示する第
2の表示制御手段と、を含むデータ検索装置。
が、上記実施例には特許請求の範囲に記載した技術的事
項以外に次のような技術的事項の実施態様を有してい
る。 (1) 複数の被検索対象データと各データのデータ形
式を表す情報とを対応させて記憶した記憶手段と、検索
条件を指定するための指定手段と、前記記憶手段に記憶
された複数の被検索対象データの中から前記指定手段を
介して指定された検索条件に合致するデータを検索する
検索手段と、前記検索手段によって検索されたデータを
表すアイコンを表示部に表示する第1の表示制御手段
と、前記第1の表示制御手段によって表示部に表示され
た複数のアイコンのうちの何れかを選択するための選択
手段と、前記選択手段によって選択されたアイコンに対
応するデータを、記憶手段に記憶されている該データの
データ形式に応じて該データの内容が視覚的に認識可能
な画像を表す画像データに変換して表示部に表示する第
2の表示制御手段と、を含むデータ検索装置。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明に係
るデータ検索装置は、複数の被検索対象データの中から
指定された検索条件に合致するデータが検索手段によっ
て検索され、第1の表示制御手段では検索手段によって
検索されたデータを表すアイコンを表示部に表示し、第
2の表示制御手段では検索されたデータを該データのデ
ータ形式に応じてデータの内容が視覚的に認識できる表
示形態に変換して表示部に表示するようにしたので、デ
ータ形式の異なるデータが混在している場合にも目的と
するデータの検索を容易に行うことができる、という優
れた効果が得られる。
るデータ検索装置は、複数の被検索対象データの中から
指定された検索条件に合致するデータが検索手段によっ
て検索され、第1の表示制御手段では検索手段によって
検索されたデータを表すアイコンを表示部に表示し、第
2の表示制御手段では検索されたデータを該データのデ
ータ形式に応じてデータの内容が視覚的に認識できる表
示形態に変換して表示部に表示するようにしたので、デ
ータ形式の異なるデータが混在している場合にも目的と
するデータの検索を容易に行うことができる、という優
れた効果が得られる。
【0056】また請求項2の発明は、請求項1の発明に
おいて、第1の表示制御手段によって表示された複数の
アイコンのうちの何れかを選択するための選択手段を更
に備え、第2の表示制御手段は選択手段によって選択さ
れたアイコンに対応するデータのみを変換して表示する
ようにしたので、上記効果に加え、表示部の表示画面を
有効に利用することができる、という効果が得られる。
おいて、第1の表示制御手段によって表示された複数の
アイコンのうちの何れかを選択するための選択手段を更
に備え、第2の表示制御手段は選択手段によって選択さ
れたアイコンに対応するデータのみを変換して表示する
ようにしたので、上記効果に加え、表示部の表示画面を
有効に利用することができる、という効果が得られる。
【0057】また請求項3の発明は、請求項1の発明に
おいて、表示部に表示範囲の境界を表す図形を表示する
図形表示手段を更に備え、第1の表示制御手段及び第2
の表示制御手段がアイコン及び変換したデータを表示範
囲内に表示するので、上記効果に加え、例えばマルチタ
スク実行中の環境下であっても、ユーザが第1の表示制
御手段及び第2の表示制御手段による表示を、並行して
実行している他の処理による処理結果と混同することを
防止できる、という効果が得られる。
おいて、表示部に表示範囲の境界を表す図形を表示する
図形表示手段を更に備え、第1の表示制御手段及び第2
の表示制御手段がアイコン及び変換したデータを表示範
囲内に表示するので、上記効果に加え、例えばマルチタ
スク実行中の環境下であっても、ユーザが第1の表示制
御手段及び第2の表示制御手段による表示を、並行して
実行している他の処理による処理結果と混同することを
防止できる、という効果が得られる。
【0058】請求項4記載の発明に係る検索データの表
示方法は、表示範囲の境界を表す図形を表示画面に表示
し、複数の被検索対象データの中から検索された指定さ
れた検索条件に合致するデータを表すアイコンを前記表
示範囲内に表示すると共に、表示したアイコンが選択さ
れた場合に、該アイコンに対応するデータを、該データ
のデータ形式に応じて該データの内容が視覚的に認識可
能な表示形態に変換して前記表示範囲内に表示するの
で、データ形式の異なる複数のデータが検索された場合
にも各データの内容をユーザに容易に認識させることが
できる、という優れた効果が得られる。
示方法は、表示範囲の境界を表す図形を表示画面に表示
し、複数の被検索対象データの中から検索された指定さ
れた検索条件に合致するデータを表すアイコンを前記表
示範囲内に表示すると共に、表示したアイコンが選択さ
れた場合に、該アイコンに対応するデータを、該データ
のデータ形式に応じて該データの内容が視覚的に認識可
能な表示形態に変換して前記表示範囲内に表示するの
で、データ形式の異なる複数のデータが検索された場合
にも各データの内容をユーザに容易に認識させることが
できる、という優れた効果が得られる。
【図1】本実施例に係る情報処理装置の概略構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】補助記憶装置の記憶媒体に設けられたプログラ
ム領域、データ領域に記憶されている各種のプログラ
ム、データを示す概念図である。
ム領域、データ領域に記憶されている各種のプログラ
ム、データを示す概念図である。
【図3】データ管理ファイルの構成を示す概念図であ
る。
る。
【図4】検索フォルダ管理テーブルの構成を示す概念図
である。
である。
【図5】本実施例の作用として、情報処理装置をデータ
検索装置として作用させるプログラムのメインルーチン
を説明するフローチャートである。
検索装置として作用させるプログラムのメインルーチン
を説明するフローチャートである。
【図6】検索フォルダ処理を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図7】検索処理を説明するフローチャートである。
【図8】データ検索・表示処理を説明するフローチャー
トである。
トである。
【図9】表示形態変換処理を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図10】(A)は表示画面に表示されるポップアップ
メニュー、(B)は検索用フォルダ、(C)は検索パネ
ルの一例を各々示すイメージ図である。
メニュー、(B)は検索用フォルダ、(C)は検索パネ
ルの一例を各々示すイメージ図である。
【図11】(A)は検索されたデータに対応して表示さ
れるアイコン、(B)は検索されたデータに対応して各
データの内容を視覚的に認識可能なように変換して表示
される画像の一例を各々示すイメージ図である。
れるアイコン、(B)は検索されたデータに対応して各
データの内容を視覚的に認識可能なように変換して表示
される画像の一例を各々示すイメージ図である。
10 情報処理装置 12 CPU 16 指示装置 20 表示装置 32 検索用フォルダ 36 アイコン 38 画像
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の被検索対象データの中から指定さ
れた検索条件に合致するデータを検索する検索手段と、 前記検索手段によって検索されたデータを表すアイコン
を表示部に表示する第1の表示制御手段と、 検索手段によって検索されたデータを、該データのデー
タ形式に応じて該データの内容が視覚的に認識可能な表
示形態に変換して表示部に表示する第2の表示制御手段
と、 を含むデータ検索装置。 - 【請求項2】 前記第1の表示制御手段によって表示部
に表示された複数のアイコンのうちの何れかを選択する
ための選択手段を更に備え、 前記第2の表示制御手段は、前記選択手段によって選択
されたアイコンに対応するデータのみを変換して表示す
る、 ことを特徴とする請求項1記載のデータ検索装置。 - 【請求項3】 表示部に表示範囲の境界を表す図形を表
示する図形表示手段を更に備え、 前記第1の表示制御手段及び第2の表示制御手段は、前
記アイコン及び前記変換したデータを前記表示範囲内に
表示する、 ことを特徴とする請求項1記載のデータ検索装置。 - 【請求項4】 表示範囲の境界を表す図形を表示画面に
表示し、 複数の被検索対象データの中から検索された指定された
検索条件に合致するデータを表すアイコンを前記表示範
囲内に表示すると共に、 表示したアイコンが選択された場合に、該アイコンに対
応するデータを、該データのデータ形式に応じて該デー
タの内容が視覚的に認識可能な表示形態に変換して前記
表示範囲内に表示する、 検索データの表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132869A JPH086962A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | データ検索装置及び検索データの表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6132869A JPH086962A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | データ検索装置及び検索データの表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH086962A true JPH086962A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15091459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6132869A Pending JPH086962A (ja) | 1994-06-15 | 1994-06-15 | データ検索装置及び検索データの表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086962A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09244836A (ja) * | 1996-03-07 | 1997-09-19 | Sharp Corp | 表示制御装置 |
US6262723B1 (en) | 1997-11-28 | 2001-07-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | System for use in multimedia editor for displaying only available media resources to facilitate selection |
JP2003050589A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Pioneer Electronic Corp | 情報処理システム、情報処理システムの情報処理方法、情報処理装置および情報処理プログラム |
-
1994
- 1994-06-15 JP JP6132869A patent/JPH086962A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09244836A (ja) * | 1996-03-07 | 1997-09-19 | Sharp Corp | 表示制御装置 |
US6262723B1 (en) | 1997-11-28 | 2001-07-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | System for use in multimedia editor for displaying only available media resources to facilitate selection |
JP2003050589A (ja) * | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Pioneer Electronic Corp | 情報処理システム、情報処理システムの情報処理方法、情報処理装置および情報処理プログラム |
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