JPH07219742A - アイコン整列方法 - Google Patents

アイコン整列方法

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JPH07219742A
JPH07219742A JP6012389A JP1238994A JPH07219742A JP H07219742 A JPH07219742 A JP H07219742A JP 6012389 A JP6012389 A JP 6012389A JP 1238994 A JP1238994 A JP 1238994A JP H07219742 A JPH07219742 A JP H07219742A
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JP6012389A
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Nobuo Kureyama
伸夫 紅山
Hirosuke Shindo
弘輔 新藤
Koichi Taguchi
浩一 田口
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子計算機のアイコン操作を基本としたグラ
フィカユーザインターフェースにおいて、人間の直感に
合ったアイコンの整列方法を提供する。 【構成】 双方から見て互いに最も近くなる未整列アイ
コンと空き整列先候補の組み合わせを求め(ステップ7
01〜ステップ704)、求めた組み合わせのアイコン
を空き整列先へ移動する(ステップ705)といった手
順を繰り返すことにより、アイコンの整列を行う。 【効果】 アイコン整列機能においてアイコンの整列先
が視覚的に利用者の直感に合ったものとなり、利用者に
とって容易かつ一意に推測可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機のユーザイ
ンターフェース技術に係わり、特に表示装置、表示装置
上の座標入力装置を有する電子計算機のアイコン操作を
基本としたグラフィカルユーザインターフェース機能に
おいて、そのアイコンを表示、整列する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アイコン操作を基本としたグラフィカル
ユーザインターフェースでは、例えばマウス等の座標入
力装置(ポインティングデバイス)を用いてアイコンを
移動させたり、新規にアイコンを作成、削除したりとい
った動作が頻繁に行われる。このため、画面上のアイコ
ンの表示位置は乱れやすく、利用者にとって見づらくな
ると作業そのものの効率を低下させかねない。また、利
用者が自らアイコンを移動させ整列させるにしても、ア
イコン数が多い場合利用者にとってかなりの負担とな
る。こうした問題を解決するため、利用者の手間を取ら
せることなく自動的にアイコンを移動し表示画面上に整
理し直すアイコン整列機能が必須であり、利用者にとっ
て使いやすい機能を提供する必要がある。
【0003】従来のアイコン整列方法には、現在の表示
位置から整列の対象となっているアイコンに順序付けを
行い、この順に整列先を埋めていく方法(従来方法
1)、アイコンの名称、アイコン作成日時等のアイコン
に順序付けを与えるキーを利用者に選択させ、このキー
をもとに順に整列先を埋めていく方法(従来方法2)、
アイコンを任意順に最も近い整列位置へ移動させていく
方法(従来方法3)等がある。
【0004】従来方法1を用いてアイコンの順序付けを
行う場合、例えばアイコンの表示位置が表示画面上にお
いて最も上に表示されているものから順に整列先候補を
埋めていく等の方法が考えられるが、この場合整列時の
アイコンの振る舞いは乱雑で、利用者にとって整列後の
アイコンの移動先を特定することは多少困難となる。
【0005】従来方法2による整列では、アイコンの整
列順序の決定に特定のキーを用いることにより、利用者
に理解可能な方法でアイコンの順序付けを行う。例え
ば、アイコン名称の辞書式順の整列を行うこと等が可能
である。この場合、利用者の目的に合った適切な整列キ
ーが見つかった場合にその効果を得ることが出来るが、
その性格上整列時のアイコンの移動量は多くなり、また
利用者がアイコンの移動先を推測することは容易である
とは言えない。しかし、利用者が特定の目的に沿った整
列を望む場合などに有効である。
【0006】従来方法3では、整列位置へ移動させてい
く順序の決め方によって移動先が変わってしまうため、
利用者にとって移動先を特定することが困難であった
り、また、互いに最もその間の距離が近いアイコンと整
列先候補の組み合わせであっても、必ずしもこの組み合
わせでアイコンが整列先候補へ移動するとは限らないと
いった人間の直感から外れた振る舞いをする場合が生じ
る。
【0007】図15は従来方法3を用いたアイコンの整
列実行例である。図15において1501〜1506は
整列対象のアイコンを、1511〜1522は整列先位
置候補を示している。また、矢印は整列時のアイコンの
移動を、矢印に対応している番号はアイコンの整列順序
を示している(アイコン整列の順序は任意順であるが、
この例ではアイコン整列を表示画面上でより上に配置さ
れている順に行っている)。この例では、アイコン15
03の整列をアイコン1502に先んじて行ったため、
互いに最も近いアイコンと整列先との組み合わせ150
2−1512が崩され、さらに、組み合わせ1505−
1515、1506−1516の整列に対しても影響し
ている。
【0008】従来方法1は MicroSoft 社の Windows シ
ステムに、従来方法2, 3は Apple社 Macintosh コン
ピュータのマルチウィンドウOSに用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】アイコン操作を基本と
したグラフィカルユーザインターフェースを用いて作業
を行う場合、利用者にとって作業効率を高める上で目的
のアイコンを速やかに見つけだすことは重要である。利
用者は、頻繁に利用するアイコンは常に同位置に配置さ
れることを望むだろうし、利用者自身にとって分かり易
いように気に入ったやり方で自らアイコンの配置を行う
だろう。アイコンの整列方法も、整列後に目的のアイコ
ンを速やかに見つけ出せるよう人間の直感に合った、か
つまた、アイコンの移動先を容易かつ一意(整列に一貫
性がある)に特定できるようなものであることが望まし
い。
【0010】従来のアイコン整列方法では、整列前の画
面上のアイコン表示位置と整列後のアイコン表示位置と
の間に相関関係が少なく利用者にとってアイコンの整列
実行時の移動先を直感的かつ容易に予測することが不可
能だったり、また表示位置による相関関係を用いている
場合でも利用者にとって移動先を一意に確定することが
困難な場合等が発生する。そのため、利用者が整列後に
目的のアイコンを捜し出すのに手間取ったり、また利用
者が、ポインティングデバイス等を用いてアイコンを適
当な位置に配置し整列位置をおおまかに指示してから整
列を行う場合など、望む位置へアイコンが移動しない等
の不都合が生じる。
【0011】本発明の第1の目的は、整列実行時に、ア
イコン移動先を現在のアイコン表示位置から視覚的かつ
直感的に容易にかつ一意に推察でき、また整列時のアイ
コン移動量を極力抑えるようにすることである。第2の
目的は、利用者が頻繁に用いるアイコンを整列時に同位
置に配置することにより、利用者が目的のアイコンを容
易に見つけられるようにすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】整列対象アイコンと空き
整列先候補との間の距離を計算し、最も距離が短くなる
未整列アイコンと空き配列位置候補の組み合わせを探
し、この組み合わせのアイコンを対応する空き配列位置
へ移動する。この手順をさらに残りの未整列アイコンと
空木整列先位置候補に対して続けて行い、全てのアイコ
ンが整列位置に移動するまで繰り返す。(手段1) 整列対象アイコンと空き整列先候補との距離とを計算
し、未整列アイコンと空き整列先候補の組のうちアイコ
ンから見て対応する整列先候補が最も近くかつまた整列
先候補から見ても対応するアイコンが最も近くなるよう
な、即ちその間の距離が極小になる組み合わせを探し、
この組み合わせにから順にアイコンを対応する配列位置
へ移動する。この手順を残りの未整列アイコンと空き整
列先候補に対しても続けて行い、全てのアイコンが整列
位置に移動するまで繰り返す。(手段2) 利用者により指定されたアイコンの現在位置を記憶する
手段を設け、整列実行時に位置を記憶したアイコンを優
先的に記憶位置へ移動させ、その後位置を記憶したアイ
コンと重ならないように他のアイコンの整列を行う。
(手段3)
【0013】
【作用】手段1により、アイコンと整列先との距離が最
も近いものから優先的に整列先へ移動することが保証さ
れ、利用者にとって直感的かつ容易にアイコンの移動先
が予測可能となる。また、アイコンの整列規則自体が直
感的かつ容易に理解でき、また整列前のアイコンの幾何
的位置情報にのみ依存しているので利用者はアイコンの
整列先を視覚的に一意に特定可能となる。これにより、
第一の目的を達成する。
【0014】手段2は、機能的には手段1と同じ整列を
実現するが、処理過程においてアイコンと整列先との距
離が最小ではなく極小となる組み合わせを求めることに
より、優先的に整列先へ移動させてよいアイコンをより
効率的にみつけることが出来る。
【0015】手段3により、利用者は頻繁に利用するア
イコンの位置を記憶させておけば、アイコン整列実行時
に記憶させておいたアイコンを他のアイコンに優先して
望む位置へ移動させ、さらに他のアイコンは通常の整列
方法により整列させることが可能となる。これにより、
第二の目的を達成する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の詳細な実施例を説明する.図
1は本発明の実施において必要な機器構成の例である。
図2は表示装置上に実際に表示されるアイコン操作を基
本としたグラフィカルユーザインターフェース画面の例
である。図3は第1の実施例を説明する処理のフローチ
ャートである。図4から図6は第1の実施例を説明する
アイコン整列の具体例である。図7は第2の実施例を説
明する処理のフローチャートである。図8から図11は
第2の実施例を説明するアイコン整列の具体例である。
図12、図13は第3の実施例を説明する処理のフロー
チャートである。図14は第3の実施例を説明する表示
画面例である。図15は従来方法3を適用したアイコン
整列の一例である。図16は図15と同じ条件で第1の
方法を適用したアイコン整列の一例である。
【0017】図1において、101は表示装置、102
は処理装置、103は画面上の座標位置入力装置(ポイ
ンティングデバイス)、104は文字入力装置、105
はアイコンデータ記憶部を示す。また、106は処理装
置102内で行われるアイコン整列処理の一処理手順
で、整列処理の各ステップを処理装置102が行うこと
を示している。106は図7に等しく、各処理ステップ
の説明は実施例において後ほど詳しく説明する。
【0018】図2において、201はグラフィカルユー
ザインターフェースの表示画面を示し、表示装置101
(図1)に表示される。また、202は命令の選択を行
うメニューを、203はウィンドウを、204はアイコ
ンを示す。この例では、画面は複数のウィンドウからな
り(マルチウィンドウ)、アイコンはウィンドウ内の相
対位置で配置されウィンドウ毎に表示位置等を管理でき
る。利用者は表示画面上の座標位置入力装置(ポインテ
ィングデバイス)103を用いてアイコンに対する操作
を行うことにより作業を進める。
【0019】本発明はアイコン操作によるユーザインタ
ーフェースの基本となるアイコンの表示位置管理に関す
るもので、表示画面上でアイコンを並べ変え整理して表
示し直す機能、即ち整列機能に関するものである。特定
ウィンドウ内のアイコンの整列は、例えばポインティン
グデバイス103を操作することによりアイコンの整列
を行いたいウィンドウを選択し、メニューからアイコン
の整列の実行を行う項目を選択するといった操作により
達成される。
【0020】最初に、第1の実施例を説明する。図3は
整列処理のフローチャートである.図4〜図6は実際の
アイコン整列過程の具体例である。図4において、40
1〜403は整列の対象となるアイコンを、411〜4
13は整列先候補を示し、図5〜図6における同一番号
のアイコン及び整列先候補は図4の物と同一である。ま
た、各矢印は各々のアイコンから最も近い空き整列先候
補を指している。まず、ステップ301において未整列
アイコンと空き整列先候補との距離が最小の組み合わせ
401−411を求める。
【0021】次に、ステップ302において、求めた組
み合わせのアイコン401を整列先411へ移動し、ア
イコン401を未整列アイコンのリストから、整列先4
11を空き整列先候補のリストから外す。このとき、ア
イコン402から見た場合、最も近い整列先候補も同様
に411であるが、手段1によればアイコンが先に41
1へ移動することはない。
【0022】さらに、ステップ303において未整列ア
イコンの存在を判定し、この段階ではアイコン402、
403が残っているためステップ301へ戻り、残りの
未整列アイコンと空き整列先候補に対して、再びこの動
作を繰り返す(図5)。すなわち、次にアイコンと整列
先候補の距離が最小となる組み合わせ402−412を
求め、アイコン402を移動させる。この時も、アイコ
ン402と403から最も近い整列先候補は共に412
であるが、整列先へより近いアイコン402が優先され
ている。この動作をすべてのアイコンが整列されるまで
繰り返し、整列処理を完了する。この例では3つ目のア
イコン403が整列先413へ移動して整列を完了する
(図6)。
【0023】アイコンと空き整列先候補の組み合わせの
うち、その間(アイコンと空き整列先候補)の距離が最
小となるものから整列先を決定していくため、整列時の
アイコンの移動先はアイコンの現在の位置構成から一意
に決まり、利用者にとって視覚的に移動先を特定できる
という効果が得られる。また、アイコンと空き整列先候
補との距離が小さい組み合わせから整列するため、整列
結果は人の感覚に合ったものとなり、さらに、極力多く
のアイコンが現在の表示位置の近くへ移動する為、整列
後に目的のアイコンを探す場合見つけ易いといった効果
がある。
【0024】ここで言う距離とは抽象的な概念であり
(さらに言えばアイコンと空き整列先候補との組み合わ
せの集合に順序を導入するものであれば十分である)、
本発明の実施においては適当に具体的な距離を定義する
必要がある。例えばこの実施例において距離は最も一般
的なユークリッド距離を用いることにより定義され、す
なわち、アイコンと整列先との距離はアイコンの表示基
点と整列先位置との座標平面上のユークリッド距離とい
った具合である。また、その間のユークリッド距離が最
小となるアイコンと空き整列先候補の組み合わせが2つ
以上あるような場合が発生したときのために、組み合わ
せの順序付けに第2、第3の基準(例えば、距離が同一
の場合、アイコン名の辞書式順や、表示位置がより上に
ある順など)を用いてさらに細かい優先順位を付けるこ
とも可能である。
【0025】図16は図15(従来方法3の実施例)と
同じ配置のアイコンに対して、請求項1の方法を適用し
た例である。記号1501〜1506は整列の対象とな
っているアイコンを、1511〜1522は整列先候補
を示し、図15と同じである。また、矢印はアイコンの
移動のベクトル表示を、矢印に付随した番号はアイコン
の整列先を決定する順番を示している。この例において
は、まずアイコンと空き整列先候補との距離が最小とな
る組み合わせ1502−1512を求め、アイコン15
02を整列先1512へ移動させる(矢印1)。
【0026】次に、残りのアイコンおよび整列先に対し
て同様に距離が最小となる組み合わせ1505−151
5を求め、アイコン1505を移動させる。この手順を
順次繰り返し、最後にアイコン1503を整列先151
3へ移動させた段階で処理を終了する。従来方法3の実
施例(図15)では、互いに最も近いアイコンと空き整
列先候補の組み合わせにおいて(例えばアイコン150
2、空き整列先候補1512の組み合わせ)、アイコン
が対応する空き整列先候補へ移動しないことから、利用
者から見て分かりにくい整列となっている例を説明した
が、第1の実施例(図16)ではこれが改善されている
ことが分かる. 第2の実施例は、アイコンと整列先候補との距離が最小
になる組み合わせではなく、アイコンと整列先候補の組
み合わせでのうち、双方から見て互いに最も近くなるも
の、即ちアイコンから見た対応する整列先候補が最も近
く、整列先候補から見た対応するアイコンが最も近い
(この条件を、アイコンと整列先候補のとの距離が極小
になると呼ぶ)組み合わせを求めることにより整列順序
を決定するもので、整列結果は第1の実施例と同様とな
る。図7は距離が極小となる組み合わせを求める処理を
含めた整列処理の一例のフローチャートである。図8〜
11はこの実施例による実際のアイコン整列過程を説明
する具体例である。
【0027】図8において、記号801〜804は整列
の対象となるアイコンを、記号811〜814は整列先
候補を示し、図9〜図11における同一番号のアイコン
及び整列先候補は図8の物と同一である。また、各図に
おいて矢印はそれぞれ最も近い空き整列先候補もしくは
アイコンへのベクトルである。図8では、全てのアイコ
ンについてそれぞれ最も近い整列先候補を指し示してい
る。
【0028】まず、図7のステップ701により、任意
の未整列アイコン803(図9)を1つ選択する。次
に、ステップ702によりアイコン803から最も近い
空き整列先候補812を得、さらにステップ703にお
いて空き整列先候補812から最も近いアイコンとアイ
コン803が同一か否かを判定する。ここでは、アイコ
ン802がより整列先候補812に近いため、ステップ
704により、新たにアイコン802を選択し直し、ス
テップ702へ戻る。
【0029】さらに、図10において新たに選択し直し
たアイコン802から最も近い空き整列先候補811を
求め、逆に空き整列先候補811から最も近いアイコン
が802に等しいかを判定する。ここでも、アイコン8
01の方がより近いため、アイコン801を再び選択し
直しステップ702へ戻る。以降、アイコンと空き整列
先候補間の距離が極小になる組み合わせが得られるまで
この処理を繰り返し、この例では、図11においてアイ
コン801と空き整列先候補811の組み合わせを得
た。次に、図7ステップ705により、アイコン801
を整列先811へ移動させ、アイコン801を未整列ア
イコンのリストから、整列先811を空き整列先候補の
リストから外す。上記処理を全てのアイコンが整列され
るまで繰り返す(図7ステップ706)。
【0030】これにより、アイコンと整列先候補の組み
合わせのうち、その間の距離が最小ではなく極小となる
組み合わせを見つけることで、より少ないステップで請
求項1の方法と同様の結果が得られるという効果があ
る。
【0031】最後に第3の実施例を示す。この実施例は
選択したアイコンの現在位置を記憶させる部分と、記憶
したアイコン位置を基にアイコンの整列を行う部分とか
らなる。
【0032】図12は利用者が選択したアイコンの現在
位置を記憶させる手順を説明するフローチャートであ
り、利用者が位置を記憶させるアイコンを選択するステ
ップ1201と、選択したアイコンの現在位置を実際に
記憶させるステップ1202からなる。このとき、選択
したアイコンの現在位置データはアイコンデータ記憶部
105へ記憶される。図14は実際に利用者が操作する
表示画面の例であり、利用者はアイコン1401〜14
03を選択し、メニュー内の項目1405(アイコン位
置設定)を実行することにより、選択したアイコンのウ
ィンドウ1404内の現在位置を記憶させることが出来
る。
【0033】図13は利用者が設定したアイコンの位置
記憶を基に、整列を実行する処理手順を説明するフロー
チャートである.まずステップ1301により、利用者
が位置を設定したアイコンを、アイコンデータ記憶部1
05に記憶させた位置データをもとに記憶位置へ移動さ
せる。このとき、移動したアイコンを未整列アイコンの
リストから外し、移動したアイコンと重なる整列先候補
を空き整列先候補のリストから外す。これにより、残り
のアイコンを通常の整列方法で整列させる時にステップ
1301で移動させたアイコンと重なることを防止でき
る.次にステップ1302により、残りのアイコンをス
テップ1301で移動させたアイコンと重ならない位置
に整列させる。
【0034】これにより、利用者は普段よく用いるアイ
コン等を常に同じ位置に整列させることが可能で、目的
のアイコンを容易に見つけることが可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、第
一に、双方から見て互いに最も近いアイコンと空き整列
先候補との組み合わせから優先的に整列させることによ
り、利用者が現在のアイコン位置から容易かつ一意にア
イコンの移動先を予測でき、またその移動先が人間の直
感に合ったアイコン整列機能を提供できる。第二に、指
定したアイコンの整列時の移動先を記憶することによ
り、利用者は頻繁に利用するようなアイコンの位置を記
憶させるなどして、整列実行後に目的のアイコンを容易
に見つけることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における全体の構成図であ
る。
【図2】実施例の表示画面である。
【図3】第1の実施例の処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【図4】第1の実施例によるアイコン整列の具体例を説
明する図(その1)。
【図5】第1の実施例によるアイコン整列の具体例を説
明する図(その2)。
【図6】第1の実施例によるアイコン整列の具体例を説
明する図(その3)。
【図7】第2の実施例の処理手順を説明するフローチャ
ートである。
【図8】第2の実施例によるアイコン整列の具体例を説
明する図(その1)。
【図9】第2の実施例によるアイコン整列の具体例を説
明する図(その2)。
【図10】第2の実施例によるアイコン整列の具体例を
説明する図(その3)。
【図11】第2の実施例によるアイコン整列の具体例を
説明する図(その4)。
【図12】第3の実施例の操作手順を説明するフローチ
ャートである。
【図13】第3の実施例の処理手順を説明するフローチ
ャートである。
【図14】第3の実施例における表示画面である。
【図15】従来方法によるアイコン整列の具体例を説明
する図である。
【図16】本発明の実施例によるアイコン整列の具体例
を説明する図である。
【符号の説明】
101…表示装置、102…処理装置、103…座標入
力装置、104…文字入力装置、105…アイコンデー
タ記憶部、201…表示画面、202…メニュー、20
3…アイコン表示ウィンドウ、204…アイコン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置と処理装置と表示画面上の座標入
    力装置を有する電子計算機のアイコン操作を基本とした
    ユーザインターフェースにおいて、アイコンの表示位置
    の移動整理を行うアイコン整列機能の一方法であって、 次に移動させるアイコン及びその整列移動先を決定する
    度ごとに、整列の対象となっている複数未整列アイコン
    と複数空き整列先位置候補の組み合わせのうち、そのア
    イコンと整列先位置候補との距離が最小となるものを求
    め、その組み合わせのアイコンを対応する整列先位置へ
    移動させることを特徴としたアイコン整列方法。
  2. 【請求項2】表示装置と処理装置と表示画面上の座標入
    力装置を有する電子計算機のアイコン操作を基本とした
    ユーザインターフェースにおいて、アイコンの表示位置
    の移動整理を行うアイコン整列機能の一方法であって、 次に移動させるアイコン及びその整列移動先を決定する
    度ごとに、整列の対象となっている複数未整列アイコン
    と複数空き整列先位置候補の組み合わせのうち、その間
    の距離が双方から見て互いに最も小さくなるもの、即ち
    アイコンから見て対応する整列先位置候補が最も近く、
    逆に整列先位置候補からみて対応するアイコンが最も近
    くなる組み合わせを求め、その組み合わせのアイコンを
    対応する整列移動先へ移動させることを特徴としたアイ
    コン整列方法。
  3. 【請求項3】表示装置と処理装置と表示画面上の座標入
    力装置を有する電子計算機のアイコン操作を基本とした
    ユーザインターフェースにおいて、アイコンの表示位置
    の移動整理を行うアイコン整列機能の一方法であって、 指定したアイコンの現在の表示位置を記憶する手段を備
    え、アイコン整列時に位置を記憶したアイコンを優先的
    に記憶位置に移動した後、位置を記憶していないアイコ
    ンの整列を行うこと特徴としたアイコン整列方法。
  4. 【請求項4】上記請求項1もしくは請求項2と、請求項
    3を組み合わせたアイコン整列方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003038757A1 (fr) * 2001-10-29 2003-05-08 Sharp Kabushiki Kaisha Appareil, procede et programme de selection d'un objet recherche a partir de plusieurs objets presentes et support contenant le programme
JP2008099009A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Sharp Corp 番組選択マークのレイアウト変更機能を有する番組受信装置及び同装置におけるレイアウト変更方法

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