JPH02214977A - データ検索方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、検索する対象のデータ集合を段階的に絞り
込む機能を有するデータ管理システムのデータ検索方法
に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種のデータ検索方法として、片貝孝夫著２本
格的すレーショナルデータベースｉｎｆｏｒｍｉｘ人門
、　ｐｐ８５−１１３．　１９８５年６月２５１１゜ア
スキー出版局に示されたようなものがあった。

ここでは検索する対象の集合を段階的に絞り込む機能を
実現する方法として、コマンド言語インタフェースとエ
ンドユーザ向けの簡易インフッニスの２通りの方法が示
されている。コマンド言語インタフェースでは、利用者
が名前（中間ファイル）を指定して検索を行ない、その
検索結果（中間ファイル）に対して更に条件を指定して
検索を行なう形式を採っている。中間ファイルを作成し
た場合、通常は検索結果が表示されないため結果を知る
ために表示コマンドを実行しなければならない。また、
エンドユーザ向けの簡易インフッニスでは、条件設定フ
ェーズで条件を指定して検索を行ない、検索する対象の
集合を段階的に絞り込む場合には、再び条件設定フェー
ズへ戻り条件を追加設定して検索を行なう形式か一般的
である。

第４図は従来のコマンド言語インタフェースを用いて検
索する対象の集合を段階的に絞り込む場合の処理の流れ
を概略的に示したフローチャートで、９はコマンドの入
力を受は付ける処理、１０は入力されたコマンドの種類
による分岐、１１は検索コマンドの実行処理、１２は検
索結果を中間ファイルとして保存するか否かによる分岐
、１３は検索結果を操作対象として中間ファイルに格納
する処理、１４は検索結果を端末装置などに表示する処
理、１５は終了処理である。

第５図は従来のエンドユーザ向けの簡易インタフェース
を用いて検索する対象の集合を段階的に絞り込む場合の
処理の流れを概略的に示したフロチャートで、１６はモ
ード切り換えのコマンドを受は付ける処理、１７は入力
されたコマンドの種類による分岐、１８は操作対象を指
定する処理、１９は検索条件を設定し検索を行なう処理
、２０は検索結果を端末装置などに表示する処理、２１
はフェーズ切り換えのコマンドを受は付ける処理、２２
は入力されたコマンドの種類による分岐、２３は終了処
理である。従来のデータ管理システムのデータ検索方法
は、第４図や第５図に示す処理手順を採っており、利用
者が自ら中間ファイルを指定して検索を行ない、その中
間ファイルに対して更に条件を指定して検索を行なうか
、あるいは、条件設定フェーズと検索結果表示フェーズ
をコマンドによって切り換え段階的に条件を設定し検索
を行なうだめのものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のデータ管理システムのデータ検索方法は以上のよ
うに構成されているので、コマンド言語インタフェース
では利用者が検索する対象のデータ集合を段階的に絞り
込むためには、検索結果データを格納するための中間フ
ァイルを作成することを指定して、即ちファイル名を指
定して検索を行なうといった単純な検索を行なうのに比
べて複雑な手続きが必要となる。また、エンドユーザ向
けの簡易インタフェースでは、中間ファイルを指定する
必要はないが、条件を段階的に指定できるだけで、毎回
検索対象である元データから検索を行なう必要があり、
前回の検索結果データが保持されない。さらには、両イ
ンタフェースとも検索結果を複数同時に表示して比較検
討するための手段が提供されていないといった解決すべ
き課題が残されていた。したがって、従来のデータ検索
方法ではデータを検索するのに操作が複雑で処理時間が
多くかかるという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、データを検索するための操作を簡単化して処
理時間を少なくし、データ検索処理の効率を高めること
ができるデータ検索方法を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るデータ検索方法は、検索する対象のデー
タ集合を段階的に絞り込むために、検索結果のデータを
対象として更に検索条件を入力手段Ａにより指定してデ
ータの検索を行なう際に、処理手段Ｂは検索対象となっ
た元データおよび検索結果データを表示手段りに同時に
表示することにより、表示されているデータ同士を比較
検討し、表示されているデータを上記入力手段Ａにより
指定して検索を行なうことを特徴とするものである。

〔作用〕

このデータ検索方法において、処理手段Ｂは検索対象と
なった元データおよび検索結果データを表示手段りに同
時に表示する。検索結果データを対象として更に検索条
件を入力手段Ａにより指定してデータの検索を行なう際
は、表示手段りに同時に表示されている元データと検索
結果データとは比較検討され、入力手段Ａによりデータ
が指定され検索される。

〔発明の実施例〕 第２図はこの発明の一実施例のデータ検索方法を用いた
データ管理システムの要部構成を示すブロック図である
。図において、Ａはデータを入力するキーボードなどの
入力手段、Ｂは入力されたデータを処理する中央処理装
置などの処理手段、Ｃは入力データあるいは処理データ
を記憶する磁気ディスク装置などの記憶手段、Ｄは入力
データあるいは処理データを表示するＣＲＴなどの表示
手段である。

第１図はこの実施例のデータ検索方法において検索する
対象のデータ集合を段階的に絞り込む場合の処理の流れ
を概略的に示したフローチャートである。図において、
ステップ１はデータ検索処理を行なうための初期処理で
操作対象をアイコンあるいはマルチウィンドウを用いて
表示手段りに表示する処理、ステップ２は利用者の操作
を受は付ける処理、ステップ３はステップ２で入力され
た操作内容による分岐処理、ステップ４は操作対象に対
する操作内容を受は付ける処理、ステップ５はステップ
４で入力された操作内容による分岐処理、ステップ６は
検索結果をマルチウィンドウを用いて新しい操作対象と
して表示手段りに表示する処理、ステップ７は操作対象
を削除する処理、８は終了処理である。第３図（ａ）〜
（ｆ）は操作の流れを表示画面イメージで示したもので
、２４ａ、２４ｂ、２４ｃ、２４ｄ、２４ｅ、２４ｆ　
は表示画面イメージ、２５は操作対象を示したアイコン
、２６ａ、２６ｂは選択板された操作対象に対して実行
できる操作を現したメニュー、２７ａ、２７ｂは検索条
件を設定するためのフオーム、２Ｂａ、　２８ｂ、　２
８ｃは操作対象を示したウィンドウである。

次に、第１図〜第３図を参照してこの実施例の動作につ
いて説明する。利用者がアイコン２５あるいはウィンド
ウ２８ａ、　２８ｂ、　２８Ｇのなかから入力手段Ａに
より操作対象を選択すると、処理手段Ｂは選択された操
作対象から実行可能な操作コマンドをメニューとして利
用者に対して表示する（ステップ１）。そして利用者の
操作を受は付け（ステップ２）、利用者がメニューの中
から実行した操作を選択するとくステップ３）、処理手
Ｉ！ｉＢでは選択されたメニューに対応する条件設定の
ためのフオーム２７ａ、　２７ｂを利用者に対して表示
する。そして操作内容を受は付け（ステップ４）、利用
者が条件を設定して操作を実行すると（ステップ５）、
処理手段Ｂは操作を実行し実行結果を新しい操作対象と
してウィンドウの形式で利用者に表示する（ステップ６
）。この手順を繰り返すことで検索する対象の集合を段
階的に絞り込むことができる。

尚、不必要な操作対象は削除することができる（ステッ
プ７）。

次に、第３図の詳細を説明する。２４ａの画面イメージ
は、アイコンで表現された操作対象を選択したことによ
り、選択された操作対象に対して実行可能な操作コマン
ドをメニュー２６ａとして表示したものである。メニュ
ー２６ａは選択された操作対象の種類や個数によって変
化する。２４ｂの画面イメージは、メニュー２６ａから
検索コマンドを選択して検索コマンドが起動された状態
で、操作対象のデータがマルチウィンドウの機能を用い
てウィンドウ２８ａ　として表示され検索コマンドの検
索条件パラメータを指定するためのフオーム２７ａが表
示された状態である。この状態で、検索条件のパラメー
タを入力する際に、データを表示しているウィンドウ２
８ａ上に表示されている文字列は、その文字が表示され
ている矩形の領域をポインティングデバイス：マウスで
クリックすることでキボード（入力手段）入力イメージ
でフオーム２７ａの入力領域に転記される。またフオー
ム２７ａ上にボタンとして表示されているオペレータも
同様にポインティングデバイス：マウスでクリックする
ことでキーボード入力イメージでフオーム２７ａの入力
領域に転記される。これにより、キボード入力を必要最
小限に抑えることができ誤入力の防止が図れる。２４ｃ
の画面イメージは、検索コマンドの検索条件パラメータ
を入力後検索を実行した状態で、検索結果がウィンドウ
２８ｂとして表示された状態である。２４ｄの画面イメ
ージは、検索結果のウィンドウ２８ｂを操作対象に指定
したことにより、選択された操作対象にたいして実行可
能な操作コマンドをメニュー２６ｂとして表示したもの
である。２４ｅの画面イメージは、メニュ２６ｂから検
索コマンドを選択して検索コマンドが起動された状態で
、操作対象のデータがウィンドウとして表示され検索コ
マンドの検索条件パラメタを指定するためのフオーム２
７ｂが表示された状態である。２４ｆの画面イメージは
、検索コマンドの検索条件パラメータを入力後検索を実
行した状態で、検索結果がウィンドウ２８ｃとして表示
された状態である。２４ｄ、　２４ｅ、　２４ｆの画面
イメージは、検索結果に対する検索を示したものである
が、２４ａ　２４ｂ、２４ｃの画面イメージに示した単
純な検索操作と操作対象の指定の仕方が異なる以外は同
様の操作により処理が行える。

以上説明したように上記実施例に係るデータ管理システ
ムにおけるデータ検索方法は、利用者が対象のデータ集
合を段階的に絞り込む際に、検索対象である元データお
よび利用者が検索する対象のデータ集合を段階的に絞り
込んでいく過程の検索結果データを表示手段に同時に表
示し、その表示されたデータ（表示手段上のイメージ）
と検索対象である元データあるいは利用者が検索する対
象のデータ集合を段階的に絞り込んでいく過程の検索結
果データ（中間ファイル）を対応付けて、利用者が視覚
的に比較検討でき、視覚的に表示されているデータ（表
示手段上のイメージ）に対して検索操作を指定すること
により、対応する元デタあるいは利用者が検索する対象
のデータ集合を段階的に絞り込んでいく過程の検索結果
データに対する検索が実行され新たに検索結果データが
表示される。即ち、利用者が検索する対象の集合を段階
的に絞り込んでいく過程の検索結果データに対して、利
用者自身がファイル名をつけて識別するのではなく、表
示手段上に表示されたイメジとして視覚的に識別するわ
けである。

したがって、上記実施例のデータ検索方法は、単純な検
索を行なうのに比べてなんら複雑な手続きを必要としな
いで、表示されている任意の状態から検索が行え、さら
に表示されている任意の状態に戻ることができ、それら
を視覚的に比較検討でき、利用者にとって分かりやすく
操作性に優れたユーザインタフェースを提供することが
できる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、検索する対象のデータ集
合を段階的に絞り込むために、検索結果のデータを対象
として更に検索条件を入力手段により指定してデータの
検索を行なう際に、処理手段は検索対象となった元デー
タおよび検索結果デ夕を表示手段に同時に表示すること
により、表示されているデータ同士を比較検討し、表示
されているデータを入力手段により指定して検索を行な
うようにしたので、検索対象である元データおよび利用
者が検索する対象のデータ集合を段階的に絞り込んでい
く過程の検索結果データは、表示手段に同時に表示され
、表示されている任意のデータを操作対象として検索を
行なうことができ、これによりその任意の状態からデー
タを検索を行なえ、更に表示されている任意の状態に戻
ることができる。したがって、本発明によれば、利用者
が視覚的に表示されたデータおよび検索結果を比較検討
しながら選ぶという簡単な操作で操作コマンドが起動可
能となり、表示されるガイダイスに従って操作を進める
ことができるので、データを検索するための操作が簡単
化し、処理時間も少なくなり、データ検索処理効率が高
まるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係るデータ検索方法を説
明するためのフローチャー１・、第２図はこの実施例の
データ検索方法を用いたデータ管理システムの要部構成
を示すブロック図、第３図（ａ）〜（ｆ）はこの実施例
における操作の流れを表示画面イメージで示した図、第
４図は従来のデータ検索方法としてコマンド言語インタ
フニスを用いて検索する対象のデータ集合を段階的に絞
り込む場合の処理の流れを概略的に示したフロチャート
、第５図は別の従来のデータ検索方法としてエンドユー
ザ向けの簡易インタフェースを用いて検索する対象のデ
ータ集合を段階的に絞り込む場合の処理の流れを概略的
に示したフローチャートである。 Ａ・・・入力手段、Ｂ・・・処理手段、Ｄ・・・表示手
段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データを入力する入力手段と、入力されたデータを処理
   する処理手段と、入力データあるいは処理データを表示
   する表示手段とを備えたデータ管理システムにおいて、
   検索結果のデータを対象として更に検索条件を上記入力
   手段により指定してデータの検索を行なう際に、上記処
   理手段は検索対象となった元データおよび検索結果デー
   タを上記表示手段に同時に表示することにより、表示さ
   れているデータ同士を比較検討し、表示されているデー
   タを上記入力手段により指定して検索を行ない、検索す
   る対象のデータ集合を段階的に絞り込むようにしたこと
   を特徴とするデータ検索方法。