JPH07306776A - ビジュアルプログラミング方法 - Google Patents

ビジュアルプログラミング方法

Info

Publication number
JPH07306776A
JPH07306776A JP9970494A JP9970494A JPH07306776A JP H07306776 A JPH07306776 A JP H07306776A JP 9970494 A JP9970494 A JP 9970494A JP 9970494 A JP9970494 A JP 9970494A JP H07306776 A JPH07306776 A JP H07306776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
class
icon
visual programming
displayed
interactive terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9970494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Sakamoto
和彦 坂元
Norie Yashiro
紀恵 矢代
Tetsuya Masuishi
哲也 増石
Takashi Oota
隆 大小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9970494A priority Critical patent/JPH07306776A/ja
Publication of JPH07306776A publication Critical patent/JPH07306776A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/30Creation or generation of source code
    • G06F8/34Graphical or visual programming

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既成クラスの利用性を高めたビジュアルプロ
グラミング方法を提供する。 【構成】 対話端末上でアイコンを利用した操作を行う
と、既成クラスにメッセージが送信され(1201)、
そのメッセージに対応する既成クラスのメソッドが検索
され(1202)、実行され(1204)、その実行結
果を利用した新規クラスの定義内容がアイコンで対話端
末に表示される。 【効果】 既成のクラスのメソッドを利用して新規のク
ラスを定義できる。また、アイコン操作だけで演算式を
定義できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビジュアルプログラミ
ング方法に関し、さらに詳しくは、対話端末と計算機と
を有する情報処理システムのクラスライブラリに記憶し
た既成クラスを対話端末にアイコンで表示し、その表示
したアイコンを利用した対話端末上の操作により新規ク
ラスを定義するビジュアルプログラミング方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のビジュアルプログラミング方法の
一例が、(株)東洋情報システム発行(1993.10.07)
の「シンクロワークス(SynchroWorks)解説書」に記
載されている。まず、上記従来技術におけるプログラム
定義方法を説明する。図18に、プログラム定義時の画
面例を示す。画面には、プログラムを定義するためのビ
ジュアルプログラムエディタ・ウインドウ(以下、VP
Eウインドウと呼ぶ)201と、プログラムの要素であ
るオブジェクトを表わすアイコンをいくつか並べたオブ
ジェクトディレクトリ・ウインドウ202(以下、OD
ウインドウと呼ぶ)とが表示される。前記アイコンで表
示したオブジェクトをビルディング・ブロック(BB1
〜BB3)という。
【0003】プログラマは、ODウインドウ202に表
示されているビルディング・ブロック203(BB1)
およびビルディング・ブロック204(BB2)をマウ
スを用いてドラック&ドロップ(205)し、VPEウ
インドウ201上へ貼り込む。次いで、プログラマは、
VPEウインドウ201上へ貼り込んだビルディング・
ブロック208(BB1)の出力ポート(出力X)から
ビルディング・ブロック209(BB2)の入力ポート
(入力B)へ向けて線207を引く。また、ビルディン
グ・ブロック209(BB2)の出力ポート(出力Y)
からビルディング・ブロック208(BB1)の入力ポ
ート(入力A)へ向けて線206を引く。前記線20
6,207は、ビルディング・ブロック208,209
間のデータの流れを表すメッセージである。以上によ
り、ビルディング・ブロック208,209でデータを
交換するプログラムが定義されたことになる。
【0004】次に、クラス定義方法を説明する。このク
ラス定義には、クラスで取り扱われるデータを定義する
スロット定義と,データの処理方法を定義するメソッド
定義とがある。図19に、スロット定義時の画面例を示
す。画面には、クラスを定義するためのクラス・ウイン
ドウ302と、基本的なスロットの型を表わすアイコン
をいくつか並べたオブジェクトディレクトリ・ウインド
ウ301(以下、ODウインドウと呼ぶ)とが表示され
る。プログラマは、クラス・ウインドウ302内に空の
スロット305を定義し、そのスロット305に名
(“商品名”)を定義する。次に、ODウインドウ30
1内のアイコン303(“テキスト”)をマウスでクリ
ック後、前記スロット305へドラック&ドロップ(3
04)する。以上により、名“商品名”のテキスト型の
スロット305が定義されたことになる。
【0005】図20に、メソッド定義時の画面例を示
す。プログラマは、クラス・ウインドウ401内に空の
メソッド405を定義し、そのメソッド405に名
(“単価参照”)を定義する。次に、そのメソッド40
5をマウスでダブルクリック(402)する。すると、
VPEウインドウ403が開かれる。そこで、先に説明
したようにプログラムを定義する。以上により、メソッ
ド名“単価参照”のメソッド405が定義されたことに
なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のビジュアル
プログラミング方法では、既成クラスをある程度利用し
て新規クラスを定義することが出来た。例えば、既成ク
ラスのデータ型を利用して新規クラスのデータ型を定義
することが出来た。しかし、既成クラスの利用が不十分
であり、例えば既成クラスのメソッドを利用して新規ク
ラスを定義することや,アイコンの操作だけで演算式を
定義することなどが出来ない問題点があった。そこで、
本発明は、既成クラスの利用性を高め、既成クラスのメ
ソッドを利用して新規のクラスを定義することや,アイ
コンの操作だけで演算式を定義することを可能としたビ
ジュアルプログラミング方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、対話端末と計算機とを有する情報処理システムのク
ラスライブラリに記憶した既成クラスを対話端末にアイ
コンで表示し、その表示したアイコンを利用した対話端
末上の操作により新規クラスを定義するビジュアルプロ
グラミング方法において、アイコンを利用した対話端末
上の操作を契機として既成クラスにメッセージを送信す
るステップと、前記メッセージに対応する既成クラスの
メソッドを検索するステップと、検索により得られたメ
ソッドを実行するステップと、その実行結果を利用した
新規クラスの定義内容をアイコンで前記対話端末に表示
するステップとを設けたことを特徴とするビジュアルプ
ログラミング方法を提供する。
【0008】第2の観点では、本発明は、上記構成のビ
ジュアルプログラミング方法において、前記メソッド
が、データの配列を作成するメソッドであることを特徴
とするビジュアルプログラミング方法を提供する。第3
の観点では、本発明は、上記構成のビジュアルプログラ
ミング方法において、作成されたデータの配列をビジュ
アルに表示するステップを有することを特徴とするビジ
ュアルプログラミング方法を提供する。
【0009】第4の観点では、上記構成のビジュアルプ
ログラミング方法において、前記既成クラスにメッセー
ジを送信するステップは、対話端末に表示した既成クラ
スのアイコンと新規クラスのアイコンとを重ね合わす操
作を契機とすることを特徴とするビジュアルプログラミ
ング方法を提供する。
【0010】第5の観点では、本発明は、対話端末と計
算機とを有する情報処理システムのクラスライブラリに
記憶した既成クラスを対話端末にアイコンで表示し、そ
の表示したアイコンを利用した対話端末上の操作により
新規クラスを定義するビジュアルプログラミング方法に
おいて、既成クラスのアイコンと新規クラスのアイコン
を関係付ける対話端末上の操作を契機として前記クラス
間の演算式を生成するステップと、前記演算式を表わす
アイコンを前記対話端末に表示するステップとを設けた
ことを特徴とするビジュアルプログラミング方法を提供
する。
【0011】第6の観点では、本発明は、上記構成のビ
ジュアルプログラミング方法において、演算式が完全か
不完全かを判定するステップと、演算式が完全ならそれ
を新規クラスのメソッドとするステップとを有すること
を特徴とするビジュアルプログラミング方法を提供す
る。第7の観点では、本発明は、上記構成のビジュアル
プログラミング方法において、前記クラス間の演算式を
生成するステップは、対話端末に表示した既成クラスの
アイコンと新規クラスのアイコンとを重ね合わす操作を
契機とすることを特徴とするビジュアルプログラミング
方法を提供する。
【0012】第8の観点では、本発明は、上記構成のビ
ジュアルプログラミング方法において、定義した新規ク
ラスをクラスライブラリに登録するステップを有するこ
とを特徴とするビジュアルプログラミング方法を提供す
る。
【0013】
【作用】上記第1の観点によるビジュアルプログラミン
グ方法では、対話端末上でアイコンを利用した操作を行
うと、既成クラスにメッセージが送信され、そのメッセ
ージに対応する既成クラスのメソッドが検索され、実行
され、その実行結果を利用した新規クラスの定義内容が
アイコンで対話端末に表示される。従って、既成クラス
のメソッドを利用して新規のクラスを定義することを、
視覚的に確認しながら、容易に行えるようになる。
【0014】上記第2の観点によるビジュアルプログラ
ミング方法では、既成クラスにおけるデータの配列を作
成するメソッドを利用して、容易に新規クラスのデータ
の配列を定義する。従って、データの配列を容易に定義
できるようになる。上記第3の観点によるビジュアルプ
ログラミング方法では、作成されたデータの配列をビジ
ュアルに表示する。従って、データの配列構造を視覚的
に確認しながらプログラミングを行えるようになる。
【0015】上記第4の観点によるビジュアルプログラ
ミング方法では、対話端末に表示した既成クラスのアイ
コンと新規クラスのアイコンとを重ね合わす操作を契機
としてメッセージの送信を行う。従って、ユーザの操作
が簡単になる。
【0016】上記第5の観点によるビジュアルプログラ
ミング方法では、対話端末上で既成クラスのアイコンと
新規クラスのアイコンを関係付ける操作を行うと、前記
クラス間の演算式が生成され、その演算式を表わすアイ
コンが対話端末に表示される。従って、アイコンの操作
だけで演算式を定義できるようになる。
【0017】上記第6の観点によるビジュアルプログラ
ミング方法では、演算式が完全か不完全かを判定し、演
算式が完全ならそれを新規クラスのメソッドとする。従
って、プログラミングエラーの発生を防止できる。上記
第7の観点によるビジュアルプログラミング方法では、
対話端末に表示した既成クラスのアイコンと新規クラス
のアイコンとを重ね合わす操作を契機とすて演算式を生
成する。従って、ユーザの操作が簡単になる。
【0018】上記第8の観点によるビジュアルプログラ
ミング方法では、定義した新規クラスをクラスライブラ
リに登録する。従って、それを既成クラスとして利用で
きるようになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。なお、これにより本発明が限定されるもの
ではない。図1は、本発明のビジュアルプログラミング
方法を実施するビジュアルプログラミングシステム10
0の構成図である。このビジュアルプログラミングシス
テム100は、対話端末101と計算機111を有して
いる。前記対話端末101は、マウスやキーボードなど
の入力装置と,CRTなどの出力装置を備え、ユーザと
の対話を行う。前記計算機111は、対話操作制御部1
02と、データ定義部105と、メソッド定義部103
と、クラス定義部104と、データ型ファイル108
と、メソッドファイル106と、クラスライブラリ10
7とを備えている。
【0020】前記対話操作制御部102は、ユーザの操
作内容を解析し、メソッド定義部103,データ定義部
105,クラス定義部104に制御を渡す。前記データ
定義部105は、データ型ファイル108からデータ型
を読み込み、読み込んだデータ型の編集を行ない、編集
したデータ型をデータ型ファイル108へ書き出す。前
記メソッド定義部103は、メソッドファイル106か
らメソッドを読み込み、読み込んだメソッドの編集を行
ない、編集したメソッドをメソッドファイル106へ書
き出す。前記クラス定義部104は、クラスライブラリ
107からクラスを読み込み、メソッドファイル106
からメソッドを読み込み、データ型ファイル108から
データ型を読み込み、クラスの編集を行ない、編集した
クラスをクラスライブラリ107へ書き出す。
【0021】図2は、上記ビジュアルプログラミングシ
ステム100によるクラス作成処理のフロー図である。
処理601では、新規クラスのアイコンを作成する。す
なわち、図3の(a)に示すように、対話操作制御部1
02は、ユーザが作成するクラスを管理するユーザホル
ダ・ウインドウ701を画面に表示する。そこで、ユー
ザは、そのユーザホルダ・ウインドウ701よりポップ
アップメニュー711を開く。そして、そのポップアッ
プメニュー711中の「新規」コマンド702をマウス
でクリック(703)する。すると、応答・ウインドウ
704が開かれる。この応答・ウインドウ704には、
新規に作成するクラス名を入力するエリア705が表示
される。ユーザは、エリア705にクラス名(例えば
“商品”)を入力する。そして、了解ボタン707をマ
ウスでクリック(708)する。すると、図7の(b)
に示すように、ユーザホルダ・ウインドウ701上に、
新規に作成するクラスのアイコン710(クラス名“商
品”)が表示される。
【0022】処理602では、クラスライブラリ・ウイ
ンドウと、データ定義ウインドウと、メソッド定義ウイ
ンドウとを表示する。すなわち、図4に示すように、ユ
ーザホルダ・ウインドウ701に表示されているアイコ
ン710(クラス名“商品”)をマウスでダブルクリッ
ク(803)すると、クラスライブラリ107から読み
出した既成のクラスのアイコンを対話制御部102がク
ラスライブラリ・ウインドウ804に表示する(例え
ば、アイコン807は、テキスト型のクラスを示すアイ
コンである)。また、対話制御部102は、ダブルクリ
ック(803)されたクラス(ここではクラス名“商
品”のクラス)のデータをビジュアルに定義するための
データ定義ウインドウ805およびメソッドをビジュア
ルに定義するためのメソッド定義ウインドウ806を表
示する。これにより、ユーザはビジュアルにクラスを定
義する環境を持つことが出来る。
【0023】処理603では、前記クラス(クラス名
“商品”)のデータ定義を行う。すなわち、図5の
(a)に示すように、ユーザは、クラスライブラリ・ウ
インドウ804のアイコンの中から手本にする既成のク
ラスのアイコン(ここでは、クラス“整数”のアイコン
902)をマウスでクリック(903)し、データ定義
ウインドウ805内へドラック&ドロップ(905)す
る。すると、データ定義ウインドウ805内にアイコン
906が貼り込まれると共に応答ウインドウ907が開
かれるので、ユーザは、入力エリア908にデータ名
(ここでは“単価”)を入力し、了解ボタン910をマ
ウスでクリック(911)する。すると、図9の(b)
に示すように、定義したデータ(整数型でデータ名“単
価”)のアイコン913がデータ定義ウインドウ805
に表示される。
【0024】処理604では、定義したデータを格納す
るか判定する。ユーザが格納する指示をしなければ処理
605に進む。ユーザが格納する指示をすれば処理60
6に進む。
【0025】処理605では、定義したデータを編集す
る。このデータ定義編集処理の詳細なフロー図を図6に
示す。説明の都合上、データ定義編集処理605に入る
前の処理から説明する。データ定義編集処理605に入
る前の処理では、図7の(a)に示すように、クラスラ
イブラリ・ウインドウ804に表示されているクラス
“注文”のアイコン1302をユーザがマウスでクリッ
ク(1303)し、データ定義ウインドウ1304内へ
ドラック&ドロップ(1305)する。すると、データ
定義ウインドウ805内にアイコン1306が貼り込ま
れると共に応答ウインドウ1307が開かれるので、ユ
ーザは、入力エリア1308にデータ名「注文データ」
1309を入力し、了解ボタン1310をマウスでクリ
ック(1311)する。すると、図7の(b)に示すよ
うに、データ定義ウインドウ1304上にデータ名“注
文データ”のアイコン1313が表示される。このデー
タ名“注文データ”は4つの基本データから構成されて
いる複合データなので、アイコン1313内には4つの
基本データのアイコンが表示される。
【0026】さて、データ定義編集処理605に入り、
図6の処理1201では、既成のクラスにメッセージを
送信する。すなわち、図8に示すように、ユーザはクラ
スライブラリ・ウインドウ804のアイコン1402
(“配列”)をマウスでクリック(1403)し、デー
タ定義ウインドウ1304内の“注文データ”のアイコ
ン1313の上へドラック&ドロップ(1406)す
る。すると、対話操作制御部102はクラス“配列”に
メッセージを送信する。処理1202では、前記メッセ
ージに対応するメソッドを検索する。すなわち、クラス
定義部104は、クラス“配列”の持つメソッドをメソ
ッドファイル106より検索し、その検索結果から、図
9の(a)に示すように、実行条件を入力する応答ウイ
ンドウ1407を表示する。処理1202aでは、ユー
ザは、メソッドの実行条件を入力する。すなわち、図9
の(a)に示すように、応答ウインドウ1407の配列
数入力エリア1408に配列数「4」を入力(140
9)し、配列方向“下”選択エリア1410をマウスで
クリック(1411)し、了解ボタン1412をマウス
でクリック(1413)する。処理1203では、対話
操作制御部102は、入力された実行条件が満たされて
いるか否かを判定する。そして、実行条件が満たされる
なら処理1204に進み、実行条件が満たされないなら
前記処理1201に戻る。処理1204では、メソッド
を実行し、その実行結果をデータ定義ウインドウ130
4に表示する。その表示例を図9の(b)に示す。そし
て、データ編集定義処理605を終了する。
【0027】図2に戻り、処理606では、定義された
データをデータ型ファイル108に格納する。すなわ
ち、図10に示すように、ユーザは、データ定義ウイン
ドウ805でポップアップメニューを開き、そのポップ
アップメニューの「格納」コマンド1003をマウスで
クリック(1004)する。すると、対話操作制御部1
02が応答ウインドウ1005を開くので、ユーザは、
応答ウインドウ1005の了解ボタン1006をマウス
でクリック(1007)する。すると、データ定義部1
05がクラス(クラス名“商品”)の定義したデータ
(ここでは、整数型でデータ名“単価”と,テキスト型
でデータ名“商品名”)をデータ型ファイル108に格
納する。
【0028】処理607では、新規クラスのメソッドを
定義する。すなわち、ユーザは、図11の(a)に示す
ように、メソッド定義ウインドウ806よりポップアッ
プメニューを開く。そして、そのポップアップメニュー
中の「新規」コマンド1802をマウスでクリック(1
803)する。すると、応答・ウインドウ1804が開
かれる。この応答・ウインドウ1804には、定義する
メソッド名を入力するエリア1805が表示される。ユ
ーザは、エリア1805にメソッド名(例えば“商品名
参照”)を入力する。そして、了解ボタン1807をマ
ウスでクリック(1808)する。すると、図11の
(b)に示すように、メソッド定義ウインドウ806上
に、新規に作成したメソッドのアイコン1810(メソ
ッド名“商品名参照”)が表示される。これにより、ユ
ーザはビジュアルにメソッドを定義する環境を持つこと
が出来る。
【0029】処理608では、メソッドを編集する。こ
のメソッド編集処理608の詳細なフロー図を図12に
示す。処理1500では、メソッド定義エディタを開
く。すなわち、ユーザは、図13に示すように、メソッ
ド定義ウインドウ806上の新規に作成したメソッドの
アイコン1810(メソッド名“商品名参照”)をダブ
ルクリック(1903)する。すると、メソッド定義エ
ディタ・ウインドウ1904が開く。このメソッド定義
エディタ・ウインドウ1904には、ビジュアルプログ
ラミングエリア1905と、ビジュアルステートメント
エリア1906がある。そして、前記ビジュアルプログ
ラミングエリア1905には、データ定義ウインドウ8
05(図10参照)で作成したデータが表示される。
【0030】処理1501では、ビジュアルプログラミ
ングエリアに表示されたクラス同士を重ね合わせるか又
はクラスライブラリ・ウインドウに表示されたクラスの
一つをビジュアルプログラミングエリアに表示されたク
ラスに重ね合せる。この重ね合わせにより、クラス間の
メッセージ送信が行なわれる。例えば、ユーザは、図1
4の(a)に示すように、クラスライブラリ・ウインド
ウ2001に表示されたアイコン中より一つのアイコン
2002(演算子のクラス“Ret”)をマウスでクリ
ック(2003)し、ビジュアルプログラミングエリア
内の一つのデータのアイコン2005(テキスト型のデ
ータ“商品名”)へドラック&ドロップ(2006)す
る。処理1502では、重ね合わせたクラスの組み合わ
せが許されるか否かを判定する。重ね合わせが許されな
いならば処理1503に進み、重ね合わせが許されるな
らば処理1504に進む。処理1503では、エラー処
理を行う。そして、メソッド編集処理608を終了す
る。処理1504では、式として完全か否かを判定す
る。式が完全なら処理1505に進み、完全でないなら
処理1507に進む。
【0031】処理1505では、式を生成する。処理1
506では、生成された式をビジュアルステートメント
エリアに表示する。そして、メソッド編集処理608を
終了する。例えば、図14の(a)に示す重ね合わせの
場合、処理1502,処理1504,処理1505,処
理1506と進み、図14の(b)に示すように、ビジ
ュアルステートメントエリア1906内に、定義された
メソッドの式がビジュアル表示される。このメソッドの
式は“リターン(商品名)”である。また、例えば、図
15の(a)に示すビジュアルプログラミングエリアに
表示されたクラス1602とクラス1603を、図15
の(b)に示すように重ね合わせた場合、クラス160
2とクラス1603の型が一致するなら(例えば両者が
整数型)、処理1502,処理1504,処理150
5,処理1506と進み、図15の(b)に示すよう
に、ビジュアルステートメントエリア内に、定義された
メソッドの式がビジュアル表示される。このメソッドの
式は“A=B”である。
【0032】図12に戻り、処理1507では、新規ク
ラスを生成する。処理1508では、生成された新規ク
ラスをビジュアルプログラミングエリアに表示する。そ
して、メソッド編集処理608を終了する。例えば、図
16の(a)に示すように、クラスライブラリ・ウイン
ドウ2001に表示されたアイコン中より一つのアイコ
ン1702(演算子のクラス“+”)をマウスでクリッ
ク(1703)し、ビジュアルプログラミングエリア内
の一つのデータのアイコン1705へドラック&ドロッ
プ(1707)した場合、処理1502,処理150
4,処理1507,処理1508と進み、図16の
(b)に示すように、ビジュアルプログラミングエリア
内に、新規クラスのアイコン1709がビジュアル表示
される。この新規クラスの式は“A+”であり、“+”
の後の引数がなく、不完全な式である。
【0033】図2に戻り、処理609では、定義し終わ
ったクラスをクラスライブラリ107へ登録する。すな
わち、図17に示すように、ユーザは、ユーザホルダ・
ウインドウ1101内で定義し終わったアイコン710
をマウスでクリック(1103)する。すると、対話操
作制御部102がポップアップメニューを開くので、ユ
ーザは、そのポップアップメニューの「登録」コマンド
1104をクリック(1105)する。すると、対話操
作制御部102が応答ウインドウ1106を開くので、
その応答ウインドウ1106で了解ボタン1107をマ
ウスでクリック(1108)する。すると、クラス定義
部104が定義したクラスをクラスライブラリ107に
登録すると共に、その登録したクラスのアイコン111
0をクラスライブラリ・ウインドウ804に追加表示す
る。
【0034】なお、上記実施例では、アイコン同士の重
ね合わせ操作を基本としていたが、これに限定されず、
例えば、対象となるアイコンを選択指定し,ポップアッ
プメニューを開き,そのポップアップメニューの「接
続」コマンドをクリックする操作を基本としてメッセー
ジを送信したり,演算式を生成してもよい。
【0035】
【効果】本発明のビジュアルプログラミング方法によれ
ば、既成のクラスのメソッドを利用して新規のクラスを
定義することが可能となる。また、アイコンの操作だけ
で演算式を定義することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるビジュアルプログラミングシス
テムの構成図である。
【図2】本発明のビジュアルプログラミング方法の一実
施例を示すフロー図である。
【図3】新規クラスを作成する操作説明図である。
【図4】新規クラスの定義を開始する操作説明図であ
る。
【図5】新規クラスのデータの定義の操作説明図であ
る。
【図6】データ定義編集処理の詳細フロー図である。
【図7】新規クラスのデータの定義の別の操作説明図で
ある。
【図8】既成クラス“配列”のメソッドを利用する操作
説明図である。
【図9】既成クラス“配列”のメソッドを利用した新規
クラス“注文表”のデータ構造の説明図である。
【図10】定義した新規クラスのデータを格納する操作
説明図である。
【図11】新規クラスのメソッドの定義を開始する操作
説明図である。
【図12】メソッド編集処理の詳細フロー図である。
【図13】メソッドの編集を開始する操作説明図であ
る。
【図14】メソッド編集の操作説明図である。
【図15】メソッド編集の別の操作説明図である。
【図16】メソッド編集のさらに別の操作説明図であ
る。
【図17】定義した新規クラスをクラスライブラリに登
録する操作説明図である。
【図18】従来のビジュアルプログラミング方法の一例
におけるメソッド定義の操作説明図である。
【図19】従来のビジュアルプログラミング方法の一例
におけるスロット(データ)定義の操作説明図である。
【図20】従来のビジュアルプログラミング方法の一例
におけるメソッド定義を開始する操作説明図である。
【符号の説明】 100 ビジュアルプログラミングシステム 101 対話端末 102 対話操作制御部 103 メソッド定義部 104 クラス定義部 105 データ定義部 106 メソッドファイル 107 クラスライブラリ 108 データ型ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大小田 隆 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウエア開発本部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対話端末と計算機とを有する情報処理シ
    ステムのクラスライブラリに記憶した既成クラスを対話
    端末にアイコンで表示し、その表示したアイコンを利用
    した対話端末上の操作により新規クラスを定義するビジ
    ュアルプログラミング方法において、 アイコンを利用した対話端末上の操作を契機として既成
    クラスにメッセージを送信するステップと、前記メッセ
    ージに対応する既成クラスのメソッドを検索するステッ
    プと、検索により得られたメソッドを実行するステップ
    と、その実行結果を利用した新規クラスの定義内容をア
    イコンで前記対話端末に表示するステップとを設けたこ
    とを特徴とするビジュアルプログラミング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビジュアルプログラミ
    ング方法において、前記メソッドが、データの配列を作
    成するメソッドであることを特徴とするビジュアルプロ
    グラミング方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のビジュアルプログラミ
    ング方法において、作成されたデータの配列をビジュア
    ルに表示するステップを有することを特徴とするビジュ
    アルプログラミング方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のビジュアルプログラミング方法において、前記既成ク
    ラスにメッセージを送信するステップは、対話端末に表
    示した既成クラスのアイコンと新規クラスのアイコンと
    を重ね合わす操作を契機とすることを特徴とするビジュ
    アルプログラミング方法。
  5. 【請求項5】 対話端末と計算機とを有する情報処理シ
    ステムのクラスライブラリに記憶した既成クラスを対話
    端末にアイコンで表示し、その表示したアイコンを利用
    した対話端末上の操作により新規クラスを定義するビジ
    ュアルプログラミング方法において、 既成クラスのアイコンと新規クラスのアイコンを関係付
    ける対話端末上の操作を契機として前記クラス間の演算
    式を生成するステップと、前記演算式を表わすアイコン
    を前記対話端末に表示するステップとを設けたことを特
    徴とするビジュアルプログラミング方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のビジュアルプログラミ
    ング方法において、演算式が完全か不完全かを判定する
    ステップと、演算式が完全ならそれを新規クラスのメソ
    ッドとするステップとを有することを特徴とするビジュ
    アルプログラミング方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載のビジュ
    アルプログラミング方法において、前記クラス間の演算
    式を生成するステップは、対話端末に表示した既成クラ
    スのアイコンと新規クラスのアイコンとを重ね合わす操
    作を契機とすることを特徴とするビジュアルプログラミ
    ング方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7に記載のビジュア
    ルプログラミング方法において、定義した新規クラスを
    クラスライブラリに登録するステップを有することを特
    徴とするビジュアルプログラミング方法。
JP9970494A 1994-05-13 1994-05-13 ビジュアルプログラミング方法 Pending JPH07306776A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9970494A JPH07306776A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 ビジュアルプログラミング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9970494A JPH07306776A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 ビジュアルプログラミング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07306776A true JPH07306776A (ja) 1995-11-21

Family

ID=14254455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9970494A Pending JPH07306776A (ja) 1994-05-13 1994-05-13 ビジュアルプログラミング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07306776A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999006907A1 (fr) * 1997-07-29 1999-02-11 Yamatake Corporation Appareil d'aide a la conception de systeme
CN1105349C (zh) * 1997-07-29 2003-04-09 株式会社山武 系统设计支持装置
CN106155668A (zh) * 2015-04-18 2016-11-23 成都复晓科技有限公司 一种宏语言的图形化表达方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999006907A1 (fr) * 1997-07-29 1999-02-11 Yamatake Corporation Appareil d'aide a la conception de systeme
CN1105349C (zh) * 1997-07-29 2003-04-09 株式会社山武 系统设计支持装置
CN106155668A (zh) * 2015-04-18 2016-11-23 成都复晓科技有限公司 一种宏语言的图形化表达方法
CN106155668B (zh) * 2015-04-18 2019-03-01 成都复晓科技有限公司 一种宏语言的图形化表达方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4058118B2 (ja) プログラム生成システム及び方法
US5220675A (en) Method and system for customizing a user interface in an integrated environment
JP2732552B2 (ja) 探索照会及び探索結果を生成し表示する方法
EP0317480B1 (en) Graphical menu tree
US5910803A (en) Network atlas mapping tool
US6836878B1 (en) Visual programming from a tree structure
US6928623B1 (en) Method and system for selecting a target window for automatic fill-in
JPH04337843A (ja) プログラム動作表示方法
JPH07134765A (ja) データのグラフ表示の方法
JPH08137646A (ja) ダイアログ・ボックスの表示方法及びシステム
JPH1091414A (ja) 図的プログラミングにおける機能オブジェクトの表示方法
JPH10154070A (ja) ユーザインタフェース設計装置及び方法
JPH07306776A (ja) ビジュアルプログラミング方法
JP3057794B2 (ja) ハイパーテキスト装置およびハイパーテキスト生成方法
JPH06231030A (ja) マルチメディアオーサリングシステム
JPH06131334A (ja) 頁指向文書処理装置
JP3083552B2 (ja) 階層編集処理装置
JPH0424733A (ja) プログラムの構造図編集処理方式
JP3810704B2 (ja) オブジェクト指向プログラミング装置およびオブジェクト結合プログラム記憶媒体
JP4127318B2 (ja) プログラム生成方法および装置
JPH10222356A (ja) アプリケーション作成装置及びアプリケーション作成方法
JPH06202863A (ja) Guiアプリケーションプログラムの設計支援システム
JPH0512336A (ja) フアイル管理方法
JPH086962A (ja) データ検索装置及び検索データの表示方法
JPH08147317A (ja) データ管理システムおよびそのデータ管理方法