JPH08137646A - ダイアログ・ボックスの表示方法及びシステム - Google Patents

ダイアログ・ボックスの表示方法及びシステム

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JPH08137646A
JPH08137646A JP6258630A JP25863094A JPH08137646A JP H08137646 A JPH08137646 A JP H08137646A JP 6258630 A JP6258630 A JP 6258630A JP 25863094 A JP25863094 A JP 25863094A JP H08137646 A JPH08137646 A JP H08137646A
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box
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和幸 武蔵
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/451Execution arrangements for user interfaces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S715/00Data processing: presentation processing of document, operator interface processing, and screen saver display processing
    • Y10S715/975Pop-up dialog box for entry

Abstract

(57)【要約】 【目的】 座標値の計算などの複雑な手続きを必要とす
ることなく、簡単なコーディングでダイアログ・ボック
スを作成するための方法及びシステムを提供する。 【構成】 すなわち、本発明によれば、ダイアログ・ボ
ックスにおいて、自動的に割り振ることができる表示項
目の指定を省略できるようにするため、次の方針によっ
て表示項目の指定が行われる。 (1) 表示項目の指定は、上から順番に行う。これによっ
て、座標値の絶対指定を不要とする。 (2) また、好適には、OKボタン及びキャンセル・ボタ
ンは、最初から存在するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主としてマルチウイ
ンドウの環境で動作するアプリケーション・プログラム
で使用されるダイアログ・ボックスを生成し、あるいは
カスタマイズするためのシステム及び方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータの性能の向上、及び
パーソナル・コンピュータやワークステーションの普及
に伴い、OS/2(IBMの商標)、Windows
(マイクロソフトの商標)、X−Window Sys
tem(MITの商標)などのマルチタスク、マルチウ
インドウのオペレーティング・システムを備えたシステ
ムが一般的に使用されつつある。
【0003】さて、このようなオペレーティング・シス
テムの上で走るアプリケーション・プログラムのうち、
ワードプロセッサ、スプレッドシート・プログラムなど
の、ユーザーとの対話的な処理を行うものは、ユーザー
に所望の文字を入力させたり、所望の項目を選択させた
りするための画面を表示する必要があるが、特にビット
マップ表示に基づくマルチウインドウ環境では、独自に
リソースを用意してそのような対話のための画面を設計
することが困難であるので、一般的には、オペレーティ
ング・システム自体が、テキスト入力領域や、ラジオ・
ボタンや、チェック・ボックスなどと呼ばれる、ユーザ
ーとの対話を行うための要素を表示するAPI関数を個
別に用意し、アプリケーション・プログラムは、必要に
応じてこれらのAPI関数のうちの任意のものを、所定
の引数で呼び出せばよいようになっている。これらの要
素の集まりからなるユーザーとの対話のための画面は、
通常、個別のウインドウとして表示され、ダイアログ・
ボックスとも呼ばれる。
【0004】これを利用することによって、アプリケー
ション・プログラムのプログラマは、比較的少ない労力
で、予め複数のダイアログ・ボックスを、ユーザーとの
対話のために用意しておくことが可能となる。
【0005】しかし、アプリケーション・プログラムの
機能や用途が増大するにつれ、アプリケーション・プロ
グラムのプログラマが標準的に用意したダイアログ・ボ
ックスでは、ユーザーの要求に十分応えられない場合が
生じてくる。
【0006】このため、最近では、ユーザー自身でダイ
アログ・ボックスを作成し且つカスタマイズ可能なマク
ロ言語を備えたアプリケーション・プログラムが提供さ
れるようになってきた。
【0007】そのようなあるマクロ言語では、図1に示
すようなダイアログ・ボックスを作成し表示するため
に、次のような一連のステートメントが使用される。
【0008】
【表1】 Dialog(Title, PosX1, PosY1, Width1, Height1 ) // フレーム Text(Text1, PosX2, PosY2, Width2, Height2, ID1 ) // 検索する文字 EditLine(Def1, Field1, PosX3, PosY3, Width3, Height3, ID2 ) // 入力ボッ クス CheckBox(Text2, Def2, Field2, PosX4, PosY4, Width4, Height4, ID3 ) // 大 文字ボタン CheckBox(Text3, Def3, Field3, PosX5, PosY5, Width5, Height5, ID4 ) // 大 文字ボタン PushButton(Text4, Field4, PosX6, PosY6, Width6, Height6, ID5 ) // OKボ タン PushButton(Text5, Field5, PosX7, PosY7, Width7, Height7, ID6 ) // キャン セル・ボタン Ret = Show() //表示
【0009】上記のステートメントで、Dialog()、Text
()などは、マクロ言語で用意された関数であり、// 以
下はコメントである。また、Title, PosX1, PosY1など
は、関数の引数として与えられる変数としてのパラメー
タであり、特に、PosX1, PosX2 ... PosY1、PosY2...と
して示す変数は、座標値をあらわす。この例では、Titl
e = "文字列の置換" であり、例えば、PosX1 = 0 且つ
PosY1 = 10 である。関数の引数には、予め値を代入
した変数名を書いてもよく、Dialog("文字列の置
換”,... )のように直接、値を引数として書いても
よい。
【0010】このようなマクロ・ステートメントの作成
は、専用のダイアログ作成ツールを利用するか、または
ユーザーが座標値を計算して直接上記のようなステート
メントを書き下すかのどちらかであるが、どちらにして
も、結果のダイアログ・ボックスがどのようになるのか
予想することが著しく困難である。また、後でこのよう
なマクロ・ステートメントを読むときも、解読しにくい
ものとなっている。
【0011】上記のようなダイアログ・ボックス作成の
ための記法の更なる欠点は、次のようなものである。す
なわち、図1のダイアログ・ボックスを、図2のような
ものに変更したいとユーザーが望んだと想定しよう。す
ると、図2のダイアログ・ボックスを実現するためのマ
クロ言語のステートメントは、上記のものに3行が追加
されて次のようになる。
【0012】
【表2】 Dialog(Title, PosX1, PosY1, Width1, Height1 ) // フレーム Text(Text1, PosX2, PosY2, Width2, Height2, ID1 ) // 検索する文字 EditLine(Def1, Field1, PosX3, PosY3, Width3, Height3, ID2 ) // 入力ボッ クス Text(Text6, PosX8, PosY8, Width8, Height8, ID7 ) // (追加された行)置 換する文字 EditLine(Def3, Field6, PosX9, PosY9, Width9, Height9, ID8 ) // (追加さ れた行)入力ボックス CheckBox(Text2, Def2, Field2, PosX4, PosY4, Width4, Height4, ID3 ) // 大 文字ボタン CheckBox(Text7, Def3, Field3, PosX5, PosY5, Width5, Height5, ID4 ) // 大 文字ボタン CheckBox(Text3, Def4, Field6, PosX10, PosY10, Width10, Height10, ID9 ) / / (追加された行)該当文字置換 PushButton(Text4, Field4, PosX6, PosY6, Width6, Height6, ID5 ) // OKボ タン PushButton(Text5, Field5, PosX7, PosY7, Width7, Height7, ID6 ) // キャン セル・ボタン Ret = Show() //表示
【0013】しかし、正しく図2のダイアログ・ボック
スを実現するためには、単にこれら3行を追加するだけ
では駄目であって、少なくとも、PosY1と、PosY3〜PosY
7全てを変更する必要がある。なぜなら、新たな行がダ
イアログ・ボックスに加わったことによって、先ずダイ
アログ・ボックスの縦方向の必要なサイズが増大すると
ともに、新たな行が加えられたステートメント以下の全
てステートメントにおけるY座標に対応する引数を変化
させなくてはならないからである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、座
標値の計算などの複雑な手続きを必要とすることなく、
簡単なコーディングでダイアログ・ボックスを作成する
ための方法及びシステムを提供することにある。
【0015】この発明の他の目的は、ダイアログ・ボッ
クスにおける表示項目の増減を、最小限の労力で達成す
ることを可能ならしめるダイアログ・ボックスの作成方
法及びシステムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に従
う、ダイアログ・ボックスの表示項目の自動割り振り技
法によって達成される。
【0017】すなわち、本発明によれば、自動的に割り
振ることができる表示項目の指定を省略できるようにす
るため、次の方針によって表示項目の指定が行われる。
【0018】(1) 項目の指定は、上から順番に行う。こ
れによって、座標値の絶対指定を不要とする。
【0019】(2) また、好適には、OKボタン及びキャ
ンセル・ボタンは、最初から存在するものとする。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。 A.ハードウェア構成 図3を参照すると、本発明を実施するためのハードウェ
ア構成が示されている。この構成は、CPU、RAM、
ROM、ハードディスク、ディスケット・ドライブ、及
びさまざまな制御ボードなどを格納するシステム装置3
002と、好ましくはAPA(全点アドレス可能なカラ
ー・ビットマップ表示能力をもつCRT装置3004
と、システム装置3002に対してさまざまなコマンド
及び文字をキー入力するためのキーボート3006と、
CRT装置3004の表示画面上の任意の点をポイント
して、その座標値をシステム装置3002に入力するた
めのマウス3008からなる。
【0021】B.システム構成 図4を参照すると、図3のハードウェアを構成するシス
テム要素のブロック図が示されている。図4において、
バス4002には、図3に示したCRT装置3004、
キーボード3006、及びマウス3006が接続されて
いる。バス4002にはさらに、演算及び入出力制御処
理を行うプロセッサ装置(CPU)4004と、オペレ
ーテイング・システム及びアプリケーション・プログラ
ムをロードするための主記憶領域を与えるランダム・ア
クセス・メモリ4006と、IPL及び基本的な入出力
ルーチンを含むBIOSが格納されているリード・オン
リ・メモリ4008と、オペレーティング・システム
や、スプレッドシート、データベース、ワードプロセッ
サ、テキスト・エディタなどのさまざまなアプリケーシ
ョン・プログラムを格納するとともに、オペレーティン
グ・システムが仮想記憶機能をサポートしている場合、
主記憶とのスワップ領域をも与えるハードディスク40
10が接続されている。
【0022】HDD4010に格納されるオペレーティ
ング・システムは、この実施例では、OS/2(IBM
の商標)であるが、Windows(マイクロソフトの
商標)、X−Window System(MITの商
標)などのオペレーティング・システムを使用すること
もできる。本発明が利用することができるオペレーティ
ング・システムはこれらに限定されないが、ビットマッ
プ・ディスプレイ機能を有するものが好ましく、より好
適には、マルチウインドウ環境をサポートするものが望
ましい。
【0023】また、本発明にとって必須ではないが、使
用されるオペレーティング・システムは、テキスト表示
領域、テキスト入力領域、チェック・ボックス、ラジオ
・ボタン、コンボ・ボックスなどの、ダイアログ・ボッ
クス作成の際に要素となる項目を表示し得る機能を与え
るAPI関数を標準でもつことが望ましい。OS/2、
Windows、及びX−Window System
は、そのような条件を満たすオペレーティング・システ
ムである。
【0024】C.機能の呼び出し 図5は、本発明に係るダイアログ・ボックス表示処理を
実行するための個別の処理要素を概略的に示すものであ
る。
【0025】図5において、さまざまなAPI機能をも
つオペレーティング・システム5002は、システムの
立ち上げ時に、HDD4010から、RAM4006に
ロードされる。上述したように、この実施例では、オペ
レーティング・システム5004は、OS/2である。
【0026】オペレーティング・システム5002の上
には、アプリケーション・プログラム5004がロード
される。この実施例では、アプリケーション・プログラ
ム5004は、ワードプロセッサのプログラムである。
アプリケーション・プログラム5004は、通常はHD
D4010に格納され、このワードプロセッサ・プログ
ラムは、本発明の特徴を具備するものであって、すなわ
ち、少なくともダイアログ・ボックスをユーザーがカス
タマイズし得るようにする機能をもつ。
【0027】この実施例では、ワードプロセッサ・プロ
グラム5004は、マクロ実行機能をもち、ユーザー定
義ダイアログ・ボックスの作成及び変更も、マクロ・プ
ログラムとして実現される。このため、ワードプロセッ
サ・プログラム5004は、マクロ・インタープリタ5
006を、例えばダイナミック・ライブラリ・ルーチン
(DLL)の形式で内蔵している。
【0028】HDD4010の、ワードプロセッサ・プ
ログラム5004が想定する、あるいはユーザーが指定
したディレクトリには、1つまたはそれ以上のマクロ・
ファイル5008が格納されている。格納されているマ
クロ・ファイル5008の呼び出しは、ワードプロセッ
サ5004のマクロ実行ダイアログ・ボックスを呼出し
て、所望のマクロ・ファイルのファイル名をキー入力す
るか、または、コントロール・キーとKキー同時に押す
などの特定のキーの組み合わせに応答して所定のマクロ
・ファイルが呼び出されるように、予めキー割り当てを
設定することもできる。
【0029】実行形式のマクロ・ファイル5008は、
この実施例では、テキスト・エディタによって作成及び
編集される、プレーンなテキスト・ファイルの形式であ
る。しかし、実行形式のマクロ・ファイルは、アプリケ
ーション・プログラムによっては、テキスト形式のマク
ロ・ソース・ファイルを、付属のマクロ・コンパイラで
変換した結果の所定のバイナリ形式のファイルである場
合もある。
【0030】この実施例では、マクロ・ファイル500
8を記述するために使用されるマクロ言語は、BASI
CあるいはC言語などの手続型言語に似たシンタックス
をもち、すなわち、if 〜 then 〜 else 〜 endif 及び
switch () 〜 case 〜 case〜 endswitch の条件分岐
や、while () 〜 endwhile の繰り返しや、i = 2のよう
な値の代入や、text = "東京" のような文字列変数の
代入をサポートしている。
【0031】また、このマクロ言語においては、ワード
プロセッサの編集すべき文書の呼び出しや、編集中の文
書のセーブや、編集中の文書における文字列の検索・置
換、及び本発明に係るダイアログ・ボックスの生成を含
むほとんどの機能は、関数呼び出しの形で書かれる。こ
のような関数呼び出しは、必要に応じて図5に示すよう
に、ワードプロセッサ5004のマクロ・インタープリ
タ5006でオペレーティング・システムのAPI関数
呼び出しの形式に変換され、実際の処理は、呼び出され
たAPI関数によって実行される。以下では特に、本発
明の主題であるダイアログ・ボックス表示関数に関して
詳細に説明し、このマクロ言語で使用されるそれ以外の
関数については、本発明に処理に直接関係がないので、
説明は省略する。
【0032】D.ダイアログ・ボックス表示関数 本実施例のダイアログ・ボックス表示関数は、次のよう
な形式をとる。
【0033】
【表3】
【0034】上記のステートメントで、Titleは、ダイ
アログ・ボックスのタイトル(図1では、「文字列の検
索」がそれに該当する)であり、Widthは、ダイアログ
・ボックスの幅である。
【0035】1つの表示項目は、項目名、オプション
1、オプション2という3つの要素からなる。上記のス
テートメントでは、ItemA, OptA1, OptA2や、ItemB, Op
tB1, OptB2がそれぞれ、その3つの要素に該当する。
【0036】この実施例では、項目名には、"Text", "E
ditLine", "EditInt", "EditFloat", "CheckBox", "Rad
ioButton", "EndRadioButton" 及び "ComboBox"があ
る。
【0037】"Text"は、チェック・ボックス内の単なる
テキスト・メッセージであり、これが項目名に指定され
たときは、オプション1には、実際に表示されるテキス
ト・メッセージの内容、または、テキスト・メッセージ
を指し示す変数(ポインタ)が格納される。このとき
は、オプション2は、0でよい。
【0038】"EditLine"は、ユーザーが文字列を入力す
るための入力ボックスを与え、これが項目名に指定され
たときは、オプション1には、省略時の文字列が格納さ
れる。省略時の文字列として何も指定しない場合は、オ
プション1には、Nilが格納される。オプション2は、
0でよい。
【0039】"EditInt"は、ユーザーが整数値を入力す
るための入力ボックスを与え、これが項目名に指定され
たときは、オプション1には、省略時の整数値が格納さ
れる。省略時の整数値として何も指定しない場合は、オ
プション1には、Nilが格納される。オプション2は、
0でよい。
【0040】"EditFloat"は、ユーザーが実数値を入力
するための入力ボックスを与え、これが項目名に指定さ
れたときは、オプション1には、省略時の実数値が格納
される。省略時の実数値として何も指定しない場合は、
オプション1には、Nilが格納される。オプション2
は、0でよい。
【0041】"CheckBox"は、マウスでクリックするため
の矩形領域としてのチェック・ボックスと、それに続く
テキスト・メッセージを表示するためのものであり、こ
れが項目名に指定されたときは、オプション1には、実
際に表示されるテキスト・メッセージの内容、または、
テキスト・メッセージを指し示す変数(ポインタ)が格
納される。チェック・ボックスは、非選択状態では、単
なるブランクの矩形であるが、マウスでクリックされる
と、矩形中に"X"が書き込まれて、選択状態となる。オ
プション2に0が格納された場合は、チェック・ボック
スの初期状態は非選択であり、オプション2に1が格納
された場合は、チェック・ボックスの初期状態は選択状
態である。
【0042】"RadioButton"は、マウスでクリックする
ための小さい円形のラジオ・ボタンと、それに続くテキ
スト・メッセージを表示するためのものであり、これが
項目名に指定されたときは、オプション1には、実際に
表示されるテキスト・メッセージの内容、または、テキ
スト・メッセージを指し示す変数(ポインタ)が格納さ
れる。ラジオ・ボタンは、非選択状態では、単なるブラ
ンクの円であるが、マウスでクリックされると、その中
に黒丸が書き込まれて、選択状態となる。オプション2
に0が格納された場合は、ラジオ・ボタンの初期状態は
非選択であり、オプション2に1が格納された場合は、
ラジオ・ボタンの初期状態は選択状態である。一般的に
ラジオ・ボタンは、チェック・ボックスとは異なり、複
数のラジオ・ボタンが列挙されて、この中から択一的に
ユーザーに選択させるように使用される。この列挙のた
め、ラジオ・ボタンの場合、"EndRadioButton"という項
目名が併用される。ラジオ・ボタンの使用例は、次のと
おりである。
【0043】
【表4】
【0044】これによって作成されるダイアログ・ボッ
クス中のラジオ・ボタン群は、図6のようになる。ラジ
オ・ボタン群のうちの1つのラジオ・ボタンのオプショ
ン2を1にしておくことによって、そのラジオ・ボタン
が、初期的に選択状態になる。尚、ラジオ・ボタン群の
うちの複数のラジオ・ボタンのオプション2を誤って1
にした場合、マクロ・インタープリタは、単にこれをエ
ラーとして処理してもよく、あるいは、ラジオ・ボタン
群の全てのラジオ・ボタンが非選択であると解釈して処
理を実行してもよい。
【0045】"ComboBox"は、複数の文字列を含むリスト
から1つを選択させるコンボ・ボックスであって、予
め、文字列リストに文字列を格納しておき、これが項目
名に指定されたときは、オプション1には、文字列リス
ト名が格納される。オプション2は、0でよい。これの
使用例は、次のとおりである。
【0046】
【表5】
【0047】これによって作成されるダイアログ・ボッ
クス中の表示は、図7のようになる。図7では、List
[1]の内容である"U.S.A."のみが示されている。従っ
て、もし選択したい項目が"U.S.A."であるなら、単に"
U.S.A."の箇所をマウスでクリックすればよい。しか
し、それ以外の内容を選択したい場合は、図7で下向き
の矢印として示されている箇所7010をクリックす
る。これに応答して、図8に示すようにプルダウン・リ
ストがあらわれ、これによって、"U.S.A."以外の"Japa
n"、"England"なども選択することが可能となる。
【0048】尚、図6、図7及び図8では、便宜上表示
を省略したが、本発明の好ましい実施例では、AutoDial
ogによって生成されるダイアログ・ボックスには、標準
的に「OK」ボタンと、「キャンセル」ボタンとが並ん
で、ダイアログ・ボックスの一番下に表示される。
【0049】また、このようにして生成されたダイアロ
グ・ボックスから、入力され、あるいは選択されたデー
タを取得するには次のようにする。すなわち、
【0050】
【表6】
【0051】というステートメントがあった場合、Ret
は実質的に変数の配列となり、Ret[1]には、ItemA, Opt
A1, OptA2によって表示された項目から返されたデータ
が格納され、Ret[2]には、ItemB, OptB1, OptB2によっ
て表示された項目から返されたデータが格納され、Ret
[3]には、ItemC, OptC1, OptC2によって表示された項目
から返されたデータが格納され、云々である。
【0052】前述のように、項目名には、"Text", "Edi
tLine", "EditInt", "EditFloat","CheckBox", "RadioB
utton", "EndRadioButton" 及び "ComboBox"があるが、
項目名には、"Text"の場合、単にメッセージが表示され
るだけなので、Ret[i]は割り当てられない。
【0053】項目名が "EditLine"である場合、Ret[i]
に格納される値は、省略時の、あるいはユーザーによっ
て入力された文字列に対するポインタである。
【0054】項目名が "EditInt"である場合、Ret[i]に
格納される値は、省略時の、あるいはユーザーによって
入力された整数値である。
【0055】項目名が "EditFloat"である場合、Ret[i]
に格納される値は、省略時の、あるいはユーザーによっ
て入力された実数値である。
【0056】項目名が "CheckBox"である場合、Ret[i]
に格納される値は、チェック・ボックスが選択されたな
ら1、そうでないなら0である。
【0057】項目名が "RadioButton"である場合、Ret
[i]に格納される値は、選択されたラジオ・ボタンの番
号である(最も上のラジオ・ボタンが1番で、以下2番
と続く)。
【0058】項目名が "ComboBox"である場合、Ret[i]
に格納される値は、ユーザーによって選択された文字列
に対するポインタである。
【0059】尚、AutoDialogによって生成されたダイア
ログ・ボックスが、「キャンセル」ボタンのクリックで
終了される場合、Retには、単にNilが代入される。
【0060】E.処理の流れ 次に、マクロ・ファイルの解釈の途中で、マクロ・イン
タープリタ5006がAutoDialog関数の呼び出しに出会
った場合の処理の流れについて、図9を参照して説明す
る。
【0061】図9において、ステップ9002では、Au
toDialog関数の引き数における値チェックが行われる。
これは実際は、以下のような式において、
【0062】
【表7】
【0063】Titleに、誤って数値が指定されていない
か、Widthに誤って文字列が指定されていないか、ItemA
が"TextLine"である場合、OptA1に、文字ストリングで
なく、数値が指定されていないか、ItemBが"ComboBox"
である場合、OptB1に文字列のリストでなく、単なる文
字列が指定されていないか、ItemCが、"RadioButton"で
ある場合、"RadioButtonEnd"をもつ引数が以下で欠落し
ていないか、などである。
【0064】また、引数の数は、Title, Widthに対応す
る2個を除くと、3の倍数でなくてはならないので、
(引数の数−2)が3で割り切れない場合もエラーと見
なされる。
【0065】さらに、この実施例では、許されている項
目名は、"Text", "EditLine", "EditInt", "EditFloa
t", "CheckBox", "RadioButton", "EndRadioButton" 及
び "ComboBox"だけなので、これ以外の値が、項目名を
格納すべき引数の箇所に書かれると、やはりエラーとみ
なされる。
【0066】さらにまた、Widthに異常に大きい値(例
えば1500)が設定されたときも、エラーと見なされ
る。
【0067】ステップ9004で、値チェックがエラー
であることが分かると、処理はステップ9006に進
み、そこでは、AutoDialogに文法エラーがあったことを
示すメッセージ・ボックスが画面上に表示され、ステッ
プ9008ではマクロ処理が途中で終了される。
【0068】ステップ9004で文法エラーがなかった
ことが決定されると、ステップ9010に進み、ここで
は、引数の数に基づき、システムによって、表示すべき
ダイアログ・ボックスの高さが決定される。因みに、ダ
イアログ・ボックスの幅は、上記Widthの値で予め与え
られている。尚、ここで留意すべきなのは、この実施例
では、引数の値及び数に拘わらず、ダイアログ・ボック
スには、必ずOKボタンと、キャンセル・ボタンが一番
下に並べて配置されることである(図1及び図2を参
照)。従って、表示すべきダイアログ・ボックスの高さ
には、OKボタンと、キャンセル・ボタンを並べて配置
するための1項目分余分の幅が追加される。
【0069】表示すべきダイアログ・ボックスの高さを
決定する1つの方法は、単純に(引数の数−2)/3+
1に比例する値を採用することである(+1は、OKボ
タンと、キャンセル・ボタンのため)。しかし、各々の
項目の項目名に応じて、異なる高さを予め決めておき、
その値を順次加えるようにしてもよい。
【0070】ステップ9012では、各項目毎に、表示
位置の座標が決定される。この場合、座標の基準点は、
ダイアログ・ボックスの左上の位置であり、単純に項目
数に従いダイアログ・ボックスの高さが決定される場
合、上の項目から順に、一定のオフセットを、y座標の
値に加えて、えられた値をその項目のy座標値とすれば
よい。
【0071】各々の項目の項目名に応じて、異なる高さ
が予め決められいてる場合、その決められている値を、
オフセットとして、y座標の値に加えていくことにな
る。
【0072】また、各項目につき、y座標は順次オフセ
ットされるが、x座標は、全ての項目について一定でよ
い。
【0073】こうして、AutoDialogの引数として与えら
れた全ての項目について、x座標及びy座標が決定され
ると、ステップ9014では、各々の項目について、個
々の項目名に対応する所与のAPI関数を呼び出すコー
ドが生成される。また、ステップ9014では、ダイア
ログ・ボックスの各項目から戻る値を受け取る変数の構
造体であるRetも用意される。
【0074】ステップ9016では、ステップ9014
で作成されたAPI関数を呼び出すコードに基づき、ダ
イアログ・ボックスが表示され、ここでシステムは、ユ
ーザーのマウス・クリックまたはキー入力の事象を待
つ。尚、スクリーンにおけるダイアログ・ボックスの表
示位置であるが、この実施例では、親ウインドウ(当該
ワードプロセッサ・プログラム)の左上位置にあらわれ
るようになされる。しかし、マウスのカーソル位置に関
連付けてダイアログ・ボックスを表示するようにしても
よい。
【0075】ステップ9016で、OKボタンがクリッ
クされた場合は、変数の構造体であるRetに、対応する
項目から与えられた数値または文字ストリングが格納さ
れ、そうではなく、キャンセル・ボタンがクリックされ
た場合は、変数の構造体であるRetには単にNilが格納さ
れ、いずれにしても、処理は、マクロ・プログラムの次
のステートメントに進む。
【0076】マクロ・プログラムの以下のステートメン
トでは、ダイアログ・ボックスを介してユーザーから入
力されたデータを、Ret[1]、Ret[2]・・・によって取得
し、文字列置換、新規文書の呼び出し、などの所与の処
理を行うこになる。
【0077】F.ダイアログ・ボックスの作成及び変更
の例 次に、AutoDialogを使用した場合の、ダイアログ・ボッ
クスの変更に対する対処について説明する。
【0078】図1に示したダイアログ・ボックスは、こ
の実施例に従うなら、次のように書かれる。
【0079】
【表8】 Ret = AutoDialog( Title, Width, // フレーム "Text", Text1, 0, // 検索する文字列 "EditLine", Nil, 0, // 入力ボックス "CheckBox", Text2, 0, // 大文字ボタン "CheckBox", Text3, 0 ) // 半角ボタン
【0080】尚、実際は、Text1 = "検索文字列" な
ど、具体的なデータが設定されているが、説明の便宜
上、このような具体的な値を設定するステートメントを
省略していることを理解されたい。
【0081】このステートメントから、本発明に従いダ
イアログ・ボックスを表示させるために、座標値の指定
が全く不要であることが見て取れよう。
【0082】さらに、多くの場合ダイアログ・ボックス
で必須である「OK」ボタンと、「キャンセル」ボタン
とが、全く対応するコードを書くことなく自動的に付加
されるので、ダイアログ・ボックスを表示するためにマ
クロを書く手間がさらに削減される。
【0083】次に、これを、図2のダイアログ・ボック
スを表示するように書き換えると、
【0084】
【表9】 Ret = AutoDialog( Title, Width, // フレーム "Text", Text1, 0, // 検索する文字列 "EditLine", Nil, 0, // 入力ボックス "Text", Text4, 0, // 置換する文字列(追加) "EditLine", Nil, 0, // 入力ボックス(追加) "CheckBox", Text2, 0, // 大文字ボタン "CheckBox", Text3, 0, // 半角ボタン "CheckBox", Text5, 0 ) // 全置換(追加)
【0085】となるが、(追加)とコメントされた行が単
に追加されるだけで、その他の行は全く変更されていな
いことが見て取れよう。
【0086】項目の削除はもっと簡単で、単に不要の行
を削除するか、コメント・アウトするだけでよい。
【0087】
【発明の効果】以上の説明したように、この発明によれ
ば、ダイアログ・ボックス表示関数の引数として単に項
目を並べるだけで、ダイアログ・ボックスが自動的に生
成されるので、項目の表示位置を計算するなどの手間が
全く不要になり、ダイアログ・ボックス作成の効率が著
しく向上する。
【0088】また、一旦ダイアログ・ボックスが作成さ
れた後、項目の追加・削除の必要があった場合にも、単
に、項目を指定する引数を追加または削除するだけでよ
く、その他の箇所は全く変更する必要がないので、ダイ
アログ・ボックスの項目の追加・削除の手間が最小限に
とどめられる。
【0089】尚、上記実施例では、ワードプロセッサの
マクロ言語でダイアログ・ボックスを作成する例につい
て説明したが、本発明が適用可能なアプリケーション・
プログラムは、ワードプロセッサに限定されず、本発明
は、ユーザーによってカスタマイズできるダイアログ・
ボックスを作成可能なテキスト・エディタ、スプレッド
シート、データベース・プログラムなどの任意のアプリ
ケーション・プログラムに適用可能である。
【0090】また、上記実施例では、ラジオ・ボタン、
チェック・ボックスなどの項目の表示機能が、オペレー
ティング・システムのAPI関数呼び出しを利用するも
のであったが、API関数呼び出しを利用することな
く、アプリケーション・プログラム自体が、ラジオ・ボ
タン、チェック・ボックスなどの項目表示のためのリソ
ースをもち、独自に項目表示を実現するようにしてもよ
い。
【0091】さらに、上記実施例は、ビットマップ表示
ベースのマルチウインドウ環境を前提としたものであっ
たが、本発明は、そのように環境を必須とするものでは
なく、たとえキャラクタ・ベースの環境であっても、ユ
ーザーによってカスタマイズできるダイアログ・ボック
スを作成可能なアプリケーション・プログラムに適用可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ダイアログ・ボックスの例を示す図である。
【図2】 ダイアログ・ボックスの例を示す図である。
【図3】 システム装置の外観を示す図である。
【図4】 システム構成を示すブロック図である。
【図5】 オペレーティング・システム、アプリケーシ
ョン・プログラム、及びマクロ・ファイルの呼び出し関
係を示す図である。
【図6】 ラジオ・ボタンの例を示す図である。
【図7】 コンボ・ボックスの例を示す図である。
【図8】 コンボ・ボックスの例を示す図である。
【図9】 処理のフローチャートを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森島 裕 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータの処理に基づき、該コンピュ
    ータにユーザーがデータを入力するためのダイアログ・
    ボックスを、該コンピュータに接続された表示装置の画
    面に表示する方法であって、(a) ダイアログ・ボックス
    に表示すべき複数の項目を順次指定する段階と、(b) 上
    記指定された順序で、予定の量ずつ座標値をオフセット
    させつつ、上記個々の項目毎に、ダイアログ・ボックス
    内に表示すべき座標値を自動的に決定する段階と、(c)
    上記指定された項目の座標値が決定されたことに応答し
    て、上記画面に、上記指定された項目を、該項目に関し
    て決定された座標値で位置付けるダイアログ・ボックス
    を表示する段階を有する、 ダイアログ・ボックスの表示方法。
  2. 【請求項2】上記座標値のオフセットが、各々の項目
    を、上記画面の上から下に順次配列するように与えられ
    る、請求項1に記載のダイアログ・ボックスの表示方
    法。
  3. 【請求項3】上記ダイアログ・ボックス内に、入力デー
    タ確認用の第1のボタンと、入力データ・キャンセル用
    の第2のボタンとを自動的に表示する段階と、ポインテ
    ィング手段によって該第1のボタンが指し示されたこと
    に応答して上記ダイアログ・ボックスの項目に入力され
    たデータを上記コンピュータに反映させる段階と、ポイ
    ンティング手段によって該第2のボタンが指し示された
    ことに応答して、上記ダイアログ・ボックスの項目に入
    力されたデータをキャンセルする段階とをさらに有す
    る、請求項1に記載のダイアログ・ボックスの表示方
    法。
  4. 【請求項4】上記ポインティング手段がマウスであり、
    上記指し示す操作が、該マウスのクリックである、請求
    項3に記載のダイアログ・ボックスの表示方法。
  5. 【請求項5】上記項目は、テキスト・ボックス、入力ボ
    ックス、チェック・ボックス、ラジオ・ボタン、及びコ
    ンボ・ボックスから選択されたものである、請求項1に
    記載のダイアログ・ボックスの表示方法。
  6. 【請求項6】コンピュータの処理に基づき、該コンピュ
    ータにユーザーがデータを入力するためのダイアログ・
    ボックスを、該コンピュータに接続された表示装置の画
    面に表示する方法であって、(a) マクロ実行機能をもつ
    アプリケーション・プログラムを呼び出す段階と、(b)
    上記アプリケーション・プログラムにおける所定の操作
    に応答して、複数の項目を順次指定してなるダイアログ
    ・ボックス表示機能を含むマクロ実行コードをロードす
    る段階と、(c) 上記マクロ実行コード中に指定された順
    序で、予定の量ずつ座標値をオフセットさせつつ、上記
    個々の項目毎に、ダイアログ・ボックス内に表示すべき
    座標値を自動的に決定する段階と、(d) 上記指定された
    項目の座標値が決定されたことに応答して、上記画面
    に、上記指定された項目を、該項目に関して決定された
    座標値を使用して位置付けるダイアログ・ボックスを表
    示する段階を有する、 ダイアログ・ボックスの表示方法。
  7. 【請求項7】上記座標値のオフセットが、各々の項目
    を、上記画面の上から下に順次配列するように与えられ
    る、請求項6に記載のダイアログ・ボックスの表示方
    法。
  8. 【請求項8】上記ダイアログ・ボックス内に、入力デー
    タ確認用の第1のボタンと、入力データ・キャンセル用
    の第2のボタンとを自動的に表示する段階と、ポインテ
    ィング手段によって該第1のボタンが指し示されたこと
    に応答して上記ダイアログ・ボックスの項目に入力され
    たデータを上記コンピュータに反映させる段階と、ポイ
    ンティング手段によって該第2のボタンが指し示された
    ことに応答して、上記ダイアログ・ボックスの項目に入
    力されたデータをキャンセルする段階とをさらに有す
    る、請求項6に記載のダイアログ・ボックスの表示方
    法。
  9. 【請求項9】上記ポインティング手段がマウスであり、
    上記指し示す操作が、該マウスのクリックである、請求
    項8に記載のダイアログ・ボックスの表示方法。
  10. 【請求項10】上記項目は、テキスト・ボックス、入力
    ボックス、チェック・ボックス、ラジオ・ボタン、及び
    コンボ・ボックスから選択されたものである、請求項6
    に記載のダイアログ・ボックスの表示方法。
  11. 【請求項11】上記マクロ実行コードは、テキスト・フ
    ァイル形式である、請求項6に記載のダイアログ・ボッ
    クスの表示方法。
  12. 【請求項12】上記ダイアログ・ボックス表示機能は、
    関数呼び出しの形式で記述されている、請求項11に記
    載のダイアログ・ボックスの表示方法。
  13. 【請求項13】上記複数の項目の順次指定は、上記関数
    呼び出しにおける、引数を与える順序として指定されて
    いる、請求項12に記載のダイアログ・ボックスの表示
    方法。
  14. 【請求項14】上記アプリケーション・プログラムが、
    ワードプロセッサである、請求項6に記載のダイアログ
    ・ボックスの表示方法。
  15. 【請求項15】上記アプリケーション・プログラムが、
    スプレッドシート・プログラムである、請求項6に記載
    のダイアログ・ボックスの表示方法。
  16. 【請求項16】プロセッサと、表示装置と、主記憶と、
    データ入力手段と、オペレーティング・システム及び少
    なくとも1つのアプリケーション・プログラムを格納す
    る手段と、該オペレーティング・システム及び該アプリ
    ケーション・プログラムを該主記憶にロードするための
    手段とをもつコンピュータ・システムにおいて、該プロ
    セッサの処理に基づき、該アプリケーション・プログラ
    ムの実行中に、ユーザーがデータを入力するためのダイ
    アログ・ボックスを、該表示装置の画面に表示するシス
    テムであって、(a) 上記機能解釈手段によって解釈可能
    であり、複数の項目を順次指定してなるダイアログ・ボ
    ックス表示機能を含むコードを格納する手段と、(b) 上
    記アプリケーション・プログラムにおける所定の操作に
    応答して上記コードを読み出し、上記コード中に指定さ
    れた順序で、予定の量ずつ座標値をオフセットさせつ
    つ、上記個々の項目毎に、ダイアログ・ボックス内に表
    示すべき座標値を自動的に決定する手段と、(c) 上記指
    定された項目の座標値が決定されたことに応答して、上
    記画面に、上記指定された項目を、該項目に関して決定
    された座標値で位置付けるダイアログ・ボックスを表示
    する手段を具備する、 ダイアログ・ボックスの表示システム。
  17. 【請求項17】上記手段(b)は、上記座標値のオフセッ
    トを、各々の項目を、上記画面の上から下に順次配列す
    るように与える、請求項16に記載のダイアログ・ボッ
    クスの表示システム。
  18. 【請求項18】上記ダイアログ・ボックス内に、入力デ
    ータ確認用の第1のボタンと、入力データ・キャンセル
    用の第2のボタンとを自動的に表示する手段と、ポイン
    ティング手段によって該第1のボタンが指し示されたこ
    とに応答して上記ダイアログ・ボックスの項目に入力さ
    れたデータを上記コンピュータに反映させる手段と、ポ
    インティング手段によって該第2のボタンが指し示され
    たことに応答して、上記ダイアログ・ボックスの項目に
    入力されたデータをキャンセルする手段とをさらに有す
    る、請求項16に記載のダイアログ・ボックスの表示シ
    ステム。
  19. 【請求項19】上記ポインティング手段がマウスであ
    り、上記指し示す操作が、該マウスのクリックである、
    請求項18に記載のダイアログ・ボックスの表示システ
    ム。
  20. 【請求項20】上記項目は、テキスト・ボックス、入力
    ボックス、チェック・ボックス、ラジオ・ボタン、及び
    コンボ・ボックスから選択されたものである、請求項1
    6に記載のダイアログ・ボックスの表示システム。
  21. 【請求項21】上記オペレーティング・システムが、テ
    キスト・ボックス、入力ボックス、チェック・ボック
    ス、ラジオ・ボタン、及びコンボ・ボックスを表示し得
    るAPI機能を有し、上記ダイアログ・ボックスにおけ
    る上記項目表示機能は、該API機能を呼び出すことに
    よって達成される、請求項20に記載のダイアログ・ボ
    ックスの表示システム。
  22. 【請求項22】上記コードは、テキスト・ファイル形式
    である、請求項16に記載のダイアログ・ボックスの表
    示システム。
  23. 【請求項23】上記ダイアログ・ボックス表示機能は、
    関数呼び出しの形式で記述されている、請求項22に記
    載のダイアログ・ボックスの表示システム。
  24. 【請求項24】上記複数の項目の順次指定は、上記関数
    呼び出しにおける、引数を与える順序として指定されて
    いる、請求項23に記載のダイアログ・ボックスの表示
    システム。
  25. 【請求項25】上記アプリケーション・プログラムが、
    ワードプロセッサである、請求項16に記載のダイアロ
    グ・ボックスの表示システム。
  26. 【請求項26】上記アプリケーション・プログラムが、
    スプレッドシート・プログラムである、請求項16に記
    載のダイアログ・ボックスの表示システム。
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JPH03185550A (ja) * 1989-11-13 1991-08-13 Lotus Dev Corp コンピュータ・ユーザ間インターフェース

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