JPH07134765A

JPH07134765A - データのグラフ表示の方法

Info

Publication number: JPH07134765A
Application number: JP6092537A
Authority: JP
Inventors: Patrick M Hogan; エム．ホーガンパトリック; Rhonda L Alexander; エル．アレクサンダーロンダ; Lars Greninger; グレニンガーラーズ; Lloyd J Arrow; ジェイ．アロウロイド
Original assignee: Texas Instruments Inc
Current assignee: Texas Instruments Inc
Priority date: 1993-04-30
Filing date: 1994-04-28
Publication date: 1995-05-23
Also published as: US5414809A

Abstract

(57)【要約】【目的】コンピュータシステムを用いてグラフィック
スインタフェースを実現する方法を開示する。【構成】コンピュータシステム２０を用いてグラフィ
ックスインタフェース１０を実現する本方法は、データ
ベースシステム１１からのデータのグラフ１６０を表示
し、かつユーザがグラフ１６０の外観を変化させること
により該データを変更することを可能ならしめる。グラ
フ１６０は、前記グラフを構成するグラフ対象および該
対象の属性を発生するための規則を含む、記憶されてい
るグラフィックスエンジン１２から発生せしめられる。
前記グラフ対象および属性は、データベースシステム１
１から供給されたデータにマッチせしめられる。もしユ
ーザがグラフ対象を操作すれば、グラフィックスインタ
フェース１０は、前記変化を新データ値に関連させ、グ
ラフ１６０およびデータベースシステム１１内のデータ
の双方を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータプロセス
に関し、特に、データのグラフを表示し、またユーザが
該グラフを直接操作により改変することを可能ならしめ
る、グラフィックスインタフェースを提供するためにコ
ンピュータを用いる方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】基礎をなすデータの関係を示すグラフ表
示を発生するのに、コンピュータを使用することは公知
である。例えば、コンピュータは、異なる時点において
取られた１組のデータ値の間の関係を示す棒グラフを発
生させるのに用いられうる。コンピュータの応用におけ
るかなり最近の発展は、データベース管理機能と、グラ
フ表示との統合にある。双方の応用形式は、同じデータ
ベースを扱う。これらの異なる応用間の動的連係を与え
るために、さまざまなソフトウェアツールが開発され
た。

【０００３】しかし、これらの統合されたシステムの共
通の特性は、データが通常のデータ入力手段により、テ
キスト形式で入力されることである。グラフユーザイン
タフェースが利用できて、ユーザが対象を表示画面上で
直接操作しうる場合であっても、これらのユーザインタ
フェースは、アプリケーションデータを変更するための
ものではなく、ファイル管理のようなオペレーティング
システムタスクの呼出し用に制限されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的を簡単に
いうと、コンピュータを用いて、単一形式のグラフに対
し単一ビュースタイルを有するグラフィックスインタフ
ェースを実現することである。さらに詳述すれば、本発
明の目的は、コンピュータを用いて、データを示すグラ
フを表示し、またユーザが直接該グラフを操作すること
により該データを編集しうるための方法を提供すること
である。

【０００５】

【課題を解決するための手段】コンピュータは、グラフ
を構成するグラフ対象およびグラフ属性を表示するため
の規則の組から構成されるグラフィックスエンジンを記
憶する。コンピュータはまた、該グラフィックスエンジ
ンによりアクセス可能である、ユーザが指定したレコー
ドおよびデータのフィールドから構成されるローカルデ
ータベースを記憶する。コンピュータは、ユーザから指
定データを受取り、そこでデータフィールドがグラフ属
性にマッチせしめられる。コンピュータは、前記ユーザ
から、グラフにより示されるべき、前記ローカルデータ
ベース内の少なくとも１つのレコードタイプおよび該レ
コードの少なくとも１つのフィールドを指定する構成デ
ータを受取る。コンピュータは、前記レコードタイプの
それぞれのデータ値をグラフ対象にマッチさせる。それ
はまた、前記フィールドのそれぞれのデータ値を前記グ
ラフ対象のグラフ属性にマッチさせる。それは、前記グ
ラフ対象から構成されるグラフを、対応する属性により
表示画面上に表示する。それは次に、エンドユーザか
ら、前記レコードの１つの中の選択されたフィールドの
値に対する変更を表す編集入力を受取る。それは、選択
されたフィールドを、目的のグラフ対象にマッチさせ
る。それは、該目的のグラフ対象を、前記編集入力に応
答して変更し、かつ前記ローカルデータベースを、選択
されたフィールドの値が該変更を反映するように更新す
る。

【０００６】本発明の１つの改良は、１つより多くのビ
ュースタイルであって、それぞれがそれ自身のグラフィ
ックスエンジンを有する該１つより多くのビュースタイ
ルを記憶することを含む。それぞれのビュースタイルに
は、多数の対象および属性が存在し得、ユーザは、どの
ようなデータ値がそれらの対象および属性にマッチせし
められるべきかを指定することを要求される。メッセー
ジ通過プロトコルが、グラフィックスインタフェース
と、ローカルデータベースに対するデータを供給する分
離されたデータベースシステムとの間にセットアップさ
れ得、かつグラフの編集から生じる新しいデータ値によ
って更新される。指令は、グラフの表示中にタスクが他
の応用によって行われるように指定されうる。

【０００７】本発明の１つの技術的利点は、そのグラフ
ィックスエンジンが、データのグラフ図示を表示するた
めにコンピュータを用いるプロセスに対してある程度の
一般性を与えることである。例えば、ガントチャートの
場合は、グラフィックスエンジンは、全てのガントチャ
ートに共通なあるルーチンを含みうるので、データの特
定の表示においてユーザは、どのようなデータが表示さ
れるべきかを指定しさえすればよい。本発明のもう１つ
の技術的利点は、グラフの直接操作により、グラフによ
って表示されている基礎データの編集が可能となること
である。

【０００８】

【実施例】図１は、データベースシステム１１から検索
されたデータをグラフ表示するための、コンピュータに
基づくグラフィックスインタフェース１０の基本ソフト
ウェア成分を示す。このソフトウェアは、コンピュータ
システムのメモリ内にあり、本発明の方法を実施する。

【０００９】図２は、本発明のプロセスを実行するため
のコンピュータシステム２０のブロック図である。一般
に、このシステムの成分は通常のコンピュータ成分であ
り、インテル３８６マイクロプロセッサに基づくものの
ような汎用処理装置２１を含む。プログラムメモリ２２
は、プログラムコードを記憶する。データメモリ２３は
データを記憶し、データベースを記憶するためのマスメ
モリを含みうる。システム２０はまた、ビットマップグ
ラフィックス表示装置２４と、キーボード２５およびポ
インティング手段２６のような入力デバイスと、をも有
する。

【００１０】本発明において用いるのに適したポインテ
ィングデバイス２６の１例は、トラックボール形「マウ
ス」である。ユーザは、マウスを移動させて、表示画面
上のカーソルの位置決めをする。マウス上のスイッチを
押下または解放することにより、ユーザはコンピュータ
に、カーソルが、画面上における対象のユーザの選択に
対応する位置を示した時、すなわち「ポイント」した
時、を指示する。別個の諸選択キーを有するトラックボ
ール、またはタッチスクリーン表示装置のような、他の
ポインティング手段２６も用いられうる。ここで用いら
れる対象または属性の「選択」とは、ユーザの選択とし
て示された対象または属性をユーザが指示する活動を意
味する。

【００１１】コンピュータシステム２０は、マイクロソ
フト社により製造されたウィンドウズシステムのような
「ウィンドウズ」形オペレーティングシステム１６の下
で動作する。ウィンドウズオペレーティングシステム１
６のもう１つの例は、ＵＮＩＸオペレーティングシステ
ムである。

【００１２】オペレーティングシステム１６の顕著な特
徴は、それが、コンピュータシステム２０をして、多数
のウィンドウであってそれぞれが独立したアプリケーシ
ョンプログラムに対応する該多数のウィンドウを発生し
うるようにすることである。従って、それは、グラフィ
ックスインタフェース１０およびデータベース１１が同
時に実行状態にあることを可能ならしめる。

【００１３】本発明は、図２のコンピュータシステムの
ようなコンピュータシステムの使用に関し、該コンピュ
ータシステムは、図１のグラフィックスインタフェース
１０のためのプログラムを記憶し、かつ実行する。本発
明の方法の大要として、グラフィックスエンジン１２
は、データベースシステム１１から供給されたデータの
組を示す表示を発生する。リンクマネージャ１３は、デ
ータベースシステム１１とグラフィックスインタフェー
ス１０との間を通過するメッセージを操作する。ローカ
ルデータ記憶装置１４は、グラフィックスエンジン１２
により発生せしめられている現在の表示の主体であるデ
ータを記憶している。この表示は、明確なグラフ対象で
あって、それぞれがデータの項目を表す該グラフ対象か
ら構成される。それらのグラフ対象は、同様にデータを
表す色、大きさなどの属性を有する。もしユーザがデー
タの変更を所望する場合は、テキスト形式の新しいデー
タを入力するか、またはポインティングデバイスを用い
て適切なグラフ対象を直接操作することができる。いず
れの入力形式であっても、ローカルデータ記憶装置１４
をしてそのデータのコピーを更新せしめ、かつ、リンク
マネージャ１３をしてデータベースシステム１１へその
データを更新するためのメッセージを送らしめる。マス
タプロセス１５は、ユーザとの対話を処理し、またユー
ザが、データがどのようにローカルデータ記憶装置１４
内において編成されるかを定めること、またグラフ対象
とデータとの間の関連を指定すること、を可能ならしめ
る。

【００１４】データベースシステム１１は、その中でデ
ータが、ファイル、レコード、およびフィールドとして
編成されるような任意のデータベースシステムでありう
る。データベースシステム１１は、データおよびある種
のデータ管理プログラムを記憶するためのマスメモリを
有するものと仮定される。データベースシステム１１
は、いくつかの市販されているデータベースアプリケー
ションプログラムの任意の１つでありうる。しかし、デ
ータベースシステム１１は、メッセージプロトコルによ
ってデータ交換を処理するためのある手段を有する、任
意のデータの収集物のような簡単なものでありうる。

【００１５】この説明の目的のために、従業員データを
記憶しかつ処理するデータベースシステム１１の例を用
いる。それぞれの従業員のレコードがデータのフィール
ド内に編成され、それぞれのフィールドはその従業員に
関係するデータの項目を含む。従業員データの例をいく
つかあげると、給料、休暇期間、および雇用の長さがあ
る。

【００１６】グラフィックスインタフェース１０は、少
なくとも１つのグラフィックスエンジン１２を有する。
それぞれのグラフィックスエンジン１２は、特有のビュ
ースタイルの記述を含む。ビュースタイルの例には、ガ
ントチャート、ツリーチャート、または棒グラフがあ
る。典型的なグラフィックスインタフェース１０は、そ
れぞれのビュースタイルに対して１つずつ、いくつかの
グラフィックスエンジン１２を有する。

【００１７】一般に、ビュースタイルは、データの対話
形表示を与え、その中にはユーザデータのインスタンス
がグラフ対象として提示されている。それぞれのグラフ
対象は、論理表示上の長方形区域をなす。ビュースタイ
ルの主たる任務は、これらのグラフ対象の大きさおよび
位置の決定にある。通常は、この決定は、グラフ対象に
関連するデータレコードのデータフィールドに基づいて
行われる。位置および大きさおよびユーザデータの間の
この関係のために、ビュースタイルは、それが表示しう
るデータの種類を制限する。もう１つのビュースタイル
の制限は、対象とデータとの間の関係が、対象を操作し
てデータに影響を及ぼすための、ある種の直観的手段を
与えるものであるべきことである。

【００１８】図３は、ガントチャートビュースタイルの
対象の例を示す。ガントチャート３０内のグラフ対象の
例は、時間間隔を表すそれぞれの棒３１である。もう１
つの対象はそれぞれのラベル３２であり、そのそれぞれ
は棒３１に関連している。

【００１９】従業員データの例を用いると、図３のガン
トチャートは休暇期間のチャートである。グラフのそれ
ぞれの対象は、この場合は棒３１であり、棒３１のラベ
ル３２によって示される氏名の従業員の休暇期間を表
す。棒３１の位置および長さはその従業員の休暇の開始
および終了時刻を示す。このようにして、図３において
は、２つのグラフ対象は、それぞれの従業員を表す。も
し従業員Ｂの休暇期間データが「週２−週４」であれ
ば、関連する対象、すなわち棒３１は、そのデータを表
す位置および長さを有する。もう１つの例として、ツリ
ービュースタイルは、ツリー階層内におけるノードの形
式の対象を有する。

【００２０】棒３１またはラベル３２のようなそれぞれ
のグラフ対象は、１つまたはそれ以上の属性を有する。
例えば、ガントチャート３０の棒３１は、開始位置、終
了位置、および色の属性を有しうる。ラベル３２は、そ
のデータストリング、フォント、または色などの属性を
有しうる。それぞれの属性は、ある様式でデータに関連
する。例えば、現在休暇中である従業員の棒３１は、赤
色で表示されうる。

【００２１】このようにして、ビュースタイルのための
グラフィックスエンジン１２は、そのビュースタイルを
構成する表示対象に対する規則による、ビュースタイル
の記述を含む。一般に、ビュースタイルのための規則
は、レイアウト、すなわち対象の取るべき位置およびそ
れらの大きさ、を決定する。付録Ａは、ガントチャート
ビュースタイルに対するグラフィックスエンジン１２の
ための、いくつかの規則を示している。他のビュースタ
イルのための規則も、他のグラフィックスエンジン１２
を作るために同様に展開されうる。

【００２２】ビュースタイル（ここでは「グラフ」と呼
ばれる）のインスタンスの作成は対話的である。以下に
おいて説明されるように、ユーザは、どのようなデータ
が対象および属性にマップされるかを指定し、それに応
答して、グラフィックスエンジン１２が表示画面におけ
るレイアウトを操作する。

【００２３】図１を再び参照すると、リンクマネージャ
１３は、ローカルデータ記憶装置１４内、およびデータ
ベースシステム１１内のデータが一貫していることを保
証するメッセージ交換プロトコルを強制する。換言すれ
ば、もし１つの場所のデータの項目が更新されれば、他
の場所のそのデータのコピーも更新される。もしユーザ
が、テキスト形式の入力により、またはグラフ対象の直
接的操作により、グラフを変化させれば、リンクマネー
ジャ１３はメッセージをデータベースシステム１１へ送
る。このメッセージは更新されたデータを含むので、デ
ータベースシステム１１はそれが有するそのデータのコ
ピーを更新しうる。同様にして、もし、グラフの表示中
にユーザが、データベースシステム１１の入力手段を用
いてデータを変更すれば、リンクマネージャ１３は、新
しいデータを含むメッセージをローカルデータ記憶装置
１４へ送る。

【００２４】本発明において用いるのに適したメッセー
ジ通過プロトコルの例は、ウィンドウズオペレーティン
グシステムのためにマイクロソフト社が開発した、ＤＤ
Ｅ（動的データ交換）プロトコルである。もう１つの例
は、ＵＮＩＸオペレーティングシステムのためにウィン
ドウズインタフェース上に実現された、プロセス間通信
のための「パイプ」手段である。

【００２５】リンクマネージャ１３により通信されるメ
ッセージは、データメッセージまたは実行メッセージで
ある。データメッセージの例としては、もしユーザがグ
ラフィックスエンジン１２への入力によりデータ値を変
更すれば、データベースシステム１１へのデータメッセ
ージは新データを含み、該データがデータベースシステ
ム１１内へ「ポーク（ｐｏｋｅ）」されうるようにす
る。逆に、もしユーザが、データベースシステム１１へ
の入力によってデータ値を変更すれば、データベースシ
ステム１１からグラフィックスインタフェース１０への
データメッセージは、その新データを含む。実行メッセ
ージの例としては、もしユーザが、データベースシステ
ム１１からのダイアログボックスがグラフ上に現れるこ
とを所望するならば、これは、データベースシステム１
１への指令と、グラフィックスエンジン１２への実行メ
ッセージとによって実現されうる。

【００２６】ローカルデータ記憶装置１４は、ユーザ定
義スキーマに従ってデータを記憶する。このデータは、
データベースシステム１１内に記憶されているデータ
の、ある部分集合のコピーである。ローカルデータ記憶
装置内のデータは、レコードタイプとして編成され、そ
れぞれのレコードは１つまたはそれ以上のフィールドを
有し、それぞれのフィールドはあるタイプである。レコ
ードタイプの少なくとも１つのフィールドは、「キー」
フィールドであり、その値はレコードタイプのそれぞれ
の出現毎に特有のものである。例えば、それぞれの従業
員のキーフィールドは、その従業員に特有の識別番号で
ある。以下において説明されるように、ローカルデータ
記憶装置１４内におけるデータの編成は、データがグラ
フ対象および属性にマップされうるようにする。

【００２７】ローカルデータ記憶装置１４の特徴は、も
しユーザが、テキスト形式の入力により、または対象の
操作により、グラフのデータを変更した場合に、グラフ
ィックスエンジン１２からの指示を受取るためのルーチ
ンを含むことである。もしそのような指示が受取られた
場合は、ローカルデータ記憶装置１４は、それが有する
その対象によって表されるデータのコピーを更新する。
また、特定のデータ値は、１つより多くのビュースタイ
ルの主体でありうる。この場合には、ローカルデータ記
憶装置１４は、対象が１つのグラフィックスエンジン１
２によって変更された時に、他のグラフィックスエンジ
ン１２が通知されるような、通知タスクを行う。

【００２８】マスタプロセス１５は、ユーザとの対話を
処理する。それは、ローカルデータ記憶装置１４内にお
けるデータの編成およびリンクマネージャ１３によるメ
ッセージのルーティングの方向のような、ユーザの指定
データを受取る。指定プロセスは、図５から図１５まで
に関連して以下に説明され、その結果として、記憶され
ている指定データ１７は、マスタプロセス１５によりア
クセスされる。ユーザ指定されるものと、これに対立す
るものとしての、記憶されたプログラムにより発生せし
められるものと、の間の差異はグラフィックスインタフ
ェース１０のプログラムが再使用可能である程度を反映
する。マスタプロセス１５はまた、グラフィックスエン
ジン１２との協働により、ビュースタイルの任意のイン
スタンスの表示を操作する。グラフの表示および編集
は、図１６から図２６までに関連して以下に説明され
る。

【００２９】図４は、グラフィックスエンジン１２を実
現するための１つのアーキテクチャを示す。それぞれの
グラフィックスエンジン１２は、それ自身のエグゼクテ
ィブ３５を有し、それは、ユーザが対応するビュースタ
イルを選択した時に、ウィンドウを開く。それは、ルー
トライブラリ３６内およびルールセット３７内に記憶さ
れているルーチンを要求する。ルートライブラリ３６
は、全てのグラフィックスエンジン１２によって共有さ
れ、データ記憶ルーチンのような、それらに共通するル
ーチンを含む。ルールセット３７は、そのグラフィック
スエンジン１２によって表示されるビュースタイルのた
めの規則を含む。

【００３０】図４のアーキテクチャに適合するように、
マスタプロセス１５は、グラフィックスエンジン１２に
よるサービスを要求する。マスタプロセス１５と、グラ
フィックスエンジンのエグゼクティブ３５とは、分離さ
れてはいるが、依存関係にあるプロセスである。ルート
ライブラリ３６およびルールセット３７は、動的にリン
クされたライブラリである。ウィンドウズの環境下にお
いては、マスタプロセス１５およびエグゼクティブ３５
は、それぞれそれら自身のウィンドウを制御する。ある
いは、ウィンドウがエグゼクティブ３５により作られる
のではなく、グラフが、グラフィックスエンジン１２か
らルーチンを呼出すデータベースシステム１１のウィン
ドウ内に作られるように、ウィンドウズプログラムの
「カスタム制御」特徴が用いられうる。

【００３１】図５は、マスタプロセス１５によって行わ
れるタスクの選択を、ユーザに対して提示する表示画面
５０を示す。図６から図９までは、それらのタスクを表
す選択を有するプルダウンメニューを示す。図６にリス
トされている「ファイル」タスクは、通常のアプリケー
ションプログラムのそれらと同様のものである。図７に
リストされている「編集」タスクは、図１０から図１５
までに関連して後述される。図８にリストされている
「リンキング」タスクは、加入アプリケーション間のリ
ンクをセットアップする。図９にリストされている「ビ
ュー」タスクは、図１６から図２２までに関連して後述
される。「指令」タスクは、図２３に関連して後述され
る。これらのタスクのそれぞれは、マスタプロセス１５
がユーザ指定に応答して作用するという意味において、
対話形のものである。それは次に、これらの指定をリン
クマネージャ１３、ローカルデータ記憶装置１４、また
はグラフィックスエンジン１２へ送る。図５において、
表示画面５０はまた、すでに作られたグラフのパレット
をも表示し、それはそれらのグラフを表示するために操
作されうる。

【００３２】再び図１を参照すると、指定１７は、マス
タプロセス１５の対話形「編集」タスクによって入力さ
れた、ユーザからの記憶された入力を表す。実際の使用
においては、これらの指定を与える「ユーザ」は、グラ
フィックスインタフェース１０へ機能性の層を追加する
ソフトウェア開発者でありうる。この開発者は、「ビュ
ー」タスクによって実際にグラフを見、かつデータベー
スシステム１１からのユーザデータを実際に利用する
「エンドユーザ」とは異なりうる。しかし、この説明の
目的のためには、「ユーザ」という用語はそれらの人の
いずれをも意味しうる。

【００３３】指定タスク図１０は、ユーザが図７の「編集」メニューから「レコ
ードタイプ」タスクを選択した時に、マスタプロセス１
５によって提示されるダイアログボックスを示す。ダイ
アログボックス６０へのユーザのテキスト形式入力は、
ユーザがローカルデータ記憶装置１４内のデータのスキ
ーマを指定することを可能ならしめる。詳しくいうと、
ユーザは、レコードタイプ、それぞれのレコード内のフ
ィールド、およびそれぞれのフィールドのデータタイプ
を指定する。

【００３４】図１０の例においては、ユーザは、タイプ
ＲＥＦの「マネージャ」フィールドを有する「従業員」
レコードタイプを指定している。これは、従業員のレコ
ードが、やはり従業員であるその従業員のマネージャの
レコードを指示するフィールドを有することを意味す
る。このタイプのデータは、編成を「ツリー」ビュース
タイルで示すために有用である。

【００３５】もしフィールドタイプが「列挙」であれ
ば、ユーザは、フィールドが有しうる値の閉集合を指定
しうる。例えば、図１１は、もしユーザがフィールドタ
イプ「列挙」を選択した場合に、マスタプロセス１５に
よって提示されるダイアログボックス７０を示す。フィ
ールドタイプ「バッジカラー」は、フィールドが１組の
色の１つを表す値を有するように指定される。これらの
値は、そのグラフィックスエンジン１２によって与えら
れるビュースタイルの全てのインスタンスに対して一定
である。

【００３６】図１２は、ユーザがフィールドタイプ「列
挙」の可能なデータ値をグラフ属性に関連せしめること
を可能ならしめるダイアログボックス８０を示す。ダイ
アログボックス８０は、図７の「編集」メニューからの
「関連」タスクの選択に応答して提示される。

【００３７】ダイアログボックス８０を用い、ユーザは
最初に列挙タイプを属性タイプにマッチさせる。次に、
列挙タイプのそれぞれの可能なデータ値に対して、ユー
ザは属性の異なるインスタンスを指定する。このマッピ
ングは、グラフを表示する時にグラフィックスエンジン
１２によって用いられる。指定された属性を有する対象
は、その属性をデータ値に従って表示する。例えば、ガ
ントチャートにおいては、従業員の棒３１は、その従業
員の「バッジカラー」フィールド値に対応する色属性を
有しうる。

【００３８】図１３は、もしユーザが図６の「編集」メ
ニューから「リンク」タスクを選択した場合に、マスタ
プロセス１５によって提示されるダイアログボックス９
０を示す。このダイアログボックス９０により、ユーザ
は現在データベースシステム１１内に記憶されているデ
ータの場所を指定して、それがローカルデータ記憶装置
１４へ供給されるようにしうる。

【００３９】図１４は、もしユーザが図７の「編集」メ
ニューの「指令」タスクを選択した場合に、マスタプロ
セス１５によって提示されるダイアログボックス１００
を示す。ダイアログボックス１００を用い、ユーザは指
令に識別子を与え、該指令を与えられるアプリケーショ
ンを指定する。ユーザはまた、そのアプリケーションに
よって行われるべき、ＤＤＥ実行メッセージのような指
令ストリングを入力する。指令が定められると、その識
別子は、マスタプロセス１５の、かつ全てのグラフィッ
クスエンジン１２の「指令」メニュー上に、または、あ
るグラフィックスエンジン１２の「指令」メニュー上に
のみ、現れる。これは、ユーザが、その指令が特定のデ
ータタイプに関連していることを指定しているか否かに
よる。もし否であれば、指令の識別子は、全ての「指
令」メニュー上に現れる。もしその指令があるデータタ
イプに関連していれば、指令の識別子は、図２４に関連
して後述されるように、指定されたデータタイプを用い
るグラフの表示中にのみ、メニュー選択として現れる。
これは、グラフの表示中における、レコードタイプおよ
びフィールドの、対象および属性に対する関連によって
実現され、該対象および属性はさらに特定のビュースタ
イルに関連している。指令タスクの詳細は、「リンクマ
ネージャ加入者」と題する項目において後述される。

【００４０】図１５は、ユーザが図７の「編集」メニュ
ーの「更新制御」タスクを選択した時に、マスタプロセ
ス１５によって発生せしめられるダイアログボックス１
１０を示す。このタスクは、ユーザがデータベースシス
テム１１の編集に対する制御を指定することを可能にす
る。例えば、図１５においては、ユーザはレコードタイ
プ「従業員」に対してある更新制御が課せられるべきこ
とを指示している。グラフの表示中において、これらの
制御は、エンドユーザが指定された更新を行うことを阻
止する。ダイアログボックス１１０はまた、もしデータ
がグラフィックスインタフェース１０によって変更され
た場合に、データベースシステム１１が単にそのデータ
を更新するのではなく、自動的にあるプロセスによって
応答するように、ユーザが遠隔指令を指定しうるように
する。

【００４１】以下に説明されるさまざまな編集タスクの
結果として、通常は開発者ユーザであるユーザにより、
指定データ１７のファイルが作られている。このデータ
は、エンドユーザに対するグラフの表示中に、グラフィ
ックスインタフェース１０によって用いられるように、
メモリ２３に記憶されている。

【００４２】ビュータスク図１６は、グラフを表示するプロセスを示す。図１６の
ために、図１のグラフィックスインタフェース１０およ
びデータベースシステム１１が現在コンピュータシステ
ムに関する実行モードにあり、またメッセージ通過プロ
トコルがそれらの間に確立されているものと仮定する。
一般に、このプロトコルは、データ値が変更された時
に、リンクマネージャ１３が、ローカルデータ記憶装置
１４およびデータベースシステム１１が更新されること
を保証するような、相互通知要件を含む。このメッセー
ジ通過に対する指定は、図１３に関連して上述されたよ
うにユーザにより与えられる。

【００４３】図１６の諸ステップを説明するための例と
して、図１０から図１５までのユーザ指定プロセスを仮
定する。グラフを表示するプロセスは、ユーザが図９の
「ビュー」メニューから「作成」タスクを選択した時
に、マスタプロセス１５によって開始される。しかし、
本発明のより簡単なバージョンは、単一対象および／ま
たは単一属性をもったビュースタイル、またはより少な
いユーザ指定が要求されるような、対象および属性から
レコードおよびフィールドへの定義済みのマッピングを
有しうることを理解すべきである。

【００４４】ステップ１００により示されているよう
に、少なくとも１つのグラフィックスエンジン１２がビ
ュースタイルのための規則を備えているものと仮定す
る。ステップ１０１においては、ローカルデータ記憶装
置１４が、ユーザ指定されたレコードタイプおよびフィ
ールドによってセットアップされる。これは、図１０に
関連して上述されたユーザ指定によって実現される。も
しローカルデータが、データベースシステム１１から供
給されるべきであれば、ステップ１０１は、データベー
スシステム１１からローカルデータ記憶装置１４へのデ
ータ交換を含む。

【００４５】ステップ１０２においては、ユーザは、所
望のビュースタイルのためにグラフィックスエンジン１
２を起動する。これは、対応するグラフィックスエンジ
ン１２のエグゼクティブ３５をして「ウィンドウ」を開
かしめる。図１７は、図９のメニューの「作成」タスク
のユーザの選択に応答して、マスタプロセス１５により
発生せしめられるダイアログボックス１３０を示す。こ
のダイアログボックスは、ユーザが、さまざまなグラフ
ィックスエンジン１２内に記憶されている利用可能なビ
ュースタイルのメニューからビュースタイルを選択する
ことを可能ならしめる。ユーザは、ポインティングデバ
イス２６によるなどして、任意のビュースタイルを選択
しうる。

【００４６】ステップ１０２の結果として、エグゼクテ
ィブ３５は、マスタプロセス１５から処理タスクを引き
継ぐ。選択されたビュースタイルに対応するグラフィッ
クスエンジン１２は、「空白」グラフを発生する。図１
８は、ユーザがガントチャートビュースタイルを選択し
た後に発生せしめられる空白グラフ１４０を示す。空白
グラフ１４０は時間行１４１を有するが、ユーザデータ
区域１４２は空白である。メニュー行１４３は、「構
成」タスクのためのメニュー見出しを有する。

【００４７】ステップ１０３においては、ユーザは、少
なくとも１つのレコードタイプを指定し、指定されたレ
コードタイプの少なくとも１つのフィールドを指定する
ことによってビュースタイルを構成する。このレコード
タイプおよびフィールドに対するデータ値は、選択され
たビュースタイルを有するグラフによって示されるべき
データである。指定されたレコードタイプおよびフィー
ルドは、すでにローカルデータ記憶装置１４の一部にな
っているものと仮定する。しかし、グラフ表示中にデー
タを動的にローカルデータ記憶装置１４へ通過させるた
めの手段は備えられうる。

【００４８】図１９は、ダイアログボックス１５０を示
し、コンピュータはこれによりステップ１０３において
ユーザの構成データを受入れる。このダイアログボック
スは、図１８に示されているメニューからのユーザによ
る「構成」タスクの選択に応答して、グラフィックスエ
ンジン１２により発生せしめられる。従業員の休暇期間
の例を用いると、ユーザは、レコードタイプ「従業員」
を入力する。レコードタイプのそれぞれのインスタン
ス、すなわちそれぞれのレコードは、異なる従業員を表
す。図３に関連して上述されたように、グラフィックス
エンジン１２は、それぞれのレコードタイプのインスタ
ンスと、１つまたはそれ以上の対象との間の関連を記憶
している。ガントチャートビュースタイルの場合は、レ
コードタイプのそれぞれのインスタンスは、棒およびラ
ベルに関連せしめられる。休暇の開始および終了時刻
は、それぞれのレコード内のフィールドである。グラフ
ィックスエンジン１２はまた、フィールドデータとグラ
フ属性との間の関連をも記憶している。ガントチャート
の場合は、関係のある属性は、開始および終了フィール
ドに関連するそれぞれの棒の右端および左端位置であ
る。ダイアログボックス１５０により、ユーザは、開始
および終了フィールドが休暇の開始および終了フィール
ドであることを指定する。

【００４９】ステップ１０４においては、グラフィック
スエンジン１２は、ステップ１０３において指定された
それぞれのレコードを、それぞれのグラフ対象にマッチ
させる。ガントチャートの例を用いると、グラフィック
スエンジン１２は、指定されたレコードタイプのそれぞ
れのインスタンス（それぞれの従業員）を棒３１および
ラベル３２にマッチさせる。それはまた、フィールド値
を属性にマッチさせる。例えば、休暇の開始および終了
フィールド（データ値）は、それぞれの棒３１の左端お
よび右端位置（属性）にマッチせしめられる。

【００５０】ステップ１０５においては、グラフィック
スエンジン１２は、それぞれのグラフ対象に表示上の長
方形区域を割当てる。対象の属性は、対応するレコード
に属するフィールド内のデータによって決定される。グ
ラフィックスエンジン１２は、それにより選択されたデ
ータのグラフを発生する。

【００５１】図２０は、ステップ１０５においてグラフ
ィックスエンジン１２によって発生せしめられたガント
チャート１６０を示す。ガントチャート１６０はメニュ
ー行１６１を有し、その選択は、現在のグラフの表示中
にグラフィックスエンジン１２によって行われる、また
は開始される、タスクのプルダウンメニューを呼出すの
に用いられる。「構成」タスクは、ユーザが、表示され
ているデータを変更するためにステップ１０３を繰返す
ことを可能ならしめる。例えば、ユーザは、それぞれの
従業員の雇用の長さを示すもののような、異なるガント
チャートを所望することもできる。図２１に示されてい
る「編集」タスクは、ユーザがテキスト形式の入力によ
りデータを変更することを可能ならしめ、それらはステ
ップ１０６からステップ１０９までに関連して詳細に説
明される。図２２に示されている「ビュー」タスクは、
ユーザが、リサイジング（ｒｅｓｉｚｉｎｇ）およびス
クローリングによるなどして、表示を制御することを可
能ならしめる。「ビュー」タスクはまた、ソーティング
およびフィルタリングのような、さまざまなデータ解析
ルーチンを呼出すために用いられる。図２３に示されて
いる「指令」タスクは、ユーザが、図１４に関連して上
述されたように、前に指定された指令を選択することを
可能ならしめる。「ウィンドウ」タスクは、他のビュー
スタイルの表示のような、グラフィックスインタフェー
ス１０の他のウィンドウにアクセスするための手段を与
える。

【００５２】ステップ１０６からステップ１０９まで
は、もしユーザが、現在表示されているグラフが示して
いるデータを編集することを所望する場合に行われる。
上述のように、本発明の特徴は、ユーザがデータの項目
を、、テキスト形式の入力により、またはそのデータを
表すグラフ対象を操作することにより、編集しうること
である。いずれの場合においても、ユーザはステップ１
０６において、まず変更されるべきデータ項目を識別す
る。例えば、ユーザは、ポインティングデバイス２６に
より、その項目を表すグラフ対象を選択しうる。ステッ
プ１０７ａは、もしユーザがテキスト形式の入力によっ
てデータを編集することを所望すれば行われる。これ
は、メニュー行１６１から「編集」メニューを選択し、
かつ適切な「編集」タスクを選択することによって実現
される。これは、グラフィックスエンジン１２を、テキ
スト形式のユーザ入力を受入れる状態に置くことにな
る。

【００５３】図２４は、ステップ１０７によって、編集
のために選択された従業員「トラビス・ヒルズ（Ｔｒａ
ｖｉｓＨｉｌｌｓ）」を含むガントチャート１５０を
示す。「編集」メニューは、ステップ１０７ａによって
表示される。

【００５４】本発明の特徴は、テキスト形式の入力が、
グラフィックスインタフェース１０の、またはデータベ
ースシステム１１の、入力手段によって行われうること
である。すなわち、本発明の１実施例においては、「編
集」の選択が呼出された時、グラフィックスエンジン１
２は、ユーザが新データを入力しうるダイアログボック
スを発生する。図２５は、この形式のダイアログボック
スを示す。本発明の別の実施例においては、「編集」指
令がリンクマネージャ１３をして実行メッセージをデー
タベースシステム１１へ送らしめ、データベースシステ
ム１１は次にそれ自身のダイアログボックスを発生す
る。図２６は、この形式のダイアログボックスを示す。
いずれの場合においても、グラフィックスエンジン１２
はグラフの更新によって応答する。他のタイプのテキス
ト形式の入力には、メニューからの選択が含まれる。こ
の後者の入力は、新データが、グラフの外観に対する変
更ではなくテキストによって提示される意味で、「テキ
スト形式」のものである。

【００５５】ステップ１０８は、グラフ対象の直接的操
作によって表示を変更するために行われる。ユーザは、
変更されるべきデータを表す対象までカーソルを移動さ
せる。再び図２４において、この形式の編集のために
は、編集メニューは選択されない。代わりに、ステップ
１０７により、特定のレコード、すなわちトラビス・ヒ
ルズが選択される。これは、対応する対象、すなわちガ
ント棒上に「ホット」エリアを起動し、どの属性が変更
されるべきかを示すためにそこまでカーソルが移動せし
められる。ユーザは次に、ポインティングデバイス２６
の移動によるなどして、対象を操作する。

【００５６】例えば、トラビス・ヒルズの休暇期間をさ
らに延長するためには、ユーザは対応する棒の右端を指
示し、その棒の右端を、それを長くするために引く。表
示画面上の対象を描き直すための、マウスのようなポイ
ンティングデバイスの使用は、公知のグラフィックス入
力技術によって行われる。

【００５７】他の形式の直接的な対象操作も、対象の属
性を変更するために用いられうる。例えば、カーソルを
「色」の場所に置けば、対象の色を変更するための色メ
ニューが表示される。この形式の操作は対象の移動を生
ぜしめず、それは、テキスト形式の基礎データに対する
変更に応答してではなく、属性に対する変更に応答して
対象が変更されるという意味において「直接操作」であ
る。付録Ａには、いくつかの他のビュースタイルと、い
かにしてそれらのグラフ対象が操作されうるかと、が記
載されている。

【００５８】ステップ１０９ａにおいては、入力が完了
した時、グラフィックスエンジン１２は、対象によって
表されるデータのための新しい値を宣言し、かつその値
をローカルデータ記憶装置１４に書込む。それに応答し
て、ローカルデータ記憶装置１４は、同じデータを用い
る他のグラフィックスエンジン１２に通知するので、そ
れらは、それらのグラフの外観を更新する。

【００５９】ステップ１０９ｂにおいては、リンクマネ
ージャ１３がデータメッセージをデータベースシステム
１１へ送り、それに対して、それが有する更新される必
要のあるデータ項目のコピーを知らせる。リンクマネー
ジャ１３によるこの作業は、それによるローカルデータ
記憶装置１４の絶え間のない監視により自動的に行われ
る。もし値が変更されれば、リンクマネージャ１３によ
り「フラグ」が検出される。

【００６０】再び図２１の「編集」メニューを参照する
と、他のタスクは、ユーザが、新しいデータ項目の追加
またはデータ項目の削除のような、他のデータ編集タス
クを選択することを可能ならしめる。これらのタスク
は、直接操作によって、またはダイアログボックスによ
って行うことができ、いずれの場合においても、ローカ
ルデータ記憶装置１４の更新と、データベースシステム
１１へのメッセージとを生じる。

【００６１】リンクマネージャの加入者図１６のステップ１０７からステップ１０９までに関連
して上述したように、リンクマネージャ１３は、グラフ
の表示中におけるユーザのデータ編集の後に自動的に呼
出される。それは、更新メッセージをデータベースシス
テム１１と、データを用いる任意のグラフィックスエン
ジン１２とへ送る。従って、データベースシステム１１
は、同じユーザデータを用いる他のグラフィックスエン
ジン１２と同様に、リンクマネージャ１３に対する「加
入者」である。

【００６２】図５に関連して上述された本発明のもう１
つの特徴は、ユーザが、グラフの表示中において、デー
タベースシステム１１などの、他のアプリケーションに
より行われるべき指令を指定しうることである。指令が
指定されると、それは、図５の「指令」メニュー上での
選択によって表示される。図１４に示されているよう
に、ユーザはまた、「メニュー上に包含」を指定するこ
ともでき、これは識別子をして、グラフの表示中に呼出
されるさまざまなグラフィックスエンジン１２のビュー
スタイルの「指令」メニュー上にも出現せしめる。図２
３は、後者の形式の「指令」メニューの例を示す。

【００６３】指令は、指示されたアプリケーションへの
実行メッセージによって行われる。この指示されたアプ
リケーションは、従って、指令を目的とするリンクマネ
ージャ１３に対する「加入者」である。実際の使用にお
いて、任意の形式のアプリケーションプログラムが、指
令を行うために指示されうる。例えば、音声合成器アプ
リケーションは、もしそれがグラフに影響を及ぼすこと
がわかれば、音声プロンプトを発生するように指令され
うる。リンクマネージャ１３、グラフィックスエンジン
１２内に記憶されている指令、および制御指令は、全体
でグラフィックスインタフェースのための通信プロトコ
ルを含む。

【００６４】他のビュースタイル以上の説明は、ガントチャートビュースタイルのための
グラフィックスエンジン１２に関するものであるが、他
のビュースタイルも用いられうる。これらのビュースタ
イルのそれぞれのための、マスタプロセス１５の動作は
同じである。また、図１６と同じ諸ステップが適用可能
である。上述のガントチャートビュースタイルと同様
に、これらのビュースタイルも、編集データのための直
接的な対象操作を可能にする。

【００６５】他の実施例以上においては、本発明を特定の実施例に関して説明し
てきたが、この説明は限定的な意味に解釈されるべきで
はない。開示された実施例のさまざまな改変および別の
実施例は、本技術分野に習熟した者にとっては明らかで
あるはずである。従って、添付の特許請求の範囲は、本
発明の真の範囲に属する全ての改変を含むように考慮さ
れている。

【００６６】付録Ａビュースタイルの規則ガントチャートガントチャートビュースタイルのための規則は、以下の
考慮を取り入れる。ガントビューは、１つは期間開始時
刻を指示し、１つは期間終了時刻を指示する、２つのデ
ータ時刻フィールドを含むレコードを調査しうる。表示
区域は、状態区画、時間行、スタック化ラベル、および
スタック化棒、の４区画に分割される。

【００６７】前記ラベル区画および棒区画は、行に従っ
て論理的に編成される。前記棒区画および時間行区画
は、水平方向の時間的解釈に従って論理的に編成され
る。データ項目毎に２つのグラフ表示、すなわちグラフ
ラベルと、時間間隔の棒とが存在する。ラベルは、前記
ラベル区画内にスタック化されて表示される。棒は、対
応するラベル行内のスタック化された棒区画内に表示さ
れる。

【００６８】時間行表示は、ユーザが示された時刻を容
易に解釈しうるように、時間行区画内に描かれる。垂直
方向にスクロールする時は、時間尺度の表示は移動しな
いが、前記ラベルおよび棒は一緒に移動せしめられる。
水平方向にスクロールする時は、前記ラベルは移動しな
いが、前記棒および前記時間行は一緒に移動する。１行
の高さは、論理的表示点を単位とする高さを示す正の数
として、ユーザにより指定される。

【００６９】前記ラベル区画の幅は、論理的表示点を単
位とする幅を示す正の数として、ユーザにより指定され
る。ラベル対象の寸法は、１行の前記高さと、前記ラベ
ル表示区画の前記幅と、である。前記棒の高さは１行の
前記高さであり、前記棒の幅はデータ項目の開始時刻お
よび終了時刻の時間的解釈に依存する。

【００７０】選択された時、前記棒は、３つの可能な直
接操作の形式を示しうる。直接操作に対するアクセス
は、マウスを前記棒の、左端、右端、および中央に位置
する「ホットポイント」上で移動させることにより行わ
れる。該マウスを押下し、保持し、また移動させること
により、前記棒の寸法は変化せしめられる。マウスのボ
タンが解放された時、該棒の新寸法は、新属性値へ逆翻
訳される。

【００７１】前記棒の左端は、前記時間間隔の開始時刻
を調節する。同様にして、前記右端の移動は前記終了時
刻を調節する。該棒の中央を捕捉すれば、ユーザは、時
間間隔を一定に保ちつつ、前記開始および終了時刻の双
方を調節しうる。直接操作は、ユーザが前記終了時刻を
前記開始時刻以前へ調節することを許さず、また前記開
始時刻を前記終了時刻以後へ調節することも許さない。

【００７２】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。（１）ユーザがコンピュータを用いて、データを示すグ
ラフを表示し、また直接該グラフを操作することにより
該データを編集しうるための方法であって、グラフ対象
およびグラフ属性を表示するための規則の組から構成さ
れるグラフィックスエンジンを記憶するステップと、該
グラフィックスエンジンによりアクセス可能である、ユ
ーザが指定したレコードおよびデータのフィールドから
構成されるローカルデータベースを記憶するステップ
と、前記グラフにより示されるべき、該ローカルデータ
ベース内のレコードの少なくとも１つのレコードタイプ
および該レコードの少なくとも１つのフィールドを指定
するデータを受取るステップと、前記レコードタイプの
それぞれのデータ値をグラフ対象にマッチさせるステッ
プと、前記フィールドのそれぞれのデータ値を前記グラ
フ対象のグラフ属性にマッチさせるステップと、前記グ
ラフ対象およびそれらの対応する属性のそれぞれから構
成されるグラフを表示するステップと、変更されるべき
データ値のユーザによる選択を表すデータを受取るステ
ップと、前記変更されたデータ値を表す、前記ユーザか
らの編集入力を受取るステップと、前記変更されたデー
タ値を示す前記グラフ対象の外観を変更するステップ
と、該変更に従って前記ローカルデータベースを更新す
るステップと、を含む、ユーザがコンピュータを用い
て、データを示すグラフを表示し、また直接該グラフを
操作することにより該データを編集しうるための方法。

【００７３】（２）グラフィックスエンジンを記憶する
前記ステップが、それぞれが異なるビュースタイルを発
生するいくつかのグラフィックスエンジンに対して繰返
されるようになっており、かつ前記ユーザからビュース
タイルの選択を受取るステップ５さらに含む、第１項記
載の方法。

【００７４】（３）ローカルデータベースを記憶する前
記ステップが、外部データベースシステムへのデータ交
換メッセージを発生し、かつ該データベースシステムか
ら前記データを検索するステップに応答する、第１項記
載の方法。（４）編集入力を受取る前記ステップが、前記ユーザか
ら前記変更されたデータ値を表すテキスト形式の入力を
受取ることによって行われる、第１項記載の方法。

【００７５】（５）編集入力を受取る前記ステップが、
前記ユーザによる前記グラフ対象の前記外観の操作に応
答する入力を受取ることによって行われる、第１項記載
の方法。（６）編集入力を受取る前記ステップが、前記
操作を行うためのポインティング手段の前記ユーザによ
る操作に応答する、第５項記載の方法。

【００７６】（７）前記ポインティング手段の前記操作
が、前記グラフ対象の全部または一部の再配置を生ぜし
める、第６項記載の方法。（８）前記グラフ対象が多数の属性を有しており、少な
くとも１つの該グラフ属性と前記フィールドの値との間
の関連のユーザによる指定を受取るステップをさらに含
む、第１項記載の方法。

【００７７】（９）ユーザが、ウィンドウズオペレーテ
ィングシステムを有するコンピュータを用いて、データ
ベースシステムおよびグラフィックスインタフェースを
同時に実行し、それが該データベースシステムからのデ
ータのグラフを表示するようにし、またユーザが該グラ
フを操作することによりデータを変更しうるようにする
ための方法であって、グラフ対象およびグラフ属性を表
示するための規則の組から構成されるグラフィックスエ
ンジンを記憶するステップと、後の諸ステップのそれぞ
れを行うために前記コンピュータの能動ウィンドウを作
成するステップと、前記データベースシステムからデー
タを検索するステップと、該データをローカルデータベ
ース内に、前記グラフィックスエンジンによりアクセス
可能である、レコードおよびフィールドの形式で記憶す
るステップと、前記ローカルデータベース内のレコード
タイプと、該レコードタイプの少なくとも１つのフィー
ルドと、を指定するデータをユーザから受取るステップ
と、前記レコードタイプのそれぞれのデータ値をグラフ
対象にマッチさせるステップと、前記フィールドのそれ
ぞれのデータ値を前記グラフ対象のグラフ属性にマッチ
させるステップと、前記グラフ対象およびそれらの対応
する属性から構成されるグラフを表示するステップと、
変更されるべきデータ値のユーザによる選択を表すデー
タを受取るステップと、前記データ値の１つに対する変
更を表す、前記ユーザからの編集入力を受取るステップ
と、前記変更されたデータ値に従って前記ローカルデー
タベースを更新するステップと、前記変更されたデータ
値に従って前記データベースシステムが更新されるよう
に、前記データベースシステムへのメッセージを発生す
るステップと、を含む、ユーザが、ウィンドウズオペレ
ーティングシステムを有するコンピュータを用いて、デ
ータベースシステムおよびグラフィックスインタフェー
スを同時に実行し、それが該データベースシステムから
のデータのグラフを表示するようにし、またユーザが該
グラフを操作することによりデータを変更しうるように
するための方法。

【００７８】（１０）前記データベースシステムへ供給
され、かつ該データベースシステムによって実行される
べき指定指令をユーザから受取るステップをさらに含
む、第９項記載の方法。（１１）レコードタイプと、前記データベースシステム
内における該レコードタイプへの経路と、を指定するデ
ータをユーザから受取るステップをさらに含み、それに
よって前記レコードタイプの値が変更された時、前記デ
ータベースシステムへのメッセージを発生する前記ステ
ップが自動的に行われるようになっている、第９項記載
の方法。

【００７９】（１２）編集入力を受取る前記ステップ
が、前記変更されたデータ値を表すテキスト形式入力を
前記ユーザから受取ることによって行われる、第９項記
載の方法。（１３）編集入力を受取る前記ステップが、グラフ対象
またはグラフ属性の前記外観の前記ユーザによる操作に
応答する入力を受取ることによって行われる、第９項記
載の方法。

【００８０】（１４）ユーザがコンピュータを用いて、
データを示すグラフを表示し、また直接該グラフを操作
することにより該データを編集しうるための方法であっ
て、グラフ対象およびグラフ属性を表示するための規則
の組から構成されるグラフィックスエンジンを記憶する
ステップと、該グラフィックスエンジンによりアクセス
可能である、ユーザが指定したレコードおよびデータの
フィールドから構成されるローカルデータベースを記憶
するステップと、前記グラフにより示されるべき、該ロ
ーカルデータベース内のレコードの少なくとも１つのレ
コードタイプおよび該レコードの少なくとも１つのフィ
ールドを指定するデータを受取るステップと、前記レコ
ードタイプのそれぞれのデータ値をグラフ対象にマッチ
させるステップと、前記フィールドのそれぞれのデータ
値を前記グラフ対象のグラフ属性にマッチさせるステッ
プと、前記グラフ対象およびそれらの対応する属性のそ
れぞれから構成されるグラフを表示するステップと、変
更されるべきデータ値のユーザの選択を表すデータを受
取るステップと、グラフ対象またはグラフ属性の前記ユ
ーザによる操作を表す、該ユーザからの編集入力を受取
るステップと、前記変更されたデータ値を示す前記グラ
フ対象の外観を変更するステップと、該変更に従って前
記ローカルデータベースを更新するステップと、を含
む、ユーザがコンピュータを用いて、データを示すグラ
フを表示し、また直接該グラフを操作することにより該
データを編集しうるための方法。

【００８１】（１５）前記グラフ対象がガントチャート
の棒であり、編集入力を受取る前記ステップが、１つの
該棒の開始または終了位置の前記ユーザによる再配置に
応答する、第１４項記載の方法。（１６）前記グラフ対象が棒グラフの棒であり、編集入
力を受取る前記ステップが、１つの該棒の前記ユーザに
よる延長または短縮に応答する、第１４項記載の方法。

【００８２】（１７）前記グラフ対象がテーブルのカラ
ムであり、編集入力を受取る前記ステップが、１つの該
カラムの色の前記ユーザによる操作に応答する、第１４
項記載の方法。（１８）前記グラフ対象が画像のラベルであり、編集入
力を受取る前記ステップが、１つの該ラベルの前記ユー
ザによる再配置に応答する、第１４項記載の方法。

【００８３】（１９）前記グラフ対象がツリービューの
ノードであり、編集入力を受取る前記ステップが、１つ
の該ノードに対する前記ユーザによる変更に応答する、
第１４項記載の方法。（２０）前記グラフ対象がネットワークビューのノード
であり、編集入力を受取る前記ステップが、１つの該ノ
ードに対する前記ユーザによる変更に応答する、第１４
項記載の方法。（２１）前記グラフ属性が前記グラフ対象の色であり、
編集入力を受取る前記ステップが、該対象の色に対する
前記ユーザによる変更に応答する、第１４項記載の方
法。

【００８４】（２２）コンピュータシステム２０を用い
てグラフィックスインタフェース１０を実現する方法。
この方法は、データベースシステム１１からのデータの
グラフ１６０を表示し、かつユーザがグラフ１６０の外
観を変化させることにより該データを変更することを可
能ならしめる。グラフ１６０は、前記グラフを構成する
グラフ対象および該対象の属性を発生するための規則を
含む、記憶されているグラフィックスエンジン１２から
発生せしめられる。前記グラフ対象および属性は、デー
タベースシステム１１から供給されたデータにマッチせ
しめられる。もしユーザがグラフ対象を操作すれば、グ
ラフィックスインタフェース１０は、前記変化を新デー
タ値に関連させ、グラフ１６０およびデータベースシス
テム１１内のデータの双方を更新する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の方法を実施するためのプログラミング
の基本成分を示す。

【図２】本発明の方法を実行するためのコンピュータシ
ステムを示す。

【図３】ビュースタイルを構成する諸対象を示す。

【図４】図１のグラフィックスエンジンの諸成分を示
す。

【図５】図１のマスタプロセスにより行われるタスクの
メニューを提示するメニュー行を有する表示画面を示
す。

【図６】図５のメニュー行によって提示されるタスクの
メニューを示す。

【図７】図５のメニュー行によって提示されるタスクの
メニューを示す。

【図８】図５のメニュー行によって提示されるタスクの
メニューを示す。

【図９】図５のメニュー行によって提示されるタスクの
メニューを示す。

【図１０】１つまたはそれ以上のビュースタイルにより
示されるべきデータを指定するためのダイアログボック
スを示す。

【図１１】列挙フィールドタイプの値を指定するための
ダイアログボックスを示す。

【図１２】可能なデータ値とグラフ属性との間の関連を
指定するためのダイアログボックスを示す。

【図１３】図１のリンクマネージャに対するリンキング
命令を指定するためのダイアログボックスを示す。

【図１４】グラフの表示中に実行されうる指令を指定す
るためのダイアログボックスを示す。

【図１５】グラフの表示中に課せられうる制御を指定す
るためのダイアログボックスを示す。

【図１６】本発明に従って、コンピュータを用いてグラ
フを表示し、かつユーザの操作を受入れる諸ステップの
リストを示す。

【図１７】ビュースタイルのユーザによる選択を受取る
ためのダイアログボックスを示す。

【図１８】空白グラフを示す。

【図１９】データフィールドと、特定ビューグラフ対象
および属性と、の間の関連を指定するためのダイアログ
ボックスを示す。

【図２０】図１の１つのグラフィックスエンジンによっ
て発生せしめられたグラフを示す。

【図２１】グラフの表示中にグラフィックスエンジンに
よって行われる「編集」タスクを示す。

【図２２】グラフの表示中にグラフィックスエンジンに
よって行われる「ビュー」タスクを示す。

【図２３】グラフの表示中にグラフィックスエンジンに
よって行われる「指令」タスクを示す。

【図２４】編集のために選択されたグラフ対象を有する
グラフを示す。

【図２５】ユーザの編集入力を受取るためのダイアログ
ボックスを示す。

【図２６】ユーザの編集入力を受取るための第２形式の
ダイアログボックスを示す。

【符号の説明】

１０グラフィックスインタフェース１１データベースシステム１２グラフィックスエンジン１６ウィンドウズオペレーティングシステム２０コンピュータシステム２６ポインティング手段３０ガントチャート３１棒３２ラベル１５０ガントチャート１６０ガントチャート

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者ラーズグレニンガーアメリカ合衆国テキサス州オースチン，スチームボートスプリングスコーブ 1901 (72)発明者ロイドジェイ．アロウアメリカ合衆国テキサス州オースチン，ハイリッジドライブ 4502

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ユーザがコンピュータを用いて、データ
を示すグラフを表示し、また直接該グラフを操作するこ
とにより該データを編集しうるための方法であって、グラフ対象およびグラフ属性を表示するための規則の組
から構成されるグラフィックスエンジンを記憶するステ
ップと、該グラフィックスエンジンによりアクセス可能である、
ユーザが指定したレコードおよびデータのフィールドか
ら構成されるローカルデータベースを記憶するステップ
と、前記グラフにより示されるべき、該ローカルデータベー
ス内のレコードの少なくとも１つのレコードタイプおよ
び該レコードの少なくとも１つのフィールドを指定する
データを受取るステップと、前記レコードタイプのそれぞれのデータ値をグラフ対象
にマッチさせるステップと、前記フィールドのそれぞれのデータ値を前記グラフ対象
のグラフ属性にマッチさせるステップと、前記グラフ対象およびそれらの対応する属性のそれぞれ
から構成されるグラフを表示するステップと、変更されるべきデータ値のユーザによる選択を表すデー
タを受取るステップと、前記変更されたデータ値を表す、前記ユーザからの編集
入力を受取るステップと、前記変更されたデータ値を示す前記グラフ対象の外観を
変更するステップと、該変更に従って前記ローカルデータベースを更新するス
テップと、を含む、ユーザがコンピュータを用いて、デ
ータを示すグラフを表示し、また直接該グラフを操作す
ることにより該データを編集しうるための方法。